ダイワ米国高利回り不動産証券ファンド 設定来の市況動向について 2016年2月19日 ≪基準価額・純資産の推移≫ 12,000 2016年2月17日現在 ※過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 当初設定日(2013年3月28日)~2016年2月17日 500 純資産総額 7,954 円 57億円 基準価額 純資産総額 分配金再投資基準価額 400 基準価額 10,000 300 純 資 産 総 額 9,000 200 億 円 8,000 100 ( 円 7,000 設定時 14/3/13 15/3/2 ) ファンド -3.1 % -6.2 % -9.2 % -10.7 % ---------5.5 % -10.1 % 基 準 価 額 ( ) 期間別騰落率 期間 1カ月間 3カ月間 6カ月間 1年間 3年間 5年間 年初来 設定来 11,000 0 16/2/17 ※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。 ※基準価額の計算において、実質的な運用管理費用(信託報酬)は控除しています(後述のファンドの費用をご覧ください)。 ※「期間別騰落率」の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間の応当日までとし、当該ファンドの「分配金再投資基準価額」を用いた騰落率を表しています。 ※実際のファンドでは、課税条件によって投資者ごとの騰落率は異なります。また、換金時の費用・税金等は考慮していません。 ≪分配の推移≫ (1万口当たり、税引前) 決算期(年/月) 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期 分配金合計額 (13/09) (14/03) (14/09) (15/03) (15/09) 分配金 130円 270円 240円 250円 230円 設定来: 1,120円 ※分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定 します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではあり ません。分配金が支払われない場合もあります。 <当ファンドの基準価額動向について> ポートフォリオの4割を占めるモーゲージ・リート市場が下落したことがマイナスに寄与し、当ファンドの基準価額は 設定来10.1%の下落となりました。外国為替市場については、当ファンドは保有外貨資産に対して円買い/米ドル 売りの為替ヘッジを行っているため、基準価額に与える影響はほとんどありませんでした。 時系列で振り返ると、設定当初はモーゲージ・リート市場の下落などを背景に値下がりする局面もありましたが、そ の後は好調な米国不動産市場や住宅ローン市場の動向などを背景に急速に持ち直す展開となりました。しかしなが ら、2015年6月以降は、米国の利上げ開始や中国経済に対する懸念の高まりなどを背景に世界の株式市場が下落 したことなどから、モーゲージ・リート市場にも売り圧力が強まり、基準価額も下落に転じました。 当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものです。■投資信託は、値動きのある有価証券等に投資しま すので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資者のみなさまの投資元本が保証されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失は、すべ て投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。■投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではあり ません。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。■当資料は、信頼できると考えられる情報源から作成していますが、 その正確性・完全性を保証するものではありません。運用実績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。また、税金、手 数料等を考慮していませんので、投資者のみなさまの実質的な投資成果を示すものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は資 料作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。■分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約 束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。 販売会社等についてのお問い合わせ⇒ 大和投資信託 フリーダイヤル0120-106212 (営業日の9:00~17:00 ) HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/5 ≪ファンドマネージャーのコメント≫ ※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。 <CMBSとモーゲージ・リート市場の動き> ( 2013年3月27日~2016年2月16日 ) 120 モーゲージ・リート CMBS 110 100 90 80 70 13/3 13/9 14/3 14/9 15/3 15/9 ※2013年3月27日の終値を100として指数化しています。 ※3月27日の終値は、3月28日の基準価額に反映されます。 ※市場の動きは、CMBS市場がバークレイズ米国投資適格CMBS Baa格インデックス、モーゲージ・リート市場がBBG REIT指数 モーゲージを使用しています。バークレイズ米国投資適格CMBS Baa格インデックスは、バークレイズ・バンク・ピーエルシーおよび 関連会社(バークレイズ)が開発、算出、公表をおこなうインデックスであり、米ドル建て投資適格(Baa格)CMBS市場のパフォーマ ンスをあらわします。当該インデックスに関する知的財産権およびその他の一切の権利はバークレイズに帰属します。BBG REIT 指数モーゲージは、ブルームバーグ エル・ピーが算出、発表しており、著作権はブルームバーグ エル・ピーに帰属しています。 (出所:バークレイズ、ブルームバーグより大和投資信託作成) CMBS(商業用不動産ローン担保証券)市場については、FRB(米国連邦準備制度理事会)による早期の量的緩和 縮小への懸念を背景に売り圧力が強まる局面もありましたが、米国金利の低下や好調な商業用不動産市場を背景 に、緩やかな上昇が続きました。 しかしながら2016年に入ると、高利回り債などのスプレッド(国債との利回り格差)拡大に連れ安し、ふるわない値動 きが続きました。