マイホームぴこ セット

2015 年 9 月作成(第 1 版
新記載要領に基づく作成)
医療機器承認番号 21300BZZ00195
機械器具 07 内臓機能代用器
高度管理医療機器 自動腹膜灌流装置用回路及び関連用具セット(JMDN コード:70590000)
マイホームぴこ セット
(小容量)
再使用禁止
5.トランスファーチューブセット(販売名:キャプディールト
【禁忌・禁止】
ランスファーチューブセット 医療機器承認番号
16200BZZ00326 又は、販売名:キャプディールTSCDト
ランスファーチューブセット 医療機器承認番号
再使用禁止
<使用方法>
透析液を接続しないラインのクランプが開いたまま、治療を行
20600BZZ00239)に接続された延長チューブに腹膜ラインを
接続する。
6.装置の操作方法に従い、治療を行う。
わないこと。[腹膜炎の併発や腹腔内にエアーが混入する可能
性がある。]
7.治療終了後、腹膜ラインのクランプ及びトランスファーチュ
ーブセットのローラークランプを閉じ、腹膜ラインから外す。
8.すべてのクランプを閉じ、装置から本品を取り外し、廃棄す
【形状・構造及び原理等】
<構造図>
排液ライン
流路切換部 ポンプ部
る。
注液ライン
<使用方法等に関連する使用上の注意>
1.以下の内容について確認の上、患者に指導すること。
カセット
(1)テルモ無菌接合装置TSCD SC-102(医療機器
届出番号 13B1X00101000049)を用いて接続する場合は、
本品のクランプの位置をずらし、コネクターとクランプ
間のチューブを装置にセットすること。
(2)治療終了後、本品のクランプがすべて閉じていることを
確認すること。[透析液や排液の流入・流出が起こる可能
性がある。]
【使用上の注意】
加温部
<重要な基本的注意>
1.併用する医薬品及び医療機器の添付文書を確認後、使用する
こと。
2.以下の内容について確認の上、患者に指導すること。
(1)本品はマイホームぴこ専用である。他のAPD装置には
結束テープ
コネクター
追加注液ライン
クランプ
使用しないこと。
(2)使用の際は、APD装置設定時、
「ぴこセットの選択」に
おいて「ぴこセット(小容量)」を選択すること。[プラ
腹膜ライン
1.本品はポリ塩化ビニル(可塑剤:フタル酸ジ(2-エチルヘキシ
ル))を使用している。
2.本品に使用するコネクター及びポンプ部にはポリカーボネート
イミング中に腹膜ラインから透析液が吹きこぼれたり、
予定どおりの治療ができない可能性がある。]
(3)使用の際は、APD装置の添付文書及び取扱説明書をよ
樹脂を使用している。
く読んで、使用すること。
(4)装置を使用して本品を接合する際は、テルモ無菌接合装
置TSCD SC-102以外を使用しないこと。
【使用目的又は効果】
(5)接合終了後は必ず接合部を開通し、穴あき、液漏れ等の
接合不良が発生していないことを確認すること。[接合
不良のまま通液したり、再接合すると、腹膜炎を併発す
<使用目的>
本品は腹膜透析液の交換を自動的に行う際、透析液を腹腔内に
注液及び排液するために使用する。
る可能性がある。]
(6)接合不良や装置故障が発生した際は、無菌接合装置、ウ
ェハー、チューブ類の現品を保管の上、弊社担当者まで
【使用方法等】
1.本品を包装から取り出し、使用システムがマニュアルの場合は
マスクを付け、すべてのクランプを閉じる。
連絡すること。
(7)腹膜ラインをAPD装置のホルダーにかけるときは、腹
膜ラインのコネクターのキャップを絶対に外さないこ
2.カセットの留め具を取り外し、APD装置(販売名:マイホー
ムぴこ 医療機器承認番号 21300BZZ00199)にセットする。
3.注液ラインに透析液バッグを接続し、排液ラインに排液タンク
と。
[落下菌が侵入し、腹膜炎を併発する可能性がある。]
(8)キャップを外したコネクターを上に向けないこと。[落
下菌が侵入し、腹膜炎を併発する可能性がある。]
等をセットする。
4.装置の操作方法に従い、治療の準備を行う。
(9)コネクターの内側を指等で触れないこと。接続部を不潔
にした場合は、直ちに本品を交換すること。[腹膜炎を
併発する可能性がある。]
