平成27年度 大島一般廃棄物管理型最終処分場 管理業務委託 特記仕様書 東京都島嶼町村一部事務組合 (委託の入札等について) こ の 委 託 の 入 札( 又 は 見 積 書 の 提 出 )に 当 っ て は 、私 的 独 占 の 禁 止 及 び 公 正 取 引 の 確 保 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 22 年 法 律 第 54 号 ) 等 に 抵 触 す る 行 為 を 行 っ て は な ら な い 。 特 第1章 総 記 仕 様 書 則 (適用又は準用する基準) 第1条 こ の 特 記 仕 様 書 は 、平 成 2 7 年 度 大 島 一 般 廃 棄 物 管 理 型 最 終 処 分 場 管 理 業 務 委 託(以下「この委託」という。)に適用する 。 2 委 託 者 及 び 受 託 者 は 、 こ の 委 託 の 契 約 書 及 び 契 約 約 款 ( 以 下 「 契 約 書 」 と い う 。) に基づき、設計図書(別添の図面及びこの特記仕様書(この特記仕様書で 適用又は 準 用 す る 仕 様 書 及 び 基 準 が 別 に 存 在 す る 場 合 は 、こ れ を 含 む 。)を い う 。以 下 同 じ 。) に従い、日本国の法令を遵守し、この契約(この契約書及び設計図書を内容とする 委 託 契 約 を い う 。 以 下 同 じ 。) を 履 行 し な け れ ば な ら な い 。 3 こ の 委 託 に よ り 受 託 者 が 履 行 す る 業 務 に 係 る 工 事 及 び 管 理 に 係 る 業 務 は 、一 般 廃 棄 物 の 最 終 処 分 場 及 び 産 業 廃 棄 物 の 最 終 処 分 場 に 係 る 技 術 上 の 基 準 を 定 め る 省 令( 昭 和 5 2 年 総 理 府・厚 生 省 令 第 1 号 、以 下「 基 準 省 令 」と い う 。)第 1 条 第 2 項 の 維 持 管 理の技術上の基準に従って、これを行うものとする。 4 こ の 特 記 仕 様 書 で 定 め る も の の ほ か 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 当 っ て は 、廃 棄 物 最 終 処 分 場 整 備 の 計 画・設 計 要 領( 社 団 法 人 全 国 都 市 清 掃 会 議 )を 参 考 と す る も の とする。 5 こ の 委 託 に 係 る 業 務 に 関 し 、委 託 者 が 準 拠 す べ き 基 準 と し て 指 定 し た 図 書 が あ る 場 合には、当該業務については当該図書の規定を適用するものとする。 6 こ の 契 約 の 履 行 に 関 し て 委 託 者 と 受 託 者 と の 間 で 用 い る 計 量 単 位 は 、設 計 図 書 に 特 別 の 定 め が あ る 場 合 を 除 き 、計 量 法( 平 成 4 年 法 律 第 5 1 号 )に 定 め る と こ ろ に よ る ものとする。 7 こ の 委 託 に 係 る 業 務 の う ち 、こ の 特 記 仕 様 書 の 第 2 章 に 定 め る 業 務 に 係 る 工 事 に つ いては、東京都が制定する東京都土木工事標準仕様書(以下「土木工事標準 仕様書」 と い う 。)の 規 定( 第 1 章 総 則 に 定 め る 規 定 及 び こ の 特 記 仕 様 書 の 第 2 章 に 定 め る 業 務 に 係 る 工 事 に 含 ま れ る 工 種 を 対 象 と す る 規 定 に 限 る 。)を 準 用 す る も の と す る 。こ の 場 合 に お い て 土 木 工 事 標 準 仕 様 書 の 規 定 中 、特 記 仕 様 書 と あ る の は こ の 特 記 仕 様 書 を 、契 約 書 と あ る の は こ の 委 託 の 契 約 書 を 指 し 、契 約 書 の 条 文 番 号 は こ の 委 託 の 契 約 書の対応する条文番号に読み替えて、 同規定を準用するものとする。 8 こ の 委 託 に 係 る 業 務 の う ち 、こ の 特 記 仕 様 書 の 第 3 章 に 定 め る 管 理 に 係 る 業 務 に つ い て は 、東 京 都 下 水 道 局 が 制 定 す る 施 設 管 理 業 務 委 託 標 準 仕 様 書( 以 下「 業 務 委 託 標 準 仕 様 書 」と い う 。)の 規 定( こ の 特 記 仕 様 書 の 第 3 章 に 定 め る 管 理 に 係 る 業 務 に 含 ま れ る 業 務 に 限 る 。)を 準 用 す る も の と す る 。こ の 場 合 に お い て 、業 務 委 託 標 準 仕 様 書 中 、特 記 仕 様 書 と あ る の は こ の 特 記 仕 様 書 を 、当 局 と あ る の は 委 託 者 を 指 す も の と して同規定を準用するものとする。 9 こ の 委 託 の 実 施 に 当 っ て 受 託 者 が 提 出 す る 書 類 の 処 理 に つ い て は 、東 京 都 建 設 局 が 制 定 す る 受 注 者 等 提 出 書 類 処 理 基 準・同 実 施 細 目 の 規 定( こ の 委 託 で 委 託 す る 業 務 を 対象とする規定に限る。)を準用するものとする。 10 業 務 委 託 標 準 仕 様 書 に 規 定 す る 提 出 書 類 が 、前 項 の 規 定 に よ り 提 出 す る 書 類 と 重 複 す る 場 合 に は 、前 項 の 書 類 の 提 出 を も っ て 、当 該 仕 様 書 に 規 定 す る 書 類 の 提 出 と す ることができる。 11 土 木 工 事 標 準 仕 様 書 の 規 定 中 、施 工 計 画 書 に 記 載 す べ き 事 項 と し て 定 め ら れ て い る 事 項 に つ い て 、当 該 事 項 を す べ て 業 務 委 託 標 準 仕 様 書 に 規 定 す る 業 務 計 画 書 に 記 載 し た と き に は 、業 務 委 託 標 準 仕 様 書 に 規 定 す る 業 務 計 画 書 を も っ て 土 木 工 事 標 準 仕 様 書 の 施 工 計 画 書 と す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て は 、こ の 特 記 仕 様 書 、土 木 工 事 標 準 仕 様 書 、受 託 者 等 提 出 書 類 処 理 基 準 そ の 他 の 規 程 の 規 定 中 、「 施 工 計 画 書 」の 字句は「業務計画書」と読み替えて、これらの規定を適用又は準用するものとする。 12 この委託において適用又は準用する規定の中で、「甲」、「乙」及び「請負者」 と い う 文 言 が 用 い ら れ て い る 場 合 に は 、「 甲 」を「 委 託 者 」に 、「 乙 」及 び「 請 負 者 」 を「受託者」に読み替えて、これを適用又は準用することとする。 13 こ の 委 託 に お い て 適 用 又 は 準 用 す る 規 定 の 中 で 、「 発 注 者 」及 び「 受 注 者 」と い う 文 言 が 用 い ら れ て い る 場 合 に は 、「 発 注 者 」を「 委 託 者 」に 、「 受 注 者 」を「 受 託 者」に読み替えて、これを適用又は準用することとする。 14 この特記仕様書の規定及びこの委託において適用又は準用する規定について は、 労 働 者 派 遣 事 業 の 適 正 な 運 営 の 確 保 及 び 派 遣 労 働 者 の 保 護 等 に 関 す る 法 律( 昭 和 6 0 年法律第88号)の規定に抵触しないようこれを解釈するものとする。 15 第7項から第9項までの規定において準用する基準の規定がこの特記仕様書の 規定と抵触する場合においては、この特記仕様書の規定を適用するものとする。 16 本 条 に よ り 準 用 す る 規 定 に つ い て は 、東 京 都 島 嶼 町 村 一 部 事 務 組 合 が 定 め る 条 例 並びに規則又は規程と適合するようこれを解釈するものとする。 17 こ の 委 託 に お い て 、こ の 委 託 の 契 約 約 款 第 1 2 条 第 2 項 の 規 定 に よ り 契 約 金 額 を 変 更 す る 際 の 変 更 金 額 の 算 定 そ の 他 金 額 の 算 定 が 必 要 と な っ た 場 合( 法 令 又 は 設 計 図 書 で 金 額 又 は 金 額 の 算 定 方 法 が 定 め ら れ て い る 場 合 で 、当 該 金 額 又 は 金 額 の 算 定 方 法 に よ り 算 定 し た 金 額 に よ り 契 約 金 額 を 変 更 す る 場 合 を 除 く 。)の 積 算 に つ い て は 、東 京都建設局が定める積算基準その他の積算に関する基準を準用するものとする。 (委託の目的) 第2条 こ の 委 託 は 、東 京 都 島 嶼 町 村 一 部 事 務 組 合 が 管 理 及 び 運 営 す る 大 島 一 般 廃 棄 物 管 理 型 最 終 処 分 場 に お い て 、廃 棄 物 の 埋 め 立 て 処 分 及 び 施 設 の 維 持 管 理 に 係 る 業 務 を 委託するものである。 (委託の履行場所) 第3条 こ の 委 託 に 係 る 業 務 は 、東 京 都 大 島 町 差 木 地 奥 山 1 1 4 6 番 地 9 ほ か に 所 在 す る 大 島 一 般 廃 棄 物 管 理 型 最 終 処 分 場( 以 下「 大 島 処 分 場 」と い う 。)に お い て 履 行 す るものとする。 2 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、受 託 者 は 、業 務 の 内 容 に よ り 必 要 な 場 合 に は 、受 託 者 の 事務所の所在地その他の場所で業務を履行することができる。 (委託の概要) 第4条 受 託 者 は 、大 島 処 分 場 処 分 場 に お け る 委 託 者 の 運 営 及 び 管 理 の 業 務 を 補 助 す る ため、以下の各号の業務を行うものとする。 (1)廃棄物の受け入れ及び埋め立て処分に係る業務 (2)浸出水処理施設の運転管理に係る業務 (3)浸出水処理施設その他の処分場の施設の維持管理に係る業務 (委託の履行期間) 第5条 こ の 委 託 の 履 行 期 間 は 、平 成 2 7 年 4 月 1 日 か ら 同 2 8 年 3 月 3 1 日 ま で と す る 。た だ し 、こ の 特 記 仕 様 書 の 第 2 章 に 定 め る 業 務 に 係 る 工 事 に つ い て 別 途 工 期 を 定 めたときは、当該工期内に工事の目的物を完成させるものとする。 (業務日時の制限) 第6条 こ の 委 託 に 係 る 業 務 の う ち 大 島 処 分 場 処 分 場 の 場 内( 以 下 、本 条 に お い て「 場 内 」と い う 。)で 実 施 す る 業 務 に つ い て は 、国 民 の 祝 日 に 関 す る 法 律( 昭 和 2 3 年 法 律第178号)に定める休日、12月29日から同月31日までの期間、1月2日、 同月3日、日曜日及び土曜日には実施しない。 2 こ の 委 託 に 係 る 業 務 の う ち 場 内 で 実 施 す る 業 務 に つ い て は 、緊 急 の 必 要 が あ る 場 合 を除き、午前8時30分から午後5時15分までの時間において実施するものとす る。 3 前 2 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の う ち 場 内 で 実 施 す る 業 務 に つ い て も 、受 託 者 は 委 託 者 に 1 週 間 以 上 前 に 届 け 出 る こ と に よ り 前 2 項 で 業 務 を 実 施 し な い日又は時間に受託業務を実施することができる。 (監督員) 第7条 委 託 者 は 、地 方 自 治 法( 昭 和 2 2 年 法 律 第 6 7 号 )第 2 3 4 条 の 2 第 1 項 の 規 定 に よ る 契 約 の 適 正 な 履 行 を 確 保 す る た め の 監 督 を 行 う 職 員( 以 下「 監 督 員 」と い う 。) を 定 め た と き は 、そ の 氏 名 を 受 託 者 に 通 知 す る も の と す る 。監 督 員 を 変 更 し た と き も 同様とする。 2 監 督 員 は 、委 託 者 が 必 要 と 認 め て 特 に 委 任 し た も の の ほ か 、こ の 委 託 に 関 し 、次 の 各号に定める権限を有する。 (1)受託者又は受託者の代理人に対する指示、承諾又は協議に関する権限 ( 2 )設 計 図 書 に 基 づ く 業 務 の 履 行 の た め の 詳 細 図 等 の 作 成 及 び 交 付 又 は 受 託 者 が 作 成した詳細図等の承諾 ( 3 )設 計 図 書 に 基 づ く 業 務 の 進 行 管 理 、作 業 又 は 工 事 の 立 会 い 、作 業 又 は 工 事 の 実 施状況の確認、材料、機材又は設備の試験若しくは検査に関する権限 3 委 託 者 は 、2 名 以 上 の 監 督 員 を 置 き 、前 項 の 権 限 を 分 担 さ せ た と き に は 、そ れ ぞ れ の 監 督 員 の 有 す る 権 限 の 内 容 を 、委 託 者 が そ の 権 限 の 一 部 を 委 任 し た と き に は 当 該 委 任した権限の内容を、受託者に通知しなければならない。 4 こ の 委 託 で 準 用 す る 次 の 各 号 の 仕 様 書 の 準 用 に つ い て は 、当 該 各 号 に 定 め る 権 限 は 監督員がこれを有するものとする。 (1)土木工事標準仕様書に規定されている監督員の権限 (2)業務委託標準仕様書に規定されている委託担当者の権限 5 前項の各号に定める権限に関する前項の各号に定める仕様書の規定の準用におい て は 、当 該 規 定 に 定 め る 権 限 は 監 督 員 が こ れ を 行 使 す る も の と し て 、当 該 規 定 を 準 用 するものとする。 (業務責任者の選任及び権限) 第8条 受 託 者 は 、こ の 委 託 の 契 約 約 款 第 5 条 の 規 定 に よ り 業 務 責 任 者( 以 下「 業 務 責 任 者 」と い う 。)を 選 任 し た と き は 、そ の 氏 名 を 文 書 で 委 託 者 に 通 知 す る も の と す る 。 2 業 務 責 任 者 は 、廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 す る 法 律 施 行 規 則( 昭 和 4 6 年 厚 生 省 令 第 3 5 号 、以 下 、本 条 に お い て「 施 行 規 則 」と い う 。)第 1 7 条 第 1 項 の 各 号 の い ず れかに規定する技術管理者に必要な資格要件を満たす者から選任するものとする。 3 前 項 の 場 合 に お い て 、施 行 規 則 第 1 7 条 第 1 項 第 2 号 及 び 同 項 第 3 号 で 準 用 す る 施 行規則第8条の17第2号ロから同号チまでに規定する要件のいずれかを資格要件 と し て 選 任 す る 場 合 に は 、当 該 要 件 に 規 定 す る 廃 棄 物 の 処 理 に 関 す る 技 術 上 の 実 務 に 従 事 し た 経 験 に は 、廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 す る 法 律( 昭 和 4 5 年 法 律 第 1 3 7 号 ) の規定に基づき設置された最終処分場のうち遮水工に遮水シートを用いている最終 処分場において過去10年以内に維持管理の実務に1年以上従事した経験が含まれ ることを要するものとする。 4 第 2 項 の 場 合 に お い て 、施 行 規 則 第 1 7 条 第 1 項 第 4 号 で 規 定 す る 要 件 を 資 格 要 件 と し て 選 任 す る 場 合 に は 、一 般 財 団 法 人 日 本 環 境 衛 生 セ ン タ ー が 発 行 し た 最 終 処 分 場 技術管理士の資格を有する者をから選任するものとする。 5 受 託 者 は 、第 1 項 の 通 知 に 併 せ て 、通 知 に 係 る 業 務 責 任 者 が 前 2 項 に 定 め る 要 件 の うち当該業務責任者に該当する要件を当該業務責任者が満たすことを証する文書を 提出するものとする。 6 こ の 委 託 で 準 用 す る 次 の 各 号 の 仕 様 書 の 準 用 に つ い て は 、当 該 各 号 に 定 め る 権 限 は 業務責任者がこれを有するものとする。 (1)土木工事標準仕様書に規定されている現場代理人及び主任技術者の権限 (2)業務委託標準仕様書に規定されている 現場管理者の権限 7 前項の各号に定める権限に関する前項の各号に定める仕様書の規定の準用におい て は 、業 務 責 任 者 が 現 場 代 理 人 及 び 主 任 技 術 者 並 び に 現 場 管 理 者 の 権 限 を 行 使 す る も のとして、当該規定を準用するものとする。 8 第1項から第5項までの規定は、業務責任者の変更にこれを準用する。 (業務責任者等に対する措置要求) 第9条 委 託 者 又 は 監 督 員 は 、業 務 責 任 者 が そ の 権 限 に 属 す る 職 務 の 執 行 に つ き 著 し く 不 適 当 と 認 め ら れ る と き は 、受 託 者 に 対 し て 、そ の 理 由 を 明 示 し て 、必 要 な 措 置 を と ることを請求することができる。 2 委 託 者 又 は 監 督 員 は 、受 託 者 が 受 託 業 務 を 履 行 す る た め に 使 用 し て い る 従 業 員 及 び 作業員その他の者で受託業務の履行につき著しく不適当と認められる者があるとき に は 、受 託 者 に 対 し て 、そ の 理 由 を 明 示 し て 、必 要 な 措 置 を と る こ と を 請 求 す る こ と ができる。 3 受 託 者 は 、前 2 項 の 規 定 に よ る 請 求 が あ っ た と き は 、速 や か に 、当 該 請 求 に 係 る 事 項について決定し、その結果を委託者に通知しなければならない。 (材料及び薬品の品質及び検査) 第10条 こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 用 い る 材 料 及 び 薬 品( 委 託 者 が 購 入 し 、支 給 し たものは除く。以下、本条(第4項を除く。)において同じ。)の品質については、 設 計 図 書 に 定 め る と こ ろ に よ る 。設 計 図 書 に そ の 品 質 が 明 示 さ れ て い な い 場 合 は 、中 等の品質を有するものとする。 2 受託者は、設計図書において委託者又は監督員の検査を受けて使用するものと指 定された材料及び薬品については、当該検査に合格したものを使用しなけ ればなら ない。この場合において、当該検査に直接要する費用は、受託者 の負担とする。 3 受託者又は監督員は、受託者から前項の検査を求められたときは、遅滞なくこれ に応じなければならない。 4 受託者は、処分場内に搬入した材料又は薬品を監督員の承諾を受けないで処分場 外に搬出してはならない。 5 前項の規定にかかわらず、受託者は、第2項の検査の結果不合格と決定された材 料又は薬品については、遅滞なく処分場外に搬出しなければならない。 6 前項の搬出に要する費用その他不要となった材料又は薬品の処分に要する費用は 受託者がこれを負担するものとする。 (臨機の措置) 第11条 受託者は、災害防止等のため必要があると認めるときは、臨機の措置をと らなければならない。この場合において、 受託者は、あらかじめ委託者の意見を聴 かなければならない。ただし、緊急やむを得ない事情があるときは、この限りでな い。 2 前項の場合においては、受託者は、当該措置の内容を委託者に直ちに通知しなけ ればならない。 3 委託者は、災害防止その他この委託に係る業務の履行上特に必要があると認める ときは、受託者に対して臨機の措置をとることを請求することができる。 4 受託者が第1項又は前項の規定により臨機の措置をとった場合において、当該措 置に要した費用のうち受託者が契約金額の範囲内において負担することが適当でな いと委託者が認める部分については、委託者が負担する。 (第三者に及ぼした損害) 第12条 この委託に係る業務の履行に伴い第三者に損害を及ぼしたときは、受託者 がその損害を賠償しなければならない。ただし、その損害(火災保険その他の保険 等 に よ り て ん 補 さ れ た 部 分 を 除 く 。以 下 こ の 条 に お い て 同 じ 。)の う ち 委 託 者 の 責 め に帰すべき事由により生じたものについては、委託者が負担する ものとする。 2 前項の規定にかかわらず、この委託に係る業務の履行に伴う通常避けることがで きない事由により第三者に損害を及ぼしたときは、委託者がその損害を負担しなけ ればならない。ただし、その損害のうち受託者が善良な管理者の注意義務を怠っ た ことにより生じたものについては、受託者が負担する。 3 前 項 の 規 定 に よ り 受 託 者 が 損 害 を 負 担 す べ き と す る 場 合 に は 、そ の 原 因 及 び 根 拠 等 を整理して、その負担の有無及び賠償額について委託者と協議しなければならない。 4 第1項及び第2項の場合その他業務の履行について第三者との間に紛争を生じた 場合においては、受託者は、誠意をもって被害者に対応するとともに、委託者及び 受託者は協力してその処理解決に当たるものとする。 5 前 4 項 の 規 定 は 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 完 了 後 に 発 生 し た 損 害 に つ い て も 、当 該 業 務に起因するものについてはこれを適用するものとする。 (関連業務又は工事との調整) 第13条 委 託 者 は 、委 託 者 が 第 三 者 に 発 注 す る 業 務 の 履 行 又 は 工 事 の 施 工 が 、こ の 委 託に係る業務の履行に密接に関連する場合においては、必要な調整を行うものとす る 。こ の 場 合 に お い て 、受 託 者 は 、委 託 者 の 調 整 に 従 い 、当 該 第 三 者 の 行 う 業 務 の 履 行又は工事の施工に協力しなければならない。 (個人情報の取扱い) 第14条 こ の 委 託 で 受 託 者 が 業 務 に 関 し 作 成 し 又 は 取 得 し た 情 報 に つ い て は 、東 京 都 島 嶼 町 村 一 部 事 務 組 合 個 人 情 報 の 保 護 に 関 す る 条 例( 平 成 1 8 年 東 京 都 島 嶼 町 村 一 部 事 務 組 合 条 例 第 1 0 号 )の 規 定 の 適 用 に お い て は 受 託 事 務 に 従 事 し て い る 者 も し く は 従事していた者が作成し又は取得した情報として扱う。 2 受 託 者 は 、委 託 者 が 貸 与 す る 資 料 に 記 載 さ れ た 個 人 情 報 及 び 当 該 委 託 業 務 に 関 し て 知り得た個人情報を委託者の許可なく複写若しくは複製し又は第三者へ提供しては ならない。 3 受 託 者 は 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 際 し て 、個 人 情 報 が 記 載 さ れ た 資 料( 電 子 媒 体 に 記 録 さ れ た も の を 含 む 。)を 入 手 又 は 作 成 し た 場 合 に は 、こ れ を 委 託 者 に 報 告 しなければならない。 4 前 項 の 場 合 に お い て 、受 託 者 は 、監 督 員 の 指 示 に 従 い 、当 該 報 告 に 係 る 資 料 を 保 存 、 廃棄又は提出するものとする。 (情報セキュリティの確保) 第15条 こ の 委 託 に 伴 う 電 子 情 報 の 取 扱 い に 関 し て は 、受 託 者 は 、東 京 都 が 制 定 す る 東京都情報セキュリティ基本方針及び東京都情報セキュリティ対策基準と同等以上 の水準で情報セキュリティを確保しなければならない。 2 受 託 者 の 故 意 又 は 過 失 に よ り 、前 項 の 情 報 セ キ ュ リ テ ィ が 確 保 さ れ ず 、こ れ に よ り 委 託 者 が 損 害 を 被 っ た 場 合 に は 、委 託 者 は 受 託 者 に 損 害 の 賠 償 を 請 求 す る こ と が で き る。 3 前項の損害の額は、委託者が実際に被った損害の額とする。 (資料の貸与及び返還) 第16条 こ の 委 託 の 履 行 に 必 要 な 完 成 図 書 、報 告 書 そ の 他 の 資 料 は 受 託 者 に 無 償 で 貸 与 す る も の と す る 。こ の 場 合 に お い て 委 託 者 が 当 該 貸 与 物 の 返 還 を 求 め た と き は 、受 託者は無条件でこれを返還しなければならない。 2 受 託 者 は 、契 約 期 間 の 満 了 時 ま で に 、委 託 者 よ り 貸 与 さ れ た 資 料 を 全 て 返 還 し な け ればならない。 3 前 2 項 の 返 還 に お け る 引 き 渡 し の 場 所 そ の 他 の 返 還 の 方 法 に つ い て は 、監 督 員 の 指 示によるものとする。 (経費の負担) 第17条 こ の 委 託 の 履 行 に 必 要 な 経 費 は 、以 下 の 各 号 に 定 め る 経 費 を 除 き 受 託 者 の 負 担とする。 (1)電気、ガス、水道その他の光熱費 (2)電話その他の通信費 (3)事務用備品の購入費 (4)浸出水処理施設の運転に伴い必要となる消耗品及び備品の購入費 (5)浸出水の処理に用いる薬品の購入費 ( 6 )浸 出 水 処 理 施 設 の 設 備 及 び 建 物 の 維 持 管 理 に 必 要 と な る 材 料 及 び 備 品 の 購 入 費 (7)水質検査に用いる計測機器の購入費 2 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、設 計 図 書 に 前 項 と 異 な る 経 費 の 負 担 が 定 め ら れ て い る 場 合には、当該定めによるものとする。 (委託に係る作成物の取扱い) 第18条 受 託 者 は 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 際 し 著 作 権 法( 昭 和 4 5 年 法 律 第 4 8 号 、以 下「 著 作 権 法 」と い う 。)第 2 条 第 1 項 第 1 号 に 規 定 す る 著 作 物( 以 下「 著 作 物 」と い う 。)を 作 成 し た 場 合 に は 、当 該 著 作 物 に 係 る 同 法 第 2 1 条 か ら 第 2 8 条 ま で に 規 定 す る 権 利 を 、当 該 著 作 物 の 引 き 渡 し と 同 時 に 、委 託 者 に 無 償 で 譲 渡 す る も のとする。 2 委 託 者 は 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 関 し 受 託 者 が 作 成 し た も の に つ い て 引 き 渡 し を 受 け た 後 に は 、い つ で も こ れ を 公 表 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、受 託 者 が 作 成 し た も の が 著 作 物 に 当 る と き に は 、受 託 者 は 、当 該 公 表 に 同 意 す る も の と す る。 3 委 託 者 は 、受 託 者 の 承 諾 を 得 て 、受 託 者 が 著 作 物 に 表 示 し た 著 作 の 名 義 を 変 更 す る ことができる。 4 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、委 託 者 は 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 関 し 受 託 者 が 作 成 し た も の の 一 部 を 利 用 す る 場 合 に お い て 、当 該 部 分 に 受 託 者 が 名 義 を 表 示 し て い る と き に は 、当 該 名 義 を 委 託 者 の 名 義 に 変 更 し 又 は 名 義 を 表 示 せ ず に 当 該 作 成 物 の 部 分 を 利 用 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、当 該 作 成 し た も の が 著 作 物 に 当 る と き には、受託者は、著作物の名義の変更に同意するものとする。 5 委 託 者 は 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 関 し 受 託 者 が 作 成 し た も の に つ い て 引 き 渡 し を 受 け た 後 に は 、い つ で も こ れ を 改 変 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て 、受 託 者 が 作 成 し た も の が 著 作 物 に 当 る と き に は 、受 託 者 は 、当 該 改 変 に 同 意 す る も の と す る。 6 受 託 者 は 、委 託 者 の 承 諾 を 受 け な け れ ば 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 関 し 作 成 さ れたものを使用若しくは複写し又は公表してはならない。 7 委 託 者 は 、受 託 者 が こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に 関 し 著 作 権 法 第 1 0 条 第 1 項 第 9 号に規定するプログラムの著作物又は同法第12条の2に規定するデータベースの 著作物を作成した場合には、受託者の承諾を得てこれを利用することができる。 (契約上の義務が履行されない場合の 契約内容の変更) 第19条 委 託 者 は 、こ の 契 約 の 契 約 約 款 第 1 6 条 第 1 項 第 1 号 、同 項 第 3 号 又 は 同 項 第5号に該当する場合その他契約上の義務の不履行又は不適切な履行により処分場 の 適 正 な 運 営 管 理 に 支 障 が 生 じ 、又 は 生 じ る 恐 れ が あ る 場 合 に は 、受 託 者 に 対 し 義 務 の履行又は適切な履行その他の改善を指示することができる。 2 前 項 の 指 示 に か か わ ら ず 受 託 者 が 改 善 を 行 わ ず 、こ れ に よ り 処 分 場 の 適 正 な 運 営 管 理 に 支 障 が 生 じ 、又 は 生 じ る 恐 れ が あ る 場 合 に は 、あ ら か じ め 受 託 者 に 通 知 し た う え で 、委 託 者 は 自 ら 、又 は 他 の 者 に 委 託 し て 、当 該 改 善 の 指 示 に 係 る 業 務 を 履 行 し 、又 は履行させることができる。 3 前 項 の 規 定 に よ り 、委 託 者 が 自 ら 、又 は 他 の 者 に 委 託 し て 、当 該 改 善 の 指 示 に 係 る 業 務 を 履 行 し 、又 は 履 行 さ せ た と き は 、当 該 履 行 に 要 し た 費 用 を 契 約 金 額 か ら 差 し 引 くことができる。 4 前 項 に 定 め る も の の ほ か 、受 託 者 の 業 務 の 不 履 行 そ の 他 の 契 約 上 の 義 務 の 不 履 行 に より委託者に損害が生じたときには、受託者はその損害を賠償しなければならない。 5 本 条 の 規 定 は 、委 託 者 が こ の 契 約 の 契 約 約 款 第 1 6 条 に 定 め る 解 除 権 を 行 使 す る こ とを妨げるものではない。 (契約金額の変更に代える設計図書の変更) 第20条 委託者は、この委託の契約約款第12条第2項の 規定により契約金額を増 額すべき場合又は費用を負担すべき場合において、特別の理由があるときは、契約 金額の増額又は負担額の全部又は一部に代えて設計図書を変 更することができる。 この場合において、設計図書の変更内容は、受託者と委託者とが協議して定める。 ただし、協議が整わない場合には、委託者が定め、受託 者に通知する。 (日程変更に伴う追加的旅費の負担) 第21条 航 空 機 又 は 船 舶 の 欠 航 、立 会 い 者 の 日 程 調 整 そ の 他 の 理 由 に よ り 業 務 の 日 程 に変更が生じた場合に追加的に必要となった 受託者の旅費は受託者が負担するもの とする。 (受託者に帰責事由がある費用増加の負担) 第22条 こ の 委 託 に 係 る 業 務 が 契 約 時 よ り 増 加 し た 場 合 に お い て 、そ の 原 因 が 受 託 者 の 責 め に 帰 す る も の で あ る 場 合 に は 、そ の 業 務 の 増 加 に 係 る 一 切 の 費 用 は 受 託 者 が 負 担するものとする。 (立会い及び検査に関する特例) 第23条 こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に お い て 、設 計 図 書 に よ り 監 督 員 に よ る 立 会 い 又 は委託者の検査が必要とされている場合において、委託者から申し出がある場合に は 、監 督 員 に よ る 立 会 い 又 は 委 託 者 の 検 査 に 代 え て 、委 託 者 が 指 定 し た 者 が 立 会 い 又 は 検 査 し 、こ れ を 監 督 員 又 は 委 託 者 か ら 検 査 を 命 じ ら れ た 職 員( 以 下「 検 査 員 」と い う 。)が 電 子 情 報 処 理 組 織 を 利 用 す る 方 法 そ の 他 の 情 報 通 信 の 技 術 を 利 用 す る 方 法 を 用 い て 確 認 す る 方 法 に よ り 、こ れ を 行 う こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て は 、委 託 者 は事前に当該方法により確認を行う旨並びに 立会い者の所属及び氏名を受託者に通 知するものとする。 2 前 項 に 定 め る 場 合 の ほ か 、こ の 委 託 に 係 る 業 務 の 履 行 に お い て 、設 計 図 書 に よ り 監 督 員 に よ る 立 会 い 又 は 委 託 者 の 検 査 が 必 要 と さ れ て い る 場 合 に お い て 、委 託 者 か ら 申 し 出 が あ る 場 合 に は 、監 督 員 に よ る 立 会 い 又 は 委 託 者 の 検 査 に 代 え て 、委 託 者 が 指 定 し た 者 が 立 会 い 又 は 検 査 し 、そ の 結 果 を 、監 督 員 又 は 検 査 員 が 映 像 又 は 画 像 若 し く は 立 会 い 者 か ら の 報 告 に よ り 確 認 す る 方 法 に よ り こ れ を 行 う こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て は 、委 託 者 は 事 前 に 当 該 方 法 に よ り 確 認 を 行 う 旨 を 受 託 者 に 通 知 す る も の と す る。 3 前 2 項 の 方 法 に よ り 確 認 す る と き に は 、受 託 者 は 監 督 員 又 は 検 査 員 が 必 要 な 確 認 を 行えるよう、監督員又は委託者に協力しなければならない。 