市有地売却の媒介制度について

【宅地建物取引業者様向けのご案内】
市有地売却の媒介制度について
(ご案内)
平成28年2月
南
砺 市
総務部財政課管財係
≪ 目 次 ≫
第 1 章 市有地売却の媒介制度の概要
1 制度の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1∼2
(1)対象物件
(2)対象業者
(3)内容
(4)協定締結団体
第2章 制度の手続きの流れ
1 媒介の開始
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)媒介依頼
(2)媒介依頼の中止
2 媒介契約
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)媒介契約締結の事前調整
(2)媒介申請及び媒介契約の締結
3 公有財産払下げ申請
・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)公有財産払下げ申請書の提出
(2)公有財産払下げ申請書の提出後の手続き
4 売買契約の締結
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5 媒介報酬
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)媒介報酬の支払時期
(2)媒介報酬請求手続
(3)媒介報酬の金額
6 媒介契約の解除
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7 問合せ先
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
2∼3
3
3
4
4
4
≪ 資料・様式等≫
南砺市有地売却の媒介に関する協定書
○協定書
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5∼7
南砺市有地売却の媒介に関する業務運営規則
○業務運営規則
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
(様式第1号)市有地売却媒介依頼書・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
(様式第2号)市有地売却の媒介に関する契約書
・・・・・・・・・10∼12
(様式第3号)市有地売却の媒介申請書
・・・・・・・・・・・・・13
(様式第4号)市有地売却の媒介報酬請求書
・・・・・・・・・14
その他
○公有財産払下げ申請書・添付書類(別紙1∼3)
・・・・・・・・・15∼17
◎市有地売却の媒介制度のフロー図
・・・・・・・・・・・・・18
第1章
市有地売却の媒介制度の概要
1 制度の概要
南砺市が、あらかじめ市と媒介に関する協定を締結した宅地建物取引業団体(以下「協定
締結団体」という。
)に対し市有地売却の媒介を依頼し、当該協定締結団体に所属する宅地建
物取引業者(以下「媒介業者」という。
)の媒介(事前に市との媒介契約の締結が必要)によ
り市有地の売買が成立し、購入希望者から売買代金が完納され、所有権移転登記が完了した
場合に、市から当該媒介業者に対し報酬(仲介手数料)を支払う制度です。
(1)対象物件
南砺市が売却する市有地のうち、市から協定締結団体へ媒介依頼書により媒介対象物件の
一覧を提供し、媒介を依頼したものを対象とします。
【対象物件の概要】
①市有地のうち、公用若しくは公共用に供していない、また、将来においても供する予定
のない普通財産が対象となります。
②媒介を依頼する物件は、市において一般競争入札・公募を実施し、買受人が決定しなか
った入札不調物件等で市が媒介により売却することが適当と認めるものとなります。
③入札不調物件等については、媒介依頼期間中においても随意契約物件として媒介及び市
への直接申込みにより先着順で受付を行います。
(一般媒介契約の取扱いとなります。)
(2)対象業者
宅地建物の取引を業としている下記の業者とします。
宅地建物取引業の免許を有しており、協定締結団体に所属している会員とする。
(3)内容
媒介業者による媒介で顧客が対象物件を購入し、売買代金の納入を南砺市が確認した後、
南砺市から当該業者に対し媒介報酬(仲介手数料)を支払います。
ア.媒介報酬の額は、1物件ごとの市有地売払価格を次の表の左欄に掲げる金額の区分に応
