新井 晶子さん(平成24年度卒業)

国際コミュニケーション
学部(こども教育専攻)
平成24年度卒業
新井 晶子
近況
学生時代
本庄市立本庄西小学校 4年担任
学校ボランティアで学んだこと
ボランティアとしてお世話になっているときには、担任の先生が全体を進めてくれるので
私たちは一人一人の児童との関わり方を考える機会を多くいただきます。しかし、担任の先
生は一人一人との関わりを疎かにせず、同時に、全体を進めていかなければならないので集
団との関わりを行っていかなければなりません。そう思ってからボランティア先の先生方の
“個への関わり方”と“集団への関わり方”について特に注目し、「こんなとき自分だった
らどうするか」ということと「自分が子どもの立場だったらどう感じるか」ということを考
えながら過ごしていました。貴重な時間なので、ぜひ自分なりに注目する点を決めて臨むと
考えることや学ぶことが多くなると思います。
教員となって活かされていること
初任者研修で自校や他校の先生方の授業を見学させていただく機会がありますが、思って
いた以上に少ないものでした。また、細かな学級経営の仕方を見させていただけることもあ
りません。そんな中で思い出すのは、教育実習だけでなく、複数の先生方の学級経営や授業
を見ることができたボランティアに行っていた日のことです。掲示物の貼り方、座席の配置、
当番や係の決め方、各先生方が行っていた様々な取り組みなど、たくさんのものを見せてい
ただいていました。また、私と同じようにボランティアに行っていた友だちと情報交換を行
っていたので、その中から「担任もったら私もこれをやりたい!」と思うものも考えておき
ました。現場に出るとそのようなアイデアの例を見ることもなかなか難しくなってしまうの
で、ボランティアをさせていただく中でたくさん見せていただいたことが私の宝物となって
います。