開催報告 - 大阪発明協会

平成 27年度会員向け見学会・講演会開催
大 阪 ガ ス( 株 )泉 北 製 造 所 及 び ガ ス 科 学 館 の 見 学 と 講 演「 ブ ラ ン ド 戦
略と知財マネジメント~新しいタイプの商標を踏まえて~」
11月 24日 (火 )、当 協 会 会 員 向 けサービス事 業 の一 環 として、 年 に1度 の恒 例 となり
ました企 業 見 学 会 と講 演 会 を開 催 いたしました。
こ の 見 学 会 は 会 員 限 定 ・ 参 加 費 無 料 と し て 開 催 し てい る も の で 、 今 年 度 は 、 高 石 市
の大 阪 ガス株 式 会 社 泉 北 製 造 所 およびが行 われ、23名 が参 加 しました。
当 日 はまず初 めに主 催 者 側 を 代 表 し て 、
当協会樋口事務局長と大阪ガス(株)竹
本知的財産室長の挨拶を皮切りに、齊藤
特許商標事務所
代表弁理士
齊藤
整
氏から「ブランド戦略と知財マネジメン
ト~新しいタイプの商標を踏まえて
~」のタイトルのもと講演会を行い、管
内の7割に都市ガスを供給している泉北
製造所第2工場とガス科学館の見学を行
うというスケジュールとなりました。
まず前 半 の講 演 会 では、商 標 専 門 であり、豊 富 な事 例 と経 験 をお持 ちである齊 藤 弁
理 士 により、「商 標 とは何 か」、「ブランドと商 標 の違 い」を紐 解 く「ブランドの戦 略 の基
礎 」か らスタ ート し 、「 商 標 の 種 類 と 不 正 競 争 」と の 関 わり 合 い につい て 概 説 さ れ た 後 、
今 話 題 の「新 しいタイプの商 標 (音 商 標 や動 き商 標 、位 置 商 標 など)の審 査 の現 状 と課
題 を、具 体 例 を挙 げながら解 かり易 く解 説 していた
だきました。1 時 間 半 という短 い講 演 時 間 ではありま
し たが 、 豊 富 な 事 例 を 凝 縮 し た 充 実 し た 内 容 に よ る
講 演 でした。
大 阪 後 半 の見 学 会 では、大 阪 ガス管 内 7割 の家
庭 に都 市 ガスを供 給 している泉 北 製 造 所 、その第 2
工 場 内 をマイクロバスで移 動 しながら見 学 し、大 阪
ガスが提 供 する3つのマルチエネルギー「都 市 ガス」
「電 気 」「冷 熱 」の製 造 工 程 に対 する理 解 を深 めることができました。最 後 に、「楽 しく学
べ」、「地 域 交 流 」に寄 与 するために設 立 されたガス科 学 館 において液 体 窒 素 による実
験 などを体 験 しました。
あわせて半 日 の見 学 会 &講 演 会 ではありましたが、盛 りだくさんで中 身 の濃 い会 とな
り、参 加 者 の皆 様 からも、講 師 の方 や大 阪 ガスの皆 様 へ感 謝 の言 葉 が寄 せられまし
た。
今 年 度 も遠 方 にもかかわらずご参 加 いただきました会 員 の皆 様 、誠 にありがとうござ
いまし た。来 年 度 もこ のよう な 見 学 会 を 継 続 し て 開 催 し てい きますので、何 卒 ご期 待 下
さい。