1 本編 新旧対照表(PDFファイル)

北上市地域防災計画(本編)
新旧対照表(案)
北上市消防防災課
(平成28年2月4日版)
- 1 -
目
第1章
次
総則
第3節の2
災害時における個人情報の取扱い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
第4節
北上市防災会議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
第5節
防災関係機関の責務及び業務大綱・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
第7節
災害の想定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
第2章
災害予防計画
第1節
防災知識普及計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
第2節
地域防災活動活性化計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
第3節
防災訓練計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
第4節
気象業務整備計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
第4節の2
第5節
避難対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
第5節の2
第6節
通信確保計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
災害医療体制整備計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
要配慮者の安全確保計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
第6節の2
食料生活必需品の等の備蓄計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
第7節
孤立化対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
第8節
防災施設等整備計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
第9節
建築物等安全確保計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
第10節
交通施設安全確保計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
第11節
ライフライン施設等安全確保計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
第12節
危険物施設等安全確保計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
第13節
風水害予防計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45
第14節
雪害予防計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
第15節
土砂災害予防計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
第16節
火山災害予防計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
第17節
火災予防計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
第18節
林野火災予防計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
第19節
農業災害予防計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59
第20節
防災ボランティア育成計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
第21節
事業継続対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62
第3章
災害応急対策計画
第1節
活動体制計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63
第2節
気象予報・警報等の伝達計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76
第3節
通信情報計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94
第4節
情報の収集・伝達計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98
第5節
広聴広報計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104
第6節
交通確保・輸送計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108
第7節
消防活動計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・116
第9節
県、市町村等相互応援協力計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120
- 2 -
第10節
自衛隊災害派遣要請計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126
第11節
防災ボランティア活動計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・130
第12節
支援物資・義援金等の受付・配分計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・136
第13節
災害救助法の適用計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138
第14節
避難・救出計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・140
第15節
医療・保健計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・153
第16節
食料、生活必需品等供給計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166
第17節
給水計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・174
第18節
応急仮設住宅の建設及び応急修理計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・175
第19節
感染症予防計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・180
第20節
廃棄物処理・障害物除去計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・184
第21節
行方不明者の捜索及び遺体の処理・埋葬計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・186
第22節
応急対策要員確保計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・189
第23節
文教対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・190
第24節
農畜産物応急対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・194
第25節
公共土木施設・鉄道施設等応急対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・194
第26節
ライフライン施設応急対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・196
第27節
危険物施設等応急対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・203
第28節
林野火災応急対策計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・204
第29節
防災ヘリコプター活動計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・208
第4章
災害復旧・復興計画
第1節
公共施設等の災害復旧計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・209
第2節
生活の安定確保計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・211
第3節
復興計画の作成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・217
- 3 -
- 4 -
本編
第1章
総則
頁
1
現
第3節
計
画
修
他の計画及び他の法令に基
第3節
づく計画との関係
正
案
他の計画及び他の法令に基
づく計画との関係
[略]
[略]
第3節の2
災害時における個人情報の取扱い
市は、災害時における被災者支援において、個
人情報を適切に活用することができるよう、北上
市個人情報保護条例(平成17年北上市条例第15
号)の規定に従って、あらかじめ必要な取扱いを
定めるものとする。
2
第4節
北上市防災会議
第4節
第2 組織
第2
北上市防災会議の組織は、次の防災機関の長又
はその指名する職員によって構成される。
職名
区分
組織
北上市防災会議の組織は、次の防災機関の長又
はその指名する職員によって構成される。
防災機関
職名
[略]
1号委員
北上市防災会議
区分
防災機関
[略]
東北森林管理 局岩手南
[略]
[略]
東北森林管理局、岩手
1号委員
南部森林管理署、湯田
部森林管理署
上級森林事務所
[略]
東北農政局奥州地域セ
[略]
東北農政局岩手支局
ンター
[略]
[略]
[略]
4号委員
[略]
[略]
[略]
4号委員
財務部
[略]
[略]
財務部
〃
まちづくり部
[略]
[略]
建設部
[略]
都市整備部
[略]
消防防災部長
[略]
消防防災部
[略]
教育次長
〃
教育部
〃
上下水道部
[略]
日本郵便㈱北上郵便局
[略]
7号委員
[略]
[略]
[略]
郵便局㈱北上郵便局
7号委員
郵便事業㈱北上支店
[略]
[略]
- 5 -
3
8号委員
8号委員
その他市長
その他市長
岩手中部水道企業団
北上市自治組織連絡協議会
が特に必要
北上市自治組織連絡協議会
が特に必要
と認める者
行政区長協議会長
と認める者
〃
[略]
〃
[略]
岩手県高圧ガス保安協会北
岩手県高圧ガス保安協会北
上支部
上支部
岩手中部土地改良区
[略]
[略]
北上市婦人消防協力隊連絡
北上市婦人消防協力隊連絡
協議会
協議会
北上薬剤師会
北上市身体障がい者福祉協
会
北上市赤十字奉仕団
北上市防犯協会
北上市食生活改善推進委員
協議会
北上ケーブルテレビ㈱
特定非営利活動法人いわて
NPO-NETサポート
特定非営利活動法人フォル
ダ
公募委員
修正
理由
1
東日本大震災津波に係る災害対応を踏まえ、災害時における個人情報の取扱いについて追加
2
組織改変、会社統合等に伴う防災会議委員構成の修正
3
岩手中部水道企業団設立に伴い、8号委員へ追加
- 6 -
本編
第1章
総則
頁
4
現
第5節
計
画
修
防災関係機関の責務及び業務大綱
第2 防災関係機関の業務の大綱
1
第2
県、市
1
機関名
岩手県
第5節
業務の大綱
(1)~(9)
正
防災関係機関の責務及び業務大綱
防災関係機関の業務の大綱
県、市
機関名
[略]
岩手県
業務の大綱
(1)~(9)
(10) 市町村その他の防災関係
関の災害対策の総合調整
機関の災害対策の総合調整
に関すること。
に関すること。
[略]
2
[略]
2
[略]
3
指定地方行政機関
3
指定地方行政機関
機関名
農政事務所
業務の大綱
(1)
機関名
災害時における米穀及
東北農政局岩手
業務の大綱
(1)
災害時における応急用食
びパンの供給に関するこ
支局
料の調達・供給に関する情
と。
東北森林管理局
報収集・連絡に関するこ
岩手南部森林管
と。
岩手南部森林管
理署
[略]
(10) 市町村及び防災関係機
[略]
東北農政局岩手
案
(2)~(4) [略]
理署
(2)~(4) [略]
[略]
岩手労働局
[略]
花巻労働基準監
花巻労働基準監
督署
督署
岩手河川国道事
(1)~(3)
務所
(4)
[略]
災害時における交通規
岩手河川国道事
(1)~(3)
務所
(4)
[略]
災害時における通行規制
(水沢出張所)
制及び輸送の確保に関す
(水沢出張所)
及び緊急輸送道路の確保に
(水沢国道維持出
ること。
(水沢国道維持
関すること。
張所)
(5)
出張所)
[略]
(5)
[略]
(6)
緊急を要すると認められ
る場合、申合せに基づく適
切な緊急対応の実施に関す
ること。
(7)
災害対策支援に係る調整
に関すること。
北上郵便局
(1)
災害時における郵便局
の業務運営の確保に関す
ること。
(2)
災害時における郵便局
の業務に係る災害特別事
務取扱及び援護対策に関
すること。
- 7 -
仙台管区気象台
5
(1)
盛岡地方気象台
気象、地震及び水象の観
測並びにこれらの成果の収
集及び発表に関すること。
(2)
気象、地象(地震にあっ
ては、発生した断層運動に
よる地震動に限る。)及び
水象の予報・警報等の防災
情報の発表、伝達及び解説
に関すること。
(3)
気象業務に必要な観測、
予報及び通信施設の整備に
関すること。
(4)
県や市が行う防災対策に
関する技術的な支援・助
言に関すること。
(5)
防災気象情報の理解促進
及び防災知識の普及啓発に
関すること。
4
自衛隊
機関名
陸上自衛隊第
4
業務の大綱
[略]
自衛隊
機関名
業務の大綱
陸上自衛隊第
[略]
9特科連隊岩
9特科連隊岩
手駐とん部隊
手駐屯部隊
5
指定公共機関
5
機関名
[略]
業務の大綱
(1)~(3)
指定公共機関
機関名
[略]
[略]
エヌ・ティ・
エヌ・ティ・
ティ・コミュ
ティ・コミュ
ニケーション
ニケーション
ズ(株)
ズ(株)
業務の大綱
(1)~(3)
[略]
ソフトバンク
テレコム(株)
(株)エヌ・テ
(株)NTTド
ィ・ティ・ド
コモ
コモ東北
KDDI(株)
KDDI(株)
ソフトバンク
モバイル(株)
日本赤十字社
(1)
[略]
日本赤十字社
(1)
[略]
岩手県支部北
(2)
救援物資、義援金等の受
岩手県支部北
(2)
救援物資の配分に関する
- 8 -
上地区支部
付及び配分に関すること。
上地区支部
6
こと。
(3)
義援金の受付に関するこ
と。
(3)
[略]
(4)
[略]
[略]
東日本旅客鉄
(1)~(2)
道(株)盛岡支
(3)
社北上駅
日本通運㈱北
[略]
略]
東日本旅客鉄
鉄道施設の災害復旧に関
すること。
(1)~(2)
略]
道(株)盛岡支
社北上駅
[略]
日本通運㈱北
上支店
[略]
上支店
ヤマト運輸㈱
岩手主管支店
東北電力㈱北
[略]
東北電力㈱北
上営業所
[略]
上営業所
日本郵便㈱北
上郵便局
(1)
災害時における郵便局の
業務運営の確保に関するこ
と。
(2)
災害時における郵便局の
業務に係る災害時特別事務
取扱及び援護対策に関する
こと。
6
指定地方公共機関
6
機関名
(株)アイビーシ
業務の大綱
指定地方公共機関
機関名
[略]
(株)IBC岩手
ー岩手放送
業務の大綱
[略]
放送
[略]
[略]
[略]
(公社)岩手県ト
[略]
ラック協会北上
支部
岩手県交通(株)
岩手県交通(株)
北上営業所
北上営業所
岩手県高圧ガス
[略]
(一社)岩手県高
保安協会北上支
圧ガス保安協会
部
北上支部
社団法人北上医
師会
(1)
医療救護に関するこ
と。
(2)
(一社)北上医師
会
遺体の検視、身元確認
北上歯科医師会
[略]
(1)
医療救護又は歯科医療
救護に関すること。
(2)
遺体の検視、検案、身
及び処理に関する協力に
元確認及び処理に関する
関すること。
協力に関すること。
(一社)北上薬剤
師会
- 9 -
(1)
医療救護に関するこ
と。
(2)
6
災害時における医薬品
の供給及び管理に関する
こと。
(公社)岩手県栄
養士会県央地区
(1)
災害時における栄養管
理に関すること。
会
(公社)岩手県看
護協会北上支部
社会福祉法人北
上市社会福祉協
議会
(1)
医療救護及び保健衛生
に関すること。
(1)
防災ボランティアの連
絡調整等に関すること。
(2)
岩手県災害派遣福祉チ
ームの派遣調整に関する
こと。
(一社)岩手県獣
医師会花巻支会
(1)
災害時における愛玩動
物の保護及び救護に関す
ること。
(一社)岩手県建
開及び除雪に関するこ
部
と。
会
機関名
災害時における道路啓
設業協会北上支
北上市建設業協
7 公共的団体その他防災上重要な施設の管理者
(1)
(2)
公共土木施設等の災害
応急対策に関すること。
7 公共的団体その他防災上重要な施設の管理者
業務の大綱
機関名
業務の大綱
社会福祉法人岩手県共同募
(1)義援金の募集
金会北上市委員会
及び受付けに
関すること。
農業協同組合
農業協同組合
[略]
森林組合
森林組合
[略]
[略]
㈱岩手日報社
㈱岩手日報社北上支局
[略]
㈱朝日新聞社盛岡支局
㈱朝日新聞社北上支局
㈱毎日新聞社盛岡支局
㈱毎日新聞社奥州通信部
○㈱読売新聞社盛岡支局
[略]
○㈱読売新聞社北上支局
[略]
㈱河北新報社盛岡支社
㈱河北新報社北上支社
㈱産業経済新聞社盛岡支局
㈱産業経済新聞社盛岡支局
㈱日本経済新聞社盛岡支局
㈱岩手日日新聞社北上支社
㈱岩手日日新聞社
㈱デーリー東北新聞社盛岡
支局
全国新聞情報農業協同組合
- 10 -
[略]
[略]
連合会東北支部
10
㈱日刊工業新間社盛岡総局
㈱日刊岩手建設工業新間社
(社)共同通信社盛岡支局
㈱時事通信社盛岡支局
北上ケーブルテレビ㈱
第6節
北上市の概況
第6節
第1 位置
第1
北上市の概況
位置
本市は、岩手県のほぼ中央、北上平野のな
本市は、岩手県のほぼ中央、北上平野のな
かほどに位置し、北が北緯39度28分42秒から南
かほどに位置し、北が北緯39度28分42秒から南
が北緯39度10分l7秒、東が東経141度l5分30秒
が北緯39度10分l7秒、東が東経141度l5分30秒
から西が東経140度49分l3秒にわたり、北は花
から西が東経140度49分l3秒にわたり、北は花
巻市、東は奥州市、西は西和賀町、南は奥州市
巻市、東は奥州市、西は西和賀町、南は奥州市
と境を接し、東西に38キロメートル、南北が約
及び金ケ崎町と境を接し、東西に38キロメート
34キロメートルの広がりをもつ市である。
ル、南北が約34キロメートルの広がりをもつ市
主要各地域への距離は盛岡市には北へ約45
である。
キロメートル、仙台市には南へ138キロメート
主要各地域への距離は盛岡市には北へ約45
ル、秋田市には西へ107キロメートル、東京都
キロメートル、仙台市には南へ138キロメート
には約490キロメートルの位置にある。
ル、秋田市には西へ107キロメートル、東京都
には約490キロメートルの位置にある。
第2~5
[略]
第7節
第2~5
[略]
災害の想定
第7節
災害の想定
地 域防 災計 画の 策定 に当 た って の災 害の 想定
地 域防 災計 画の 策定 に当 た って の災 害の 想定
は、過去に発生した大規模な災害を参考とし、本
は、過去に発生した大規模な災害を参考とし、本
市の気象条件、地理的条件及び社会環境を考慮し
市の気象条件、地理的条件及び社会環境を考慮し
て災害の種類別に次のように想定する。
て災害の種類別に次のように想定する。
なお、明治以降に発生した主な災害の記録は、
なお、明治以降に発生した主な災害の記録は、
資料編1-2のとおりである。
資料編1-2のとおりである。
第1 台風による災害
第1
(1)・(2)
[略]
(1)・(2)
(3) 過去の災害例
ア~ウ
台風による災害
(3) 過去の災害例
[略]
ア~ウ
エ
第2 集中豪雨による災害
(1)・(2)
[略]
第2
[略]
平成14年7月
[略]
(3) 過去の災害例
ア・イ
[略]
ア・イ
[略]
第3~第5
[略]
第3~第5
[略]
- 11 -
台風6号
集中豪雨による災害
(1)・(2)
(3) 過去の災害例
[略]
修正
理由
1
指定公共機関、公共的団体等の名称変更及び追加
2
業務大綱に係る表現の見直し
3
盛岡地方気象台の業務の見直し等に伴う修正
4
北上市記者クラブ加盟社の変更に伴う修正
5
台風による被害の追加
- 12 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
51
第1節
計
画
修
防災知識の普及計画
第1節
第1 基本方針
第1
正
案
防災知識普及計画
基本方針
市及び防災関係機関(以下、本節中「防災関係
市その他の防災関係機関は、職員に対して防災
機関等」という。)は、職員に対して防災教育を
教育を実施するとともに、広く住民等に対して防
実施するとともに、広く住民に対して防災知識の
災知識の普及に努め、自主防災思想の普及、徹底
普及に努め、自主防災思想の普及、徹底を図る。
を図る。
なお、防災知識の普及を図る際には、高齢者、
なお、防災知識の普及を図る際には、高齢者、
障がい者等の災害時要援護者に十分配慮するとと
障がい者等の要配慮者に十分配慮するとともに、
もに、地域において災害時要援護者を支援する体
地域において要配慮者を支援する体制の整備を図
制の整備を図る。
る。
また、被災時の男女のニーズの違い等男女双方
また、被災時の男女のニーズの違い等男女双方
の視点にも配慮する。
の視点にも配慮する。
第2 防災知識の普及
第2
1
防災知識普及計画の作成
1
防災知識普及計画の作成
防災関係機関等は、その所掌する防災業務
防災関係機関は、その所掌する防災業務に
に関する事項について、毎年、年度当初にお
関する事項について、毎年、年度当初におい
いて防災知識普及計画を作成し、その積極的
て防災知識普及計画を作成し、その積極的な
な実施を図る。
実施を図る。
2
職員に対する防災教育
(1)
2
防災関係機関等は、職員に対し、災害時
職員に対する防災教育
(1)
防災関係機関は、職員に対し、災害時にお
における適正な判断力を養成し、円滑な防
ける適正な判断力を養成し、円滑な防災活動
災活動に資するため、講習会、研修会若し
に資するため、講習会、研修会若しくは検討
くは検討会等を開催し、又は防災関係資料
会 等 を 開催 し、 又 は防 災関 係 資 料を 配布 し
を配布して、防災教育の普及徹底を図る。
て、防災教育の普及徹底を図る。
(2)
3
防災知識の普及
[略]
(2)
住民に対する防災知識の普及
(1)
3
防災関係機関等は、次の方法等を利用し
て、住民に対する防災知識の普及に努める。
[略]
住民等に対する防災知識の普及
(1)
防災関係機関は、防災士その他防災に関す
る知識を有するものと連携しながら、次の方
法等を利用して、住民等に対する防災知識の
普及に努める。
ア~キ
(2)
[略]
ア~キ
防災知識の普及活動は、次の事項に重点
を置いて実施する。
ア
イ
(2)
[略]
防災知識の普及活動は、次の事項に重点を
置いて実施する。
[略]
平常時における心得
ア
[略]
イ
気象警報、避難指示等の意味及び内容
ウ
平常時における心得
①
避難場所、避難道路等を確認する。
②
3日分の食料、飲料水、携帯トイレ、
トイレットペーパー等の備蓄及び非常
- 13 -
52
持出品(救急箱、お薬手帳懐中電灯、
ラジオ、乾電池等)の準備を行う。
③
いざ というと きの対処 方法を 検討す
る。
④
防災訓練等へ積極的に参加する。
⑤
災害時の家族内の連絡方法や避難の仕
方を決めておく。
⑥
愛玩動物との同行避難や避難所での飼
養の方法を決めておく
ウ
[略]
エ
[略]
エ
[略]
オ
[略]
カ
電気通信事業者が災害時に提供する伝言
サービスの仕組みや利用方法
オ
[略]
キ
[略]
カ
[略]
ク
[略]
ケ
災害に関する基礎知識
(3)
防災知識の普及に併せ、被災地に小口・混
載による支援物資を送ることは被災地方公共
団体等の負担となることから、支援に当たっ
ては、現地のニーズを踏まえた上で行うよう
にするなど、被災地支援に関する知識を整理
するとともに、その普及に努める。
4
児童、生徒等に対する教育
4
児童、生徒等に対する教育
市は、児童、生徒等に対し、防災教育を実
市は、児童、生徒等に対し、防災教育を実施
施するとともに、関係職員、父母等に対し、
するとともに、教職員、父母等に対し、災害時
災害時における避難等に関する知識の普及を
における避難等の防災に関する心得及び知識の
図る。
普及を図る。
5
防災文化の継承
(1)
防災関係機関等は、災害の経験や教訓を次
世代に継承し、防災を文化にまで昇華し、
「防災文化」として将来に活かすことによ
り、地域防災力の向上を図る。
(2)
防災関係機関等は、災害の経験や教訓を次
世代に継承していくため、災害に関する資料
を収集・整理・保存し、住民等が閲覧できる
よう公開に努めるとともに、災害に関する石
碑やモニュメント等の持つ意味を正しく次世
代に伝えていくよう努める。
(3)
住民等は、自ら災害の経験や教訓を次世代
に継承するよう努め、防災関係機関等は、各
種資料の活用等により、これを支援する。
- 14 -
52
6
国際的な情報発信
防災関係機関等は、災害対応の経験から得られ
た知見や教訓を、国際会議等の場を通じて諸外国
に対して広く情報発信・共有するよう努める。
1
防災基本計画の修正に伴う、次の事項の修正及び追加
(1)
防災知識の普及対象がより広範に実施されるよう修正
(2)
防災知識の普及活動における重点事項に、伝言サービスの利用方法等について追加
修正
(3)
防災知識の普及に併せ、被災地支援に関する知識の普及に努めることについて追加
理由
(4)
防災関係機関等による各種資料の収集等について追加
(5)
住民等自らによる災害教訓等の継承に関する取組、当該取組に対する支援について追加
(6)
国際的な情報発信について追加
2
災害対策基本法の一部改正に伴う用語等の修正
- 15 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
53
第2節
計
画
修
自主防災組織等育成計画
第2節
第1 [略]
1・2
第1
[略]
正
案
地域防災活動活性化計画
[略]
1・2
3
[略]
市は、市内の一定の地区内の住民等から市
地域防災計画に地区防災計画を位置づけるよ
う提案を受けたときは、その必要性を判断し
た上で、市地域防災計画に地区防災計画を含
める。
第2 自主防災組織の育成強化
(1)
第2
自主防災組織の結成促進及び育成
自主防災組織の育成強化
(1)
自主防災組織の結成促進及び育成
ア
[略]
ア
[略]
イ
市は、研修会、識習会等の開催等を通じ
イ
市は、防災士その他防災に関する知識を
て、自主防災活動の地域リーダーの育成に努
有するものと連携しながら、研修会、識習会
める。
等の開催等を通じて、自主防災活動の地域リ
ーダーの育成に努める。
(2)
自主防災組織の活動
ア
(2)
市は、自主防災組織が効果的な防災活動
自主防災組織の活動
ア
市は、自主防災組織が効果的な防災活動
を行えるよう、あらかじめ、自主防災組織
を行えるよう、あらかじめ、自主防災組織
が実施する業務を定め、平常時及び災害時
が実施する業務を定め、平常時及び災害時
に分担する任務を、班編成等により明確に
に分担する任務を、班編成等により明確に
する。
する。
①
①
平常時の活動
平常時の活動
[略]
[略]
・消火訓練、避難訓練その他防災訓練の
・消火訓練、避難訓練、避難所運営訓練
実施
その他防災訓練の実施
[略]
②
[略]
災害時の活動
②
災害時の活動
・地域内の被害状況等の情報収集
・安否確認及び避難誘導
・出火防止及び初期消火
・住民に対する避難勧告等の伝達、確認
・住民に対する避難勧告等の伝達、確認
・避難誘導
・出火防止及び初期消火
・地域内の被害状況等の情報収集
・救出、救護活動の実施及び協力
・救出、救護活動の実施及び協力
・炊出し及び救援物資等の配分に対する
・炊出し及び救援物資の配分等避難所運
協力
営に対する協力
第3 消防団の活性化
1
第3
市は、地域における消防防災の中核として
- 16 -
1
消防団の活性化
市は、地域における消防防災の中核として
54
(1)
重要な役割を担う消防団の活性化を推進し、
重要な役割を担う消防団の活性化を推進し、
その育成を図るため、地域住民の理解、支
その育成を図るため、地域住民の理解、支
援、協力及び参加を得ながら、次の事業等を
援、協力及び参加を得ながら、次の事業等を
積極的に推進する。
積極的に推進する。
「消防団活性化計画」の策定
(2)~(6)
(1)
[略]
「消防団活性化総合計画」の策定
(2)~(6)
[略]
(7)
青年層・女性層の消防団員の参加促進
(7)
青年層・女性層の消防団への参加促進
(8)
[略]
(8)
[略]
第4
住民等による地区内の防災活動の推進
(1)
市内の一定の地区内の住民及び当該地区に
事業所を有する事業者は、当該地区における
防災力の向上を図るため、共同して、防災訓
練の実施、物資等の備蓄、避難行動要支援者
の避難支援体制の構築等自主的な防災活動の
推進に努める。
(2)
市内の一定の地区内の住民及び当該地区に
事業所を有する事業者は、必要に応じて、計
画提案を行う等、当該地区の市と連携する。
(3)
市は、計画提案を受けたときは、その必要
性を判断した上で、市地域防災計画に地区防
災計画を定める。
(4)
市は、計画提案の制度について、その普及
に努める。
修正
理由
災害対策基本法の一部改正に伴い、地区防災計画について市地域防災計画に位置付けるとともに、
住民等による地区内の防災活動推進について規定するもの。
- 17 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
55
第3節
計
画
修
防災訓練計画
第3節
第2 実施要領
第2
正
案
防災訓練計画
実施要領
1
[略]
1
[略]
2
実施に当たって留意すべき事項
2
実施に当たって留意すべき事項
(1)
主要防災関係機関の参加
(1)
主要防災関係機関の参加
市は、災害対策基本法に基づき、自ら主
市は、災害対策基本法に基づき、自ら主
催者及び実施者となり、広く防災関係機関
催者及び実施者となり、広く防災関係機関
に参加を呼びかけ、防災訓練を実施すると
に参加を呼びかけ、訓練の目的を明確にし
ともに、訓練結果の事後評価を通して課題
た上で、防災訓練を実施するとともに、訓
を明らかにし、その改善に努める。
練結果の事後評価を通して成果及び課題を
明らかにし、その改善に努める。
(2)
地域住民の参加促進
(6)
地域住民の参加促進
自主防災組織、ボランティア団体、民間
訓練の実施に当たっては、自主防災組
企業、非常通信協議会、水防協力団体等各
織、ボランティア団体、民間企業、非常通
種団体に参加を呼びかけるとともに、地域
信協議会、水防協力団体等各種団体に訓練
住民に対する防災知識の普及啓発、防災意
への参加を呼びかけ、また、地域住民主体
識の高揚を図るため、また、自主防災組織
による訓練の促進、自主防災組織の結成及
の結成及び育成を図るため、地域住民の積
び育成等を図るため、地域住民の積極的な
極的な参加を得て各種の訓練を実施する。
参加を得て実施する。
(3)・(4)
(5)
(2)
[略]
(3)・(4)
災害時要援護者を対象とした訓練の実施
(5)
[略]
要配慮者を対象とした訓練の実施
医療施設、福祉施設等における入居者の
医療施設、福祉施設等における入居者の
避難、誘導など、災害時要援護者を対象と
避難、誘導など、要配慮者を対象とした訓
した訓練を実施する。
練を実施する。
地域の実情を踏まえた災害想定
(6)
地域の実情を踏まえた災害想定
訓練の実施に当たっては、地域のおかれ
訓練の実施に当たっては、ハザードマッ
ている地勢的な条件や過去の災害履歴等を
プや被害想定を活用するなど、地域のおか
考慮し、より実際的な災害想定を行う。
れている地勢的な条件や過去の災害履歴等
を考慮し、より実際的な災害想定を行う。
(7)~(9)
[略]
(7)~(9) [略]
(10) 情報伝達訓練
訓練の実施に当たっては、各種の情報伝
達手段を実際に使用し、その有効性を確認
するとともに、複合的な情報伝達手段の確
立を図ることとする。
修正
1
地域住民主体による訓練の促進を追加
理由
2
防災基本計画の修正に伴い、複合災害も想定した訓練の実施等について追加
- 18 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
57
計
第4節
画
修
気象業務整備計画
正
第4節
第1 基本方針
第1
案
気象業務整備計画
基本方針
災害による被害の防止・ 軽減を図るため、
災害による被害の防止・軽減を目的とし
観測体制の整備等により気象予警報等の質的
て、災害に結びつく自然現象の状況の的確な
向上を図るとともに、適時・ 適切な伝達体制
把握、防災気象情報の質的向上を図るととも
の整備を図る。
に、住民に適時・適切に、防災気象情報を提
供できる体制を整備する。
第2 観測体制の整備等
1
第2
観測体制の整備等
気象庁は、気象、地震、火山現象等に関す
市及び防災関係機関は、観測施設の整備・
る観測施設を適切に整備、配置し、災害に結
配置、観測体制の充実、観測データ・気象情
び付く自然現象の的確な把握や、気象予警報
報等の共有などについて協力し、連携の強化
等の防災情報の質的向上を図る。
に努める。
2 気象庁、県、市町村、防災関係機関、大学
等の研究機関等は、観測体制の整備充実及び
観測、研究成果の防災対策への活用を図るた
め、それぞれが設置している観測施設データ
の相互利用を進めるなど、協力・ 連携体制の
強化に努める。
3 気象庁は、県、市町村等が防災対策を講じ
ることを目的として観測施設を設置する場合
には、必要な技術的協力を行う。
(1) 気象官署
(1) 気象官署
盛岡地方気象台
盛岡地方気象台、宮古測候所、大船渡測候所
(2)
(2) 地域気象観測システム(アメダス)
地域気象観測システム(アメダス)
施設名
箇所数
地域気象観
33
測所
考
施設名
箇所数
降水量、気温、日照及
地域気象観測
35
備
(1)
び風(風向、風速)を観測
(2)
備
(1)
所
考
降水量、気温、日照及
び風(風向、風速)を観測
(2)
箇所数には、気象官署
箇所数には、気象官署
1、特別地域気象観測所
3 を含む。
2、臨時地方気象観測所
2を含む。
地域雨量観
20
測所
(1) 降水量を観測
地域雨量観測
(2)
所
箇所数には、無線ロボ
ット雨量計 10 を含む。
有線ロボット
13
(1) 降水量を観測
(2)
箇所数には、臨時地域
雨量観測1を含む。
積雪量を観測
積雪深計
()
- 19 -
14
57
(3) 地震・津波観測施設
施設名
箇所数
気象官署
3
(3) 地震観測施設
設置場所
施設名
盛岡地方気象台、宮古測
箇所数
設置場所
気象官署
1
盛岡地方気象台
震度観測点
20
気象官署1、多機能型地震
候所、大船渡測候所
津波地震早
5
岩手葛巻、 岩手田野畑、
期検知網観
岩手大迫、 大船渡猪川、
測局
一関舞川
震度観測点
18
気象官署3、津波地震早
期検知網観測局5、久慈
計設置場所(一関舞川を除
市、二戸市、北上市、奥
く7箇所)、宮古市鍬ヶ
州市、釜石市、、洋野
崎、久慈市川崎町、二戸市
町、八幡平市、雫石町、
福岡、北上市柳原町、奥州
山田町、一関市
市水沢区大鐘町、釜石市只
越町、大船渡市大船渡町、
洋野町種市、八幡平市大
更、雫石町千刈田、山田町
八幡町、一関市大東町
検潮所(巨大
2
宮古、大船渡
津波計併設)
(気象庁以外の期間が設置している主な観測施設)
施設等名
箇所数
設置期間
[略]
全国強
(気象庁以外の期間が設置している主な観測施設)
施設等名
箇所数
設置期間
[略]
独立行政
[略]
[略]
[略]
科学技術
全国強
震ネッ
庁防災科
震ネッ
法人防災
トワー
学技術研
トワー
科学技術
クシス
究所
クシス
研究所
テム
GPS
[略]
テム
地殻変動連続
25
建設省国
GPS
電子基準点 34
土地理院
連続観
地殻変動観測施設 4
省国土地
測シス
測シス
機動連続観測点 2
理院
テム
テム
験潮場GPS観測局 1
震度情
[略]
連続観
震度情
[略]
59
[略]
報ネッ
報ネッ
トワー
トワー
クシス
クシス
テム
テム
- 20 -
41
58
国土交通
[略]
57
(4)
火山観測業務の整備
(4)
ア 仙台管区気象台及び盛岡地方気象台
火山観測業務の整備
ア
仙台管区気象台及び盛岡地方気象台
は、岩手山、秋田駒ヶ岳、栗駒山及び
は、岩手山、秋田駒ヶ岳、栗駒山及び八
八幡平の4火山を対象に、計画的に火
幡平の4火山を対象に、計画的に火山機
山機動観測(基礎調査観測)及び火山補
動観測(調査観測)を実施する。
助観測を実施している。
イ
(5)
[略]
イ
大気汚染気象業務
(5)
[略]
大気汚染気象業務
仙台管区気象台は、昭和52年から大気
仙台管区気象台は、気象状態の現況を
汚染気象センターを設置しており、気象
把握し、地方公共団体の大気汚染防止活
状態の現況を把握し、地方公共団体の大
動に協力する。
気汚染防止活動に協力する。
第3 伝達体制の整備
第3
気象庁は、県、市町村、報道機関等を通じて、
伝達体制の整備
気象庁は、防災関係機関が迅速に防災活動を
気象予報・警報等の防災情報を住民に適時、適切 実施できるよう、情報の伝達体制を整備すると
に提供するため、伝達体制の整備を図る。
ともに、防災気象情報を適時・的確に発表し、
報道機関の協力を得て住民に周知するよう努め
る。
[表削除]
第4 防災知識の普及等
第4
1 盛岡地方気象台は、県等の協力を得て、防
2
防災知識の普及啓発の実施
盛岡地方気象台は、住民の防災気象情報への
災関係者及び住民向けの講習会等を実施
理解を促進するため、関係機関との協力のもと
し、気象業務に関する知識の普及を図ると
、気象情報の活用能力の向上を含めた防災知識
ともに、気象庁の果たす役割についての周
の普及・啓発の充実・強化を図り、住民の防災
知を図る。
活動を促進する。
盛岡地方気象台は、県等が主催する防災
(1)
平常時からパンフレットや映像教材等
訓練に積極的に参加し、災害発生時におけ
の広報資料の作成、ホームページの活用
る防災関係機関との連携を強化する。
、講演会の開催、講師の派遣などにより
防災知識の普及・啓発、防災気象情報の
利活用の促進等を図る。
(2)
県、報道機関等とあらかじめ協議の
上、要配慮者や一時滞在者に十分配慮した
防災気象情報の提供に努める。
第4節の2
第1
1
通信確保計画
基本方針
災害時における通信を確保するため、情報
通信技術の活用及び通信施設の整備に努める
とともに、通信連絡系統を定め、通信手段の
適切な運用を図る。
- 21 -
59
2
災害時においても通信が途絶しないよう、通
信施設・設備の被災が想定されない場所への設
置、耐震化及びサブシステム化並びに代替通信
手段の確保に努める。
また、通信施設等が損壊した場合に備え、
迅速に応急復旧ができるよう要員及び資機材
の確保体制を整備する。
第2
通信施設の整備等
1
市防災行政無線
市は、防災行政無線の機能強化及び非常用
電源設備等の整備に努める。
2
防災相互通信用無線の整備
市本部長は、大規模な災害が発生した場合
において、消防、警察等の防災関係機関が協
力して、災害時の活動を円滑に行うことがで
きるよう、これらの防災関係機関相互で共通
運用する無線として、防災相互通信用無線の
整備に努める。
3
その他の通信施設の整備
(1)
防災関係機関は、気象予報・警報の伝達
、災害情報収集等のため、防災関係機関の
内部及び相互間の通信施設・設備の整備を
図るとともに、その運用、輸送体制等の整
備に努める。
(2)
防災関係機関は、災害時における円滑な
情報の収集及び連絡を実施するため、専用
通信施設(災害優先電話を含む。)、コン
ピュータ等に係る非常電源設備の整備とそ
の燃料の備蓄及び通信手段の複線化、耐震
化及び耐浪化に努める。
4
災害時優先電話の指定
市は、災害等によるふくそう時においても
通信を確保するため、あらかじめ、通信事業者
に災害時優先電話用の電話番号を申請し、承認
を受ける。
5
通信運用マニュアルの作成等
(1)
市その他の防災関係機関は、災害時にお
ける通信回線のふくそう及び混信、通信施
設・設備の損壊に際しても、通信を確保で
きるよう、あらかじめ、災害応急対策に必
要な通信機器の需要動向等を踏まえ、通信
- 22 -
59
運用マニュアルを作成するなど、効果的な
通信手段の確保・運用、通信施設等の応急
復旧に必要な資機材及び要員の確保等に努
める。
(2)
