生分解性プラスチック普及の現状と 普及に伴う環境への影響について学ぶ

NPO 法人生ごみリサイクル全国ネットと東京都との協働による学習会
環境問題を考える
生分解性プラスチック普及の現状と
普及に伴う環境への影響について学ぶ
講 師
天笠 啓祐氏
市民バイオテクノロジー情報室代表
2016 年3月24日(木)13:30~15:30
東京都消費生活総合センター
教室A
新宿区神楽河岸1-1
セントラルプラザ16階
JR総武線飯田橋駅西口徒歩1分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・大江戸線飯田橋駅B2b出口 徒歩1 分
参加費
無料( 先着順 100 名) 資料代 300 円
お問合せは Tel&Fax:03-3483-3761
バイオマス(生物資源=植物や動物がつくった有機物)を原料にした生分解性プラスチッ
クは、使用後は微生物によって分解され、最終的に水と二酸化炭素に分解されるので、環境
に配慮した地球にやさしい「グリーンプラ」として宣伝され普及を加速している。
しかし、プラスチック製品を生分解性プラスチックで代替することは、使い捨てを助長す
ることになるのではないだろうか。生分解性プラスチック袋に入った生ごみを原料として
たい肥をつくり、そのたい肥を持続的に農地へ施用した場合、生分解性プラスチック製造の
過程で使用された可塑剤や柔軟剤など多量の添加材・分解残存物は、土壌でどのような挙動
をするのだろうか。添加剤の中には、環境ホルモン作用を示す化学物質もあり、人体や野生
生物への影響が問題になっている。安全性の確認はなされているのだろうか。いろいろわか
らないことばかり。ご一緒に勉強しましょう。