投資家がリスク回避的な姿勢を強めたことから、個別銘柄の格付けによってスプレッドの拡大幅に差 がついたほか、金融危機以前の基準で発行された銘柄についてもスプレッド拡大の動きが見られました。 モーゲージ・リート市場については、2013年5月に量的緩和縮小への懸念を背景に住宅ローン金利が上昇したこと などがマイナス要因となり大幅に下落しましたが、同年12月以降は、量的緩和縮小の影響がすでにリート価格に織り 込まれたとの思惑が広がったことなどから相場は上昇に転じ、2014年に入っても債券市場の変動性の低下などを背 景にさらに上値を追う動きとなりました。 2015年に入ると、堅調な国内経済指標を受けて年内の利上げ観測が強まり、長期国債利回りが上昇基調で推移し たことが嫌気され、やや上値の重い展開が続きました。 加えて、2015年後半には中国経済に対する懸念の高まりなどを背景に世界的に株式市場が下落したことによる投 資家のリスク資産圧縮の動きがモーゲージ・リート市場にも波及する展開となりました。また、同年12月にFRBが利上 げを実施する可能性が高まる中で、短期金利が上昇基調を強めたことから、リート各社の資金調達コストの上昇が懸 念されました。 2016年に入ると、中国経済への懸念をきっかけとした世界的なリスク回避の動きを受けて下げ幅を拡大しましたが、 2月以降は、日銀のマイナス金利の導入などを契機に先進国を中心に世界的な低金利環境が定着するとの思惑か ら、利回り資産としてのモーゲージ・リート市場の先行きについても楽観的な見方が広がり、底打ちの気配がみられま す。 ※1ページ目の「当資料のお取り扱いにおけるご注意」をよくお読みください。 2/5 ≪ファンドマネージャーのコメント≫ ※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。 <今後の運用について> 当ファンドの運用については、3月25日に償還を迎えることから、保有銘柄の売却を進めています。具体的には、当 ファンドで保有するCMBSの中で相対的に流動性の低い銘柄などを中心に相場へのインパクトを考慮しつつ売却を 進めたほか、モーゲージ・リートについても随時、売却を行いました。償還日の1カ月程度前をめどに、安定運用に切 り替えていくことを予定しています。 米国2年国債利回りと米国10年国債利回りの推移 3.5 ( 2013年3月31日~2016年2月17日 ) (%) 米国2年国債利回り 3.0 米国10年国債利回り 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 13/3 13/9 14/3 14/9 15/3 15/9 (出所:ブルームバーグより大和投資信託作成) 以上 ※1ページ目の「当資料のお取り扱いにおけるご注意」をよくお読みください。 3/5 ダイワ米国高利回り不動産証券ファンド ご購入の申し込みはできません。 ファンドの目的・特色 ファンドの目的 ● 米国の不動産ローン担保証券に投資し、高利回りの獲得を追求することにより、信託財産の着実な成長と安定した収 益の確保をめざします。 ファンドの特色 1. 米国の不動産ローン担保証券に投資します。 ● CMBS およびモーゲージ・リートに投資し、組入比率は概ね 6:4 とすることを原則とします。 ※ CMBS は、商業用不動産ローン担保証券のことをいいます。 ※ モーゲージ・リートは、住宅用を中心とした不動産ローン担保証券に投資するリートのことをいいます。 ● 運用は、 「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループが行ないます。 2. 為替変動リスクを低減するため、為替ヘッジを行ないます。 ※為替変動リスクを完全に排除できるものではありません。 3. 当ファンドは、以下の 2 つの投資信託証券に投資する「ファンド・オブ・ファンズ」です。 投資対象とする投資信託証券への投資を通じて、米国の不動産ローン担保証券に投資します。 GIM ※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「ファンドの目的・特色」をご覧ください。 ※1ページ目の「当資料のお取り扱いにおけるご注意」をよくお読みください。 4/5 ダイワ米国高利回り不動産証券ファンド ご購入の申し込みはできません。 投資リスク ● 当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証さ れているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属し ます。投資信託は預貯金とは異なります。基準価額の主な変動要因は、以下のとおりです。 「価格変動リスク・信用リスク(不動産ローン担保証券の価格変動、期限前償還リスク、モーゲージ・リートの価格変 動)」 、「為替変動リスク」 、「カントリー・リスク」 、 「その他(解約申込みに伴うリスク等) 」 ※ 為替変動リスクの低減をはかります。ただし、為替変動リスクを完全に排除できるものではありません。 ※ 日本円の金利が米ドルの金利より低いときには、金利差相当分がコストとなります。 ※ 基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。 ※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書) 」の「投資リスク」をご覧ください。 ファンドの費用 投資者が直接的に負担する費用 購入時手数料 ご購入の申し込みはできません。 信託財産留保額 ありません。 投資者が信託財産で間接的に負担する費用 運用管理費用 毎日、信託財産の純資産総額に対して年率 1.215%(税抜 1.125%) (信託報酬) ※運用管理費用は、毎計算期末または信託終了のときに信託財産中から支弁します。 投資対象とする投資信託証券 年率 0.6264%(税抜 0.58%) 実質的に負担する運用管理費用 年率 1.8414%(税込)程度 その他の費用・ 監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、 手数料 資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産でご負担いただきます。 ※「その他の費用・手数料」については、運用状況等により変動するため、事前に料率、 上限額等を示すことができません。 ※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。また、上場不動産 投資信託は市場価格により取引されており、費用を表示することができません。 ※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書) 」の「手続・手数料等」に記載しています。 ※1ページ目の「当資料のお取り扱いにおけるご注意」をよくお読みください。 5/5
© Copyright 2024 ExpyDoc