衛星携帯電話による通信を含めた複数の
通信手段について定期的な訓練等の実施、
防災関係機関間の衛星携帯を含む電話番号
情報の共有に努める。
(3)
防災関係機関は、情報通信関係施設の災
害に対する機能を維持するため、定期的に
、点検を実施する。
修正
理由
1
気象庁の防災業務計画の変更に伴う修正
2
地域気象観測所箇所数の見直しなど所要の整理
3
地震・津波観測施設等及び防災情報提供システムによる伝達先について見直し
4 災害対策基本法の一部改正に伴う所要の整備
5
「通信確保計画」を新設
- 23 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
60
計
第5節
画
修
避難対策計画
正
第5節
避難対策計画
第1 [略]
第1
[略]
第2 避難計画の作成
第2
避難計画の作成
1
市の避難計画
(1)
ア
1
市は、避難場所及び避難所(以下「避難
案
市の避難計画
(1)
市は、避難場所及び避難所(以下「避難
場所等」という。)として指定する施設の
場所等」という。)として指定する施設の
管理者その他関係機関等と協議し、次の事
管理者その他関係機関等と協議し、次の事
項を内容とした避難計画を作成する。
項を内容とした避難計画を作成する。
避難準備情報(一般住民に対して避難準備
ア
避難準備情報(一般住民に対して避難準
を呼びかけるとともに、災害時要援護者等に
備を呼びかけるとともに、要配慮者に対し
対して早めの段階で避難行動を開始すること
て早めの段階で避難行動を開始することを
を求めるもの)、避難勧告、避難指示の基準
求めるもの)、避難勧告、避難指示の基準
及び伝達方法
及び伝達方法
[略]
エ
避難場所等
[略]
①
[略]
エ
の管理
避難場所等
の管理
②
職員の動員体制
①
[略]
②
管理運営体制
③
職員の動員体制及び運
営スタッフの確保
③
[略]
④
[略]
④
食料、生活必需品等の
⑤
食料、生活必需品等の
物資の調達方法
オ
避難者に対
物資の備蓄、調達方法
⑤
[略]
⑥
[略]
⑥
[略]
⑦
[略]
⑦
[略]
⑧
[略]
⑧
[略]
⑨
[略]
⑨
[略]
⑩
[略]
⑩
[略]
⑪
[略]
⑪
[略]
⑫
[略]
①~②
[略]
オ
避難者に対
①~②
[略]
する救援、救
③
暖房
する救援、救
③
空調
護措置
④
負傷者に対する応急救
護措置
④
医療・衛生・こころの
護
カ
災害時要援
ケア
⑤・⑥
[略]
①~⑤
[略]
⑤・⑥[略]
カ
要配慮者
①~⑤
護者(高齢者
(高齢者、障
、障がい者、
がい者、外国
福祉施設等を指定・協定
外国人、乳幼
人、乳幼児、
締結
児、妊産婦等
妊産婦等)に
()
()
- 24 -
⑥
[略]
⑦
福祉避難所として社会
避難場所から避難所へ
61
)に対する救
対する救援
援措置
措置
[略]
の移送手段
[略]
避難計画作成にあたっては、防災担当部局と
(2)
市は、避難計画作成に当たっては、消
福祉担当部局との連携の下、消防団、自主防災
防団、自主防災組織及び平常時から避難
組織等の防災関係機関及び平常時から災害時要
行動要支援者と接している社会福祉協議
援護者と接している社会福祉協議会、民生委
会、民生委員、介護保険制度関係者、障
員、介護保険制度関係者、障がい者団体等の福
がい者団体等の福祉関係者等と協力して
祉関係者と協力して、災害時要援護者の避難支
、避難行動要支援者の避難支援の体制を
援の体制を整備し、災害時要援護者情報の共有
整備し、避難行動要支援者情報の共有や
や、支援員をあらかじめ明確にするなど避難誘
、支援員をあらかじめ明確にするなど避
導が迅速に行われるよう特に配慮する。
難誘導が迅速に行われるよう特に配慮す
る。また、避難誘導体制の整備に当たっ
ては、木造住宅密集地域における大規模
な火災の発生など、二次災害の発生も考
慮する。
(3)
市は、「避難勧告等の判断・伝達マニ
ュアル作成ガイドライン」を参考に避難
勧告等の具体的な基準を策定する。
【第3章第13節避難勧告等の基準参照】
(4)
避難計画に盛り込む避難勧告、避難指示
の基準は、地域の特性等を踏まえつつ、気
象警報等の内容に応じたものとし、その策
定又は見直しに当たっては、災害の危険度
を表す情報等の活用について、当該情報等
を取り扱う国及び県の機関との連携に努め
る。この場合において、国及び県の機関は
、市による避難勧告等の基準の策定又は見
直しを支援する。
(5)
避難計画の作成に当たっては、災害発生
時における児童、生徒、園児の安全な避難
のため、学校、幼稚園、保育所等との連絡
、連携体制の構築に努める。
(6)
避難手段は、原則として徒歩によるもの
とする。ただし、避難場所までの距離や避
難行動要支援者の存在など地域の実情に応
じ、やむを得ず自動車により避難せざるを
得ない場合においては、避難者が自動車で
安全かつ確実に避難するための方策をあら
かじめ検討する。
- 25 -
61
(7)
避難計画の作成に当たっては、夜間等
様々な条件を考慮するとともに、避難支
援従事者(消防団、自主防災組織、民生
委員、社会福祉施設職員等の者であって
、避難の誘導、避難者の確認等に従事す
る者をいう。)の危険を回避するため、
防災対応や避難誘導に係る行動ルールや
非常時の連絡手段等の安全確保策を定め
る。
(8)
避難計画の作成に当たっては、避難勧告
又は避難指示を行う際に、国又は県に必要
な 助言を求めることができるよう、連絡調
整窓口の確認等必要な準備を整える。
2
学校、病院、社会福祉施設等における避
難計画
(1)
学校、病院、社会福祉施設等における避
難計画
[略]
(2)
2
(1)
管理者は、市町村、消防機関、警察機
[略]
(2)
施設の管理者は、市町村、消防機関、
関等と密接な連携を図るとともに、避難
警察機関等と密接な連携を図るとともに
訓練の実施等により、避難体制の確立に
、避難訓練の実施等により、避難体制の
万全を期する。
確立に万全を期する。
(3)
学校においては、児重、生従を集団的
(3)
学校・幼稚園・保育所等においては、生
に避難させる場合の避難場所、経路、誘
徒、児童、園児等を集団的に避難させる場
導方法、指示伝達方法等を定める。
合の避難場所、経路、誘導方法、指示伝達
方法等のほか、災害発生時における児童等
の保護者への引渡しに関するルールを、あ
らかじめ定める。
(4)
[略]
(4)
[略]
(5)
地下街等の管理者は、利用者や従業員の
安全確保のために水防の責任者、連絡体制
、避難誘導計画等を定めた浸水被害を防止
するための計画を作成する。特に、市町村
地域防災計画に名称及び所在地を定められ
た地下街等の所有者又は管理者は、単独又
は共同して、防災体制に関する事項、避難
誘導に関する事項、避難の確保を図るため
の施設の整備に関する事項、防災教育・訓
練に関する事項等に関する避難確保計画を
作成し、これを市長に報告するとともに、
公表するものとする。
(5)
[略]
(6)
- 26 -
[略]
61
3
広域一時滞在
(1)
市の役割
ア
市は、災害が発生し、自らの区域内
で、避難者の生命、身体を保護し、又は
居住の場所を確保することが困難な場合
において、避難者の県内の他市町村への
一時的な滞在(以下「県内広域一時滞在
」という。)又は他の都道府県への一時
的な滞在(以下「県外広域一時滞在」と
いう。)が円滑に実施できるよう、県内
の他の市町村その他の関係団体との応援
協定の締結や具体的な手続き、移動手段
の確保等を定めたマニュアル等の整備に
努める。
イ
市は、県内広域一時滞在の受入れ又
は他の都道府県の避難者の一時的な滞
在(以下「他都道府県広域一時滞在」
という。)の受入れを想定し、受け入
れるべき施設をあらかじめ定めるな
ど、具体的な受入方法等を定めたマニ
ュアル等の整備に努める。
第3 避難場所等の整備等
1
第3
避難場所等の整備
(1)
1
市は、次の事項に留意し、施設の管理
避難場所等の整備等
避難場所等の整備
(1)
市は、次の事項に留意し、施設の管理
者の同意を得て、地域の実情に応じ、地
者の同意を得て、地域の実情に応じ、地
区ごとに避難場所等を指定する。
区ごとに避難場所等を指定するとともに
その整備に努める。
この場合、過去の災害の状況や新たな知
見等を踏まえ、避難場所等の指定について
、必要に応じて随時見直しを行う。
[略]
避難
[略]
ア
災害に対し安全な場所にあり、また
所(
、建物にあっては、災害に強いもので
収容
あること。
施設
)
イ
避難者が、速やかに避難できる場
避難
ア
所
被災者等を滞在させるために必要
かつ適切な規模のものであること。
イ
所にあること。
速やかに、被災者等を受け入れ、又
は生活関連物資を被災者等に配布する
ことが可能な構造又は設備を有するも
のであること。
ウ
想定される災害による影響が比較的
少ない場所にあるものであること。
- 27 -
61
エ
車両その他の運搬手段による輸送
が比較的容易な場所にあるものであ
る
こと。
ウ
[略]
オ
[略]
エ
[略]
カ
[略]
キ
主として要配慮者を滞在させるこ
とが想定されるものにあつては、要
配慮者の円滑な利用の確保、要配慮
者が相談し、又は助言その他の支援
を受けることができる体制が整備さ
れているもの
ク
避難計画の長期化に配慮し、公的
住宅、民間アパートなどの確保も考
慮すること。
(2)
市は、一般の避難所では生活すること
が困難な要配慮者のため、福祉避難所を
指定する。
(3)
市は、学校を避難所として指定する場
合には、学校が教育活動の場であること
に配慮する。
2
避難道路
2
市は、次の事項に留意し、地域の実情に応
避難道路の整備等
市は、次の事項に留意し、地域の実情に
じ、地区ごとに避難道路を選定する。
応じ、地区ごとに避難道路を選定するとと
もに整備に努める。
ア~エ
[略]
ア~エ
オ
[略]
避難道路の選定に当たっては、避難経路を
確保するため、必要に応じ交通規制の実施者と
協議のうえで、交通規制計画を定めること。
3
避難場所等の環境整備
3
市は、次の事項に留意し、避難場所等の
市は、次の事項に留意し、平時から避難
環境整備を図る。
ア
避難場所等の環境整備
場所等の環境整備を図る。
避難勧告等を迅速に住民へ伝達する手段
ア
の確保
住民に各種情報を確実に伝達できるよう
な双方向の通信機材の配備
イ
非常用電源の配備とその燃料の備蓄
イ
[略]
ウ
[略]
ウ
[略]
エ
[略]
エ
[略]
オ
[略]
オ
[略]
カ
[略]
カ
高齢者、障がい者等の災害時要援護者に
キ
高齢者、障がい者等の要配慮者に配慮し
配慮した環境の整備
た環境の整備
- 28 -
62
キ
避難の長期化に応じたプライバシーの確
ク
プライバシーの確保、男女のニーズの違
保、男女のニーズの違い等男女双方の視点等に
い等男女双方の視点等に配慮した環境の整
配慮した環境の整備
備
ケ
避難の長期化に応じた入浴及び洗濯等の
環境の整備
第4
避難所の運営体制等の整備
1
市は、避難所を円滑に設置し、及び運営す
るため、あらかじめ避難所の設置及び運営に
係るマニュアル等を作成するとともに、その
内容について住民への普及啓発に努める。
2
県は、避難所の設置及び運営に係るマニ
ュアルモデルの作成等により、市のマニュ
アル等の作成を支援する。
第5
避難行動要支援者名簿
1
市は、平常時より避難行動要支援者に関す
る情報を把握し、避難行動要支援者名簿(以
下「名簿」という。)を作成する。
2
市は、避難行動要支援者の居住状況や避難
支援を必要とする事由を適切に反映したもの
となるよう、名簿を定期的に更新する。
3
市は、消防機関、警察機関、民生委員・
児童委員、社会福祉協議会、自主防災組織
、地域包括支援センターその他市長が避難
支援に携わるものとして認めるもの(以下
「避難支援等関係者」という。)と協力し
て避難行動要支援者の避難体制の整備を行
うものとする。
4
名簿に掲載する者は、次の各号のいずれ
かに該当する者とする。
(1)
身体障害者のうち、肢体不自由の障害
、視覚障害又は聴覚障害の程度が1級又
は2級の者
(2)
知的障害者のうち、その障害の程度が
A判定の者
(3)
精神障害者のうち、その障害の程度が
1級又は2級の者
(4)
介護保険の要介護3以上の認定を受け
ている者
(5)
- 29 -
難病患者
62
(6)
前各号に掲げる者のほか、市長が支援の
必要があると認める者
5
市は、名簿に次の各号に掲げる事項を記載
し、又は記録するものとする。
(1)
氏名
(2)
生年月日
(3)
性別
(4)
住所又は居所
(5)
電話番号その他の連絡先
(6)
避難支援等を必要とする理由
(7)
上記に掲げるもののほか、避難支援等の
実施に関し市長が必要と認める事項
6
市は、名簿の作成及び更新に必要な限度
で、その保有する要配慮者の情報を、市内
部で利用するとともに、市長が必要がある
と認めるときは、県その他の関係者に対し
て要配慮者の情報の提供を求めるものとす
る。
7
市は、避難支援等の実施に必要な限度で
、名簿情報を市内部で利用するとともに、
本人(名簿情報によって識別される特定の
個人をいう。次項において同じ。)の同意
があった場合は、避難支援等関係者に対し
、名簿情報を提供するものとする。
8
市は、災害が発生し、又は発生するおそれ
がある場合において、避難行動要支援者の生
命又は身体を災害から保護するために特に必
要があると市長が認めるときは、本人の同意
の有無にかかわらず、避難支援等の実施に必
要な限度で、避難支援等関係者に名簿情報を
提供する。
9
市は、名簿の提供に際しては、避難支援等
関係者が適切な情報管理を図るよう、次の各
号に掲げる措置を講ずるものとする。
(1)
特定の地域の避難支援を担当する避難支
援等関係者に対しては、当該地域の避難行
動要支援者に関する名簿情報に限り提供す
る。
(2)
災害対策基本法に基づき、避難支援等関
係者個人に守秘義務が課せられていること
を十分に説明する。
- 30 -
62
(3)
名簿情報を提供する避難支援等関係者
に対し、次の事項を指導する。
ア
名簿情報を無用に共用又は利用しては
ならないこと。
イ
名簿を施錠可能な場所等で適正かつ厳
重に保管すること。
ウ
名簿を必要以上に複製しないこと。
エ
名簿の提供先が団体である場合には
、その団体内部で名簿を取り扱う者を
限定すること。
10
市は、避難勧告等の発令及び伝達に当たり
、避難支援等関係者と協力し、避難行動要支
援者が適切に避難を行うことができるよう必
要な情報の内容及び情報の伝達方法について
配慮するものとする。
11
市は、避難支援等関係者が、地域の実情や
災害の状況に応じて、可能な範囲で避難支援
等を行えるよう、避難支援等関係者の安全確
保に十分配慮する。
第4 避難に関する広報
第6
市は、住民が的確な避難行動をとることが
市は、住民が的確な避難行動をとることが
できるよう、平常時から、避難場所、過去の
できるよう、平常時から、避難場所、避難経
浸水区域等を示した防災マップ、広報誌、パ
路、危険箇所及び過去の浸水区域等を示した
ンフレット等の活用、講習会、避難防災訓練
防災マップ、広報誌、パンフレット等の活用
の実施など、あらゆる機会を利用して、避難
、講習会、避難防災訓練の実施など、あらゆ
に関する広報活動を行い、住民に対する周知
る機会を利用して、避難に関する広報活動を
徹底を図る。
行い、住民に対する周知徹底を図る。
避難場所
ア
避難場所等の名称、所在地
避難場所
等に関す
る事項
ア
等に関す
イ
[略]
る事項
[略]
避難場所等の名称及び所在地
並びに避難所と避難場所の別
イ
[略]
[略]
第5 避難訓練の実施
1
避難に関する広報
第7
市は、災害時に住民が的確な避難行動を
1
避難訓練の実施
市は、災害時に住民が的確な避難行動を
とることができるよう意識高揚を図り、避
とることができるよう意識高揚を図り、避
難経路や避難場所を住民自らが実際に確認
難経路や避難場所を住民自らが実際に確認
することを督励するとともに、防災訓練の
し、又は避難所の運営訓練を実施すること
一環として、又は単独で、避難訓練を実施
を督励するとともに、防災訓練の一環とし
する。
て、又は単独で、避難訓練を実施する。
2 [略]
2
- 31 -
[略]
修正
理由
1
2
避難誘導体制の整備において二次災害の発生を考慮することを規定
避難勧告等の具体的な基準の策定等について規定
3
学校等との連携・連絡体制の整備、児童等の保護者への引渡しのルール化について追加する
とともに、避難計画を定める主体に「幼稚園等」を明記
4
広域一時滞在について追加
5
避難場所等の整備、必要に応じた指定の見直しを追加
6
避難道路の整備、避難経路を確保のため、必要に応じた交通規制実施者等との協議を追加
7
避難場所等へ通信機材の配備と、その燃料の確保について追加
8
避難の長期化に応じた環境整備を修正
9
市による避難所運営マニュアルの作成及び県による作成の支援について規定
10
災害対策基本法の一部改正に伴い、避難行動要支援者名簿の作成について規定
11
平常時の避難に係る広報活動の具体例について修正
12
防災基本計画の修正に伴い、避難に関する広報の対象に「避難所と避難場所の違い」を追加
13
避難所運営訓練の実施を追加
- 32 -
本編
第2章
災害予防計画
本編第2章第5節の次に次の4節を加える。
頁
修
62
正
第5節の2
案
災害医療体制整備計画
第1 基本方針
1
災害発生直後から災害中長期にわたり、災害や被災地の状況に応じた適切な医療救護を行うため
の体制をあらかじめ構築する。
2
ライフラインの機能停止、医療施設自体の被災による機能低下等に対応するため、災害拠点病院
等を整備することにより、後方医療体制の確保を図る。
第2 災害拠点病院
1
災害拠点病院の指定
県は、災害による水道、電気、ガス等のライフラインの機能停止、医療施設の被災による機能低下
等に対応するため、後方医療機関の中核として、災害時における地域医療の拠点となる災害拠点病院
をあらかじめ指定する。また、県は、災害拠点病院に必要な施設、設備等の整備に努める。
(1)
機能
ア
救命医療を行うための高度診療機能
イ
被災地からの重症傷病者の受入れ機能
ウ
傷病者の広域搬送への対応機能
エ
岩手DMAT及び医療救護班の派遣機能
オ
災害医療の研修機能(基幹災害拠点病院のみ)
(2)
必要な施設・設備等の整備基準
災害拠点病院としての機能を確保するため、次の施設、設備について、計画的に整備を図る。
施
医療
ア
設
設
備
病棟(病室、ICU等)、診療棟
ア
衛星電話(衛星回線インターネット)
(診察室、検査室、レントゲン室、手
イ
広域災害・救急医療情報システムへ入力
術室、人口透析室等)
できる体制
イ
多発患者に対応可能なスペース
ウ
診療に必要な施設が耐震構造
エ
簡易ベッド等の備蓄スペース
エ
患者多数発生時用の簡易ベッド
オ
電気、水等のライフラインの維持機
オ
被災地における自己完結型の医療救護に
能
カ
ウ
多発外傷、挫滅症候群等災害時の救命医
療に必要な診療設備
対応できる携行式の応急用医療資機材、医
災害医療のための研修室(基幹災害
薬品、テント、発電機、飲料水等
拠点病院のみ)
搬送
ヘリポート(敷地内。困難な場合は近接
岩手DMAT及び医療救護班の派遣に必要な
地に確保。)
緊急車両
基幹災害拠点病院及び地域災害拠点病院の指定状況
区分
病院名
基幹災害拠点病院
盛岡赤十字病院、岩手医科大学附属病院※
地域災害拠点病院
県立中部病院
(岩手中部保健医療圏)
注)※は、主として研修機能を担うものとする。
- 33 -
62
2
医療機関の防災能力の向上
(1)
医療機関は、水道、電気、ガス等のライフラインの機能が停止した場合の対策並びに医療スタ
ッフ及び医薬品等の確保対策について、相互に支援を行う体制を整備するなど、防災能力の強化
を図る。
(2)
医療機関は、災害時における情報の収集・発信方法、救急患者の受入方法、医療救護班の派遣
方法等に関するマニュアルの作成に努める。
第3 岩手DMATの体制強化
1
県及び災害拠点病院は、県内の災害派遣医療チーム(以下、本節中「岩手DMAT」という。)
の技能維持や防災関係機関との連携強化のため、防災訓練や研修会等への参加を促進する。
2
県は、岩手DMATの派遣・活動調整、活動支援等が効果的に行えるよう、災害時におけるDM
ATの活動調整機能を強化する。
第4 医薬品及び医療資機材の供給体制の整備
県は、関係団体との協定等の締結により、被災地の医療機関における医薬品、医療用資機材等の
供給体制を整備するとともに、地域内の医療施設が被災した場合に備え、岩手DMAT及び医療救
護班が使用する医薬品、衛生材料及び医療資機材(以下、本節中「医薬品等」という。)につい
て、市町村と相互に供給を行う体制を整備する。
第5 広域災害・救急医療情報システムの整備
1
県は、災害時に医療施設の診療状況等を迅速に把握するため、岩手県広域災害・救急医療情報シ
ステムによる情報収集及び連絡体制の整備に努める。
2
医療機関は、衛星電話の整備、岩手県広域災害・救急医療情報システム及びEMISへの入力訓
練を行う等、入力できる環境を整える。
第6 災害中長期への備え
1
県は、大規模災害等、医療支援活動が長期に及ぶ場合に備え、医療支援団体の活動調整、活動支
援等を行うための災害医療コーディネート体制を構築する。
2
県及び市は、保健師、看護師、薬剤師等医療従事者に対し、災害時における被災者の健康管理や
衛生指導に関する研修等を実施し、人材育成を図る。
第6節
要配慮者の安全確保計画
第1 基本方針
1
市は、避難勧告等の判断・伝達マニュアル及び避難行動要支援者避難支援計画等を策定するとと
もに、実際に避難訓練等を行うなど、県等の防災関係機関、介護保険事業者、在宅医療提供者、社
会福祉施設設置者等及び地域住民等の協力を得ながら地域社会全体で要配慮者の安全確保を図る体
制づくりを進める。
2
市は、避難勧告等の判断・伝達マニュアル及び避難行動要支援者避難支援計画等を策定するとと
もに、実際に避難訓練等を行うなど、県等の防災関係機関、介護保険事業者、在宅医療提供者、社
会福祉施設設置者等及び地域住民等の協力を得ながら地域社会全体で要配慮者の安全確保を図る体
制づくりを進める。
第2 実施要領
1
避難行動要支援者の実態把握
(1)
市は、避難行動要支援者に関する情報(住居、情報伝達体制、必要な支援内容等)を平常時か
- 34 -
62
ら収集し、避難行動要支援者名簿を整備の上、電子データ、ファイル等で管理し、関係機関と共
有するとともに、一人ひとりの要配慮者に対して複数の避難支援者を定める等、避難支援プラン
を策定する。
(2)
市は、避難行動要支援者情報の収集・共有や避難支援プランの策定について、社会福祉協議
会、民生委員、福祉サービス提供者、在宅医療提供者、障がい者・難病患者団体等の福祉・医療
関係者の理解を深める取組を進める。
2
災害情報等の伝達体制の整備
(1)
避難行動要支援者の避難支援は自助・地域(近隣)の共助を基本とし、市は、避難行動要支援
者への避難支援対策に対応した避難準備(避難行動要支援者避難)情報を発令するとともに、消
防団や自主防災組織等を通じ、避難行動要支援者及び避難支援者までの迅速・確実な伝達体制の
整備を行う。
(2)
市は、情報伝達のため、消防団や自主防災組織等への情報伝達責任者(班)を明確にする。
(3)
消防団、自主防災組織等は、情報伝達網の複数ルート化等に配慮するとともに、福祉・医療関
係者と連携し、避難支援プラン等を基に情報伝達を実施する。
(4)
市は、平常時から避難行動要支援者と接している社会福祉協議会、民生委員、ケアマネージャ
ー、介護職員等の福祉サービス提供者、在宅医療提供者、障がい者・難病患者団体等の福祉医療
関係者との連携を深め、発災時には、これらが構築しているネットワークを情報伝達に活用す
る。
3
避難誘導
市は、警察署、消防署、消防団、自主防災組織等と協力し、避難行動要支援者を優先した避難誘
導体制の整備を図る。
4
避難生活
(1)
市は、関係機関と連携し、避難所における要配慮者の支援窓口の設置、保健師等による健康相
談、岩手県災害派遣福祉チームの受入れなど、福祉関係職員等による生活支援体制を整えるとと
もに、避難行動要支援者の避難支援のための連絡会議を開催するなど、各支援者と緊密な連携が
図れるよう支援体制の構築を図る。
(2)
市は避難所においては、要配慮者の避難状況に応じて、スロープ等の段差解消などの速やかな
対応に努める。
5
要配慮者に配慮した防災訓練等の実施について
市は、地域において要配慮者を支援する体制を確認するなど、要配慮者に十分配慮しながら防災
訓練等の実施に努める。
(1)
社会福祉施設等は、定期的に施設の耐久性・耐火性を点検し、建築年数や老朽度合い等に応じ
て必要な修繕等に努める。
特に、スロープ等の段差解消設備等を設置し、施設内部や周辺のバリアフリー化に努めるととも
に、防災資材や日常生活及び福祉サービスに必要な物資についても配備するよう努める。
(2)
社会福祉施設等は、入所者及び従事者等に対し、避難経路及び避難場所を周知し、平常時から
基本的な防災行動がとれるよう防災教育を行い、定期的に防災訓練を実施する。
また、施設の構造や利用者の身体的特徴を考慮し避難誘導方法を確立し、避難支援計画を策定す
る。
6
要配慮者に配慮した防災訓練等の実施について
市は、地域において要配慮者を支援する体制を確認するなど、要配慮者に十分配慮しながら防災
- 35 -
62
訓練等の実施に努める。
7
外国人の安全確保対策について
(1)
防災教育、防災訓練の実施
防災関係機関は、県、市及び国際理解関係団体等の協力を得て、外国人に対する防災知識の普
及に努める。
また、県及び市は、防災訓練の実施に際しては、外国人の参加を呼びかける。
なお、市は、外国人を多く就業させている事業所等に対し、防災講習の開催を働きかけるよう
に努める。
(2)
避難計画
市は、第2章第5節第1に定める避難計画の作成に当たっては、情報の伝達が困難な外国人へ
の情報伝達手段の確保、避難支援体制の整備を行い、避難誘導が迅速に行われるよう配慮する。
また、避難所においても、情報伝達手段の確保等、外国人に配慮した環境の整備を行う。
(3)
情報伝達及び案内標示板等の整備
市は、災害時において外国人が迅速かつ的確に避難することができるよう、多言語等による避
難勧告等の伝達手段を確保するとともに、避難場所や避難経路の標示等、災害に関する案内板等
について、多言語の併記標示を進め、外国人の避難に支障のないよう努める。
(4)
情報の提供
県及び市は、インターネット等を活用した多言語による災害情報の提供に努める。
(5)
ボランティアの育成等
県及び市は、国際理解関係団体等の協力を得て、災害時において通訳等を行う多言語ボランテ
ィアの養成、登録及び研修を行う。
(6)
生活相談
県及び市は、国際理解関係団体等及び多言語ボランティア等の協力を得て 、外国人に対する相
談体制を整備する。
第6節の2
食料・生活必需品の等の備蓄計画
第1 基本方針
市は、災害発生直後から飲料水、食料、生活必需品等の流通が確保されるまでの間、被災者の生
活を支えるため、必要な物資の備蓄を計画的に行うともに、市民及び事業所における物資の備蓄を
促進する。
第2 市及び県の役割
1
市の役割
(1)
物資の備蓄計画(品目、数量、配置場所)を定めるものとし、要配慮者に配慮した計画策定に
努める。
(2)
備蓄計画に基づき物資の備蓄を行い、定期的に点検及び更新を行う。
(3)
家庭及び事業所における物資の備蓄を奨励する。
(4)
備蓄は、指定避難所等に分散して、災害時に避難者が取り出して使用できるようにする。
(5)
物資の調達可能数量等を常時把達するとともに、あらかじめ、災害時における応援協定の締結
等により、他の市町村及び関係団体からの物資調達に係る体制を整備する。
2
県の役割
- 36 -
62
市が飲料水、食料、毛布、簡易トイレ等避難生活に必要な物資の供給又は調達が困難な場合に備
え、県内の各地域に物資を備蓄し、定期的に点検及び更新を行う。
第3 市民及び事業所の役割
1
市民の役割
各家庭において、家族の3日分程度の物資を備蓄し、定期的に点検及び更新を行うよう努める。
2
事業所の役割
事業所は、災害時において必要な資機材、燃料等及び従業員のための物資を備蓄又は確保し定期
的に点検及び更新に努める。
第7節
孤立化対策計画
第1 基本方針
市は、道路状況や通信手段の確保の状況等から孤立化が想定される地域をあらかじめカルテ化
し、最新の状況を随時把握するなど、予防対策に努める。
第2 災害時孤立化想定地域の状況
平成 20 年岩手・宮城内陸地震への対応等を踏まえ、孤立化するおそれのある地域の状況などを把
握した結果は次のとおりである。
1
孤立化の発生原因
孤立化の発生原因としては、「集落に通じるアクセス道路のすべてが損傷、道路への土砂堆積の
おそれがある場合」及び「集落へのアクセス道路が1本しかない場合」が多くを占めている。
2
孤立化想定地域内の状況
(1)
固定電話以外の通信手段がない、若しくは 1 種類の通信手段のみの集落が少なくない。
(2)
救助・救出のためのヘリコプターの離着陸可能な場所がない集落が多い。
(3)
集落内に指定避難所又は避難可能な場所がない集落が多い。
(4)
自主防災組織への参加が低い状況にある。
第3 孤立化想定地域への対策の推進
1
通信手段の確保
(1)
市は、災害時優先電話、衛星携帯電話等の公衆通信網のみならず、市防災行政無線、簡易無線
機等の多様な通信手段の確保に努め、防災訓練等を通じ、通信機器や非常用電源の使用方法の習
熟を図る。
(2)
県は、防災ヘリコプター等による空中偵察に対し住民側から送る合図を定め、市はその方法を
あらかじめ周知する。
〔県統一合図〕
(3)
ア
赤旗(負傷者等があり、早急な救助を求める場合)
イ
黄旗(負傷者等はいないが、救援物資等を求める場合)
ウ
白旗(異常なし又は存在を知らせる場合)
市は、孤立化のおそれがある場合に、地域の代表者に積極的に電話をするなど、住民の安否確
認を行う体制・連絡網を整備するように努める。
2
避難先の検討
市は、集落内に指定避難所や避難ができる場所がない場合には、災害時に集合する集落内の安全
な場所や家をあらかじめ定めるなど、安否確認を行うように努める。
- 37 -
62
3
救出方法の確認
市は、孤立可能性のある地域においてヘリポートの確保に努める。
また、地域内にヘリポートが確保できない場合等は、隣接する地域においてヘリポートの確保に
努める。
4
備蓄の奨励
市は、孤立化のおそれがある地域においては、孤立しても住民が支え助け合うことができるよ
う、備蓄を推進する。
また、備蓄にあたっては、水、食料等の生活物資に加え、非常用電源、簡易トイレ等の、集落単
位での備蓄が望ましいが、まずは、各家庭において 3 日分程度の水、食料の備蓄の奨励に努める。
5
防災体制の強化
県及び市は、住民自らが、救助・救出、避難誘導、避難所生活の支援ができるよう、自主防災組
織の育成強化に努める。
1
修正
理由
東日本大震災津波に係る災害対応を踏まえ、平時における災害医療体制の整備に対応するため、
第3章第16節(医療・保健計画)に定める対策のうち、予防的対策を第2章に移記・新設
2
要配慮者の安全確保計画、食料・生活必需品等の備蓄計画及び孤立化対策計画を新設
3
災害対策基本法の一部改正に伴う所要の整備
- 38 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
63
第6節
計
画
修
防災施設等整備計画
第8節
正
防災施設等整備計画
第1 [略]
第1
[略]
第2 防災施設等の機能強化
第2
防災施設等の機能強化
1
市は、防災施設等の整備を進め、次に掲げ
1
る機能の強化を図る。
(1)~(2)
(3)
案
市は、防災施設等の整備を進め、次に掲げ
る機能の強化を図る。
[略]
(1)~(2)
災害時の防災へリポート機能
(3)
[略]
防災ヘリコプター等による、災害応急
活動を支援するための防災へリポート機
能
(4)~(6)
(4)~(6)
[略]
(7)
[略]
自家用発電装置、太陽光発電その他の再
生可能エネルギー利用設備等による非常時
電力供給機能
(7)
[略]
(8)
[略]
(8)
[略]
(9)
[略]
第3
第3 公共施設等の整備
(1)
市は、避難路、避難地(都市部における公
公共施設等の整備
(1)
市は、避難路、避難地(都市部における公
園、緑地、道路などの住民の退避地を含
園、緑地、道路などの住民の退避地を含
む。)等を整備するとともに、避難所となる
む。)等を整備するとともに、避難所となる
学校等の公共施設の不燃化等に努める。
学校等の公共施設の不燃化及び非常用電源設
備の整備等に努める。
(2)
防災関係機関は、災害応急対策上の重要施
設、広域経済活動上の重要施設、多数を収容
する重要施設等についての不燃化等に努め
する重要施設等についての不燃化及び非常用
る。
電源設備の整備等に努める。
市防災行政無線
(1)
移動系無線局、携帯無線局等の整備によ
り機能強化に努める。
[資料編2-6-1
(2)
防災行政無線整備状況]
市防災行政無線、その他の通信施設に係
る非常電源の整備に努める。
(3)
防災行政無線、防災行政情報通信ネット
ワークの周辺の耐震化を図る。
2
コミュニティーFM
(1)
リアルタイムな災害情報を提供するた
め、FM局設置の整備に努める。
3
防災関係機関は、災害応急対策上の重要施
設、広域経済活動上の重要施設、多数を収容
第4 通信施設の整備
1
(2)
その他の通信施設
(1)
防災関係機関は、気象予警報の伝達、災
害情報収集等のため、機関の内部及び相互
- 39 -
63
間の通信施設・設備の整備を図るととも
に、その運用、輸送体制等の整備に努め
る。
(2)
防災関係機関は、災害時における円滑な
情報収集・連絡を実施するため、専用通信
施設等に係る非常電源設備の整備を図ると
ともに、通信手段の複線化に努める。
(3)
防災関係機関は、情報通信関係施設の災
害に対する安全性を確保するため、定期的
に、点検を実施する。
第5 消防施設の整備
第4
消防施設の整備
市は、地域の実情に即した消防車両、消防
市は、地域の実情に即した消防車両、消防無
水利、その他の消防施設、設備を整備拡充
線、消防水利、その他の消防施設、設備を整備
し、常時点検整備を行う。
拡充し、常時点検整備を行う。
第5 [略]
第6 [略]
1
太陽光発電等の再生可能エネルギー利用設備等による非常時電力供給機能の強化を追加
修正
2
避難所となる公共施設、災害応急対策上の重要施設等について、非常電源設備の整備を追加
理由
3
第2章第4節の2「通信確保計画」の新設に伴う整理
4
消防無線の整備拡充を追加。
- 40 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
65
第7節
計
画
修
建築物等安全確保計画
第9節
第1 基本方針
1
第1
都市災害を防止し、被害を最小限に食い止
1
正
案
建築物等安全確保計画
基本方針
都市災害を防止し、被害を最小限に食い止
めるため、建築物の不燃化の促進、防災空間
めるため、建築物の不燃化の促進、防災空間
の確保、市街地の再開発等を推進することに
の確保等を推進することにより、都市の防災
より、都市の防災化を図る。
化を図る。
2 [略]
2
第3 防災空間の確保
第3
[略]
防災空間の確保
1
[略]
1
[略]
2
都市公園の整備
2
都市公園の整備
都市における大規模火災に対する安全を確
都市における大規模火災等に対する延焼防
保するため、防災空間としての都市機能設備
止や避難場所、防災拠点などの防災的機能を
をもった都市公園の整備を推進する。
発揮する空間を確保するため、都市公園の整
第4 市街地再開発事業等による都市整備
1
備を推進する。
市街地再開発事業
市街地内の合理的かつ健全な高度利用と都
市機能の更新を図るべき地域においては、防
災機能を一層充実させるため、市街地再開発
事業を推進する。
2
密集住宅市街地整備促進事業等
老朽住宅が密集する地区において、老朽住宅
を建て替えることにより、耐火性、耐震性の
向上を図るとともに、道路、公園等の公共施
設を整備するため、市及び地区民と協調のも
とに、密集住宅市街地整備促進事業等を推進
する。
3
がけ地近接等危険住宅移転事業
がけ崩れ等により災害の発生のおそれがあ
る地区において、市及び関係住民と協力し
て、がけ地近接等危険災害住宅移転事業を推
進する。
4
土地区画整理事業
市街地内の公共施設の整備とともに宅地の
利用増進を図るべき地域においては、道路、
公園、緑地を確保し、防災機能の充実を図る
ため、土地区画整理事業を推進する。
第5 建築物の安全確保
1~3
第4
[略]
建築物の安全確保
1~3
4
- 41 -
[略]
がけ地近接等危険住宅移設事業
災害の未然防止を図るため、がけ地の崩壊
等による自然災害のおそれの高い土地から居
住者自身の自助努力による住宅の移転を支援
するための、がけ地近接等危険住宅移設事業
を推進する。
第6 [略]
第5
[略]
第7 [略]
第6
[略]
第8 [略]
第7
[略]
68
第8節
交通施設安全確保計画
第10節
第2 道路施設
1
道路の整備
理由
道路の整備
災害における道路機能を確保するため、所
管道路について、法面等危険箇所調査を実施
管道路について、法面等危険箇所調査を実施
し、補修等対策工事の必要箇所を指定して、
し、補修等対策工事の必要箇所の整備を進め
道路の整備を進める。
る。
[略]
(1)・(2)
トンネルの整備
2
[略]
トンネルの整備
災害時におけるトンネルの交通機能を確保
災害時におけるトンネルの交通機能を確保
するため、所管トンネルについて、安全点検
するため、所管トンネルについて、安全点検
調査を実施し、補強等対策工事の必要箇所を
調査を実施し、補強等対策工事の必要箇所の
指定して、トンネルの整備を進める。
整備を進める。
(1)・(2)
修正
1
道路施設
災害における道路機能を確保するため、所
(1)・(2)
2
第2
交通施設安全確保計画
[略]
(1)・(2)
3
[略]
3
[略]
1
国の施策にあわせ、都市公園の機能に避難場所や、防災拠点などの防災機能を追加
2
市街地再開発事業を削除
3
道路等の整備に係る語句の修正
- 42 -
[略]
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
69
第9節
計
画
修
ライフライン施設等安全確保計画
第2 電力施設
第11節
第2
1
水害対策
発
ライフライン施設等安全確保計画
[略]
施設の整備
(1)
案
電力施設
[略]
1
正
ア
施設の整備
(1)
水害対策
過去の災害及び被害の状況、河床上
発
ア
過去の災害及び被害の状況、河床上
電
昇等を加味した水位予想に基づき、防
電
昇等を加味した水位予想に各事業所の
設
水壁、排水ポンプ及び通信設備の設
設
特異性を考慮し、防水壁、排水ポンプ
備
置、機器のかさ上げ、建物の密閉化
備
の設置、機器のかさ上げ、ダム通信確
(窓の密閉化、ケーブルダクトの閉鎖
保のための設備の設置及び建物の密閉
等)等を実施する。
化(窓の密閉化、ケーブルダクトの閉
鎖等)等を実施する。
イ
特に、洪水に対する被害防止に重点
イ
を置き、次の箇所の点検、整備を実施
を置き、次の箇所の点検、整備を実施
する。
する。
・[略]
・[略]
・[略]
・[略]
・護岸、水制工、山留壁
・護岸、水制工、山留壁、水位計
[略]
変
特に、洪水に対する被害防止に重点
[略]
浸冠水のおそれのある箇所は、床面
変
電
のかさ上げ、窓の改造、出入り口の角
電
床面や屋外機器のかさ上げ、出入り口
設
落し、防水扉の取付け、排水ポンプの
設
の角落し対策等を行う。
ア
設置等を実施する。(建物の構造上、
備
ア
浸冠水のおそれのある箇所は、建物
備
上記対策が不可能な場合は、屋内機器
のかさ上げを行う。)
イ
屋内機器は、基本的にかさ上げを行
うが、困難な場合には、防水壁等を組
合せて対処する。
(2)~(4)
2~4
[略]
(2)~(4)
[略]
2~4
第5 通信施設
1
第5
電気通信設備
(1)
[略]
[略]
通信施設
1
電気通信設備
電気通信事業者は、災害時における通信
電気通信事業者は、災害時における通信の
の確保を図るため、施設、資機材の整備等
確保を図るため、施設、資機材の整備等を図
を図る。
る。
ア
[略]
(1)
[略]
①
[略]
ア
[略]
②
[略]
イ
[略]
イ
[略]
①
(2)
[略]
ア
- 43 -
[略]
[略]
72
②
[略]
イ
[略]
③
[略]
ウ
[略]
ウ
災害対策用資機材の確保等
(3)
災害対策用機器及び車両の配備
保管場所及び数量を指定して、次に掲げ
保管場所及び数量を指定して、次に掲げる
る機器、機材、車両等を配備する。
機器、機材、車両等を配備する。
①
緊急用無線電話
ア
孤立防止用衛星通信方式(ku-1ch)
②
可搬形衛星地球局
イ
可搬型衛星地球局
③
可搬形無線機
ウ
可搬型無線機
エ
移動基地局及び臨時基地局
④
移動電源車及び可搬形発電機
オ
移動電源車及び可搬型発電機
⑤
[略]
カ
[略]
⑥
[略]
キ
[略]
エ
災害対策用資機材の確保等
(3)
災害応急対策及び災害復旧を実施するた
災害対策用資機材の確保等
ア
災害応急対策及び災害復旧を実施する
め、平常時から、災害対策用資機材、器具
ため、平常時から、災害対策用資機材、
等の確保に努める。
器具等の確保に努める。
イ
災害対策用資機材の設置場所につい
て、市と協議し、あらかじめ定めておく
よう努める。
2 [略]
74
第10節
2
危険物施設等安全確保計画
[略]
第12節
第3 高圧ガス及び火薬類災害予防対策
第3
危険物施設等安全確保計画
高圧ガス及び火薬類災害予防対策
東北経済産業局及び県は、高圧ガス又は火薬
