松崎町特別職の職員で常勤の者の給料等に関する条例の一部を改正

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◎議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(稲葉昭宏君)日程第3、議案第1号
松崎町特別職の職員で常勤の者の給料等に関す
る条例の一部を改正する条例についての件を議題といたします。
議案の朗読は省略して、提出者から提案理由の説明を求めます。
○町長(齋藤文彦君)
議案第1号は、松崎町特別職の職員で常勤の者の給料等に関する条例
の一部を改正する条例についてであります。
詳細は担当課長をして説明します。
(総務課長
○議長(稲葉昭宏君)
山本秀樹君
提案理由説明)
以上で提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑を許します。
○2番(渡辺文彦君)
今回人事院の勧告で給与の手当を上げるということですけれども、私
が考えるに、この特別職は去年、その前ですか、2年ほど前に1回上げられています。それ
からまた2年も経たないうちにまたこうして上げるという状況なんですけれども、 町の情
勢、財政の情勢等を鑑み、また町の経済の状況を考えた時に、この値上げが本当に妥当であ
るかどうかということに対してちょっと疑問を感じるわけですけれども、それに対して町長
のご意見をお伺いしたいと思います。
○町長(齋藤文彦君)
人事院勧告に従ってやっているわけで、ただ、私の給料が本当に高い
かというと、私は本当に高いと思っていません。ぼくらは365日ずっと働いているわけです
けれども、それを換算するとそれほど高くないと思っています。
○2番(渡辺文彦君)
町長がおっしゃるように決して高い給料ではないと思うんですよ。ぼ
くも。特別職だからといって高い給料を取って悪いとは思わないんですけれども、ただ、問
題は、町民が納得できる範囲なのかどうかということなんですよね。
町長自身は別にこんなに高いお金を欲しくはないとおっしゃっていますけれども、なら
ば、ここでいっそのこと、これは今回見送りましょうという決断をされてもいいのではない
かと私は思うわけですけれども、いかがでしょうか。
○町長(齋藤文彦君)
結論を出したから、こうなったわけでございます。
町民の判断と言いますけれども、それは選挙にちゃんと反映されるんじゃないですか。
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○議長(稲葉昭宏君)
ほかに質疑はありませんか。
○6番(福本栄一郎君)
ちょっとお伺いしますけれども、この4月1日から施行すると附則
に書いてありますけれども、松崎町特別職の職員で常勤の者というのは具体的に誰でしょう
か。
それが1点と、具体的に、1条、2条の給料というのはどのくらいになるんですか。また
もう1つですけれども、財源はどのくらいかかるでしょうか。教えてくれませんか。
○総務課長(山本秀樹君)
まず、ここでいう特別職の職員で常勤の者というのは、松崎町特
別職の職員で常勤の者の給料等に関する条例にあるとおり、町長それか ら副町長になりま
す。なお、今回その条例とは別に松崎町教育長の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関す
る条例というのが別にありまして、その中で給料等は変わりませんが、今回手当について
は、教育長のところの条例におきましては、手当の額については特別職の職員で常勤の者の
給料等に関する条例の例によるというふうになっておりますので、今回は特別職の職員で常
勤の者の給料等に関する条例の一部を改正すると、必然的に教育長の手当等にも影響がある
ということで、今回のこの条例改正におきましては、手当が変わるのは町長、副町長、それ
から教育長という形になります。
給料の額ですね。給料の額につきましては、条例にあるとおり、町長が月額61万2000円、
副町長は49万5000円という額になります。それから、教育長につきましては月額43万7000円
というふうに条例で示されております。
なお、最後のこの財源ということですけれども、今回増加分としましては、町長において
は7万円強ですね。7万380円、これが町長の増える分です。副町長につきましては5万
6925円、教育長につきましては5万255円というような形になります。
○6番(福本栄一郎君)
先ほど総務課長の方で昨年11月ですか、行政調査委員会に諮ったと
言いますけれども、もしできたらば議長にお願いですけれども、議事録はできるものだった
らば、配布することを要望いたします。
それに関連しまして、いわゆる人勧に絡めて、職員は当然労働組合法、いろんな・・禁じ
られていますから松崎町の場合は右に倣え・・、人事委員会は県みたいにないものですから
