今日、文化芸術の創造性が地域コミュニティを活性化させるなど、その潜在⼒への期待が高まっています。 今回は、地域で⽂化芸術活動を⾏っている⽅々や、アートでまちづくりを⽬指している⽅々を主な対象とし、お互 いの情報交換を図るとともに、⽂化芸術の⼒による地域振興の可能性を考えます。 まず、(株)ニッセイ基礎研究所の吉本光宏氏に、オリンピックの文化プログラムを契機とした地域活性化の展望に ついて基調講演をいただきます。また、アーツカウンシル東京の⼤内伸輔⽒、及び(⼀社)アプリュスの柳原絵夢⽒ から、アートプロジェクトの実践等の経験をもとに、今後の活動に資する視点について情報提供していただきます。 会場は、大正期建築の旧繊維試験場の建物を活用した入間市の文化芸術拠点施設 アミーゴ。施設⾒学も⾏います。 【日時】 2016年3月28日(月) 13:00〜16:40 【会場】 入間市文化創造 アトリエ・アミーゴ (入間市仏子766 ⻄武池袋線仏⼦駅徒歩7分) 【内容】 1.アミーゴ⾒学 2.基調講演 「2020年東京五輪―⽂化プログラムから地域の活⼒創出を」 吉本 光宏 氏[株式会社ニッセイ基礎研究所研究理事] 3. 事例発表 ①「地域を巻き込むアートプロジェクトに必要なことば」 大内 伸輔 氏[アーツカウンシル東京チーフマネージャー] ②「地域性の変容とアートのあり方」 柳原 絵夢 氏[一般社団法人アプリュス 代表] 4. 交流会(軽食を交え、ご歓談いただきます) 【会費】 500円(当日お支払いください) 【お申込み方法】 3月14日(月)までに別添申込書を ①メール、又は②FAXにてお送りく ださい。 E-mail:[email protected] FAX:048-830-4752 【主催・お申込み先】埼⽟県県⺠⽣活部⽂化振興課 TEL:048-830-2887 FAX:048-830-4752 E-mail:[email protected] よしもと みつひろ 吉本 光宏 氏 ニッセイ基礎研究所研究理事。早稲田大学大学院(都市計画)修了後、社会工学研究所などを経て、 1989 年からニッセイ基礎研究所に所属。東京オペラシティ、世田谷 パブリックシアター、いわき芸術交流館アリ オス等の文化施設開発、 東京国際フォーラムのアート計画等のコンサルタントとして活躍するほか、 文化 政策、公立ホールの運営・評価、アートマネジメント、創造都市、 オリンピックと文化等の領域で調査研究に 取り組む。 現在、文化庁「文化審議会文化政策部会」委員、東京芸術文化評議会評議員・ 文化プログラム 検討部会長、埼玉県文化芸術振興評議会委員等を務める。 おおうち しんすけ 大内 伸輔 氏 アーツカウンシル東京 チーフマネージャー(東京アートポイント計画) 。法政大学社会学部卒業後、茨城県 取手市の「取手アートプロジェクト」のTAP塾でインターンを2年。現在も現場スタッフとして関わる。2006年よ り東京芸術大学音楽環境創造科教育研究助手。東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体やアート NPO等と協力してさまざまなアートプロジェクトを展開する「東京アートポイント計画」の立ち上げ期(2009 年)よりプログラムオフィサーを担当。2015年より現職。 やなぎはら えむ 柳原 絵夢 氏 一般社団法人アプリュス代表。京都府出身。2004年 東京芸術大学大学院美術研究科修了。翌年 東京芸 術大学美術学部彫刻科教育研究助手、2010年 女子美術大学芸術学部美術学科非常勤講師。展覧会及 びアートイベントに多数参加。 アプリュスは、大型機材を揃えた朝霞スタジオと廃校を活用した芝園スタジオ、小規模レジデンスの南千住 ブランチを運営し、アーティストの制作場所とワークショップの場を提供している。 入間市文化創造アトリエ・アミーゴ 大正期に建てられた旧繊維工業試験場を活用した、入間市 の文化の創造と情報の発信拠点施設。運営は、市民の参画 による自主的な運営を図ることを基本とし、NPO法人入間市 文化創造ネットワークが指定管理者として受託している。 木造の温かみを活かした独特の空間で、地域に根差した文 化芸術拠点として地域の方々に愛されている。 入間市仏子766 TEL 04-2931-3500
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