じ、それぞれ同表の右欄に掲げる割合を乗じて得た金額を合計した金額(1,000 円未満の
端数を切り捨てた金額)とします。
イ.消費税及び地方消費税の課税業者にあっては、上記の額に 100 分の 8 を加算するもの
とします。
(消費税率の改正があった場合はその税率を加算します。)
区 分
割 合
200 万円以下の金額
100 分の 5
200 万円を超え、400 万円以下の金額
100 分の 4
400 万円を超え、3,000 万円以下の金額
100 分の 3
3,000 万円を超え、1 億円以下の金額
100 分の 2
1 億円を超える金額
100 分の 1.5
(4)協定締結団体(平成28年2月12日現在)
公益社団法人 富山県宅地建物取引業協会
-1-
【フロー図①】
第2章
媒介制度の手続きの流れ
1 媒介の開始
(1)媒介依頼
ア.媒介依頼の通知の送付
【フロー図②】
南砺市から協定締結団体に対し媒介を依頼する物件の情報を記載した依頼書(様式第1
号)を送付します。
イ.会員への周知
【フロー図③】
南砺市からの媒介依頼の内容を、文書や掲示等の方法で所属会員に周知してください。
ウ.媒介の開始
【フロー図④】
媒介業者は、媒介依頼の内容を把握次第、対象となっている販売物件について広告、宣
伝等により媒介を行うことができます。
エ.資料の請求
媒介業者は、販売物件及び売却条件等に関する資料を南砺市総務部財政課へ請求するこ
とができます。ただし、南砺市のホームページからダウンロードすることにより当該資料
を取得することができる場合は、その方法により取得してください。
南砺市ホームページアドレス (URL:http://www.city.nanto.toyama.jp )
(2)媒介依頼の中止
ア.媒介依頼の中断及び中止通知の送付
南砺市が媒介依頼を中断又は中止する必要が生じた場合は、速やかに南砺市から協定締
結団体へ媒介依頼を中断又は中止する販売物件について通知するものとします。
イ.会員への周知
南砺市からの媒介依頼の中断又は中止の内容を、文書や掲示等の方法で所属会員に周知
してください。
2 媒介契約
(1)媒介契約締結の事前調整
ア.申込状況の確認
対象物件を紹介した顧客に購入の意思があるときは、媒介業者から南砺市財政課管財係
(電話 0763−23−2004)へ、購入内容(利用計画の概要等)の連絡及び販売
物件に既に申込等が入っていないかどうか確認してください。
イ.日程調整
先約がなければ媒介契約締結日の日程調整を行います。
(2)媒介申請及び媒介契約の締結
【フロー図⑤】
ア.提出書類
媒介契約を締結するときは、市有地売却の媒介申請書(様式第3号)を提出いただきま
す。
イ.媒介契約の締結
【フロー図⑥】
媒介申請書の提出後、南砺市と媒介業者の間で市有地売却の媒介に関する契約書(様式
第2号)(以下「媒介契約」という。)を締結します。
-2-
ウ.媒介契約の有効期限
媒介契約は、原則として媒介契約締結後 30 日以内に市と顧客との間で売買契約が締結
されない場合は失効します。
3 公有財産払下げ申請
(1)公有財産払下げ申請書の提出
【フロー図⑦】
顧客が対象物件の買受を希望されるときは公有財産払下げ申請書(別紙1)の提出が必要
です。媒介業者の方を通じて南砺市財政課までご提出ください。
(※2(2)の媒介申請書の
提出と同時に提出いただいても結構です。
)
※なお、各物件の売買契約期限、売買代金納付期限等の条件、当該物件の現況等、南砺市の
販売条件等について顧客にご了解いただいた上で手続きをしてください。
<提出書類>
ア.公有財産払下げ申請書(別紙1)(顧客→南砺市)
イ.誓約書(別紙2)、利用計画書(別紙3)、市税納税証明書、住民票(又は法人登記簿
謄本)
ウ.その他南砺市が指示する書類
<公有財産払下げ申請書記入の上での注意点>
申請者等の自署
必ず市有地購入申請者本人の自署押印としてください。共有の場合は共有者全員の自署
押印が必要となります。
(2)公有財産払下げ申請書の提出後の手続き
公有財産払下げ申請書が提出された後は、南砺市から購入者(顧客)本人に契約手続き
等について説明します。ただし、必要に応じ、媒介業者の方へご協力をお願いすることが
ありますのであらかじめご了承ください。
4 売買契約の締結
【フロー図⑧】
市有地の売買契約の締結は、南砺市と購入者で行いますが、媒介業者は南砺市及び購入
者双方の契約日時の調整をお願いします。
<契約締結時に準備していただくもの>
ア.実印
イ.印鑑(登録)証明書
ウ.契約書に貼り付ける収入印紙(金額は市から購入者へお伝えします。