人事院勧告に従って・・、これはいいんです。特別職というのは、行政調査委員会に諮った
と言いますけれども、皆さんの・・、広く各委員さんから、町民の意見を求めるということ
が必要なんだと思うんです。人事院勧告があったから右に倣えということではないと思うん
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です。特別職、いわゆる町長、副町長については、市町村の経済実情に応じて決める。それ
によって行政調査委員会に諮って、広く皆さんの意見を求めるということだと私は思うんで
す。法的な趣旨は。この条例、松崎町行政調査委員会の条例の立法趣旨はそこにあると思う
んです。今現在、松崎町はだんだん人口が少なくなっている。1月号の広報では人口の動態
がもう7200人を割り込んでいる。しかも少子高齢化、財政の収入がなくなってきています。
住民税が既に固定資産税よりも落ち込んでいる。いわゆるバロメーターです。固定資産税の
税収と住民税の税収・・、固定資産税はあまねく入ってきます。家屋敷がありますので。住
民税ですよ、若者の力があるかないか。これがもう固定資産税より下回っている状態です、
松崎町は。しかも商店街を見ますと、新浜通り、銀座通り、みんな疲へいしてシャッターじ
ゃないですか。
我われ役場としましても、その辺をちゃんと襟を正して、本当に行政調査委員会が諮問し
て、答申出したかどうか、その辺をお伺いします。
○総務課長(山本秀樹君)
最初の説明でも申し上げましたとおり、行政調査委員会で審議を
するのは、給料について審議をするという形になります。
今回は、その審議をする内容に当たらない手当についての今回は増額という形になりま
す。ただし、行政調査委員会が11月に行われて、人勧が既にその当時出ておりましたので、
人勧どおりにいけば、特別職についても職員と同様こういう形になるということは予想され
ますと、それについては、皆さん、意見はどうでしょうかということで、参考までに意見を
伺って、それは、そういうことで致し方ないなということで同意を得ているという形になっ
ております。
当然給料等につきましては、正式に行政調査委員会の方に諮問をして回答を得るというよ
うな形になりますけれども、今回はそういう給料ではなくて手当の部分ですので、そこにつ
いては参考でご意見を伺ったというような形になっております。
○議長(稲葉昭宏君)
総務課長、さっき行政調査委員会の議事録をという話ですが、それは
いいですか。あとでそれを事務局の方へ提出してください。
○総務課長(山本秀樹君)
これは、行政調査委員会の方から諮問に対する答申という形で出
ている中に、それも含めて手当等についても含めて書かれておりますので、もしあれでした
ら、その答申を示すということでよろしいですか。
○議長(稲葉昭宏君)
そうだね、答申の内容を。そういうことでいいですね。
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○6番(福本栄一郎君)
総務課長にお伺いします。手当・・、給料じゃないから、手
当・・、同じじゃないですか。支給額、もらうってことは。
私が言いたいのは、職員はいいんです。生活給で人事院勧告でこれはもういいです。当然
です、生活給ですから。特別職はその市町村の実情に合わせて、経済状態に合わせて決める
じゃないですか。なにも人事院勧告なんてないでしょう、特別職に限っては。ですから、行
政調査委員会の方で、皆さんが・・、これは町長が任命した委員さんです。広く意見を求め
る。今の松崎町の経済実態がどうなっているか。もう悩んでいます。もう仕事がありませ
ん。超少子高齢化、もう負のスパイラルにみんなどんどん悪くなっている。
関連で言いますと、ふるさと納税がそうです。隣の西伊豆町がもう約10億円になっていま
す。年度末にいくと当然増えてきます。松崎町は2000万円程度、それによって、伊豆新聞じ
ゃないですけれども、新年度から保育料、幼稚園は無料化、給食も完全無料化、こういった
新たな財源が出ている。じゃあ松崎町はどうですか。2000万円程度・・、子どもを持つお母
さん方は言っています。もう西伊豆町へと住所を移そうかな。住むのは松崎でもいいです。
住所だけ移していきます。こういった町村格差が出ている状態。松崎町はなんの努力をして
きたんですか。その辺をお伺いします。
○総務課長(山本秀樹君)
手当につきましては、今までもまず原則的には通常の人事院勧告
に基づいて一般職それから特別職も同様に同時期で対応するというような形になります。
なお、これについては、その適当であるか否かということについては当然議員の皆さんの
意見を伺いながら最終的には決定されるということになるかと思います。
なお、先ほどの収入、財源の確保の関係でございますけれども、例えば、ふるさと納税に
