世界史 - 河合塾

世界史
名古屋大学
文 , 情 報 文 化 学 部 ( 社 会 シ ス テ ム 情 報 学 科 )( 前 期 ) 1 / 4
問題Ⅰ
問1
(a)フェニキア人
(b)アルファベット
問2
(a)フェニキア人は銀などの鉱山資源や塩の獲得、および商業圏拡大のために進出した。
(b)フェニキア人の航海は地中海の海流に沿って行われたため、波線矢印で示したよう
な進路をとった。
問3
(a)アッシリア
(b)ニネヴェ
問4
(a)シュラクサイ
( b )ギ リ シ ア 人 は 、人 口 増 加 に よ る 耕 地 不 足 や 、交 易 活 動 の た め に 植 民 活 動 を 展 開 し 、植 民 市 シ ュ
ラクサイを建設した。
問5
カ ル タ ゴ の 将 軍 ハ ン ニ バ ル は 、イ ベ リ ア 半 島 か ら イ タ リ ア 半 島 に 進 出 し 、カ ン ナ エ の 戦 い で ロ ー マ 軍
に 勝 利 す る な ど 、ロ ー マ を 危 機 に お と し い れ た 。し か し 、ロ ー マ の 将 軍 ス キ ピ オ が ハ ン ニ バ ル を ザ マ
の戦いで破ってローマを勝利にみちびいた。
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問題Ⅱ
問1
①
魏
②
唐
③
宋
問2
租庸調
問3
土地の所有を認めた上で、土地などの資産に応じて現住所で課税し、収穫期である夏と秋の年2回、
原 則 と し て 銭 で 徴 収 す る 制 度 で 、 明 代 後 半 の 16世 紀 に 一 条 鞭 法 が 普 及 す る ま で 続 い た 。
問4
物品名
塩
王朝
前漢
統治者
武帝
問5
茶・鉄(または酒)
問6
( A) 政 治 制 度
文治主義のもとで文官中心の官僚制が確立した。
皇帝が行う殿試を創始して科挙制が確立した。
節度使を廃止して皇帝直属の禁軍を強化した。
( 門 下 省 の 権 限 が 抑 制 さ れ た 。)
( B) 社 会 経 済
貴族が没落して形勢戸と呼ばれる地主のもとで佃戸制が発達した。
江南の稲作が中国農業の中心となった。
貨幣経済が発達して交子・会子などの紙幣が流通した。
( 経 済 の 規 制 緩 和 が 進 ん で 商 工 業 が 発 達 し た 。)
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問題Ⅲ
問1
(1)ドンソン文化
(2)銅鼓
(3)
A) 李 朝
B ) 唐 が 滅 亡 す る と 華 北 で は 5 王 朝 が 、 地 方 に は 10 あ ま り の 国 家 が 興 亡 す る 五 代 十 国 時 代 と な
った。また、藩鎮勢力が武断政治を行い、政治が混乱した。
(4)陳朝
(5)チャンパー
(6)黎朝
問2
(1)マゼラン(マガリャンイス)
(2)ホセ=リサール
(3)アメリカ合衆国
問3
(1)パガン朝
(2)スコータイ朝
問4
西 方 イ ス ラ ー ム 世 界 と の 関 係 が 深 ま っ て イ ン ド 洋 の ム ス リ ム 商 人 が 多 く 訪 れ た こ と で 、南 シ ナ 海 の 中
国商人のネットワークとの結節点となり、海上交易の中心となった。
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問題Ⅳ
神 聖 ロ ー マ 帝 国 で は 、歴 代 皇 帝 が イ タ リ ア 政 策 を 行 い 、ま た 叙 任 権 闘 争 で 聖 職 者 の 任 命 権 を 失 っ た こ
と で 皇 帝 権 が 弱 く 、事 実 上 皇 帝 が 存 在 し な か っ た 大 空 位 時 代 が 訪 れ た 。こ の 間 諸 侯 が 台 頭 し 、領 邦 の
自 立 化 が 進 み 、大 空 位 時 代 の 再 来 を 防 ぐ た め に 出 さ れ た 金 印 勅 書 で は 七 選 帝 侯 に よ る 皇 帝 の 選 挙 制 が
定 め ら れ た こ と で 、領 邦 の 力 が 強 ま っ た 。ま た 、北 欧 商 業 圏 の 発 展 を 背 景 と し て 台 頭 し た リ ュ ー ベ ッ
ク な ど 、自 治 権 を 獲 得 し た 帝 国 都 市 も 存 在 し て い た 。イ タ リ ア 北 部 で は 、地 中 海 商 業 圏 の 発 展 を 背 景
に 自 治 権 を 持 つ コ ム ー ネ が 発 達 し 、ヴ ェ ネ ツ ィ ア や ジ ェ ノ ヴ ァ な ど の 都 市 が 、海 上 交 易 の 覇 権 を め ぐ
っ て 抗 争 を 繰 り 返 し た 。ま た 、諸 侯 や 都 市 は イ タ リ ア 政 策 を 進 め る 神 聖 ロ ー マ 皇 帝 を 支 持 す る ギ ベ リ
ン と 、 ロ ー マ 教 皇 を 支 持 す る ゲ ル フ に 分 か れ 、 対 立 ・ 抗 争 し て い た 。( 346字 )
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