公益社団法人 日本青年会議所 個人番号及び 特定個人情報取扱規程 (2)個人番号 行政手続における特定 の 個 人 を 識 別 す る た め の 番 号 の 利 用 等 に 関 す る法律(以下「番号法」 と い う 。) 第 2 条 第 5 項 が 定 め る 住 民 票 コ ー ド 第1章 目 的 を 変 換 し て 得 ら れ る 番 号 で あ っ て 、当 該 住 民 票 コ ー ド が 記 載 さ れ た 住 (目的) 第1条 民 票 に 係 る 者 を 識 別 す この規程は、公益社団法人日本青 年 会 議 所 ( 以 下 「 本 会 」 と い う 。) が 、 行 政手続における特定の個人を識別するた る た め に 指 定 さ れ る も のをいう。 (3)特定個人情報 個人番号(個人番 めの番号の利用等に関する法律(平成2 号 に 対 応 し 、当 該 個 人 番 5 年 5 月 3 1 日 法 律 第 2 7 号 、以 下「 法 」 号 に 代 わ っ て 用 い ら れ と い う 。)第 1 条 に 鑑 み 、個 人 情 報 管 理 規 る 番 号 、記 号 そ の 他 の 符 程第1条に基づく個人情報管理規程の特 号 で あ っ て 、住 民 票 コ ー 例 と し て 、個 人 番 号 及 び 特 定 個 人 情 報( 以 ド 以 外 の も の を 含 む 。) 下 「 特 定 個 人 情 報 等 」 と い う 。) の 適 正 な を そ の 内 容 に 含 む 個 人 取扱いの確保に関し必要な事項を定める 情報をいう。 ことにより、本会の事業の適正かつ円滑 (4)個人情報ファイル 個人情報を含 な運営を図りつつ、個人の権利利益を保 む 情 報 の 集 合 物 で あ っ 護することを目的とする。 て 、特 定 の 個 人 情 報 に つ い て 電 子 計 算 機 を 用 い 第2章 定 義 て 検 索 す る こ と が で き る よ う に 体 系 的 に 構 成 し た も の の ほ か 、特 定 の (定義) 第2条 個 人 情 報 を 容 易 に 検 索 本規程における用語の定義は、次 の各号に定めるところによる。 (1)個人情報 生存する個人に関する 情 報 で あ っ て 、当 該 情 報 に 含 ま れ る 氏 名 、生 年 月 日 そ の 他 の 記 述 又 は 個 人 別 に 付 さ れ た 番 号 、記 号 そ の 他 の 符 号 に よ り 特 定 の 個 人 を 識 別 で き る も の( 他 の 情 報 と 容 易 に照合することができ、 そ れ に よ り 特 定 の 個 人 を 識 別 で き る こ と と な る も の を 含 む 。)を い う 。 す る こ と が で き る よ う に 体 系 的 に 構 成 し た も の と し て「 個 人 情 報 の 保 護に関する法律施行令」 で定めるものをいう。 (5)特定個人情報ファイル 個人番号 を そ の 内 容 に 含 む 個 人 情報ファイルをいう。 (6)個人番号関係事務 番号法第9条 第 3 項 の 規 定 に よ り 個 人 番 号 利 用 事 務( 行 政 機 関 、地 方 公 共 団 体 、独 立 行 政 法 人 等 そ の 他 の 行 政 事 務 を 処 理 す る 者 が 変更前の利用目的と相当の関連性を有す 同 条 第 1 項 又 は 第 2 項 ると合理的に認められる範囲で行うもの の 規 定 に よ り そ の 保 有 とする。 す る 特 定 個 人 情 報 フ ァ 3 本会は、利用目的を変更した場合は、 イ ル に お い て 個 人 情 報 変更した利用目的について、本人に通知 を 効 率 的 に 検 索 し 、及 び し、又は公表するものとする。 