関東東北産業保安監督部東北支部及び県は、
類による災害の発生及び拡大を防止するため、
高圧ガス又は火薬類による災害の発生及び拡大
保安意識の高揚、規制強化、自主保安体制の強
を防止するため、保安意識の高揚、規制強化、
化を図る。
自主保安体制の強化を図る。
1~3
1~3
[略]
[略]
修正
1
通信事業者の備える災害対策用機器等に「移動基地局及び臨時基地局」を追加。
理由
2
災害対策用資機材、器具等の設置場所について、市と協議し、予め定めておくよう追加。
- 44 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
76
-1
計
第11節
画
修
水害予防計画
第13節
第1 基本方針
1・2
正
第1
[略]
風水害予防計画
基本方針
1・2
3
案
[略]
市その他の防災関係機関は、風害対策やそ
の知識の普及啓発を図る。
第2~5
[略]
第2~5
第6 河川等情報基盤急整備事業
第6
[略]
河川情報基盤整備事業等
壊滅的な水害被害を防止するため、降雨、
壊滅的な水害被害を軽減するため、降雨、
水位、土砂災害及びダム情報等の各種観測施
水位、土砂災害及びダム情報等の各種観測施
設並びにデータ処理施設の整備を図る。
設並びにデータ処理施設の整備を図る。
第7〔略〕
第7〔略〕
第8 浸水想定区域
第8
浸水想定区域の公表及び周知
1
浸水想定区域の公表及び周知
1
浸水想定区域の公表及び周知
水防法第14条、第15条に基づき、洪水時の
水防法第14条、第15条に基づき、洪水時の
円かつ迅速な避難を確保し、水害による被害
円かつ迅速な避難を確保し、水害による被害
の軽減を図るため、一級又は二級河川の洪水
の軽減を図るため、一級又は二級河川の洪水
防御に関する計画の基本となる降雨により河
防御に関する計画の基本となる降雨により河
川 が氾濫 した場合 に浸水が 想定さ れる区域
川 が氾濫し た場合 に浸水が 想定され る区域
(浸水想定区域)を河川管理者(国、県)が
(浸水想定区域)を河川管理者(国、県)が
指定・公表する。
指定・公表する。
市は、浸水想定区域が指定・公表された場
市は、浸水想定区域が指定・公表された場
合、市地域防災計画において、浸水想定区域
合、市地域防災計画において、浸水想定区域
ごとに洪水予報等の伝達方法、避難場所その
ごとに洪水予報等の伝達方法、避難場所その
他洪水時の円滑かつ迅速な避難の確保を図る
他洪水時の円滑かつ迅速な避難の確保を図る
ために必要な事項等を定め 、 洪水ハザードマ
ために必要な事項等を定め 、 洪水ハザードマ
ッ プ等を 作成し市 民への周 知徹底 を推進す
ッ プ等を作 成し市 民への周 知徹底を 推進す
る。
る。
平成21年3月までに浸水想定区域が指定・
平成27年3月までに浸水想定区域が指定・
公表されている本市の河川は次のとおりとな
公表されている本市の河川は次のとおりとな
っている。
っている。
水系・河川名
指定公表年月
備考
水系・河川名
日
指 定 公 表 年月
備考
日
北上川水系
平成 14 年6月
東北地方整備
北上川水系
平成 14 年6月
東 北 地 方 整備
北上川
28 日
局告示第 78 号
北上川
28 日
局告示第 78 号
北上川水系
平 成 22 年 3月
東 北 地 方 整備
和賀川
30日
局告示第56号
北上川水系
平 成 23 年 1月
東 北 地 方 整備
猿ヶ石
19日
局告示第10号
- 45 -
762
2
浸水想定区域における円滑かつ迅速な避難
を確保するための措置
2
浸水想定区域における円滑かつ迅速な避難
を確保するための措置
市 は 、 洪 水 時に お い て円滑 か つ 迅 速 な避
市は、浸水想定区域内にある地下街等(地
難を確保する必要があると認められる。高齢
下街その他地下に設けられた不特定かつ多数
者等の災害時要援護者が利用する施設がある
の者が利用する施設)で洪水時に利用者の円
場合には、その施設の名称及び所在地、洪水
滑かつ迅速な避難の確保及び浸水の防止を図
予報等の伝達方法・伝達経路、避難場所、そ
る必要があるもの、要配慮者が利用する施設
の他円滑かつ迅速な選難のために必要な事項
で洪水時に利用者の円滑かつ迅速な避難を確
を定める。
保する必要があるもの又は大規模工場等(大
規模な工場その他地域の社会経済活動に重大
な影響が生じる施設として市町村が条例で定
める用途及び規模に該当するもの)の所有者
若しくは管理者から申し出があった施設で洪
水時に浸水の防止を図る必要があるもの(以
下「浸水想定区域内避難確保措置施設」とい
う。)にあっては、これらの施設の名称及び
所在地について定めるとともに、これらの施
設の所有者又は管理者及び自衛水防組織の構
成員に対する洪水予報等の伝達方法について
定める。
①
高齢者等の災害時要接護者が利用する施設
浸水想定区域において、洪水時の円滑か
①
浸水想定区域内避難確保措置施設は、次
のとおりである。
つ迅速な避難を確保する必要があると認め
られる施設は次のとおりである。
〇北上川水系
北上川
ア 高齢者等の災害時要援護者が利用する施設
[略]
[略]
- 46 -
ページ調整
- 47 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
76
②
-2
計
画
洪水予報等の伝達方法・伝達経路
市は、住民・関係機関並びに前記①に規定された施設に対する洪水予報等の伝達方法・伝達経
路を以下のとおりとし、ファクシミリ、電子メール等による洪水予報等の伝達体制を整備する。
電話・FAX・メール
市災害対策本部
企画部
住民・関係機関
ホームページ・広報車・防
災無線、電話・FAX
病院・保育園
保健福祉部
教育委員会
③
[略]
④
住民等に対する周知
電話・FAX・メール
幼稚園
市は、北上市地域防災計画において定められた洪水予報等の伝達方法、並びに浸水想定区域内
の高齢者等の災害時要援護者が利用する施設の名称及び所在地等、洪水時の円滑かつ迅速な避難
の確保を図るため必要な事項について住民に周知させるため、これらの事項を記載した印刷物の
の配布その他必要な措置を講ずる。
1
通信事業者の備える災害対策用機器等に「移動基地局及び臨時基地局」を追加
修正
2
災害対策用資機材、器具等の設置場所について、市と協議し、予め定めておくよう追加
理由
3
災害対策基本法及び水防法の一部改正に伴う所要の修正
4
防災関係機関による風害対策等についての普及啓発について規定
- 48 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
修
76
②
正
案
洪水予報等の伝達方法・伝達経路
-2
市は、住民、関係機関並びに浸水想定区域内避難確保措置施設に対する洪水予報等の伝達方
法・伝達経路を以下のとおりとし、ファクシミリ、電子メール等による洪水予報等の伝達体制を
整備する。
電話・FAX・メール
市災害対策本部
企画部
住民・関係機関
ホームページ・広報車・防災
保健福祉部
教育委員会
③
無線、電話・FAX
病院・介護施設
電話・FAX・メール
保育園等・幼稚園
[略]
第9 風害予防の普及啓発
市その他の防災関係機関は、頻発する竜巻災害等を踏まえ、風害対策やその知識の普及啓発を図
る。
1
通信事業者の備える災害対策用機器等に「移動基地局及び臨時基地局」を追加
修正
2
災害対策用資機材、器具等の設置場所について、市と協議し、予め定めておくよう追加
理由
3
災害対策基本法及び水防法の一部改正に伴う所要の修正
4
防災関係機関による風害対策等についての普及啓発について規定
- 49 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
77
計
第12節
画
修
正
案
(第12節を削る)
風害予防計画
第1 基本方針
冷風害を防止し、農作物の育成保護を図る
ため、防風林造成事業を推進する。
第2 防風林造成事業
防風林造成事業は、風害防止を必要とする
地域において実施する。
78
第13節
雪害予防計画
第14節
第1 [略]
第1
[略]
第2 雪崩防止対策
第2
雪崩防止対策
1
雪崩防止対策事業
1
雪崩危険箇所の調査及び周知
[略]
2
[略]
雪崩危険箇所防止対策事業
2
雪崩防止対策事業
雪崩災害を未然に防止するため、雪崩防止
各実施機関は、雪崩災害を未然に防止する
柵、スノーシェッド等の整備を進める。
第3・第4 [略]
80
第14節
雪害予防計画
ため、雪崩防止柵等の整備を進める。
第3・第4
土砂災害予防計画
[略]
第15節
第1 基本方針
第1
土砂災害予防計画
集中豪雨等による土砂災害を最小限に防止す
基本方針
集中豪雨等による土砂災害を防止するため、
るため、地域住民の避難基準及び災害警戒体制
土砂災害が発生するおそれのある区域につい
を整備する
て、その周知、警戒避難、体制の整備を図ると
ともに、著しく土砂災害が発生するおそれがあ
る区域については、一定の開発行為制限や、住
宅移転を促進するなど土砂災害防止対策を推進
する。
第2 土地崩壊危険箇所の状況
第2
[略]
土砂災害発生危険箇所の状況
[略]
第3 災害予防事業の目標
第3
災害予防事業の目標
土地崩壊による災害の予防として、現地調査
土砂災害による災害の予防として、現地調査
に基づき危険な箇所については、防災効果等を
に基づき危険な箇所については、防災効果等を
勘案して対策事業を推進する。
勘案して対策事業を推進する。
第4 予防対策
1
第4
豪雨及び地震等により地すべり又は山崩れ
1
土砂災害防止対策の推進
市は、危険箇所に関する情報を地域住民に
の発生が予想される箇所を調査し、現況の把
提供し、適切な土地利用及び日頃の防災活
握に努める。
動、降雨時の対応等について周知を図る。
2
地域住民に対し、危険箇所の周知徹底を図
るとともに、防災意識の高揚を図るものとす
- 50 -
2
県は、土砂災害警戒区域及び特別警戒区域
指定等のための基礎調査を行い、遅滞なく木
80
る。
3
基礎調査結果を公表するとともに、関係市町
人命、財産の保護という観点から事態を早
急に察知し、避難体制をとる上からも、危険
村長の意見を聞き、その区域を指定する。
3
市は、土砂災害警戒区域等の指定があった
地区に簡易雨量計を設置するなどの方法を講
ときは、当該警戒区域ごとに土砂災害に関す
じ、住民が容易に降兩量を知り、その危険状
る情報の収集及び伝達、予報・警報及び土砂
況を判断できるよう配慮するものとする。
災害警戒情報の伝達、避難、救助その他当該
特に、長雨のときは、がけ崩れの危険性を
警戒区域における土砂災害を防止するために
喚起するものとする。
4
必要な警戒避難体制について定める。
警戒避難の措置を的確に行うため、降雨観
測資料の収集に努めるものとする。
5
4
県は、土砂災害から住民の生命、身体を守
るため、土砂災害特別警戒区域において一定
住民への気象予警報(大雨、強風)の周知
徹底を図るとともに、土地崩壊危険箇所の巡
の開発行為の制限、建築物の構造の制限に関
する所要の措置等を実施する。
回を行い、災害の未然防止に努めるものとす
る。
6
危険区域に所在する公共的建物等(旅館、
ホテル等を含む。)の所有者又は管理者は、
状況に応じて危険を察知した場合は、滞在者
等の避難を行うものとする。
7
危険箇所についての災害防止措置について
は、国や県の計画と並行して緊急度の高い箇
所から年次計画をもって事業を推進するもの
とする。
第5 災害情報連絡体制の整備
災害時における被害状況の早期把握と関係
機関の連携強化を図るため、災害情報の連絡
体制を整備する。
(1)
被害状況の速報の対象は、急傾斜地崩壊、
地すべり及び土石流等による災害で公共的建
物に被害があったものとすること。
(2)
情報の収集、伝達等の連絡系統は、防災行
政無線等を利用すること。
第6 警戒体制
1
急傾斜地崩壊による災害を未然に防止する
ため、降雨量等に応じた警戒体制をとる。
(1)
警戒体制をとる場合の基準雨量
(表省略)
(2)
警戒の方法
(表省略)
修正
1
風害対策を第13節風水害予防計画に統合したことによる削除
理由
2
災害対策基本法の一部改正に伴う所要の修正
- 51 -
本編
第2章
災害予防計画
本編第2章第15節第6の次に次の第7から第9までを加える。
頁
81
修
正
案
第7 土砂災害警戒情報の発表
1
目的及び発表機関
大雨警報又は大雨特別警報の発表がされている場合において、大雨による土砂災害の発生の危険
度が高まったときに、市長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の自主避難の参考となるよう、
県と盛岡地方気象台が共同で発表する。
2
発表対象地域
土砂災害警戒情報は、市町村を最小発表単位とし、県内の全ての市町村を発表対象とする。
3
発表・解除基準
(1)
発表基準
大雨警報又は大雨特別警報の発表がされている場合において、実況雨量及び気象庁が作成する
降雨予測に基づく値が5km メッシュごとの監視基準(土砂災害発生避難基準線)に達したと
きに、県と盛岡地方気象台は、協議の上、そのメッシュを含む市町村単位で土砂災害警戒情報を
発表する。
ただし、地震等により現状の基準を見直す必要がある場合は、県と盛岡地方気象台は、基準の
見直しについて協議するものとする。
(2)
解除基準
解除基準は、監視基準を下回り、かつ短時間で再び監視基準を超過しないと予想されるときと
する。ただし、無降雨状態が長時間継続しているにもかかわらず監視基準を下回らない場合は、
土壌雨量指数の状況等を鑑み、県と盛岡地方気象台が協議のうえで解除できるものとする。
4
利用にあたっての留意点
(1)
土砂災害警戒情報は、大雨による土砂災害発生の危険度を、降雨に基づいて判定し発表するも
ので、個別の災害発生箇所・時間・規模等を詳細に特定するものではないことに留意する。
(2)
土砂災害警戒情報の対象とする土砂災害は、表層崩壊等による土砂災害のうち大雨による土石
流や集中的に発生する急傾斜地の崩壊とし、技術的に予測が困難である斜面の深層崩壊、山体の
崩壊、地すべり、融雪期の土砂災害等については発表対象とするものではないことに留意する。
(3)
市町村長が行う避難勧告等の発令に当たっては、土砂災害警戒情報を参考にしつつ、周辺の渓
流・斜面の状況や気象状況、県の補足情報(土砂災害警戒情報システムの危険度を示す指標)等
も合わせて総合的に判断すること。
5
情報の伝達体制
(1)
県は、災害対策基本法第51条(情報の収集及び伝達)及び第55条(県知事の通知等)により、
市町村長その他関係者に伝達する。
(2)
気象台は、気象業務法第15条により大雨警報を県に伝達することが義務付けられている。土砂
災害警戒情報は大雨警報を解説する気象情報の1つとして関係機関に伝達し、伝達系統は大雨警
報と同様の経路で行う。
- 52 -
81
6
避難勧告等のための情報提供
県は補足情報として、危険度を表示した地図情報や危険度の時間変化を知らせる参考情報を総合
防災情報ネットワークで提供するとともに、県民には県ホームページで提供する。
土砂災害警戒情報の補足情報
危険度
表示
状況及び行動の目安
3時間以内に土砂災害発生の基準値を超えるおそれがある場
避難準備検討要
黄
合。
(避難準備の検討が必要な状況)
2時間以内に土砂災害発生の基準値を超えるおそれがある場
避難勧告検討要
橙
合。
(避難勧告の検討が必要な状況)
避難指示検討要
赤
既に土砂災害発生の基準値を超えている場合。
(避難指示の検討が必要な状況)
※警戒避難判定参考情報として、危険度を1km メッシュごとに色分けした地図情報を市町村に提
供する。
第8 土砂災害緊急情報の発表
1
目的
県及び国土交通省は、重大な土砂災害の急迫した危険が予想される場合は、緊急調査を実施し、
土砂災害が想定される区域及び時期に関する情報を関係市町村に通知し、あわせて一般住民に周知
し、適切な避難に資するものとする。
2
緊急調査
県及び国土交通省は、大規模土砂災害現象の発生を覚知した場合は速やかに現地を調査し、下表
に示す重大な土砂災害の急迫した危険が予想される状況があると認められるときは、緊急調査に着
手するものとする。
緊急調査は、重大な土砂災害が想定される区域及び時期を明らかにするために実施する。
(重大な土砂災害の急迫した危険が予想される状況及び緊急調査実施機関)
重大な土砂災害の急迫した危険が予想される状況
項目
内容
河道閉塞による湛水を
河道閉塞の高さが概ね20m以上ある場合
発生原因とする土石流
概ね10 戸以上の人家に被害が想定される場合
河道閉塞による湛水
河道閉塞の高さが概ね20m以上ある場合
緊急調査実施機関
国土交通省
国土交通省
概ね10 戸以上の人家に被害が想定される場合
地すべり
地すべりにより、地割れや建築物等に亀裂が
県
発生又は広がりつつある場合
概ね10 戸以上の人家に被害が想定される場合
3
土砂災害緊急情報
県又は国土交通省は、法第60 条第1項の規定による避難勧告、避難指示等の判断に資する情報
として、緊急調査によって得られた情報(土砂災害緊急情報)を県にあっては市町村に、国土交通
省にあっては県及び市町村に通知するとともに、報道機関及びそれぞれのホームページ等により一
般に周知する。
- 53 -
81
4
情報の伝達体制
情報の伝達は、次に掲げる系統図により行う。
(国土交通省が緊急調査を行う場合の伝達系統図)
国土交通省
避難指示・勧告
市
住民
東北地方整備局
県
(県が緊急調査を行う場合の伝達系統図)
県
市
避難指示・勧告
住民
第9 土砂災害発生時における情報収集及び報告系統
県及び市町村は、地すべり、土石流、がけ崩れ、雪崩が発生した際には被害状況の早期把握に努
め、報告系統のとおり報告する。
市
広域振興局土木部及び
広域振興局土木部土木センター
国土交通省砂防部保全課
県土整備部砂防災害課
東北地方整備局地域河川課
岩手河川国道事務所
(調査第一課)
修正
災害対策基本法の一部改正及び特別警報の運用に伴う修正
理由
- 54 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
82
第15節
計
画
修
火山災害予防計画
第16節
第2 観測体制の整備
1
第2
気象庁では、火山噴火予知連絡会の検討結
正
案
火山災害予防計画
観測体制の整備
1
仙台管区気象台及び盛岡地方気象台は、岩
果に基づき定義した、日本の活動的な86火山
手山、秋田駒ヶ岳、栗駒山及び八幡平の4火
のうち、20火山について、常時観測を行つて
山を対象に、計画的に火山機動観測(調査観
いる。
測)を実施する。
2
本県には、常時観測を行っている火山はな
いが、仙台管区気象台及び盛岡地方気象台は
、岩手山、秋田駒ヶ岳、栗駒山及び八幡平の
4火山を対象に、計画的に火山機動観測(基
礎調査観測)及び火山補助観測を実施してい
る。
3 [略]
2
[略]
4 [略]
3
[略]
5 [略]
4
[略]
5
仙台管区気象台は、気象状態の現況を把握
し、地方公共団体の大気汚染防止活動に協力
する。
第3 地域防災計画の整備充実
市は、火山の特性、地理的条件及び社会的条件
を十分勘案して、地域防災計画の中に、火山災害
に関する計画を整備するとともに、その充実を図
る。
第4 情報収集・伝達体制の整備
1
87
第4
盛岡地方気象台は、県内の火山について異
情報収集・伝達体制の整備
1
仙台管区気象台(盛岡地方気象台)は、県
常を認めた場合、又は他の機関から火山に関
内の火山について異常を認めた場合、又は他
する情報を受け、異常と認めた場合は、火山
の機関から火山に関する情報を受け、異常と
情報を発表する(大規模な火山活動により、
認めた場合は、火山に関する予報・警報・情
社会的影響が大きいと認める場合の火山情報
報を発表(伝達)する。
については、気象庁又は仙台管区気象台から
発表することがある。)
【火山に関する予報・警報・情報の種類と内容】
種類
内
容
種類
内
容
緊急火
生命、身体に係わる火山活動が発生した場
噴火警
噴火に伴って発生し生命に危険を及ぼす
山情報
合に発表するもの
報(居
火山現象の発生やその拡大が予想される場
住
地
合に、対象範囲を明示して発表。対象範囲
域)又
に居住地域が含まれる場合は噴火警報(居
は噴火
住地域)又は噴火警報、含まれない場合は
警報
噴火警報(火口周辺)又は火口周辺警報と
- 55 -
87
して発表。
噴火警報(居住地域)又は噴火警報は、
火山現象特別警報に位置づけられる。
臨時火
火山活動に異常が発生し、注意が必要なと
噴火予
山情報
きに発表するもの
報
噴火警報を解除する場合、または火山活
動が静穏(平常)な状態が続くことを知ら
せる場合にその旨を発表。
火山観
緊急火山情報、臨時火山情報を補うなど火
降灰予
噴火警戒レベルが上がるなど活動が高ま
測情報
山活動の状況をきめ細かく発表するもの
報(定
った火山について、噴火した場合に予想さ
時)
れる降灰範囲や小さな噴石の落下範囲を噴
火の発生に関わらず定期的に発表。
定期火
常時観測している火山を対象に火山活動の
降灰予
予想される降灰量分布(市町村単位)、
山情報
状況を定期的に発表するもの
報(速
小さな噴石の落下範囲等について、噴火後
報)
速やかに(5~10分程度)発表。
89
降灰予
予想される降灰範囲や降灰量(市町村単
報(詳
位)、降灰開始時間について、噴火後(20
細)
分から30分程度)に発表。
火山現
噴火警報・予報及び降灰予報以外に、火
象に関
山活動の状況等をお知らせするための情報
する情
等で、気象庁及び仙台管区気象台が発表。
報等
・火山の状況に関する解説情報
火山性地
震や微動の回数、噴火等の状況や警戒事
項を取りまとめたもので、定期的または
必要に応じて臨時に発表する。
・火山活動解説資料
地図や図表等を用い
て火山活動の状況や警戒事項を詳細にと
りまとめたもので、毎月又は必要に応じ
て臨時に発表する。
・週間火山概況
過去一週間の火山活動の
状況や警戒事項を取りまとめたもので、
毎週金曜日に発表する。
・月間火山概況
前月一ヶ月間の火山活動
の状況や警戒事項を取りまとめたもの
で、毎月上旬に発表する。
・噴火に関する火山観測報
噴火が発生し
たときに、発生時刻や噴煙高度等の情報
を直ちに発表する。
注) 本県では、常時観測している火山がないの
で、「定期火山情報」の発表は行われていない。
2・3 [略]
2・3 [略]
- 56 -
○
【火山活動に関する異常現象の内容】
異常現象の内容
(1) 噴火
現象
異常現象の内容
噴火(爆発、溶岩流、泥流、軽石流、
熱雲流等)及びこれに伴う降灰砂等
現象
噴火(噴石、火砕流、火災サージ、溶
岩流、土石流、火山泥流等)及びこれに
伴う降灰砂等
(2) 噴火
ア
火山地域での地震の群発
(2) 噴火
ア
火山地域での地震の群発
以 外の
イ
火山地域での鳴動の発生
以 外の
イ
火山地域での鳴動の発生
異 常現
ウ
火山地域での顕著な地形変化(山崩
異 常現
ウ
火山地域での顕著な地形変化(山崩
象
れ、地割れ、土地の昇沈陥没等)
エ
象
噴気、噴煙の顕著な異常変化(噴気
れ、地割れ、土地の昇沈陥没等)
エ
噴気、噴煙の顕著な異常変化(噴気
孔、火孔の新生拡大、移動、噴気・噴
孔、火孔の新生拡大、移動、噴気・噴
煙の量、色、臭、温度、昇華物の異常
煙の量、色、臭、温度、昇華物の異常
変化)
変化)
オ
火山地域での湧泉の顕著な異常変化
オ
火山地域での湧泉の顕著な異常変化
(湧泉 の新生、 渇量、 味、臭、色、濁
(湧泉の新生、湧出量、味、臭、色、濁
度、温度の異常変化)
度、温度の異常変化)
力
火山地域での顕著な地温の上昇、地
力
火山地域での顕著な地温の上昇、地
熱地帯の新生拡大、移動及びそれに伴
熱地帯の新生拡大、移動及びそれに伴
う草木の立ち枯れ等
う草木の立ち枯れ等
キ
火山付近の海洋、湖沼、河川の水の
キ
火山付近の湖沼、河川の水の顕著な
顕著な異常変化(量、濁度、臭、色の
異常変化(量、濁度、臭、色の変化、
変化、軽石、死魚等の浮上、発泡、温
軽石、死魚等の浮上、発泡、温度の上
度の上昇等)
昇等)
第5・6 [略]
修正
(1) 噴火
第5・6 [略]
岩手県地域防災計画火山災害対策編に準じた修正
理由
- 57 -
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
84
計
第16節
画
修
火災予防計画
正
第17節
案
火災予防計画
第1 [略]
第1
[略]
第2 出火防止、初期消火体制の確立
第2
出火防止、初期消火体制の確立
1
[略]
1
[略]
2
地域ぐるみの防火防災訓練、民間防火組織
2
地域ぐるみの防火防災訓練、民間防火組織
の育成
の育成
[略]
(1)
[略]
防火防災訓練の実施
(1)
防火防災訓練の実施
防災機関の訓練と併せ、住民参加による
防災関係機関の訓練と併せ、住民参加に
地域ぐるみの防火防災訓練を実施し、初期
よる地域ぐるみの防火防災訓練を実施し、
消火等に関する知識、技術の普及を図る。
初期消火等に関する知識、技術の普及を図
る。
(2)
3~6
[略]
(2)
[略]
3~6
第3 消防力の充実強化
1・2
3
第3
[略]
3
[略]
[略]
消防力の充実強化
1・2
消防施設等の整備強化
(1)~(3)
[略]
[略]
消防施設等の整備強化
(1)~(3)
[略]
(4) ヘリコプターの離着陸場の確保
ヘリコプターによる空中消火活動を実施す
るため、ヘリコプターの飛行場外離着陸場
その他ヘリコプターが離着陸できる場所の
確保及び適正な配置に努める。
87
第17節
林野火災予防計画
第18節
林野火災予防計画
第1 [略]
第1
[略]
第2 林野火災防止対策の推進
第2
林野火災防止対策の推進
1 岩手県山火事防止対策推進協議会の設置
(1)[略]
(2)
北上地方振興局は、地区協議会を開催
1
岩手県山火事防止対策推進協議会の設置
(1)
[略]
(2)
広域振興局林務部、農林部及び農林振興
し、管内の各関係機関及び団体との連絡調
センターは、地区協議会を開催し、管内の
整を行うとともに、具体的実施事項につい
各関係機関及び団体との連絡調整を行うと
て協議し、地域の実情に即した林野火災防
ともに、具体的実施事項について協議し、
止対策の推進を図る。
地域の実状に即した林野火災防止対策の推
進を図る。
2 林野火災予防思想の普及、徹底
(1)
2
山火事防止運動月間(3月10日~5月31
林野火災予防思想の普及、徹底
(1)
山火事防止運動月間(3月1日~5月31
日)を中心に、次に掲げる事項を重点に、
日)を中心に、次に掲げる事項を重点に、
予防運動を実施する。
予防運動を実施する。
- 58 -
()
ア~ウ
エ
())
[略]
ア~ウ
車からのたばこの完全消火
オ・カ
エ
[略]
3・4
機関
89
気象台
実
ア
[略]
3・4
5 関係機関別の実施事項
盛岡地方
車からのたばこ火の投げ捨て禁止
オ・カ
[略]
[略]
施
5
事
項
[略]
関係機関別の実施事項
機関
強風注意報・乾燥注意報等気象
情報の迅速な伝達と周知徹底
実
盛岡地方
ア
気象台
施
事
項
強風注意報・乾燥注意報・火災
気象通報等気象情報の迅速な伝達
と周知徹底
[略]
[略]
第18節
第1・2
農業災害予防計画
第19節
[略]
第1・2
[略]
修正
1
風害対策を第13節風水害予防計画に統合したことによる削除
理由
2
災害対策基本法の一部改正に伴う所要の修正
- 59 -
農業災害予防計画
本編
第2章
災害予防計画
頁
現
90
第19節
計
画
修
ボランティア育成計画
第20節
第1 基本方針
1
第1
ボランティア活動についての普及啓発を図
1
防災ボランティア育成計画
防災ボランティア活動についての普及啓発
を図る。
ボランティアのリーダー、コーディネータ
2
防災ボランティアのリーダー、コーディネ
ー等の養成に努める。
3
案
基本方針
る。
2
正
ーター等の養成に努める。
ボランティアの登録、活動拠点の確保等そ
3
の受入体制の整備に努める。
等その受入体制の整備に努める。
第2 実施機関(責任者)
実施機関
市本部長
第2
担
1
当
防災ボランティアの登録、活動拠点の確保
業
務
ボランティア活動の
実施機関(責任者)
実施機関
市本部長
1
普及啓発
2
支部北上市地区
当
業
務
防災ボランティア活
動の普及啓発
ボランティアの受入
2
体制の整備
日本赤十字社岩手県
担
防災ボランティアの
受入体制の整備
ボランティア活動の
普及啓発
日本赤十字社岩手県
支部北上市地区(以
防災ボランティア活動
の普及啓発
下、本節中「日赤地
区」という。)
北上市社会福祉協議
会
1
ボランティア活動の
普及啓発
2
会(以下、本節中「
ボランティアのリー
市社協」という。)
1
防災ボランティア活
動の普及啓発
2
防災ボランティアの
ダー、コーディネータ
リーダー、コーディネー
ー等の養成
ター等の養成
第3 実施要領
1
北上市社会福祉協議
第3
ボランティア・リーダー等の養成
1
実施要領
防災ボランティア・リーダー等の養成
市は、日赤地区、市社協と連携し、ボランテ
市は、日赤地区、市社協と連携し、防災ボ
ィア活動について広報等により、普及啓発を行
ランティア活動について広報等により、普及
う。
啓発を行う。
市社協は、ボランティアの入門講座、ボラン
市社協は、防災ボランティアの入門講座、
ティアのリーダー及びコーディネーターの養成
防災ボランティアのリーダー及びコーディネ
講座など養成研修を行う。
ーターの養成講座など養成研修を行う。
この場合において、日赤県支部、日赤地区
この場合において、日赤県支部、日赤地区
等、県社協、市社協は、ボランティアが円滑か
等、県社協、市社協は、防災ボランティアが
つ効果的に活動が行われるよう、市町村と連携
円滑かつ効果的に活動が行われるよう、市町
し、小地域ごとに複数の者が受講するように努
村と連携し、小地域ごとに複数の者が受講す
める。
るように努める。
市本部長は、研修修了者に対し、適宜、次の
情報の提供を行う。
ア~オ
市本部長は、研修修了者に対し、適宜、次
の情報の提供を行う。
[略
ア~オ
- 60 -
[略]
2
ボランティアの登録
90
2
防災ボランティアの登録
日赤県支部、日赤地区等、県社協、市町村社
日赤地区等、市社協は、あらかじめ、災害時
協は、あらかじめ、災害時においてボランティ
において防災ボランティア活動に参加する意思
ア活動に参加する意思を持つ個人及び団体の登
を持つ個人及び団体の登録を行う。
録を行う。
ボランティア登録は、経験、専門知識、技術
防災ボランティア登録は、経験、専門知識、
の有無及び活動地域等の別に行う。
3
技術の有無及び活動地域等の別に行う。
ボランティアの受入体制の整備
3
防災ボランティアの受入体制の整備
市本部長は、想定する被災状況に応じ次の事
市は、日赤地区、市社協その他の団体等とと
項をあらかじめ定め、ボランティアの受入体制
もに、防災ボランティアを円滑に受け入れるた
を整備する。
めの体制の構築に努める。
市本部長は、想定する被災状況に応じ次の事
項をあらかじめ定め、防災ボランティアの受入
体制を整備する。
ア
ボランティアの受入担当課
ア
防災ボランティアの受入担当課
イ
ボランティアに提供する情報
イ
防災ボランティアに提供する情報
ウ
ボランティアに提供する装備、資機材
ウ
防災ボランティアに提供する装備、資機材
エ
ボランティアの宿泊する施設
エ
防災ボランティアの宿泊する施設
オ
ボランティアの活動拠点
オ
防災ボランティアの活動拠点
カ
ボランティアとの連絡調整の方法
カ
防災ボランティアとの連絡調整の方法
キ
[略]
キ [略]
4
市本部長は、市社協等と連携し、災害応急対
市本部長は、市社協等と連携し、災害応急対
策活動中に死亡、負傷若しくは疾病にかかり、
策活動中に死亡、負傷若しくは疾病にかかり、
又は障がいの状態となった者に補償を行なう
又は障がいの状態となった者に補償を行なう
「ボランティア保険(災害特約付)」への加入
「防災ボランティア保険(災害特約付)」への
について配慮する。
加入について配慮する。
関係団体等の協力
4
関係団体等の協力
市本部長は、あらかじめ、次の団体と災害時
市本部長は、あらかじめ、次の団体と災害時
における防災活動への協力方法等について協議
における防災活動への協力方法等について協議
する。
する。
ア~エ
[略]
ア~エ
オ
修正
[略]
その他必要と思われる団体
東日本大震災津波に係る災害対応を踏まえ、災害時における個人情報の取扱いについて追加
理由
- 61 -
本編
第2章
災害予防計画
本編第2章第20節の次に次の節を加える。
頁
修
91
第 21 節
正
案
事業継続対策計画
第1 基本方針
1
市は、災害時に重要業務を継続するため、業務継続計画を策定するよう努める。
2
県、市び関係団体は、企業等の防災力向上及び事業継続計画(BCP)の策定の促進に努める。
3
県及び市は、災害時に重要業務を継続するため、業務継続計画を策定するよう努める。
第2 事業継続計画の策定
1 県及び市は、災害時に重要業務を継続するため、庁舎の耐震化、行政データのバックアップその
他の業務の継続に必要な事項を内容とする業務継続計画を策定するよう努める。
2 企業等は、各企業等において災害時に重要業務を継続するため、事業継続計画(BCP)(※)
を策定するように努める。
3
県、市及び関係団体は、各企業等における事業継続計画の策定に資する情報提供等を進める。
※
事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)とは、自然災害等の緊急事態に遭遇した場
合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を
可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを
取り決めておく計画のこと。
第3 企業等の防災活動の推進
1
企業等は、県及び市との協定の締結、防災体制の整備、防災訓練、事業所の耐震化、予想被害の
復旧計画策定、各計画の点検・見直しの実施等防災活動の推進に努める。
2
県及び市は、地域コミュニティの一員である企業の防災力向上を促進するため、次の事項に取り
組む。
(1)
企業等の職員の防災意識の高揚を図ると共に、企業の防災に係る取組みの積極的評価等により
企業の防災力向上を促進する。
(2)
地域の防災訓練等への積極的参加を企業等に呼びかけ、防災に関する情報提供やアドバイスを
行う。
3
企業等は、防災体制の整備、防災訓練、事業所の耐震化、予想被害の復旧計画策定、各計画の点
検・見直しの実施等防災活動の推進に努める。
修正
事業継続対策計画を追加
理由
- 62 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
151
第1節
計
画
修
活動体制計画
第1節
第1 基本方針
1
第1
市及び防災関係機関は、災害が発生し、又
正
案
活動体制計画
1
基本方針
市その他の防災関係機関は、災害が発生し
は災害が発生するおそれがある場合におい
、又は発生するおそれがある場合において、
て、各自の行うべき災害応急対策が迅速かつ
複合災害(同時又は連続して2以上の災害が
的確に行われるよう、あらかじめ、その組織
発生し、災害応急対応が困難になる事象をい
体制及び動員体制について、計画を定める。
う。)の発生可能性も認識し、各自の行うべ
き災害応急対策が迅速かつ的確に行われるよ
う、あらかじめ、その組織体制及び動員体制
について、計画を定める。
2
[略]
2
[略]
3
災害応急対策の総合的かつ円滑な実施を図
3
災害応急対策の総合的かつ円滑な実施を図
るため、市及び防災関係機関相互の連携を強
るため、県、市その他の防災関係機関は、あ
化し、応援協力体制の整備を図る。
らかじめ連絡調整窓口、連絡方法等を確認す
るとともに、連絡調整のための職員を相互に
派遣することなどにより情報共有を図るなど
、相互の連携を強化し、応援協力体制の整備
を図る。
4
市は、退職者や民間人材等の活用も含め、
災害応急対策等の実施に必要な人員の確保に
努める。
5
市は、円滑な災害応急対策の実施のため、
必要に応じ、外部の専門家等の意見・支援を
活用する。
6
市は、複合災害が発生した場合において、
災害対策本部が複数設置された場合には、情
報の収集・連絡・調整のための要員の配置調
整など、必要な調整を行う。
第2 市の活動体制
第2
[略]
1
市の活動体制
[略]
災害警戒本部の設置
1
災害警戒本部の設置
災害警戒本部は、「北上市災害警戒本部設
災害警戒本部は、「北上市災害警戒本部設
置要領[資料編4~5]に基づき設置し、主
置要領[資料編4~5]に基づき設置し、主
に災害情報の収集を行う。
に災害情報の収集を行う。
- 63 -
151
(1)
設置基準
ア
(1)
設置基準
気象警報(海上に対する濃霧警報、波
浪警報及び風警報を除く)が発表された
場合
1
北上川上流洪水警報が発表された場合
ウ
以内に震度4又は5弱の地震が発生し
た場合
(1) 気象警報(海上に対するものを
除く)
2
するおそれがある場合において、企画部
長が必要と認めるとき
生するおそれがある場合において、企画
部長が必要と認めるとき
○消防防災
○企画部長
○都市整備
部長
次の状況下において、消防防災部
○農林部長
長が必要と認めるとき
○消防防災
(1) 長雨等による崖崩れや地滑り等
大規模な火災、爆発等による災害が発
配備人員
部長
(2) 北上川上流洪水警報
長雨等による地面現象災害が多発発生
オ
次の情報のいずれかが発表された
とき
イ
エ
設置基準
課長
の地面現象災害が多発するおそれ
○消防防災
があるとき
課員
(2) 大規模な火災、爆発等による災
○その他、
害が発生するおそれがあるとき
消防防災部
市内に震度4又は5弱の地震が発
長が必要と
3
生したとき
4
認める職員
その他消防防災部長が特に必要と
認めたとき
(2) 組織
(2) 組織
災害警戒本部の組織は、次のとおりで
災害警戒本部の組織は、次のとおりで
ある。
ある。
本部長
消防防災部長
本部長
消防防災部長
副本部長
消防防災課長
副本部長
消防防災課長
本部員
企画部長、農林部長、建設部長、
本部員
企画部長、農林部長、都市整備部
本部長が指名する各部長
本部職員
長、本部長が指名する各部長
消防防災課職員、政策企画課職
本部職員
消防防災課職員、政策企画課職
員、農政課職員、道路環境課職員
員、農林企画課職員、道路環境課
職員
(3) 分掌事務
(3)
分掌事務
災害警戒本部の分掌事務は、次のとおり
である。
ア
災害警戒本部の分掌事務は、次のとおり
である。
気象警報等の受領及び関係機関
ア
気象警報等(地震関連含む)の受領及
び関係機関
イ~オ
[略]
イ~オ
- 64 -
[略]
153
(4)
関係各部の防災活動
(4)
災害警戒本部の設置と平行して、関係各
関係各部の防災活動
災害警戒本部の設置と平行して、関係各
部においては、次の防災活動を実施する。
部においては、次の防災活動を実施する。
部
班
担当内容
部
班
財務部
調査班
[略]
財務部
被害調査班
保健福祉部
救助班
[略]
保健福祉部
救助班
担当内容
災害時要支援者
避難行動要支援者
支援班
の支援
農林部
農林班
[略]
農林部
農林対策班
建設部
土木班
ア
[略]
都市整備部
土木対策班
イ
[略]
ア
[略]
イ
[略]
ウ
都市施設被害
情報の収集
建築班
都市施設被害情報の収集
[略]
[略]
上下水道部
上水道班
水道施設の被害情報の収
集
教育部
教育総務班
学校教育施設及び
児童福祉施設の被
害情報等の収集
生徒児童班
児童生徒の人的被
害情報の収集
児童家庭対策班
就園児童の人的被
害情報の収集
(5)
2
[略]
(5)
災害対策本部
(1)・(2)
ア
配備
2
[略]
ア
配備人員
[略]
設置基準
配備
体制
警戒
災害対策本部
(1)・(2)
設置基準
配備基準
[略]
配備基準
配備人員
体制
1~3
[略]
配備
[略]
警戒
1~3
○消防防災課職員
配備
4
[略]
その他本部長が
相当規模の災害が発
非常
生したとき
○消防防災課職員
特に必要と認めた
○緊急初動特別部員
とき
の職員
[略]
1号
[略]
[略]
[略]
1号
非常
配備
配備
1
相当規模の災害
が発生したとき
2
その他本部長が
特 に必 要と 認めた
とき
- 65 -
[略]
2号
153
1~3
[略]
[略]
2号
1~3
非常
非常
4
配備
配備
[略]
[略]
その他本部長が
特に必要と認めた
とき
イ
組織
イ
組織
災害対策本部の組織は次のようにする。
災害対策本部の組織は次のようにする。
【本部員会議】
【本部員会議】
本部長
市長
本部長
市長
副本部長
副市長
副本部長
副市長
本部付
教育長
本部付
教育長
本部員
各部長、教育次長、上下水道部長、
本部員
各部長、教育部長、議会事務局長
議会事務局長
緊急初動特別班
緊急初動特別部
部(別表1のとおり)
部(別表1のとおり)
現地災害対策本部
現地災害対策本部
調査班
調査班
現地作業班
現地作業班
①・②
③
[略]
①・②
現地災害対策本部
③
現地災害対策本部
・現地災害対策本部は、大規模な災害が
・現地災害対策本部は、大規模な災害が
発生し、災害応急対策を実施するため、
発生した場合において、災害応急対策を
本部長が必要と認めたときに設置し、災
実施するため、本部長が必要と認めたと
害地にあって災害対策本部の事務の一部
きに設置し、災害地にあって災害対策本
を行う組織として、災害情報の収集、現
部の事務の一部を行う組織として、災害
地作業班等の指揮、監督、県地方支部等
情報の収集、現地作業班等の指揮、監督
との連絡調整を行う。
、県地方支部等との連絡調整を行う。
・[略]
④・⑤
⑥
[略]
・[略]
[略]
④・⑤
緊急初動特別班
⑥
[略]
緊急初動特別部
・本部長は、夜間、休日等の勤務時間外
・本部長は、夜間、休日等の勤務時間外
における災害発生時において、災害対策
における災害発生時において、災害対策
本部の活動体制が整うまでの間の初動体
本部の活動体制が整うまでの間の初動体
制を確立するため緊急初動特別班を設置
制を確立するため緊急初動特別部を設置
する。
する。
・緊急初動特別班は、毎年度、各部長の
・緊急初動特別部員は、毎年度、各部長
推薦に基づき、企画部長が指名する。
の推薦に基づき、企画部長が指名する。
・緊急初動特別班は、本部の活動体制が
・緊急初動特別部は、本部の活動体制が
整うまでの初動組織として活動する。
整うまでの初動組織として活動する。
・緊急初動特別班は、本部の配備指令が
・緊急初動特別部は、本部の配備指令が
あった場合又は災害対策本部2号非常配
あった場合又は災害対策本部警戒配備に
- 66 -
154
備に係る設置基準が発生したと認識した
係る設置基準が発生したと認識した場合
場合は、直ちに所定の参集場所に参集し
は、直ちに所定の参集場所に参集し担当
担当業務を遂行する。
業務を遂行する。
・企画部長は、本部の体制が整い、緊急
・企画部長は、本部の体制が整い、緊急
初動特別班が初期の目的を達成したと認
初動特別部が初期の目的を達成したと認
める場合は、これを解除し、所属先に身分を
める場合は、これを解除し、所属先に身
移管する。
分を移管する。
・緊急初動特別部は、企画部長直属の組
織とし、市本部の活動体制が整うまでの
初動組織として活動し、総務班、情報班
、広報班、対策班で構成する。
各班の
分掌事務は次のとおり。
【緊急初動特別部各班の分掌事務】
班名
分掌事務
(1)本部員会議及び本部連絡会議の開催
総務班
(2)本部長の指令等の伝達
(3)関係機関との連絡調整
(4)県に対する報告
(1)災害派遣要請
情報班
(2)各部の実施する災害応急対策の調整
(3)市民からの要請の処理
(1)気象予報の受領及び伝達
広報班
(2)被害状況災害応急対策の実施状況等の
情報収集
(1)災害情報の発表
対策班
(2)放送要請
(3)災害応急対策に関する広報
ウ
分掌事務
①
ウ
災害対策本部の事務分掌は、別表2の
とおりである。
分掌事務
①
災害対策本部の事務分掌は、「北上市
災害対策本部規程」に定めるところによ
る。この場合において、同規程が改正さ
れたときは、この計画が修正されるまで
の間は、この計画の定めは、同規程の改
正内容により修正されたものとみなす。
【別表3「分掌事務」参照】
②
各部は、所管する次の事項について、
②
各部は、平常時から所管する次の事項
活動マニュアルを作成するなど、迅速か
について、活動マニュアルを作成するな
つ円滑な災害応急対策の実施方法を定め
ど、迅速かつ円滑な災害応急対策の実施
る。
方法を定め、当該活動マニュアルに基づ
いて訓練を行うなど、災害時の分掌事務
を遂行するために必要な準備を行う。
- 67 -
154
区分
活動体制
区分
[略]
活動体制
[略]
災
8
ボランティ
害
ア活動対策
発
(1)
ボランティア活動のニ
ーズの把握
(2)
生
ボランティアの受付・
登録
後
(3)
災
8
防災ボラン
害
ティア活動対策
発
(1)
防災ボランティア活動
のニーズの把握
(2)
生
防災ボランティアの受
ボランティア活動の調
付・登録
後
(3)
整
防災ボランティア活動
(4)
の調整
ボランティアの受入体
(4)
制の整備
防災ボランティアの受
11
機動力及び
輸送力の確保
(1)・(2)
入体制の整備
[略]
11
(3) 道路上の障害物の除去
機動力及び
輸送力の確保
(1)・(2)
(3)
[略]
道路上の障害物又は災
害廃棄物の除去
(4)~(6)
13
食糧等の応
(1)
[略]
(4)~(6)
急対策
災害用応急米穀の調達
あっせん
食料、生活
必需品等物資の
(2) 乾パンの調達あっせん
(3)
13
応急対策
副食物等の調達あっせ
[略]
(1) 食料の調達あっせん
(2)
被服、寝具その他の生
活必需品等物資の調達あ
っせん
ん
14
生活必需品
の応急対策
被服、寝具その他の生活必
需品等物資の調達あっせん
15 [略]
[略]
14 [略]
[略]
16 [略]
[略]
15 [略]
[略]
17 [略]
[略]
16 [略]
[略]
18 [略]
[略]
17 [略]
[略]
19 [略]
[略]
18 [略]
[略]
20 [略]
[略]
19 [略]
[略]
21 [略]
[略]
20 [略]
[略]
22
被災者に対
(1)~(6)
する生活確保対
(7)
策
対策
21
[略]
土木公共施設関係復旧
被災者に対
する生活確保対
(7)
策
対策
エ
[略]
緊急初動特別班は、次の各班で構成する。
緊急初動特別班員は、毎年度各部長の推薦に
基づき企画部長が指名する。
緊急初動特別班は、企画部長直属の組織と
し、市本部の活動体制が整うまでの初度組織と
して活動し、次の班で構成する。(表省略)
- 68 -
[略]
[略]
公共土木施設関係復旧
(8) [略]
(8) [略]
エ
(1)~(6)
(3)
北上市災害対策本部の設置
158
(3)
北上市芳町1番1号
北上市災害対策本部の設置
ア
設置場所
北上市役所2階庁議室
災害対策本部の設置場所は、状況に応
TEL 0197-64-2111 内線 3291
じて次の3箇所から本部長が選定する。
イ
①
本庁舎5階第1~3会議室
②
議会棟第1~4委員会室
③
健康管理センター
所在地及び連絡先
北上市芳町1番1号
電
第3
市の職員の動員配備体制
第3
1 配備体制
配備体制
災害対策本部及び警戒本部の配備体制は、
災害対策本部及び警戒本部の配備体制は、
次のとおりとする。
配備体制
配備課・所
災害警戒本部
0197-64-2111
市の職員の動員配備体制
1
次のとおりとする。
話
消防防災部
配備体制
消防防災課職員
配備課・所
災害警戒本部
消防防災部長、企画部長、都
市整備部長、農林部長、消防
防災課・政策企画課・道路環
境課・農林企画課の職員
災害
警戒配備
対策
各部長、課等・公所の長及び
災害
課長補佐、防災担当課係長等
対策
課 長補佐 、防災 担当課係長
本部
等、緊急初動特別部員
本部
警戒配備
各部長、課等・公所の長及び
1号非常配備
[略]
1号非常配備
[略]
2号非常配備
[略]
2号非常配備
[略]
2 動員の系統
2
動員は、次の系統によって通知する。
動員の系統
動員は、次の系統によって通知する。
(1)
[略]
(1)
[略]
(2)
災害対策本部
(2)
災害対策本部
[略]→
緊急初動特別班員
[略]→
3 動員の方法
(1)
3
配備指令の伝達は、次の方法で行うもの
区分
配備指令の伝達は、次の方法で行うもの
とする。
伝達方法
勤務時間内
動員の方法
(1)
とする。
緊急初動特別部員
防災行政無線、庁内放送、電話等
区分
伝達方法
勤務時間内
防災行政無線、庁内放送、電話等、電
子メール等
勤務時間外
防災行政無線、携帯電話、電話等
勤務時間外
防災行政無線、携帯電話、電話等、電
子メール等
(2)~(4)
4・5
[略]
(2)~(4)
[略]
4・5
第4 防災関係機関の活動体制
1・2
第4
[略]
[略]
防災関係機関の活動体制
1・2
- 69 -
[略]
[略]
3
160
防災関係機関は、後発災害の発生が懸念さ
れる場合には、後発災害にも対処できる体制
を構築する。
3
災害応急対策の実施に当たっては、県、
4
市との連携を図る。
防災関係機関は、災害応急対策の実施に 当
たっては、県、市との連携を図る。
5
防災関係機関は、災害応急対策が実施され
る現場において、現地関係機関の活動を円滑
に推進するため、必要に応じ、現地調整所を
速やかに設置し、現地関係機関相互の連絡調
整を図る。
6
防災関係機関は、その活動に当たって、職
員の安全確保に十分配慮するとともに、ここ
ろのケア対策に努める。
別表1
災害対策本部の組織
別表1
[略]
災害対策本部の組織
[略]
部
部長
班長
副班長
班
企画
企画
[略]
[略]
部
部長
地 域づ
広報班
く り課
構成課等
地域づくり
部
部長
企画
企画
[略]
[略]
部
部長
広聴広
広報班
広聴広報課
被害調
[略]
課
班長
副班長
班
構成課等
報課長
長
財務
財務
[略]
部
部長
市 民税
[略]
調査班
[略]
財務
財務
[略]
部
部長
市民税
課長
収 納課
避難班
収納課
長
[略]
課長
査班
収納課
避難所
収納課
長
対策班
避難所担当
部 ( 別 表
2)
会 計課
[略]
会計課
長
[略]
長
まち
まち
地域づ
交流セ
地域づくり
づく
づく
くり課
ンター
課
り部
り部
長
班
長
生涯学
生涯学
生涯学習文
習文化
習施設
化課
課長
班
スポー
国体推
体育施
スポーツ推
ツ推進
進課長
設班
進課
課長
生活
生活
市 民登
環境
環境
録課長
食料班
市民登録課
- 70 -
生活
生活
市民課
環境
環境
長
国体推進課
食料班
市民課
部
部長
161
生 活環
[略]
生活環境課
部
部長
境課長
環境課
保健
健康増
福祉
福祉
進課長
部
部長
長 寿社
福祉課
救助班
長寿社会課
会課長
長
(災害時
福祉課
[略]
農林
農林
農 政課
農地林
部
部長
長
務課長
商工
[略]
医療班
[略]
健康増
[略]
福祉
福祉
進課長
部
部長
福祉課
長寿介
救助班
福祉課
長
護課長
要支援
長寿介護課
護班
支援班)
班
農林班
農政課長
農林
農林
農林企
農業振
農林対
農林企画課
農地林務課
部
部長
画課長
興課長
策班
農業振興課
[略]
商工
[略]
商工対
[略]
部
部
部長
境課長
建 築住
[略]
保健
者支援
部
道 路環
医療救
保健
要援護者
商工班
建設
環境課
長
保健
建設
[略]
土木班
道路環境課
建築班
建築住宅課
都 市計
都市計
都市計画課
画課長
画班
策班
都市
都市
道路環
土木対
整備
整備
境課長
策班
部
部長
都市計
都市施
画課長
設班
下水道
下水道
課長
対策班
道路環境課
宅課長
消防
[略]
消防
防災
防災
部
部
上下
上下
営 業課
水道
水道
長
部
部長
上 水道
営業班
営業課
上水道班
上水道課
下水道班
下水道課
都市計画課
下水道課長
[略]
課長
下 水道
課長
教育
教育
[略]
部
次長
学 校教
学校教育
育課長
班
子 育て
子育て支
支 援課
援班
教育
教育
[略]
部
部長
学校教
生徒児
育課長
童班
子育て支援
子育て
児童家
子育て支援
課
支援課
庭対策
課
長
班
学校教育課
長
生 涯学
生涯学習
生涯学習文
習 文化
文化班
化課
課長
- 71 -
学校教育課
162
文 化財
文化財班
文化財課
課長
ス ポー
スポーツ
スポーツ振
ツ 振興
振興班
興課
文化財
文化財
課長
施設班
文化財課
課長
[略]
[略]
別表2
避難所担当部
№
別表2
施設名
部名
避難所担当部
№
施設名
部名
1
黒沢尻北地区交流センター
生活環境部
1
黒沢尻北地区交流センター
生活環境部
2
黒沢尻東地区交流センター
教育委員会
2
黒沢尻東地区交流センター
まちづくり部
3
黒沢尻西地区交流センター
保健福祉部
3
黒沢尻西地区交流センター
保健福祉部
4
立花地区交流センター
保健福祉部
4
立花地区交流センター
保健福祉部
5
稲瀬地区交流センター
生活環境部
5
飯豊地区交流センター
保健福祉部
6
口内地区交流センター
生活環境部
6
二子地区交流センター
財務部
7
更木地区交流センター
財務部
7
更木地区交流センター
財務部
8
黒岩地区交流センター
財務部
8
黒岩地区交流センター
財務部
9
相去地区交流センター
商工部
9
口内地区交流センター
農林部
10
鬼柳地区交流センター
商工部
10
稲瀬地区交流センター
農林部
11
二子地区交流センター
財務部
11
相去地区交流センター
商工部
12
飯豊地区交流センター
保健福祉部
12
鬼柳地区交流センター
商工部
13
江釣子地区交流センター
建設部
13
江釣子地区交流センター
まちづくり部
14
藤根地区交流センター
建設部
14
和賀地区交流センター
生活環境部
15
和賀地区交流センター
農林部
15
岩崎地区交流センター
生活環境部
16
岩崎地区交流センター
農林部
16
藤根地区交流センター
都市整備部
17
北上勤労者体育センター
教育委員会
17
北上勤労者体育センター
まちづくり部
別表2
部
別表3
班
事務分掌
部
[略]
財 財政班
班
事務分掌
[略]
(1)~(6) [略]
財 財政班
(1)~(6) [略]
務
務
(7)
部
部
公共施設の応急危険度判定
に関すること。
(7) [略]
(8) [略]
(9)
都市計画班への協力に関す
ること。
(10) 寄附金の募集方法等の検討
に関すること。
調査班
避難班
(1)・(2) [略]
被害調査班
[略]
避難所対策班
- 72 -
(1)・(2) [略]
[略]
会計班
(1)・(2)
[略]
会計班
162
(1)・(2)
(3)
[略]
義援金及び寄附金の受付及
び保管に関すること。
ま 交流センタ
(1)
ち ー班
づ
交流センターの被害調査及
び応急対策に関すること。
(2)
く
交流センター指定管理者と
の連絡調整に関すること。
り 生涯学習施
生涯学習施設の被害調査及び応急
部 設班
対策に関すること。
体育施設班
体育施設の被害調査及び応急対策
に関すること。
生 食料班
(1)・(2)
[略]
生 救援物資班
(1)・(2)
活
活
(3)
環
環
[略]
生活必需品等物資の調達及
び配給に関すること。
境 清掃班
(1) [略]
境 清掃班
(1) [略]
部
(2) 廃棄物の処理に関すること。
部
(2) 廃棄物及び障害物の処理に関
すること。
(3)・(4)
[略]
(3)・(4)
[略]
保 医療班
(1)~(7) [略]
保 医療救護班
(1)~(7) [略]
健 救助班
(1)~(2)
健 救助班
(1)~(2)
福 災害時要援
(3)
祉 護者支援班
部
[略]
生活必需品の調達及び供給
に関すること。
福 要支援者支
祉 援班
(4) [略]
部
(4) [略]
(6) [略]
(5) [略]
(7) [略]
(6) [略]
(8) [略]
(7) [略]
(9)
(8)
災害時要援護者対策に関す
要支援者対策に関するこ
と。
[略]
農 農林班
林
林
部
部
商 商工班
(3) [略]
(5) [略]
ること。
農 農林班
[略]
[略]
商 商工班
工
工
部
部
- 73 -
[略]
[略]
↑
建
164
土木班
[略]
都
設
市
部
整
建築班
(1)
市営住宅の被害調査及び応
[略]
都市施設班
(1) [略]
備
部
急修理に関すること。
(2)
土木対策班
住宅の確保及び応急仮設住
宅の建設に関すること。
(3)
応急復旧用建築資材の確保
に関すること。
(4)
応急危険度判定に関するこ
と。
都市計画班
(1) [略]
(2)
被災住宅の応急処理及び応
急復旧に関すること。
(3)
市営住宅の被害調査及び応
急修理に関すること。
(4)
住宅の確保及び応急仮設住
宅の建設に関すること。
(5)
応急復旧用建築資材の確保
に関すること。
(6)
応急危険度判定に関するこ
と。
(7) [略]
(2) [略]
消
総務班
(1)~(12) [略]
消
防
防
防
防
災
(13)
部
消防班
上
上水道班
下
水
道
部
[略]
部
断水地域の情報収集及び報
告に関すること。
(2)
応急対策の事務処理に関す
ること。
(3)
水道施設の被害調査及び応
急復旧に関すること。
(4) 飲料水の確保に関すること。
(5)
被災地域への応急給水の実
施に関すること。
(6)
下水道施設の被害調査及び保全に
班
関すること。
総務班
(1)~(12) [略]
(13) 岩手県被災者台帳システム
の統括に関すること。
災
[略]
(1)
下水道対策
避難所への応急給水に関す
- 74 -
(14)
消防班
[略]
[略]
ること。
下水道班
164
下水道施設の被害調査及び保全に
関すること。
教
教育総務班
育
(1)
学校教育施設の被害調査及
び応急対策に関すること。
部
教
教育総務班
学校教育施設及び児童福祉
育
施設の被害調査及び応急対策
部
に関すること。
(2) [略]
(2) [略]
学校教育班
(1)
生徒児童班
[略]
[略]
子育て支援
児童福祉施設の被害調査及び応急
児童家庭対 就園児童の被害調査及び支援に関
班
対策に関すること。
策班
生涯学習文
生涯学習施設の被害調査及び応急
化班
対策に関すること。
文化財班
すること。
[略]
文化財施設
[略]
班
スポーツ振
体育施設の被害調査及び応急対策
興班
に関すること。
別表3
修正
理由
1
別表4
[略]
[略]
県等における災害応急対策等の実施に必要な人員の確保、県における後発災害にも対処できる配
備体制の構築等について追加
2
指定河川洪水予報の発表形態に合わせた内容への変更など所要の修正
- 75 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
166
第2節
第1
計
画
修
気象予警報等の伝達計画
第2節
基本方針
1
第1
気象の予報、警報等(以下、本節中「気象
正
案
気象予報・警報等の伝達計画
基本方針
1
気象の予報、警報等(以下、本節中「気象
予警報等」という。)及び災害が発生するお
予報・警報等」という。)及び災害が発生す
それがある異常な現象に係る伝達、通報を、
るおそれがある異常な現象に係る伝達、通報
迅速かつ確実に実施する。
を、迅速かつ確実に実施する。
2
通信施設が被災した場合においても、気象
2
通信施設が被災した場合においても、気象
予警報等を関係機関に伝達できるよう、通信
予報・警報等を関係機関に伝達できるよう、
手段の複数化に努める。
通信手段の複数化に努める。
第2 実施機関(責任者)
実施機関
市本部長
県本部長
第2
活動の内容
実施機関(責任者)
実施機関
1
気象予警報の周知
市本部長
2
(略)
1
気象予警報等の市等に対
県本部長
活動の内容
1
気象予報・警報の周知
2
[略]
1
気象予報・警報等の市等
する伝達
2
に対する伝達
北上川上流洪水予警報等
2
の伝達
東北地方整備局
事務所)
達
3
(略)
1
北上川上流洪水予警報等
(岩手河川国道
北上川上流洪水予報の伝
の発表
東北地方整備局
3
[略]
1
北上川上流洪水予報の発
(岩手河川国道
2
〔略〕
事務所)
3
上記の予警報等の関係機
表
2
[略]
3
上記の予報・警報等の関
関に対する通知
係機関に対する通知
東日本電信電話 気象予警報等の市町村に対す
東日本電信電話 気象予報・警報等の市町村に
㈱又は西日本電 る伝達
㈱又は西日本電 対する伝達
信電話㈱
信電話㈱
盛岡地方気象台
1
気象予警報等の発表
2
北上川上流洪水予警報等
盛岡地方気象台
1
気象予報・警報等の発表
2
北上川上流洪水予報の発
の発表
3
表
上記の予警報等の関係機
3
関に対する通知
日本放送協会盛
上記の予報・警報等の関
係機関に対する通知
気象予警報等の放送
日本放送協会盛
岡放送局
岡放送局
㈱アイビーシー
㈱IBC岩手放
岩手放送
送
㈱テレビ岩手
㈱テレビ岩手
㈱岩手めんこい
㈱岩手めんこい
テレビ
テレビ
㈱岩手朝日テレ
㈱岩手朝日テレ
- 76 -
気象予報・警報等の放送
166
ビ
ビ
㈱エフエム岩手
㈱エフエム岩手
[市本部の担当]
[市本部の担当]
部
企画部
修正
班
総務班
担当内容
部
1
気象予警報等の周知
2
北上川上流洪水警報等
企画部
班
総務班
担当内容
1
気象予警報等の周知
2
北上川上流洪水警報等
及び北上川上流水防警報
及び北上川上流水防警報
等の周知
等の周知
気象庁の気象警報等の発表方法に伴う所要の修正
理由
- 77 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
計
画
166 第3 実施要領
1
気象予警報等の種類及び伝達
(1)
気象予警報等の種類
気象予警報等の種類及びその内容は、次のとおりである。
(気象業務法に基づくもの)
ア
情報の種類
種
類
内
気象情報
容
気象等の予報に関係のある台風、低気圧、梅雨前線その他の異常気象等に
ついての情報を発表するものをいい、注意報や警報発表の予告あるいは状況
変化の説明として用いる。記録的な1時間雨量(数年に1度あらわれる程度
のもの)を観測した場合には、岩手県記録的短時間雨量情報として速報す
る。
土砂災害警戒情報
大雨警報が発表されている状況で、土砂災害が発生するおそれが高まった
時に、市長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の自主避難の参考となる
よう、岩手県と盛岡地方気象台が共同で発表する。
地
震
に
関
す
る
情
報
震度速報
各観測点に設置した震度計のデーターから、震度3以上の地域の最大震度
※1
地震情報
とその地域名を速報する
震度位置、地震の規模(マグニチュード)、震度3以上の地域名、大きな
揺れが観測された市町村名などを発表する。
各地の震度に
関する情報
緊急火山情報
震源の位置、地震の規模(マグニチュード)、震度1以上の観測点名など
を発表する。
生命、身体に係る火山活動が発生した場合に発表するもの。
火 臨時火山情報
火山活動に異常が発生し、注意が必要なときに発表するもの。
山 火山観測情報
緊急火山情報、臨時火山情報を補う火山活動の状況を定期的又は臨時にき
情
め細かく発表する。
報 定期火山情報
常時観測している火山について、火山活動の状況を定期的に発表する。
※2
注) ※1
震度速報は、盛岡地方気象台から伝達は行わない。
※2
本県では常時観測をしている火山が無いので、「定期火山情報」の発表は行われていな
い。
- 78 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
166 第3 実施要領
1
気象予報・警報等の種類及び伝達
(1)
気象予報・警報等の種類
気象予報・警報等の種類及びその内容は、次のとおりである。
(気象業務法に基づくもの)
ア
種
気
情報の種類
類
気象情報
内
容
気象の予報等について、注意報・警報・特別警報の発表に先立って注意
象
を喚起する場合や注意報・警報・特別警報が発表された場合において、そ
に
の後の経過や予測、防災上の注意を解説する場合等に発表する。
関
記録的短時間
す
大雨情報
る
数年に一度程度しか発生しないような激しい短時間の大雨を観測(地上の
雨量計による観測)又は解析(気象レーダーと地上の雨量計を組み合わせた
分析)したときに、県気象情報の一種として発表する。
情
土砂災害警戒
報
情報
大雨警報又は大雨特別警報が発表されている状況で、土砂災害が発生する
おそれが高まったときに、市長が避難勧告等を発令する際の判断や住民の自
主避難の参考となるよう、岩手県と盛岡地方気象台が共同で発表する。
竜巻注意情報
積乱雲の下で発生する竜巻、ダウンバースト等による激しい突風に対し
て注意を呼びかける気象情報で、雷注意報が発表されている状況下におい
て竜巻等の激しい突風の発生する可能性が高まったときに、1時間を有効期
間として県単位で発表する。
- 79 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
167
イ
計
画
注意報の種類と発表基準
種類
発表基準
気
[略]
象
大雨注意報
大雨によって被害が予想され、次の条件に該当する場合
注
○1時間雨量が25㎜以上の場合
意
○3時間雨量が50㎜以上の場合
報
○24時間雨量が
大雪注意報
花北地域90㎜以上
山地1 1 0㎜以上
大雪によって被害が予想され、次の条件に該当する場合
○12 時間の降雪の深さが、平地 15 ㎝以上、山沿い 25 ㎝以上と予想される場合
洪水注意報
洪水によって被害が起こるおそれがあると予想され、次の条件に該当する場合
○1時間雨量 30 ㎜以上(総雨量 50 ㎜以上)
○3時間雨量 70 ㎜以上
○24 時間雨量が
気
[略]
象
雷注意報
花北地区1 0 0㎜以上
上山地1 2 0㎜以上
[略]
注
意
[略]
報
低温注意報
夏期
【略】
冬期
低温により水道凍結等大きな障害が予想され、次の条件に該当する場合
○最低気温が内陸で-11℃以下、沿岸で-8℃以下になると予想される
場合
着雪注意報
【略】
【略】
融雪注意報
融雪によって被害がおこるおそれがあると予想される場合
0
- 80 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
167
イ
正
案
注意報の種類と発表基準
種類
発表基準
気
[略]
象
大雨注意報
注
大雨によって被害が予想され、次の条件に該当する場合
大雨注意報基準(北上市)
意
雨量基準
報
平坦地:1時間雨量30㎜
平坦地以外:1時間雨量40㎜
土壌雨量指数
大雪注意報
79
大雪によって被害が予想され、次の条件に該当する場合
○12 時間の降雪の深さが、平野部 15 ㎝以上、山沿い 25 ㎝以上と予想される場
合
[略]
雷 注 意 報
[略]
(備考1)
[略]
低温注意報
夏期
【略】
冬期
低温により水道凍結等大きな障害が予想され、次の条件に該当する場合
○最低気温が-6℃以下であって、かつ最低気温が平年より5℃以上低
いとき。
○最低気温が-6℃以下であって、かつ、最低気温が平年より2℃以上
低い日が数日続くとき。
着雪注意報
【略】
着氷注意報
着氷により通信線、送電線、樹木等に被害が予想され、次の条件に該当する場
合
○
大雪注意報の条件下で、気温が-2℃より高いと予想される場合
[略]
融雪注意報
洪水注意報
融雪により浸水、土砂災害等の災害が発生するおそれがあると予想される場合
洪水によって被害が起こるおそれがあると予想され、次の条件に該当する場合
平坦地:1時間雨量 30 ㎜
雨量基準
平坦地以外:1時間雨量 40 ㎜
流域雨量指数基準
和賀川流域=25、飯豊川流域=7、夏油川流域
=6、尻平川流域=10、北本内川流域=10
指定河川洪水予報による基準
北上川上流[朝日橋・男山]、猿ヶ石川[安
野]
- 81 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
計
画
169
地面現象注意報
[略]
※
浸水注意報
注)※
※
浸水によって重大な災害がおこるおそれがあると予想される場合
地面現象注意報及び浸水注意報は、その注意事項を気象注意報に含めて行い、この注意報の標
題は用いない。
ウ
警報の種類と発表基準
種類
気
[略]
象
暴風雪警報
発表基準
[略]
警
報
大雨警報
大雨によって重大な災害がおこるおそれがあると予想され、次の条件に該
当する場合
○1時間雨量 50 ㎜以上●ただし総雨量 80 ㎜以上の場合
○3時間雨量 90 ㎜以上
○24 時間雨量が
花北地区
平地 150 ㎜以上
山地 180 ㎜以上
[略]
洪水警報
洪水によって重大な被害が起こるおそれがあると予想され、次の条件に該
当する場合
○1時間雨量 50 ㎜以上●ただし総雨量 90 ㎜以上の場合
○3時間雨量 90 ㎜以上
○24 時間雨量が
花北地区
平地 100 ㎜以上
山地180㎜以上
地面現象警報
[略]
※
浸水警報
注)※
※
[略]
地面現象警報及び浸水警報は、その注意事項を気象警報に含めて行い、この警報の標題は用い
ない。
- 82 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
169
地面現象注意報
[略]
(備考2)
浸水注意報(備考
浸水により災害が発生するおそれがあると予想される場合
2)
注)備考1
発達した雷雲の下で発生することの多い突風やひょうによる災害についての注意喚起が付
加されることもある。急な強い雨への注意についても雷注意報で呼びかけられる。
2
地面現象注意報及び浸水注意報は、その注意事項を気象注意報に含めて行い、この注意
報の標題は用いない。
3
大きな地震等が発生し、土砂災害などの二次災害が発生しやすいと認められる場合は、
大雨注意報などの基準を暫定的に引き下げて運用することがある。
ウ
警報の種類と発表基準
種類
発表基準
気
[略]
象
暴風雪警報
警
(備考2)
報
大 雨 警 報
(備考2)
[略]
大雨によって重大な災害がおこるおそれがあると予想され、次の条件に該
当する場合
大雨警報
(浸水害)
平坦地:1時間雨量 50 ㎜
雨量基準
大雨警報
土壌雨量
(土砂災害)
指数
平坦地以外:1時間雨量 60 ㎜
113
[略]
洪水警報
(備考3)
洪水によって重大な被害が起こるおそれがあると予想され、次の条件に該
当する場合
雨量基準
平坦地:1時間雨量 50 ㎜
平坦地以外:1時間雨量 60 ㎜
流域雨量指数基
和賀川流域=31、飯豊川流域=14、夏油川流域=12、尻平
準
川流域=12、北本内川流域=13
指定河川洪水予
北上川上流[朝日橋・男山]、猿ヶ石川[安野]
報による基準
地面現象警報
[略]
(備考4)
浸水警報
[略]
(備考4)
注)備考1
暴風雪警報にあっては、暴風による重大な災害に加えて、雪を伴うことによる視程障
害などによる重大な災害のおそれについても警戒を呼びかける。
- 83 -
本編
頁
第3章
災害応急対策計画
現
計
169
- 84 -
画
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
169
2
正
案
大雨警報には、大雨警報(土砂災害)、大雨警報(浸水害)、大雨警報(土砂災害、浸水害)
のように、特に警戒すべき事項が明記される。
3
洪水警報の対象となる重大な災害として、河川の増水や氾濫、堤防の損傷や決壊による
重大な災害が挙げられる。
4
地面現象警報及び浸水警報は、その注意事項を気象警報に含めて行い、この警報の標題
は用いない。
5
大きな地震等が発生し、土砂災害などの二次災害が発生しやすいと認められる場合は、
大雨警報などの基準を暫定的に引き下げて運用することがある。
エ
特別警報の種類と発表基準
種類
気
発表基準
暴風特別警報
暴風により重大な災害が発生するおそれが著しく大きいと予想され、次
象
の条件に該当する場合
特
○
別
数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風が吹くと
警
予想される場合
暴風雪特別警報
報
雪を伴う暴風により重大な災害が発生するおそれが著しく大きいと予想
され、次の条件に該当する場合
○
数十年に一度の強度の台風と同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴
風が吹くと予想される場合
大雨特別警報
大雨による重大な災害が発生するおそれが著しく大きいと予想され、次
の条件に該当する場合
○
台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、
又は数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になる
と予想される場合
大雪特別警報
大雪により重大な災害が発生するおそれが著しく大きいと予想され、次
の条件に該当する場合
○ 数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合
地面現象特別警
報(備考1)
大雨、大雪等による山崩れ、地滑り等により重大な災害が発生するおそ
れが著しく大きいと予想され、次の条件に該当する場合
○
台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、
又は数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になる
と予想される場合
備考1
地面現象特別警報は、気象特別警報に含めて発表するため、この特別警報の標題は用いない。
- 85 -
本編
頁
第3章
災害応急対策計画
現
計
169
- 86 -
画
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
169 オ 地震動の警報及び地震情報の種類
(ア) 緊急地震速報(警報)
○
気象庁は、震度5弱以上の揺れが予想された場合に、震度4以上が予想される地域に対し、緊急地
震速報(警報)を発表する。日本放送協会(NHK)は、テレビ、ラジオを通じて住民に提供する。
○
震度6弱以上の揺れを予想する緊急地震速報(警報)は、地震動特別警報に位置づける。
(イ) 地震情報の種類と内容
種類
発表基準
内容
震度速報
・震度3以上
地震発生約1分半後に、震度3以上を観
測した地域名(全国を約190 地域に区
分)と地震の揺れの発現時刻を速報。
震源に関する
・震度3以上
地震の発生場所(震源)やその規模(マ
情報
(大津波警報、津波警報又は注意報を発
グニチュード)を発表。
表した場合は発表しない。)
「津波の心配がない」または「若干の海
面活動があるかもしれないが被害の心配
はない」旨を付加。
震 源 ・ 震 度に
以下のいずれかを満たした場合
地震の発生場所(震源)やその規模(マ
関する情報
・震度3以上
グニチュード)、震度3以上の地域名と
・大津波警報、津波警報又は津波注意報
市町村名を発表。
発表時
各地の震度に
震度5弱以上と考えられる地域で、震度
・若干の海面変動が予想される場合
を入手していない地点がある場合は、そ
・緊急地震速報(警報)を発表した場合
の市町村名を発表。
・震度1以上
震度1以上を観測した地点のほか、地震
関する情報
の発生場所(震源)やその規模(マグニ
チュード)を発表。
震度5弱以上と考えられる地域で、震度
を入手していない地点がある場合は、そ
の地点名を発表。
その他の情報
・顕著な地震の震源要素を更新した場合
や地震が多発した場合など
顕著な地震の震源要素更新のお知らせや
地震が多発した場合の震度1以上を観測
した地震回数情報等を発表
推計震度分布
・震度5弱以上
観測した各地の震度データをもとに、1
図
km 四方ごとに推計した震度(震度4以
上)を図情報として発表。
遠地地震に関
国外で発生した地震について以下のいず
地震の発生時刻、発生場所(震源)やそ
する情報
れかを満たした場合等
の規模(マ
・マグニチュード7.0 以上
グニチュード)を概ね30 分以内に発
・都市部など著しい被害が発生する可能
表。
性がある地域で規模の大きな地震を観
日本や国外への津波の影響に関しても記
測した場合
述して発表。
- 87 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
計
画
169
(消防法に基づくもの)
[略]
(水防法に基づくもの)
[略]
(水防法及び気象業務法に基づくもの)
ア 一般河川等の水防活動の利用に適合する予報及び警報
種類
通報基準
[略]
水防活動用気象警報
大雨警報に同じ。
[略]
- 88 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
169 カ
正
案
火山に関する予報・警報・情報の種類と内容
種類
内容
噴火警報(居住地
居住地域及びそれより火口側における警戒が必要な場合にその対象
域)
範囲と警戒事項を随時発表。
噴火警報(火口周
噴火警報(火口周辺) 火口から少し離れた所まで、または火口から
辺)
居住地域近くまでの広い範囲における火口周辺で警戒が必要な場合
にその対象範囲と警戒事項を随時発表。
噴火予報
噴火警報を解除する場合、または火山活動が静穏(平常)な状態が
続くことを知らせる場合にその旨を発表。
降灰予報
噴火が発生した場合で、住民等に降灰の影響が予想される場合に降
灰が予想される地域を随時発表。
火山の状況に関する
火山活動が活発な場合等に火山性地震や微動回数及び噴火等の火山
解説情報
の状況を随時発表。
キ
その他
地震活動に関する解説情報等
地震情報以外に、地震活動の状況等の情報を提供するために気象庁本庁及び管区・地方気象台等
が関係地方公共団体、報道機関等に提供するとともに、ホームページなどで発表している資料。
(ア) 地震解説資料
担当区域で大津波警報・津波警報・津波注意報が発表された時や震度4以上の地震が観測された
時などに防災等に係る活動の利用に資するよう地震津波情報や関連資料を編集した資料
(イ) 管内地震活動図及び週間地震概況
地震及び津波に係る災害予想図の作成その他防災に係る関係者の活動を支援するために管区・地
方気象台等で月毎または週毎に作成する地震活動状況等に関する資料。気象庁本庁及び管区気象台
は週毎の資料を作成し(週間地震概況)、毎週金曜日に発表している。
(消防法に基づくもの)
[略]
(水防法に基づくもの)
[略]
(水防法及び気象業務法に基づくもの)
ア 一般河川等の水防活動の利用に適合する特別警報・警報・注意報
種類
通報基準
[略]
水防活動用気象警報
大雨特別警報又は大雨警報に同じ。
[略]
- 89 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
170 イ
計
画
指定河川の水防活動の利用に適合する予報及び警報
種類
通報基準
北上川上流水防情報
注意報、警報以外の洪水に関する情報及び注意報警報の補足説明
北上川上流洪水注意報
予報基準点のいずれかが警戒水位を突破するおそれがある場合又は
警戒水位を越えないと予想される場合においても災害の発生のおそ
れがある場合に発表するもの
北上川上流洪水警報
破堤、氾濫等により国民経済上重大な損害を生ずるおそれがある場
合に発表するもの
(2)
伝達系統
気象予警報等の発表機関及び伝達系統は、次のとおりである。
気象予警報等の区分
発表機関
伝達系統
[略]
地震に関する情報
仙台管区気象台
[略]
盛岡地方気象台
北上川上流洪水予報及び警報
[略]
[略]
[略]
(3)
伝達機関等の責務
ア
気象予警報等の発表機関及び伝達機関は、気象予警報等の発表、伝達、周知等が迅速かつ正確
に行われるよう、伝達体制等の整備を図るとともに、所管する防災事務に基づき、気象予警報等
の伝達先その他必要な要領を定める。
イ
気象予警報等の受領及び伝達に当たっては、夜間、休日等の勤務時間外における体制の整備に
留意する。
ウ
気象予警報等の伝達機関は、災害による通信設備が損壊した場合においても、気象予警報等の
受信、伝達等ができるよう、通信手段の複数化に努める。
(4)
市の措置
ア
市は、気象予警報報を受領した場合及び火災気象通報を受領し、火災警報を発令する場合は、
直ちに、その内容を関係機関に通知するとともに、地域内の住民、団体等に対して広報を行う。
イ
気象予警報の受領責任者は、必要と認める場合は、速やかに上司に報告をするとともに、気象
予警報通知計画(別表1、2)により関係各課等に通知する。
ウ・エ
オ
[略]
市は、同報系防災行政無線の整備等により、住民、団体等に対する気象予警報等の伝達手段の
確保に努める。
- 90 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
170 イ 指定河川洪水予報
予報の種類
危険度
予報の基準
(標題)
レベル
北上川
洪水注意報
基準地点の水位が、はん濫注意水位に達し、さらに
上流洪
(氾濫注意情報)
上昇するおそれがあるとき
水予報
洪水警報
及び猿
(氾濫警戒情報)
ケ石川
洪水予
洪水警報
報
(氾濫危険情報)
洪水警報
基準地点の水位が、避難判断水位に達し、さらに上
昇するとき、又ははん濫危険水位を超える洪水とな
3
るおそれがあるとき
基準地点の水位が、はん濫危険水位に達したとき
予報区間において、はん濫を確認したとき
(氾濫発生情報)
(2)
2
4
5
伝達系統
気象予報・警報等の発表機関及び伝達系統は、次のとおりである。
気象予報・警報等の区分
発表機関
伝達系統
[略]
地震に関する情報
北上川上流洪水予報及び猿ヶ
気象庁
[略]
[略]
[略]
石川洪水予報
[略]
(3)
伝達機関等の責務
ア
気象予報・警報等の発表機関及び伝達機関は、気象予報・警報等の発表、伝達、周知等が迅速
かつ正確に行われるよう、伝達体制等の整備を図るとともに、所管する防災事務に基づき、気象
予報・警報等の伝達先その他必要な要領を定める。
イ
気象予報・警報等の受領及び伝達に当たっては、夜間、休日等の勤務時間外における体制の整
備に留意する。
ウ
気象予報・警報等の伝達機関は、災害による通信設備が損壊した場合においても、気象予報・
警報等の受信、伝達等ができるよう、通信手段の複数化に努める
(4)
市の措置
ア
市は、気象予報・警報を受領した場合及び火災気象通報を受領し、火災警報を発令する場合
は、直ちに、その内容を関係機関に通知するとともに、地域内の住民、団体等に対して広報を行
う。
イ
気象予報・警報の受領責任者は、必要と認める場合は、速やかに上司に報告をするとともに、
気象予報・警報通知計画(別表1、2)により関係各課等に通知する。
ウ・エ
オ
[略]
市は、同報系防災行政無線の整備等により、住民、団体等に対する気象予報・警報等の伝達手
段の確保に努める。
- 91 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
171
カ
2
[略]
[略]
異常現象発生時の通報
(1)・(2)
(3)
画
火災警報の発令及び気象予警報の広報は、おおむね、次の方法による。
ア~キ
(5)
計
[略]
異常気象の種類
通報を要する気象、地象、水象に関する異常現象は、おおむね、次のとおりである。
区分
異 常 現 象 の 内 容
[略]
地
火山関係
(1)
象
噴火現象
噴火(爆発、溶岩流、泥流、軽石流、熱雲流等)及びこれに伴う降灰砂等
に
関
す
(2)
[略]
地震関係
[略]
その他に関す
[略]
る
事
項
る事項
別表1 気象予警報等通知計画(勤務時間内)
[略]
注意報
[略]
[略]
[略]
[略]
建設部
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
上下水道部
[略]
[略]
[略]
[略]
教育委員会
[略]
[略]
[略]
[略]
別表2
低温冬期
○
気象予警報等通知計画(勤務時間外及び休日)
[略]
注意報
[略]
[略]
[略]
[略]
建設部
[略]
低温冬期
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
上下水道部
[略]
[略]
[略]
[略]
教育委員会
[略]
[略]
[略]
[略]
○
○
- 92 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
171
カ
2
[略]
ク
携帯端末の緊急速報メール
ケ
ソーシャルメディア
[略]
異常現象発生時の通報
(1)・(2)
(3)
案
火災警報の発令及び気象予報・警報の広報は、おおむね、次の方法による。
ア~キ
(5)
正
[略]
異常気象の種類
通報を要する気象、地象、水象に関する異常現象は、おおむね、次のとおりである。
区分
異 常 現 象 の 内 容
[略]
地
火山関係
(1)
象
噴火現象
噴火(噴石、火砕流、火砕サージ、溶岩流、土石流、火山泥流等)及びこ
に
れに伴う降灰砂等
関
(2)
[略]
す
地震関係
[略]
る
土砂災害
(1)
事
関係
項
渓流
流水内での転石、流木の発生、流水の急激な濁り、土臭いにおい、地鳴り
(2)
がけ崩れ
小石の落下、亀裂の発生、湧水の異常(量の増加、濁り等)、斜面のはら
みだし、地鳴り
その他に関す
[略]
る事項
別表1 気象予警報等通知計画(勤務時間内)
[略]
注意報
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
都市整備部
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
低温冬期
○
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
(行を削る)
教育部
別表2
気象予警報等通知計画(勤務時間外及び休日)
[略]
注意報
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
都市整備部
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
低温冬期
○
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
[略]
(行を削る)
教育部
○
修正
1
特別警報の運用開始に伴い、所要の修正をするもの
理由
2
市による警報等の広報手段に、携帯端末の緊急速報メール機能等を追加
- 93 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
184
第3節
計
画
修
通信情報計画
第3節
第1 基本方針
1
2
第1
市及び防災関係機関は、災害時における通
正
案
通信情報計画
基本方針
1
市その他の防災関係機関は、通信施設・設
信を確保するため、専用通信施設の整備に努
備の被災状況及び通信状況を把握するととも
めるとともに、有線、無線を通じた通信連絡
に、通信連絡系統を定め、通信手段の確保を
系統を定め、通信手段の適切な運用を図る。
図る。
災害時においても通信を確保できるよう、
2
通信施設等が損壊した場合においては、代
通信施設・設備の耐震化及びサブシステム化
替通信手段の確保及び迅速な応急復旧に努め
並びに代替通信手段の確保に努める。
る。
また、通信施設等が損壊した場合において、
迅速に応急復旧ができるよう資機材及び要負
の確保に努める。
3
災害時における通信は、原則として専用通
3
災害時における通信は、原則として専用通
信施設により行うものとするが、災害により
信施設により行うものとするが、災害により
使用できない場合又は緊急を要する場合にお
使用できない場合又は緊急を要する場合にお
いては、他の防災関係機関等の有する専用通
いては、他の防災関係機関の有する専用通信
信施設等を 利用し通信の確保を図る ものと
施設等を利用して通信を確保するものとし、
し、東北地方非常通信協議会等を通じて防災
東北地方非常通信協議会等を通じて防災関係
関係機関相互の連携を強化する。
機関相互の連携を強化する。
第2
第2
[略]
第3 実施要領
1
第3
電気通信設備の利用
1
災害時において電気通信設備がふくそうし
た 場合は 、非常・ 緊急通話 又は電 報 を利用
[略]
実施要領
電気通信設備の利用
通信がふくそうした場合は、非常・緊急通
話を利用し、通信を確保する。
し、通信を確保する。
(1)
非常・緊急通話用電話の指定
(1)
非常・緊急通話用電話の利用
市及び防災関係機関は、非常・緊急通話
市及び防災関係機関は、あらかじめ通信事
を利用するため、あらかじめ、東日本電信
業者から承認を受けた電話番号により、非
電話㈱岩手支店に非常・緊急通話用の電話
常・緊急通話を利用する。
番号を申請し、承認を受ける。
(2)
[略]
(3)
非常・緊急電報の利用
ア
(2)
非常・緊急電報を利用する場合は、発
信紙の余白欄に「非常」又は「緊急」と
朱書し、電報サービスセンターに申し込
む。
イ
電話により非常・緊急電報を依頼する
場合は、自己の電話番号及び頼信責任者
名を電報サービスセンターに申告の上、
- 94 -
[略]
186
申し込む。
[略]
[略]
2
[略]
2
[略]
3
電気通信設備が利用できない場合の通信の
3
電気通信設備が利用できない場合の通信の
確保
確保
(1)・(2)
(3)
[略]
(1)・(2)
非常通信の利用
ア
(3)
市本部長及び防災関係機関の長は、災
[略]
非常通信の利用
ア
市本部長その他の防災関係機関の長
害が発生し、又は発生するおそれがある
は、災害が発生し、又は発生するおそれ
場合において、有線通信が利用できず、
がある場合において、有線通信が利用で
又は利用することが著しく困難であり、
きず、又は利用することが著しく困難で
災害応急対策等のため必要があると認め
あり、災害応急対策等のため必要がある
るときは、非常通信を利用し、通信の確
と認めるときは、非常通信を利用し、通
保を図る。
信の確保を図る。
イ
[略]
イ
[略]
ウ
非常通信は、無線局の免許人が自ら発
ウ
非常通信は、無線局の免許人が自ら発
受するほか、防災関係機関等からの依頼
受するほか、防災関係機関からの依頼に
に応じて発信する。また、無線局の免許
応じて発信する。また、無線局の免許人
人は、防災関係機関等以外の者からの依
は、防災関係機関等以外の者からの依頼
頼であっても、人命の救助に関するもの
であっても、人命の救助に関するもの及
及び急迫の危険又は緊急措置に関する通
び急迫の危険又は緊急措置に関する通報
報の場合においては、非常通信を実施す
の場合においては、非常通信を実施す
る。
る。
エ
[略]
エ
[略]
オ
防災関係機関等は、非常災害時に利用
オ
防災関係機関は、非常災害時に利用で
できる無線局を把握するとともに、非常
きる無線局を把握するとともに、非常通
通信の利用について、無線局と、あらか
信の利用について、無線局と、あらかじ
じめ、協議を行う。
め、協議を行う。
カ・キ
ク
[略]
カ・キ
[略]
非常時において、他の通信手段が確保
できない場合においては、アマチュア無
線局に対して協力を求める。
[資料編 3-3-1]アマチュア無線局一覧表
(4)
自衛隊による通信支援
・
・
(4)
市本部長及び防災関係機関(海上保安
自衛隊による通信支援
ア
市その他の防災関係機関(海上保安
機関及び航空保安機関を除く。)の長
機関及び航空保安機関を除く。)の長
は、災害応急対策のため必要がある場合
は、災害応急対策のため必要がある場
においては、県本部長に対して災害派遣
合においては、県本部長に対して災害
(通信支援)の要請を依頼することがで
派遣(通信支援)の要請を依頼するこ
きる。
とができる。
[略]
イ
- 95 -
[略]
188
(5) 放送の利用
ア・イ
ウ
(5)
[略]
ア・イ
放送の要請は、次の事項を放送局長に
ウ
文書により通知の上、行う。
なお、緊急を要する場合は、次の担当
なお、緊急を要する場合は、次の担当
部局に対して、電話又は口頭により要請
部局に対して、電話又は口頭により要請
する。
する。
㈱アイビーシ
担当
電話番
部局
号
所在地
放送局名
[略]
㈱IBC岩手
ー岩手放送
放送
[略]
[略]
㈱岩手めんこ
[略]
[略]
いテレビ
㈱岩手朝日テ
レビ
[略]
019-629
盛岡市本宮
㈱岩手めんこ
字松幅 89
いテレビ
[略]
㈱岩手朝日テ
-2325
レビ
[略]
[略]
[略]
[略]
防災相互通信用無線の整備
市本部長は、大規模な災害が発生した場合
において、消防、警察、海上保安部等の防災
関係機関が協力して、災害現場で防災活動を
円滑に行うことができるよう、これらの機関
相互で共通運用する無線として、防災相互通
信用無線の整備に努める。
通信運用マニュアルの作成等
市及び防災関係機関は、災害時における通信
回線のふくそう及び混信、通信施設・設備の損
壊に際しても、通信を確保できるよう、あらか
じめ、災害応急対策に必要な通信機器の需要動
向等を踏まえ、通信運用マニュアルを作成する
など、効果的な通信手段の確保・運用、通信施
設等の応急復旧に必要な資機材及び要員の確保
等に努める。
修正
放送の要請は、次の事項を放送局長に
[略]
放送局名
5
[略]
文書により通知の上、行う。
[略]
4
放送の利用
第2章第4節の2通信確保計画の新設に伴う整理
理由
- 96 -
担当
電 話 番
部局
号
所在地
[略]
[略]
[略]
盛岡市本宮
5 丁目 2-25
[略]
019-629
-2901
[略]
ページ調整
- 97 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
189
第4節
計
画
情報の収集・伝達計画
第2 実施機関(責任者)
実施機関
収集、伝達する災害情報の内容
様式
市本部長
1
災害発生の概要及び災害応急対策の実施状況
1
2
避難勧告、指示の実施状況
1-2
3
人的被害及び住家被害の状況
2
4
市有財産の被害状況
3
5
県立以外の社会福祉施設、社会教育施設、文化施
4
設及び体育施設の被害状況
6
国立、県立以外の医療施設、上水道施設、衛生施
5
設の被害状況
7
消防施設の被害状況
6
8
自然公園施設、観光施設の被害状況
7
9
商工関係の被害状況
8
10
高圧ガス、火薬類施設及び鉱山関係の被害状況
9
11
県管理以外の農業施設の被害状況
12
12
県管理意外の農作物等の被害状況
13
13
県管理以外の家畜等の被害状況
14
14
県管理以外の農地農業用施設の被害状況
15
15
林業施設、林産物、市有林及び市有林の被害状況
16
16
市管理の河川、道路・橋りょうの被害状況
17
17
県管理以外の都市施設の被害状況
19
18
市立学校に係る児童、生徒及び教職員の被害状況
20
19
市立学校の被害状況
21
20
市指定文化財の被害状況
22
〔市本部の担当〕
様式
番号
被害調査・情報収集・報告担当
報告種別
報告区分
部
課
1
発生報告・応急対策報告
企画部
政策企画課
1-2
避難勧告、指示の実施状況
企画部
政策企画課
2
人的及び住家被害報告
財務部
市民税課
3
庁舎等被害報告
市有施設
財務部
財政課
4
社会福祉施設
社会福祉施設
保健福祉部
長寿社会課
社会教育施設
教育部
生涯学習文化課
社会教育施設
文化施設
5
被
害
報
告
文化施設
〃
文化財課
体育施設
体育施設
〃
スポーツ振興課
医療衛生施設被害報告
医療
病院等
施設
感染症指定医療機関
- 98 -
保健福祉部
〃
健康増進課
〃
協力
機関
医師会・歯科医師会
医師会
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
189
第4節
正
案
情報の収集・伝達計画
第2 実施機関(責任者)
実施機関
収集、伝達する災害情報の内容
初期情報報告様式
市本部長
1
災害発生の概要及び災害応急対策の実施状況
1
2
避難勧告、指示の実施状況
1-2
3
人的被害及び住家被害の状況
2、2-1、2-2
2、2-1、2-2
4
市有財産の被害状況
3
3
5
県立以外の社会福祉施設、社会教育施設、文化施
4
4
B、C、5、5-1
5、5-1
被害額等報告様式
設及び体育施設の被害状況
6
国立、県立以外の医療施設、上水道施設、衛生施
設の被害状況
7
消防施設の被害状況
6
6
8
自然公園施設、観光施設の被害状況
D
7
9
商工関係の被害状況
E
8
10
高圧ガス、火薬類施設及び鉱山関係の被害状況
9
9
11
県管理以外の農業施設の被害状況
F
12
12
県管理以外の農作物等の被害状況
F
13、13-1
13
県管理以外の家畜等の被害状況
F
14
14
県管理以外の農地農業用施設の被害状況
F
15
15
林業施設、林産物、市有林及び市有林の被害状況
F
16
16
市管理の河川、道路・橋りょうの被害状況
G-1
17
17
県管理以外の公営住宅の被害状況
G-1
18
18
市立学校に係る児童、生徒及び教職員の被害状況
H
19
19
市立学校の被害状況
H
20
20
市指定文化財の被害状況
H
21
〔市本部の担当〕
被害調査・情報収集・報告担当
様式番号
報告種別
報告区分
部
課
1
発生報告・応急対策報告
企画部
政策企画課
1-2
避難勧告、指示の実施状況
企画部
政策企画課
2、2-1、2-2
人的及び住家被害報告
財務部
市民税課
3
庁舎等被害報告
市有施設
財務部
財政課
4
社会福祉施設
社会福祉施設
保健福祉部
長寿介護課
社会教育施設
社会教育施設
まちづくり部
生涯学習文化課
文化施設
文化施設
教育部
文化財課
体育施設
体育施設
まちづくり部
スポーツ推進課
医療衛生施設被害報告
医療施設
病院等
保健福祉部
健康増進課
感染症指定医療機関
保健福祉部
健康増進課
B、C、5、5-1
- 99 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
190
現
(
6
消防施設被害報告
7
観光施設被害報告
計
画
水道施設
上下水道部
上水道課
衛生施設
生活環境部
クリーン推進課
消防防災部
消防防災課
商工部
商業観光課
自然公園施設
観光施設
〃
観光協会
〃
8
商工関係被害報告
商工部
商業観光課
9
高圧ガス、火薬類施設及び
消防防災部
消防防災課
商工団体
高山関係被害報告
12
農業施設被害報告
農林部
農政課
農業共同組合
13
農作物等被害報告
農林部
〃
農業共同組合
14
家畜等関係被害報告
農林部
〃
農業共同組合
15
農地農業用施設被害報告
16
林業関係被害報告
土地改良区
農地林務課
森林組合
林産施設
〃
施設
上記以外の施設
〃
〃
〃
〃
市有林
〃
〃
私有林
〃
〃
森林
19
農地林務課
林業
林産物
17
〃
国土交通省所管土木施設
河川
建設部
(市管理)被害報告
道路・橋りょう
都市施設被害報告
〃
〃
道路環境課
〃
都市計画課
下水道課
20
児童、生徒及び教員等被害
市立学校
教育部
学校教育課
市立学校
教育部
総務課
教育部
文化財課
報告
21
学校被害報告
22
文化財被害報告
第3 実施要領
1 災害情報の収集、報告
(1)
市
ア~ケ
[略]
コ
[略]
サ
[略]
(2)
2~4
[略]
[略]
- 100 -
生産者団体
森林組合
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
190
修
(
正
案
水道施設
企画部
政策企画課
衛生施設
生活環境部
生活環境課
6
消防施設被害報告
消防施設
消防防災部
消防防災課
D、7
観光施設被害報告
自然公園施設
商工部
商業観光課
観光施設
商工部
商業観光課
E、8
商工関係被害報告
商工部
商業観光課
9
高圧ガス、火薬類施設及び高
消防防災部
消防防災課
山関係被害報告
F、12
農業施設被害報告
農林部
農林企画課
F、13、13-1
農作物等被害報告
農林部
農林企画課
F、14
家畜等関係被害報告
農林部
農業振興課
F、15
農地農業用施設被害報告
農林部
農林企画課
F、16
林業関係被害報告
林業
林産施設
農林部
農林企画課
施設
上記以外の施設
農林部
農林企画課
農林部
農林企画課
市有林
農林部
農林企画課
私有林
農林部
農林企画課
河川
都市整備部
道路環境課
道路・橋りょう
都市整備部
道路環境課
林産物
森林
G-1、17
土木施設等被害報告
G-1、18
市管理の公営住宅被害報告
公営住宅
都市整備部
都市計画課
H、19
児童、生徒及び教員等被害報
市立学校
教育部
学校教育課
市立学校
教育部
総務課
教育部
文化財課
告
H、20
学校被害報告
H、21
文化財被害報告
第3 実施要領
1
災害情報の収集
(1)
市
ア~ケ
コ
[略]
市本部長は、必要に応じ、関係地方公共団体、防災関係機関等に対し、資料・情報の提供
等の協力を求める。
サ
[略]
シ
[略]
(2)
2~4
[略]
[略]
- 101 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
194
(3)
計
画
災害情報の種類
災害情報は、次の種類別に報告する。
種類
被
発生報告
害
情
中間報告
報
内容
報告様式
被害発生直後にその概要を報告する
様式1
防災行政無線
もの
様式2
(音声、FAX)
災害の規模及びその状況が判明した
様式2~22
防災行政無線(音声、FA
とき、随時報告するもの
決定報告
伝達手段
X)及び電話
被害状況と併せて、災害応急対策の
~22
文書
内容とその進捗状況を報告するもの
応急対策報告
その他の報告
被害状況と併せて、災害応急対策の
防災行政無線
内容とその進捗状況を報告するもの
(音声、FAX)
前記の報告以外で、必要な事項につ
任意様式
文書
いて報告するもの
(4)
[略]
(5)
報告等の系統
[略]
報告区分別系統図
様式
報告区分
報告系統
[略]
4
[略]
[略]
長寿社会課
[略]
生涯学習文化課、文化財課、スポーツ振興課
[略]
5
[略]
[略]
市本部
健康増進課、上水道課、生活環境課
[略]
[略]
12~17
[略]
農政課
[略]
[略]
○
- 102 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
194
修
(3)
正
案
災害情報の種類
災害情報は、次の種類別に報告する。
種類
内容
初期情報報告
報告様式
災害発生直後にその概要を報告
様式1、1-1
原則として、インターネ
するとともに、災害応急対策の
ットや県情報通信基盤
内容とその進捗状況について、
(いわて情報ハイウェ
逐次、報告するもの
イ)を使用したシステ
災害の規模やその状況が判明す
様式B~H 及び様式2、2-1、
ム、電子メール等による
るまでの間(災害発生初期)
2-2、3、4、5、5-1、6、9
ものとし、防災行政情報
通信ネットワーク衛星系
に、種類別に報告するもの
被害額等報告
被害額等が判明した時に、種類
等によるFAXはバック
様式2~21
アップ用として利用する
別に報告するもの
その他の報告
伝達手段
前記の報告以外で、必要な事項
ものとする。
任意様式
について報告するもの
[略]
報告区分別系統図
様式
報告区分
報告系統
[略]
4
[略]
[略]
長寿介護課
[略]
生涯学習文化課、文化財課、スポーツ推進課
[略]
5
[略]
[略]
市本部
健康増進課、クリーン推進課
[略]
[略]
12~17
[略]
農林企画課
[略]
[略]
○
修正
1
市の組織及び県の様式変更に伴う修正
理由
2
市本部長が、防災関係機関等に対し、資料・情報の提供等の協力を求めることについて追加
○
- 103 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
202
第5節
計
画
修
広聴広報計画
第5節
正
案
広聴広報計画
第1 [略]
第1
[略]
第2 実施機関(責任者)
第2
実施機関(責任者)
実施機関
広報広聴活動の内容
実施機関
広報広聴活動の内容
県本部長
1~5
県本部長
1~5
[略]
[略]
6
医療機関の情報
6
[略]
7
[略]
7
[略]
8
[略]
8
犯罪の予防及び人心安
9
[略]
10
生活関連情報
11
[略]
12
防災ボランティア、義
定のために必要な事項
9
[略]
10
[略]
援物資の受入れ等に関す
る情報
13
犯罪の予防及び人心安
定のために必要な事項
14
市本部長
1・2
3
[略]
市本部長
避難準備情報の発令
その他必要な情報
1・2
3
[略]
市町村長等が実施した
(提供)、避難勧告、指
避難準備情報、避難勧
示
告、指示
4
5
[略]
救護所の開設状況
4
[略]
5
医療所、救護所の開設
状況
6~8
[略]
6~8
9
[略]
二次災害の予防に関す
る情報
9
人心安定のために必要
10
な事項
10
犯罪の予防及び人心安
定のために必要な事項
安否情報
11
安否情報及び避難者名
簿情報
12
11
13 [略]
14 防災ボランティア、義
援物資の受入れ等に関す
る情報
[略]
15
東北地方整備局
1~2
生活関連情報
[略]
東北地方整備局
- 104 -
その他必要な情報
1~2
[略]
203
(岩手河川国道事
(岩手河川国道事
務所)
務所)
3
所管施設の被災状況、
復旧状況及び災害応急復
旧の見通し
東日本電信電話
[略]
東日本電信電話
(株)岩手支店
[略]
(株)岩手支店
エヌ・ティ・テ
ィ・コミュニケー
ションズ(株)
ソフトバンクテレ
コム㈱
(株)NTT ドコモ
KDDI(株)
ソフトバンクモバ
イル㈱
日本赤十字社岩手
義援金の募集
県支部
[略]
㈱岩手日報社
日本赤十字社岩手
義援物資及び義援金の募集
県支部
及び受付け情報
社会福祉法人岩手
防災災害ボランティアの募
県社会福祉協議会
集情報
[略]
[略]
㈱岩手日報社北上
[略]
支局
㈱朝日新聞社
㈱朝日新聞社北上
支局
㈱毎日新聞社
㈱毎日新聞社奥州
通信部
㈱読売新聞社
㈱読売新聞社北上
支局
㈱河北新報社
㈱河北新報社北上
支社
㈱産業経済新聞社
盛岡支局
㈱岩手日日新聞社
㈱岩手日日新聞社
北上支社
㈱日刊岩手建設工
業新間社
(株)アイビーシー
[略]
(株)IBC岩手放
岩手放送
送
[略]
[略]
和賀有線テレビ
- 105 -
[略]
[市本部の対応]
部
203
[市本部の対応]
班
企画部
総務班
担当内容
部
班
1
自衛隊の被害派遣要請
企画部
2
被災者の生活相談、苦情
消防防
内容に応じた担当部課への
総務班
災部
1
自衛隊の災害派遣要請
2
被災者の生活相談、苦情
内容に応じた担当部課への
仕分け
生活環
担当内容
仕分け
広報班
[略]
企画部
広報班
[略]
清掃班
所管業務に係る広報資料の収
各部
各班
所管業務に係る広報資料の収
境部
集、作成、整理
集、作成、整理、相談窓口等
の設置、対応等
農林部
農林班
建設部
土木班
建築班
消防防
総務班
災部
1
自衛隊の被害派遣要請
2
被災者の生活相談、苦情
内容に応じた担当部課への
仕分け
上下水
上水道班
道部
下水道班
教育部
総務班
学校教育班
子育て支援
1
所管業務に係る広報資料
の収集、作成、整理
2
被災児童、生徒に対する
教育相談窓口の設置
班
生涯学習班
文化班
体育班
第3 実施要領
1
広報活動
(1)
ウ
実施要領
1
広報活動
(1)
広報資料の収集
ア・イ
第3
広報資料の収集
ア・イ
[略]
ウ
市本部長及び防災関係機関は、県本部
[略]
市本部長及びその他の防災関係機関
は、県本部長に対し、災害に係る広報資
長に災害に係る広報資料を提供する。
料を提供するとともに、適時に更新す
る。
(2)
(2)
市民に対する広報
ア
市民等に対する広報
広報の実施
①
災害広報の実施者は、関係機関との
密接な連携協力のもと、それぞれが収
集した広報資料及び情報により、被災
者その他の市民等に必要な広報を的確
- 106 -
に行う。
②
市本部長は、その収集した情報及び
(1)により提供を受けた広報資料等を
とりまとめて、必要な広報を行う。
203
ア
広報の優先順位
イ
[略]
①~⑪
広報の優先順位
[略]
[略]
①~⑪
[略]
⑫その他の生活関連情報
イ
広報の方法
ウ
[略]
広報の方法
[略]
有 線 放 送 、 CATV 、 広 報 車 、 ヘ リ コ プ タ
CATV、広報車、ヘリコプター 等の航空
ー、インターネット、広報誌、消防車、
機、インターネット(携帯端末へ配信で
テレビ、ラジオ
きるサービスを含む。)ホームページ、
登録制メール、フェイスブック 、広報
誌、消防車、テレビ、ラジオ、新聞等
(3)~(5)
2・3
修正
理由
[略]
(3)~(5)
[略]
2・3
1
広報広聴活動に、必要な内容を追加
2
実施機関の追加及び活動内容の修正
3
携帯端末へ配信できるサービスを追加
- 107 -
[略]
[略]
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
208
第6節
第1
計
画
修
交通確保・輸送計画
第6節
[略]
1・2
3
第1
[略]
案
交通確保・輸送計画
[略]
1・2
市町及び防災関係機関は、災害応急対策の
正
3
[略]
市及びその他の防災関係機関は、災害応急
実施に係る要員及び物資等を迅速に輸送する
対策の実施に係る要員及び物資等を迅速に輸
ため、あらかじめ、その保有する車両等の動
送するため、あらかじめ、その保有する車両
員計画を定めるとともに、運送関係事業者等
等の動員計画を定めるとともに、運送関係事
の保有する車両等を調達し、緊急輸送体制を
業者等の保有する車両等を調達し、緊急輸送
確保する。
体制を確保する。
4
[略]
4
第2 実施機関(責任者)
第2
実施機関
[略]
実施機関(責任者)
実施機関
担当業務
[略]
担当業務
[略]
岩手河川国道事務所
所管する一般国道
岩手河川国道事務所
所管する一般国
に係る交通規制及
道に係る通行規
び応急復旧
制及び応急復旧
[略]
[略]
(公社)岩手県トラック協会
北上支部
日本通運㈱北上支店
日本通運㈱北上支店
ヤマト運輸㈱岩手主管支店
岩手県交通㈱北上営業所
岩手県交通(株)北上営業所
[略]
[略]
[市本部の担当]
部
[市本部の担当]
班
担当業務
[略]
土木班
[略]
都市整備部
[略]
担当業務
土木対策班
[略]
[略]
第3 交通確保
第3
情報連絡体制の確立
(1)
班
[略]
建設部
1
部
1
道路管理者及び交通規制実施者(以下、
交通確保
情報連絡体制の確立
(1)
道路管理者及び交通規制実施者は、あら
本節中「道路管理者等」という。)は、あ
かじめ、災害時における情報連絡系統を定
らかじめ、災害時における情報連絡系統を
める。
定める。
(2)
道路管理者等は、交通混雑及び被害状況
(2)
道路管理者及び交通規制実施者は、交通
を的確に把握し、相互に連絡をとるととも
混雑及び被害状況を的確に把握し、相互に
に、県本部長に報告する。
連 絡 を と る と と も に 、 県本 部 長 に 報 告 す
る。
- 108 -
209
2
[略]
3 緊急輸送道路の指定
(1)
[略]
(2)
2
[略]
3
緊急輸送道路の指定
(1)
輸送道路は、次に該当する道路の中から
[略]
(2)
輸送道路は、次に該当する道路の中から
指定する。
指定する。
ア
[略]
ア
[略]
イ
防災拠点、輸送拠点及び交通拠点への
イ
防災拠点等へのアクセス道路
ウ
[略]
アクセス道路
ウ
[略]
(3)
市本部長が指定する緊急輸送道路は、次
(3)
のとおりとする。[資料編3-6-1]
路線名
指定区間
市本部長が指定する緊急輸送道路は、次
のとおりとする。
供用
備
区間
考
[略]
路線名
湯田町境~江刺市境
[略]
[略]
備
区間
考
国道107号
西和賀町境~奥州市境
[略]
[略]
花巻衣川線
[略]
花巻平泉線
[略]
[略]
4
4
応急復旧
復旧順位
[略]
道路啓開等
(1)
道路啓開等の順位
道路管理者は、災害の態様と緊急度に応
道路管理者は、災害の態様と緊急度に応
じて、相互に連携を図りながら復旧作業を
じて、相互に連携を図りながら道路啓開及
行う。
び復旧作業を行う。
(2)
復旧資材等の確保
(2)
復旧資材等の確保
道路管理者は、あらかじめ、県内各地域
道路管理者は、あらかじめ、県内各地域
に お ける 復旧 資材 、機 械等 の 状況 を把 握
に お ける 復旧 資材 、機 械等 の 状況 を把 握
し、建設業協会等と応援協定を締結するな
し、建設業協会等と応援協定を締結するな
ど、災害時における応急復旧に対処する供
ど、災害時における道路啓開及び応急復旧
給体制を整備する。
に対処する供給体制を整備する。
(3)
復旧方法
ア
(3)
道路上の瓦礫等の障害物を除去する。
イ・ウ
道路啓開等の方法
ア
[略]
道路上の瓦礫等の障害物の除去による
道路啓開を行う。
イ・ウ
5
供用
[略]
国道107号
(1)
指定区間
交通規制
(1)
5
実施区分
交通規制
(1)
実施区分
[略]
[略]
ア
ア
第1次交通規制
[略]
第1次交通規制
災害が発生した直後における緊急の措
災害が発生した直後における緊急の措
置として、被災地を結ぶ緊急輸送道路に
置として、被災地を結ぶ緊急輸送道路に
おいて、緊急自動車及び緊急通行車両で
おいて、緊急自動車、緊急通行車両及び
あるとの確認を受けた車両(以下、本節
規制除外車両であるとの確認を受けた車
- 109 -
210
中「緊急通行車両等」という。)以外の
両(以下、本節中「緊急通行車両等」と
車両の全方向への通行を禁止する。
いう。)以外の車両の全方向への通行を
禁止する。
イ
ウ
第2次交通規制
道路状況に応じて、第 1 次交通規制を
解除し、路線別、車種、用途別及び時間
縮小し、路線別、車種、用途別及び時間
別に車両(緊急通行車両等を除く。)の
別に車両(緊急通行車両等を除く。)の
通行を禁止し、又は制限する。
通行を禁止し、又は制限する。
[略]
ウ
[略]
[略]
(2)~(3)
報告の系統
ア
第2次交通規制
道路状況に応じて、第 1 次交通規制を
(2)~(3)
(4)
イ
(4)
交通規制の実施者は、規制を行った場
[略]
報告の系統
ア
市道路管理者は、管理道路の交通規制
合、次の系統により、防災関係機関に速
を行った場合は、他の機関の道路管理
やかに連絡を行う。
者、地方支部警察署班に連絡するととも
に、住民への周知に努める。
イ
交通規制が複数の市町村に及ぶことが
予想される大規模災害時には、交通規制
の実施者が隣接する地域等の道路管理
者、警察関係機関へ情報提供を行い、連
携を図る。
ウ
災害時等における規制の種別及び根拠
は、おおむね次による。
①
災害対策基本法に基づく規制(同
法第 76 条)
②
道路法に基づく規制(同法第 46
条)
③
道路交通法に基づく規制(同法第
4条-第6条)
6
災害時における車両の移動
(1)
道路管理者は、放置車両等が発生した場
合において、緊急通行車両の通行を確保す
るため必要があると認めるときは、その管
理する道路について区間を指定し、当該放
置車両等の運転手等に対し車両の移動等の
命令を行う。この場合において、運転手等
がいない場合等には、道路管理者は、自ら
車両等の移動等を行う。
(2)
道路管理者は、自ら車両等の移動等を行
う場合には、やむを得ない限度で当該車両
等を破損することができる。
(3)
- 110 -
道路管理者は、車両等の破損によって生
じた損失について、当該車両等の所有者等
と協議の上、補償する。
(4)
県公安委員会は、緊急通行車両以外の車
両の通行禁止等を行うため必要があると認
めるときは、道路管理者に対し、緊急通行
車両の通行を確保するための区間の指定、
放置車両等の移動等について要請する。
(5)
市は、緊急通行車両の通行ルートを確保
するため必要があると認めるときは、国道
路管理者、県道路管理者又は高速自動車道
路管理者に対し必要な要請を行う。
修正
1
防災基本計画の修正に伴う所要の修正等
理由
2
災害対策基本法の改正に伴い、災害時の車両の移動について規定
- 111 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
計
画
212 [交通規制連絡系統図]
国土交通省
東日本高速道(株)
東北支社
岩手河川国道事務所
県本部
住
民
市本部
建設部
土木班
地 方 支 部
土 木 班
道路環境課
警 察 署 班
総合防災室
交通規制課
報 道 機 関
- 112 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
212
[交通規制連絡系統図]
(県災害対策本部)
報道機関
総合防災室
住民
道路環境課
交通規制課
広報車・無線等
道路表示板等
現場での規制等
交通規制実施者
道路管理者
(地方支部)
市町村管理道路
市本部都市整備部
土木対策班
県管理道路
国管理道路
岩手河川国道
事務所
土木班
高速自動車道路
東日本高速
道路(株)
東北支社
警察署班
公安委員会・警察官等
※
この図では、災害対策基本法による交通規制実施者のほか、他法令により交通規制を行う権限
を有する道路管理者についても、広義の交通規制実施者として扱っている。
修正
交通規制に関する報告の系統の見直し
理由
- 113 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
212
現
(5)
計
画
修
緊急通行車両確認証明書の交付
(5)
正
案
緊急通行車両等確認証明書の交付
ア
県公安委員会は、緊急通行車両又は規
制除外車両の確認を迅速かつ円滑に行う
ため、県、市町村等との協定等により緊
急輸送を行う民間事業者等に対し、緊急
通行車両標章又は規制除外車両標章交付
のための事前届出制度の周知を行う。
ア
県公安委員会は、緊急通行車両の確認
イ
県公安委員会は、あらかじめ、緊急通
を迅速かつ円滑に行うために、あらかじ
行に係る業務の実施について責任を有す
め、緊急通行に係る業務の実施について
る者から、緊急通行車両の事前届出書又
責任を有する者から、緊急通行車両の事
は規制除外車両の事前届出書 を提出さ
前届出書を提出させ、審査の上、届出済
せ、審査の上、届出済証を交付する。
証を交付する。
また、届出済証を交付した車両につい
また、届出済証を交付した車両につい
ては、緊急通行車両事前届出受理簿又は
ては、緊急通行車両事前届出受理簿に登
規制除外車両事前届出受付簿に登載して
載しておく。
おく。
イ
緊急輸送のため車両を使用する者は、
ウ
緊急輸送のため車両を使用する者は、
県本部長(総合防災室)又は県公安委員
県本部長(総合防災室)又は県公安委員
会(交通規制課又は警察署)に次の事項
会(交通規制課又は警察署)に次の事項
を明らかにして、緊急通行車両確認の申
を明らかにして、緊急通行車両確認の申
し出をする。
し出をする。
①~②
①~②
③
輸送日時
③
通行日時
④
輸送経路(出発地、経由地、目的
④
通行経路(出発地、目的地)
地)
ウ
[略]
エ
[略]
エ
県本部長及び県公安委員会は、緊急事
オ
県本部長及び県公安委員会は、緊急通
両である旨を確認したときは、災害対策
行事両である旨を確認したときは、災害
基本法施行規則別紙様式第2及び第3に
対策基本法施行規則別記様式第3及び第
定める標章及び証明書を交付する。
4に定める標章及び証明書を交付する。
カ
県公安委員会は、規制除外車両である
旨を確認したときは、災害対策基本法施
行規則別記様式 3 に定める標章及び規制
除外車両確認証明書を交付する。
(6)
[略]
(6)
第4 緊急輸送
第4
[略]
緊急輸送
1
[略]
1
[略]
2
陸上輸送
2
陸上輸送
(1)
車両の確保
(1)
- 114 -
車両の確保
212
ア
イ
市及び防災関係機関は、あらかじめ、
ア
市その他の防災関係機関は、あらかじ
災害時における輸送車両の運用及び調達
め、災害時における輸送車両の運用及び
方法を定める。
調達方法を定める。
市及び防災関係機関は、その保有し、
イ
市その他の防災関係機関は、その保有
又は調達する輸送車両で不足が生じる場
し、又は調達する輸送車両で不足が生じ
合は、他の機関に調達又はあっせんを要
る場合は、他の機関に調達又はあっせん
請する。
を要請する。
(2)
燃料の確保
ア
市その他の防災関係機関は、あらかじ
め、災害時における輸送に要する燃料の
調達方法を定める。
イ
県は、緊急通行車両の運行の確保のた
め、岩手県石油商業協同組合その他の業
界団体等に対し、燃料の供給を要請し、
必要に応じて、東北経済産業局長に燃料
の確保を要請する。
(2)
市本部における自動車輸送
(3)
市本部における自動車による輸送
ア
[略]
ア
[略]
イ
運送事業者の保有する自動車の調達
イ
運送事業者の保有する自動車の調達
[略]
[略]
[資料編3-6-2 運送業者一覧]
[資料編3-6-1
災害時における物
資の緊急輸送及び物資拠点の運営等に
関する協定書]
ウ [略]
(3)
市本部の鉄道輸送等
ア・イ
3
ウ [略]
(4)
[略]
ア・イ
航空輸送
3
航空輸送
[略]
(1)
[略]
(2)
航空機の確保
(2)
航空機の確保
市本部長及び防災関係機関の長は、航空
市本部長及び防災関係機関の長は、航空
機による緊急輸送が必要と認めた場合は、
機による緊急輸送が必要と認めた場合は、
次の事項を明示して、県本部長に対し、航
次の事項を明示して、県本部長に対し、航
空機のあっせんを要請する。
空機のあっせんを要請する。
[略]
ア~ケ
[略]
(3)・(4)
4
理由
[略]
(1)
ア~ケ
修正
市本部の鉄道輸送等
[略]
[略]
[略]
(3)・(4)
[略]
4
[略]
[略]
1
緊急通行車両標章交付のための事前届出制度の周知について追加
2
緊急通行車両等の事前届出・確認手続要領の一部改正に伴う所要の整理
3
緊急輸送に係る燃料の確保について追加
- 115 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
215
第7節
計
画
消防活動計画
第1 基本方針
1・2
3
[略]
市は、消防部隊の応援要請を行う必要が生じた場合においては、「消防相互応援に関する協定」
及び「岩手県消防広域応援基本計画」に定めるところにより消防相互応援を行う。
4
本計画に定めのないものについては、「消防計画」に定めるところによる。
第2
[略]
第3 実施要領
1
[略]
2
消防機関の長の措置
(1)~(5)
(6)
[略]
消防警戒区域等の設定
消防職員・団員は、火災の現場において、消防警戒区域等を設定し、応急活動の従事者以外の
者に対して、その区域からの退去を命じ、又はその区域への出入りを禁止し、若しくは制限する
ことができる。
3
緊急消防援助隊
(1)
全国の消防機関相互による迅速な援助体制を確立するために編成された「緊急消防援助隊岩手
県隊」は、次のとおりである。
部隊名
指揮隊
消
火
消火隊
装備等
盛岡、一関(2隊)
指揮車
盛岡(2) 、花巻(1) 、北上(1) 、奥州金ケ崎(1) 、一関
消防ポンプ自動車、水槽付
(3) 、大船渡(1) 、陸前高田(1) 、遠野(1) 、釜石大槌
消防ポンプ車
(1) 、宮古(3) 、久慈(1) 、二戸(1)(18 隊)
部
隊
構成消防本部名等
化学消火隊
救助部隊
救急部隊
花巻、北上、奥州金ケ崎、釜石大槌、久慈、二戸(6 隊)
化学消防ポンプ車
盛岡、北上、奥州金ケ崎、一関、宮古(5隊)
救助工作車、高度救助用資
機材
盛岡(3) 、花巻(1) 、北上(1) 、奥州金ケ崎(1) 、釜石
災害対応型特殊救急自動
大 槌 (1) 、 一 関 (2) 、 大 船渡 (1) 、 遠 野 (1) 、 宮 古
車、高度救命用資機材
(2) 、久慈(1) 、二戸(1)(15 隊)
後方支援部隊
盛岡(2) 、花巻(1) 、北上(1) 、奥州金ケ崎(1) 、一関
支援車、上記の部隊が 72 時
(1) 、宮古(1) 、久慈(1)(8隊)
間対応できるために必要な
物資等
航空部隊
岩手県防災航空隊(1隊)
)
- 116 -
防災ヘリコプター
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
215
第7節
正
案
消防活動計画
第1 基本方針
1・2
3
[略]
市は、消防部隊の応援要請を行う必要が生じた場合においては、「消防相互応援に関する協定」
に定めるところにより消防相互応援を行う。
4
本計画に定めのないものについては、消防組織法に基づく「消防計画」に定めるところによる。
第2 [略]
第3 実施要領
1
[略]
2
消防機関の長の措置
(1)~(5)
(6)
[略]
消防警戒区域等の設定
ア
消防職員・団員は、火災の現場において、消防警戒区域等を設定し、応急活動の従事者以
外の者に対して、その区域からの退去を命じ、又はその区域への出入りを禁止し、若しくは
制限することができる。
イ
消防長・消防署長は、ガス、火薬又は危険物の漏えい、飛散、流出等の事故が発生した
場合において、当該事故により火災が発生するおそれが著しく大であり、かつ、火災が
発生したならば人命又は財産に著しい被害を与えるおそれがあると認められるときは、
