大阪府立大学生命環境科学域附属獣医臨床センター 収入金収納事務取扱要領 公立大学法人大阪府立大学(以下「発注者」という。)と落札者(以下「受注者」と いう。)が、平成 年 月 日付けで契約締結した大阪府立大学生命環境科学域附属獣 医臨床センター窓口業務並びに収入金収納業務委託契約書第1条に基づく「収入金収納 事務」の取扱については、この要領の定めるところによる。 (現金の収納) 第1条 受注者は、発注者が発行した診療明細書兼領収書(様式1)に基づき、当該飼 主から収入金を収納する。 (クレジットカ-ドの利用範囲) 第2条 クレジットカ-ドの利用は、「VISA」、「MasterCard」、「J CB」 「AMERICAN EXPRESS」、 「Diners Club」 「中国銀聯カ ード」「オリココーポレーションローンクレジット」の各カ-ドに限るものとする。 2 前項の各クレジットカ-ドの利用は、発注者と端末設置カ-ド会社(以下、「設置 会社」という。)が締結した別添、「パナソニックINFOXタ-ミナル設置使用規約 (以下、 「規約」という。)」に基づき、同規約第8条に定める方法により、発注者に代 わり受注者が、当該飼主が利用するカ-ドが利用カ-ド会社の会員本人であるか否か の確認を行うとともに、INFOX売上票について、会員番号、売上金額及び支払金 額等の記載を確認し、取扱内容に誤りがないことを確認できるものに限るものとする。 (クレジットカ-ドによる収納) 第3条 受注者は、飼主から前条に該当するクレジットカ-ドによる収納金の収納を求 められたときは、これに応じなければならない。 2 前項の各クレジットカ-ドの利用は1回払いのみの取扱いとする。 3 受注者は、前々項のクレジットカ-ドによる収納金の収納については、決済端末機 等を利用して行い、クレジットカ-ドの暗証番号入力または端末機から出力されるレ シ-トへの直接サインを求めなければならない。 (デビットカ-ドによる収納) 第4条 受注者は、飼主から銀行キャッシュカ-ドすなわちデビットカ-ドによる収納 金の収納を求められたときは、これに応じなければならない。 2 銀行キャッシュカ-ドとは、全国銀行協会に加盟する銀行が、当該飼主の所持する 普通預金口座で使用するために発行したカ-ドをいう。 3 規約第8条に定める方法により、発注者に代わり受注者が、当該飼主が利用するキ ャッシュカ-ドが本人であるか否かの確認を行うものとする。 4 受注者は、本条第 1 項のデビットカ-ドによる収納金の収納については、決済端末 機を利用して行い、暗証番号入力を求めなければならない。 (各収納の処理方法) 第5条 受注者は、飼主から、第1条の規定により診療料及び各種証明手数料を現金に より収納したときは、診療明細書兼領収書(様式1)に領収印を押印した上、当該飼 主に交付するとともに、同一の控を作成・保管する。 2 受注者は、第 2 条及び第 3 条の規定によりクレジットカードによる収納を行ったと きは、前項で規定する診療明細書兼領収書(様式1)に併せて端末機から発行する「売 上票(お客様控)」を当該飼主に交付する。 3 受注者は、第 4 条の規定によりデビットカードによる収納を行ったときは、前々項 で規定する診療明細書兼領収書(様式1)に併せて端末機から発行する「売上票(お 客様控)」を当該飼主に交付する。 (諸帳票の作成) 第6条 受注者は、毎日精算ごと及び科目ごとに次の書類を作成し、その控を保管しな ければななない。 ⑴ 収納計算書(現金払)2部(出納役提出用及び控)(様式2) ⑵ 収納計算書(クレジット・デビットカ-ド払)2部(出納役提出用及び控)(様 式3) (クレジット売上票(カ-ド会社用)の送付) 第7条 受注者は、発注者に代わり規約に基づき、当該飼主が利用するクレジットカ- ド会社の所定の方法により、当該クレジットカ-ド会社へ「売上票(カ-ド会社用)」 を送付しなければならない。 (日計表の出力と照合及びデ-タの送付) 第8条 受注者は、発注者に代わり端末設置規約第 12 条の基づき、日計表の出力と照 合を行うものとする。なお、照合の結果不一致が発見されたときは、直ちに発注者へ 報告するとともに、不一致の原因を究明し、発注者の指示を得たうえで端末設置規約 第 13 条に基づき、適切に処理するものとする。 2 受注者は、日計表の照合により確認された売上デ-タを端末設置カ-ド会社の端末 機からデ-タの伝送を行うものとする。 (現金等の引き継ぎ) 第9条 受注者は、現金で収納したときは、その即日又は翌日に、当該現金に収納計算 書(現金払) (様式2 出納役提出用)、現金引継書(様式4 出納役提出用)を添えて 会計員に引き継がなければならない。また、クレジットカ-ド又はデビットカ-ドで 収納したときは、その即日又は翌日に、収納計算書(クレジット・デビットカ-ド払) (様式3出納役提出用)、カ-ド払売上金額引継書(様式5 出納役提出用)及び日計 表(加盟店控)の写しを会計員に引き継がなければならない。 2 現金の払い込みが収納日の翌日になる場合には、堅固な金庫に保存しなければなら ない。 (収納金またはカ-ド売上票等の亡失責任) 第 10 条 受注者は、収納金またはクレジットカ-ド売上票又はデビットカ-ド売上票 を亡失(盗難その他の事故を含む)したときは、速やかに発注者に報告し 、その亡失 が受託者の責に帰すべき事由によるときは、その損失額を弁償しなければならない。 (督促等の事務処理) 第 11 条 仕様書中の[業務の具体]⑶アに記載した診療明細書兼請求書は(様式6)の 書式とする。 2 同⑶アに記載した一ケ月に1回行う督促とは、未納となっている当該患蓄主に対し て、初回に送付した診療明細書兼請求書(様式6)を再度送付する行為とする。 (証明書の掲示) 第 12 条 受注者は、収納事務を行う場所で、飼主の見やすい箇所に、公立大学法人大 阪府立大学会計規程実施規程第24条第2号の規程により交付を受けた証明書(当該 証明書を複写したものでそれに変えることができる。)を掲示するものとする。 (帳簿等の備付け) 第 13 条 受注者は、次の帳簿類を備付け、常に整備しておかなければならない。 ア 診療明細書兼領収書(控) (様式1) イ 収納計算書(現金払)(控) (様式2) ウ 収納計算書(クレジット・デビットカ-ド払)(控)(様式3) エ クレジットカ-ド及びデビットカ-ド売上票(加盟店控) オ 現金引継書(現金払)(控) (様式4) カ カード払売上金額引継書(クレジット・デビットカ-ド払)(控)(様式5) キ 日計票(加盟店控) ク 診療明細書兼請求書(控) (様式6) (委託者による実地調査等の応諾) 第 14 条 受注者は、発注者が行う実地検査等に際しては、前条に掲げる帳簿類等の提 出の求め及び質問に対し忌避してはならない。 (諸帳票の引渡し) 第 15 条 受注者は、月毎の諸帳票を、翌月19日までに発注者に引き渡すものとする。 (研修の受講義務) 第 16 条 受注者は、クレジット・デビットカ-ド会社及び端末設置会社が行う研修を 受講 するものとする。 (その他) 第 17 条 受注者は、収納事務が円滑に行えるよう、十分な釣銭を用意しなければなら ない。 2 この要領に定めのない事項については、必要に応じて発注者受注者協議の上これを 定める。
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