離島の産官学連携シンポジウム 「離島における物づくり産業・観光振興と人材育成の課題と工学部の役割」 1.はじめに 琉球大学工学部では平成 26,27 年度に、久米島、宮古島、石垣島を訪問し、町役場,市 役所、商工会,商工会議所および地場企業等において、様々な現場視察や意見交換を行っ てきました。その結果を踏まえ、工学部が果たすべき社会貢献として、離島地域の産業振 興や人材育成を目指して、本シンポジウムを開催することになりました。 シンポジウムの中心テーマは、現在の離島地域において重要性を増している観光産業振 興に対する、ものづくり・ひとづくりを通しての工学の役割です。観光産業における工学 としては、便利で快適な旅行のための情報ネット、交通インフラ、リゾート施設等の整備、 地域の魅力を作るまちづくり、社会全体を下支えするエネルギー供給や廃棄物処理等のも のづくりが考えられます。さらに大学の使命として、それらの産業に携わるひとづくりが 重要なテーマとなります。離島地域が抱える様々な課題を浮き彫りにし、工学的な発想で 課題解決に向けた方針を見出すことに加え、離島地域の「産」、「官」と工学部の「学」の 継続的な連携体制を構築することが本シンポジウムのねらいです。 2.シンポジウムの概要 日 時: 平成 28 年 2 月 16 日(火)14:00〜17:00 場 所: 琉球大学工学部(地域創生総合研究棟1階) 宮古島市キャンパス(宮古島市中央公民館) 石垣市キャンパス(石垣市立図書館) 出 内 (久米島キャンパスは休業日で使用不可のため、本学での参加) 席: 久米島町、宮古島市、石垣市の「産」「官」からそれぞれ1人以上 琉球大学工学部から5人程度(一般来場は制限無し) 容: 1)基調講演(20 分×2題)(JTA 名渡山氏1題,堤純一郎1題) 「観光産業振興にために工学ができること」 琉球大学 堤純一郎 「各々の島における現状と課題」 JTA 執行役員 名渡山秋彦 (10 分休憩) 2)オンライン報告:各サテライト及び工学部からの報告(質疑を含め、15 分 ×4地域 久米島、宮古島、石垣島の順に、簡単な現況説明と工学部に対する要望等 (10 分休憩) 3)オンライン討論:オンラインでパネル討論(40 分) モデレータ:屋我実教授(機械システム工学科) パネリスト:各サテライトを含め、出席者全員 問合せ先: 国立大学法人琉球大学工学部 屋我 TEL: Tel 098-895-8617・098-895-8637 Mail [email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc