平成27年2月24日 「平成27年2月から適用する公共工事設計労務単価」 の運用に係る特例措置について 平成27年1月30日,国土交通省から,平成27年2月から適用する公共工事設計労 務単価が公表されました。本年度当初の労務単価と比べ,全国平均で4.2%,平成24 年度の労務単価と比べると,全国平均で28.5%の上昇となっています。 これに伴い,労務単価の上昇が確実に技能労働者の賃金引上げにつながり,処遇改善等 を通じて若年層の建設業への入職が促進されるよう,国土交通省から地方自治体あて,新 労務単価の早期適用等について要請しています。 当市では,これを受けて,2月1日以降に契約を締結する工事のうち,旧労務単価にて 積算したものについて,該当する事業者からの請求に基づき,新労務単価による契約変更 の協議を行える特例措置を別紙のとおり定めました。 なお,該当する事業者の皆様には,特例措置の趣旨を御理解いただき,下請企業との間 で既に締結している請負契約の金額の見直しや,技能労働者への賃金水準引上げ等につい て適切に対応されるよう,お願いします。 【問合せ先】 調布市総務部契約課 042-481-7166 別 特例措置の概要 1 対象工事 平成27年2月1日以降に契約を行う工事のうち,旧労務単価を適用して予定価格 を積算しているもの。 ただし,変更協議が整う以前に支払い手続きが完結している場合は対象外とする。 2 特例措置の内容 該当する事業者は,旧労務単価に基づく契約を新労務単価に基づく契約に変更する ための契約金額の変更の協議を請求することができる。 3 契約金額の変更 変更後の契約金額については,次の方式により算出する。 (算式) 変更後の契約金額 = 新労務単価により積算された予定価格 × 当初契約の落札率 4 請求期限 該当する事業者からの本通知に基づく契約金額変更の協議の請求期限については, 工期内かつ契約日から2か月以内とする。 なお,変更の協議を請求される場合は,変更協議依頼書(別紙様式)により速やか に請求すること。 紙
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