横浜市内の国道 357号のミッシングリンクが遂につながる

- 記 者 発 表 資 料 -
平成28年2月24日(水)
国土交通省 関東地方整備局
横 浜 国 道 事 務 所
京 浜 港 湾 事 務 所
国道357号東京湾岸道路が
(本牧ふ頭~大黒ふ頭)
3月27日(日)に開通します。
~横浜市内の国道357号のミッシングリンクが遂につながる~
◇ 開通による主なストック効果 ◇
・鶴見区大黒ふ頭から金沢区福浦までが国道357号東京
湾岸道路でつながり、横浜港湾岸エリアの物流が効率化
し、企業の生産性向上が期待されます
※開通時刻、開通式典の概要については、後日お知らせします。
発表記者クラブ
竹芝記者クラブ、神奈川建設記者会、神奈川県政記者クラブ
横浜市政記者会、横浜海事記者クラブ、横浜テレビ・ラジオ記者会
お 問 い 合 わ せ 先
国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所
さとう
副所長 佐藤
電話
045-311-2981(代表)
しげたか
重孝
調査課長
ふじひら
ただはる
藤平
忠晴
(「本牧出口ランプ」について)
国土交通省関東地方整備局京浜港湾事務所
ち
統括建設管理官
ば
千葉
-1-
電話 045-226-3765
てるお
照男
企画調整課長
ありじ
りゅういち
有路
隆一
国道357号東京湾岸道路
本牧地区
開通概要
●国道357号東京湾岸道路は、横須賀市から横浜市、川崎市、東京都、千葉市美浜
区に至る延長約80kmで海岸沿いに主として埋立地を利用した道路です。
湾岸地域に立地する諸都市、空港や港湾等の国際的業務機能をはじめとする物流拠
点やオフィス、レジャー施設等、さまざまな都市機能の効率的な交流と効果的な連
携を図る道路です。
●そのうち、神奈川県区間は、延長35.1kmのうち18.6kmが開通しています。
●今回開通区間の概要
路 線 名:国道357号東京湾岸道路神奈川県区間
開通区間:横浜市中区本牧ふ頭~横浜市中区錦町
車 線 数:(本線)暫定2車線、(本牧出口ランプ)1車線
延
長:(本線)約2.3km、(本牧出口ランプ)約0.6km
※本牧出口ランプの概要については巻末の参考資料を参照
■ 国道357号東京湾岸道路(神奈川県区間)
凡例
開 通 区 間
事業中区間
事業中区間
(未着手区間)
高 速 道 路
高 速 道 路
(事業中区間)
国
道
主要地方道
県
道
357
本牧ふ頭
大黒ふ頭
羽田空港
南本牧ふ頭
至三浦
暫定2~4
車線開通
延長13.4km
357
暫定2
今回開通 車線開通
市道区間 本牧地区
延長2.2km
暫定2
車線開通
延長3.0km
本線延長約2.3km
国道357号 東京湾岸道路(神奈川県区間)
延長約35.1km
■ 今回開通区間の拡大図
今回の開通区間
至 磯子
三溪園
国道357号 東京湾岸道路(本牧地区)本線延長約2.3km
本牧ふ頭出入口
(
仮)
大鳥中学校裏
本牧JCT
本牧ふ頭出入口
357
至 大黒ふ頭
本牧出口ランプ
延長約0.6km
至 南本牧ふ頭
本牧ふ頭
(A突堤)
本牧ふ頭
(B突堤)
本牧ふ頭
(C突堤)
本牧ふ頭
(D突堤)
凡例
既開通区間
今回開通区間
首都高速道路
その他道路
-2-
■ 今回開通区間の標準断面図
首都高速湾岸線
山側
海側
国道357号東京湾岸道路
今回開通
する箇所
■ 今回開通区間の状況
今回の開通区間
至 磯子
国道357号 東京湾岸道路(本牧地区)本線延長約2.3km
三溪園
②
本牧ふ頭出入口
(
仮)
大鳥中学校裏
①
④
本牧JCT
本牧ふ頭出入口
357
③
至 大黒ふ頭
本牧出口ランプ
延長約0.6km
至 南本牧ふ頭
本牧ふ頭
(A突堤)
本牧ふ頭
(B突堤)
凡例
既開通区間
今回開通区間
本牧ふ頭
(C突堤)
本牧ふ頭
(D突堤)
首都高速道路
その他道路
写真①:磯子側アプローチ部
写真②:本牧ふ頭出入口交差部
首都高速湾岸線
至 大黒ふ頭
国道357号
至 磯子
平成28年1月撮影
平成28年1月撮影
写真③:高架橋部
写真④ダブルデッキの下層を今回開通
首都高速湾岸線
至 磯子
国道357号
至 大黒ふ頭
至 大黒ふ頭
平成28年1月撮影
-3-
平成28年1月撮影
横浜港ふ頭間の輸送時間短縮~企業の生産性向上に期待~
効果
・今回の開通により、南本牧ふ頭~大黒ふ頭までの輸送時間は約20分の短縮が期待
・大黒ふ頭から福浦地区まで国道357号東京湾岸道路でつながり、湾岸地域の工場
間の輸送が効率化するため、企業の生産性の向上が期待されます
・周辺企業は、横浜港に近い立地の良さを、一層発揮することが可能になります
現在、南本牧・本牧ふ頭方面と大黒ふ頭
方面が国道357号でつながっていない
凡例
既開通区間
今回開通区間
A突堤入口
横浜港
