業務仕様書 - 大阪府立大学

業 務 仕 様 書
この仕様 書は、 公立 大学法人大 阪府立 大学 生命環境科 学域附 属獣 医臨床セン
ター窓口業 務及び 収入 金収納業務 の内容 を示 すものであ る。仕 様書 に記載され
ていない事 項であ って も、これに 付随し て必 要と認めら れる軽 微な 部分は発注
者・受注者が協議の上、契約金額の範囲内で実施するものとする。
受注者は 、業務 担当 者に対し当 附属獣 医臨 床センター に関す る専 門的な知識
の育成及び 接遇態 度等 の指導を徹 底する とと もに、以下 の業務 を誠 実かつ的確
に履行するものとする。
【勤務場所】
⑴ 泉佐野市りんくう往来北1-58
公立大学法人大阪府立大学 りんくうキャンパス
生命環境科学域附属獣医臨床センター
【勤務時間】
⑴ 午前8時30分から午後5時15分まで。
⑵ 業務担当者は、当附属獣医臨床センターの医事業務及び電子計算機への入
力(以下「入力業務」という。)方法を充分に理解した者でなければなら
ない。
【勤務を要する日】
「公立大 学法人 大阪府 立大学教 職員の 勤務時 間、休日 、休暇 等に関 する規程
第14条第2項に定める日」を除く日とする。
【業務内容】
⑴ 受注者は、窓口受付業務、収入金請求業務その他附属獣医臨床センター全
般に精通 し、 接遇態 度 に問題が ない ような 資 質を有す る者 を従事 さ せ、以
下の業務を遂行するものとする。
ア 窓口受付業務(電話による予約受付業務を含む)
イ 端末機入力業務
ウ 収入金の収納業務
エ 請求・督促等の業務
オ 各種証明書発行に関する業務
カ 各種統計表作成業務
⑵ 受注者は、飼主や来学者と受付職員を区別するためにユニホームを用意し
着用させるものとする。
⑶ 受注者は、受付・案内業務を実施するにあたり、従事する職員は、飼主や
来学者に 対し て、服 装 を含めて 清楚 及び安 心 の印象を 与え ること を 維持す
るとともに、丁寧で親切な接遇を行うこと。
⑷ 受注者は、入力業務を遂行するため、端末機2台を稼働させるものとする。
なお、端末機(周辺機器を含む)の起動及び停止は、受注者がこれを行い、
動作確認 の結 果異常 が 認められ たと きは、 速 やかに発 注者 へ報告 す るもの
とする。
⑸ 受注者は、翌月10日までに業務完了報告書を作成し発注者に提出する
ものとする。
⑹ この仕様書に定めのない業務又は仕様書の内容に疑義が生じたときは、必
要に応じて発注者・受注者が協議の上定めるものとする。
【業務の具体】
⑴ 窓口受付業務及び端末機入力業務
ア 初診受付業務
受注者は、飼主から診療申込書を受け取り、記載内容等を確認したう
えで、発注者が定める処理をするものとする。
受注者は、当該動物の登録に必要な情報を的確に入力し、診察券等を
作成するものとする。
受注者 は、 受 付が終 わっ た当 該動 物 につい て、 獣医 師に 連 絡を取 り、
診察券及び当該動物を獣医師に引き継ぐものとする。
イ 再診受付業務
受注者は、飼主から診察券を受け取り、記載内容等を確認した上、変
更事項がある場合は登録内容について的確に入力するものとする。
受注者 は、 受 付が終 わっ た当 該動 物 につい て、 獣医 師に 連 絡を取 り、
診察券及び当該動物を獣医師に引き継ぐものとする。
ウ 予約受付業務
受注者は、再診受付にあたって、飼主から予約指示を受けた場合、予
約情報を的確に入力するものとする。
受注者は、飼主から初診予約及び再診予約並びに予約変更の依頼が、
電話等であったときは的確に対応し、予約情報を的確に入力するものと
する。
エ 総合案内業務
受注者は、飼主から病院内の施設所在及び診療に関する簡易な質問を
受けたときは、的確に応対するものとする。
受注者は、飼主から院内呼び出しの要請を受けたときは、的確に対応
するものとする。
受注者は、総合案内における応対状況を毎日記録し、発注者に報告す
るものとする。
⑵ 収入金の収納業務
収 入金の 収納 にあたって は、別 紙「 大阪府立大 学生命 環境 科学域附属
獣医臨床センター収入金の収納事務取扱要領」によるものとする。また、
本学が クレジ ット カー ド及び デビッ トカ -ド にかか る端末 機カ ード 会社
と締結 した、 別添 「パ ナソニ ックI NF OX ターミ ナル設 置使 用規 約」
について遵守するものとする。
受注者は、料金の徴収に伴い、発注者の指定する各種報告書等を作成
するものとする。
⑶ 請求・催促業務等
ア 収入金としての診療料の収納については、獣医臨床センターの開業時
間中に発生し、受注者がこれの収納業務を行うことが原則であるが、止
む無く、開業時間外に診療が終了し、診療料の請求が発生した場合、受
託者は翌開業日に当該飼主に対して、当該診療料の診療明細書兼請求書
を送付するものとする。
イ
アにおける請求書の様式及び督促の方法については、別紙「大阪府立
大学生命環境科学域附属獣医臨床センター収入金収納事務取扱要領」及
び「公立大学法人大阪府立大学債権管理及び引当金取扱事務処理要領」
によるものとする。
⑷ 各種証明書発行に関する業務
ア 各種証明の受付及び作成
受注者は、飼主から申し出のあった証明書を受理し、即時対応できる
ものについては、速やかに対応する。
また、受け付けた証明書について、日数のかかるものについては申し
込み時に証明書等交付申請書を提出させ、後日連絡するものとする。
なお、受け付けた証明書について、発注者の獣医師に依頼が必要なも
のについては、りんくうキャンパス事務所等に所定の手続きをとり証明
書を作成するものとする。
イ
収入金の徴収
受注者は、作成された証明書について、有料の場合上記(2)に従い、
料金収納等を行うものとする。
⑸ 各種統計表作成業務
受注者は、各種統計表の作成を行うものとする。
【業務担当者の指導教育】
⑴ 受注者は、業務従事者の指導教育には責任をもってあたらなければならな
い。
⑵ 指導教育にあたっては、少なくとも次の点に重点をおかなければならない。
ア 大学の獣医臨床センターにおいて業務に従事する者としての矜持を保
つこと。
イ 大学における教育環境を阻害しないこと。
ウ 大学運営上好ましくない行為をしないこと。
⑶ 受注者は、業務従事者が基本的人権について正しい認識をもって当該業務
を遂行できるよう、人権啓発に係る研修を行うものとする。研修を行った
場合は、別紙人権啓発研修実施報告書を発注者に報告しなければならない。
⑷ 受注者は、業務従事者にクレジット及びデビットカード会社の行うカード
業務に係る研修を受講させる義務を負うものとする。
⑸ 発注者は、受注者の業務従事者について業務の実施上著しく不適当である
と認めたときは、受注者に通知して再教育または業務従事者の交替を求め
ることができる。
【特記事項】
平成28年4月1日からの履行に際し、前任者との引継ぎが必要な場合は、委託
期間前の10日間程度の引継ぎ期間を設けることとする。なお、これに要する費
用は受注者の負担とする。