【平成27年度2月補正予算に係る市長提案説明要旨】 (H28.2.19) まず、平成27年度伊丹市一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、 本案は、国の「一億総活躍社会」の実現に向けた、緊急対策を含む補正予算の成立 を受け、本市におきましても、将来にわたる人口減少問題の克服と、成長力の確保 を図るため、主に国庫支出金や地方債等の、通常よりも有利な財源を積極的に活用 いたしまして、伊丹創生に資する事業や、教育環境の向上を図る事業等を追加する ほか、12月補正予算編成後の情勢の変化に対応するため、所要の措置を講じよう とするものであります。 その主なものを申し上げますと、地方創生加速化交付金等を活用いたしまして、 伊丹創生総合戦略の各種事業を実施する経費を始め、学校施設の大規模改造工事や、 (仮称)中学校給食センター整備工事に要する経費等について、所要の措置を講じ ようとするものであります。 また、本年1月より運用が開始されております、社会保障・税番号制度に係る個人 番号カードの普及促進、及び情報セキュリティの強化対策に要する経費や、本年4 月から実施が予定されております、保育所等の利用者負担軽減措置に伴う、システ ム改修に要する経費のほか、一般職の職員の給与の改定、及び職員の異動等に伴う 人件費等、並びに勧奨退職、普通退職等に係る、退職手当及び退職手当負担金につ いて、それぞれ措置を講じるとともに、生活保護費の医療扶助支給額が、当初見込 み額を上回ったことに伴う増額措置等、今後の支出の見込みに応じ、所要の措置を 講じようとするものであります。 その結果、第1条の歳入歳出予算につきましては、歳入歳出それぞれ、39億5, 033万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、749億7,672万6, 000円としようとするものであります。 第2条の繰越明許費では、先ほど申し上げました、国の地方創生加速化交付金を 活用した、首都圏職員採用事業等を含め、10事業について、翌年度への繰越措置 を、第3条の債務負担行為では、(仮称)中学校給食センター整備工事の事業進捗 上、期間及び限度額の変更の措置を、第4条の地方債の補正では、事業の変更等に 伴う地方債の変更の措置を、それぞれ講じようとするものであります。 次に、平成27年度伊丹市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につい てでありますが、本案は、退職者療養給付費等交付金、財政調整交付金、療養諸費、 介護納付金、共同事業拠出金等が、当初予算に比べ増減することに伴い、所要の措 置を講じるほか、保険基盤安定制度繰入金、財政安定化支援事業繰入金などの額の 確定等に伴い、所要の措置を講じようとするものであります。 次に、平成27年度伊丹市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につい てでありますが、本案は、保険料軽減対象者に係る、保険基盤安定納付金の追加に伴 い、所要の措置を講じようとするものであります。 次に、平成27年度伊丹市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)及び平成2 7年度伊丹市農業共済事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、こ れら両案は、一般職の職員の給与の改定、及び職員の異動等に伴う、人件費等を措 置しようとするものであります。 次に、平成27年度伊丹市下水道事業会計補正予算(第1号)についてでありま すが、本案は、国の補正予算に対応する防災減災事業として、雨水幹線等整備事業 について、国庫補助金及び企業債を財源として、所要の措置を講じるとともに、武 庫川流域下水道県事業負担金といたしまして、平成27年度の兵庫東流域下水汚泥 処理事業に係る、本市負担分につきまして、債務負担行為の追加措置を講じようと するものであります。
© Copyright 2024 ExpyDoc