首都高速道路
その他道路
開通前のルート
開通後のルート
本牧ふ頭出入口
(
仮)
大鳥
中学校裏
南本牧ふ頭入口
357
本牧ふ頭
南本牧ふ頭
横浜税関
大黒埠頭出張所
大黒ふ頭
今回の開通区間
国道357号 東京湾岸道路
(本牧地区)本線延長約2.3km
■南本牧ふ頭~大黒ふ頭間の
輸送時間の短縮
■ 工場間・ふ頭間の物流状況(自動車部品)
部品工場
(南本牧ふ頭入口交差点~横浜税関大黒埠頭出張所)
20
30
40
50
(分)
信号15回
約33分
(約9.3㎞)
信号が少なく、
開通後
信号7回
約14分
(約8.6㎞)
20分短縮
約
福浦地区
組立工場
大黒ふ頭
南本牧ふ頭
今回開通
本牧地区
357
本線延長約2.3km
横浜港に近い立地の良さを、一層発揮
国道357号
組立工場
データ:実測調査結果(H27.5.19 7時台上り)
(未開通区間については、規制速度と延長より算出)
部品梱包・コンテナ積込・
輸出入基地
■ 横浜ベイブリッジへ連絡する市道
の交通状況
:大黒ふ頭方面へ向かう車列
部品工場
本牧ふ頭等
■ 自動車メーカーの期待の声
コンテナに積み込んだ自動車部品の輸送では、搬入の
時間が指定されている。国道357号の本牧地区の開通に
より、道路の混雑が解消すれば、輸送時間短縮になり、
輸送にかかる負担が相当軽減される。
大黒側にある部品工場から横須賀方面への輸送は、本牧地区が
開通すれば、金沢産業団地まで国道357号を利用することで効率
的な輸送が可能になり企業の生産性向上につながると期待してい
る。
コンテナ車両の交通集中に
よる先づまり渋滞発生
出典:平成28年1月 ヒアリング調査(横浜国道事務所調べ)
平成28年1月 9時台撮影
-4-
至 東京
開通前
357
本牧ふ頭
10
至 横須賀
0
参考資料 本牧出口ランプの概要
<京浜港湾事務所では、横浜港の国際コンテナ戦略港湾の取り組みの一環として、
横浜港内や背後圏とのアクセス強化のため、臨港道路の整備を行っています。>
■ 本牧出口ランプの概要
●今般、国道357号東京湾岸道路(本牧地区)の開通にあわせ、本牧ふ頭内に新たな
出口ランプが開通します。
●今回開通区間の概要
路 線 名 :本牧出口ランプ
開通区間:横浜市中区本牧ふ頭A突堤内
延
長:約0.6km
車 線 数 :1車線
②
至
至
本牧出口ランプ(今回開通)
国道357号(今回開通)
国道357号(供用中)
本牧ふ頭A突堤
磯子
大黒ふ頭
■ 本牧出口ランプの整備目的
●出口ランプの整備により、横浜港における物流の拠点である大黒ふ頭から、消費地
である横浜市中心部や多くの物流施設が立地する新山下地区・山下ふ頭などへの円
滑な輸送が確保されます。
横浜市中心部
山下ふ頭
大黒ふ頭
横浜市中心部方面へ向かう物流車両
新山下地区
平成28年1月
16時台撮影
横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 28 年 2 月 24 日
港 湾 局 建 設 第 一 課
国道 357 号本牧出口ランプの供用について
本市が平成 24 年度から事業を進めてきました本牧出口ランプを今年の 3 月 27 日
に国道 357 号東京湾岸道路(本牧地区)の開通と合わせて供用します。
これにより、横浜港が国際コンテナ戦略港湾の重要施策の一環として進めている
背後圏とのアクセス強化が図れるとともに、国道 357 号の出入口増設に伴う物流の
効率化が進み、さらなる国際競争力の強化につながることが期待されます。
1
供用日
平成 28 年 3 月 27 日(日)
2
供用区間
横浜市中区本牧ふ頭 国道 357 号本線~本牧ふ頭A突堤
延長:約600m 幅員:5.75m
延
国土交通省
関東地方整備局
横浜市港湾局
合
3
計
長
240m
360m
事業年度
備
平成24年度
~平成27年度
考
本市が事業を受託
平成24年度
~平成27年度
600m
供用時刻、開通式典
後日お知らせします。
(開通式典につきましては、国道357号と合同で実施します)
〈参考〉国道357号について
(1)開通日
平成 28 年 3 月 27 日(日)
(2)開通区間
横浜市中区本牧ふ頭~中区錦町
延長:約2.3km 2 車線
※国土交通省関東地方整備局の資料が
参考として別途あります。
お問合せ先
港湾局建設第一課長
高橋
淳
Tel 045-671 -2879
次頁に参考資料あり
<参考>
●国道 357 号(本牧地区)出入口位置図
【現況】
【供用後】
大黒ふ頭
大黒ふ頭
本牧ふ頭
A突堤
本牧ふ頭
A突堤
本牧ふ頭
BC突堤
本牧ふ頭
BC突堤
入口:1箇所
出口:2箇所
入口:4箇所
出口:3箇所
●本牧出口ランプ事業区分
横浜市
国土交通省
港湾局
関東地方整備局
入口①
入口②
出口①