麻中の蓬 21号

春江小学校 校長室だより
麻中の蓬
第21号 平成28年2月15日(月)
【猫と私でお買いもの】
学校評価の結果Ⅳ
担当者の考えを踏まえてお答えします
【ホームページについて】
①ホームページは会社の昼休みに見ていますが、幼稚園の時は学校のこともよく分かり
よかったと思いますが、1年の時から内容が薄く感じます。高学年になったらこんな
こともあるんだあと楽しく見ていましたが、今は給食のメニューの更新しかないよう
な気がします。
②ホームページの更新をもう少し増やしてほしい。
③おたよりでは情報が載っているのですが、ホームページにも下校時刻がのっていると
いいなと思います。手元におたよりが無く、下校時刻を忘れてしまったときに、HPを見に行けば
確認ができるとか、紙で配る予定一覧(レッツテイクアチャンス:5年学年だより)をクリックすれば見れる
とか。各学年分。
④ホームページを拝見しても、先月の様子がいつまでもアップされていることがありました。
⑤修学旅行の様子などを、メールなどで、今はどんな状態かとか配信してくれたらよかったなあと思
います。
⑥もう少しホームページなどの更新回数を増やしてほしい。
⑦家にはパソコンがないので、ホームページを見たことがない。
このようなご意見を頂くということは、それだけ関心をもって春江小学校のホームペ
ージをご覧になって頂いているという証拠で、大変ありがたく思います。ただ、その期
待に十分に応えていないのが現状です。本校職員全員がホームページを作成できるのか
と言えば、実はそうではなく、数人で手分けして何とか更新しているのが実情です。
学校では、堪能な職員がいる時にはすごいホームページがあるのだけれど、その職員
がいなくなった途端に更新もできないというようなこともあります。そうならないように後継者につな
ぎながらやっていきたいと思います。
今後は、ホームページの更新を週に一回は行い、学年便りなどをPDFにして、ホームページに載せ
るように努力してまいりたいと思います。といっても過度な期待はご勘弁くださいね。
【配布物について】
業者さんからのチラシや書籍購入の封筒など、学校で配布しなくてもよいのではないかと思うもの
があります。
おっしゃる通りです。学校には、いろいろな業者や関係機関から、配って下さいとチラ
シなどを持ち込まれ、学校としても苦慮することがあります。
そこで学校では、原則授業で使用する物とか児童にとって有益な物、あるいは営利目的
でないものをできるだけ精選して配布していますが、ご家庭におかれまして、参加や購入
についてはさらに吟味して検討ください。お願いいたします。
【写真について】
ネット写真の販売は高いうえに、写っている枚数の不公平(血縁)が見られましたが、自然教室の
は“先生カメラ”。安価で不公平もなく、先生カメラの部類を増やしていってほしいです。
ネット写真は、卒業アルバム作成のため、学校の各行事を撮りに来られている業者の方が行っていま
す。内容・値段については任せていますが、ご要望は伝えますし、苦情が多いようでしたら、今後の方
法も検討させていただきます。
教員の写真は、できるだけご要望にお応えしたいと思いますが、撮影はお渡しするのが
目的ではなく、あくまでも行事の記録のためですので、本務である児童の指導や安全確保
がおろそかにならない範囲でしか撮影しません。また、撮影した写真の保護者の方への斡
旋は、学校全体がそうしている訳ではないこともご理解ください。
【読書について】
①多読賞を頂いたりしていますが、本の内容をよく理解しているのか疑問に思うことが
あります。登場人物や本の感想を聞いても答えが返ってこなかったり、「うーん」と思
うようなことが多いです。一冊の本をじっくり読んでほしいと思うので、一週間ほど
かけて一冊の本を読むという企画はどうでしょうか?