火災警戒区域を設定し、その区域内における火気の使用を禁止し、又は応急活動の従事
者以外の者に対して、その区域からの退去を命じ、若しくはその区域への出入りを禁止
し、若しくは制限することができる。
3
緊急消防援助隊
(1)
全国の消防機関相互による迅速な援助体制を確立するために登録された「緊急消防援助隊岩手
県隊」は、次のとおりである。
部隊名
都道府県指揮隊
消火小隊
救助小隊
救急小隊
後方支援小隊
特殊災害小隊
(毒劇)
特殊装備小隊
航空小隊
構成消防本部名等
盛岡、一関(2隊)
盛岡(3) 、花巻(3) 、北上(2) 、奥州金ケ崎(3) 、釜石大
槌(1) 、一関(3) 、大船渡(1) 、陸前高田(1) 、遠野(1)
、宮古(3) 、久慈(2) 、二戸(3)(26隊)
盛岡、北上、奥州金ケ崎、一関、宮古(5隊)
盛岡(3) 、花巻(2) 、北上(1) 、奥州金ケ崎(2) 、釜石大
槌(1) 、一関(2) 、大船渡(1) 、遠野(1) 、宮古(2) 、久
慈(2) 、二戸(1)(18隊)
岩手県(1)、盛岡(4) 、花巻(2) 、北上(1) 、奥州金ケ崎
(2) 、釜石大槌(1)、一関(2) 、大船渡(1)、宮古(1) 、久
慈(1)(16隊)
盛岡、北上(2隊)(救助部隊と重複登録)
盛岡(屈折はしご車)、奥州金ケ崎(はしご車)、釜石大
槌(水難救助車)(3隊)
岩手県防災航空隊(1隊)
装備等
指揮車
消防ポンプ自動車、水槽付
消防ポンプ車、化学消防ポ
ンプ車
救助工作車、高度救助用資
機材
災害対応特殊救急自動車、
高度救命用資機材
支援車、資機材搬送車、上
記の部隊が72時間対応でき
るために必要な物資等
劇毒物、B災害、C災害対
応資機材
防災ヘリコプター
(平成26年度登録状況)
―
- 117 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
218
現
(2)
-1
計
画
緊急消防援助隊は、消防組織法第24条の3、緊急消防援助隊の編成及び施設の整備等に係る
基本的な事項に関する計画並びに緊急消防援助隊運用要綱の規定に基づき出動する。
(3)
緊急消防援助隊は、被災地において、被災地の市町村長又はその委任を受けた消防長の指揮
命令に従い、活動する。
(4)
県本部長は、大規模災害が発生し、必要と認める場合においては、消防庁へ緊急消防援助隊
の出動を要請する。
(5)
緊急消防援助隊岩手県隊の出動要請連絡先は、次のとおりである。
緊急消防援助隊の出動
応援要請
県本部長
応援要請
消防庁長官
応援要請
応援都道府県知事
応援要請
出動
北上地区消防組合
北上市消防班
緊急消防援助隊
・救助部隊
・後方支援部隊
・消火部隊
・指揮支援部隊
・救急部隊
・その他特殊な部隊
※連絡先等の表は削る。(省略)
・火災即報基準
1
一般基準(省略)
2
個別基準(省略)
様式1~3(省略)
224
第8節
第1・2
水防活動計画
[略]
第3 実施要領
1 洪水による水災を警戒し、防御し、これによる被害を軽減するための水防活動は、水防法第25条
の規定に基づく「北上市水防計画」に定めるところにより実施する。
2・3
[略]
- 118 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
218
修
(2)
-1
正
案
緊急消防援助隊は、消防組織法第44条、緊急消防援助隊の編成及び施設の整備等に係る基本的
な事項に関する計画、緊急消防援助隊運用要綱並びに大規模地震における緊急消防援助隊の迅速
出動に関する実施要綱の規定に基づき出動する。
(3)
緊急消防援助隊は、被災地において、被災地の市町村長又はその委任を受けた消防長の指揮命
令に従い、活動する。また、消防組織法第44条又は第44条の3に基づき、部隊の移動を行う場合
がある。
緊急消防援助隊の出動
応援要請
県本部長
応援要請
消防庁長官
応援要請
応援都道府県知事
緊急消防援助隊
応援要請
出動
北上地区消防組合
4
北上市長
火災・災害等即報基準
火災、災害及びその他の事故が発生した場合は、市本部長と消防機関の長が連携し、火災・災害
等即報要領(昭和59年10月15日付け消防災第2 6 7号)の規定により、必要な報告等を行うこととす
る。
224
第8節
第1・2
水防活動計画
[略]
第3 実施要領
1 洪水による水災を警戒し、防御し、これによる被害を軽減するための水防活動は、水防法第33条
の規定に基づく「北上市水防計画」に定めるところにより実施する。
2・3
修正
理由
[略]
1
岩手県緊急消防援助隊受援計画の修正等に伴う修正
2
火災・災害等即報基準に係る規定の修正
3
水防法改正に伴う修正
- 119 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
225
第9節
計
画
修
相互応援協力計画
第9節
第1 基本方針
1
第1
市は、「大規模災害時における岩手県市町
正
案
県、市町村等応援協力計画
基本方針
1
市は、「大規模災害時における岩手県市町
村相互応援に関する協定」等に基づき、災害
村相互応援に関する協定」等に基づき、災害
時における応援協力を行う。
時における応援協力を行う。この場合におい
て、県は、市町村の相互応援が円滑に進むよ
う配慮する。
2
県は、市からの要請に応じ支援するほか、
大規模な災害の発生等により必要と認める場
合には、市からの応援要請を待たずに必要な
支援を行う。
2
市及び防災関係機関は、その所管事務に関
3
市その他の防災関係機関は、その所管事務
する団体等と応援協定を締結するなど、災害
に関係する団体等と応援協定の締結を進め、
において、協力を得られる体制の整備に努め
また、あらかじめ応援部隊の活動拠点を確保
る。
し、訓練を実施するなど、日頃から、災害時
において、協力を得られる体制の整備に努め
る。
4
市その他の防災関係機関は、その所管事務
に関係する団体等と応援協定の締結を進め、
また、あらかじめ応援部隊の活動拠点を確保
し、訓練を実施するなど、日頃から、災害時
において、協力を得られる体制の整備に努め
る。なお、応援協定の締結に当たっては、近
隣のみならず、遠方の地方公共団体や関係機
関との協定締結も考慮する。
5
市及び県は、大規模な災害の発生を覚知し
た時は、あらかじめ締結した応援協定に基づ
き、速やかに応援体制を構築する。
6
市その他の防災関係機関は、応援計画や受
援計画を定めるよう努め、また、応援・受援
に関する連絡・要請方法の確認や応援部隊の
活動拠点の確保等を図り、訓練を実施するな
ど、日頃から、災害時において、協力を得ら
れる体制の整備に努める。
- 120 -
225 第2 実施機関
第2
実施機関
応援の内容
実施機関
実施機関
応援の内容
市本部長
[略]
市本部長
[略]
県本部長
[略]
県本部長
[略]
警察庁及び東北
被災県警察以外の広域緊
管区警察局
急援助隊の派遣調整
東北厚生局
東北厚生局 管内の国立病
院・国立診療所に係る医
療班の派遣調整
東北農政局岩手
災害用乾パン及び応急用
東北農政局岩手
農政事務所
米穀の供給
支局
1
野菜、乳製品等の供
給に係る出荷要請及び
緊急輸送
2
農地・農業用施設の
災害復旧に係る技術者
及び技能者の派遣調整
3
応急用食料の調達・
供給に関する情報収
集・連絡
東北運輸局
運送事業者に対する緊急
輸送の協力要請
東北総合通信局
非常通信協議会の協力を
得て行う通信の確保に必
要な措置
陸上自衛隊岩手
〔略〕
陸上自衛隊岩手
駐とん部隊
〔略〕
駐屯地
東北地方整備局
東北地方における国土交
通省所管公共施設の災害
時の相互応援に関する申
合せ基づく応援
日本赤十字社岩
1
災害救助法適用時にお
日本赤十字社岩
災害救助法適用時におけ
る救助の実施に係る協力
手県支部
け る 救助 の実 施に 係る
手県支部
北上市赤十字奉
協力
北上市赤十字奉
仕団
2
義援金の受付及び募集
日本放送協会盛
[略]
仕団
日本放送協会盛
岡放送局
岡放送局
㈱アイビーシー
㈱IBC岩手放
岩手放送
送
㈱テレビ岩手
㈱テレビ岩手
- 121 -
[略]
225
㈱岩手めんこい
㈱岩手めんこい
テレビ
テレビ
㈱岩手朝日テレ
㈱岩手朝日テレ
ビ
ビ
㈱エフエム岩手
㈱エフエム岩手
社岩手県トラッ
救援物資及び被災者の輸
(公社)岩手県ト
救援物資及び被災者の輸
ク協会
送
ラック協会
送
社岩手県バス協
(公社)岩手県バ
会
ス協会
東日本旅客鉄道
東日本旅客鉄道
㈱盛岡支社
㈱盛岡支社
日本通運・盛岡
日本通運・盛岡
支店
支店
岩手県交通㈱
ヤマト運輸㈱岩
手主管支店
岩手県交通㈱
社岩手県高圧ガ
プロパンガスの供給等
ス保安協会
(一社)岩手県高
プロパンガスの供給等
圧ガス保安協会
岩手中部水道企
給水に係る浄水装置、給
業団
水タンク、給水車、運搬
車等の調達、あっせん要請
[市本部の担当]
部
[市本部の担当]
班
担当内容
部
[略]
班
担当内容
[略]
農林部
農林班
[略]
農林部
農林対
[略]
策班
建設部
土木班
建築班
[略]
都市整
土木対
備部
策班
[略]
都市施
[略]
[略]
設班
消防防
[略]
消防防
災部
[略]
災部
上下水
給水班
道部
1
給水に係る浄水装置、
給水タンク、給水車、運
搬車等の調達、斡旋要請
教育部
学校教
[略]
教育部
育班
[略]
童班
第3 実施要領
第3
1 市町村の相互協力
(1)
生徒児
1
全市町村による相互応援
実施要領
市町村の相互協力
(1)
- 122 -
全市町村による相互応援
ア
[略]
ア
[略]
イ
被災市町村は、次の応援調整市町村を
イ
被災市町村は、次の応援調整市町村を
227
通じて、応援要請を行う。
地 域
通じて、応援要請を行う。
応援調整市町村
構成市町村
名
正
副
[略]
地 域
応援調整市町村
構成市町村
名
正
副
[略]
盛岡
盛岡市、八幡平
両磐
[略]
盛岡
盛岡市、八幡平
市、雫石町、葛巻
市、滝沢市、雫石
町、岩手町、滝沢
町、葛巻町、岩手
村、紫波町、矢巾
町、紫波町、矢巾
町
町
一関市、平泉町、
[略]
両磐
一関市、平泉町、
[略]
[略]
藤沢町
[略]
[略]
ウ・エ
オ
ウ・エ
[略]
オ
市町村は、「大規模災害時における岩
[略]
市町村は、「大規模災害時における岩
手県市町村相互応援に関する協定」によ
手県市町村相互応援に関する協定」によ
るもののほか、災害時における相互応援
るもののほか、災害時における相互応援
体制を整備するため、近隣市町村等と、
体制を整備するため、近隣市町村及び県
相互応援協定を締結する。
外の遠隔の市町村等と、相互応援協定を
締結するよう努める。
(2)
2
県に対する応援要請
ア
市町村本部長は、大規模災害時におい
県による市町村応援
(1)
市本部長は、大規模災害時において、近
て、近隣市町村の応援のみでは、十分に
隣市町村の応援のみでは、十分に被災者の
被災者の救援等の応急対策が実施できな
救援等の応急対策が実施できない場合は、
い場合は、地方支部長を通じて、県本部
原則として、地方支部長を通じて、県本部
長に応援を求める。
長に応援を求める。
被災市町村に代わって県本部長に応援を
求めることができる市町村にあっても、同
様とする。
イ
応援要請は、次の事項を明らかにし
(2)
応援要請は、次の事項を明らかにして、
て、口頭又は電話により要請し、後日文
口頭又は電話により要請し、後日文書を提
書を提出する。
出する。
①
災害の種類及び状況
ア
被害の種類及び状況
②
[略]
イ
[略]
③
[略]
ウ
[略]
④
[略]
エ
[略]
⑤
[略]
オ
[略]
⑥
[略]
カ
[略]
(3)
県本部長は、大規模な災害の発生により
被災市町村と連絡を取ることができない場
- 123 -
合その他の必要と認める場合には、他の節
において市町村が県に応援要請をする旨の
定めがある場合にあっては当該定めにかか
228
わらず、市町村からの応援要請を待たずに
必要な支援を行う。
2
消防関係機関の相互協力
(1)
3
防災関係機関の応援要請
防災関係機関の相互協力
(1)
防災関係機関の応援要請
消防関係機関の長は、県本部長に対し
防災関係機関の長は、県本部長に対し
て、応急措置の実施若しくは応援を求めよ
て、応急措置の実施若しくは応援を求めよ
うとする場合、又は市町村若しくは他の防
うとする場合、又は市町村若しくは他の防
災関係機関等の応援のあっせんを依頼しよ
災関係機関等の応援のあっせんを依頼しよ
うとする場合は、次の事項を明らかにし
うとする場合は、次の事項を明らかにし
て、県本部防災消防担当課長に対して、口
て、県本部総合防災室長に対して、口頭又
頭又は電話により要請し、後日文書を提出
は電話により要請し、後日文書を提出す
する。
る。
[略]
(2)
[略]
[略]
(2)
3 団体等との協力
4
[略]
団体等との協力
市及び防災関係機関は、その所管事務に関
市その他の防災関係機関は、その所管事務
係する団体等と、応援協定を締結するなど、
に関係する団体等と、応援協定を締結するな
災害時において、団体等の協力が得られる体
ど、災害時において、団体等の協力が得られ
制の整備に努める。
る体制の整備に努める。
4 [略]
5 [略]
5
[略]
6
6
国内外からの義援物資、義援金の受入れ
(1)
ア
義援物資
義援物資の受付
①
市本部長、県本部長及び日本赤十字
社岩手県支部長は、それぞれに送付さ
れた義援物資を受付け、被災者に配分
するまでの間、適切に保管する。
②
受付けに当たっては、受付け担当窓
口及び物資の集積場所をあらかじめ明
示するとともに、被災圸のニーズを確
認し、受入れを希望する物資、希望し
ない物資を把握の上、その内容を国、
報道機関等を通じて公表する。
イ
配分及び輸送
①
県本部で受付けた義援物資の被災市
町村に対する配分は、県木部において
決定し、市の指定する場所に輸送し、
- 124 -
[略]
引き渡す。
②
日本赤十字社岩手県支部で受付けた
義援物資の被災市町村に対する配分に
ついては、県本部との協議により決定
229
し、市の指定する場所に県本部の協力
を得て輸送し、市に引き渡す。
③
市本部長は、県本部及び日本赤十字
社岩手県支部から送付された義援物資
について、被災者に配分する。
(2)
義援金
ア
義援金の受付
市本部長、県木部長及び日本赤十字社
支部長は、それぞれに送付された義援金
を 受 付け 、被 災者 に配 分さ れ るま での
間、適切に保管する。
イ
配分
受付けた義援金の配分については、義
援金収集団体等を構成貝として組織する
義援金配分委貝会において協議し、決定
する。
(3)
海外からの支援の受入れ
ア
市本部長は、国の非常災害対策本部等
から、海外からの支援受入れの連絡があ
った場合においては、関係機関と連絡、
調整を図り、その受入れ体制を整備す
る。
イ
受入れに当たっては、支援の種類、規
模、到着予定日時、場所等を確認の上、
その支援活動が円滑に実施できるよう、
関係機関等と連携を図るものとする。
1
修正
理由
遠方の地方公共団体等との協定締結、大規模災害発生時における応援協定に基づく応援体制の構
築、応援計画等の策定に関する事項等について追加
2
甚大な災害時においては、被災市町村からの要請を待たずに必要な支援を行うよう修正
3
第13節「義援物資、義援金の受付け・配分計画」新設により削除
- 125 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
231
計
画
修
第 10 節 自衛隊災害派遣要請計画
第10節
第1 基本方針
1
2
第1
陸上自衛隊岩手駐とん部隊等は、岩手県に
案
自衛隊災害派遣要請計画
基本方針
1
陸上自衛隊岩手駐屯部隊等は、岩手県にお
おける災害の発生に当たって、速やかに災害
ける災害の発生に当たって、速やかに災害情
情報の収集に努めるとともに、県知事等から
報の収集に努めるとともに、県知事等からの
の災害派遣要請を受けて、又は、一定の条件
災害派遣要請を受けて、又は、一定の条件下
下においては自主的に人命救助を第一義とす
においては自主的に人命救助を第一義とする
る緊急救援活動を行い、引き続き、組織的救
応急救援活動を行い、引き続き、組織的救援
援活動を行う。
活動を行う。
県本部長は、災害派遣を決定した場合は、
2
県本部長は、災害派遣を決定した場合は、
市本部長及び防災関係機関の長にその受入体
市その他の防災関係機関の長にその受入体制
制を整備させるとともに、災害派遣の活動に
を整備させるとともに、災害派遣の活動に係
係る連絡調整に当たる。
る連絡調整に当たる。
また、緊急時に円滑な派遣活動が実施され
また、緊急時に円滑な派遣活動が実施され
るよう、防災訓練等を通じ、自衛隊との連携
るよう、防災訓練等を通じ、自衛隊との連携
強化を図るものとする。
強化を図るものとする。
第2 [略]
第2
[略]
第3 実施要領
第3
実施要領
1 [略]
1・2
2 災害派遣命令者
2
[略]
区
指定部
分
隊等の
[略]
災害派遣命令者
[略]
連絡先
昼間
夜間(休日を含
長
区
指定部
分
隊等の
第9師
第3部長
師団当直長
陸
上
団長
青 森 ( 017 ) 781-
青 森 ( 017 ) 781-
上
自
0161
0161
自
衛
内線
内線 301.302
衛
隊
260
連絡先
昼間
長
む。)
陸
隊
正
岩手駐
第9特科連隊第3科
駐屯地当直司令
屯地
滝 沢 ( 019 ) 688-
夜間(休日を含
む。)
岩手駐
第9特科連隊第3科
駐屯地当直司令
滝 沢 ( 019 ) 688-
屯地司
滝 沢 ( 019 ) 688-
滝 沢 ( 019 ) 688-
4311
4311
令
4311
4311
内線 235.363
内線 202.302
内線 235
内線 490
航
北部航
運用課長
SOC 当直幕僚
航
北部航
運用課長
SOC 当直幕僚
空
空方面
三 沢 ( 0176 ) 53-
三 沢 ( 0176 ) 53-
空
空方面
三 沢 ( 0176 ) 53-
三 沢 ( 0176 ) 53-
自
隊司令
4121
4121
自
隊司令
4121
4121
衛
官
内線 2252.2353
内線 2204.3900
衛
官
内線 2353
内線 2204
隊
隊
- 126 -
航空支
防衛部長
基地当直室
援集団
府 中 ( 042 ) 362-
府 中 ( 042 ) 362-
司令官
2971 内線
2971 内線
2280
2531
秋田救難隊長
秋田救難当直室
秋 田 ( 018 ) 886-
秋 田 ( 018 ) 886-
3320 内線 200
332 内線 203.225
3 災害派遣時に実施する救援活動
3
[略]
災害派遣時に実施する救援活動
[略]
項目
内容
市計画の
項目
内容
該当章節
[略]
市計画の
該当章節
[略]
道路又
道路若しくは水路が損壊
道路又
道路若しくは水路が損壊
は水路
し、又は障害物がある場
は水路
し、又は障害物若しくは
の啓開
合は、それらの啓開又は
の啓開
災害廃棄物がある場合
除去に当たる。
は、それらの啓開又は除
去に当たる。
[略]
4
[略]
災害派遣の手続
(1)
災害派遣の要請
ア
233
4
災害派遣の要請手続
(1)
市本部長及び防災関係機関の長は、災
災害派遣の要請
ア
市その他の防災関係機関の長は、災害
害発生時において、その救援及び応急復
発生時において、その救援及び応急復旧
旧が、当該機関等だけでは明らかに能力
が、当該機関等だけでは明らかに能力が
が不足し、若しくは時機を失すると判断
不足し、若しくは時機を失すると判断し
した場合、又は自衛隊の人員装備、機材
た場合、又は自衛隊の人員装備、機材に
によらなければ困難と思われる場合は、
よらなければ困難と思われる場合は、次
次の事項を明らかにして、県本部長口頭
の事項を明らかにして、県本部長に口頭
又は電話で災害派遣要請を依頼し、後
又は電話で災害派遣要請を依頼し、後
日、文書を提出する。
日、文書を提出する。
①
災害の状況及び派遣を要請する事由
①
災害の状況、通信途絶の状況及び派
遣を要請する事由
②~④
[略]
②~④
イ
[略]
市本部長は、大規模地震対策特別措置
法(昭和53年法律第73号)第68条の2の
規定により、県本部長に対し、災害派遣
要請をするよう求めた場合は、同条後段
の規定により、その旨及び当該市町村の
地域に係る災害の状況を防衛大臣又はそ
の指定する者に通知することができる。
この場合において、市本部長は、当該通
知をしたときは、速やかにその旨を県本
部長に通知する。
- 127 -
イ
市本部長及び防災関係機関の長は、災害
ウ
市その他の防災関係機関の長は、災害派
派遣要請の申出後において、前記に掲げる
遣要請の申出後において、前記に掲げる事
事項に変更を生じた場合は、前記の申出の
項に変更を生じた場合は、前記の申出の手
手続に準じて、県に変更の手続を申し出
続に準じて、県に変更の手続を申し出る。
る。
ウ
市本部長は、通信の途絶等により県本部
市本部長は、通信の途絶等により県本部
長に自衛隊の災害派遣要請ができない場合
長に自衛隊の災害派遣要請ができない場合
は、その旨及び災害の状況を防衛庁長官又
は、その旨及び災害の状況を防衛大臣又は
は指定する部隊等の長に通知することがで
指定する部隊等の長に通知することができ
きる。
る。
エ
[略]
オ
[略]
オ
[略]
カ
[略]
カ
[略]
キ
[略]
(2)
5
エ
撤収の要請
(2)
撤収の要請
市本部長及び防災関係機関の長は、自衛
市その他の防災関係機関の長は、自衛隊
隊の災害派遣の目的を達したと判断した場
の災害派遣の目的を達したと判断した場合
合には、撤収日時を記載した文書により、
には、撤収日時を記載した文書により、県
県本部長に、撤収要請を依頼する。
本部長に、撤収要請を依頼する。
[要請系統]
[要請系統]
[略]
[略]
災害派遣部隊の受入れ
(1)
5
災害派遣部隊との連絡調整
災害派遣部隊の受入れ
(1)
災害派遣部隊との連絡調整
ア
[略]
ア
イ
受入側の市町村本部長及び防災関係機
イ
受入側の市町村その他の防災関係機関
の長は、次の点に留意し、災害派遣部隊
隊の活動が十分に達成されるように努め
の活動が十分に達成されるように努め
る。
る。
234
関の長は、次の点に留意し、災害派遣部
①~④
ウ
[略]
①~④
市町村本部長は、ヘリコプターによる
ウ
[略]
市町村本部長は、ヘリコプターによる
災害派遣を受け入れる場合においては、
災害派遣を受け入れる場合においては、
次により準備を行う。
次により準備を行う。
①
①
事前の準備
事前の準備
・
[略]
・
[略]
・
[略]
・
[略]
・
夜間等の災害派遣に対応できるよ
②
夜間等の災害派遣に対応できるよ
う、ヘリコプター誘導のための照明
う、ヘリコプター誘導のための照明
器具を配備するとともに、緯度・経
器具を配備するとともに、緯度・経
度によりへリポート位置を明らかに
度(岩手県災害対策用地図)により
する。
へリポート位置を明らかにする。
・
エ
・
[略]
・
[略]
エ
〔略〕
[略]
②
- 128 -
[略]
〔略〕
6
[略]
6
[略]
7
災害派遣に伴う経費の負担
7
災害派遣に伴う経費の負担
(1)
自衛隊の救援活動に要した経費は、原則
(1)
自衛隊の救援活動に要した経費は、原則
として次の基準により、派遣を受けた市及
として次の基準により、派遣を受けた市そ
び防災関係機関が負担する。
の他の防災関係機関が負担する。
ア~エ
ア~エ
(2)
[略]
[略]
(2)
修正
1
自衛隊の災害派遣時の作業内容の修正
理由
2
市本部長による自衛隊への通知等について規定
- 129 -
[略]
[略]
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
237
第11節
計
画
修
ボランティア活動計画
第11節
第1 基本方針
第1
1
1
2
ボランティア活動に対しては、その自主性を
案
防災ボランティア活動計画
基本方針
防災ボランティア活動に対しては、その自主
尊重しつつ、その活動の円滑な実施が図られる
性を尊重しつつ、その活動の円滑な実施が図ら
よう支援に努める。
れるよう支援に努める。
被災地におけるボランティア活動に対するニ
2
ーズ把握に努める。
3
正
被災地における防災ボランティア活動に対す
るニーズ把握に努める。
ボランティアの受付、ボランティア活動の調
3
防災ボランティアの受付、防災ボランティア
整、活動拠点の確保等その受入体制の整備に努
活動の調整、活動拠点の確保、安全上の確保、
める。
被災地におけるニーズ等の情報提供等その受入
体制の整備に努める。
第2 実施機関(責任者)
第2
実施機関(責任者)
実施機関
担当業務
実施機関
担当業務
市本部長
1
市本部長
1
ボランティアの受入体制の
整備
2
制の整備
ボランティア活動に対する
2
ニーズの把握
3
3
情報の提供
4
支援
県本部長
防災ボランティア活動に関
する情報の提供
ボランティア活動に対する
5
防災ボランティア活動に対
するニーズの把握
ボランティア活動に関する
4
防災ボランティアの受入体
防災ボランティア活動に対
する支援
ボランティア活動に係る日
5
防災ボランティア活動に係
本赤十字社岩手県支部の地区及
る日本赤十字社岩手県支部の
び分区(以下、本節中「日赤地
地区及び分区(以下、本節中
区等」という。)並びに市町村
「日赤地区等」という。)並
社会福祉協議会(以下、本節中
び に 市 町 村社 会 福祉 協 議会
「市町村社協」という。)との
(以下、本節中「市社協」と
連絡調整
いう。)との連絡調整
6
[略]
1
ボランティア活動に対する
県本部長
6
[略]
1
防災ボランティア活動に対
支援
2
する支援
ボランティア活動に関する
2
情報の提供
3
防災ボランティア活動に関
する情報の提供
ボランティア活動に係る日
3
防災ボランティア活動に係
本赤十字社岩手県支部(以下、
る 日 本 赤 十字 社 岩手 県 支部
本節中「日赤県支部」とい
( 以 下 、 本節 中 「日 赤 県支
う。)及び岩手県社会福祉協議
部」という。)及び岩手県社
会(以下、本節中「県社協」と
会福祉協議会(以下、本節中
いう。)との連絡調整
「県社協」という。)との連
- 130 -
絡調整
237
4
県外ボランティアの受入れ
4
に係る関係機関との連絡調整
県外防災ボランティアの受
入れに係る関係機関との連絡
調整
日本赤十字
1
社岩手県支
ボランティア活動に係る日
部
赤地区等との連絡調整
2
日本赤十字社
1
岩手県支部
る日赤地区等との連絡調整
ボランティア活動に係る県
2
との連絡調整
日本赤十字
1
部地区及び
町村との連絡調整
2
日本赤十字社
1
岩手県支部地
ボランティアの受付・登
分区
1
福祉協議会
ボランティア活動に係る市
町村社協との連絡調整
2
区及び分区
2
岩手県社会福
1
祉協議会
防災ボランティア活動に係
る市社協との連絡調整
2
との連絡調整
防災ボランティア活動に係
る県との連絡調整
県内のボランティア関係団
3
体との連絡調整
4
防災ボランティアの受付・
登録、情報提供及び連絡調整
ボランティア活動に係る県
3
防災ボランティア活動に係
る市との連絡調整
録、情報提供及び連絡調整
岩手県社会
防災ボランティア活動に係
る県との連絡調整
ボランティア活動に係る市
社岩手県支
防災ボランティア活動に係
県内の防災ボランティア関
係団体との連絡調整
県外ボランティアの受入れ
4
に係る関係団体との連絡調整
県外防災ボランティアの受
入れに係る関係団体との連絡
調整
北上市社会
1
福祉協議会
ボランティア活動に係る市
町村との連絡調整
2
市町村社会福
1
祉協議会
防災ボランティア活動に係
る市町村との連絡調整
ボランティアの受付・登
2
録、情報提供及び連絡調整
防災ボランティアの受付・
登録、情報提供及び連絡調整
その他のボラ ボランティア活動に係る日赤県
その他のボラ
防災ボランティア活動に係る
ンティア団体 支部、日赤地区等、県社協、市
ンティア団体
日赤県支部、日赤地区等、県社
(職域、職能 町村社協との連絡調整
(職域、職能
協、市社協との連絡調整
等)等
等)等
〔市本部の対応〕
部
課
保
救
健
助
福
班
〔市本部の対応〕
担当業務
部
課
保
救
健
助
ボランティア活動に係る日赤岩手
福
班
祉
県支部北上市地区、市社協との連絡
祉
部
調整
部
1
市の被災状況及び必要となるボラ
ンティア活動の把握
2
3
担当業務
1
市の被災状況及び必要となる防災
ボランティア活動の把握
2
防災ボランティア活動に係る日赤
地区等、市社協との連絡調整
ボランティアの活動状況の把握
3
防災ボランティアの活動状況の把
握
第3 実施要領
1
第3
ボランティアに対する協力要請
○
1
市本部長は、被災地において、ボランテ
- 131 -
実施要領
防災ボランティアに対する協力要請
ア
市本部長は、被災地において、防災ボラ
ィアニーズの把握に努める。
○
ンティアのニーズの把握に努める。
238
市本部長は、災害時において、ボランテ
イ
市本部長は、災害時において、防災ボラ
ンティアの協力が必要と認めた場合は、日
支部、日赤地区等、県社協、市社協と連携
赤県支部、日赤地区等、県社協、市町村社
して、ボランティアに対して協力を要請す
協と連携して、防災ボランティアに対して
る。
協力を要請する。
○
ィアの協力が必要と認めた場合は、日赤県
市本部長は、当該市のボランティアのほ
ウ
市本部長は、当該市の防災ボランティア
か、さらに多くのボランティアを必要とす
のほか、さらに多くの防災ボランティアを
る場合は、県本部長に対して次の情報の提
必要とする場合は、県本部長に対して次の
供を行うとともに、当該情報を地域住民に
情報の提供を行うとともに、当該情報を地
提供し、広く参加を呼びかける。
域住民に提供し、広く参加を呼びかける。
ア
ボランティアの活動内容及び人数等
ア
防災ボランティアの活動内容及び人数等
イ
ボランティアの集合日時及び場所
イ
防災ボランティアの集合日時及び場所
ウ
ボランティアの活動拠点
ウ
防災ボランティアの活動拠点
エ
ボランティア活動に必要な装備、資機材の
エ
防災ボランティア活動に必要な装備、資機
準備状況
材の準備状況
オ [略]
2
オ
[略]
ボランティアの登録
(1)
日赤県支部、日赤地区等、県社協、市社
協は、あらかじめ、災害時においてボラン
ティア活動に参加する意思をもつ個人及び
団体の登録を行う。
(2)
ボランティアの登録は、経験専門知識、
技術の有無及び活動地域等の別に行う。
3
ボランティアの受入体制の整備
2
防災ボランティアの受入体制の整備
市本部長は、想定する被災状況に応じ、次
市本部長は、想定する被災状況に応じ、次
の事項をあらかじめ定め、ボランティアの受
の事項をあらかじめ定め、防災ボランティア
入体制を整備する
の受入体制を整備する
(1)
ボランティアの受入担当課
(1)
防災ボランティアの受入担当課
(2)
ボランティアに提供する情報
(2)
防災ボランティアに提供する情報
(3)
ボランティアに提供する装備、資機材
(3)
防災ボランティア提供する装備、資機材
(4)
ボランティアの宿泊する施設
(4)
防災ボランティアの宿泊する施設
(5)
ボランティアの活動拠点
(5)
防災ボランティアの活動拠点
(6)
ボランティアとの連絡調整の方法
(6)
防災ボランティアとの連絡調整の方法
(7)
[略]
(7) [略]
4
ボランティアに対する協力要請
(1)
4
市本部長は、災害時において、ボランテ
防災ボランティアに対する協力要請
(1)
市本部長は、災害時において、防災ボラ
ィアの協力が必要と認めた場合は、日赤県
ンティアの協力が必要と認めた場合は、日
支部、日赤地区等、県社協、市町村社協と
赤県支部、日赤地区等、県社協、市町村社
遠携して、ボランティアに対して、協力を
協と遠携して、防災ボランティアに対し
要請する。
て、協力を要請する。
- 132 -
(2)
239
市本部長は、当市ボランティアのほか、
(2)
市本部長は、当市防災ボランティアのほ
さらに多くのボランティアを必要とする場
か、さらに多くの防災ボランティアを必要
合は、県本部長に対して次の情報の提供を
とする場合は、県本部長に対して次の情報
行う。
の提供を行う。
ア
ボランティアの活動内容及び人数等
ア
防災ボランティアの活動内容及び人数等
イ
ボランティアの集合日時及び場所
イ
防災ボランティアの集合日時及び場所
ウ
ボランティアの活動拠点
ウ
防災ボランティアの活動拠点
エ
ボランティア活動に必要な装備、資機材の
エ
防災ボランティア活動に必要な装備、資機
準備状況
オ
材の準備状況
オ
[略]
(3)
市本部長は、ボランティア活動に関する
[略]
(3)
市本部長は、防災ボランティア活動に関
情報を市民に提供するとともに、広く参加
する情報を市民に提供するとともに、広く
を呼びかける。
参加を呼びかける。
また、日赤県支部及び県社協に対し、ボ
また、日赤県支部及び県社協に対し、防
ランティア活動に関する情報を提供すると
災ボランティア活動に関する情報を提供す
ともに、
るとともに、被害状況に応じ、県及び他の
被害状況に応じ、県及び他の市
町村に対しても情報の提供を行う。
(4)
市町村に対しても情報の提供を行う。
日赤県支部及び県社協は、ボランティア
(4)
日赤県支部及び県社協は、防災ボランテ
活動に関する情報を提供するとともに、広
ィア活動に関する情報を提供するととも
く参加を呼びかける。また、被災地以外の
に、広く参加を呼びかける。また、被災地
日赤地区等及び市町村社協に対し情報を提
以外の日赤地区等及び市町村社協に対し情
供するとともに、被災の状況に応じボラン
報を提供するとともに、被災の状況に応じ
ティア団体の全国組織や他の都道府県組織
防災ボランティア団体の全国組織や他の都
に対しても、情報の提供を行う。
道府県組織に対しても、情報の提供を行
う。
(5)
修正
日赤県支部及び社協は、県本部長に対
(5)
日赤県支部及び社協は、県本部長に対
し、適宜、ボランティア活動の状況を報告
し、適宜、防災ボランティア活動の状況を
する。
報告する。
防災基本計画の修正に伴い、「ボランティア」を「防災ボランティア」に修正
理由
- 133 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
240
現
計
画
ボランティア活動に係る連絡調整図
ボ
ラ
ン
テ
ィ
ア
参加呼びかけ
・
住
民
等
参加呼びかけ
参加呼びか
ボランティアに係
る協力要請
ボランティアに係
る情報提供
ボランティアに係
る連絡・調整
ボランティアに係
る連絡・調整
日 赤岩 手県 支 部
市
本
部
長
県
ボランティアに係
る連絡・調整
本
部
長
ボランティアに係る連絡・調整
被災地の
日赤岩手県支部北上市地区
ボランティアに
係る情報提供
被災地以外の
日赤岩手県支部市町村地
区・
町村分区等
北上市市社会福祉協議会
ボランティアに係
る情報提供
ボランティアに係
る情報提供
ボランティアに係
る連絡・調整
県内外の
ボランティア団体
個人ボランティア
ボランティア団体
個人ボランティア
住
民
等
5
県社会福祉
協 議 会
ボランティアの受入れ
日赤地区等及び市町村社協は、災害時においてボランティアの受付を行い、次の事項について
オリエンテーションを行う。
1
ボランティア活動の内容
2
ボランティア活動の時期及び活動区域
3
ボランティア活動のリーダー等の氏名
4
ボランティア活動の拠点及び宿泊施設(場所)
5~7
6
[略]
ボランティアの活動内容
ボランティアに期待される活動内容は、次のとおりである。
[略]
7
関係団体等の活用
市本部長は、あらかじめ、次の団体等と災害時における防災活動への協力方法等について協議
する。
8
ボランティア等に対する補償制度
災害応急対策活動に従事し、そのために死亡、負傷若しくは疾病にかかり、又は障害の状態と
なった場合における補償としては、各種団体が行う「ボランティア保険(災害特約付)」制度が
ある。
- 134 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
240
修
正
案
防災ボランティア活動に係る連絡調整図
防
災
ボ
ラ
ン
テ
ィ
参加呼びかけ
ア
・
住
民
等
参加呼びかけ
参加呼びか
防災ボランティア
に係る協力要請
防災ボランティア
に係る情報提供
防災ボランティア
に係る連絡・調整
防災ボランティア
に係る連絡・調整
日 赤岩 手県 支 部
市
本
部
長
防災ボランティア
に係る連絡・調整
県
本
部
被災地以外の
日赤岩手県支部市町村地
区・
町村分区等
北上市市社会福祉協議会
防災ボランティア
に係る情報提供
防災ボランティア
に係る情報提供
防災ボランティア
に係る連絡・調整
県内外の
ボランティア団体
個人ボランティア
ボランティア団体
個人ボランティア
住
民
等
5
県社会福祉
協 議 会
防災ボランティアに係る連絡・調整
被災地の
日赤岩手県支部北上市地区
防災ボランティ
アに係る情報提
供
長
防災ボランティアの受入れ
日赤地区等及び市社協は、災害時において防災ボランティアの受付を行い、次の事項について
オリエンテーションを行う。
ア
防災ボランティア活動の内容
イ
防災ボランティア活動の時期及び活動区域
ウ
防災ボランティア活動のリーダー等の氏名
エ
防災ボランティア活動の拠点及び宿泊施設(場所)
オ~キ
6
[略]
防災ボランティアの活動内容
防災ボランティアに期待される活動内容は、次のとおりである。
[略]
修正
防災基本計画の修正に伴い、「ボランティア」を「防災ボランティア」に修正
理由
- 135 -
本編
第3章
災害応急対策計画
本編第3章第11節の次に次の節を加える。
頁
修
241
新
第12節
正
案
義援物資・義援金等の受付・配分計画
第1 基本方針
市は、災害時において、被災者に対し市内外から寄せられる義援物資及び義援金等(義援金及び寄
規
附金をいう。以下同じ。)について、その受入れ体制及び配分方法等を定め、確実、迅速な被災者へ
の配分を実施する。
第2 実施責任(責任者)
実施機関
担
当
業
務
市
本
部 長
市で受け付けた義援物資及び義援金等の募集、受付及び配分
県
本
部 長
県で受け付けた義援物資及び義援金の募集、受付及び配分
日本赤十字社岩手県支部
義援金の募集及び受付
社会福祉法人岩手県共同募金会
義援金の募集及び受付
[市本部の担当]
部
班
保健福祉部
救
助
担
班
当
業
務
義援物資要請の周知及び義援物資の受け入れ、義援物資の配分、
義援金の募集方法等の検討及び募集の周知、義援金の配分
財
務
部
会
計
班
義援金等の受付及び保管
財
政
班
寄附金の募集方法等の検討
第3 実施要領
1
県との連携
(1)
義援物資の受付等
ア
市本部長は、被災地のニーズを確認し、受入れを希望する物資を把握の上、県本部長に報告
する。
イ
県本部長は、市本部長からの情報を基に、義援物資の募集の有無や必要な物資について周知
する。
ウ
県本部長は、大規模な災害の発生により市と連絡を取ることができない場合その他の必要と
認める場合には、市において必要と推測される物資の募集について周知する。
エ
義援物資の受付に当たっては、受付担当窓口及び物資の集積場所をあらかじめ明示する。
オ
実施機関は、それぞれに送付された義援物資を受け付け、被災者に配分するまでの間、適切
に保管する。
カ
県本部長は、必要な物資の調達に見通しが立った場合において、義援物資の募集を停止又は
一時停止し、それを周知する。
(2)
ア
義援物資の配分及び輸送
県本部で受け付けた義援物資の被災市町村に対する配分は、県本部において決定し、市
の指定する場所に輸送し、引き渡す。
イ
市本部長は、県本部から送付された義援物資について、被災者に配分する。
- 136 -
241
(3)
義援金の受付等
ア
県本部長は、大規模な災害等が発生した場合には、速やかに日本赤十字社岩手県支部と義
援金募集の実施について協議し、義援金収集団体等を構成員とする義援金配分委員会を組織
する。
イ
義援金募集が決定された場合、実施機関相互が連携し、義援金の受付を開始するととも
に、インターネット等を通じて周知する。
ウ
実施機関は、それぞれに送付された義援金を受け付け、被災者に配分するまでの間、適切
に保管する。
(4)
義援金の配分
受け付けた義援金の配分については、義援金配分委員会において協議し、決定するものと
し、あらかじめ、基本的な配分方法を定めておくなど、迅速な配分に努める。
(5)
海外からの支援の受入れ
ア
県本部長は、国の非常災害対策本部等から、海外からの支援受入れの連絡があった場合に
おいては、関係省庁と連絡、調整を図り、その受入体制を整備する。
イ
市本部長は、海外からの支援の受入れに当たり、県本部長と連携を図り、支援の種類、規
模、到着予定日時、場所等を確認の上、その支援活動が円滑に実施できるようにする。
2 市独自の対応
1から3までに掲げるほか、市本部長が必要と認めるときは、市独自で義援物資の要請及び義
援金等の募集を行うものとし、その方法等については、別に定める。
修正
理由
1
義援物資、義捐金の受付・配分計画を新設する
2
防災基本計画の修正に伴い、あらかじめ義援金の配分方法を決定しておくなど迅速な配分に努め
ることについて追加
- 137 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
242
第12節
第1
計
画
修
災害救助法の適用計画
第13節
[略]
第2 実施機関(責任者)
実施機関
市本部長
担当業務
1~3
正
災害救助法の適用計画
第1
[略]
第2
実施機関(責任者)
実施機関
[略]
市本部長
案
担当業務
1~3
[略]
4
