KHJ 川崎オレンジの会第１回月例会家族の膠着状態を脱するための家族相談会 1 月 16 日に行われた発足講演会では、KHJ 全国ひきこもり家族会連合会代表、臨床心理士の池田佳世氏と、川崎オレンジの会の発起人で、不登校ひきこもり支援 20 年、数多くの実績を持つ名古屋オレンジの会理事、社会福祉士の鈴木美登里氏からの講演がありました。池田氏からは、ひきこもりの回復に親の力が必要と、「親の学習会」を 25 年継続する中で回復の各段階について説明し、「親がまず勉強して、家庭を治療の場にしてほしい」。親の子への肯定的態度から、家庭を子どもの安全基地とするためのかかわりについて伝えました。鈴木氏からは、問題解決のための支援について、「生きることを支援する」（就労・就学＝問題解決ではない）こと、本人の困り感、生きづらさの理解から、子どもを一人の人間として捉え、先回りして世話しすぎないなど、家族としての大切なかかわりを、お話いただきました。ひきこもり状態は、ご家族の背景、ご本人のひきこもりの段階によっても変わってきます。家族との会話がない、外には出るが家族以外とはつながれない、変化なくこの先の出口が見えない、解決の糸口がつかめない、ご家族、ごきょうだい、ご本人のみなさま、その膠着状態を変える一歩として、家族会にいらっしゃいませんか？2 月は、現在の問題、困り事に応じた、個別相談（グループカウンセリング）を実施します。未来への一歩を、一緒に考えていきましょう。（ひきこもり支援に関心のある方の参加もお待ちしています）日時日時平成２８年２月２８日（日） 1３:３0～16:３0（受付１３:０0～）場所参加費：1,000 円当事者無料予約不要川崎市生活文化会館てくのかわさき５Ｆ和室（川崎市高津区溝口１－６－１０定員 45 名溝の口駅より徒歩 5 分）講師：鈴木美登里（NPO 法人オレンジの会） NPO 法人「オレンジの会」前代表理事、現理事、KHJ 家族会支部長、社会福祉士。1996 年から不登校支援、2001 年から引きこもり支援、訪問支援。20 年の実績。小、中、高校時代不登校。ご自身の経験を活かした本人支援、家族支援、カウンセリング、講演会などを行っている。訪問支援では長年の実績があり、生活自立、社会参加に向けて活動の場を設け、多くの若者が社会へ巣立っている。。ＫＨＪ全国ひきこもり家族会連合会では、全国で家族会を組織し、親の学習会、若者の居場所、行政への政策提言などを行っています。まずは家族が集まり、つながる事で共に一歩を踏み出しましょう。ご家族、当事者、ひきこもり問題に関心のある方、是非お越しください。【主催】【お問合わせ】特定非営利活動法人ＫＨＪ全国ひきこもり家族会連合会本部事務局 TEL：03-5944-5250 FAX：03-5944-5290 [email protected]