大塚 奏さんの受賞歴

大塚 奏さんの受賞歴
◆中学1年(平成25年度)
第33回全国中学生人権作文コンテスト福岡県大会 最優秀賞
第33回全国中学生人権作文コンテスト中央大会 法務省人権擁護局長賞 第2 回平和のメッセージコンテスト in ちくぜん 最優秀賞
第59回青少年読書感想文全国コンクール福岡県審査 特選
福岡県「いじめ防止標語コンテスト」 PTA推薦賞
◆中学2年(平成26年度)
第34回全国中学生人権作文コンテスト福岡県大会 最優秀賞
第34回全国中学生人権作文コンテスト中央大会 法務省人権擁護局長賞
第 3 回平和のメッセージコンテスト in ちくぜん 優秀賞
◆中学3年(平成27年度)
第53回中学生作文コンクール 文部科学大臣奨励賞
第35回全国中学生人権作文コンテスト福岡県大会 最優秀賞
第35回全国中学生人権作文コンテスト中央大会 日本放送協会会長賞
第 2 回かのや未来創造プログラム−平和の花束2015− 最優秀賞
中学生の「税についての作文」 福岡県教育委員会賞
第 4 回平和のメッセージコンテスト in ちくぜん 最優秀賞
るのか。半次さんはそんなことを考
ができなかったら、あの子はどうな
ったはずだ。自分が生きて帰ること
それは、戦場の半次さんも同じだ
し、万が一︱ ︱。
自分が元気でいなければ。でも、も
め て こ の 子 が 巣 立 っ て い く ま で は、
分やってほしい。そのためには、せ
いてほしい。やりたいことを思う存
子になるかな。でも何より、健康で
な子になるかな、スポーツが得意な
道を歩んでいくのかな。勉強が好き
っこしたのだろう。この子はどんな
父はどんなことを考えながら私を抱
初めての子である私が生まれた日、
ができるのだ。
は夢を抱き、前だけを見て歩くこと
いう安心感に包まれているから、私
ラブレターがある。守られていると
私の胸にはいつも、父からもらった
を 守 る。﹂と い う 決 意 表 明 だ っ た。
か ら 私 へ の ラ ブ レ タ ー だ っ た。﹁娘
冷たく見えたあの保険証券は、父
ターを残して。
なった。家族への四百通ものラブレ
半次さんは、激戦地の沖縄で亡く
たのだ。
は絶対にしたくないと、保険に入っ
感したから、私を困らせることだけ
わいくて、何より大切な宝物だと実
えながら、望みもしない戦地に立っ
ていたのだと思う。
私には、農業について学び、 食
に携わる仕事をするという目標があ
る。両親とも何度も話し合い、やっ
と目指すべき進路が見えてきた。か
なり厳しいことも言われた。打ちの
めされ、悔しくて泣いたことも数え
切れない。それでも私は、全力で目
標に向かう。七十年前、遠い日本の
子どもたちのことを案じた半次さん
のように、両親も私を見守り、支え
続けてくれると信じている。
幸せ なのに 万が一のことを考え
教育指導室
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私 が 生 ま れ た あ の 冬 の 日。父 は、
たのではなかった。幸せ だから 考えたのだ。腕の中の私のことがか
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2016年2月15日号
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▲大野城市特別表彰も受賞