災害にかかった者の救出
4
被災者の救出
5
災害にかかった住宅の応急修
5
被災した住宅の応急修理
理
6~9
[略]
6~9
[略]
[略]
第3 実施要領
1
[略]
第3
法適用の基準
実施要領
1
法適用の基準
法による救助は、市の区域単位に、原則と
法による救助は、市の区域単位に、原則と
して同一原因による災害によって市の被害が
して同一原因による災害によって市の被害が
次の程度に達した場合で、かつ、被災者が現
次の程度に達した場合で、かつ、被災者が現
に救助を要する状態にあるときに実施する。
に救助を要する状態にあるときに実施する。
(1)
[略]
(2)
(1)
災害が隔絶した地域において発生する
[略]
(2)
災害が隔絶した地域において発生する
等、被災者の救護を著しく困難とする厚生
等、被災者の救護を著しく困難とする内
労働省令で定める特別な事情があり、か
閣府令で定める特別な事情があり、か
つ、被害世帯が多数である場合であって災
つ、被害世帯が多数である場合
害にかかったものについて、食品の給与等
について、食品の給与等に特殊の補給方
に特殊の補給方法を必要とし、又は救出に
法を必要とし、又は救出に特殊の技術を
特殊の技術を必要とすること。
必要とすること。
(3)
[略]
(3)
被災者
[略]
2
[略]
2
[略]
3
救助の実施
3
救助の実施
法の適用による救助の具体的な実施方法
法の適用による救助の具体的な実施方法
は、応急対策計画の各節で定めるところによ
は、応急対策計画の各節で定めるところによ
る。
る。
救助の種類
避難所の設置
応急対策計画の該当節
第13節「逃避・救出計画」
[略]
炊き出しその他に
救助の種類
避難所の設置
応急対策計画の該当節
第14節「避難・救出計画」
[略]
炊き出しその他に
第16節「食料、生活必需品等供
よる食品の給与
よる食品の給与
給計画」
[略]
[略]
被服、寝具その他
第16節「食料供給計画」
第15節「生活必需品供給計画」
被服、寝具その他
第16節「食料、生活必需品等供
生活必需品の給与
生活必需品の給与
給計画」
又は貸与
又は貸与
- 138 -
244
医療
第14節「医療・保険計画」
医療
第15節「医療・保険計画」
助産
第14節「医療・保険計画」
助産
第15節「医療・保険計画」
災害にかかった者
第13節「逃避・救出計画」
被災者の救出
第14節「逃避・救出計画」
の救出
災害にかかった住
[略]
住宅の応急修理
[略]
宅の応急修理
埋葬
第21節「行方不明者等の捜索及
埋葬
第21節「行方不明者等の捜索及
遺体の捜索
び遺体の処理・埋葬計画」
遺体の捜索
び遺体の処理・埋葬計画」
遺体の処理
遺体の処理
障害物の除去
障害物の除去
第20節「廃棄物処理・障害物除
去計画」
[略]
[略]
・
・
第4 救助の種類、程度、期間等
第4
法による救助の種類、程度、期間等は、次の
とおりである。
救助の種類、程度、期間等
法による救助の種類、程度、期間等は、資料
編3-13-1のとおりである。
[略] 【※本編から表を削る】
第5
第5 [略]
[略]
修正
1
災害発生当初における救出救助活動への人的資源等の優先配分について追加
理由
2
避難支援従事者の危険の回避、安全確保について追加
- 139 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
249
第13節
計
画
修
避難・救出計画
第14節
第1 基本方針
1
第1
災害発生時において、住民等の生命、身体
1
正
案
避難・救出計画
基本方針
災害発生時において、住民等の生命、身体
の安全を確保するため、迅速かつ的確に避難
の安全を確保するため、迅速かつ的確に避難
勧告及び指示のほか、災害時要援護者等、特
勧告及び指示並びに屋内での退避等の安全確
に避難行動に時間を要する者に対して、早め
保措置の指示のほか、避難行動要支援者その
の段階で避難準備(災害時要援護者避難)情
他の特に避 難行動に時間を要する者 に対し
報(以下、本節中「避難勧告等」という。)
て、早めの段階で避難準備(避難行動要支援
を伝達するとともに、避難誘導を行う。
者)情報(以下、本節中「避難勧告等」とい
う。)を伝達するとともに、避難支援従事者
2
救出救助体制を整備し、倒壊家屋の下敷き
になった者等の早急な救出活動を行う。
の安全を確保しながら、避難誘導を行う。
2
救出救助活動を行う防災関係機関は、災害
発生当初における救出救助活動の重要性を十
分に認識し、救出救助活動に必要な人的・物
的資源を優先的に配分するなど、救出救助体
制を整備し、倒壊家屋の下敷きになった者等
の早急な救出活動を行う。
3
[略]
3
第2 実施機関(責任者)
1・2
第2
[略]
3
[略]
[略]
救出
[略]
[市本部の担当]
市本部の担当]
部
班
担当業務
[略]
部
班
担当業務
[略]
建設部
土木班
[略]
第3 実施要領
都市整備部
第3
避難勧告等
(1)
1
避難勧告等の基準
土木対策班
避難勧告等
避難勧告等の基準及び報告
ア
避難勧告等の発令基準は、次のとおり
とする。
ア
災害が現に発生している場合
イ
避難の必要が予想される各種気象警報が発
せられた場合
河川が警戒水位を突破し洪水のおそれがあ
る場合
エ
火災が拡大するおそれがある場合
オ
その他災害の拡大を防止するため特に必要
があると認められる場合
- 140 -
[略]
実施要領
(1)
実施責任者は次の場合に勧告等を行う。
ウ
実施機関(責任者)
1・2
3 救出
1
[略]
(ア)土砂災害
250
種別
発令基準
避難準備
①大雨警報(土砂災害)発令下で予測値
情報
で3時間以内に雨量状況曲線が土砂災害
発生危険基準を超える場合
②大雨注意報が発表されて、当該注意報
の中で、夜間から翌日早朝に大雨警報
(土砂災害)に切り替える可能性が言及
されている場合
③強い降雨を伴う台風が夜間から明け方
に接近・通過することが予想される場合
避難勧告
①土砂災害警戒情報が発表された場合
②大雨警報(土砂災害)が発表されてい
る状況で、記録的短時間大雨情報が発表
された場合
③土砂災害の前兆現象(湧き水・地下水
の濁り、渓流の水量変化等)が発見され
た場合
避難指示
①土砂災害警戒情報発表下で、記録的短
時間大雨情報が発表された場合
②土砂災害警戒情報発表下で、土砂災害
が発生した場合
(イ)河川の洪水災害
種別
発令基準
避難準備
①水位が避難判断水位に到達し、なお水
情報
位の上昇が予想される場合
②堤防の漏水、浸食等が発見された場合
(漏水等のおそれがある場合を含む。)
避難勧告
①水位が氾濫危険水位に到達した場合
②水位が氾濫注意水位を超えた状態で、
水位予測により、水位が堤防高を超える
ことが予想される場合
③堤防の異常な漏水等が発見された場合
避難指示
①水位が堤防の高さに到達するおそれが
高い場合
②堤防の異常な漏水等の進行や亀裂等に
より決壊のおそれが高い場合
備考
河川水位が氾濫注意水位に達した場合に
は、市本部長は、ホームページ、ケーブルテ
レビL字放送、登録制メール、フェイスブッ
クなどにより情報を発信し、注意喚起を行う
- 141 -
こととする。
252
※
北上市において洪水予報や警報を行う主な河
川は、北上川、和賀川及び猿ヶ石川です。各河
川の水位情報の値は次のとおりです。
河川
北上川
観測所
和賀川
猿ヶ石川
朝日橋
男山
男山
安野
氾濫危険水位
5.3m
4.2m
4.2m
4.8m
避難判断水位
5.0m
3.9m
3.9m
4.4m
氾濫注意水位
3.0m
3.3m
3.3m
3.0m
水防団待機水位
2.0m
2.4m
2.4m
2.0m
設定水位
(岩手河川国道事務所H27.4.1見直し後の水位)
イ
市本部長は、災害情報を迅速に収集
し、避難を要する地域の早期の実態把握
に努め、時期を失することなく、避難勧
告等を行う。
ウ
市本部長は、避難時の周囲の状況等に
より避難のため立退きを行うことがかえ
って危険を伴う場合等やむを得ないとき
は、居住者等に対し、屋内での待避等の
安全確保措置を指示することができる。
エ
県その他の防災関係機関は、市から求
めがあった場合には、避難勧告等の対象
地域等について助言する。
オ
市本部長は、避難勧告等を行った場合
には、速やかにその旨を県本部長に報告
する。
カ
市本部長は、避難勧告等の解除に当た
っては、十分に安全性の確認に努める。
キ
県その他の防災関係機関は、市から求
めがあった場合には、避難勧告等の解除
について助言する。
(2) [略]
(2)
[略]
(3)
(3)
避難勧告等の周知
ア
避難勧告等の周知
地域住民等への周知
①
ア
実施責任者は、避難勧告等の内容
地域住民等への周知
①
実施責任者は、避難勧告等の内容
を、直接の広報(防災行政無線、広報
を、直接の広報(広報自動車等)又は
自動車等)又は広報媒体(ラジオ、テ
広報媒体(ラジオ、テレビ、CAT
レビ、CATV)によって、直ちに、
V、緊急速報メール)によって、直ち
地域住民等への周知徹底を図る。
に、地域住民等への周知徹底を図る。
②
避難勧告等の周知に当たっては、必
- 142 -
②
避難勧告等の周知に当たっては、必
254
要に応じ、高齢者、障がい者等の住居
要に応じ、高齢者、障がい者、外国
を個別に巡回するなど、障がい者等に
人、乳幼児、妊産婦等の避難行動要支
支援者に配慮した方法を併せて実施す
援者の住居を個別に巡回するなど、避
る。
難行動要支援者に配慮した方法を併せ
て実施する。
③~⑤
イ
[略]
③~⑤
関係機関相互の連絡
イ
[略]
関係機関相互の連絡
実施責任者は、避難勧告等を行った場
実施責任者は、避難勧告等を行った場
合は、法令に基づく報告又は通知を行う
合は、法令に基づく報告又は通知を行う
ほか、その旨を相互に連絡する。
ほか、その旨を相互に連絡する。
[略]
[略]
〔法令に基づく報告又は通知義務〕
報 告又は通
報告又は
知義務者
通知先
市町村長
知事
〔法令に基づく報告又は通知義務〕
根拠法令
災害対策基本法第60
報告又は通
報告又は
知義務者
通知先
市町村長
知事
条第3項
知事
公示
長官の指
災害対策基本法第60
知事
公示
災害対策基本法第60
条第5項
[略]
自衛官
大臣の指
定する者
(4)
災害対策基本法第60
条第4項
条第6項
自衛官
根拠法令
[略]
定する者
避難の方法
(4)
避難の方法
ア
[略]
ア
[略]
イ
避難は、できるだけ自主防災組織を中
イ
避難は、できるだけ、事業所、学校又
心に、一定の地域、事業所単位ごとに集
は自主防災組織を中心 とした一定の地
団で行う。
域、事業所単位ごとに、地域の特性や災
害の状況に応じ、安全かつ適切な避難方
法により行う。
(5)
避難の誘導
ア
(5)
市本部長は、あらかじめ、災害時要援
避難の誘導
ア
市本部長は、あらかじめ、避難行動要
護者、特に自力で避難することが困難な
支援者、特に自力で避難することが困難
者の居住状況等に配慮して、避難計画を
な者の居住状況等に配慮して、避難計画
定める。
を定める。
イ
実施責任者は、消防団、自主防災組織
イ
実施責任者は、消防団、自主防災組織
等の協力を得て、住民を安全かつ迅速に
等の協力を得て、住民を安全かつ迅速に
避難場所に誘導する。この場合におい
避難場所に誘導する。この場合におい
て、災害時要援護者(高齢者、障害者、
て、避難行動要支援者 の避難を優先す
傷病者、子供等)の避難を優先する。
る。
ウ
市は、避難行動要支援者の避難に当た
っては、本人の同意の有無に関わらず、
避難行動要支援者名簿を効果的に利用す
るよう努める。
- 143 -
ウ
[略]
エ
[略]
工
避難への援助のため、自衛隊の災害派
オ
避難への援助のため、自衛隊の災害派
255
(6)
遣を要請する場合の手続きは、第 10節
遣を要請する場合の手続きは、第 11節
「自衛隊災害派遣要請計画」に定めると
「自衛隊災害派遣要請計画」に定めると
ころによる。
ころによる。
避難者の確認等
(6)
避難者の確認等
市職員、消防団員、民生委員等は、避難
市職員、消防団員、民生委員等は、危険
場所等及び避難対象地域を巡回し、避難者
な場合を除き、それぞれが連携・分担しな
の確認を行うとともに、避難が遅れた者の
がら、避難場所等及び避難対象地域を巡回
救出を行う。
し、避難者の確認を行うとともに、避難が
遅れた者の救出を行う。
ア・イ
(7)
[略]
ア・イ
[略]
[略]
(7)
[略]
(8)
避難支援従事者の安全確保
市本部長は、あらかじめ定めた安全確保
策に従い、避難支援従事者の安全の確保を
図る。
2・3
4
[略]
2・3
避難所の設置、運営
4
[略]
避難所の設置、運営
(1) 避難所の種類
種類
内容
一時避
災害時に一時的に身を守るために避難する
難場所
場所
水害時
水害時に河川の状況等から被害を予測し、
避難所
一時的に身を守るために避難する施設等
収容避
災害時に被害を受け、又は被害を受けるお
難所
それがある場合に、一定期間滞在するため
の施設等
福祉避
避難生活が長期化する場合に、障がい者や
難所
病弱者等特別な配慮を要する人のため必要
に応じて設置する施設
備考
1
収容避難所は、災害発生後すぐに開設する
「第1次収容避難所」と、第1次収容避難所
で収容しきれない場合に開設する「第2次収
容避難所」とに区分する。(福祉避難所は、
第2次収容避難所に分類する。)
2
災害対策基本法の規定により、上記の避難
場所及び避難所を対応する災害の種類を示し
た形で「指定緊急避難場所」と「指定避難
所」に分類する。
【資料編3-14-1~4
- 144 -
避難所一覧】参照
(1)
避難所の設置
ア
255
(2) 避難所の設置
市の避難対象地域及び避難場所を定め
ア
る。[資料編3-13]
市の避難対象地域及び避難場所を定め
る。
イ
[略]
イ
[略]
ウ
市本部長は、避難所の設置に当たって
ウ
市本部長は、避難所の設置に当た
っ
は、在宅の 高齢者及び障がい者、乳幼
ては、在宅の要配慮者に配慮した環境の
児、妊産婦等に配慮した環境の確保に努
確保に努める。
める。
エ
市本部長は、市が設置する避難所だけ
エ
市本部長は、市が設置する避難所だけ
では対応できない場合においては、次の
では対応できない場合においては、次の
方法により避難所を確保し、多様な避難
方法により、避難所の確保に努める。
場所の確保に努める。
①
隣接市町村長と協議し、当該市町村
①
他の市町村長と協議し、当該市町村
地域内にある建物又は土地を、委託
に避難所の設置及び運営を委託し、又
し、又は借上げて避難所を設置する。
は建物若しくは土地を借上げて避難所
を設置する。
②
県本部長と協議し、県有の施設を避
②
難所とする。
③
県本部長と協議し、県有の施設又は
民間アパート等を避難所とする。
市本部長は、イの場合に備え、あら
③ 県本部長は、イの場合に備え、県有
かじめ、県有施設の中から、避難所を
施設又は民間アパート等の中から、避
選定する。
難所を選定する
④
オ・カ
[略]
④
[略]
オ・カ
キ
[略]
[略]
市本部長は、避難所の電気、水道等の
ライフラインの回復に時間を要すると見
込まれる場合や、道路の途絶による孤立
が続くと見込まれる場合は、当該地域に
避難所を設置・維持することの適否を検
討し、必要な措置を講じる。
(2)
避難所の運営
ア
(3)
市本部長は、あらかじめ定める避難計
避難所の運営
ア
市本部長は、あらかじめ定める避難計
画に従い、避難所の円滑な運営に努め
画及びその作成した避難所の設置及び運
る。
営に係るマニュアルに従い、避難所の円
滑な運営に努める。この場合において、
市本部長は、避難所の生活環境が常に良
好なものとなるよう、保健師、管理栄養
士等による巡回等や岩手県災害派遣福祉
チームの活用を通じてを実施するなど、
その状況把握に努め、必要な対策を講じ
る。
イ
市本部長は、避難所の管理者等と連携
- 145 -
イ
市本部長は、避難所の管理者等と連携
を図り、安否情報及び食料、生活必需品
を図り、安否情報、食料、生活必需品等
等の配給等に関する情報を提供する。
の配給及び被災者生活支援等に関する情
報を提供するものとし、避難者が適切に
情報を得られるよう、活用する媒体に配
慮する。
ウ
市本部長は、避難者数、ボランティア
ウ
市本部長は、避難者数、防災ボランテ
ィア数、物資の種類及び数量等について
ことのないよう、調整を行う。
偏ることのないよう、調整を行う。
エ
数、物資の種類及び数量等について偏る
市本部長は、避難所における生活が長
エ
市本部長は、避難所における生活が長
期化すると認められる場合は、避難者の
期化すると認められる場合は、避難者の
協力を待ながら、次の措置をとる。
協力を待ながら、次の措置をとる。
①
①
避難者、住民組織、支援ボランティ
避難者、住民組織、防災ボランティ
ア等の連携による、被災者の自治組織
ア等の連携による、被災者の自治組織
の育成
の育成
②
食料、生活必需品等の物資の需要把
握体制の整備
②
生 活相談 、 メン タルケ ア 、 健康相
③
談、各種情報の提供体制の整備
生活相談、こころのケア、健康相
談、各種情報の提供体制の整備
③
[略]
④
[略]
④
[略]
⑤
[略]
⑤
[略]
⑥
[略]
⑥
可能な限りのプライバシーの確保及
⑦
可能な限りのプライバシーの確保及
⑦
び男女のニーズの違い等男女双方の視
び男女、高齢者、障がい者、外国人等
点等への配慮
の多様なニーズへの配慮
[略]
[略]
⑧
オ
市本部長は、関係機関の協力を得なが
ら、避難者の愛玩動物の受入れについて
他の避難者の同意を得るよう努める。
オ
[略]
カ
(4)
[略]
被災市町村以外の市町村による避難所の
設置等
被災市町村以外の市町村の避難所の設置
及び運営については、(1)及び(2)の定
めを準用する。
(3)
[略]
[略]
(5)
5
帰宅困難者対策
(1)
市本部長は、災害の発生に伴い通勤・通
学、出張、買い物、旅行等により、自力で
帰宅することが極めて困難となった者(以
下「帰宅困難者」という。)に対し、関係
機関と協力して、必要な情報の提供その他
- 146 -
の帰宅のための支援を行う。
(2)
市町村本部長は、帰宅困難者のうち、救
援が必要になった者又は避難所への収容が
必要となった者に対し、物資の提供及び避
難所への収容を行う。
6
避難所以外の在宅避難者に対する支援
(1)
在宅避難者の把握
ア
市本部長は、自宅その他の避難所以外
の場所にいる者であって、ライフライン
や物流の途絶により物資及び食料の調達
並びに炊事が困難となる等、被災により
日常生活を営むことが困難な者(以下
「在宅避難者」という。)の人数、必要
とする支援等を早期に把握する。
イ
民生委員・児童委員、介護保険事業
者、障害福祉サービス事業者等は、要配
慮者の安否等の確認に努め、把握した情
報を市本部長に提供する。
(2)
在宅避難者に対する支援
ア
市本部長は、市役所(支所、出張所
等)における配布や在宅避難者がいる
集落又は避難所の巡回により物資の支
給を行う。
イ
市本部長は、在宅避難者に対し、物
資や食料の配布の広報の実施等必要な
情報や支援・サービスを容易かつ確実
に受け取ることのできる体制の整備を
図る。
修正
理由
1
災害発生当初における救出救助活動への人的資源等の優先配分について追加
2
避難支援従事者の危険の回避、安全確保について追加
3
避難勧告等に係る発令基準等の策定について文言整理
4
避難勧告等の周知に緊急速報メールを追加
5
避難方法について、地域の特性や災害の状況に応じた避難をするよう修正
6
災害対策基本法の改正により避難所等の分類を規定
7
多様な避難所の確保に係る措置として、民間アパート等(宿泊施設)も含めるよう修正
8
避難所のライフラインの回復に時間を要する場合等の対応について追加
9
被災市町村以外の市町村における避難所の設置を追加
10
避難者のペットの受け入れを留意するよう修正
11
帰宅困難者に対する支援を追加
- 147 -
本編
第3章
災害応急対策計画
本編第3章第14節第3第6項の次に次の項を加える。
頁
255
修
7
正
案
広域一時滞在
(1)
県内広域一時滞在
ア
災害の規模、避難者の収容状況等に鑑み、県内広域一時滞在の必要があると認めた市本部
長(以下、この項において「協議元市本部長」という。)は、応援協定を締結した他の市町
村長又は適当と認める他の市町村長(以下、本号中「協議先市町村長」という。)に対し、
避難者の受入れを協議する。
イ
協議元市本部長は、当該協議を行う場合にあっては、あらかじめ県本部長に報告する。た
だし、あらかじめ報告することが困難なときは、協議の開始後、遅滞なく報告する。
ウ
協議先市町村長は、被災者を受け入れないことについて正当な理由がある場合を除き、こ
れを受け入れる。
エ
協議先市町村長は、受け入れる被災者の県内広域一時滞在の用に供するための施設(以
下、本節中「受入施設」という。)を決定し、提供する。
オ
協議元市本部長又は協議先市町村長は、法に基づく報告又は通知を行う。
カ
県本部長は、市本部長から求めがあった場合には、協議すべき市町村、被災者の輸送手段
の確保等、県内広域一時滞在の実施に関し必要な助言等を行う。
キ
県本部長は、大規模な災害により市が被災し、他の市町村長との協議ができないと推測さ
れる場合には、市本部長に代わって当該要求を行う。
〔法令に基づく報告又は通知義務〕
報告又は
報告又は
通知義務者
通知の時期
協議元市本
県内広域一時
部長
滞在の協議を
法第86条の8
しようとする
第2項
報告又は通知先
県本部長
根拠法令
災害対策基本
とき
受入施設を決
1
公示
災害対策基本
定した旨の通
2
協議元市本部長が受入施設を決定した旨の通知
法第86条の8
知を受けたと
を受けた時に現に避難者を受け入れている公共施
第6項、災害
き
設その他の施設を管理する者及び協議元市本部長
対策基本法施
が必要と認める関係指定地方行政機関の長その他
行規則第8条
の防災関係機関等の長
の2第2項
3
県本部長
- 148 -
255
県内広域一時
1
協議先市本部長
災害対策基本
滞在の必要が
2
協議元市町村本部長が受入施設を決定した旨の
法第86条の8
なくなったと
通知を受けた時に現に避難者を受け入れている公
第7項、災害
認めるとき
共施設その他の施設を管理する者及び協議元市町
対策基本法施
村本部長が必要と認める関係指定地方行政機関の
行規則第8条
長その他の防災関係機関等の長
の2第2項
3
公示
4
県本部長
協議先市町
受入施設を決
受入施設を管理する者及び協議先市町村本部長が必
災害対策基本
村長
定したとき
要と認める関係指定地方行政機関の長その他の防災
法第86条の8
関係機関等の長
第4項、災害
対策基本法施
行規則第8条
の2第1項
協議元市本部長
災害対策基本
法第86条の8
第5項
県内広域一時
受入施設を管理する者及び協議先市町村本部長が必
災害対策基本
滞在の必要が
要と認める関係指定地方行政機関の長その他の防災
法第86条の8
なくなった旨
関係機関等の長
第8項、災害
の通知を受け
対策基本法施
たとき
行規則第8条
の2第1項
〔市本部の担当〕
部
班
企画部
消防防災部
財務部
(2)
総務班
財政班
担当業務
協議元市町村本部長又は協議先市町村長からの報告又は通知の受理
県内広域一時滞在に係る輸送手段の確保支援等
県外広域一時滞在
ア
県外広域一時滞在の必要があると認める市本部長(以下、本号中「協議元市本部長」とい
う。)は、県本部長と協議し、本県以外の都道府県の知事と避難者の受入れについて協議す
ることを求める。
イ
県本部長は、応援協定を締結した他の都道府県の知事又は適当と認める他の都道府県の知
事(以下、本号中「協議先都道府県知事」という。)に対し、避難者の受入れの協議を行
う。
ウ
県本部長は、当該協議を行う場合にあっては、あらかじめ内閣総理大臣に報告する。ただ
し、あらかじめ報告することが困難なときは、協議の開始後、遅滞なく報告する。
エ
県本部長は、協議先都道府県知事から受入施設が決定した旨の通知を受けたときは、協議
元市本部長に通知するとともに、内閣総理大臣に通知する。
オ
県本部長は、大規模な災害により市が被災し、協議を求めることができないと推測される
場合には、市本部長に代わって当該要求を行う。
カ
県本部長及び協議元市本部長は、法に基づく報告又は通知を行う。
キ
県本部長は、必要に応じ、国に対し、協議すべき都道府県、被災者の輸送手段の確保等、
県外広域一時滞在の実施に関し必要な助言等を求める。
- 149 -
〔法令に基づく報告又は通知義務〕
255
報告又は
報告又は
通知義務者
通知の時期
県本部長
報告又は通知先
県外広域一時滞
内閣総理大臣
根拠法令
災害対策基本法第
在の協議をしよ
86 条の9第3項
うとするとき
受入施設を決定
1
協議元市本部長
災害対策基本法第
した旨の通知を
2
内閣総理大臣
86 条の9第9項
県内広域一時滞
1
協議先都道府県知事
災害対策基本法第
在の必要がなく
2
内閣総理大臣
86 条の9第 12 項
受けたとき
なった旨の報告
を受けたとき
協議元市本
受入施設を決定
1
公示
災害対策基本法第
部長
した旨の通知を
2
協議元市長が受入施設を決定した旨の
86 条の9第 10 項、
通知を受けた時に現に避難者を受け入れ
災害対策基本法施
ている公共施設その他の施設を管理する
行規則第8条の2
者及び協議元市町村本部長が必要と認め
第4項
受けたとき
る関係指定地方行政機関の長その他の防
災関係機関等の長
県外広域一時滞
1
県本部長
災害対策基本法第
在の必要がなく
2
公示
86 条の9第 11 項、
なったと認める
3
協議元市町村長が受入施設を決定した
災害対策基本法施
旨の通知を受けた時に現に避難者を受け
行規則第8条の2
入れている公共施設その他の施設を管理
第4項
とき
する者及び協議元市町村本部長が必要と
認める関係指定地方行政機関の長その他
の防災関係機関等の長
〔市本部の担当〕
部
班
企画部
消防防災部
財務部
(3)
総務班
財政班
担当業務
協議元市町村本部長又は協議先都道府県知事等との協議
県外広域一時滞在に係る輸送手段の確保支援等
他都道府県広域一時滞在
ア
県本部長は、他の都道府県知事(以下、本号中「協議元都道府県知事」という。)から避
難者の受入れの協議があったときは、受入れに関する県内の市町村長の意向を確認の上、受
け入れるべき避難者数その他事項を勘案し、受入れについて協議すべき市町村を決定し、受
入れを協議する。
イ
県本部長の協議を受けた市町村長(以下、本号中「協議先市町村長」という。)は、被災
者を受け入れないことについて正当な理由がある場合を除き、これを受け入れる。
ウ
協議先市町村長は、受入施設を決定し、提供する。
エ
県本部長又は協議先市町村長は、法に基づく報告又は通知を行う。
- 150 -
255
〔法令に基づく報告又は通知義務〕
報告又は
報告又は
通知義務者
通知の時期
県本部長
報告又は通知先
受入施設を決定
協議元都道府県知事
根拠法令
災 害対策基 本法第
した旨の通知を
86 条の9第8項
受けたとき
他の都道府県か
協議先市町村長
災 害対策基 本法第
らの広域一時滞
86 条の9第 13 項
在の必要がなく
なった旨の通知
を受けたとき
協議先市町
受入施設を決定
受入施設を管理する者及び協議先市町村本
災 害対策基 本法第
村長
したとき
部長が必要と認める関係指定地方行政機関
86 条の9第6項、
の長その他の防災関係機関等の長
災 害対策基 本法施
行 規則第8 条の2
第 4項の規 定によ
り準用する同条第 1
項
県本部長
災 害対策基 本法第
86 条の9第7項
他の都道府県か
受入施設を管理する者及び協議先市町村本
災 害対策基 本法第
らの広域一時滞
部長が必要と認める関係指定地方行政機関
86 条の9第 14 項、
在の必要がなく
の長その他の防災関係機関等の長
災 害対策基 本法施
なった旨の通知
行 規則第8 条の2
を受けたとき
第 4項の規 定によ
り 準用する 同条第
1項
〔市本部の担当〕
部
企画部
消防防災部
財務部
(4)
班
総務班
財政班
担当業務
協議すべき市町村の決定、協議先市町村長との協議等
他都道府県からの広域一時滞在に係る輸送手段の確保支援等
広域一時滞在により避難する被災者に対する情報等の提供体制
県内広域一時滞在、県外広域一時滞在又は他都道府県広域一時滞在による避難者に対して
は、県本部長及び避難者を受け入れた市町村長が、必要な情報や支援・サービスを容易かつ確
実に受け取ることのできる体制の整備を図る。
8
居住地以外の市町村への避難者に対する情報等の提供体制
(1)
県及び市は、被災者の安否について住民等から照会があったときは、被災者等の権利利益を不
当に侵害することのないよう配慮しつつ、災害発生直後の緊急性の高い応急措置に支障を及ぼさ
ない範囲で可能な限り安否情報を回答するよう努める。
- 151 -
(2)
255
県及び市は、安否情報の適切な提供のため必要と認めるときは、関係機関と協力して、被災者
に関する情報の収集に努める。
(3)
安否情報の提供に当たって、被災者の中に配偶者からの暴力等を受け加害者から危害を受ける
おそれがある者等が含まれるときは、当該加害者に居所が知られることがないよう個人情報の管
理を徹底する。
(4)
居住地以外の市町村に避難する被災者に対しては、県本部長及び被災者を受け入れた市町
村が、必要な情報や支援・サービスを容易かつ確実に受け取ることのできる体制の整備を図
る。
修正
広域一時滞在に関する規定を追加
理由
- 152 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
計
256
第14節
画
修
医療・保健計画
第15節
第1 基本方針
1
正
第1
救急・救助の初動体制を確立し、関係医療
案
医療・保健計画
基本方針
1
救急・救助の初動体制を確立し、県内の災
機関及び防災関係機関との密接な連携の下
害派遣医療チーム(以下、本節中「岩手DM
に、迅速かつ適切な医療活動を行う。
AT」という。)、関係医療機関及び防災関
係機関との密接な連携の下に、迅速かつ適切
な医療活動を行う。
2
水道、電気、ガス等ライフラインの機能停
2
多数の傷病者に対応するため、被災地内外
止、医療施設自体の被災による機能低下等に
における災害拠点病院を中心とした、後方医
対応するため、災害時における地域医療の拠
療体制の確保を図る。
点となる災害拠点病院を整備する。
3
[略]
3
[略]
4
被災者の心身両面にわたる健康を維持する
4
被災者の心身両面にわたる健康を維持する
ため、保健指導及びメンタルケアを実施す
ため、保健指導及びこころのケアを実施す
る。
る。
5
[略]
5
第2 実施機関(責任者)
実施機関
担当業務
市本部長
1・2
3
第2
[略]
[略]
実施機関(責任者)
実施機関
担当業務
市本部長
1・2
医療機関に係る医療班の
3
医療機関に係る医療救護班
編成・派遣
県本部長
4
〔略〕
1
[略]
2
後方医療施設の確保
[略]
の編成・派遣
県本部長
4
〔略〕
1
[略]
2
後方医療体制の確保
3
県立病院に係る岩手DMA
Tの編成、派遣
4
被災地における医療活動
(岩手DMATによるものを
含む。以下同じ)の統括調整
及び支援
3
県立病院に係る医療班の
5
編成、派遣
県立病院に係る医療救護班
4
の編成、派遣
他の医療機関に対する応
6
援要請
東北厚生局
他の医療機関に対する応援
要請
管内国立病院、国立医療所に
独立行政法人
独立行政法人国立病院機構各病
係る医療班の編成及び派遣
国立病院機構
院に係る災害医療班の編成、連
本部北海道東
絡調整並びに派遣の支援
北ブロック事
務所
- 153 -
256
陸上自衛隊岩
災害派遣要請に基づく 医療班
陸上自衛隊岩
災害派遣要請に基づく医療救護
手駐とん地
の編成及び派遣
手駐屯地
班の編成及び派遣
日本赤十字社
盛岡赤十字病院に係る 医療班
日本赤十字社
盛岡赤十字病院に係る医療救護
岩手県支部
の編成及び派遣
岩手県支部
班の編成及び派遣
学校法人岩手
岩手医科大学附属病院に係る岩
医科大学
手DMATの編成、派遣
岩手県済生会
済生会病院に係る医療救護班の
岩手県済生会
済生会病院に係る医療班の編
成及び派遣
編成及び派遣
社岩手県医師
医師会会員病院・診療所に係
(一社)岩手県
医師会会員病院・診療所に係る
会
る医療班の編成及び派遣
医師会
医療救護班の編成及び派遣
(一社)岩手県
歯科医師会会員診療所に係る歯
歯科医師会
科医療救護班の編成及び派遣
全国健康保険
各種保険金の給付・被災医療機
協会岩手支部
関の診療報酬の特別措置の実施
〔市本部の担当〕
〔市本部の担当〕
部
班
担当業務
部
班
担当業務
企画部
総 務
1
[略]
企画部
総 務
1
[略]
消防防
班
2
県本部に対する医療班の
消防防
班
2
県本部に対する医療救護
災部
派遣要請
3
保健福
救 助
祉部
班
1
災部
班の派遣要請
[略]
3
災害救助法に基づく医療
及び助産の実施
[略]
生活環
清 掃
被災した愛玩動物の救護対策
境部
班
に関すること。
保健福
救 助
1
祉部
班
災害救助法による医療及
び助産の実施に係る費用支
弁等の総括
2
[略]
医 療
1
[略]
班
2
日本赤十字社医療班の派
2
[略]
医 療
1
[略]
班
2
日本赤十字社医療救護班
遣要請
3・4
の派遣要請
[略]
3・4
第3
第3 初動医療体制
1
1
医療班の編成
(1)
市本部長は、災害時における医療活動を
[略]
初動医療体制
医療救護班・歯科医療救護班の編成
(1)
市本部長は、災害時における医療活動を
迅速かつ適切に行なうため、各医療機関と
迅速かつ適切に行なうため、各医療機関と
密接な連携を図る。〔資料編3-14-1
密接な連携を図る。〔資料編 3-14-1
医療
機関一覧表〕
機関一覧表〕
(2)
医療
市本部長は、前項について、県立病院、
医師会等に依頼し「医療班」を編成し、被
- 154 -
(2)
市本部長は、前項について、医師会、歯
科医師会等に依頼し「医療救護班」「歯科
災地に医師及び看護師を派遣する。
医療救護班」を編成し、被災地に医師及び
看護師を派遣する。
257
編成基準
医師
1~3名
看護師
3名
職員(運転者含む。)
〔資料編3-14-3
1名
北上医師会災害医療対策
実施要綱〕
(3)
編成基準
医師
1~3名
看護師
2~3名
事務職員兼運転者
〔資料編3-14-3
1名
北上医師会災害医療対策
実施要綱〕
応急医療及び救護のため、国及び他の都
(3)
応急医療及び救護のため、国及び他の都
道府県等並びに自衛隊の災害派遣を要請す
道府県等並びに自衛隊の災害派遣を要請す
る場合の手続は、それぞれ、第9節「相互
る場合の手続は、それぞれ、第10節「県、
応援協力計画」及び第10節「自衛隊災害派
市町村等応援協力計画」及び第11節「自衛
遣要請計画」に定めるところによる。
隊災害派遣要請計画」に定めるところによ
る。
〔資料編3-14-2
北上医師会災害医療対策
〔資料編3-14-2
実施要綱〕
実施要綱〕
2
2
救護所の設置
救護所の設置
市本部長は、被害の状況及び規模に応じ
市本部長は、被害の状況及び規模に応じ
て、次の場所に救護所を設置する。
1
緊急避難場所
4
医療施設
2
避難所
3
北上医師会災害医療対策
て、次の場所に救護所を設置する。
災害現場
1
緊急避難場所
3
医療施設
3
岩手DMAT及び医療救護班の活動
(1)
2
避難所
岩手DMATの活動
ア
岩手DMATは、主に現場医療救護所
及び診療機能の確保が困難な災害拠点病
医院等のほか、傷病者の搬送等における
応急的な医療活動を実施する。
イ
岩手DMATは、おおむね次の業務を
行う。
①
現場救護所等で行う傷病者等のトリ
アージ及び応急的な医療(現場活動)
②
被災地の災害拠点病院等、被災地の
病院支援
③
被災地での搬送又は被災地外への広
域搬送における応急的な医療(航空搬
送拠点に設置する臨時医療施設(以
下、本節中「ステージングケアユニッ
ト(SCU)」という。)におけるも
のを含む。)(搬送)
④
県災害対策本部内に設置するDMA
T県調整本部等における被災地域内の
DMATに対する指揮、防災関係機関
- 155 -
との調整等(本部活動)
⑤
DMAT県調整本部等における統括
DMATの支援、病院支援、情報収集
257
等の活動(ロジスティック)
※
ステージングケアユニット(SC
U)とは、広域医療搬送拠点に置か
れ、患者の症状の安定化を図り、搬送
時のトリアージを実施するための臨時
の医療施設をいう。
ウ
災害現場における医療活動の実施に当
たっては、救出班、捜索班及び現地災害
対策本部、消防・自衛隊等の防災関係機
関と密接な連携を図りながら、当該関係
機関等による安全管理の下で活動する。
エ
後方医療施設への傷病者の搬送に当た
っては、消防・自衛隊等の関係機関と連
携を図る。
オ
岩手DMATは、派遣された医療救護
班と協働しながら活動するものとし、活
動を終了するときは、医療救護班に必要
な引継を行う。
3
医療班の活動
(2)
医療救護班の活動
ア
医療救護班は、救護所において医療救
護活動を実施するとともに、必要に応
じ、被災地域、避難所等を巡回して医療
救護活動を行う。
(1)
医療班は、おおむね。次の業務を行う。
イ
医療救護班は、おおむね次の業務を行
う。
ア
[略]
①
[略]
イ
[略]
②
[略]
ウ
輸送困難な患者、軽傷患者等に対する
③
救護所及び避難所における巡回医療
医療
の支援
④
被災地の病院の医療支援
エ
[略]
⑤
[略]
オ
[略]
⑥
[略]
カ
[略]
⑦
[略]
(2)
医療活動の実施に当たっては、救出班及
び捜査班と連携を図る。
(3)
ウ
医療救護の実施に当たっては、岩手D
MAT及び保健活動班と連携を図る。
医療班は、救護所において医療活動を実
施するとともに、必要に応じ、被災地域、
避難所等を巡回して医療活動を行う。
- 156 -
(4)
257
市本部長は、北上市医師会ほか関係団体
エ
市本部長は、市医師会ほか関係団体と
と密接な連携を図りながら、被災地におけ
密接な連携を図りながら、被災地におけ
る医療活動の状況把握に努めるとともに、
る医療活動の状況把握に努めるととも
派遣された医療班、医療ボランティア団体
に、派遣された医療救護班、医療ボラン
等の医療活動についての調整を行う。
ティア団体等の医療活動について災害医
療コーディネーターと協力して調整を行
う。
(3)
歯科医療救護班の活動
ア
歯科医療救護班は、原則として、救護
所において歯科医療活動を行う。
イ
歯科医療救護班は、次の業務を行う。
①
歯科医療を要する傷病者に対する応
急措置
②
歯科医療を要する傷病者の収容歯科
医療機関への転送の要否及び転送順位
の決定
③
(4)
その他必要とされる措置
災害医療コーディネーターの活動
災害医療コーディネーターは、医療ニー
ズを把握し、医療救護班等の配置調整、活
動支援等のコーディネートを行う。
4
医薬品及び医療資機材の調達
(1)
4
市本部長及び県本部長は、地域内の医療
医薬品及び医療資機材の調達
(1)
市本部長及び県本部長は、地域内の医療
施設が被災した場合に備え、医療班が使用
施設が被災した場合に備え、岩手DMAT
する医薬品、衛生材料及び医療資機材(以
及び医療救護班が使用する医薬品、衛生材
下、本節中「医薬品等」という。)につい
料及び医療資機材(以下、本節中「医薬品
て、相互に供給を行う体制を整備する。
等」という。)について、相互に供給を行
う体制を整備する。
(2)
医薬品等は、従事する医療機関の手持品
(2)
医薬品等は、岩手DMATが携行し、又
をもって繰替使用する。ただし、手持品が
は従事する医療機関の手持品をもって繰替
なく、又は不足したときは、それぞれの実
使用する。ただし、手持品がなく、又は不
施責任者が調達する。
足したときは、それぞれの実施責任者が調
達する。
(3)
5
[略]
(3)
広域災害・救急医療情報システムの整備
(1)
市本部長は、災害時に医療施設の診療状
5
[略]
広域災害・救急医療情報システムの整備
(1)
市本部長は、県広域災害・救急医療情報
況等を迅速に把握するため、コンピュータ
システムにより、次の内容の情報の収集及
等を利用した情報収集及び連絡体制の整備
び提供を行う。
に努める。
ア
(2)
広域災害・救急医療情報システムは、次
の内容の情報の収集及び提供を行う。
- 157 -
イ
発災直後情報(傷病者の受入可否)
医療機関の機能の状況(手術受入情
報、透析患者受入情報)
ア
医療施設の稼働状況
ウ
イ
患者転送要請
ウ
医薬品等の備蓄状況
エ
ライフライン等の状況
オ
受入患者の状況
カ
ボランティアの提供及び要請状況
ライフラインの状況(電気、水道、医
療ガス)
エ
受入患者の状況(重傷患者数、中等症
患者数)
オ
258
患者転送情報(重症患者数、広域搬送
可能患者数、中等症患者数)
(2)
市本部長は、国の広域災害・救急医療情
報システム(EMIS)により、各都道府
県における(1)の情報の収集及び提供のほ
か、DMATの派遣等に関する情報の収集
及び提供を行う。
第4 後方医療体制
1
第4 後方医療体制
災害拠点病院の指定
1
県が指定する災害拠点病院は、次のとおり。
(1)
災害拠点病院の活動
(1)
基幹災害拠点病院
災害拠点病院は、おおむね次の業務を行
う。
市本部長は、あらかじめ、基幹災害拠点
被災地内の場合
被災地外の場合
病院を指定する。
災
①災害発生時にお
①災害発生時におけ
ア
害
け る 24 時 間 緊 急
る24時間緊急対応
機能
①
医療班の派遣
拠
対応及び重篤な
及び広域搬送され
②
救護所等及び地域災害拠点病院にお
点
傷病者への救命
た重篤な傷病者へ
いて対応できない多数の重症患者の治
病
医療の提供
の救命医療の提供
療及び収容
院
