あらドンからの手紙 文化にふれて心解放 時を越え感じる息吹 真の被災

認知症正しい理解で思いやり
高屋小で養成講座
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認知症を正しく理解する
ことで、症状のある方やそ
の家族を見守り、支援でき
る人材を育てる「認知症サ
ポーター養成講座」が、2
月 日に高屋小学校で開か
れました。
講座では、専門課程を修
了し講師として登録されている「認知症キャラ
バンメイト」の生活相談員らが、症状や患者へ
の接し方を説明した後、参加した5・6年生
人が4グループに分かれ、
「身近な方が認知症
になったら」などのテーマでワークショップに
取り組みました。
あゆむ
受講した6年生の安住歩さんは「詳しく知る
ことができて良かった。患者には優しく接した
い。
」 と 話 し、 サ ポ ー タ ー の 証 で あ る「 オ レ ン
ジリング」を受け取りました。
はるか
また、講師を務めた小齋悠さんは「認知症患
者の反応は自分の接し方を写す鏡。受け入れて
優しく接すれば相手も優しく答えてくれること
を忘れないで。
」と児童たちに伝えました。
厚生労働省では、今後 年間で 歳以上の5
人に1人が認知症の症状を抱えると推計してい
ます。そのため、同省では認知症になっても安
心して暮らせるように全国的に認知症サポー
ターを増やすキャンペーン活
動を行っています。
町では講師を派遣していま
すので、興味のある方は亘理
町地域包括支援センターに問
い合わせください。
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あらドンからの手紙 俳優が一人芝居を披露
俳優で「みやぎ絆大使」の高山広さんが、1月 日に荒浜小学校を訪れ、同
校のオリジナルキャラクター「あらドン」をテーマにした一人芝居を披露しま
した。
被災地の小学生に元気になってもらいたいとの思
いから、東北各地で一人芝居を続けている高山さん
が、昨年初めて荒浜小学校を訪れ芝居を初披露した
ところ、児童から拍手喝采を浴び、再訪を熱望され
たことから、今回の公演のためだけに脚本を書き下
ろし、再びステージに立ちました。
前半は、物や動物の気持ちを演じる独自の芸で歓
声を集めた高山さん。後半では「あらドン」が乗り
移り、「みんなが大人になっても、ずっと笑顔と勇
気を送り続ける。」と、児童たちに励ましの言葉を
送りました。
亘理町でコミットしよう
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ライザップが健康教室を開催
日に亘理小学校で
たった2ヵ月のトレーニングで登場人物が別人のように生まれ変わるテレビ
コ マ ー シ ャ ル が 話 題 を 呼 ん で い る ラ イ ザ ッ プ 社 が、 1 月
思いで開催した。親子で会話するきっかけにもなる
題化されている小児肥満の解消につなげたいという
ライザップ社の竹田剛CSR推進室長は「社会問
しみながらできるエクササイズを紹介しました。
たり、腕立て伏せの姿勢でじゃんけんするなど、楽
で向かい合い、足を組んで腹筋しながら手を合わせ
ズを通して正しい食生活をアドバイスした後、親子
当日はライザップ社のトレーナーが来町し、クイ
「イキイキ親子教室」を開きました。
文化にふれて心解放 公民館まつり開催
団体がステージにあがり、
公民館まつりが2月7日に中央公民館で開かれ、町内の各公民館などで活動
している団体が日ごろの成果を披露しました。
大ホールでは、
楽器演奏や詩吟など幅広い分野の
詰めかけた観客の声援を集めました。
また会場では、陶芸作品やキルトなどが展示さ
れたほか、体験コーナーも設けられ、来場者が講
座の主宰者から手ほどきを受けながら、編み物や
こう へい
プリザーブドフラワーなどの作品作りに熱中して
いました。
家族で茶道を体験した小学1年生の吉田昴平さ
んは、
「茶せんを回すのが難しかったけれど、で
き た 抹 茶 は お い し か っ た。 ま た や っ て み た い。」
と話しました。
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震災直後から被災者の心
のケアに取り組んでいるN
PO法人セリアの会が、
2月
日 と 日 に 悠 里 館 で、活
動の報告会を開きました。
代表でユダヤ系インドネ
シ ア 人 の セ リ ア・ダ ン ケ ル
マ ン さ ん は、震 災 か ら わ ず
か 4 日 後 に 亘 理 町 を 訪 れ、
心に傷を負った子どもたちへの接し方を中央児
童センターで研修して以来、仮設住宅や災害公
営住宅の集会所では、絵を描くことで心を癒す
ワークショップを行っているほか、世界に目を
向けるように、保育所の園児たちに歌やアート
および外国語の学習をとおして多様な文化を体
験させています。
初日には、セリアさんと交流がある駐日イス
ラ エ ル 公 使 の イ リ ッ ト・ サ ヴ ィ オ ン・ ヴ ァ イ
ダーゴルンさんも会場を訪れ「みなさんの素晴
らしい作品と笑顔を見ることができてとてもう
れしい。これからも支援し続けたい。」とあい
さつしました。
多くの作品が飾られた会場では、公使ととも
に元駐日イスラエル大使のエリ・コヘンさんも
駆けつけ、保育所の園児たちと英語やヘブライ
語の歌を披露して会場を盛り上げました。
また、
自分の意見を自分の言葉で伝えられる大
人になってほしいとの思いか
ら、
セリアさんが亘理高校で実
施している「リーダーシップ育
成研修」の学習発表も行われ、
生 徒 から「 自 分の性 格 を 変 え
る貴重な体験になった。
」など
の意見が研修のスライドとと
もに発表されました。
セリアの会活動報告
真の被災地支援
ので自宅でも続けてほしい。」と話しました。
郷土資料館のテーマ展「桜小路横穴墓群」が2月 日に始まりました。
役場から約1キロ北に位置する桜小路横穴墓群は、横穴式の墓が集まる古墳
時代後期から平安時代の遺跡です。
展示室には、阿武隈川上流地域との交流があっ
わらび て と う
たことを示す刀「蕨手刀」や、亡くなった人が埋
葬時に身に付けていた勾玉などの装飾品をはじめ
とした多くの出土品が展示されています。また、
昭和 年および平成 年から 年までに行った発
掘調査の結果も、写真とともに詳しく解説されて
います。
初めて訪れたという塩竈市の真壁綾さんは「道
具が限られている時代にもかかわらず技術の高さ
を感じる出土品が多かった。大昔に思いをはせる
貴重な経験になった。
」と話しました。
このテーマ展は3月 日まで続きます。
時を越え感じる息吹 郷土資料館テーマ展
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広報わたり 2016.3
広報わたり 2016.3
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あらドンに成り代わりエールを送る高山さん
数回で効果を実感する「腕立てじゃんけん」
写真上:あいさつするイリット駐日イスラエル公使(右)
写真下:研修の成果を発表する高校生
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写真下:ワークショップに取り組む児童たち
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調査時の写真を交え多くの出土品を展示
自分でたてた抹茶の味を確かめる小学生
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