管 理 す る た め に 必 要 な 限 度 で 個 人 番 号 を 利 用 し て 処 理 す る 事 務 )に 関 ( 7 )本 人 ( 8 )従 業 者 ( 9 )第 三 者 (取得に際しての利用目的の通知等) 第4条 本会は、特定個人情報等を取得し し て 行 わ れ る 他 人 の 個 た場合は、あらかじめその利用目的を通 人 番 号 を 必 要 な 限 度 で 知又は公表している場合を除き、速やか 利 用 し て 行 う 事 務 を い に、その利用目的を本人に通知し、又は う。 公表するものとする。 個人番号によって識別さ 2 本会は、前項の規定にかかわらず、本 れ 、又 は 識 別 さ れ 得 る 特 人との間で契約を締結することに伴って 定の個人をいう。 契約書その他の書面(電子的方式等で作 本会が雇用する従業員お ら れ る 記 録 を 含 む 。)に 記 載 さ れ た 当 該 本 よ び 本 会 の 委 嘱 を 受 け 人の特定個人情報等を取得する場合その た 役 員 ま た は 出 向 者 で 他本人から直接書面に記載された当該本 ある個人をいう。 人の特定個人情報等を取得する場合は、 従業者以外の個人および あらかじめ、本人に対し、その利用目的 本 会 の 各 会 議 ・ 各 委 員 を明示するものとする。ただし、人の生 会・各 地 区 協 議 会・各 ブ 命、身体又は財産の保護のために緊急に ロ ッ ク 協 議 会 以 外 の 団 必要がある場合は、この限りでない。 体 ( 1 0 )会 員 会 議 所 3 本会の正会員であ る各地青年会議所 (11)JCI・APDC 前2項の規定は、次に掲げる場合につ いては、適用しない。 (1)利用目的を本人に通知し、又は公表 本会が正会 することにより本人又は第三者の生 員 と し て 所 属 す る 国 際 命、身体、財産その他の権利利益を 青 年 会 議 所 お よ び そ の 害するおそれがある場合 下 部 組 織 で あ る ア ジ ア 太平洋開発協議会 (2)利用目的を本人に通知し、又は公表 することにより本会の権利又は正当 な利益を害するおそれがある場合 第3章 特定個人情報等の取得 (3)国の機関又は地方公共団体が法令の 定める事務を遂行することに対して 協力する必要がある場合であって、 (利用目的の特定、変更) 第3条 本会は、特定個人情報等を取り扱 うに当たっては、その利用の目的(以下 「 利 用 目 的 」 と い う 。) を で き る 限 り 特 定 するものとする。 2 本 会 は 、利 用 目 的 を 変 更 す る 場 合 に は 、 利用目的を本人に通知し、又は公表 することにより当該事務の遂行に支 障を及ぼすおそれがあるとき (4)取得の状況からみて利用目的が明ら かであると認められる場合 定個人情報等を取り扱わないものとする。 (取得の制限) 第5条 2 3 前2項の規定にかかわらず、次の各号 本会は、特定個人情報等を取得す のいずれかに該当する場合には、第3条 るときは、適法かつ適正な方法で行うも の規定により特定された利用目的の範囲 のとする。 を超えて特定個人情報等を取り扱うこと 本会は、番号法第19条各号のいずれ かに該当する場合を除き、他人の特定個 人情報等を収集しないものとする。 ができるものとする。 ( 1 )番 号 法 第 9 条 第 4 項 の 規 定 に 基 づ く 場合 ( 2 )人 の 生 命 、身 体 又 は 財 産 の 保 護 の た (個人番号の提供の求めの制限) 第6条 本会は、番号法第19条各号に該 当して特定個人情報の提供を受けること めに必要がある場合であって、本人 の同意があり、又は本人の同意を得 ることが困難であるとき ができる場合を除くほか、他人に対し、 個人番号の提供を求めないものとする。 (特定個人情報ファイルの作成の制限) 第10条 (本人確認) 第7条 本会は、番号法第19条第11 号から第14号までのいずれかに該当し 本会は、本人又はその代理人から て特定個人情報を提供し、又はその提供 個人番号の提供を受けるときは、番号法 を受けることができる場合を除き、個人 第16条の規定に従い、本人確認を行う 番号関係事務を処理するために必要な範 ものとする。 囲を超えて特定個人情報ファイルを作成 しないものとする。 (安全管理措置) 第8条 本会は、特定個人情報等の取得に 際 し 、 第 2 5 条 ( 委 託 先 の 監 督 )、 第 2 6 (安全管理措置) 第11条 本会は、特定個人情報等の利用 条 ( 特 定 個 人 情 報 等 の 取 扱 状 況 の 記 録 )、 に 関 し 、 第 2 5 条 ( 委 託 先 の 監 督 )、 第 2 第 2 9 条 ( 従 業 者 の 監 督 ・ 教 育 )、 及 び 第 6 条( 特 定 個 人 情 報 等 の 取 扱 状 況 の 記 録 )、 33条(技術的安全管理措置)に定める 第 2 9 条 ( 従 業 者 の 監 督 ・ 教 育 )、 第 3 0 安全管理措置を講じるものとする。 条(特定個人情報等を取り扱う区域の管 理 )、第 3 1 条( 機 器 及 び 電 子 媒 体 等 の 盗 第4章 特定個人情報等の利用 難 等 の 防 止 )、及 び 第 3 3 条( 技 術 的 安 全 管理措置)に定める安全管理措置を講じ るものとする。 (利用目的外の利用の制限) 第9条 本会は、第3条の規定により特定 された利用目的の達成に必要な範囲を超 第5章 特定個人情報等の保存 えて特定個人情報等を取り扱わないもの とする。 2 本会は、合併その他の事由により他の (特定個人情報等の保管) 第12条 本会は、番号法第19条各号に 法人等から事業を継承することに伴って 該当する場合を除くほか、特定個人情報 特定個人情報等を取得した場合は、継承 等を保管しないものとする。 前における当該特定個人情報等の利用目 的の達成に必要な範囲を超えて、当該特 (データ内容の正確性の確保) 第13条 本会は、第3条の規定により特 理する必要がなくなった場合で、かつ、 定された利用目的の達成に必要な範囲内 所管法令において定められている保存期 において、特定個人情報等を正確かつ最 間を経過した場合には、個人番号をでき 新の内容に保つよう努めるものとする。 るだけ速やかに廃棄又は削除するものと する。ただし、その個人番号部分を復元 (安全管理措置) 第14条 できない程度にマスキング又は削除した 本会は、特定個人情報等の保存 場合には、保管を継続することができる に 関 し 、 第 2 5 条 ( 委 託 先 の 監 督 )、 第 2 ものとする。 6 条( 特 定 個 人 情 報 等 の 取 扱 状 況 の 記 録 )、 第 2 9 条 ( 従 業 者 の 監 督 ・ 教 育 )、 第 3 0 (特定個人情報等を 誤 って収集した場合の 条(特定個人情報等を取り扱う区域の管 措置) 理 )、第 3 1 条( 機 器 及 び 電 子 媒 体 等 の 盗 第18条 従事者は、誤って特定個人情報 難等の防止)及び第33条(技術的安全 等の提供を受けた場合、自ら当該特定個 管理措置)に定める安全管理措置を講じ 人情報を削除又は廃棄してはならず、速 るものとする。 やかに、第20条に定める事務取扱責任 者、又は第21条に定める特定個人情報 第6章 等管理責任者に報告しなければならない。 特定個人情報等の提供 2 本会は、前項の報告を受けた際、第3 2条に従って、当該特定個人情報等をで (特定個人情報等の提供) 第15条 本会は、番号法第19条各号に きるだけ速やかに削除又は廃棄した上で、 その記録を保存するものとする。 該当する場合を除くほか、特定個人情報 等を提供しないものとする。 (安全管理措置) 第 1 9 条 (安全管理措置) 第16条 本 会 は 、 特 定 個 人 情 報 等 の 削 除・廃棄に関し、第25条(委託先の監 本会は、特定個人情報等の提供 督 )、第 2 6 条( 特 定 個 人 情 報 等 の 取 扱 状 に 関 し 、 第 2 5 条 ( 委 託 先 の 監 督 )、 第 2 況 の 記 録 )、 第 2 9 条 ( 従 業 者 の 監 督 ・ 教 6 条( 特 定 個 人 情 報 等 の 取 扱 状 況 の 記 録 )、 育 )、第 3 0 条( 特 定 個 人 情 報 等 を 取 り 扱 第 2 9 条 ( 従 業 者 の 監 督 ・ 教 育 )、 第 3 0 う 区 域 の 管 理 )、第 3 2 条( 個 人 番 号 の 削 条(特定個人情報等を取り扱う区域の管 除 、機 器 及 び 電 子 媒 体 等 の 廃 棄 )、及 び 第 理 )、第 3 1 条( 機 器 及 び 電 子 媒 体 等 の 盗 33条(技術的安全管理措置)に定める 難等の防止)及び第33条(技術的安全 安全管理措置を講じるものとする。 管理措置)に定める安全管理措置を講じ るものとする。 第7章 第8章 組織及び体制 特定個人情報等の削除・ (事務取扱担当者・責任者) 廃棄 第20条 本会は、別途定めるとおり、特 定個人情報等を取り扱う事務の範囲を明 確化し、明確化した事務において取り扱 (特定個人情報等の削除・廃棄) 第17条 本会は、個人番号関係事務を処 う特定個人情報等の範囲を明確にした上 で 、当 該 事 務 に 従 事 す る 従 業 者( 以 下「 事 務 取 扱 担 当 者 」と い う 。)を 明 確 に す る も 第22条 のとする。 2 3 本会は、特定個人情報等の取扱 い に 関 す る 苦 情 ( 以 下 「 苦 情 」 と い う 。) 本会は、別途定めるとおり、前項によ について必要な体制整備を行い、苦情が り定められた各事務における事務取扱責 あったときは、適切かつ迅速な対応に努 任者を明確にするものとする。 めるものとする。 事務取扱責任者は、次に掲げる業務を 2 苦 情 対 応 の 責 任 者 は 、専 務 理 事 と す る 。 所管する。 ( 1 )特 定 個 人 情 報 等 の 利 用 申 請 の 承 認 及 び記録等の管理 (従業者の義務) 第23条 ( 2 )特 定 個 人 情 報 等 を 取 り 扱 う 保 管 媒 体 た者は、業務上知り得た特定個人情報等 の設置場所の指定及び変更の管理 の内容をみだりに他人に知らせ、又は不 ( 3 )特 定 個 人 情 報 等 の 管 理 区 分 及 び 権 限 についての設定及び変更の管理 本会の従業者又は従業者であっ 当な目的に使用してはならない。 2 特定個人情報等の漏えい、滅失若しく (4)特定個人情報等の取扱状況の把握 は毀損の発生又は兆候を把握した従業者 ( 5 )委 託 先 に お け る 特 定 個 人 情 報 等 の 取 は、その旨を事務取扱責任者又は特定個 扱状況等の監督 人情報等管理責任者に報告するものとす ( 6 )特 定 個 人 情 報 等 の 安 全 管 理 に 関 す る 教育・研修の実施 る。 3 ( 7 )特 定 個 人 情 報 等 管 理 責 任 者 に 対 す る 本規程に違反している事実又は兆候を 把握した従業者は、その旨を事務取扱責 報告 任者又は特定個人情報等管理責任者に報 ( 8 )そ の 他 所 管 部 署 に お け る 特 定 個 人 情 報等の安全管理に関する事項 告するものとする。 4 事務取扱責任者は、前2項の報告を受 けた際には、直ちにそれを特定個人情報 (特定個人情報等管理責任者) 第21条 2 本会は、特定個人情報等の安全 等管理責任者に報告するものとする。 5 特定個人情報等管理責任者は、前3項 管理のため特定個人情報等管理責任者を による報告の内容を調査し、本規程に違 定め、専務理事を特定個人情報等管理責 反する事実が判明した場合には遅滞なく 任者とする。 