4 受 託 者 は 、第 1 項 又 は 第 2 項 の 方 法 に よ り 確 認 し た 場 合 で 、委 託 者 が 必 要 と 認 め た と き に は 、監 督 員 の 指 示 す る と こ ろ に よ り 当 該 確 認 で 用 い た 映 像 又 は 画 像 に よ る 記 録 を整理及び保存し、委託者が提出を求めたときには、これを提出する ものとする。 第 2章 第1 節 業務に係る工事 総則 (工事の範囲) 第24条 こ の 委 託 に 係 る 業 務 に 係 る 工 事 は 、廃 棄 物 の 埋 め 立 て 処 分 に 係 る 業 務 の う ち の廃棄物の受け入れ及び埋め立て工事並びに施設の維持管理に係る業務のうち処分 場施設維持業務に係る工事とする。 2 廃 棄 物 の 受 け 入 れ 及 び 埋 め 立 て 工 事 は 、搬 入 さ れ た 廃 棄 物 の 積 み 替 え 及 び 埋 立 地 へ の運搬に係る工事並びに埋立地における積み降ろし及び埋め立て及び覆土の施工に 係る工事とする。 3 処 分 場 施 設 維 持 業 務 に 係 る 工 事 は 、雨 水 集 排 水 施 設 及 び そ の 周 辺 の 除 草 及 び 清 掃 に 係る工事とする。 4 第 2 項 の 搬 入 さ れ た 廃 棄 物 の 積 み 替 え に 係 る 工 事 は 、処 分 場 内 の 積 み 替 え 作 業 場 に おいて、廃棄物を場内運搬用の車両に積み替える作業とする。 5 第 2 項 の 埋 立 地 へ の 運 搬 に 係 る 工 事 は 、場 内 運 搬 用 の 車 両 に よ っ て 、廃 棄 物 を 処 分 場 内 の 積 み 替 え 作 業 場 か ら 埋 立 地 ま で 運 搬 す る 作 業 を 内 容 と し 、埋 立 地 に 到 着 し た 廃 棄物を目的物とする工事とする。 6 第 2 項 の 埋 立 地 に お け る 積 み 降 ろ し 及 び 埋 め 立 て に 係 る 工 事 は 、前 項 に よ り 運 搬 さ れ た 廃 棄 物 を 積 み 降 ろ し 、埋 め 立 て る 作 業 を 内 容 と し 、委 託 者 の 定 め る 埋 立 計 画 に 従 って埋め立てられた状態の廃棄物を目的物とする工事とする。 7 第 2 項 の 覆 土 の 施 工 に 係 る 工 事 は 、前 項 の 規 定 に よ り 埋 め 立 て た 廃 棄 物 の 飛 散 を 防 止するために埋め立てた廃棄物を覆うように土砂を埋め戻す作業及び当該作業に必 要 な 土 砂 の 調 達 に 係 る 運 搬 及 び 仮 置 き に 係 る 作 業 を 内 容 と し 、委 託 者 の 定 め る 埋 立 計 画に従って施工された覆土を目的物とする工事とする。 8 第 3 項 の 雨 水 集 排 水 施 設 及 び そ の 周 辺 の 除 草 及 び 清 掃 に 係 る 工 事 は 、雨 水 集 排 水 施 設周辺における除草及び当該施設に堆積した土砂その他の堆積物の 除去を行うこと に よ り 、周 辺 の 衛 生 環 境 及 び 当 該 施 設 の 機 能 の 維 持 を 図 る 作 業 を 内 容 と し 、衛 生 環 境 及び機能が回復された雨水集排水施設及びその周辺 の良好な衛生環境を目的物とす る工事とする。 (契約約款の適用基準) 第25条 業 務 に 係 る 工 事 の 施 工 に つ い て は 、こ の 委 託 の 契 約 約 款 の う ち 委 託 業 務 に つ い て 規 定 し て あ る も の に つ い て は 、業 務 に 係 る 工 事 の 施 工 に つ い て 規 定 し て い る も の として、これを適用するものとする。 (任意仮設及び責任施工) 第26条 仮 設 、施 工 方 法 そ の 他 工 事 の 目 的 物 を 完 成 す る た め に 必 要 な 一 切 の 手 段 に つ い て は 、こ の 委 託 の 設 計 図 書 に 特 別 の 定 め が あ る 場 合 を 除 き 、受 託 者 が そ の 責 任 に お いてこれを定めるものとする。 (監督員の立会い及び工事記録の整備) 第27条 受 託 者 は 、設 計 図 書 に お い て 監 督 員 の 立 会 い を 受 け て 施 工 す る も の と 指 定 さ れた工事については、当該立会いを受けて施工しなければならない。 2 受託者は、前項の規定により必要とされる監督員の立会いを受けるほか、委託者 が特に必要があると認めて設計図書において工事写真等の記録を整備するものと指 定した工事の施工をするときは、設計図書に定めるところにより、当該工事写真等 の記録を整備し、監督員の請求があったときは、遅滞なくこれを提出しなければな らない。 4 監督員は、受託者から第1項の立会いを請求されたときは、遅滞なくこれに応じ なければならない。 5 第 1 項 又 は 第 2 項 の 場 合 に お い て 、工 事 写 真 等 の 記 録 の 整 備 に 直 接 要 す る 費 用 は 、 受託者の負担とする。 (設計図書不適合の場合の改善義務等) 第28条 受託者は、工事の施工が設計図書に適合しない場合において、 監督員がそ の改善を請求したときは、当該請求に従わなければならない。この場合において、 当該不適合が監督員の指示によるときその他委託者の責めに帰すべき事由によると きは、委託者は、必要があると認められるときは契約金額を変更し、又は受託者に 損害を及ぼしたときは必要な費用の負担をしなければならない。 2 委託者又は監督員は、受託者が第10条第2項又は前条第1項若しくは同条第2 項の規定に違反した場合において、必要があると認められるときは、工事の施工部 分を掘削若しくは破壊して検査し、又は確認することができる。 3 前項に規定するほか、委託者又は監督員は、工事の施工部分が設計図書に適合し な い と 認 め ら れ る 相 当 の 理 由 が あ る 場 合 に お い て 、必 要 が あ る と 認 め ら れ る と き は 、 当該相当の理由を受託者に通知して、工事の施工部分を最小限度 掘削若しくは破壊 して検査し、又は確認することができる。 4 前 2 項 の 場 合 に お い て 、検 査 等 及 び 復 旧 に 直 接 要 す る 費 用 は 受 託 者 の 負 担 と す る 。 (条件変更等) 第29条 受託者は、工事の施工に当たり、次の各号のいずれかに該当する事実を発 見したときは、その旨を直ちに監督員に通知し、その確認を請求しなければならな い。 (1)図面と仕様書が一致しないこと(これらの優先順位が定められている場合を 除 く 。)。 (2)設計図書に誤びゅう又は脱漏があること。 (3)設計図書の表示が明確でないこと。 (4)工事現場の状況、施工上の制約その他の設計図書に示された自然的又は人為 的な施工条件と実際の工事現場が相違すること。 (5)設計図書で明示されていない施工条件について予期することのできない特別 な状態が生じたこと。 2 監督員は、前項の規定による確認を請求されたとき、又は自ら同項各号に掲げる 事 実 を 発 見 し た と き は 、受 託 者 の 立 会 い の 上 、直 ち に 調 査 を 行 わ な け れ ば な ら な い 。 ただし、受託者が立会いに応じない場合には、受託者の立会いを得ずに行うことが できる。 3 委 託 者 は 、調 査 の 結 果( こ れ に 対 し て と る べ き 措 置 を 指 示 す る 必 要 が あ る と き は 、 当 該 指 示 を 含 む 。)を と り ま と め 、調 査 の 終 了 後 速 や か に 、そ の 結 果 を 受 託 者 に 通 知 しなければならない。 4 前項の調査の結果、第1項の事実が委託者と受託者との間において確認された場 合は、委託者は、必要があると認められるときは、設計図書の訂正又は変更を行わ なければならない。 5 前項の規定により設計図書の訂正又は変更が行われた場合に おいて、委託者は、 必要があると認められるときは契約金額を変更しなければならない。 (設計図書の変更) 第30条 委託者は、必要があると認めるときは、設計図書の変更内容を受託者に通 知して、設計図書を変更することができる。この場合において、委託者は、必要が あると認められるときは、契約金額を変更し、又は受託者に損害を及ぼしたときは 必要な費用を負担しなければならない。 (非常事態発生時の対応) 第31条 受 託 者 は 、事 故 そ の 他 の 非 常 事 態 の 発 生 に 備 え 、必 要 な 対 策 を 講 じ て お か な ければならない。 2 前項の対策には、非常事態の発生の有無の確認を行うための準備も含むものとす る。 3 受 託 者 は 、非 常 事 態 が 発 生 し た 場 合 に は 、応 急 措 置 を 施 し た う え で 、速 や か に 委 託 者に発生状況及び対応状況を報告し、その指示に従わなければならない。 (局地的集中豪雨等に対する安全管理対策) 第32条 受 託 者 は 、局 地 的 集 中 豪 雨 、突 風 そ の 他 の 異 常 な 気 象 現 象 に 起 因 す る 危 険 か ら作業員の安全を確保しなければならない。 2 受 託 者 は 、前 項 に 規 定 す る 安 全 を 確 保 す る た め 、少 な く と も 以 下 の 各 号 の 安 全 管 理 に関する事項につき施工計画書に規定し、監督員の承諾を得なければならない 。 一 気象情報等の取得体制の構築と作業中止等の判断への活用手順 二 作業中止の判断基準 (工事の中止) 第33条 暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、地すべり、落盤、火災、騒乱、暴動その 他 の 自 然 的 若 し く は 人 為 的 な 事 象( 以 下「 天 災 等 」と い う 。)で あ っ て 、受 託 者 の 責 めに帰すことができないものにより工事目的物等に損害を生じ若しくは工事現場の 状態が変動したため、受託者が工事を施工できないと認められるとき、又は第 29 条第1項の事実についての確認が、委託者と受託者との間で一致しない場合におい て、受託者が工事を施工することができないと認められるときは、委託者は、工事 の中止について直ちに受託者に通知して、工事の全部又は一部の施工を一時中止さ せなければならない。 2 委託者は、前項の規定によるほか、必要があると認めるときは、工事の中止につ い て 受 託 者 に 通 知 し て 、工 事 の 全 部 又 は 一 部 の 施 工 を 一 時 中 止 さ せ る こ と が で き る 。 3 委託者は、前2項の規定により工事の施工を一時中止させた場合において、必要 があると認められるときは契約金額を変更し、又は受託者が工事の続行に備え工事 現場等を維持するために増加費用を必要としたとき若しくは受託者に損害を及 ぼし たときは必要な費用を負担しなければならない。 (検査及び引渡し) 第34条 受託者は、廃棄物の受け入れ及び埋め立て工事についてこの委託の契約約 款第7条第1項の規定により検査を受ける場合には、同条第4項及び同条第5項の 規定にかかわらず、第44条に定める作業報告により、完了届があった日までの出 来形を委託者が確認する方法によりこれを行うことができる。 2 受託者は、処分場施設維持業務に係る工事について工事が完了したときには、当 該工事について完了届を提出し、この委託の契約約款第7条第1項の規定による検 査を受けるものとする。 3 前2項の規定にかかわらず、委託者は、必要があると認めるときは、受託者に通 知の上、その立会いを求め、検査を行うことができる。この場合において、委託者 は、必要があると認められるときは、その理由を通知して、工事目的物を最小限度 掘削又は破壊して検査することができる。 3 受託者は、前項の検査に立ち会わなかったときは、検査の結果について異議を申 し立てることができない。 4 検査に要する費用及び検査のため変質、変形、消耗又は毀損したものを原状に復 する費用は、全て受託者の負担とする。 5 第1項又は第2項の検査に合格したときをもって、 第1項の検査については完了 届があった日までの出来形に係る部分、第2項の検査については完了届で届け出た 部分について工事目的物が完成し、引渡しを完了したものとする。