つきましては、西伊豆町と同じサイトにも我われは載っていますし、同じ土俵、対応という
形にはなっています。同じことをしています。ただ残念ながら、今ふるさと納税というのは、
この市町を応援しようという趣旨よりはカタログショッピング的な面が強くて、どれだけそ
ういう商品に魅力があるかというようなところが参加する方々の目がいくところになってい
ます。今回そこの商品の魅力が製造業の多い、海産物も取り扱っているところが多いという
ような形で西伊豆の商品が非常に人気があって、松崎町の商品は残念ながら、そういう方々
からしてみれば、いま一つ魅力に欠けるのかなと。その辺の商品の掘り起しとか、それから、
対応を上げるような声掛けとか取り組みはしていますけれども、それがなかなか実を結んで
いないというような状況になっております。
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ただ、そういう中で、子育て支援とか、そういうものについてもその予算の許す範囲の中
で対応はしてきておりますので、いろいろまたいいアイディアがあればいただけたらと思い
ます。
○議長(稲葉昭宏君)
ほかにありませんか。
○3番(長嶋精一君)
本件に絡んで、現状の町長、副町長、教育長の現状の年収、それと、
今回計画しているというか、この議題に載った変更後のそれぞれの年収、どういうふうに変
化するのか、それを教えていただきたいと思います。
○総務課長(山本秀樹君)
年収ですけれども、町長につきましては、給料それから手当を込
みで1020万円くらいです。それから、副町長につきましては、給料、手当を込みで820万円
程度、それから教育長については、730万円程度というような額になっております。
なお、増額分につきましては、先ほど申しましたとおり町長が7万円、副町長が5万6000
円、教育長については5万円程度の増加というような形になります。
○議長(稲葉昭宏君)
ほかにありませんか。
○2番(渡辺文彦君)
基本的なことでお伺いしたいんですけれども、この特別職でも一般職
でも基本的な経費は経常経費・・、一般財源ですよね。基本的には経常経費ですよね。とい
うことは、町が得た基本的な税収とか交付金も入ってくるんでしょうけれども、そういうと
ころから支払われてくるわけで、基本的に税収が伸びていかない中で片方が伸びてくるとい
うことはどこかを減らさなければいけないということですよね。どこかの比率が高まって、
どこかの比率を減らすということですね、基本的には。同じどんぶりであるならば。
もしそうであるとするならば、この特別職の手当を上げることによって、国からの交付金
でその分が賄われるならプラマイゼロでしょうけれど、それがないとすればマイナスになる
わけですよね。基本的には。その辺に対してどうですかね。数字的にはプラマイゼロです
か、それともマイナスですか。その辺をちょっとお伺いしたいんですけれど。
○総務課長(山本秀樹君)
数字的にプラスになるかマイナスになるかというのは、どことの
比較かというところでいろいろ議論が分かれることかと思いますけれども。いずれにしても
例えば、全体経費の中の人件費相当に収める割合というのは、ここでいけば若干は上がって
くるということは、それは当然否めないことで、経費的には人件費というものが増えてくる
というような形になります。
ただ歳入の方とか、そういうところがずっと36億円でいくのであれば、ほかを削らなけれ
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ばならないわけですけれども、そのほかの事業も削れない部分というのがあれば、また逆に
増やさなければならない部分もあれば、そういうところも増やして補助金であるとか、交付
金であるとか、それから基金の繰入であるとか、いろんなそういう財源の確保をしながら対
応しているということで、一概に給与が増えたからほかのものが減るというような方程式は
成り立たないのかなと思います。そこで増えた分どこかを削るというようなことは、財源が
もし一定であればやらなければならないでしょうけれど、今のところはまだ基金とか、それ
からその年々で交付金の額とか、そういうものも違います。補助対象の額もいろいろ動いて
きますので、そういうことから見れば、どこかを犠牲にしてこの財源に充てるというような
形は今のところは出ていないというふうにご理解いただけたらと思います。
○議長(稲葉昭宏君)
ほかにありませんか。
○6番(福本栄一郎君)
先ほどのこの財源、どこから出るんですか・・、渡辺議員と同じよ
うな質問だと思いますけれども、財源の、出すところですね。私は一番最初に言ったんです
けれども、その回答が得られていないです。財源はどこから出てくるんですか。この上げる
分・・。
総務課長は手当だから・・、期末手当、勤勉手当、勤勉手当はそのままですよね、期末手