)
-3-
5 媒介報酬
(1)媒介報酬の支払時期
【フロー図⑨、⑩】
媒介報酬は売買代金が全額納入され、所有権移転登記が終了した時点で支払いが可能と
なります。したがって、代金が納入されないなど、市有地処分の媒介が完了しなかった場
合又は中断中止された場合には媒介報酬は支払いません。
(2)媒介報酬請求手続
【フロー図⑪、⑫】
媒介報酬は、当該媒介業者の請求に基づき支払うものとします。媒介契約締結時に市有
地売却の媒介報酬請求書(様式 4)をお渡しします。所有権移転登記が完了次第、南砺市
から連絡しますので、請求書等に必要事項を記入し、媒介契約書に押印したものと同一の
代表者印を押印のうえ、南砺市総務部財政課管財係まで提出してください。請求書の提出
があった後、30 日以内に指定された銀行口座に振り込みいたします。
(3)媒介報酬の金額
この制度に基づく媒介報酬の金額は、1頁に記載のとおりです。次の例を参考に計算し
てください。
○媒介報酬の総額(消費税が8%の場合)
例 売買価格が50,000,000円の場合
2,000,000円 × 5% =
100,000円
2,000,000円 × 4% =
80,000円
26,000,000円 × 3% =
780,000円
20,000,000円 × 2% =
400,000円
小
計
1,360,000円
消費税額8%(課税事業者の場合)
合
108,800円
1,468,800円
計
6 媒介契約の解除
南砺市は次のいずれかに該当する場合には、既に契約している媒介契約を解除することが
できるものとします。
①媒介業者が、宅地建物取引業法の規定により業務の停止を命ぜられた場合又は同法の規
定により免許を取り消された場合
②売買契約の成立の見込みがないと認められる場合
7 問合せ先
その他詳細につきましては、下記までお問い合わせください。
南砺市 総務部 財政課 管財係
〒939-1598 富山県南砺市苗島 4880 番地
TEL 0763-23-2004
FAX 0763-23-1602
-4-
E-mail [email protected]
南砺市⇔協定締結団体
市有地売却の媒介に関する協定書
南砺市(以下「甲」という。
)と
【協定締結団体】
(以下「乙」という。)は、甲の所
有地(以下「市有地」という。
)売却の媒介に関し、以下のとおり協定を締結する。
(総則)
第1条
甲は市有地を売却する地方公共団体として、乙は宅地建物取引業に携わる団体とし
て、各々の社会的使命を有する立場と双方の信義、誠実の原則に立ち、この協定に基づく
市有地売却の媒介に関し、提携、協力することにより、市有地売却の適正かつ円滑な推進
と宅地建物取引業の健全な発展に資するものとする。
(用語の定義)
第2条
この協定において、
「媒介」とは、乙に属する宅地建物取引業者(以下「媒介業者」
という。)が、甲に対して売却地購入希望者(以下「顧客」という。)を紹介することをい
う。
(媒介の依頼)
第3条
甲は、一般競争入札又は公募による市有地売却において買受人が決定しなかった市
有地のうち、甲が媒介による売払いが適当と認めるものについて乙に媒介を依頼するもの
とする。
2
甲は、媒介を依頼するときは、売却地の売買価格等の条件を付し、書面により乙に依頼
するものとする。
3
甲は、前項の場合において、乙以外の宅地建物取引業団体に対しても併せて甲に対する
顧客の紹介を依頼することができる。 この場合において、甲は、乙に当該依頼をした団体
名を通知するものとする。
(媒介業者に対する広報等)
第4条
乙は、この協定締結後、速やかに甲と協議の上、媒介業者に対し本協定の概要及び
第10条に規定する業務運営規則の内容その他媒介に係る必要な事項を周知徹底するもの
とする。
(媒介業務の開始及び終了)
第5条 媒介業者は、乙からの通知により、媒介業務を行うものとする。
2
媒介業務は、甲と顧客との間で売買契約が成立し、当該市有地の売買代金が納付され、
所有権移転登記が完了したときをもって終了する。
3
甲は、乙以外の依頼先において顧客を選定したとき又は甲自らが顧客を選定したときは、
乙にその旨を速やかに連絡するものとする。
4
甲は、媒介の依頼を中断し、又は中止させる必要があると判断したときは、いつでも乙
にその旨を通知することができる。
(媒介契約の締結)
第6条
甲及び媒介業者は、媒介を行う場合は、あらかじめ市有地売却の媒介に関する契約
書を締結するものとする。
-5-
2