この場合におい て、工事目的物が受託者の所有に属するときは、その所有権は、引渡しにより委託 者に移転する。 (部分使用) 第35条 委託者は、前条第5項の規定による引渡し前においても、工事目的物の全 部又は一部を受託者の承諾を得て使用することができる。 2 前項の場合においては、委託者は、その使用部分を善良な管理者の注意 をもって 使用しなければならない。 3 委託者は、第1項の規定により工事目的物の全部又は一部を使用したことによっ て受託者に損害を及ぼしたときは、必要な費用を負担しなければならない。 (かし担保) 第36条 委託者は、工事目的物にかしがあるときは、受託者に対して相当の期間を 定めてそのかしの修補を請求し、又は修補に代え若しくは修補とともに損害の賠償 を請求することができる。ただし、かしが重要ではなく、かつ、その修補に過分の 費用を要すると委託者が判断するときは、委託者は、修補を請求することができな い。 2 前項の規定によるかしの修補又は損害の賠償の請求は、第3 3条第5項の規定に よる引渡しを受けた日から2年以内に、これを行わなければならない。ただし、前 項のかしが受託者の故意又は重大な過失により生じた場合は、請求を行うことので きる期間は10年とする。 3 委託者は、工事目的物が第1項のかしにより滅失又は毀損したときは、前項 に定 める期間内で、かつ、その滅失又は毀損の日から6月以内に第1項の権利を行使し なければならない。 4 第1項の規定は、工事目的物のかしが支給材料の性質又は委託者若しくは監督員 の指図により生じたものであるときは適用しない。ただし、受託者がその材料又は 指図の不適当であることを知りながらこれを通知しなかったときは、この限りでな い。 5 受託者がかしの修補に応じないときは、委託者は、受託者の負担でこれを修補す ることができる。なお、このために受託者に損害が生じても、委託者は、その賠償 の責めを負わない。 (施設破損時の措置) 第37条 受 託 者 は 、工 事 の 施 工 に 当 っ て は 、埋 立 地 内 の 遮 水 層 そ の 他 の 施 設 に 損 傷 を 与えないよう細心の注意を払わなければならない。 2 受 託 者 は 、故 意 又 は 過 失 に よ り 埋 立 地 内 の 遮 水 層 そ の 他 の 施 設 に 損 傷 を 与 え た 場 合 に は 、委 託 者 の 指 示 に 従 い 、受 託 者 の 負 担 に よ り 補 修 そ の 他 必 要 な 措 置 を し な け れ ば ならない。 3 前 項 の 場 合 に お い て 、当 該 損 傷 の た め 処 分 場 の 業 務 に 支 障 が 生 じ た こ と に よ っ て 損 害が生じた場合には、受託者は当該損害についても賠償するものとする。 4 第 2 項 の 故 意 又 は 過 失 は 、当 該 損 傷 が 第 三 者 に よ る 行 為 又 は 天 災 そ の 他 の 不 可 抗 力 に よ る も の で あ る こ と が 明 ら か な 場 合 を 除 い て は 、受 託 者 に お い て こ れ が あ る も の と 推定する。 5 受 託 者 は 、第 1 項 の 損 傷 を 防 ぐ た め 、委 託 者 か ら 作 業 方 法 に つ い て 指 示 が あ っ た 場 合には、これに従わなければならない。 6 受 託 者 は 、故 意 又 は 過 失 の 有 無 に か か わ ら ず 、埋 立 地 内 の 遮 水 層 そ の 他 の 施 設 に お い て 破 損 そ の 他 そ の 機 能 を 損 ね る 又 は 損 ね る 恐 れ の あ る 状 況 を 認 め た と き に は 、直 ち に委託者に報告し、その指示に従わなければならない。 (工事に伴う給水及び排水) 第38条 受 託 者 は 、工 事 の 施 工 に あ た り 給 水 を 必 要 と す る 場 合 に は 、監 督 員 の 指 定 す る取水方法によることとする。 2 前項の給水は、無償でこれを供給するものとする。 3 受 託 者 は 、理 由 の 如 何 を 問 わ ず 、浸 出 水 処 理 施 設 で 処 理 さ れ て い な い 水 を 浸 出 水 処 理施設で処理されない方法で周辺環境に排出してはならない。 (工事用材料及び資機材の調達及び点検管理) 第39条 2 工事に用いる資機材は、受託者において調達するものとする。 受 託 者 は 、工 事 に 用 い る 資 機 材 を 選 定 し よ う と す る と き に は 、そ の 一 覧 を 監 督 員 に 提 出 し て 、処 分 場 の 遮 水 機 能 へ の 影 響 の 有 無 そ の 他 の 処 分 場 の 管 理 上 の 支 障 の 有 無 に つき、委託者の確認を受けなければならない。 3 前 項 の 確 認 は 、工 事 の 施 工 に お い て 発 生 し た 事 故 に つ き 、受 託 者 の 責 任 を 除 却 す る ものと解釈してはならない。 4 受 託 者 は 、日 常 の 整 備 点 検 そ の 他 の 方 法 に よ り 、工 事 に 用 い る 資 機 材 が 常 に 正 常 に 作動できるように整備して置かなければならない。 (工事用材料及び資機材の保管) 第40条 受 託 者 は 、工 事 に 用 い る 材 料 及 び 資 機 材 の 保 管 場 所 、保 管 期 間 そ の 他 保 管 に 必 要 な 事 項 に つ い て は 、処 分 場 の 管 理 業 務 に 支 障 が 生 じ な い 範 囲 で 、監 督 員 の 指 示 に 従い、これを定めるものとする。 (刈草及び剪定枝の処理) 第41条 工 事 で 発 生 す る 刈 草 及 び 剪 定 枝 に つ い て は 、株 式 会 社 オ ー レ ッ ク が 東 京 都 大 島 町 元 町 字 上 山 に 設 置 し て い る 大 島 リ サ イ ク ル セ ン タ ー に 搬 入 す る 。こ の 場 合 に お い て、搬入に伴う運搬距離は19.3キロメートルと想定する 。 2 受 託 者 は 、事 前 に 監 督 員 の 承 認 を 得 て 、前 項 に 定 め る 施 設 以 外 の 施 設 を 処 理 施 設 と し て 選 定 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て は 、当 該 施 設 を 選 定 す る 理 由 を 書 い た 書 面 、処 理 方 法 の 適 法 性 の 確 認 に 必 要 な 書 類 そ の 他 監 督 員 の 指 示 す る 書 類 を 提 出 し な ければならない。 (過積載の防止) 第42条 受 託 者 は 、工 事 の 施 工 に 当 り 、土 木 工 事 標 準 仕 様 書 及 び 東 京 都 建 設 局 長 が 定 め る 過 積 載 防 止 対 策 指 針 の 定 め る と こ ろ に 従 い 、過 積 載 の 防 止 に 努 め な け れ ば な ら な い。 (教育及び訓練の実施) 第43条 受 託 者 は 、工 事 を 安 全 か つ 適 正 に 施 工 す る た め に 必 要 な 教 育 及 び 訓 練 を 業 務 責任者に受けさせなければならない。 2 業 務 責 任 者 は 、定 期 的 に 機 会 を 設 け 、従 業 員 及 び 作 業 員 そ の 他 の 施 工 に 従 事 す る 者 に 、工 事 を 安 全 か つ 適 正 に 施 工 す る た め に 必 要 な 教 育 及 び 訓 練 を 施 さ な け れ ば な ら な い。 3 受 託 者 は 、前 項 の 教 育 又 は 訓 練 を 実 施 し た と き に は 、委 託 者 に 、教 育 又 は 訓 練 の 内 容 、日 付 、参 加 者 そ の 他 前 項 の 教 育 又 は 訓 練 の 実 施 に 関 す る 事 項 を 報 告 し な け れ ば な らない。 4 前項の報告は、次条第1項の報告に併せてこれを行うものとする。 (作業報告) 第44条 受 託 者 は 、月 ご と に 、廃 棄 物 の 受 け 入 れ 及 び 埋 め 立 て 工 事 の う ち 当 月 に 施 工 し た 分 に つ き 、翌 月 の 第 3 週 の 末 日 ま で に 、以 下 の 各 号 に 定 め る 事 項 を 委 託 者 に 報 告 しなければならない。 一 廃棄物の搬入を行った日付並びに搬入された廃棄物の数量、荷姿及びその性状 二 廃 棄 物 の 埋 立 を 行 っ た 日 付 並 び に 埋 め 立 て た 廃 棄 物 の 数 量 、埋 立 方 法 及 び 覆 土 の 施工量 2 三 覆土を調達した日付及び調達した覆土の数量 四 その他監督員が指示する事項 受 託 者 は 、処 分 場 施 設 維 持 業 務 に 係 る 工 事 を 施 工 す る と き に は 、月 ご と に 、当 該 工 事 で 施 工 し た 工 事 の う ち 当 月 に 施 工 し た 分 に つ き 、翌 月 の 第 3 週 の 末 日 ま で に 、前 項 の報告と併せて委託者に報告しなければならない。 3 前 2 項 の 報 告 は 、監 督 員 の 指 示 す る 方 法 に よ り 取 り ま と め て 文 書 に よ り 報 告 す る も のとする。 4 第 1 項 で 報 告 す る 数 量 の う ち 、重 量 を 基 に し て 計 算 し た 体 積 又 は 体 積 を 基 に し て 計 算 し た 重 量 に よ り 報 告 す る 数 量 に つ い て は 、委 託 者 の 指 示 し た 方 法 に よ り 計 算 し た 数 量により報告するものとする。 5 受 託 者 は 、監 督 員 が 指 示 す る と こ ろ に 従 い 前 項 の 文 書 を 電 子 デ ー タ 化 し て 提 出 す る ものとする。 6 受 託 者 は 、第 3 項 の 規 定 に よ り 取 り ま と め た 文 書 の 写 し を 作 成 し 、処 分 場 に 備 え 付 けておかなければならない。 第2 節 埋 立作 業 計画 (埋立作業計画書) 第45条 受 託 者 は 、こ の 委 託 の 着 手 後 速 や か に 、受 け 入 れ 及 び 埋 め 立 て 工 事 に つ い て 埋 立 作 業 計 画 書 を 作 成 し た 上 、こ れ を 委 託 者 に 提 出 し 、そ の 承 諾 を 得 な け れ ば な ら な い。埋立作業計画書を変更した場合も同様とする。 2 前 項 の 埋 立 作 業 計 画 書 に は 、少 な く と も 以 下 の 各 号 に 掲 げ る 事 項 を 記 載 し な け れ ば ならない。 (1)搬入受付作業方法 (2)埋立作業方法 (3)出来形管理方法 (4)安全管理方法 (5)使用機材 (6)月次ごと及び年次ごとの埋立計画 3 前 項 第 2 号 の 埋 立 作 業 方 法 に 用 い る 埋 立 工 法 は 、即 日 覆 土 に よ る セ ル 方 式 の 埋 立 工 法によるものとする。 4 第 3 9 条 第 2 項 の 資 機 材 の 確 認 は 、埋 立 作 業 に 伴 う 工 事 に 関 し て は 、第 2 項 第 5 号 の 使 用 機 材 の 記 載 及 び こ の 記 載 が さ れ た 埋 立 作 業 計 画 書 の 承 諾 で 、こ れ に 代 え る こ と ができる。 5 受 託 者 は 、受 け 入 れ 及 び 埋 め 立 て 工 事 に つ い て は 、こ の 特 記 仕 様 書 で 特 に 定 め る も の を 除 く ほ か 、委 託 者 の 承 認 を 得 た 埋 立 作 業 計 画 書 の 記 載 事 項 を 順 守 し て 施 工 す る も のとする。 第3 節 搬 入さ れ た廃 棄物 の積 み 替え 及 び埋 立地 への 運 搬に 係 る 工 事 (搬入される廃棄物) 第46条 処分場に搬入する廃棄物は、東京都の島しょ部に位置する町村のうち大島 町 、利 島 村 、新 島 村 及 び 神 津 島 村 か ら 搬 入 さ れ る 一 般 廃 棄 物 の 焼 却 残 さ 及 び 不 燃 物 と する。 