契約約款の一部改正(設計等委託、工事監理)(PDF:107KB)

独占禁止法の一部改正に伴う契約約款の一部改正について
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独占禁止法)の一部改正(平成27年4月1日施行)に伴い、契約約款の内容を一部改正しま
す。
設計等委託約款(必要な部分のみを記載しています。)
改正後
(談合その他不正行為による解除)
第39条の2
(談合その他不正行為による解除)
発注者は、受注者がこの契約に関して次の各号のいずれ 第39条の2
かに該当した場合にあっては、契約を解除することができる。
(1)
改正前
公正取引委員会が、受注者に違反行為があったとして私的独占の
発注者は、受注者が次の各号のいずれかに該当した場合
にあっては、この契約を解除することができる。
(1)
公正取引委員会が、派遣元に違反行為があったとして私的独占の
禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号)第49
禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。以下
条に規定する排除措置命令(排除措置命令がなされなかった場合に
「独占禁止法」という。)第49条第1項に規定する排除措置命令又
つ い て は 、 同 法 第 62条 第 1 項 に 規 定 す る 納 付 命 令 ) が 確 定 し た と
は第50条第1項に規定する納付命令を行い、当該排除措置命令又は
き。
納付命令が確定したとき。
(2)
公正取引委員会が、独占的状態があったとして独占禁止法第65条
又は第67条の規定による審決(独占禁止法第67条第2項の規定によ
る該当する事実がなかったと認められる場合の審決を除く。)を行
い、当該審決が確定したとき。
(3)
公正取引委員会が、違反行為があったとして独占禁止法第66条第
4項に規定する審決を行い、当該審決が確定したとき。
(4)
公正取引委員会が、違反行為があったとして行った審決に対し、
独占禁止法第77条の規定により審決取消しの訴えを提起し、その訴
えについて請求棄却又は訴え却下の判決が確定したとき。
(2)
刑法(明治40年法律第45号)第96条の6又は同法第198条の規定に
よる刑(法人の場合にあっては、その役員又はその使用人に対する
(5)
刑法(明治40年法律第45号)第96条の6又は同法第198条の規定に
よる刑(法人の場合にあっては、その役員又はその使用人に対する
刑)が確定したとき。
2
刑)が確定したとき。
……略……
2
(賠償金の予定)
第46条の2
……略……
(賠償金の予定)
受注者は、第 39 条の2第1項各号のいずれかに該当する 第46条の2
受注者は、第39条の2第1項各号のいずれかに該当する
にあっては、発注者が契約を解除しないときは賠償金として契約金額
にあっては、発注者がこの契約を解除しないときは賠償金として契約
の 100 分の 30 に相当する額を、発注者が契約を解除するときは同条第
金額の100分の30に相応する額を、発注者がこの契約を解除するときは
2項の規定において準用される第 39 条第2項の規定に基づく違約金の
同条第2項の規定において準用する第39条第2項の規定に基づく違約
支払いに加え、賠償金として契約金額の 100 分の 20 に相当する額を発
金の支払いに加え、賠償金として契約金額の100分の20に相応する額を
注者の指定する期間内に支払わなければならない。業務が完了した後
発注者の指定する期間内に支払わなければならない。業務が完了した
も同様とする。ただし、第 39 条の2第1項第2号のうち、受注者の刑
後も同様とする。ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。
法第 198 条の規定による刑が確定した場合は、この限りでない。
(1)
第39条の2第1項第1号から第4号までのうち、審決の対象とな
る行為が、独占禁止法第2条第9項に基づく不公正な取引方法(昭
和57年6月18日公正取引委員会告示第15号)第6項で規定する不当
廉売の場合その他発注者が特に認める場合
(2)
第39条の2第1項第5号のうち、受注者が刑法第198条の規定に
よる刑が確定した場合
2
……略……
2
……略……
工事監理約款(必要な部分のみを記載しています。)
改正後
改正前
(談合その他不正行為による解除)
第11条の2
(談合その他不正行為による解除)
発注者は、受注者がこの契約に関して次の各号の一に該 第11条の2
当したときは、契約を解除することができる。
(1)
公正取引委員会が、受注者に違反行為があったとして私的独占の
発注者は、受注者が次の各号の一に該当したときは、こ
の契約を解除することができる。
(1)
公正取引委員会が、派遣元に違反行為があったとして私的独占の
禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。以下
禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。以下
「独占禁止法」という。)第49条に規定する排除措置命令(排除措
「独占禁止法」という。)第49条第1項に規定する排除措置命令又
置命令がなされなかった場合については、同法第62条第1項に規定
は第50条第1項に規定する納付命令を行い、当該排除措置命令又は
する納付命令)が確定したとき。
納付命令が確定したとき。
(2)
公正取引委員会が、独占的状態があったとして独占禁止法第65条
又は第67条の規定による審決(独占禁止法第67条第2項の規定によ
る該当する事実がなかったと認められる場合の審決を除く。)を行
い、当該審決が確定したとき。
(3)
公正取引委員会が、違反行為があったとして独占禁止法第66条第
4項に規定する審決を行い、当該審決が確定したとき。
(4)
公正取引委員会が、違反行為があったとして行った審決に対し、
独占禁止法第77条の規定により審決取消しの訴えを提起し、その訴
えについて請求棄却又は訴え却下の判決が確定したとき。
(2)
刑法(明治40年法律第45号)第96条の6又は同法第198条の規定に
(5)
刑法(明治40年法律第45号)第96条の6又は同法第198条の規定に
よる刑(法人の場合にあっては、その役員又はその使用人に対する
よる刑(法人の場合にあっては、その役員又はその使用人に対する
刑)が確定したとき。
刑)が確定したとき。
2
……略……
(賠償金の予定)
第12条
受注者は、前条第1項各号の一に該当するときは、発注者が
契約を解除しないときは賠償金として契約金額の100分の30に相当する
2
……略……
(賠償金の予定)
第12条
受注者は、前条第1項各号の一に該当するときは、発注者が
契約を解除しないときは賠償金として契約金額の100分の30に相当する
額を、発注者が契約を解除するときは同条第2項の規定において準用
額を、発注者が契約を解除するときは同条第2項の規定において準用
される第11条第2項の規定に基づく違約金の支払いに加え、賠償金と
される第11条第2項の規定に基づく違約金の支払いに加え、賠償金と
して契約金額の100分の20に相当する額を発注者の指定する期間内に支
して契約金額の100分の20に相当する額を発注者の指定する期間内に支
払わなければならない。業務が完了した後も同様とする。ただし、前
払わなければならない。業務が完了した後も同様とする。ただし、次
条第1項第2号のうち、受注者の刑法第198条の規定による刑が確定し
に掲げる場合は、この限りでない。
た場合は、この限りでない。
(1)
前条第1項第1号から第4号までのうち、審決の対象となる行為
が、独占禁止法第2条第9項に基づく不公正な取引方法(昭和 57年
6月18日公正取引委員会告示第15号)第6項で規定する不当廉売の
場合その他発注者が特に認める場合
(2)
前条第1項第5号のうち、受注者が刑法第198条の規定による刑
が確定した場合
2
……略……
2
……略……