平成28年2月4日 「平成28年2月から適用する公共工事設計労務単価の運用に係る 特例措置」に係る対応について 晩冬の候 ますますご清祥のこととお喜び申しあげます。 さて、国が定める平成28年2月から適用する公共工事設計労務単価(以下「新労務単 価」という。)については、技能労働者の賃金引上げによる処遇改善等を通じて、若年層 の建設業への入職が促進されるよう公共工事設計労務単価の改定がなされております。 国は、新労務単価の早期適用とともに、平成28年2月1日以降に契約締結を行った工 事のうち、旧労務単価を用いて予定価格を積算した工事については、新労務単価に基づく 契約に変更するための協議を請求できるよう、特例措置を定めました。 これを受けまして、当市では、新労務単価を早期適用するとともに、平成28年2月1 日以降に契約締結を行った工事で、予定価格の積算を旧労務単価をもって行っているもの について、新労務単価に対応した請負代金額の変更協議が行える特例措置を実施すること としました。 該当する請負業者の皆様には、特例措置の趣旨をご理解いただき、下請企業との間で既 に締結している請負契約の金額見直しや技能労働者への賃金単価基準引上げ、また、下請 業者を含めた社会保険加入徹底についても適切に対応されるよう、お願いいたします。 問合せ先 府中市行政管理部契約課 042-335-4093 別 紙 (特例措置の概要) 1 対象工事 平成28年2月1日以降に契約締結した工事のうち、旧労務単価を適用して予定価格 を積算しているもの。 ただし、変更協議が整う前に当該工事が完了したものについては、対象外とする。 2 特例措置の内容 変更後の契約金額については、新労務単価により積算された予定価格に落札率を乗じ て算出する。 (算 式) 変更後の契約金額 = P(新) × k P(新):新労務単価及び当初契約時点の物価による積算に係る予定価格 k :当初契約時点の落札率 3 請求期限 該当する請負業者からの協議依頼期限は、当該業者に対し特例措置に関する通知を行 った日から2週間以内とする。なお、協議依頼は、別紙(様式)により速やかに行うこ と。
© Copyright 2024 ExpyDoc