2 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、委 託 者 が 前 項 と 異 な る 町 村 又 は 廃 棄 物 の 種 類 を 通 知 し た ときには、受託者は当該通知に係る廃棄物を受け入れるものとする。 3 こ の 委 託 の 契 約 期 間 中 に 搬 入 す る 廃 棄 物 は 、地 山 体 積 で 4 8 0 立 法 メ ー ト ル 、ほ ぐ し体積で620立法メートルと想定する。 4 廃 棄 物 の 搬 入 は 、廃 棄 物 を 搬 入 す る 町 村 が 費 用 を 負 担 し て 搬 入 す る も の と し 、搬 入 方法は以下の各号のいずれかの方法によるものとする。 ( 1 )廃 棄 物 を 土 の う 袋 に 梱 包 し 、当 該 土 の う 袋 を コ ン テ ナ に 格 納 し た う え で 有 蓋 又 は無蓋の搬入用車両を用い運搬し、処分場に搬入する。 ( 2 )廃 棄 物 を 土 の う 袋 に 梱 包 し 、当 該 土 の う 袋 に 飛 散 防 止 用 の シ ー ト を 覆 い 被 せ た うえで、無蓋の搬入用車両で運搬し、処分場に搬入する。 5 この委託の契約期間中に搬入された廃棄物が第2項の想定と著しく異なることと なったときは、委託者又は受託者は契約金額の変更を請求することができる。 6 前 項 の 変 更 は 、こ の 委 託 の 契 約 期 間 の 終 了 日 の 1 5 日 前 に お い て 、当 日 ま で に 確 定 された契約期間に受け入れた廃棄物の総量を基準にこれを行うものとする。 7 第 5 項 の 契 約 金 額 の 変 更 に お い て 、変 更 金 額 の 積 算 に 用 い る 廃 棄 物 の 体 積 は 、第 4 8 条 第 6 項 の 方 法 で 記 録 し た 廃 棄 物 の 重 量 に 0 .9 2 立 法 メ ー ト ル 毎 ト ン を 乗 じ て 得 ら れ た 体 積 を ほ ぐ し 状 態 の 廃 棄 物 の 体 積 と し 、地 山 状 態 の 体 積 に 対 す る ほ ぐ し た 状 態 の 体 積 の 比 を 1 .3 と し て 、こ の 比 の 逆 数 を ほ ぐ し 状 態 の 廃 棄 物 の 体 積 に 乗 ず る こ と により、地山状態の廃棄物の体積を算定するものとする 。 (搬入の受付) 第47条 受 託 者 は 、大 雨 、強 風 そ の 他 気 象 条 件 が 搬 入 作 業 に 適 さ な い と き 及 び 委 託 者 が搬入作業を行わないよう通知した日には、搬入を受け付けてはならない。 2 受 託 者 は 、前 項 の 場 合 に お い て は 、運 搬 業 者 そ の 他 の 関 係 者 と 必 要 な 連 絡 及 び 調 整 を行うものとする。 3 受 託 者 は 、処 分 場 に 搬 入 さ れ た 廃 棄 物 が 、前 条 第 1 項 に 規 定 す る 廃 棄 物 の 種 類 、同 条第3項に規定する搬入方法及び委託者が定める受入基準に該当するかどうか確認 しなければならない。 4 受 託 者 は 、処 分 場 に 搬 入 さ れ た 廃 棄 物 が 前 項 の 廃 棄 物 の 種 類 、搬 入 方 法 及 び 受 入 基 準 に 該 当 し な い 恐 れ が あ る と 認 め た と き 、若 し く は 受 入 作 業 の 実 施 が 困 難 又 は 危 険 が 伴う状況にあると認めたときは、直ちに委託者に当該状況を報告しなければならな い。 5 委 託 者 は 、前 項 の 報 告 を 受 け た と き は 、速 や か に 受 け 入 れ の 可 否 及 び 対 応 方 法 を 受 託者に通知するものとする。 6 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、受 託 者 は 緊 急 の 必 要 が あ る と 認 め る と き に は 、前 項 の 通 知 を 受 け る 前 に お い て も 、第 1 項 の 廃 棄 物 の 種 類 、搬 入 方 法 及 び 受 入 基 準 に 該 当 し な い恐れがあると認める廃棄物若しくは 受入作業の実施が困難又は危険が伴う状況に あ る と 認 め る 廃 棄 物 の 受 け 入 れ を 拒 否 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お い て は 、受 け 入 れ を 拒 否 し た 後 速 や か に 受 託 者 は 緊 急 の 必 要 性 を 認 め た 理 由 、廃 棄 物 の 状 況 及 び 受 け入れを拒否した理由を委託者に報告しなければならない。 (搬入廃棄物の積み替え及び計量) 第48条 受 託 者 は 、処 分 場 に 廃 棄 物 が 搬 入 さ れ た と き に は 、廃 棄 物 の 積 み 降 ろ し を す る 前 に 、廃 棄 物 が 積 載 さ れ た 状 態 で の 搬 入 用 の 運 搬 車 両 の 重 量 を 計 量 し 、記 録 し な け ればならない。 2 受 託 者 は 、前 項 の 計 量 が 終 了 し た 後 、委 託 者 が 指 定 す る 処 分 場 内 の 積 み 替 え 作 業 場 に お い て 、土 の う 袋 に 梱 包 さ れ た 廃 棄 物 を 、土 の う 袋 に 梱 包 さ れ た 状 態 の ま ま 場 内 運 搬用の車両に積み替えるものとする。 3 前 項 の 規 定 は 、作 業 時 間 、気 象 状 況 そ の 他 の 理 由 に よ り 受 け 入 れ 当 日 に お い て 埋 立 地 で の 積 み 降 ろ し が で き な い 事 情 が あ る と き に は 、積 み 替 え に 代 え て 、積 み 替 え 作 業 場 に お い て 、土 の う 袋 に 梱 包 さ れ た 状 態 の ま ま 一 時 的 に 保 管 す る こ と を 妨 げ る も の で は な い 。こ の 場 合 に お い て は 、受 託 者 は 一 時 的 に 保 管 し た 廃 棄 物 が 原 因 で 周 辺 環 境 が 汚染されることがないよう必要な措置を施すものとする。 4 受託者は、積み替え作業又は一時的な保管により周辺環境が汚染された場合には、 委 託 者 の 指 示 に よ り 、汚 染 の 除 去 、原 状 回 復 そ の 他 必 要 な 措 置 を 施 す も の と す る 。こ の 場 合 に お い て 、汚 染 が 受 託 者 以 外 の 者 の 行 為 に 起 因 す る 場 合 に お い て は 、受 託 者 は 当該措置に要した費用につき、当該行為を行った者に求償することができる。 5 受 託 者 は 、第 2 項 の 積 み 替 え 又 は 前 項 の 一 時 保 管 の た め の 積 み 降 ろ し の 後 、廃 棄 物 が 積 載 さ れ て い な い 状 態 で の 搬 入 用 の 運 搬 車 両 の 重 量 を 計 量 し 、記 録 し な け れ ば な ら ない。 6 受託者は、第1項の重量から前項の重量を減ずることにより廃棄物の重量を計算 し、記録するものとする。 7 第 1 項 、第 4 項 及 び 前 項 の 記 録 は 、計 量 器 の 伝 票 に よ り こ れ を 記 録 す る も の と す る 。 8 受 託 者 は 、第 1 項 、第 4 項 及 び 第 5 項 に 規 定 す る 記 録 を 、監 督 員 の 指 示 す る 方 法 に よ り 、搬 入 町 村 ご と 及 び 搬 入 月 日 ご と に 取 り ま と め て 、受 け 入 れ た 月 の 翌 月 の 第 3 週 の末日までに、伝票を添えて委託者に報告するものとする。 9 前項の報告は、第44条の作業報告としてこれを報告することができる。 (埋立地への運搬) 第49条 受 託 者 は 、廃 棄 物 が 梱 包 さ れ た 土 の う 袋 を 場 内 運 搬 用 の 車 両 に 積 載 し て 、埋 立地へ運搬するものとする。 2 受 託 者 は 、前 項 の 運 搬 に あ た っ て は 、委 託 者 が 定 め た 場 内 の 交 通 規 則 及 び 交 通 規 制 を順守しなければならない。 3 前条第4項の規定は、第1項の運搬にこれを準用するものとする。 第3 節 埋 立地 に おけ る積 み降 ろ し及 び 埋め 立て 並び に 覆土 の 施工 に係 る工 事 ( 埋 立地 にお け る積 み 降ろ し) 第50条 受 託 者 は 、廃 棄 物 が 梱 包 さ れ た 土 の う 袋 を 埋 立 地 内 に お い て 場 内 運 搬 用 の 車 両から積み降ろすものとする。 2 受 託 者 は 、積 み 降 ろ し 作 業 を 行 っ た 場 合 に は 、そ の 都 度 、積 み 降 ろ し 場 所 で の 散 水 又 は 洗 車 設 備 で の 洗 車 に よ り 、周 辺 環 境 を 汚 染 さ せ な い よ う 場 内 運 搬 用 の 車 両 を 洗 浄 しなければならない。 ( 埋 立作 業) 第51条 受 託 者 は 、第 4 5 条 の 埋 立 作 業 計 画 書 に 記 載 し た 埋 立 作 業 方 法 に よ り 、廃 棄 物を土のう袋に梱包したまま又は土のう袋から空けて埋め立てることとする。 2 受 託 者 は 、埋 立 作 業 に 着 手 す る 際 に は 、覆 土 置 場 に 当 日 必 要 と な る 覆 土 が 次 条 第 2 項の仮置場に確保されていることを確認しなければならない。 3 受 託 者 は 、廃 棄 物 を 土 の う 袋 に 梱 包 し た ま ま 埋 め 立 て る 場 合 に は 、埋 立 廃 棄 物 内 の 好 気 性 環 境 の 確 保 及 び 通 水 性 を 確 保 す る た め に 、土 の う 袋 に 切 り 込 み を 入 れ る 等 必 要 な措置を施さなければならない。 4 受 託 者 は 、廃 棄 物 を 土 の う 袋 か ら 空 け て 埋 め 立 て る 場 合 に は 、散 水 そ の 他 廃 棄 物 の 飛散を防ぐ措置を施さなければならない。 5 受 託 者 は 、監 督 員 の 承 認 を 得 て 、埋 立 地 に お い て 、土 の う 袋 に 梱 包 さ れ た 状 態 の ま ま廃棄物を一時的に保管することができる。 6 受 託 者 は 、埋 立 作 業 に 用 い た 重 機 を 埋 立 地 か ら 搬 出 す る 場 合 に は 、そ の 都 度 、埋 立 地での散水又は洗車設備での洗車により、当該重機を洗浄しなければならない。 ( 覆 土の 施工 ) 第52条 受 託 者 は 、第 4 5 条 の 埋 立 作 業 計 画 書 に 記 載 し た 埋 立 作 業 方 法 に よ り 即 日 覆 土によるセル方式により覆土を施工するものとする。 2 前 項 の 覆 土 に 用 い る 土 砂 は 、委 託 者 が 処 分 場 内 に 指 定 す る 仮 置 場 に 一 時 保 管 す る も のとする。 3 受 託 者 は 、第 1 項 の 覆 土 の 施 工 に 当 っ て 、覆 土 に 用 い る 土 砂 に 遮 水 工 の 破 損 そ の 他 処分場の健全な管理運営に支障が生じる恐れのあるものが含まれているかどうか確 認し、含まれている場合にはこれを取り除く等必要な措置を講じなければならない。 4 受 託 者 は 、覆 土 の 施 工 に 用 い た 重 機 を 埋 立 地 か ら 搬 出 す る 場 合 に は 、そ の 都 度 、埋 立 地 で の 散 水 又 は 洗 車 設 備 で の 洗 車 に よ り 、周 辺 環 境 を 汚 染 さ せ な い よ う 当 該 重 機 を 洗浄しなければならない。 5 第 1 項 に 規 定 す る 覆 土 の 施 工 に 必 要 な 土 砂 は 、大 島 町 差 木 地 地 内 に 所 在 す る 発 生 土 置 場 か ら 調 達 す る も の と す る 。