プレスリリース 報道関係者各位 平成28年2月26日 公益財団法人 日本交通文化協会 日本を代表する世界的漫画家 水木しげる氏によるパブリックアート ステンドグラス「妖怪たちの森」 米子鬼太郎空港に設置決定 ∼2016年3月8日除幕式開催予定∼ 公益財団法人日本交通文化協会(所在地:東京都千代田区有楽町1-1-3東京宝塚ビル、理事長:滝 久雄/以下、 当協会)は、今年2月下旬に日本を代表する世界的漫画家、水木しげる氏によるパブリックアート「妖怪たちの 森」を米子鬼太郎空港に設置します。 当協会は「ゆとりと潤いのある文化的公共空間の創造」を目的に、全国の駅や空港をはじめとするパブリックスペースに アート作品を制作・設置する事業を推進しています。当協会の通算513作品目となるこのパブリックアートは、一般財団法人 日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受けて、米子空港ビル株式会社(所在地:鳥取県境港市佐斐神町1634番地、 代表取締役社長:池口 由紀彦)の協力のもと、鳥取県境港市出身の日本を代表する世界的漫画家、水木しげる(みずき・しげ る)氏が今までに生み出してきた妖怪たちが、鬼太郎のもとに大集合した作品。ちょっとこわいけれど、それでいてなつかし い感じがする「妖怪たちの森」が、光輝くステンドグラスになって空の玄関を彩ります。本作は、株式会社水木プロダクショ ン監修のもと静岡県熱海市内の工房で制作され、2月下旬に米子鬼太郎空港へ設置されます。また、3月8日(火)には平井県 知事出席(予定)のもと、ステンドグラス除幕式および米子鬼太郎空港リニューアルお披露目式開催も予定されています。 ステンドグラス「妖怪たちの森」イメージ(©水木プロダクション) 米子鬼太郎空港リニューアルお披露目式概要 日時 :平成28年3月8日(火)午前10時00分∼10時40分 場所 :米子空港ビル2階出発フロア 主催 :鳥取県/米子空港利用促進懇話会/米子空港ビル株式会社 出席者 :平井伸治鳥取県知事(予定) 坂口清太郎米子空港利用促進懇話会会長 ほか 主な内容:主催者挨拶、来賓祝辞、除幕(ステンドグラスとくじら飛行船)、 装飾内容紹介、フォトセッション ほか このパブリックアートは、一般財団法人日本宝くじ協会の「社会貢献広報事業」の助成を受けて整備されました。 日本交通文化協会 パブリックアート事業局 報道関係 お問い合わせ先 公益財団法人 1/3 TEL:03-3504-2208 FAX:03-3504-2113 (広報担当NKB⼤大橋/⼩小沢 ⼤大橋携帯090-‐‑‒1613-‐‑‒2128) 事業概要 1 当事業の目的 1)水木しげる氏によるステンドグラスを通じたパブリックアート普及の重要性訴求 2)ステンドグラスを通じて芸術に親しむことによって、社会モラルが高まる環境創出 3)米子・境港エリアの観光資源開発と地域の活性化に貢献 2 設置場所 米子鬼太郎空港ビル2階国内線・国際線出発口前(鳥取県境港市佐斐神町1634番地) 3 完成時期 2016年2月下旬 4 題名 「妖怪たちの森」 5 規模 幅 約10.2m、高さ 約2.8m 使用ガラス数:約2,600ピース 6 原画制作 鳥取県境港市出身の日本を代表する世界的漫画家、水木しげる氏制作 7 作品について 手作りのガラス「アンティークグラス」をはじめ、ヨーロッパ発祥の伝統的な素材、技法に より制作された大型ステンドグラス。妖怪たちやそれを取り囲む植物の細かな表情は、職人 が丹念に「絵付け」をして表現。専用の絵具「グリザイユ」でガラスに絵を描き、焼成して 定着させるこの作業も、1,000年以上昔から変わらない伝統技法の一つで、ヨーロッパの伝 統と「漫画」・「妖怪」という日本的なテーマが融合した作品 絵付け風景 8 ステンドグラス制作 クレアーレ熱海ゆがわら工房(所在地:静岡県熱海市泉230-1)で6名の職人が制作 9 原画作者プロフィール 水木しげる(水木・しげる) 1922年生まれ(享年93歳) 鳥取県境港市で育つ 太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失う 復員後紙芝居画家となり、その後貸本漫画家に転向 代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」など 1965年 「別冊少年マガジン」に発表した「テレビくん」で第6回講談社児童まんが賞受賞 1991年 紫綬褒章 2003年 旭日小綬章 故郷の鳥取県境港市に「水木しげる記念館」が開館 2007年 「のんのんばあとオレ」アングレーム国際漫画フェスティバル最優秀コミック賞 受賞 2009年 「総員玉砕せよ!」アングレーム国際マンガフェスティバル遺産賞受賞 2010年 文化功労者 2012年 「総員玉砕せよ!」ウィル・アイズナー賞最優秀アジア作品賞受賞 日本交通文化協会 パブリックアート事業局 報道関係 お問い合わせ先 公益財団法人 2/3 TEL:03-3504-2208 FAX:03-3504-2113 (広報担当NKB⼤大橋/⼩小沢 ⼤大橋携帯090-‐‑‒1613-‐‑‒2128) 「クレアーレ熱海ゆがわら工房」について 当協会は、芸術文化の振興および環境芸術推進活動の一環として、熱海と信楽にお 所在地 いてステンドグラス、陶板レリーフ、彫刻、モニュメントなど、パブリックアート 静岡県熱海市泉 230-1 の研究や制作支援を行っています。建築家・隈研吾氏の設計・監修によるクレアー レ熱海ゆがわら工房は、釉薬研究施設、焼成サンプル室、ステンドグラススタジオ、 ショールームなども完備され、数多くのアーティストとのコラボレーションが展開 される、第一級のパブリックアートの創造拠点です。 五十嵐威暢氏(右) 宮田亮平氏 野見山暁治氏 大友克洋氏 クレアーレ熱海ゆがわら工房の外観 日比野克彦氏 日本交通文化協会 パブリックアート事業局 報道関係 お問い合わせ先 公益財団法人 3/3 TEL:03-3504-2208 FAX:03-3504-2113 (広報担当NKB⼤大橋/⼩小沢 ⼤大橋携帯090-‐‑‒1613-‐‑‒2128)
© Copyright 2024 ExpyDoc