当・・、基本給を上げないからいいじゃないかという、そういったことじゃないでしょう。
源泉徴収票に・・、いま確定申告・・、間もなく始まりますけれど、全て給与、手当全部入
って来るじゃないですか、源泉徴収票へと。手当だからいいです。だから、条例改正・・・
条例改正をしなければ手当が出ないから、本日上程して、やる。その根拠は何かと言うと、
人事院勧告に基づいて・・、なし崩しでどんどん、どんどん上がってくるじゃないですか。
ですから、私は、さっき言った隣の西伊豆町は町長が大いにやれと言って、ふるさと納税
が10億突破するでしょう。それで、その財源が何かというと、おそらく・・・・と思います
よ。半分、5割返しても5億円残るじゃないですか。そのお金で子育て支援、定住促進をや
っているじゃないですか。保育園、幼稚園の授業料タダ、給食費もタダ、高校生まで医療費
は無料化、ですから私は再度申し上げますけれども、子どもさんを持っているお母さん方が
私のところへ来るんです。隣へと、西伊豆町へと外部を越えれば・・、住所を移そうかな。
それから、住むのは松崎で住む。そうすれば子どもをそちらへとタダのところにやります。
これは経済原則ですよね。タダのところに行きますよね。交通費も外部を越えるだけですか
ら。こういったところで・・・ですから、その上げる分を何で子育て支援、高齢者支援に回
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さないんですか。基本的な考えですよ。これはいくらになるかわからないですよ。上げて7
万円程度ということを言っていますけれど、そういった・・、襟を正して、疲弊している松
崎、もう・・元総務大臣の増田さんが言っているでしょう。もう松崎町は消滅の可能都市、
賀茂郡下でも唯一河津町はそれから外れています。やがて西伊豆町も消滅都市から外れるん
じゃないですか。元総務大臣の増田さんが見直しをやれば。松崎町は今に消えてしまう。そ
ういった実情の中で何で特別職を上げるんですかということなんです。その辺をお伺いしま
す。
○総務課長(山本秀樹君)
かつてやっぱり世の中が景気が悪いとか、いろんな時に逆に人勧
が下がれば、特別職も同様に下げてきたというような経緯もあります。
また、近隣市町に比較すれば、先ほど町長が言ったように、松崎町の給料というのは高い
というものではなくて、逆に安い方になります。また、先ほど手当だからいいじゃというよ
うな話をしたということを議員はおっしゃいましたけれども、あくまでも行政調査委員会に
諮るのは給料というような形になっているので、要は手当は含まれていないという話をした
だけで、手当だから上げてもいいじゃないかというようなことを言ったことはありません。
いずれにしても、人勧の内容で一般職が上げるべき時は一緒に上がって、一般職が下がる
時は同様にして下げるというようなことを今までやっていたので、今回も同様に提案を申し
上げたというような形になります。
なお、財源的には当然給与等になるものですから、一般の税収等が財源となるわけですけ
れども、かといって、それを充てたからほかの福祉事業をじゃあそこは経費を減らそうかと
いうような図式にはあたっていないというのを重ねて申し上げたいと思います。
○議長(稲葉昭宏君)
福本君、最後にしてください。
○6番(福本栄一郎君)
これで最後にしますけれども、いま非常に経済がまったく真っ暗闇
です、日本の経済。先週日銀がマイナス金利、日本の財政史上初めてです。銀行政策上。マ
イナス金利。0.1パーセントマイナス金利。軒並み金融株の株価が週明けと同時にずっと下
がっています。先行き不透明。しかも世界経済・・・、原油安、中国の低迷、アメリカの利
上げ問題、いろいろな様ざまな要因が重なっています。国は領土があって、国境がある。経
済は国境がないんです。24時間動いています。日本が休みになれば、アメリカが動きだす。
こういった不透明な中で、先行きどうなるかわからない。日本政府もどうなっているかわか
りません。いま国会が始まっていますけれども。通常国会ですね。ですけれども、松崎町も
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全く・・、もう目に見えてわかるじゃないですか。超少子高齢化、子どもが生まれない、こ
の広報まつざきを見ていますけれども、1月号・・、2月号がもうじき来るでしょうけれど
も、これを見たって、すごいじゃないですか、人口がどんどん減っている。
そういった中で、人事院勧告があったから、特別職をやる、じゃあ、これ条例を直す、条
例はもう減額はしてこないでしょう。町長のお手盛りでくる。議会の同意を求める。これは
我われにしたって、賛成・・、町民のことを考えますと、我われはもちろん代行ですから、
とても容認できる内容じゃないです。
