さぎ そう 南陽市立赤湯中学校 校長 小下 政彦 No.16 2月号 H28.2.15 発行 南陽市椚塚 1815 番地 ℡:43-3370 FAX:43-3371 11 地域間交流セミナー(沖縄研修)に参加して 1月21日(木)から23日(土)までの2泊3日の日程で、南陽市内3校の中学生12名が地域間交 流セミナーとして沖縄県を訪問してきました。赤湯中からは2年の山口萌夏さん、佐藤優里さん、伊 賀海優さん、西山帆香さんの4名が参加しました。第二次世界大戦での沖縄戦の悲惨さ、沖縄の 様々な文化体験、地元中学生との交流、ホームステー体験など、貴重な体験をしてきました。 <山口萌夏さん> 轟壕(とどろきごう)やひめさゆりの塔、平和記念公園などに行き、戦争について学びました。壕とは 爆弾から逃げるためのほら穴のような場所です。その中では、日本兵による子供への虐待(ぎゃくた い)、食料不足による餓死(がし)などが日常的に起こり、沖縄は地獄のようなものだったそうです。戦 争を体験した人が生きている今でも、戦争を身近に感じられない人がたくさんいます。私たちが見て きたこと、学んできたことを責任をもって発信していきます。 <西山帆香さん> 沖縄の中学生との交流では、中学生が行っているイベントや行事、地域を盛り上げるための活動に ついて、たくさん意見を交わすことができました。自分の意見や考え、南陽市の特色などのPRもしつ つ、糸満中学校のみなさんの違った考え方も感じることができました。山形からお土産として持ってい った「雪」は泣くほど喜ばれました。 <伊賀海優さん> 民泊ではパーランクーという小さな太鼓を作ったり、郷土料理を作ったりして、楽しく過ごすことがで きました。また、お家の方とお話した中で、米軍基地の問題が一番印象に残りました。24時間体制で 反対デモを行ったり、多い日には千人が集まり反対デモを行っていると聞きました。もっとこの問題に ついて深く考えていかなければならないと思いました。 <佐藤優里さん> 沖縄の文化は山形と大きく異なることを感じました。特に、首里城跡では建物が唐の影響を受け、 龍の装飾や赤を基調としたつくりになっていました。また、食事の際は、「ソーキそば」や「ラフテー」 を食べ沖縄独自の食文化も体験できました。全体を通して、平和学習が一番心に残りました。壕や 記念館を実際に見ることで、本やテレビでは感じられないことをたくさん見つけました。また、色々な 人とコミュニケーションをとることで自分のスキルアップにつながりました。 南陽市民会館並木のイルミネーション事業名決定 鈴木梓桜さん作 「南陽キラキラ大作戦」! 昨年12月クリエートプロデュースTAIYO-虎翼-が企 画した南陽市民文化会館並木のイルミネーション事業 名公募へ、赤中の全校生が応募しました。選考の結果、 2年の鈴木梓桜さんが考えた「南陽キラキラ大作戦」が 見事採用されました。過日、TAIYO-虎翼-の代表の 方2名が来校し、梓桜さんに記念品が授与されました。 毎年、趣向を凝らしたイベントにしていきたいという主催 者の思いにぴったりのネーミングだったそうです。今年 の12月にはどんな大作戦が展開されるのか、今から楽 しみです! 結城豊太郎記念館「冬まつり」(準備)に参加しました! 「地域と共に歩む学校」として社会参画活動に力を入れている本校は、今年も結城豊太郎記念館 「冬まつり」に協力し、地域の方々との交流を深めました。本校有志13名は、市役所の鈴木輝生さん のご指導で、雪灯籠やスノーランタン作りを2日間行いました。2月6日 の「冬まつり」本番では、売り子や様々な手伝いを元気に行い、「冬ま つり」を大いに盛り上げ大盛況となりました。 高橋朗さん来校 中川地区の「びっき石」伝説をモデルに、中川 中・赤湯中統合記念碑を制作された高橋朗さん が来校されました。昼の放送では、視聴覚委員 長の布施英太くん、びっき石祭りに参加したこと のある境あすかさんらと対談形式で制作した想い を語っていただくとともに、赤中生への熱いメッセ ージもいただきました。 「まっすぐミーティング2015」で作られたネット トラブル防止標語、ポスターカレンダーなどを中 川公民館に展示しています。お立ち寄りの際は 是非ご覧ください。 また、今後は赤湯公民館(えくぼプラザ)にも 展示する予定ですのでご覧ください。
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