こ の 場 合 に お い て 、調 達 に 伴 う 運 搬 距 離 は 1 .9 キ ロ メートルと想定する。 6 受 託 者 は 、前 項 の 発 生 土 が 覆 土 と し て 適 切 な 品 質 を 有 し て い る か ど う か 定 期 的 に 確 認し、有しない恐れがある場合は、委託者に報告しなければならない。 7 前 項 の 確 認 に よ り 、発 生 土 が 覆 土 と し て 適 切 な 品 質 を 有 し て い な い と 判 断 さ れ た 場 合 に は 、受 託 者 は 委 託 者 と 協 議 の う え 、委 託 者 の 承 認 を 得 て 第 5 項 に 規 定 す る 方 法 以 外 の 方 法 で 覆 土 の 施 工 に 必 要 な 土 砂 を 調 達 す る こ と と す る 。こ の 場 合 に お い て 、受 託 者は土砂の品質の確認その他委託者が行う土砂の調達に必要な調査に協力するもの とする。 8 前 項 の 土 砂 の 調 達 に 必 要 な 経 費 は 、土 砂 の 材 料 費 に つ い て は 委 託 者 、積 込 み 及 び 運 搬費については受託者の負担とする。 第4 節 雨 水集 排 水施 設 及 びそ の 周辺 の 除草 及び 清掃 に 係る 工 事 ( 雨 水集 排水 施 設周 辺 の除 草 ) 第53条 受 託 者 は 、少 な く と も 年 に 4 回 、雨 水 集 排 水 施 設 の 機 能 維 持 の た め 、当 該 施 設の周辺において除草及び剪定を行うものとする。 (雨水集排水施設の清掃) 第54条 受 託 者 は 、少 な く と も 年 に 4 回 、雨 水 集 排 水 施 設 の 機 能 維 持 の た め 、雨 水 集 排水施設の清掃を行うものとする。 (浚渫土砂の現場内利用) 第55条 前 条 の 清 掃 に よ り 発 生 す る 浚 渫 土 砂 に つ い て は 、監 督 員 の 指 示 す る と こ ろ に 従い、埋立作業用の覆土その他の用途に利用するものとする。 2 前 項 の 利 用 に 際 し て は 、第 5 2 条 第 3 項 の 規 定 を 準 用 す る と と も に 、仮 置 き が 必 要 と な る 場 合 に は 、事 前 に 監 督 員 の 承 認 を 得 た う え で 、監 督 員 の 指 示 す る と こ ろ に 従 い 仮置きすることとする。 3 前 項 の 仮 置 き を 行 う 場 合 に は 、周 辺 環 境 に 配 慮 し 、周 辺 環 境 を 汚 染 さ せ な い よ う 必 要な措置を講じなければならない。 第 3章 第1 節 管理に係る業務委託 総則 (業務の範囲) 第56条 この委託の管理に係る業務の範囲は以下の各号の業務の範囲とする。 (1)浸出水処理施設の運転管理 (2)浸出水処理施設の設備及び建物の維持管理 (3)浸出水処理施設の什器及び備品の管理 (4)水質検査 (5)処分場施設の維持管理 (6)住民及び見学者に対する対応 2 前項の規定にかかわらず、以下の各号の業務はこの委託の管理に係る業務 としな い。 (1)計量法(昭和26年法律第207号)第19条に基づく定期検査 ( 2 )消 防 法( 昭 和 2 3 年 法 律 第 1 8 6 号 )第 1 7 条 の 3 の 3 に 基 づ く 点 検 の 実 施 及 び消防署長への報告 ( 3 )電 気 事 業 法( 昭 和 3 9 年 法 律 第 1 7 0 号 )に 基 づ く 電 気 工 作 物 の 保 安 に 関 す る 業務 ( 4 )浄 化 槽 法( 昭 和 5 8 年 法 律 第 4 3 号 )第 1 0 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づ く 浄 化 槽 の 保守点検及び清掃 (5)委託者が貸与する計測器では検査できない水質検査 (6)簡易な補修の範囲を超える補修その他の工事 ( 7 )そ の 他 通 常 の 運 転 管 理 又 は 維 持 管 理 の 範 囲 を 超 え る 専 門 的 知 識 、資 格 又 は 経 験 若しくは高度な技術が必要な運転管理又は維持管理に係る業務 (作業従事者の届出) 第57条 受 託 者 は 、業 務 の 着 手 前 に 、作 業 従 事 者 の 氏 名 及 び 各 作 業 従 事 者 の 担 当 業 務 を委託者に書面により届け出なければならない。 2 受 託 者 は 、酸 素 欠 乏 危 険 場 所 に お け る 作 業 に つ き 、労 働 安 全 衛 生 法( 昭 和 4 7 年 法 律 第 5 7 号 )第 1 4 条 に 定 め る 作 業 主 任 者 の 職 務 を 担 当 さ せ る た め 、労 働 安 全 衛 生 規 則( 昭 和 4 7 年 労 働 省 令 第 3 2 号 )別 表 第 1 に 定 め る 酸 素 欠 乏 危 険 作 業 主 任 者 に 必 要 な資格を有する作業従事者のなかから同表に定める酸素欠乏危険作業主任者を選任 し な け れ ば な ら な い 。こ の 場 合 に お い て 、受 託 者 は 、当 該 資 格 を 証 す る 書 面 の 写 し を 添えて、当該作業従事者の氏名を届け出るものとする。 3 前 項 に 定 め る も の の ほ か 、第 1 項 の 届 出 に 係 る 作 業 従 事 者 が 、こ の 委 託 の 管 理 に 係 る 業 務 に 必 要 な 資 格 を 有 し て い る 場 合 に は 、当 該 届 出 に 、当 該 資 格 を 証 す る 書 面 の 写 し を 添 え て 、資 格 を 有 し て い る 作 業 従 事 者 の 氏 名 及 び そ の 保 有 し て い る 資 格 を 届 け 出 るものとする。 (作業従事者の変更) 第58条 受 託 者 は 、作 業 従 事 者 の 変 更 が 必 要 な と き は 、委 託 者 に 通 知 し て そ の 承 認 を 得るものとする。 2 受 託 者 は 、前 項 の 変 更 を 行 お う と す る と き は 、業 務 の 継 続 に 支 障 が 生 じ な い よ う 必 要な措置を行わなければならない。 3 受 託 者 は 、第 1 項 の 変 更 及 び 保 有 し て い る 資 格 の 変 更 が あ っ た 場 合 に は 、前 条 の 例 により速やかに変更があった事項を委託者に書面により届け出なければならない。 (業務責任者、作業従事者の服装及び安全用具の着用) 第59条 受 託 者 は 、業 務 責 任 者 又 は 作 業 従 事 者 に 対 し て 安 全 か つ 清 潔 で 統 一 し た 服 装 を さ せ 、名 札 等 に よ り 業 務 責 任 者 又 は 作 業 従 事 者 で あ る こ と が 明 ら か に な る よ う に し なければならない。 2 業 務 責 任 者 又 は 作 業 従 事 者 は 、法 令 で 義 務 付 け ら れ た 安 全 用 具 を 使 用 又 は 着 用 し て 作業に当らなければならない。 (教育及び訓練の実施) 第60条 受 託 者 は 、こ の 委 託 の 管 理 に 係 る 業 務 を 安 全 か つ 適 正 に 履 行 す る た め に 必 要 な教育及び訓練を業務責任者に受けさせなければならない。 2 業 務 責 任 者 は 、定 期 的 に 機 会 を 設 け 、作 業 従 事 者 に 、こ の 委 託 の 管 理 に 係 る 業 務 を 安全かつ適正に履行するために必要な教育及び訓練を施さなければならない。 3 受 託 者 は 、前 項 の 教 育 又 は 訓 練 を 実 施 し た と き に は 、委 託 者 に 、教 育 又 は 訓 練 の 内 容 、日 付 、参 加 者 そ の 他 前 項 の 教 育 又 は 訓 練 の 実 施 に 関 す る 事 項 を 報 告 し な け れ ば な らない。 4 前項の報告は、第64条第1項の報告に併せてこれを行うものとする。 (整理整頓) 第61条 受 託 者 は 、施 設 全 般 を 常 に 清 掃 し 衛 生 に 保 つ と と も に 、整 理 整 頓 に 努 め な け ればならない。 (非常事態発生時の対応) 第62条 受 託 者 は 、大 雨 、台 風 、停 電 、設 備 の 停 止 、事 故 そ の 他 の 非 常 事 態 の 発 生 に 備 え て 、連 絡 体 制 及 び 人 員 の 配 置 体 制 の 整 備 、応 急 措 置 の 準 備 そ の 他 の 必 要 な 対 策 を 講じておかなければならない。 2 前項の対策には、非常事態の発生の有無の確認を行うための準備も含むものとす る。 3 受 託 者 は 、非 常 事 態 の 発 生 が 予 測 さ れ る と き に は 、事 前 に 委 託 者 に 連 絡 し 、そ の 指 示に従わなければならない。 4 受 託 者 は 、非 常 事 態 が 発 生 し た 場 合 に は 、応 急 措 置 そ の 他 の 事 態 の 拡 大 を 防 ぐ た め に 緊 急 に 必 要 な 措 置 を 行 っ た う え で 、直 ち に 委 託 者 に 連 絡 し 、そ の 指 示 に 従 わ な け れ ばならない。 5 前 2 項 の 場 合 に お い て 、委 託 者 に 連 絡 す る 暇 が な い と き そ の 他 委 託 者 に 連 絡 で き な い と き に は 、事 態 の 拡 大 を 防 ぐ た め に 緊 急 に 必 要 な 措 置 を 講 じ た う え で 、可 及 的 速 や か に 事 態 の 状 況 、経 緯 及 び 対 応 内 容 を 委 託 者 に 報 告 し 、そ の 指 示 に 従 わ な け れ ば な ら ない。 6 受 託 者 は 、夜 間 、休 日 そ の 他 第 6 条 の 規 定 に よ り 業 務 を 行 わ な い と し た 日 及 び 時 間 に 設 備 の 故 障 そ の 他 の 非 常 事 態 が 発 生 し た 場 合 に 備 え て 、連 絡 体 制 及 び 人 員 の 配 置 体 制を整えておかなければならない。 7 受 託 者 は 、夜 間 、休 日 そ の 他 第 6 条 の 規 定 に よ り 業 務 を 行 わ な い と し た 日 及 び 時 間 に 設 備 の 故 障 又 は 停 止 そ の 他 の 非 常 事 態 が 発 生 し 、自 動 通 報 シ ス テ ム そ の 他 の 方 法 に よ り こ れ を 検 知 し た 場 合 に は 、直 ち に 前 項 の 体 制 に よ り 、必 要 な 連 絡 を 行 っ た う え で 所 要 の 人 員 を 配 置 し て 、原 因 の 調 査 、応 急 措 置 そ の 他 の 必 要 な 対 応 を 取 ら な け れ ば な らない。 8 受 託 者 は 、前 項 の 対 応 を 取 っ た と き に は 、速 や か に 委 託 者 に 発 生 状 況 及 び 対 応 状 況 を報告し、その指示に従わなければならない。 (委託者が実施する業務への協力) 第63条 受 託 者 は 、設 備 の 現 況 の 調 査 、稼 働 状 況 又 は 運 転 状 況 の 確 認 そ の 他 の 業 務 を 委託者が行うときには、必要な協力をしなければならない。 2 受 託 者 は 、委 託 者 が こ の 処 分 場 内 で 受 託 者 以 外 の 者 に 工 事 を 施 工 さ せ 又 は 委 託 を 履 行 さ せ る 場 合 に は 、当 該 工 事 又 は 委 託 が 円 滑 に 施 工 又 は 履 行 で き る よ う 、必 要 な 協 力 をしなければならない。 3 委 託 者 が こ の 処 分 場 の 運 営 に 関 し 運 営 協 議 会 そ の 他 の 会 議 を 実 施 す る 際 に は 、受 託 者は必要な協力をし、その補助を行うものとする。 4 受 託 者 は 、委 託 者 が 処 分 場 に 備 え 付 け て い る 図 面 そ の 他 の 図 書 類 を 、委 託 者 の 指 示 に従い整理し、保管するものとする。 (業務報告) 第64条 受 託 者 は 、運 転 状 況 、施 設 の 管 理 状 況 、水 質 の 状 況 そ の 他 維 持 管 理 の 状 況 を 、 日 報 に よ り 、第 6 条 の 規 定 に よ り 業 務 を 行 わ な い と し た 日 を 除 く 毎 日 報 告 し な け れ ば ならない。 2 前 項 の 報 告 は 、電 子 情 報 処 理 組 織 を 使 用 す る 方 法 そ の 他 の 情 報 通 信 の 技 術 を 利 用 す る方法により行うものとする。 3 受 託 者 は 、委 託 者 の 指 示 す る と こ ろ に 従 い 、当 月 分 の 業 務 実 績 を と り ま と め 、翌 月 の第3週の末日までに、委託者に報告しなければならない。 4 受託者は、前項の報告に以下の各号の資料を添付するものとする。 (1)委託者が指定する地点から撮影した埋立状況を確認できる写真 (2)埋立位置その他の埋立状況を示した図面 ( 3 )東 京 都 林 地 開 発 許 可 手 続 に 関 す る 規 則( 平 成 1 2 年 東 京 都 規 則 第 2 5 6 号 )第 4条に基づき東京都知事に提出する林地開発行為施行状況報告書に添付する写 真の電子データ (4)その他委託担当者が指示した資料 5 第 4 4 条 の 作 業 報 告 は 、第 3 項 の 報 告 と 併 せ て 、業 務 報 告 と し て 報 告 す る こ と が で きる。 6 受 託 者 は 、委 託 者 の 指 示 に 従 い 、第 2 項 の 規 定 に よ り 報 告 し た 業 務 実 績 の 写 し を 作 成し、処分場に備え付けておかなければならない。 (検査) 第65条 受 託 者 は 、こ の 委 託 の 管 理 に 係 る 業 務 に つ い て は 、前 条 第 3 項 の 報 告 に 併 せ て完了届を提出することにより、契約約款第7条の検査を受けることができる。 2 前 項 の 規 定 に よ り 行 う 検 査 は 、こ の 委 託 の 契 約 約 款 第 7 条 第 4 項 及 び 第 5 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、前 条 に 定 め る 業 務 報 告 を 委 託 者 が 確 認 す る 方 法 に よ り こ れ を 行 う こ と ができる。 第2 節 浸 出水 処 理施 設の 運転 管 理 (運転管理の目標及び主な業務) 第66条 受 託 者 は 、浸 出 水 処 理 施 設 か ら 放 流 さ れ る 放 流 水 の 水 質 が 以 下 の 各 号 の 基 準 に適合するよう浸出水処理施設を運転管理するものとする。 ( 1 )生 物 化 学 的 酸 素 要 求 量 、化 学 的 酸 素 要 求 量 、浮 遊 物 質 量 及 び 窒 素 含 有 量 に つ き 、 それぞれ1リットルにつき10 ミリグラム以下 ( 2 )前 号 に 規 定 す る 項 目 を 除 く 他 、基 準 省 令 別 表 第 1 に 掲 げ る 項 目 に つ い て は 、同 表 の 上 欄 に 掲 げ る 項 目( 前 号 で 規 定 す る 項 目 を 除 く 。)ご と に 同 表 の 下 欄 に 掲 げ る排水基準 ( 3 )ダ イ オ キ シ ン 類 対 策 特 別 措 置 法 施 行 規 則( 平 成 1 1 年 総 理 府 令 第 6 7 号 )別 表 第2の下欄に掲げるダイオキシン類の許容限度 2 受託者は、前項の運転管理として、主として以下の各号の業務を行うものとする。 (1)浸出水処理施設で処理する浸出水の水量の調節 ( 2 )引 抜 汚 泥 量 の 調 整 及 び 汚 泥 脱 水 作 業( 脱 水 し た 汚 泥 の 埋 立 地 へ の 搬 入 も 含 む 。) の実施 (3)薬品の受け入れ及び注入量の調整並びに薬剤の管理 (4)施設の運転状況の監視及び異常事態発生時の対応 (5)計装機器の測定値、天候、水温その他管理データの記録及び管理 (6)気温、降雨量その他の運転管理の参考となるデータの記録及び管理 (施設の運転) 第67条 水処理施設は、第3項の規定により運転を停止しているとき及び機器の故 障 、停 電 そ の 他 の 理 由 に よ り 運 転 で き な い と き を 除 い て 、毎 日 昼 夜 連 続 で 運 転 す る も の と す る 。こ の 場 合 に お い て 、第 6 条 の 規 定 に よ り 業 務 を 行 わ な い と し た 日 及 び 時 間 においては無人で運転するものとする。 2 受 託 者 は 、運 転 管 理 に 必 要 な 機 器 の 機 能 及 び 性 能 を 十 分 に 理 解 及 び 把 握 し 、適 切 に 運転操作しなければならない。 3 受 託 者 は 、運 転 管 理 上 の 理 由 に よ り 浸 出 水 処 理 施 設 の 運 転 を 停 止 す る と き 及 び 再 開 す る と き は 、事 前 に 又 は 事 前 に 連 絡 す る 暇 が な い と き は 事 後 に 、監 督 員 に 連 絡 し 、そ の承認を得なければならない。 第3 節 浸出水処理施設の設備及び建物の維持管理 (設備及び建物の日常点検) 第68条 受 託 者 は 、浸 出 水 処 理 施 設 の 設 備 及 び 建 物 に つ き 、第 6 条 の 規 定 に よ り 業 務 を 行 わ な い 日 を 除 く 毎 日 、日 常 点 検 を 行 い 、異 常 箇 所 の 早 期 発 見 に 努 め な け れ ば な ら な い 。た だ し 、運 転 状 況 そ の 他 の 状 況 に よ り 点 検 を 行 わ な い こ と に つ き 委 託 者 の 承 認 を得た場合にはこの限りではない。 2 前項の日常点検の結果に基づき、受託者は、機器の調整、消耗品の交換及び補充、 清掃その他の設備及び建物の維持に必要な措置を施すものとする。 3 第 1 項 の 日 常 点 検 の 結 果 及 び 前 項 の 規 定 に よ り 施 し た 措 置 は 、第 6 4 条 第 1 項 の 日 報に記載し、委託者に報告するものとする。 4 受 託 者 は 、浸 出 水 処 理 施 設 の 建 物 及 び そ の 外 構 に つ き 、定 期 的 に 清 掃 、草 刈 り 等 を 実施することにより、作業環境の維持に努めなければならない。 (設備及び建物の簡易な補修) 第69条 受 託 者 は 、前 条 の 日 常 点 検 の 結 果 に 基 づ き 必 要 が あ れ ば 簡 易 な 補 修 を 施 工 す るものとする。 2 受 託 者 は 、前 項 の 日 常 点 検 の 結 果 、簡 易 な 補 修 の 範 囲 を 超 え る 補 修 の 必 要 を 認 め た と き は 、異 常 の 発 生 状 況 及 び 考 え ら れ る 補 修 方 法 を 委 託 者 に 可 及 的 速 や か に 通 知 す る ものとする。 3 前条第3項の規定は、前項の簡易な補修に準用する。 第4 節 浸出水処理施設の什器及び備品の管理 (什器及び備品の管理) 第70条 受 託 者 は 、浸 出 水 処 理 施 設 に 備 え ら れ て い る 什 器 及 び 備 品 に つ い て 、適 正 に 使用又は管理しなければならない。 2 委 託 者 は 、浸 出 水 処 理 施 設 に 備 え ら れ て い る 什 器 及 び 備 品 の 使 用 又 は 管 理 状 況 に つ きいつでも報告を求めることができる。 3 受 託 者 は 、受 託 者 の 故 意 又 は 過 失 に よ り 浸 出 水 処 理 施 設 に 備 え ら れ て い る 什 器 及 び 備 品 を 紛 失 、損 傷 し た 場 合 に は 、委 託 者 の 指 示 に 基 づ き 、受 託 者 の 責 任 に お い て こ れ を弁償又は原状回復しなければならない。 第5 節 水質検査 (水質検査) 第71条 受 託 者 は 、委 託 者 の 指 示 に 従 い 、委 託 者 が 指 示 す る 水 の 水 質 に つ き 水 質 検 査 を行うものとする。 2 前項の水質検査は、委託者が貸与する計測器により検査するものとする。 3 第 1 項 の 水 質 検 査 の 結 果 は 、委 託 者 の 指 示 す る と こ ろ に よ り こ れ を 記 録 し 、第 6 6 条第1項の日報により、委託者に報告するものとする。 4 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、水 質 検 査 の 結 果 、水 質 の 異 常 が 認 め ら れ た と き に は 、直 ちに委託担当者に当該結果を通知するものとする。 第6 節 処分場施設の維持管理 (処分場施設の点検) 第72条 受託者は、処分場施設(浸出水処理施設を除く。以下本条において同じ。) に つ き 、第 6 条 の 規 定 に よ り 業 務 を 行 わ な い 日 を 除 く 毎 日 、日 常 点 検 を 行 い 、異 常 箇 所 の 早 期 発 見 に 努 め な け れ ば な ら な い 。た だ し 、気 象 状 況 そ の 他 の 状 況 に よ り 点 検 を 行わないことにつき委託者の承認を得た場合にはこの限りではない。 2 前 項 の 点 検 の 対 象 と す る 項 目 に は 、少 な く と も 基 準 省 令 第 2 項 に 定 め ら れ て い る 点 検項目及び委託者が指示した点検項目が含まれていなければならない。 3 第 1 項 の 日 常 点 検 の 結 果 に 基 づ き 、受 託 者 は 、必 要 が あ れ ば 簡 易 な 補 修 そ の 他 の 措 置を施すものとする。 4 受 託 者 は 、第 1 項 の 日 常 点 検 の 結 果 、簡 易 な 補 修 の 範 囲 を 超 え る 補 修 の 必 要 を 認 め た と き は 、異 常 の 発 生 状 況 及 び 考 え ら れ る 補 修 方 法 を 委 託 者 に 可 及 的 速 や か に 通 知 す るものとする。 5 第 1 項 の 日 常 点 検 の 結 果 及 び 前 項 の 規 定 に よ り 施 し た 措 置 は 、第 6 6 条 第 1 項 の 日 報に記載し、委託者に報告するものとする。 6 受 託 者 は 、処 分 場 施 設 に つ き 、定 期 的 に 清 掃 、草 刈 り 等 を 実 施 す る こ と に よ り 、作 業環境の維持に努めなければならない。 第7 節 住民及び見学者に対する対応 (住民及び見学者に対する対応) 第73条 受 託 者 は 、住 民 か ら 見 学 依 頼 そ の 他 の 要 望 を 受 け た と き に は 、速 や か に 委 託 者に報告するものとする。 2 受 託 者 は 、委 託 者 か ら 見 学 対 応 の 依 頼 を 受 け た と き に は 、見 学 者 の 対 応 を 行 う も の とする。 3 前 項 の 場 合 に お い て は 、委 託 者 は 、資 料 の 提 供 そ の 他 の 必 要 な 協 力 を 行 う も の と す る。 4 受 託 者 は 、委 託 者 が 見 学 者 の 対 応 を 行 う 場 合 に は 、必 要 な 協 力 を し 、そ の 補 助 を 行 うものとする。 5 受 託 者 は 、い か な る 場 合 も 、受 託 者 又 は 委 託 者 の 立 ち 合 わ な い 状 態 で 、住 民 又 は 見 学者等を処分場内に立ち入らせてはならない。 6 受 託 者 は 、第 1 項 の 要 望 を 受 け た と き 、第 2 項 の 見 学 者 の 対 応 を 行 っ た と き 、並 び に 第 4 項 で 委 託 者 が 見 学 者 の 対 応 を 行 っ た と き に は 、要 望 内 容 、見 学 者 の 氏 名 又 は 団 体名、対応内容、その他委託者が指示する事項を第64 条第1項の日報に記載し、委 託者に報告するものとする。
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