ですから、経済状態に応じて決めるのが特別職の給料じゃないですか。職員は別ですよ。
その辺をもう一度、再度確認します。行政調査委員会の考え方を教えてください。
○総務課長(山本秀樹君)
○議長(稲葉昭宏君)
行調の答申をいま配っていいですか。
そうだね。いま配りますから。
○総務課長(山本秀樹君)
いま行政調査委員会からいただいた答申の方をお配りいたしま
す。
その答申の中で、記、1というところで、松崎町特別職の職員で常勤の者の給料に関する
条例の改正についてということで、期末手当の年間支給月数の改正4.1カ月から4.2カ月に改
正ということで原案のとおり承認をしますと。ただし、国家公務員の給与改定が実施されな
い場合は見送ることというようなことで、答申を受けております。
なお、これにつきましては、当初人事院勧告が11月に出されましたけれども、その後、国
会等が開かれなくて、12月の支給については見送ったというような経緯があります。ただ、
年が変わって1月になって補正予算等も通りまして、法案等も通りましたので、今回改めて
これに基づいてというか、この答申を参考に我われの方でも協議した結果、一般職と同様に
特別職につきましても0.1カ月の増額というものをお諮りしたいというものでございます。
○議長(稲葉昭宏君)
ほかに質疑はありませんか。
(発言する者なし)
○議長(稲葉昭宏君)
質疑がないようでありますので、質疑を終結したいと思いますが、こ
れにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(稲葉昭宏君) 異議なしと認めます。
よって、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
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まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
○2番(渡辺文彦君) 私は、いま福本議員がおっしゃるように、今の松崎の経済の状況を考え
た時に、やっぱり町はもっと主体的に自分の身を削ってまでも町のことを考えているという姿
勢を出すべきだと私は考えます。そういう意味では今回のこの手当のアップの条例改正に対し
ては反対の意見を表します。
○議長(稲葉昭宏君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
○8番(土屋清武君) 私は本案に賛成いたします。
確かに、松崎町全体の経済は沈滞しているわけですけれども、一応責任ということを考えた
場合、行政の全体を責任もってやる特別職の方たちはそれなりに責任をもって、松崎町全体の
責任をもっているものですから、今回この改定をすることによって、若干報酬が伸びてくるわ
けですので、それなりに沿った業務を行っていただけるようお願いしまして、賛成の討論とい
たします。
○議長(稲葉昭宏君) これをもって討論を終了します。
(「もう一度討論を・・」と呼ぶ者あり)
○議長(稲葉昭宏君) では、もう一度討論に入ります。
反対討論の発言を許します。
○6番(福本栄一郎君)
私は、議案第1号
松崎町特別職の職員で常勤の者の給料等に関す
る条例の一部を改正する条例については反対いたします。
私も反対の理由は先ほど申し上げたとおり、この非常に経済が低迷している中、公務員の
人事院勧告があったから特別職を上げる。
いわゆる特別職については地域の実情に応じて、先ほど行政調査委員会の答申を見ました
けれども、一応国家公務員の給与改定が実施されない場合は見送ることとありますけれど
も、特別職は民意を反映しなきゃいけないと私は思うんです。もっと慎重審議で・・。しか
も先ほど質疑の中で申し上げたとおり、西伊豆町との格差が出ている。その余裕のお金があ
ったならば、もう少し子育て支援、お年寄り支援に回すべきだと私は思います。とてもこの
議案第1号につきましては容認できません。
よって、私は反対いたします。
○議長(稲葉昭宏君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
(発言する者なし)
○議長(稲葉昭宏君) これをもって討論を終了します。
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これより議案第1号
松崎町特別職の職員で常勤の者の給料等に関する条例の一部を改正
する条例についての件を挙手により採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手少数)
○議長(稲葉昭宏君) 挙手少数であります。
よって、本案は否決されました。
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