②読書をゆっくりする時間が少なくなったことと、親も忙しく、図書館へ行くことも難
しくなり、常に新しい本に出会う機会も減ってしまった。
③本を読まない、どんな本を読めばいいか分からないみたいです。
④週末に読書の宿題が出ても、スポ少で時間がないと言って本を読んでいる姿は見ていません。本人
は学校で読んだと言っていますが・・。
⑤本を読める環境をつくっていただきたいと思います
⑥読書も勉強もあまり好きではないため。まだ分かること(理解)のおもしろさが分か
らないのかなと思っている。
⑦学習については与えられていることについてはやっており、宿題もほぼ一人でこなし
ているが、作文についてもう少し力を入れられるよう、日々の読書を一日一冊取り組
みたいと思う。また、新聞も少しずつやってみたい。
子どもたちの生活を見ていると、確かにスポーツ少年団などのスポーツやそろばんなどの習い事で、
帰宅時間も遅く、宿題をするのが精いっぱいというような様子も見られます。
しかし、言葉を学ぶ、感性を磨く、理論的思考力や表現力・創造力を高める、他人への思いやりと豊
かな心を育む、生きる力を身につけていくといったような読書の意義を考えると、少しでも本に接する
機会を持って欲しいと思います。
多読賞を渡すというこということで、1冊でも多くの本を読もういう意欲づけのために行っています。
多読賞の目標冊数は、各学年毎に担任が児童の実態等を見て決めていますので無理のある冊数ではない
と思います。その冊数分は、ぜひ読んでほしいと思います。5・6年生は、長い文章の本が多いので、
目標冊数は低・中学年と比べると少なくなっています。
学校だけではなく、家庭での読書は小さい頃から大切だと言われています。お忙しいと
は思いますが、テレビを消して親子の読書時間を作ったり(同じ本でも違う本でも構わな
いと思います)、ゲームの時間を割いたりして、時間をつくるようにしてみてはいかかでし
ょうか。学校の方でもよりよい読書環境をつくっていきます。
今は、読書貯金カード・読書ビンゴ・週末読書・親子読書・多読賞の取り組みを行って
いますので、ご協力を是非お願いいたします。
【校外学習について】
①校外学習、11月では遅いのではないか。天気が悪い確率が高い時期にやらずとも、10月中やも
っと気候の良い時期にするとよいと思う。室内の見学だけなら良いが、公園でお弁当を食べたのが
寒く、風邪を引いてしまいました。
校外学習の時期は、学習内容や学校行事との関係、受け入れ施設の都合を考慮して決定
しています。バス代などの経費がかかることなので、一度の校外学習に複数の施設見学を
入れて、効率的な学習になるようにしたいと考えています。施設間の移動時間短縮と見学
時間の十分な確保などを考えて行程を調整しています。
しかしながら、春江小学校のような大人数の場合には、受け入れ施設
の都合に左右される場合があり、特に昼食場所については、一度に収容できる場所の
確保が難しいのが現状です。
今回は時期的に天候が悪くなってしまい、風邪をひいてしまったということですの
で、せっかくの校外学習が少しでも有意義なものになるよう今後時期など検討してい
きたいと思います。
【体育・運動について】
①春江小学校はマラソン(走ること)が多いですが、鉄棒、マット運動、なわとび、跳び箱などが出
来ない子どもが(出来る子もいるが)多いように思います。中学校に入ると、少人数
の小学校の子どもたちの方が指導が行き届いているのか、差があります。走る事は基
本かも知れませんが、マラソン大会で子どもの姿を見るより、出来る事が多い方が、
親としてはうれしいです。
②もっとスポーツに力を入れた教育をお願いしたい。
(体力UP、心UP、団体行動UP)
体育の授業は、他の教科と同じように年間計画を基に実施されています。そのため、一年間を通して
陸上競技やボール運動、器械運動などいろんな運動を行います。限られた時間の中でさまざまなものに
取り組むため、他の子と比べれば技術が不十分な子がいる状態で、次の授業に移ることもあるかと思い
ます。ですが、一人一人はその授業を通して確実に成長をしています。そのような成長を逃さずに認め
ることで、運動が好きな児童を増やしていきたいと考えています。それが、さまざまな競技を出来るよ
うにするための第一歩であると思います。その上で全員の技能を伸ばしていくよう指導していきますの
で、加えてご家庭でも是非いろんな運動に取り組んでいただき、技能向上の手助けをしていただけたら
幸いです。
大人数の小学校では、一人当たりの練習時間は少人数の学校に比べると少ないかもしれません。しか
し、大人数であればグループで運動のポイントを話し合ったり上手な子を手本にしたりすることができ
ます。また、大人数であればそれだけ自分と似た能力の子も多いので、仲間と共に同じ目標に向かって
努力する喜びを知る機会もたくさん得られます。大人数ならではの長所を生かしつつ、個々に応じた指
導をしていきたいと思います。
また、体力向上を目指し、春小タイムに前期はマラソン、後期は縄跳びに取り組んでいます。回数週
に2回で、月、水に4~6年生、火、金に1~3年生です。毎日でも行いたいのです
が、場所の関係もあり低学年と高学年で分けないとできません。もちろん、友達と遊
びたい子、読書をしたい子、学習の復習をする子などもいるため、その時間も確保し
なければなりません。そのため、体力、心、団体行動の力はスポーツだけでなく各教
科の授業や行事などを通して伸ばしていきたいと思います。当然スポーツによる成長
も同時に行っていきます。またご家庭でのご協力もよろしくお願いいたします。