茅ヶ崎市記者発表資料平成２８年２月１９日総務部市民課課長電話０４６７（８２）１１１１小澤伸一内線１１２９個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書の誤交付について茅ヶ崎市役所本庁舎１階市民課窓口で、転入の届出をされ、世帯全員の個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書（以下「交付申請書」という。）を希望された方（Ａ様）に、世帯全員の交付申請書をお渡しした際に、誤って別の方（Ｂ様）の交付申請書もお渡ししたことが判明しました。１経過【２月１７日（水）午前８時４０分頃】Ａ様が、茅ヶ崎市役所本庁舎１階市民課窓口に来所し、転入の届出を行うとともにＡ様の世帯全員（４人）の交付申請書を希望されました。また、ほぼ同時刻にＢ様も来所され、同様に転入の届出を行うとともにＢ様の交付申請書を希望されました。【２月１８日（木）午前１０時４５分頃】Ａ様の妻より、茅ヶ崎市役所市民課に電話連絡があり、２月１７日に受け取ったＡ様世帯の交付申請書 4 通に加えて別人の交付申請書１通が重なっていたとの申し出がありました。確認したところ、ほぼ同時刻に来所されたＢ様の交付申請書１通をお渡ししていたことが判明しました。【２月１８日（木）午後３時頃】Ａ様の自宅を訪問し、今回の件について謝罪するとともに、誤ってお渡ししたＢ様の交付申請書１通をお返しいただきました。【２月１８日（木）午後７時頃】Ｂ様の自宅に訪問し、今回の件についての経過と個人番号の変更を行うこと、新しい通知カードを交付申請書等とあわせて送付することなどを説明し、謝罪しました。２発生時の状況Ａ様およびＢ様の転入に伴う事務処理の際に、職員Ｃが、Ｂ様の交付申請書を印刷したまま取り忘れ、裏書き（※）をした通知カードのみをＢ様のフォルダーに入れ、交付窓口に渡しました。また、職員Ｃは、Ａ様の交付申請書を出力し、残っていたＢ様の交付申請書が重なったままプリンタートレーから取り出し、裏書きをした４人分の通知カードと一緒に、フォルダーに入れ、交付窓口に渡しました。交付窓口では、職員Ｄが交付する書類の内容の確認を行い、レジ担当の職員Ｅが、Ｂ様およびＡ様に交付物を確認してお渡ししましたが、職員２人とも誤りに気がつきませんでした。その結果、Ｂ様に交付申請書をお渡しせず、Ａ様にＢ様の交付申請書をお渡ししてしまいました。 ※裏書き：券面事項の変更に伴って、裏面に変更後の内容を記載すること。３誤交付した書類個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書４１通記載されていた個人情報個人番号、氏名、住所、生年月日、性別５原因マイナンバー制度が始まり、転入の届出時に本人が希望される場合は、交付申請書をお渡しすることになりました。転入の届出の際は、合わせて住民票の写しの請求や印鑑登録申請などがあるケースが多く、多数の書類をお渡しする過程で、確認が十分にできていなかったことによるものです。（１）職員Ｃが、Ｂ様の交付申請書をすぐにプリンターから取り出さず、印刷したまま置き忘れたこと。（２）職員Ｃが、Ａ様の交付申請書を出力し、プリンターから取り出す際に別の方の書類が混在していないかの確認が不十分だったこと。（３）職員Ｄおよび職員Ｅが、交付の際に行った確認が不十分だったこと。６再発防止策マイナンバーカード関連事務におけるマイナンバーを記載した書類の取り扱いは、慎重に行わなければならないことを再認識するとともに、特に交付事務では、誤交付することがないよう職員による確認の徹底を図ります。また、職員間で書類を送付する際の作業手順の見直しを行うとともに、誤交付により市民の方に生じる影響の重大性をあらためて認識し、これまで以上に職員教育を行ってまいります。７市長コメントこのたびは、大切な個人情報を取り扱うマイナンバーカード関連事務で個人情報を流出させてしまい、関係者に多大なるご迷惑をおかけし、市民のみなさまにご心配をおかけしたことをお詫びいたします。２月１６日に発表しましたとおり２月６日に誤交付があり、その再発防止に努めていたにもかかわらず、それから間もなく再び同様のミスを発生させてしまったことを深く反省しております。この２度に渡るミスを踏まえ、いかにしてヒューマンエラーの発生しにくい作業手順を構築するかを全庁的な課題として捉え、あらためて再発防止とみなさまからの信頼回復に取り組んでまいります。