会頭に報告するとともに、関係事業部門 特定個人情報等管理責任者は、次に掲 げる業務を所管する。 に適切な措置をとるよう指示するものと する。 ( 1 )特 定 個 人 情 報 等 の 安 全 管 理 に 関 す る 規程の承認及び周知 第9章 安全管理措置 ( 2 )事 務 取 扱 責 任 者 か ら の 報 告 徴 収 及 び 助言・指導 第1節 ( 3 )特 定 個 人 情 報 等 の 適 正 な 取 扱 い に 関 総則 する事務取扱担当者に対する教育・研 修の企画 ( 4 )そ の 他 特 定 個 人 情 報 等 の 安 全 管 理 に 関する事項 (特定個人情報等の安全管理) 第24条 本会は、特定個人情報等の漏え い、滅失又は毀損の防止その他の特定個 人情報等の安全管理のために、第2節な (苦情対応) いし第5節に定める措置を講ずるものと する。 絡 (委託先の監督) 第25条 ・事実関係、再発防止策等の公表 本会は、特定個人情報等の取扱 いの全部又は一部を本会以外の者に委託 (取扱状況の把握及 び 安全管理措置の見直 するときは、委託先において番号法に基 し) づき本会が果たすべき安全管理措置と同 第28条 本会は、特定個人情報等の取扱 等の措置が講じられているか否かについ 状況を把握し、安全管理措置の評価、見 てあらかじめ確認した上で、原則として 直し及び改善に取り組むため、監査責任 委託契約において、特定個人情報等の安 者を任命し、少なくとも毎年 1 回、取扱 全管理について委託先が講ずべき措置を 状況を点検し、安全管理措置を見直す。 明らかにし、委託先に対する必要かつ適 切な監督を行うものとする。 2 第3節 人的安全管理措置 委託先が特定個人情報等の取扱いの全 部又は一部を再委託する場合には、本会 (従業者の監督・教育) の許諾を得るものとする。また、再委託 第29条 本会は、特定個人情報等の安全 が行われた場合、本会は、委託先が再委 管理のために、従業者および本会の各会 託先に対して必要かつ適切な監督を行っ 議・各委員会・各地区協議会・各ブロッ ているかについて監督するものとする。 ク協議会に対する必要かつ適切な監督・ 教育を行うものとする。 第2節 組織的安全管理措置 第4節 物理的安全管理措置 (特定個人情報等の取扱状況の記録) 第26条 本 会 は 、特 定 個 人 情 報 等 の 取 得 、 利用、保存、提供及び削除・廃棄等にあ (特定個人情報等を取り扱う区域の管理) 第30条 本会は、特定個人情報等を取り たっては、後に取り扱状況を確認できる 扱う事務を実施する区域(以下「取扱区 ように、適宜の方法で、特定個人情報の 域 」 と い う 。) に お い て 、 壁 又 は 間 仕 切 り 取扱状況が分かる記録を保存するものと 等の設置、及び事務取扱担当者以外の者 する。取扱状況の記録には、個人番号を の往来が少ない場所への座席配置や、後 記載してはならない。 ろから覗き見される可能性が低い場所へ の座席配置等に努める。 (情報漏えい等事案への対応) 第27条 本会が情報漏えい等の事案の発 生又は兆候を把握した場合には、特定個 (機器及び電子媒体等の盗難等の防止) 第31条 本会は、取扱区域における特定 人情報等管理責任者は、速やかに、必要 個人情報等を取り扱う機器、電子媒体及 に応じて、以下の対応を行う。 び書類等の盗難又は紛失等を防止するた ・本会内部における報告、被害の拡大防 めに、以下の措置を講じる。 止 (1)特定個人情報等を取り扱う電子媒 ・事実関係の調査、原因の究明 体又は書類等は、施錠できるキャビネ ・影響範囲の特定 ット・書庫等に保管する。 ・再発防止策の検討・実施 ・影響を受ける可能性のある本人への連 ( 2 )特 定 個 人 情 報 等 を 取 り 扱 う 機 器 は 、 離席時にロックする。 (3)特定個人情報等を取り扱う電子媒 理措置を講じるものとする。 