プレスリリース - 東京国立博物館

定期情報
2016 年
2016 年 2 月吉日
東京国立博物館 広報室
= 読者プレゼント用招待券あり
招待券
特別展情報
2・3 月
= 当館ウェブサイト≫プレスの方へ≫「プレスリリース」よりダウンロード可
リリース
特別展「生誕 150 年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」
2016 年 3 月 23 日(水)~5 月 15 日(日) 平成館
オルセー美術館よりミレーの名作も出品!
特別展示室
リリース 招待券
いよいよ開幕が迫る特別展「生誕 150 年 黒田清輝─
日本近代絵画の巨匠」
。見どころのひとつは、コランやミ
レーなど、黒田が学んだフランスの近代絵画をあわせて
ご覧いただける点です。例えば黒田の作品「祈祷」は、
農村の風景を描くバルビゾン派のミレー、自然主義のバ
スティアン=ルパージュなどの影響がうかがえます。
日本美術の近代化に尽力した黒田のルーツをたどるこ
とができる本展に、どうぞご期待ください。
羊飼いの少女
ジャン=フランソワ・ミレー 1863 年頃
オルセー美術館蔵
©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay)/Michel
Urtado/distributed by AMF
主催:東京国立博物館、東京文化財研究所、朝日新聞社、
NHK、NHKプロモーション
協賛:大日本印刷
協力:あいおいニッセイ同和損保、エールフランス航空/KLM オランダ航空
報道関係お問合せ:
特別展「生誕 150 年 黒田清輝―日本近代絵画の巨匠」広報事務局(ユース・プラニング センター内)
TEL:03-3406-3418 FAX:03-3499-0958 E-mail:[email protected]
祈祷
黒田清輝 1889 年(明治 22)
東京国立博物館蔵
特別展「黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」
2016 年 4 月 12 日(火)~6 月 19 日(日) 表慶館
その輝きに隠された命がけの物語
リリース
本展では、4 つの古代遺跡から発掘された文化財が展示されますが、その目玉はなん
といってもティリヤ・テペ出土の黄金製品。独自のデザインを持つ工芸品の数々は、バク
トリアと呼ばれていた古代アフガニスタンを象徴する秘宝です。現地の言葉で「金の丘」
を意味するティリヤ・テペ。1978 年、この地で手付かずの状態で発見された遊牧民族の
有力者の墓からは、装身具・装飾品が数多く見つかりました。どれも金やトルコ石などが
ふんだんに用いられており。
「バクトリアの黄金」と証されるにふさわしい輝きを放って
います。多くの人を魅了する繊細な造形美を是非ご覧ください。
牡羊像
1 世紀 ティリヤ・テペ出土
アフガニスタン国立博物館蔵
©NMA/Thierry Ollivier
主催:東京国立博物館、アフガニスタン・イスラム共和国情報文化省、
産経新聞社、フジテレビジョン
後援:外務省、駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使館 特別協力: 文化庁、東京文化財研究所、
文化財保護・芸術研究助成財団、日本・アフガニスタン協会 協賛:ダイハツ工業、ヤマザキナビスコ
協力:ナショナル・ジオグラフィック、日本通運、損害保険ジャパン日本興亜、大伸社、Galaxy
報道関係お問合せ:特別展「黄金のアフガニスタン―守りぬかれたシルクロードの秘宝―」広報事務局(共同 PR 内)
TEL:03-3575-9823 FAX:03-3574-0316 E-mail:[email protected]
≪お問い合わせ≫
東京国立博物館 広報室
〒110-8712 東京都台東区上野公園 13-9
TEL: 03-3822-1302(広報直通)
FAX: 03-3822-2081
E-mail: [email protected]
URL: http://www.tnm.jp/
2016 年 特別展ラインナップ
※詳細は、当館ウェブサイト http://www.tnm.jp/≫展示≫特別展
◆特別展「生誕 150 年 黒田清輝―日本近代絵画の巨匠」
3 月 23 日(水)~5 月 15 日(日) 平成館
→前頁参照
リリース 招待券
◆特別展「黄金のアフガニスタン―守りぬかれたシルクロードの秘宝―」
4 月 12 日(火)~6 月 19 日(日) 表慶館
→前頁参照
リリース
◆特別展「古代ギリシャ―時空を超えた旅―」
