教 職 員 向 け の - 尾北教職員労働組合

●授業づく りや学級づ くりをする 上である
程度 形式がそろ っているとや りやすいと
思います。
●低学 年では、学 習の姿勢や 規律を学ぶた
め にルールに 基づいた指 導が必要な場面
が多い。
●教員の力不足が深刻な時、
“そろえて”も
らってい るのは最低 限の保障に なる。全
校統 一した学び のルールづ くりに取り組
んでいるの で,新年度 からの指導 がしや
すい。
●子どもの実態に合わせた指導は大切だが、
まず一 本学校で筋 を通してお くべきだと
思 う。積み重 ねで力はつ いていくので、
学校生活 ・学習への 取り組み方 など、基
本的 な部分は学 校内で共通 にしておくと
うと思います。
の個性が なくなり、 息苦しくな ってしま
よく言 いますが、 統一しすぎ ると先生方
●「指 導方法の形 式を学校で そろえる」と
になるので、不必要だと思う。
をつ かんで臨機 応変にやっ ていけるよう
尾北教労では、毎年、教職員向けの「子どもが輝く学校づくりアンケート」
に取り組んでいます。今年度も、さまざまな声が寄せられています。アンケー
トにご協力いただきありがとうございました。アンケートに寄せられた声の一
部を紹介しながらそれぞれの課題について一緒に考えたいと思います。
●授業規 律は大切だ と思います。でもそ
れは 発達段階や クラスの実態に合わせ
て子ども達 と担任が作 っていくもので
あり、 形式をそろ える必要はないと思
います。
●「指 導方法の統 一」を管理職から指示
さ れ る こ と に よ り 、 お の お のが 実 態 に
応じて考 えることを 制限されると感じ
る。 教育課程に 基づいていれば、そこ
に至るアプ ローチの仕 方は自由である
べきだ。
●学びのル ールや規律 はそろえたほうが
いいのですが、授業内の手立てなどは、
そ の 学 級 の 児 童 の 状 態 に 合 わ せ るの が
よいと思います。
●「学びのルールや規律に基づいた指導」
は、児童 が混乱しな いためにも必要だ
と思う。
「指導方法の形式をそろえる」
ことは、初 心者の場合 は必要。経験が
豊富 になってくれ ば、自分なりのもの
よいと思う。
● 形 態 や 方 法 を そ ろ え る の で は な く 、「 本
質」の部分をもっと見つめ磨いてほしい。
● 小学 校 と中 学校 では 、い ろい ろ と違 いま
す。 学力 重視 であ れば 、 学び の意 欲が 起
こ るの を待 って いら れま せ ん。 中学 は、
分 か る楽 しさ を知 らな い子 が 、多 すぎ ま
す。基礎学力は大切です。
● 基 礎基 本を 大切 にし な がら 、学 びの 中で
お互 いを 認め 合 える 関係 づく りも 大切 だ
と 思っ てい ます 。 指導 法の 統一 は学 校内
で特にありません。
● 子ど も たち が学 びに 向か うの は、 魅 力的
な 教材 、興 味を 持た せる 導 入、 発問 の工
夫だと思います。
● 教 科化 とい うの が どう して も理 解で きな
い。 様 々な 価値 観を どう 評価 する の か。
特 定の 価 値 観の 押 し つ けに な る ので は 。
● 良 い評 価が され る答 えを 見 つけ るこ とを
子どもたちは目指してしまうと思う。
● 担任 への 負 担が 増加 する こと が予 測 され
る ( 特 に 評 価 )。 ど ん ど ん 現 場 は 苦 し く
なるのでは。
●で きれ ば やめ てほし い。人 間の良 心は
評価できない。
●教 科化 する べき では ないと 思う。心 は
評価するものではない。
●子 ども に心 を見 つめ させるだ けでは な
く 社会 に出 てい く上で の規範 を教え て
い く こと は必 要。 数値化す るのは 絶対
反対。
● 上か ら の押 しつ けや子 どもへ の教え込
みが 強ま り心 情 を大切に しない 方向に
行くことが心配。
●目 の前 にい る生 徒に 合った 資料など を
使っ て指 導す るの が望ま しいと 思う。
●過去問題を練習していては、本来の目
的からはずれると思う。ただ、なぜそ
うなるかを考え、テスト対策をさせる
背景(世間からの評価)から改めるべ
きだと思う。
●テストの点を一時的に上げるための対
策であれば、実施しない方がよいと思
う。
●過去問の練習では、解き方の練習で、
を育 てて いく こ とは 必要 だと 思う が、 教
ことは間違いではありませんが、結果
●事前対策は、テストをゆがめるもので
あるし、このテストの欠陥でもあると
思います。
●4月のクラスも落ち着いていない中で、
他に取り組むことを優先すべき。過去
問の練習で、通常の授業ができないの
は問題である。
●学びの結果を測ることにテストをする
真の実力を評価するものにならない。
科化 にす る必 要性 は 感じ ない 。評 価し て
の公表からテスト対策。おかしなこと
● 道徳 を教 科に する こと よ りも 子ど もた ち
の 自己 肯定 感を 高 める 。学 校生 活全 体で
の子 ども たち への 支 援が 大切 だと 思い ま
す 。そ れが 市民 道徳 の ベー スだ と思 いま
す。
● 道徳 は、 日々 の 生活 の中 で育 まれ てい く
も、 みん な同 じよ うな 評 価に なり かね な
です。
もの な ので 、授 業と して 子ど もた ち の心
い。
http://www.b-kyoro.com/
ほん りゅう 202
No.202
2016・2
■発 行■
尾北教職員労働組合
■責任者■
川崎 徹(池野小)
●テストの点を上げるためでは意味がな
い。基本的な学力を測るものでなくて
はと思う。
●相対評価(順位)は際限ない競争をあ
おる。現場に「何かしろ」と言われた
ら(国・県・市・親から )、過去問題を
させるしかない。
●時間外勤務と同じだけ割り振りがほし
1回でよいので時間を繰り上げて勤務
を解いてほしい。
●打ち合わせを 時 分からやっていま
す。昼の集会が月に1~2回計画され
ています。勤務時間や休憩時間の意識
が低い職場だと思います。
●部活動の指導など、時間外なことが多
い。休みはほしい。
●本当に必要なときに(病気や家族のこ
とで )、嫌な顔をされずに休みを取るこ
とができるのが望ましいと思う。
●休憩といわれても、職員室では休める
環境ではないし、休憩スペースもない。
だったらその分早く帰ってよいことに
してほしい。そうすれば家のことがや
りやすい。
●年休が思うようにとれない。無理して
勤務も多々ある。
●自分も若いころ休んだことがあるので、
お互いカバーし合わなければと思いま
す。
●年休や割り振りが取りやすい職場環境
になるといいと思う。
んでいたりしたときに、あたたかく聞
いてくれたり助けてくれたりする職場
の雰囲気が大切。それを管理職には心
がけてほしい。
●困っているときに「助けて!」と言い
やすい職場が必要だと思う。
●休日をしっかりとり、普段も遅くまで
残らず、早く帰宅する職員室の雰囲気
づくりが大切だと思う。
●多くの教員が毎日、栄養ドリンクを飲
んでいるという話を聞きます。休みが
必要だと思います。部活動は、外部の
指導者が行ってほしいです。
●休日にきちんと休めるように、部活動
指導の負担軽減の手だてを立ててほし
い。
●絶対的に仕事量が多い。1クラスの人
数を減らせば仕事量は減ると思う。早
急に!。子どもたちのためにも。
●教員の自由な発想に基づく教育活動(も
ちろん教育課程の中で)を良しとする
雰囲気を作る。
あ いかわらず多多多多 いいいい
精神疾患 による休職 …………
(
H 文科省調査)
http://www.b-kyoro.com/
ほん りゅう 202
い。割り振りは、各自の都合に合わせ
分まで、ノンスト
由にとれないことも多い現状です。休
16
45
●教職員にかかる心身の疲労は深刻化し
ていると思う。朝から晩まで息つくひ
まがないので、業務内容を軽減したり、
体制を見直したりしてほしい。
●みんなストレスがたまっているし、何
日か続けて休まれている先生を見ると
心配になる。
●調子が悪くても病院に行く時間がとれ
ず、市販薬をとりあえず飲んで、ひど
くなってから通院というパターン多い
のが現状です。
●児童や保護者のことで困っていたり悩
精神疾患による
精神疾患による休職者
による休職者
所属校における
所属校における勤務年数
における勤務年数(H27文科省調査)
てとれるようにしてほしい。(忙しいと
時
15
憩時間が取れないことをふまえて、週
約半数が、2年以内に発症…休職…
きに割り振りを言われても、帰れない)
●割り振りは何分間の割り振りがありま
すとしっかり言ってほしい。
●「とってくださいね」と言われるが、
申し出にくく年休にしてしまいます。
●割り振り変更簿が必要。時間を過ぎて
も何のことわりもなく会議が続き、割
り振りの指示もないのはおかしい。
●割り振り変更簿があると、個人の都合
でとりやすい。
●きちんと分かる形で示してほしい。
●休憩時間は全くないので、割り振りを
しっかりいただきたい。
●仕事が多くて、とりたくてもとれない
分から
どころか、休日勤務が常態化している。
●7時
16
ップの勤務で、トイレに行く時間も自
50
27