体又は書類等を取扱区域から持ち出す (1)特定個人情報等を取り扱う機器を 場合には、事務取扱い責任者の承認を 特定する。 得なければならない。 (2)前号の機器を使用する事務取扱担 (4)本会が管理すべき特定個人情報等 当者を限定する。 は、従業者の私物パソコン等で取り扱 ってはならない。 (3)適切なアクセス制御を行う。 2 本会は、情報システムを外部からの不 正アクセス又は不正ソフトウェアから保 (個人番号の削除、機器及び電子媒体等の 護するため、以下の措置を講じる。 廃棄) ・本会の情報システムと外部ネットワー 第32条 本会は、個人番号を削除又は廃 クとの接続箇所に、ファイアウォール 棄する際には、以下に従って、復元でき 等 を 設 置 し 、不 正 ア ク セ ス を 遮 断 す る 。 ない手段で削除又は廃棄する。 ・情報システム及び機器にセキュリティ ・特定個人情報等が記載された書類を廃 対策ソフトウェア等(ウイルス対策ソ 棄する場合、焼却、溶解、復元不可能 フトウェア等)を導入する。 な程度に細断可能なシュレッダーの利 ・機器やソフトウェア等に標準装備され 用又は個人番号部分を復元できない程 ている自動更新機能等の活用により、 度のマスキングを行う。 ソフトウェア等を最新状態とする。 ・特定個人情報等が記録された機器又は 3 本会は、特定個人情報等をインターネ 電子媒体等を廃棄する場合、専用のデ ット等により外部に送信する場合、通信 ータ削除ソフトウェアを利用するか、 経路の暗号化を行うよう努める。 又は物理的な破壊を行う。 ・特定個人情報ファイル中の個人番号又 第10章 特定個人情報等の開示、 は一部の特定個人情報等を削除する場 訂正等、利用停止等 合 、デ ー タ 復 元 用 の 専 用 ソ フ ト ウ ェ ア 、 プログラム、装置等を用いなければ復 元できない手段で削除する。 2 本会は、個人番号若しくは特定個人情 報ファイルを削除した場合、又は電子媒 体若しくは書類等を廃棄した場合には、 削 除 又 は 廃 棄 し た 記 録 を 保 存 す る 。ま た 、 これらの作業を委託する場合には、委託 先が確実に削除又は廃棄したことについ て、証明書等により確認する。 第5節 技術的安全管理措置 (技術的安全管理措置) 第33条 本会は、事務取扱担当者及び当 該事務で取り扱う特定個人情報ファイル の範囲を限定するために、以下の安全管 (特定個人情報等の開示等) 第34条 本会は、本人から、当該本人が 識別される特定個人情報等に係る保有個 人 デ ー タ に つ い て 、書 面 又 は 口 頭 に よ り 、 その開示(当該本人が識別される特定個 人情報等に係る保有個人データを保有し ていないときにその旨を知らせることを 含 む 。以 下 同 じ 。)の 申 出 が あ っ た と き は 、 身分証明書等により本人であることを確 認 の 上 、開 示 を す る も の と す る 。た だ し 、 開示することにより次の各号のいずれか に該当する場合は、その全部又は一部を 開示しないことができる。 (1)本人又は第三者の生命、身体、財 産その他の権利利益を害するおそれが ある場合 場合又はその措置と異なる措置をとる旨 (2)本会の事業の適正な実施に著しい を通知する場合は、本人に対し、その理 支障を及ぼすおそれがある場合 由を説明するよう努めるものとする。 (3)他の法令に違反することとなる場 2 3 合 (特定個人情報等の利用停止等) 開示は、書面により行うものとする。 第36条 本会は、本人から、当該本人が ただし、開示の申出をした者の同意があ 識別される特定個人情報等に係る保有個 るときは、書面以外の方法により開示を 人データが第9条の規定に違反して取り することができる。 扱われているという理由又は第5条の規 特定個人情報等 に 係 る 保 有 個 人 デ ー タ 定に違反して取得されたものであるとい の開示又は不開示の決定の通知は、本人 う理由によって、当該特定個人情報等に に対し、書面により遅滞なく行うものと 係る保有個人データの利用の停止又は消 する。 去 ( 以 下 「 利 用 停 止 等 」 と い う 。) を 求 め られた場合、又は第15条の規定に違反 (特定個人情報等の訂正等) して第三者に提供されているという理由 第35条 本会は、本人から、当該本人が によって、当該特定個人情報等に係る保 識別される特定個人情報等に係る保有個 有 個 人 デ ー タ の 第 三 者 へ の 提 供 の 停 止 人データの内容が事実でないという理由 ( 以 下 「 第 三 者 提 供 の 停 止 」 と い う 。) を によって当該特定個人情報等に係る保有 求められた場合で、その求めに理由があ 個人データの内容の訂正、追加又は削除 ることが判明したときは、遅滞なく、当 ( 以 下 「 訂 正 等 」 と い う 。) を 求 め ら れ た 該特定個人情報等に係る保有個人データ 場合には、その内容の訂正等に関して他 の利用停止等又は第三者提供の停止を行 の法令の規定により特別の手続が定めら うものとする。ただし、当該特定個人情 れている場合を除き、利用目的の達成に 報等に係る保有個人データの利用停止等 必要な範囲内において、遅滞なく必要な 又は第三者提供の停止に多額の費用を要 調査を行い、その結果に基づき、当該特 する場合その他の利用停止等又は第三者 定個人情報等に係る保有個人データの内 提供の停止を行うことが困難な場合であ 容の訂正等を行うものとする。 って、本人の権利利益を保護するため必 2 本会は、前項の規定に基づき求められ 要なこれに代わるべき措置をとるときは、 た特定個人情報等に係る保有個人データ の内容の訂正等を行ったとき、又は訂正 3 4 この限りでない。 2 本会は、前項の規定に基づき求められ 等を行わない旨の決定をしたときは、本 た特定個人情報等に係る保有個人データ 人に対し、遅滞なく、その旨(訂正等を について、利用停止等を行ったとき若し 行 っ た と き は 、そ の 内 容 を 含 む 。)を 通 知 くは利用停止等を行わない旨の決定をし するものとする。 たとき、又は第三者提供の停止を行った 本会は、前項の通知を受けた者から、 とき若しくは第三者提供の停止を行わな 再度申出があったときは、前項と同様の い旨の決定をしたときは、本人に対し、 処理を行うものとする。 遅 滞 な く 、そ の 旨 を 通 知 す る も の と す る 。 本会は、前第2項の規定により、本人 から求められた措置の全部又は一部につ いて、その措置をとらない旨を通知する 3 前条第3項及び第4項は本条に準用す る。 第11章 雑 則 (その他) 第37条 この規程の実施に必要な規則等 は、別途定めるものとする。 附 則 本規程は、平成28年1月22日から施 行する。 平成28年 1月22日 制定 事務取扱担当者等一覧 本会は、以下のとおり、特定個人情報等 を取り扱う事務の範囲、当該事務において 取り扱う特定個人情報等の範囲及び当該事 務に従事する従業者(事務取扱担当者)並 びに事務取扱責任者を定める。 報酬等の支払先に関する事務 特定個人 特定個人 事務取 事務取 情報等を 情報等の 扱担当 扱責任 取り扱う 範囲 者 者 事務の範 囲 報酬、料 支払先の 事務局 金 、契 約 金 氏名、住 長を補 及び賞金 所及び個 佐する に関する 人番号 経理責 支払調書 事務局 長 任者 作成事務 上記各事 支払先の 事務局 務におけ 氏名、住 長を補 る特定個 所及び個 佐する 人情報等 人番号 経理責 を取り扱 う情報シ ステムの 保守に関 する事務 任者 事務局 長
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