6 月 21 日(火)~9 月 19 日(月・祝) 平成館
ギリシャの彫刻、フレスコ画、金製品などを展示します。新石器時代からヘレニズム時代
までの各時代、キクラデス諸島、クレタ島ほかエーゲ海の島々や、アテネ、スパルタ、
マケドニアなど、ギリシャ各地に花開いた美術を訪ねる旅に出発しましょう。ギリシャ
本国の作品のみによるものとしては、日本初の大規模なギリシャ美術展です。
主催:東京国立博物館、ギリシャ共和国文化・スポーツ省、朝日新聞社、
NHK、NHK プロモーション
らく や
特別展
「古代ギリシャ―時空を超えた旅―」
漁夫のフレスコ画
前 1500 年頃
ギリシャ、テラ先史博物館蔵
©The Hellenic Ministry of Culture and
Sports / Prehistoric Thera Museum
じ
◆特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」
9 月 13 日(火)~12 月 11 日(日) 本館特別 5 室
滋賀県には優れた仏像が多くありますが、甲賀市に所在する天台宗の古刹櫟野寺には重要
文化財に指定される 20 体もの平安時代の仏像が伝わります。本尊は重要文化財の坐像と
しては日本最大の十一面観音。像高が3.12mありますが、頭と体は 1 本の木から彫り
出されています。堂々とした姿と穏やかさが漂う表情の仏像で、白洲正子氏など、多くの
ファンを魅了する名品です。
主催:東京国立博物館、櫟野寺、読売新聞社
◆臨済禅師 1150 年 白隠禅師 250 年遠諱記念
特別展「禅―心をかたちに―」
特別展「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺
の大観音とみほとけたち」
重要文化財 十一面観音菩薩坐像
平安時代・10 世紀
滋賀・櫟野寺蔵
10 月 18 日(火)~11 月 27 日(日) 平成館
水墨画や茶の湯は、禅とともに中国から伝わり、やがて日本文化の核にまで成長しました。この展覧会は、臨済
おう ばくしゅう
宗・黄檗 宗 の本山・末寺から名宝を一堂に集め、禅の歴史、禅の美術、禅の文化を通覧しようとするものです。
高僧の肖像と墨蹟、仏像・仏画、工芸、障壁画など、禅の至宝を通じて、日本文化に果たしたその役割をご覧い
ただきます。
主催:東京国立博物館、臨済宗黄檗宗連合各派合議所、日本経済新聞社
本館 2 室(国宝室)展示作品ラインナップ
国宝 十二天像(風天) 平安時代・9 世紀 奈良・西大寺蔵 4 月 12 日(火)~5 月 8 日(日)
国宝 元暦校本万葉集 巻一・巻二(古河本) 平安時代・11 世紀 5 月 10 日(火)~6 月 12 日(日)
国宝 遺告 良源筆 平安時代・天禄 3 年(972) 京都・廬山寺蔵 6 月 14 日(火)~7 月 24 日(日)
国宝 餓鬼草紙 平安~鎌倉時代・12~13 世紀 7 月 26 日(火)~8 月 21 日(日)
国宝 法華経(久能寺経) 方便品・譬喩品
平安時代・12 世紀 静岡・鉄舟寺蔵 8 月 23 日(火)~9 月 19 日(月・祝)
国宝 十六羅漢像(第二尊者・第十四尊者) 平安時代・11 世紀 9 月 21 日(水)~10 月 16 日(日)
国宝 伝藤原光能像 鎌倉時代・13 世紀 京都・神護寺蔵 10 月 18 日(火)~11 月 13 日(日)
国宝 寛平御時后宮歌合(十巻本歌合) 平安時代・11 世紀 11 月 15 日(火)~12 月 11 日(日)
国宝 松林図屏風 長谷川等伯筆 安土桃山時代・16 世紀 2017 年 1 月 2 日(月・休)~1 月 15 日(日)
国宝 楼閣山水図屏風 池大雅筆 江戸時代・18 世紀 團伊能氏寄贈 1 月 17 日(火)~2 月 12 日(日)
国宝 群書治要 巻三十一 平安時代・11 世紀 2 月 14 日(火)~3 月 12 日(日)
国宝 花下遊楽図屏風 狩野長信筆 江戸時代・17 世紀 3 月 14 日(火)~4 月 9 日(日)
注目の展示
特別公開「国宝土偶 縄文の女神」
■本館特別 4 室
3 月 23 日(水)~4 月 17 日(日)
国宝に指定されている土偶は現在わずか 5 件。そのうちの 1 件である、山形県西ノ前遺跡
出土の「土偶 縄文の女神」を、当館にて公開することとなりました。この度は、縄文の女
神とともに出土した「土偶残欠」もあわせて展示します。山形県外で縄文の女神と土偶残
欠が一緒に展示されるのは、国宝指定後、今回が初めてです。
本展では、最新の有機 EL 照明を用いた展示を行います。縄文の女神には、山形県内の企業