前項の契約を締結するときは、媒介業者は、別に定める顧客からの公有財産払下げ申請
書及び市有地売却の媒介申請書を提出するものとする。
3
甲は、第1項の契約を締結したときは、その結果を乙に連絡するものとする。
(土地売買契約の締結)
第7条
市有地の土地売買契約の締結は、甲と顧客が行い、媒介業者は、甲及び顧客双方の
契約の準備に協力するものとする。
(媒介報酬)
第8条 媒介に係る報酬(以下「媒介報酬」という。)の額は、次の表の左欄に掲げる売買代
金の区分に応じ、それぞれ同表の右欄に掲げる割合を乗じて得た金額を合計した金額
(1,000 円未満の端数を切り捨てた金額)とする。
区 分
割 合
200 万円以下の金額
100 分の 5
200 万円を超え、400 万円以下の金額
100 分の 4
400 万円を超え、3,000 万円以下の金額
100 分の 3
3,000 万円を超え、1 億円以下の金額
100 分の 2
1 億円を超える金額
100 分の 1.5
消費税及び地方消費税の課税業者にあっては、前項の合計金額に消費税法(昭和 63 年法
2
律第 108 号)第 28 条第1項及び第 29 条の規定により算出される額並びに地方税法(昭
和 25 年法律第 226 号)第 72 条の 82 及び第 72 条の 83 の規定により算出される額
を加算するものとする。
3
甲は、当該市有地の売買代金が全額納入され、所有権移転登記が完了した後、当該業者
の請求に基づき、当該業者に前項の媒介報酬を支払うものとする。
(苦情紛争の処理)
第9条 この協定に基づく業務に関して、苦情、紛争が発生した場合には、甲、乙協議の上、
乙において処理するものとする。
(業務運営規則)
第10条
甲及び乙は、この協定に基づく業務を適正かつ円滑に遂行するため、業務運営規
則を定めるものとする。
2
前項の業務運営規則は、甲及び乙が協議して定めるものとし、これを変更する場合も同
様とする。
(協定の解除)
第11条
甲は、乙がこの協定に基づく業務に関し不正又は不誠実な行為をしたときは、こ
の協定を解除できる。
2
甲及び乙は、この協定による業務の履行の必要がなくなった判断したときは、甲乙協議
してこの協定を解除するものとする。
(個人情報の保護)
第12条
乙及び媒介業者は、個人情報を収集するに当たっては、当該個人情報を取り扱う
-6-
事務の利用の目的(以下「利用目的」という。)を明確にし、当該利用目的を達成するため
に必要な範囲内で、適法かつ公正な手段により行わなければならない。
2
乙及び媒介業者は、法令等に基づく場合を除き、利用目的以外の目的のために収集した
個人情報を自ら利用し、又は提供してはならない。
3
乙及び媒介業者は、媒介等の実施に当たり知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。
(協議事項)
第13条
この協定に疑義が生じたとき又はこの協定に定めのない事項については、甲乙協
議の上、定めるものとする。
この協定の締結を証するため、本協定書2通を作成し、甲乙記名押印の上、それぞれ1通
を保有する。
平成
甲
年
月
日
富山県南砺市苗島4880番地
南砺市長
乙
【住所】
【協定締結団体名・代表者】
-7-
南砺市⇔協定締結団体
市有地売却の媒介に関する業務運営規則
)が締結した「市
南砺市(以下「甲」という。
)と 【協定締結団体】 (以下「乙」という。
有地売却の媒介に関する協定書」
(以下「協定書」という。)第10条第1項の規定に基づき、
次のとおり業務運営規則(以下「運営規則」という。)を定める。
(趣旨)
第1条
この運営規則は、協定書第10条第1項の規定に基づき、業務の適正かつ円滑な遂
行に資するため、市有地売却の媒介に関して必要な事項を定めるものとする。
(市有地売却の媒介依頼等)
第2条
甲は、協定書第3条第1項に規定する市有地売却の媒介を依頼するときは、市有地
売却媒介依頼書(様式第1号)を乙に提出するものとする。
(媒介契約書)
第3条
協定書第6条第1項に規定する媒介契約は、市有地売却の媒介に関する契約書(様
式第2号)によるものとする。
(市有地売却の媒介)
第4条
媒介業者は、協定書第6条第1項に規定する契約を締結するときは、公有財産払下
げ申請書及び市有地売却の媒介申請書(様式第3号)を甲に提出するものとする。
(媒介報酬の請求)
第5条 協定書第8条第3項に規定する請求を行うときは、市有地売却の媒介報酬請求書(様
式第4号)を甲に提出するものとする。
(媒介契約の失効)
第6条 媒介契約は、原則として媒介契約締結後 30日以内に協定書第7条の売買契約が締
結されない場合は、失効するものとする。
(協定に関する窓口)
】を窓口として行う。
第7条 本協定にかかる業務については、
【協定締結団体(●●支部等)
この業務運営規則を定めたことを証するため、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各
自1通を保有するものとする。
平成
年
月
日
甲
富山県南砺市苗島4880番地
南砺市長
乙
【住所】
【協定締結団体名・代表者】
-8-
南砺市⇒協定締結団体
様式第1号(第2条関係)
第
年
号
月
日
様
【協定締結団体】
南砺市長
印
市有地売却媒介依頼書
下記の市有地売却の媒介について、南砺市有地売却の媒介に関する協定書第3条第1項の
規定により依頼します。
記
1 媒介を依頼する市有地
物件
番号
所在地
地目
2 依頼期間
3 契約条件
4
添付書類
(1)物件位置図
-9-
面積(㎡)
売却価格(円)
南砺市⇔媒介業者
様式第2号(第3条関係)
市有地売却の媒介に関する契約書
南砺市(以下「甲」という。
)と 【媒介業者】 (以下「乙」という。)とは、次のとおり
市有地売却の媒介に関する契約を締結する。
(総則)
第1条
甲及び乙は、双方の信義、誠実の原則に基づき、市有地売却の適正かつ円滑な推進
に資するものとする。
(契約の趣旨)
第2条 乙は、末尾記載の土地(以下「市有地」という。
)を甲が売却するに当たり、市有地
の購入者(以下「顧客」という。
)と甲との売買契約の媒介を行うものとする。
(媒介方法等)
第3条
乙は、末尾記載の市有地について、甲が売買契約を締結することができるよう顧客
との媒介を行い、次の書類を甲に提出するものとする。
(1) 市有地売却の媒介申請書
(2) 公有財産払下げ申請書
(3) その他甲が指示する書類
2
甲は、前項に規定する書類の提出があったときは、再度、顧客に対して市有地について
説明し、購入の意思を確認の上、契約の相手方として適当であると認めるときは売買契約
を締結するものとする。
3
媒介業務は、甲と顧客の間で売買契約が成立し、当該市有地の売買代金が納入され、所
有権移転登記が完了したときをもって終了する。
(媒介報酬)
第4条
甲は、前条第3項に規定する媒介業務が終了したときは、媒介に係る報酬として、
金
円(うち、消費税及び地方消費税相当額
円)を乙に支払
うものとする。
2
甲は、前条第3項に規定する媒介業務が終了した後、乙から請求があったときは、適法
な請求書を受領した日から 30 日以内に請求に係る金額を乙に支払うものとする。
(甲の解除権)
第5条
甲は、次の各号のいずれかに該当する場合には、この契約を催告によらず、直ちに
解除することができる。
(1)乙が、宅地建物取引業法(昭和 27 年法律第 176 号)第3条第2項の規定により免許
の有効期間が満了して効力を失った場合又は同法第 65 条第2項の規定により業務の停
止を命じられた場合若しくは第 66 条及び第 67 条の規定により免許を取り消された場
合
(2)甲が売買契約の成立(売買契約締結後、売買代金の納入、所有権移転の登記が完了する
-10-
までをいう。
)の見込みがないと認める場合
(3) 乙がこの契約に違反した場合
(個人情報の保護)
第6条
乙は、個人情報を収集するに当たっては、当該個人情報を取り扱う事務の利用の目
的(以下「利用目的」という。
)を明確にし、当該利用目的を達成するために必要な範囲内
で、適法かつ公正な手段により行わなければならない。
2
乙は、法令等に基づく場合を除き、利用目的以外の目的のために収集した個人情報を自
ら利用し、又は提供してはならない。
3
乙及び媒介業者は、媒介等の実施に当たり知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。
(契約の失効)
第7条
この契約は、この契約を締結した日から 30 日以内に売買契約が締結されない場合
には失効するものとする。ただし、甲がやむを得ない事情等があると認めたときは、これ
を延長することができる。
(費用負担)
第8条 この契約の締結に要する費用は、乙が負担するものとする。
(契約外の事項)
第9条
この契約に定めのない事項又はこの契約に疑義が生じた事項については、甲乙協議
して定めるものとする。
(所管裁判所)
第10条
この契約についての訴訟の管轄は、甲の事務所の所在地を管轄区域とする地方裁
判所とする。
この契約締結の証として、契約書2通を作成し、甲、乙記名押印の上、各自1通を保有す
るものとする。
-11-
平成
年
月
日
甲 南砺市苗島4880番地
南砺市長
乙 【協定締結団体】会員
【媒介業者住所】
【媒介業者名・代表者名】
市有地の表示
富山県南砺市
所在地
地目
面積(㎡)
-12-
売却価格(円)
媒介業者⇒南砺市
様式第3号(第4条関係)
平成
年
月
日
(宛先)南砺市長
【協定締結団体】会員
住所
会社名
代表者名
印
市有地売却の媒介申請書
下記の市有地売却の媒介について、南砺市市有地売却の媒介に関する協定書第6条第2項
の規定により申請します。
記
1 媒介を申請する市有地
物件番号
所在地
地目
2 市有地購入希望者
住所
氏名又は法人名・代表者名
電話番号
-13-
面積(㎡)
売却価格(円)
媒介業者⇒南砺市
様式第4号(第8条関係)
平成
年
月
日
(あて先)南砺市長
【協定締結団体】会員
住所
会社名
代表者名
印
市有地売却の媒介報酬請求書
市有地売却の媒介報酬として次の金額を請求します。
金
円
(うち、消費税・地方消費税相当分 金
円)
銀行
振込先
口座種別
金融機関
支店
口座番号
フリガナ
口座名
口座名義人
請求内容
件
平成
名
年
月
日に締結した、下記市有地売却の媒介に関する契約に基づ
く媒介報酬として
売却地
所
在
地 積
購入者
住
所
氏 名
㎡
請求内容内訳
契約金額(媒介報酬額算定基準額)
円
200 万円までの金額
円
200 万円∼400 万円までの金額
円
400 万円∼3,000 万円までの金額
円
3,000 万円∼1 億円までの金額
1 億円以上の金額
円
4%
円
3%
円
円
2%
円
円
1.5%
円
報酬の率
小
5%
計(1,000 円未満端数切捨て後の金額)
円
消費税額(小計の 8%)
(課税事業者の場合のみ)
円
媒介報酬金額計
円
-14-
買受人(⇒媒介業者)⇒南砺市
別紙1
平成
年
月
(あて先)南砺市長
(買受人)
申請者
住所
氏名
電話番号
公有財産払下げ申請書
下記の公有財産について払下げを希望しますので、関係書類を添えて申請いたします。
記
1.
払下げ物件の表示
所在
地番
地目
面積㎡
使用目的
2.払下げ希望価格
3.払下げの理由
4.添付書類
(1)誓約書
(2)利用計画書
(3)市税納税証明書(直近の2カ年分又は未納がないことの証明書)
(4)個人の場合は住民票(世帯全員分)、法人の場合は法人登記簿謄本
(5)その他
-15-
日
買受人(⇒媒介業者)⇒南砺市
別紙 2
誓
約
書
平成
年
月
日
(あて先)南砺市長
(買受人)
住 所
氏 名
印
○
私は、南砺市が所有する財産購入の申込みに当たり、下記の事項を誓約します。
1
現在、禁治産者若しくは準禁治産者又は破産宣告を受けておりません。
2
過去2年間、正当な理由なく市有財産の売却における契約を締結せず、又は履行しなか
ったことはありません。
3
現年度及び前年度の市税に滞納はありません。
4
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)第2
条第1項に規定する風俗営業、同条第5項に規定する性風俗関連特殊営業その他これらに
類する営業及び暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)
第2条第2号から第4号まで及び第6号に該当する者ではありません。
5
市有財産を購入したときは、これを前項に該当する者に譲渡又は貸与しません。
6
購入に際し、物件、主な売買条件、説明等全て承諾の上申込みますので、後日これらの
事柄について南砺市に対し一切の異議及び苦情を申し立てません。
-16-
買受人(⇒媒介業者)⇒南砺市
別紙 3
利 用 計 画 書
利用計画
建物概要
建築面積
㎡
着工予定日
延床面積
㎡
完成予定日
構
造
建 築 費
円
資金計画
自己資金内容
借入れ計画
備考
当該物件を取得したときは、上記利用計画に基づいて使用します。
平成
年
月
(買受人)
住 所
氏 名
-17-
印
○
日
市有地売却の媒介制度のフロー図
①協定の締結
協定締結
団体
②媒介依頼書
③媒介 周知
⑤媒介申請書
媒介業者
(協定締結団体会員)
⑦払下げ申請書
⑪媒介手数料請求書
④宣伝・広報
⑫媒介手数料の支払
⑧売買契約の締結
顧客
(購入希望者)
⑨売買代金の支払
⑩引渡、所有権移転
-18-
南 砺 市
⑥媒介契約の締結