「日中文学者対談 書くということ―事実と真実の間で

対談講演会のお知らせ
「日中文学者対話 書くということ―事実と真実の間で―」
パーリンホウ
「80 後(80 年代生まれ)」の中国の若手知識人の代表的存在であり、雑誌編集や評論、エッセイ、小説の執筆活
動、テレビ出演など幅広く活躍中の蒋方舟氏と、日本のベテランノンフィクション小説家、西木正明氏の対談講演会を
開催いたします。
対談を通じて、真実を描く上での日中両国の作家の思いや、中国の若い知識人の考えが浮かび上がることでしょう。
是非、お越しください。
日時│ 2016年3月8日(火)18:15~20:10(18:00開場)
(終了後に簡単な懇親会も開催いたします。)
会場│ 対談講演会:国際交流基金 JFIC ホール さくら
東京都新宿区四谷4-4-1 東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅より徒歩3分
主催
│
使用言語│
事前申込│
国際交流基金、日本ペンクラブ
対談講演会:日本語・中国語(同時通訳)
要(入場無料)
※本講演会は、東京国際文芸フェスティバル 2016(主催:日本財団)のオリジナルイベント
として開催いたします。(東京国際文芸フェスティバル http://tokyolitfest.com/)
ジャン・ファンジョウ
蒋 方 舟 (JIANG Fangzhou):作家、「新週刊」北京事務所 副編集長
1989 年湖北省生まれ。小学校時代から執筆活動を開始し、2009 年に中国の文学界で重要視される
人民文学賞を受賞。同氏の著作は、2014 年にフランツ・カフカ賞を受賞した閻連科氏からも高い評価を
得ている。現在、作家活動の他、複数のテレビ番組へ出演するなど、中国国内で幅広く活躍。
現代を生きる中国の若者に着目し、執筆やドキュメンタリーの制作を通して若者の心を解読したいと考
えている。最新の小説『故事的結局早已写在開頭(物語の結末は冒頭に書いてある)』では、日本を舞台
にした章を設けている。
西木正明:日本ペンクラブ副会長、獄中作家・人権委員長、作家
1940 年秋田生まれ。早稲田大学中退後、平凡出版で 14 年余り編集者生活を送り、1980 年に独立し
て作家活動に入る。
1980 年、デビュー作『オホーツク諜報船』で日本ノンフィクション賞新人賞、1988 年『凍(しば)れる瞳』で
直木賞、1995 年『夢幻の山旅』で新田次郎文学賞、2000 年には『夢顔さんによろしく』で柴田錬三郎賞
を受賞するなど、受賞歴多数。テレビドラマ、ミュージカル、舞台化された作品も多数。
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の
茅野裕城子(モデレーター):日本ペンクラブ理事・女性作家委員長、作家
東京生まれ。青山学院大学フランス文学科卒業、女優として活動。その後、トラベルライターとして『翼の王国』等に
寄稿、世界をめぐる。
90 年代は北京に暮らし、中国作家と交流。95 年、日中問題を扱った『韓素音の月』で 19 回すばる文学賞受賞。
日中、台湾、韓国との、作家交流にも多数参加。
浅田次郎(挨拶):日本ペンクラブ会長、作家
佐藤アヤ子(挨拶):日本ペンクラブ理事・国際委員会委員長、明治学院大学教授、翻訳家、日本カナダ文学会会長
申込
3 月 4 日(金)までに、お名前、ご所属、ご連絡先(E-mail アドレス及びお電話番号)、講演会終了後の懇親会への
出欠を明記のうえ、E メール又はファックスでお申し込みください(先着順。座席に余裕がある限りは、当日のお申し込
みも受け付けます)。
FAX:03-5369-6041
E-mail:event_asia_oceania@jpf.go.jp
※本講演会の詳細な御案内は当基金ウェブサイトでご覧いただけます。
http://www.jpf.go.jp/j/project/intel/exchange/organize/2016/02-01.html
お問い合わせ : 日本研究・知的交流部 アジア・大洋州チーム 担当:野口・竹口
電話:03-5369-6070