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(10)治療は人の出入りがない、清潔で明るい部屋で行うこと。
[落下菌が侵入し、腹膜炎を併発する可能性がある。]
(25)チューブ折れが生じないように注意すること。特に、就寝
中はチューブを身体の下等に挟まないように注意するこ
(11)治療中は窓やドアを閉め、冷暖房器具を一時(接続作業が
終わるまで)止めること。
[落下菌が侵入し、腹膜炎を併発
する可能性がある。]
と。[閉塞等が生じる可能性がある。]
(26)カセットをAPD装置にセットしてから、腹膜ライン及び
排液ラインの束ねを解くこと。[結束テープがAPD装置
(12)本品を寒い場所に保管していた場合は、室温に戻してから
使用すること。
(13)透析液を寒い場所に保管していた場合は、あらかじめ
内に入ると故障の原因になる可能性がある。]
(27)使用中に本品の破損、液漏れ等の異常が認められた場合は、
現品を保管の上、弊社担当者まで連絡すること。
APD装置を使用する場所に透析液を置いておくなどして、
透析液を使用する場所の温度になじませてから開始するこ
と。 [APD装置内で透析液が加温される際の温度差が大
(28)包装が破損、汚損している場合や製品に破損等の異常が認
められる場合は使用しないこと。
(29)包装を開封したらすぐに使用し、使用後は感染防止に留意
し安全な方法で処分すること。
きいと、溶存エアーが発生しやすくなる。]
(14)APD装置内でカセットをリフトアップする前に透析液の
クリックチップを折らないこと。
[プライミング中に腹膜
【保管方法及び有効期間等】
ラインから透析液が吹きこぼれたり、治療中に透析液が不
足する可能性がある。]
<保管方法>
水ぬれに注意し、直射日光及び高温多湿を避けて保管すること。
(15)カセット内の流路切換部、ポンプ部及び加温部のシートは
<有効期間>
軟らかいプラスチック製なので鋭利なもの等で傷つけな
いように取扱いに注意すること。[液漏れが発生し、腹膜
使用期限は外箱に記載(自己認証による)
炎の併発や装置の故障の原因になる可能性がある。]
【製造販売業者及び製造業者の氏名又は名称等】
(16)クランプを閉じる際は、下図のように正しく閉じること。
[チューブの一部が閉塞されず、気密性が保たれない可能性
がある。]
チューブ
製造販売業者:テルモ株式会社
電 話 番 号:0120-12-8195
テルモ・コールセンター
クランプ
(正)
(誤)
(誤)
(17)治療準備(プライミング)を開始する前に、腹膜ラインを
接続していないことを確認すること。[予定どおりの治療
ができない可能性がある。]
(18)治療時には、腹腔とAPD装置の高低差を 30cm 以内にし
て使用すること。[注液、排液速度が遅くなり予定どおりの
治療ができない可能性がある。]
(19)注液ライン、又は追加注液ラインに接続した透析液バッグ
は、なるべくAPD装置より上に配置すること。
[注液、排
液速度が遅くなり予定どおりの治療ができない可能性があ
る。]
(20)治療中は、一時停止をせずに立ち上がったり、歩いたりし
ないこと。[注液、排液速度が遅くなり予定どおりの治療
ができない可能性がある。]
(21)接続作業をAPD装置の上で行わないこと。[透析液が
APD装置内に入ると、故障の原因となる。]
(22)チューブは、軟らかいプラスチック製のため、鋭利なもの
等で傷つけないよう注意すること。[チューブに液漏れ、
空気の混入、破断が生じる可能性がある。]
(23)チューブ及びチューブと接合している箇所は、過度に引っ
張るような負荷や押し込むような負荷、チューブを折り曲
げるような負荷を加えないこと。[チューブが破損する、
又は接合部から抜ける可能性がある。]
(24)APD装置のカセットドアを閉めるときにチューブをかみ
込まないこと。[閉塞の原因となる。]
CD 21300BZZ00195 504 01
はテルモ株式会社の商標です。
テルモ、キャプディール、TSCD、マイホームぴこ、クリックチップはテルモ株式会社の登録商標です。
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