が共同で開発した博物館向け次世代展示ケースを、土偶残欠には昭和初期に作られた当館
の展示ケースを使用し、それぞれに有機 EL 照明を取り付けています。展示室内の間接照明
にも、有機 EL を使用します。
最新技術を用いた展示で、縄文時代の洗練された造形をお楽しみください。
国宝 土偶 縄文の女神
山形県舟形町 西ノ前遺跡出土
縄文時代(中期)・前 3000~前 2000 年
山形県蔵(山形県立博物館保管)
主催:東京国立博物館、山形県、公益財団法人山形県産業技術振興機構
「博物館でお花見を」を 3 月 15 日(火)から 4 月 10 日(日)まで開催
詳しくは「博物館でお花見を」プレスリリースまたは当館ウェブサイト http://www.tnm.jp/ をご覧ください。
講演会/イベントなど
講演会
*会場はすべて平成館大講堂 *開場は開始の 30 分前(予定)
●月例講演会「メソポタミアとインダスのあいだ ―知られざる海洋の古代文明―」
前 3000 ~前 2000 年紀のアラビア(ペルシア)湾を支配した海洋民の文明を紹介します。
日時:2016 年 2 月 27 日(土) 13:30 ~ 15:00
講師:後藤健(特任研究員)
定員:380 名(先着順) 聴講無料(ただし、当日の入館料が必要)
●月例講演会「中国考古展今昔物語」
特別展「始皇帝と大兵馬俑」まで含めると、これまで十数回の中国展に参加しました。中国展の移り変わりと、
中国展ならでは苦労話(今となっては笑い話)を紹介します。
日時:2016 年 3 月 12 日(土) 13:30 ~ 15:00
講師:谷豊信(学芸研究部長)
定員:380 名(先着順) 聴講無料(ただし、当日の入館料が必要)
●月例講演会「中国陶磁の色と形」
町田市立博物館との連携企画 特集「中国陶磁の技と美」にちなみ、中国陶磁発展の鍵となる色彩(釉)と造形
についてお話します。
日時:2016 年 4 月 2 日(土) 13:30~15:00
講師:矢島律子(町田市立博物館学芸員)
定員:380 名(先着順) 聴講無料(ただし、当日の入館料が必要)
※ 以上の詳細は、当館ウェブサイト http://www.tnm.jp/≫催し物≫講演会・講座をご覧ください
ワークショップ
●ファミリーワークショップ「桜の庭で屏風体験」
かつては部屋の中で実際に使われていた屏風。「どのように使っていたの?」「展示室ではなく部屋に置いたら
どう見えるの?」桜舞うトーハク自慢のお茶室で体験してみましょう! キヤノン株式会社と京都文化協会が推
進する「綴プロジェクト」で作られた高精細複製品を使い、屏風や日本の伝統文化を身近に感じていただくワ
ークショップです。
日時:2016 年 3 月 26 日(土)
①10:00~12:00 ②14:00~16:00
会場:本館展示室および応挙館
対象:小学生~中学生およびその保護者
定員:各回 10 組(応募者多数の場合は抽選)
参加費:無料(ただし、当日の入館料が必要)
申込締切:3 月 10 日(木)必着
●アートスタジオ「桜の根付作り」
本館 10 室と高円宮コレクションの根付を見学した後、焼くと固まる樹脂粘土を加工して桜をテーマにオリジナ
ルの根付を制作します。完成品はお持ち帰りいただけます。
日時:2016 年 3 月 20 日(日) 13:30~15:30
会場:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)
対象:高校生以上
定員:20 名程度(応募者多数の場合は抽選)
参加費:無料(ただし、当日の入館料が必要)
申込締切:2 月 22 日(月)必着
※ 申込方法の詳細は、当館ウェブサイト http://www.tnm.jp/≫催し物≫ワークショップをご覧ください
お知らせ
◆法隆寺宝物館が一部オープン
昨年 5 月より環境整備工事のため休館していた法隆寺宝物館が開館します。まずは 3 月 15 日(火)
、1 階第 1
室・第 2 室がオープン。今回の工事では、展示ケースのメンテナンスと補修を行い、照明の大部分を LED に刷
新しました。国宝「灌頂幡」など、貴重な名品をぜひご覧ください。
◆閉室・休館情報
本館特別 4 室:3 月 14 日(月)~ 3 月 22 日(火) [展示準備のため]
表慶館:当面の間(特別展・イベント開催時を除く) [展示環境整備のため]
法隆寺宝物館 1 階第 3 室および 2 階:~ 4 月 25 日(月) [工事遅延のため]
※中 2 階はオープン日未定
黒田記念館:~6 月 13 日(月)まで休館
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