2016年2月10日 日本株式市場 日本株式市場、底入れの目安は? 株価の割安さと売られ過ぎの度合いが強まっています。円高が一巡し、日本企 業の業績拡大が再評価されれば、株価の底入れが見込まれます。 ■価格帯別売買高は、一定期間の売買高を株価の ■PER(株価収益率)は、株価と一株当たり利益の 比率で、株価の割高・割安を見る指標の一つです。 価格帯別に合計したものです。売買の多い価格帯 足元では2014年以来最も割安な水準にあります。 は、株価の下落時には下値の目安になりやすいと考 えられます。日経平均株価は、2月10日の取引時 ■騰落レシオは、市場の値上がり銘柄数と値下がり銘 間中に、一時、売買高の比較的多い15,000円~ 柄数の比率から、市場の行き過ぎを見る指標です。 15,500円の範囲まで下落しその後反発しました。 一般に、70%を下回ると売られ過ぎと解釈され、そ この水準では一定の下値の支持が期待されます。 の後は株価が反発する傾向があります。 【日経平均株価と価格帯別売買高】 0 300 (円) 900 (億株) 21,000 600 (倍) 【PERと騰落レシオ】 25 割高 300 PER(左軸) 20,500 20,000 割安 平均18.3倍 19,500 19,000 18,500 15 200 15.6倍 18,000 (2月10日) 17,500 17,000 日経平均株価 16,500 (右軸) 16,000 (%) 5 100 15,500 70% 15,000 価格帯別 14/7 15/1 15/7 13,500 16/1 (年/月) (注)日経平均株価は、2014年1月6日~2016年2月10日。 価格帯別売買高は、2014年1月6日~2016年2月9日の累積。 網かけは、売買高が比較的多い価格帯。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 59.5% 70%以下は売られ過ぎを示唆。 14,000 (上軸) 14/1 東証1部の騰落レシオ (右軸) 14,500 売買高 (5) 14/1 14/7 15/1 15/7 (2月10日) 0 16/1 (年/月) (注)期間は、2014年1月6日~2016年2月10日。 PERは日経平均株価の予想利益ベース。 騰落レシオは東証1部25日ベース。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセット マネジメント作成 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘 するものではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のもので あり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、 今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を 保証するものではありません。■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾 者に帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
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