②全県の拠点とし
②全県の拠点として
③
緊急用の医薬品等の備蓄
ての傷病者の受
の広域搬送された
④
市内の医療関係者に対する災害医療
入れ(基幹災害
傷病者の受入れ
拠点病院)
(基幹災害拠点病
の訓練及び研修の実施
イ
整備計画
③当該保健医療圏
院)
基幹災害拠点病院としての機能を確保
の拠点としての
③他の地域災害拠点
するため、次の施設、設備について、計
傷病者の受入れ
病院と連携による
画的に整備を図る。
(地域災害拠点
広域搬送された傷
①
病院)
病者の受入れ(地
施設の整備
耐震性の強化、医薬品等の備蓄スペ
④傷病者の広域搬
ース等の整備
②
送
設備の整備
⑤傷病者に対する
応急ベット、発電機、仮設テント、
トリアージ及び
仮設トイレ等の整備
(2)
治療
地域災害拠点病院
⑥状況に応じ、岩
市本部長は、あたかじめ、地域災害拠点
手DMAT及び
病院を指定する。
医療救護班の派
ア
遣
機能
①
医療班の派遣
②
救護所等において対応できない多数
(2)
- 158 -
域災害拠点病院)
④広域搬送された傷
病者に対するトリ
アージ及び治療
⑤被災地への岩手D
MAT及び医療救
護班の派遣
被災地内の災害拠点病院は、参集拠点病
院に指定された場合には、拠点本部の設置
の重症患者の治療及び収容
③
イ
及び岩手DMATの受入れに協力するもの
緊急用の医薬品の備蓄
とする。
整備計画
(3)
地域災害拠点病院としての機能を確保
は、拠点本部と連携しながら、被災地の医
するため、次の施設、設備について、計
画的に整備を図る。
①
療活動を統括調整する。
(4)
災害拠点病院が被災地内にある場合など
施設の整備
傷病者の受入れが困難な場合には、他の地
耐震性の強化、医薬品等の備蓄スペ
域災害拠点病院へ広域搬送を行うなど状況
258
ース等の整備
②
参集拠点病院に指定された災害拠点病院
に応じた対応ができるよう、災害拠点病院
設備の整備
間で連携を図るものとする。
応急ベット、発電機、仮設テント、
仮設トイレ等の整備
2
(1)
[基幹災害拠点病院及び地域災害拠点病院の指
定状況]
地域災害拠点病院
被災地内の医療機関は、患者及び職員の
安全をを確保し、二次災害の防止を図る。
(2)
被災地内の医療機関は、傷病者に対しト
病院名
リアージを実施し、傷病の程度に応じた応
盛岡赤十字病院
急処置を行うとともに、必要に応じて後方
岩手医科大学付属病院※
医療機関への搬送手続の実施、又は自ら収
県立中部病院
容等の対応を図る。
区分
基幹災害拠点病院
災害拠点病院以外の医療機関の活動
(3)
被災地内の医療機関は、当該保健医療圏
の地域災害拠点病院と連携しながら、可能
な限り傷病者の受入れ、手術・処置等の治
療及び入院措置等に務める。
(4)
被災し診療不能となった医療機関につい
ては、市医師会等を通じ、救護所において
医療救護班として医療活動を実施するよう
努める。
(5)
被災地外の医療機関は、当該二次保健医
療圏の地域災害拠点病院と連携しながら、
被災地から搬送された傷病者の受入れ、治
療に努める。
(6)
被災地外の医療機関は、市医師会等を通
じ、協定に基づく医療救護班を被災地に派
遣する。
第5
第5 傷病者の搬送体制
1
1
傷病者の搬送の手続
(1)
救護所の責任者は、医療又は助産を行っ
傷病者の搬送体制
傷病者の搬送の手続
(1)
被災地内の災害拠点病院、岩手DMAT
た後、後方医療機関に搬送する必要がある
及び救護所の責任者は、医療又は助産を行
か否かを判断する。
った後、後方医療機関に搬送する必要があ
るか否かを判断する。
(2)
岩手DMAT及び医療救護班は、傷病者
の搬送を行う場合には、市本部長、県本
- 159 -
部長その他の防災関係機関と密接な連携
を図る。
(2)
傷病者の搬送は、医療班が保有する自動
(3)
傷病者の搬送は、原則として岩手DMA
車により搬送するものとし、これが不可能
T又は医療救護班が保有する自動車により
な場合においては、市本部長、県本部長又
搬送するものとし、これが不可能な場合に
はその他の関係機関に対して、搬送車両の
おいては、市本部長、県本部長又はその他
手配・配車を要請する。
の関係機関に対して、搬送車両の手配・配
車を要請する。
259
(3)
[略]
(4)
(4)
市本部長は、必要に応じてヘリコプター
(5)
を手配し、傷病者の搬送を行う。
[略]
市本部長は、必要に応じてヘリコプター
を手配し、傷病者の搬送を行うとともに、
必要に応じて被災地への岩手DMAT、医
療救護班及び医療資器材等の搬送を行うよ
う調整を行う。
2
[略]
2
[略]
第6 [略]
第6
[略]
第7 保健活動の実施
第7
健康管理活動の実施
1
市本部長は、被災者の災害による精神的、
1
市本部長は、被災者の災害による精神的、
身体的なダメージを緩和し、健康維持を図る
身体的なダメージを緩和し、健康維持を図る
ため、次により、「保健活動班」を編成し、
ため、次により「健康管理活動班」を編成
保健活動を行う。
し、健康管理活動を行う。
保健活動班の編成基準
健康管理活動班の編成基準
保健師1名以上
保健師1名以上
2
栄養士1名
保健活動班は、医療救護班と合同で保健活
2
栄養士1名
健康管理活動班は、医療救護班と合同で健
動を行うものとし、原則として、救護所と同
康管理活動を行うものとし、原則として、救
一の場所に保健相談室を設置して行う。ま
護所と同一の場所に保健相談室を設置して行
た、必要に応じて被災地の避難所及び応急仮
う。また、必要に応じて被災地の避難所及び
設住宅等を巡回して保健活動を行う。
応急仮設住宅等を巡回等して健康管理活動を
行う。
3
保健活動班は、おおむね、次の業務を行
う。
(1)
3
健康管理活動班は、おおむね、次の業務を
行う。
被災者に対する健康相談、健康調査、保
健指導、メンタルケア
(1)
被災者に対する健康相談、健康調査、保
健指導、栄養・食生活支援活動、こころの
ケア
(2)・(3)
修正
理由
1
[略]
(2)・(3)
[略]
岩手DMAT運営要綱策定に伴う修正
2 岩手県歯科医師会との災害時の歯科医療救護に関する協定の締結に伴う所要の整理
3 県の組織改正等による所要の整理
- 160 -
ページ調整
- 161 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
計
画
260 第8 災害救助法を適用した場合の医療・助産
[略]
[災害時における医療・健康管理活動の流れ]
医療制約を受ける者
被災医療施設
負傷者
被災現場
避難所
救護所
医
傷病者
巡回医療
療
後方医療施設
班
保健活動班
重症者
基幹災害拠点病院
地域災害拠点病院
収容治療
応急措置
保健指導
医療品等の供給、人員の派遣
注)医療制約を受ける者とは、医療機関の被害により医療を受ける機会を失った者をいう。
- 162 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
260 第8 災害救助法を適用した場合の医療・助産
[略]
[災害時における医療・健康管理活動の流れ]
現場医療
救護所
被災医療施設
岩手DMAT
救護所
避難所
後方支援医療施設
負傷者
被災現場
医療救護班
重傷者
基幹災害拠点病院
地域災害拠点病院
傷病者
巡回指導
医療制約を受ける者
応急措置
保健指導
収容医療
医療品等の供給、人員の派遣
注)医療制約を受ける者とは、医療機関の被害により医療を受ける機会を失った者をいう。
第9 愛玩動物の救護対策
市本部長は、県や関係機関と協力し、被災した愛玩動物の保護や適正な飼養に関し、次の救護
対策を講じる。
ア
所有者不明の動物及び放浪している動物について、市及び関係団体等の協力のもと、保護
収容するとともに、所有者の発見に努める。
イ
負傷動物を発見したときは、保護収容し、獣医師会と連携し、治療その他必要な措置を講
ずる。
ウ
飼い主とともに避難した動物の飼養について、市と連携し、適正な飼養の指導を行うとと
もに、環境衛生の維持に努める。
エ
危険動物が施設から逸走した場合は、飼養者、警察官その他関係機関と連携し、人への危
害を防止するために必要な措置を講ずる。
修正
愛玩動物の救護対策を追加
理由
- 163 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
262
現
計
画
[医療・保健活動の情報連絡系統図]
派
陸
・
海
・
空
自
衛
隊
日
赤
岩
手
県
支
部
遣 要 請
社
岩
手
県
医
師
会
東
北
厚
生
局
岩
手
県
済
生
会
公
安
部
岩手県災害
市災害対策本部
対策本部
企画部総務班
医
療
部
保
健
福
祉
部
総
務
部
保健福祉部
医療班・救助班
派
遣
要
請
派遣命令
派遣命令
地
区
医
師
会
国
立
病
院
等
警
察
署
県
立
病
院
地
区
医
師
会
代
表
消
防
本
部
保
健
部
済
生
会
病
院
応援協議
消防本部
被災現場
救護所
搬
送
後方医療施設
- 164 -
派
遣
要
請
そ
の
他
病
院
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
262 [医療・保健活動の情報連絡系統図]
医
療
部
公
安
部
総務部
総合
防災室
保健
衛生課
地域
福祉課
県地方支部
(保健環境班)
医療
国保課
応援要請
派
遣
要
請
市災害対策本部
企画部総務班
陸
・
海
・
空
自
衛
隊
(
県
立
病
院
)
D
M
A
T
指
定
病
院
(
岩
手
医
大
)
派
遣
要
請
会
日
赤
岩
手
県
支
部
県
立
病
院
D
M
A
T
指
定
病
院
一 岩
社 手
県
岩 済
手 生
県 会
医
師
)
他
の
度
道
府
県
派遣要請
(
県
立
病
院
)
(
岩
手
医
大
)
県
医
師
会
班
派
遣
要
請
国
立
病
院
班
4
班
地
区
医
師
会
そ
の
他
病
院
広
域
災
害
・
救
急
医
療
情
報
シ
ス
テ
ム
)
)
)
(
)
済
生
会
班
2
88 班
班
※
(
日
赤
救
護
班
23 2
班 班
医療救護班
岩手 DMAT
派遣
派遣
派
遣
要
請
(
県
立
病
院
班
保
健
所
)
D
M
A
T
指
定
病
院
(
D
M
A
T
指
定
病
院
国
立
病
院
機
構
本
部
派遣指令
(
消
防
本
部
消
防
本
部
保健福祉部
医療班・救助班
(
代
表
消
防
本
部
派遣要請
派遣要請
要
支
援
・
受
け
入
れ
可
能
情
報
派遣
《被災地内》
現場医療救護所
地域災害拠点病院
相互
連携
患者輸送
(
S
C
U
)
広
域
搬
送
拠
点
基幹災害拠点病院
(被災地内にある場
合)
患者輸送
《県内の後方医療施設(被災地外)》
患者
輸送
県内の後方医療
施設で対応しき
れない場合
※
第2次救急医療機関等
地域災害拠点病院
基幹災害拠点病院
地域災害拠点病院
基幹災害拠点病院
地域災害拠点病院
《県内の後方医療施設》
地域災害拠点病院
地区医師会班と重複
修正理由
- 165 -
要
支
援
・
受
け
入
れ
可
能
情
報
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
26
第15節
3
計
画
修
生活必需品供給計画
第16節
第1 基本方針
1
第1
災害時において、被災者に対する被服、
正
案
食料、生活必需品等供給計画
基本方針
1
災害時において、被災者等に対する 食
寝具その他の生活必需品(以下、本節中
料、被服、寝具等の生活必需品及び避難生
「物資」という。)を迅速かつ円滑に供給
活に必要な物資(以下、本節中「物資」と
できるよう、関係業者・団体等の協力が得
い う 。) を迅 速 かつ 円滑に 供 給で きる よ
られる体制の整備等により、物資の調達を
う、関係業者・団体等の協力が得られる体
図る。
制の整備等により、物資の調達を図る。
2
[略]
2
[略]
3
県、市その他の防災関係機関は、その備
蓄する物資の供給に関し、相互に協力する
よう努める。
第2 実施責任者
実施機関
市本部
第2
担当業務
実施責任者
実施機関
被災者に対する物資の調達及び支
市本部
被災者に対する物資の調達及び支
給
県本部
給並びに炊き出しの実施
[略]
陸上自衛隊
担当業務
物資の無償貸付又譲渡
駐とん部隊
県本部
[略]
東北農政局
応急食料の調達・供給に関する情
岩手支局
報収集・連絡
陸上自衛隊
1
物資の無償貸付又は譲渡
岩手駐屯部
2
災害派遣要請に基づく炊出し
隊
[略]
[略]
[略]
[略]
第3 実施要領
1
第3
物資の支給対象者
1
実施要領
物資の支給対象者
物資の支給は、原則として、次に掲げる
者に対して行う。
物資の支給は、原則として、次に掲げる
者に対して行う。
(1)
避難所に収容され、又は避難場所に避
難した者で、物資の持ち合わせのない者
(1)
[略]
(2)
(2)
被服、寝具その他生活上必要な最低限
度の家財等を、災害により喪失した者
[略]
(3)
被服、寝具、炊事道具その他生活上必
要な最低限度の家財等を、災害により喪
失した者
(3) 被服、寝具その他の生活必需物資が
ないため、日常生活を営むことが困難
な者
- 166 -
(4)
物資がない又はライフラインの寸断等
により、日常生活を営むことが困難な者
(5) 災害応急対策活動に従事している者
263
で、物資の支給を必要とするもの
2
支給物資の種類
2
支給物資は、おおむね、次のとおりとす
物資の種類
(1)
る。
物資の種類及び数量は、支給基準数量
等を参考に、被災状況及び食料調達の状
なお、被災状況や物資調達の状況に応じ、
品目を変更し、又は特定品目に重点を置いて
況に応じて支給する。
(2)
支給する。
区分
発災直後は、おにぎり、パン等すぐに
食べられる食料を支給する。
(3)
支給物資
避難が長期化する場合にあっては、避
外衣
洋服、作業衣、子供服等
難所で自炊するための食材・調味料、燃
肌着
シャツ、パンツ等の下着類
料、調理器具等を支給する。
寝具
就寝に必要なタオルケット、毛
見回品
(4)
食料の支給にあたっては、乳幼児、高
布、布団等
齢者、食物アレルギーを有する者等に配
タオル、手ぬぐい、靴下、サン
慮する。
(5)
ダル、傘等
高齢者、障がい者、乳幼児、女性等に
なべ、炊飯器、包丁、こんろ、
ついては、介護用品、育児用品、女性用
ガス器具等
品等の態様に応じた物資の調達に十分配
食器
はし、茶わん、皿等
慮する。
日用品
石けん、ちり紙
炊事道具
歯ブラシ、ビ
り)
ニールシート等
光熱材料
(※支給物資は、資料編3-16-1のとお
マッチ、ローソク、木炭、灯
油、プロパンガス等
高齢者、障害者、乳幼児等については、介
護用品、育児用品等の態様に応じた物資の調
達に十分配慮すること。
3
3
物資の確保
(1)
市本部長は、被災者に対ずる物資の支給
物資の確保
(1)
市本部長は、被災者に対する物資の支
が必要と認めた場合は、別記様式l「世帯
給が必要と認めた場合は、各避難所の責
構成員別被害状況」及び別記様式2「物資
任者等からの聞き取り等により、支給物
購入(配分)計画表」を作成するものとす
資の品目、数量を随時把握する。
る。
(2)
市本部長は「物資購入(配分)計画表」
(2)
市本部長は、備蓄物資の供出、関係業
に基づき、関係業者から購入するととも
者からの購入等により、必要とする物資
に、備蓄物資を供出し必要とする物資を確
を確保する。
保する。
(3)
市本部長は、必要な物資を調達できない
(3)
市本部長は、必要な物資を調達できな
場合は、「世帯構成員別被害状況」に基づ
い
く必要数量を明示し、地方支部総務班長を
て、県本部長に対し、物資の調達又はあ
通じて、県本部長に対し、物資の調達又は
っせんを要請する。
あっせんを要請する。
- 167 -
場合は、地方支部総務班長を通じ
264
(4)
自衛隊の保有する物資の無償貸付け又
(4)
県本部長は、大規模な災害により市が
は譲渡を要請する場合の手続きについて
被災し、市において物資の調達ができな
は、第10節「自衛隊災害派遣要請計画」に
いと推測される場合又は県が市との連絡
定めるところによる。
を取ることができない場合には、市本部
長からの要請を待たず、物資の供給を行
(5)
市本部長は、物資の調達可能数量等を
う。
常時把握するとともに、あらかじめ、災
害時における供給協定の締結等、関係業
者、団体等の協力を得られる体制を整備
する。
〔資料編 3-15-1
衣料その他生活必需品
調達先一覧表〕
修正
理由
1
生活必需品や食料品等の供給について一元管理するため、計画を統合
2
防災関係機関の備蓄物資の供給の相互協力について追加
3
災害直後等対応が困難なことから、物資の必要数量の明示を削除
4
市が被災し、機能しない場合、県が物資の調達を行うこととすること。
5
市が被災し、連絡がつかない場合、物資の搬送をあらかじめ指定されている拠点に行うこ
と。
6
輸送に航空機を使う場合について、道路が寸断した場合を追加すること。
7
輸送に当たっては、人員を考慮し、責任者の同乗を求めないこと。
8
物資の保管にあっては、必要に応じて、警備を行うこと。
- 168 -
ページ調整
- 169 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
264
現
4
計
画
物資の輸送及び保管
(1)
市本部長は、あらかじめ、公共施設、広場、公園等の中から、物資の地域内輸送拠点及び集
積地を選定する。
(2)
他の都道府県に調達及びあっせんを要請した物資については、県本部を経由し、輸送拠点施
設に集積の上受領するものとし、輸送は、市本部長が行う。
(3)
県本部長があっせんした物資の輪送は、市本部長が行う。
(4)
災害の規模又は態様により市本部長が行うことが困難である場合は、次により、県本部長
が、物資の輸送を行う。
ア
県本部の担当課長は、市本部又は輸送拠点施設に物資を輸送し、市本部長に引き渡す。
イ
輸送は、原則として、自動車輸送とするが、緊急を要する場合は、航空機輸送とする。
ウ
輸送に当たっては、責任者が同乗し、輸送の安全を期す。
エ
物資の引渡しは、「災害救助用物資引渡書」により行い、授受を明確にする。
(5)
市本部長は、物資の保管に当たっては、保管期間、場所、数量等に応じて、警備貝を配置
し、又は警察機関、消防機関の警備を要請、指示するなど、事故防止の措置をとる。
〔物資の調達・供給系統図〕
公的備蓄
購入
供給協定締結業者・団体
購入
一般業者・団体
県
市町村本部長
保健福祉部
調達・あっせ
ん要請
地 方 支 部
(総務班長)
本
部
環境生活 協議
企画室長
関係課等
協議
防災危機管理官
供給
陸上自衛隊岩手駐屯部隊
調達・あっせん要請
供給
供給
供給
供給
供給協定締結業者・団体
供給協定締結業者・団体
供給協定締結業者・団体
- 170 -
他の都道府県
協力要請
協力要請
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
265 〔物資の調達・供給系統図〕
公的備蓄
購入
供給協定締結業者・団体
県
購入
市町村本部長
保健福祉部
調達・あっせ
ん要請
一般業者・団体
(計画作成)
商工企画室長
地 方 支 部
(総務班長)
(調達)
経営支援課統括課長
協力要請
供給
供給
管内市町村
本
部
協議
関係課等
協議
防災危機管理官
陸上自衛隊岩手駐屯部隊
派遣要請
調達・あっせん要請
仕分け
・輸送
供給
県本部
供給協定締結業者・団体
他の都道府県
供給
供給
供給協定締結業者・団体
供給
4
国
協力要請
協力要請
物資の輸送及び保管
(1) 県本部長は、次により、物資の輸送を行う。
ア
県本部の担当課長は、市本部又は輸送拠点(市と連絡が取れない場合にあっては、あ
らかじめ指定されている輸送拠点)に物資を輸送し、市本部長に引き渡す。
イ
輸送は、原則として、自動車輸送とするが、緊急を要する場合や自動車輸送が困難な
場合は、航空機輸送とする。
ウ
(2)
物資の引渡しは、「災害救助用物資引渡書」により行い、授受を明確にする。
市本部長は、物資の保管に当たっては、必要に応じて、警備員を配置し、又は警察機
関、消防機関の警備を要請、指示するなど、事故防止の措置をとる。
修正
県が調達した物資を、県で集積した上で市町村へ輸送するよう、系統図を修正すること。
理由
- 171 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
265
現
5
計
画
修
物資の支給等
(1)
5
原則として物資は支給することとし、市
正
案
物資の支給等
(1)
物資の支給等
本部長が指定したものに限り貸与する。
ア
原則として物資は支給することとし、
市本部長が指定したものに限り貸与す
る。
(2)
物資の支給は、受給者の便益及び物資の
イ
物資の支給は、受給者の便益及び物資
適正な配分に留意し、市役所等において行
の適正な配分に留意し、市役所、物資集
う。ただし、被災状況又は被災者の様態等
積・輸送拠点等における配布や在宅避難
から、必要と認めるときは、個々の世帯又
者がいる集落又は避難所の巡回により実
は避難所を巡回して支給する。
施する。
(2)
食料の供給における留意事項
ア
市本部長は、あらかじめ、炊出し方法
等を定める。
イ
炊出しによる供給は、既設の給食施設
又は仮設の供給施設を使用し、直営又は
委託して行う。
ウ
炊出しのため、自衛隊の災害派遣を要
請する場合の手続は、第10節「自衛隊災
害派遣要請」に定めるところによる。
エ
防災関係機関の長は、所管の応急対策
業務従事者に食料の供給ができないとき
は、市本部長に対し、食料の供給につい
て応援を求める。
6
住民等への協力要請
6
住民等への協力要請
市本部長は、必要と認めるときは、被災住
市本部長は、必要と認めるときは、被災住
民・自主防災組織等の団体及びボランティア
民・自主防災組織等の団体及びボランティア
組織に対して、物資の支給等について協力を
組織に対して、物資の荷下ろし、仕分け、支
求める。
給等について協力を求める。
7 物資の需給調整
(1)
7
市本部長は、必要な物資の品目、数量を
物資の需給調整
(1)
市本部長は、必要な物資の品目、数量を
地域別、避難所別に迅速に把握できるよ
地域別、避難所別に迅速に把握できるよ
う、あらかじめ、支給するべき物資及びそ
う、あらかじめ、支給するべき物資及びそ
の基準数量を定めるとともに、物資の需要
の基準数量を定めるとともに、物資の需要
に関する情報収集に努める。
に関する情報収集や輸送拠点、避難所等に
ある物資の在庫量の把握に努める。
(2)
市本部長からの報告に基づき、県本部長
(2)
県本部長は、市本部長からの報告に基づ
は、被災市町村における物資の需要量を、
き、被災市町村における物資の需要量を、
支給する品目ごとに算定するとともに、各
支給する品目ごとに算定するとともに、各
関係業者・団体及び他の都道府県からの物
関係業者・団体及び他の都道府県からの物
- 172 -
266
資の供給量を取りまとめの上、需給バラン
資の供給量を取りまとめの上、需給バラン
スの均衡を図り、必要とされる物資が間断
スの均衡を図り、必要とされる物資が間断
なく支給されるよう努める。
なく支給されるよう努める。
(3)
県本部長は、輸送拠点にある物資の在庫
量を常時把握するよう努める。
8
[略]
8
[略]
別紙様式1
(別紙様式1を削る)
別紙様式2
(別紙様式2を削る)
268
第16節
食料供給計画
(第16節を削る)
1
物資の支給方法について、避難所等の巡回実施等を規定
修正
2
地域住民、ボランティア等の協力を求める事項を追加
理由
3
物資の在庫の適切な管理について規定
4 生活必需品や食料品等の供給について一元管理することを踏まえて計画を統合
- 173 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
計
画
273
第 17 節 給水計画
修
正
第 17 節
給水計画
第1 〔略〕
第1
〔略〕
第2 実施機関(責任者)
第2
実施機関(責任者)
実施機関
担当業務
実施機関
担当業務
[略]
[略]
[略]
[略]
陸上自衛隊岩手
[略]
陸上自衛隊岩手
[略]
駐とん部隊
案
駐屯部隊
日本赤十字社岩
災害救助法の適用時における
岩手中部水道企
1
災害の際の全般的給水
手県支部
給水に関する協力
業団
2
水道施設の応急復旧に関
すること
[市本部の担当]
[市本部の担当]
部
班
担当業務
部
班
担当業務
企画部
[略]
[略]
企画部
[略]
[略]
[略]
災害救助法による給水に
消防防災部
保健福祉部
消防防災部
[略]
災害救助法による給水事務
保健福祉部
の総括
上下水道部
係る費用支弁等の総括
上水
1
災害の際の全般的給水
道課
2
水道施設の応急復旧に
関すること
第3
第3 実施要領
1
1 給水
(1)・(2)
(3)
(3)
応援の要請
オ
給水
(1)・(2)
[略]
ア~エ
実施要領
[略]
応援の要請
ア~エ
[略]
市本部長は、前記によっても飲料水を
オ
市本部長は、前記によっても飲料水を
確保できないとき又は早期の復旧が必要
確保できないとき又は早期の復旧が必要
と認めるときは、第 10 節「相互応援協力
と認めるときは、第 10 節「県、市町村
計画」に定めるところにより、国、都道
等相互応援協力計画」に定めるところに
府県等に対し、要員の派遣を要請する。
より、国、都道府県等に対し、要員の派
遣を要請するとともに、日本水道協会岩
手県支部と相互に連絡を取り、日本水道
協会の応援体制を把握する。
修正
カ
[略]
カ
[略]
2~5
[略]
2~5
[略]
岩手中部水道企業団へ水道業務移管による修正
理由
(
- 174 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
276
現
第18節
計
画
修
応急仮設住宅の建設及び応急修理計画
第1 基本方針
1~3
第18節
第1
[略]
正
案
応急仮設住宅の建設及び応急修理計画
基本方針
1~3
4
[略]
被災建築物による二次災害を防止するた
め、建築物の危険度を判定し、その結果を表
示する。
第2 実施機関
第2
実施機関
担
市本部長
当
業
務
実施機関
実施機関
被災住宅の応急修理及び公営住宅
担
市本部長
当
業
務
被災住宅の応急修理、公営住宅の
の入居あっせん
入居あっせん及び県本部長の委任
による応急仮設住宅の管理運営
県本部長
応急仮設住宅の供与及び公営住宅
県本部長
応急仮設住宅の供与・管理運営、
公営住居の入居あっせん及び活用
等の人居あっせん
可能な民間住宅の情報提供
[市本部の担当]
[市本部の担当]
部
班
班
担当業務
[略]
[略]
建設部
土木班
[略]
都市整備部
第3
第3 実施要領
1
部
担当業務
1
応急仮設住宅の供与
都市施設班
実施要領
応急仮設住宅の供与
(1)
[略]
(1)
[略]
(2)
供与対象者の調査、報告
(2)
供与対象者の調査、報告
ア
[略]
ア
県本部長は、住宅被害確定の日から5
県本部長は、住宅被害確定の日から5
日以内に、市町村本部長を通じて、次の
日以内に、市町村本部長を通じて、次の
事項を調査する。
事項を調査する。
①~③
①~③
[略]
④
[略]
供与対象者における障がい者等の有
無及びニーズ
④
⑤
[略]
[略]
イ
市本部長は、調査結果に基づき、入居
対象者名簿等を作成し県本部長に報告す
る。
(3)
(3)
[略]
ア~エ
建設場所の選定
ア~エ
[略]
オ
[略]
学校の敷地を応急仮設住宅の敷地と
して選定するときは、学校の教育活動
に十分配慮する。
- 175 -
277
(4)
資材の調達
ア~ウ
(4)
[略]
資材の調達
ア~ウ
エ
[略]
県本部長は、大量の建築資材や、本県
の気候特性に応じた建築資材の確保が必
要と認める場合は、国土交通省に対して
これらのあっせんを要請する。
(5)
応急仮設住宅の建設
設置戸数は、災害救助法適用市単位の被
害世帯数の3割以内とする。ただし、やむ
を得ない事情により3割を超えて設置する
必要があると認めたときは、県本部長に基
準以上の建設を申請する。
(6)
応急仮設住宅の入居
ア
(5)
[略]
応急仮設住宅の入居
ア
[略]
イ
市本部長は、仮設住宅の入居者の決定に
当たっては、要配慮者の優先入居、コミュ
ニティの維持及び構築に配慮する。
イ
[略]
ウ
ウ
市本部長は、応急仮設住宅の管理を行
[略]
う。
(6)
応急仮設住宅の管理運営
ア
市本部長は、応急仮設住宅の管理運
営を行う。
イ
市本部長は、応急仮設住宅における
安心・安全の確保、孤独死等を防止す
るためのこころのケア、入居者による
コミュニティの形成等に努める。この
場合においては、女性の参画を推進
し、入居者の意見を反映できるよう配
慮する。
ウ
市本部長は、必要に応じ、応急仮設
住宅における愛玩動物の受入れにも配
慮する。
エ
市本部長は、必要に応じ、仮設住宅
の苦情、修繕等の要望に関する相談窓
口を設置する。
- 176 -
277
(7)
2
応援の要請
(7)
応援の要請
市本部長は、応急仮設住宅の設計、施
市本部長は、応急仮設住宅の設計、施
工、管理に当たる技術職員を確保できない
工、管理に当たる技術職員を確保できない
場合は、第10節「相互応援協力計画」に定
場合は、第10節「県、市町村等応援協力計
めるところにより、国、都道府県等に職員
画」に定めるところにより、国、都道府県
の派遣を要請する。
等に職員の派遣を要請する。
住居の応急修理
(1)
2
供与対象者
ア
住居の応急修理
(1)
住家が半壊、半焼又は一部流失したた
供与対象者
ア
め、当面の日常生活を営むことのできな
住家が半壊又は半焼したため、当面の
日常生活を営むことのできない世帯
い世帯
イ
[略]
イ
[略]
ウ
大規模な補修を行わなければ居住する
ことが困難である程度に住家が半壊した
世帯
(2)
[略]
(3)
応急修理の基準
(2)
[略]
修理戸数は、災害救助法適用市単位の被
害世帯数の3割以内とする。ただし、市本
部長は、被害の規模及び状況により、これ
を超えて応急修理をする必要とするとき
は、県本部長に基準以上の修理を申請す
る。
(4)
修理の範囲は、居所、炊事場、便所等当
(3)
修理の範囲は、居室、炊事場、便所等当
面の日常生活に欠くことのできない部分と
面の日常生活に欠くことのできない部分と
する。
する。
(5)
[略]
(4)
[略]
(6)
[略]
(5)
[略]
3
公営住宅等への入居のあっせん
(1)
3
[略]
(2)
市本部長は、高齢者、障害者等の入居
公営住宅等への入居のあっせん
(1)
[略]
(2)
市本部長は、要配慮者の入居を優先す
を優先する。
(3)
(4)
る。
[略]
市本部長は、県内の公営住宅等では不足
(3)
[略]
(4)
市本部長は、県内の公営住宅等では不足
する場合は、第10節「相互応援協力計画」
する場合は、第10節「県、市町村等相互応
に定めるところにより、他の都道府県等に
援協力計画」に定めるところにより、他の
対して、被災者の一時収容のための施設の
都道府県等に対して、被災者の一時収容の
提供及びあっせんを要請する。
ための施設の提供及びあっせんを要請す
る。
- 177 -
278
4
被災者に対する住宅情報の提供
4
-1
被災者に対する住宅情報の提供
(1)
県本部長は、必要に応じ、市本部長を通
じ被災者に対して活用可能な民間住宅の情
報提供を行う。
市本部長は、応急仮設住宅の入居手続、被
(2)
市本部長は、応急仮設住宅の入居手続、
災住宅の応急修理に係る申請手続き、技術指
被災住宅の応急修理に係る申請手続き、技
導及び各融資制度の相談、提供可能な公営住
術指導及び各融資制度の相談、提供可能な
宅情報誌等の周知を図るため、相談窓口を設
公営住宅情報誌等及び地震等により被災し
置するとともに、各種広報活動を通じて、陂
た建築物の応急危険度判定制度の周知を図
災者への周知を図る。
るため、相談窓口を設置するとともに、各
種広報活動を通じて、陂災者への周知を図
る。
5
[略]
5
[略]
6
被災建築物の応急危険度判定
市本部長は、地震により被災した建築物によ
る二次的災害を防止するため、被災建築物応急
危険度判定士の協力を得て、次により被災建築
物の危険度判定を行う。
(1)
被災建築物の応急危険度判定
県本部長は、「岩手県被災建築物応急危険
度判定士資格認定制度要綱」に基づき、被災
建築物応急危険度判定士の養成に努める。
(2)
市本部長の措置
ア
市本部長は、全国被災建築物応急危険度
判定協議会作成「被災建築物応急危険度判
定業務マニュアル」(以下「業務マニュア
ル」という。)に基づき、次の措置を行
う。
(ア) 市本部長が判定実施を決定した場合
は、災害対策本部の下に実施本部を設置
する。
(イ) 実施本部は、次の業務にあたる。
イ
①
被災状況の把握
②
判定実施計画の策定
③
県本部長への支援要請
④
被災建築物応急危険度判定士の受入れ
⑤
判定の実施及び判定結果の集計、報告
⑥
住民への広報
⑦
その他判定資機材の配布
市本部長は、必要に応じて県本部長に支
援要請をするものとする。
- 178 -
278
(3)
-3
被災建築物応急危険度判定士の業務
被災建築物応急危険度判定士は、業務マ
ニュアルに基づき、判定を実施し判定結果
を表示する。
修正
理由
1
学校の敷地を応急仮設住宅の敷地として選定する場合における教育活動への配慮について規定
2
応急仮設住宅管理運営の新設
3 被災建築物の応急危険度判定の実施を規定
- 179 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
279
計
第19節
画
修
防疫計画
第19節
第1 基本方針
1
第1
被災地域における感染症の発生を未然に防
止するため、防疫措置を実施する。
2
正
案
感染症予防計画
基本方針
被災地域における感染症の発生を未然に防止
するとともに、感染症のまん延を防止するた
災害により、被害が発生し、生活環境の悪
化、罹病者の病原菌に対する抵抗力の低下等
め、関係機関との連携の下に、必要な措置を講
じる。
が生じた場合は、他の都道府県等の協力を得
て、防疫措置を実施する。
第2 実施機関(責任者)
第2
実施機関
担当業務
市本部長
県本部長の指導、指示に基づく被災
実施機関(責任者)
実施機関
担当業務
市本部長
県本部長の指導、指示に基づく被災
地域の防疫業務の実施
県本部長
地域の消毒その他の措置等の実施
市町村本部長に対する防疫上必要な
県本部長
1
指示、指導
市町村本部長に対する感染症予
防上必要な指示、指導
2
感染症の発生の状況及び動向の
把握、積極的疫学調査等の実施
陸上自衛隊
陸上自衛隊
災害派遣要請に基づく感染症予防上
岩手駐とん
岩手駐屯部
必要な措置
部隊
隊
〔市本部の担当〕
〔県本部の担当〕
部
災害派遣要請に基づく防疫
班
企画部
担当業務
部
総 自衛隊の災害派遣要請
班
企画部
総 自衛隊の派遣要請
消防防災 務
消防防災 務
部
部
班
担当業務
班
保健福祉 医 防疫全般(防疫資機材の調達、あっせ
保健福祉 医 1
部
部
療 ん等含む。)
療
防疫全般(防疫資機材の調達、あ
班
っせん等含む。)
班 2
3
感染症予防に関する指示及び指導
感染症の発生の状況及び動向の把
握、積極的疫学調査等の実施
第3 実施要領
1
第3
防疫の実施体制
(1)
1
防疫班
実施要領
感染症予防活動の実施体制
(1)
市本部長は、防疫業務を円滑に実施する
ため、所属職員による「防疫班」を編成す
消毒班
市本部長は、所属職員による「消毒班」
を編成し、消毒その他の措置を実施する。
る。
1箇班の編成基準は、おおむね、次のと
おりとする。
1箇班の編成基準は、おおむね、次のと
おりとする。
[略]
[略]
- 180 -
279 備考:医師を含めた場合は、医療班を兼務して編
成できる。
県本部長は、市における消毒その他の措置が完全
を期し得ないと認めた場合は、地方支部保健環境班
において、上記の基準により「消毒班」を編成し、
消毒その他の措置を実施する
(2)
疫学調査班及び疫学調査協力班
(2)
疫学調査班及び疫学調査協力班
県本部長は、地方支部保健環境班におい
県本部長は、地方支部保健環境班におい
て「検病調査班」を、市本部長は、「検病
て「疫学調査班」を編成し、感染症の発生
調査協力班」を編成する。
の状況及び動向の把握、積極的疫学調査等
を実施する。また、市町村本部長は、「疫
学調査協力班」を編成し、疫学調査班に協
力する。
1 箇班の編成基準は、おおむね、次のと
1 箇班の編成基準は、おおむね次のとお
おりとする。
りとする。
[検病調査班]
区分
医
師
看護師又は、保健師
助
手
人員
疫学調査班
1名
区分
1名
医
1名
師
看護師又は、保
備考:防疫班又は医療班を兼務して編成できる。
健師
[検病調査協力班]
助手
区分
人員
看護師又は保健師
1名
疫学調査協力班
人員
区分
1名
看護師又は
1名
保健師
1名
助手
人員
1名
1名
備考:防疫班又は医療班を兼務して編成できる。
(3)
(3)
感染症予防班
感染症予防班
市本部長は、県本部長の指示に基づき、
市本部長は、災害の規模及び状況に応
災害の規模及び状況に応じ、適当な人数の
じ、適当な人数の感染症予防班を編成し、
感染症予防班を編成する。
感染症情報の収集・広報及び臨時予防接種
を実施する。
(4)
専門家への支援の要請
県本部長は、感染症予防活動の実施につ
いて、必要に応じ、いわて感染制御支援チ
ーム(ICAT)等の感染症対策の専門家
に対し、感染症の探知、未然防止、拡大防
止、住民への情報提供等の支援を要請す
る。
2
2
防疫用資機材の調達
(1)
市本部長は、あらかじめ、関係業者、団
感染症予防用資機材の調達
(1)
県本部長及び市本部長は、あらかじめ、
体と協力協定を締結するなど、防疫用資機
関係業者、団体と協力協定を締結するな
材の確保を図る。
ど、感染症予防用資機材の確保を図る。
- 181 -
(2)
280
市本部長は、必要な防疫用資機材を調達
(2)
市本部長は、必要な感染症予防用資機材
することができない場合は、次の事項を明
を調達することができない場合は、次の事
示し、地方支部保健環境班長を通じて、県
項を明示し、地方支部保健環境班長を通じ
本部長にその調達又はあっせんを要請す
て、県本部長にその調達又はあっせんを要
る。
請する。
ア
防疫用資機材の調達数量
イ~エ
ア
[略]
感染症予防用資機材の調達数量
イ~エ
(3)
[略]
県本部長は、要請を受けた場合は、県本
部が保有する感染症予防用資機材を被災地
に運搬し、又は、被災地以外の他の市町村
に対し、応援を要請する。
(4)
県本部長は、前記によっても必要とする
感染症予防用資機材を調達できない場合
は、第 10 節「県、市町村等応援協力計
画」に定めるところにより、国、都道府県
等に対し、感染症予防用資機材の調達又は
あっせんを要請する。
3
防疫情報の収集及び広報
(1)
3
市本部長は、感染症予防班、市町村地区
感染症情報の収集及び広報
(1)
市本部長は、感染症予防班、市町村地区
衛生組織、その他関係機関の協力を得て、
衛生組織その他の関係機関の協力を得て、
感染症又はその疑いのある患者の発見、そ
感染症又はその疑いのある患者の発見、そ
の他防疫に関する情報の把握に努める。
の他感染症に関する情報の把握に努める。
(2)
地方支部保健環境班長及び県本部医療対
策室長は、感染症に関する広報を実施し、
又は市本部長に対して、助言、指導を行
う。
(2)
4
市本部長は、第5節「広聴広報計画」に
(3)
市本部長は、第 5 節「広聴広報計画」に
定める広報媒体に加え、次の方法により防
定める広報媒体に加え、次の方法により感
疫に関する広報を実施する。
染症に関する広報を実施する。
[略]
[略]
防疫措置の指示等
4
感染症予防活動の指示等
市本部長は、感染症予防上必要があると認
市本部長は、感染症予防上必要があると認
める場合は、災害の規模及び状況に応じ、範
める場合は、災害の規模及び状況に応じ、範
囲、期間を定めて、県本部長の指示に基づ
囲、期間を定めて、県本部長の指示に基づ
き、防疫措置を実施する。
き、次に掲げる事項について、消毒その他の
措置等を行う。
特に、災害が激甚な地域に対しては、県
特に、災害が激甚な地域に対しては、県
本部又は地方支部保健環境班の協力を得て
本部又は地方支部保健環境班の協力を得て
必要な措置を取る。
必要な措置を取る。
[略]
[略]
- 182 -
5
281
実施方法
(1)
5
検病調査
実施方法
(1)
疫学調査
市本部長は、次の方法により検病調査を
市本部長は、次の方法により、県の実施
実施する。
(2)~(5)
(6)
する疫学調査に協力するものとする。
[略]
(2)~(5)
生活の用に供される水の供給
(6)
[略]
生活の用に供される水の供給
市町村本部長は、感染症の予防及び感染
市町村本部長は、感染症の予防及び感染
症の患者に対する医療に関する法律第31条
症の患者に対する医療に関する法律第31条
の規定に基づき、第19節「給水計画」に定
の規定に基づき、第19節「給水計画」に定
めるところにより、生活の用に供される水
めるところにより、生活の用に供される水
の供給を行う。
の供給を行う。
なお、生活の用に供される水の使用停止
なお、生活の用に供される水の使用停止
処分に至らない程度の被災であっても、井
処分に至らない程度の被災の場合は、第19
戸 水 、 水 道 水の 衛 生 処理に つ い て 指 導す
節「給水計画」に定めるところにより対応
る。
するとともに、井戸水、水道水の衛生処理
について指導する。
(7)・(8)
(9)
[略]
(7)・(8)
避難所の防疫指導等
(9)
避難所における防疫指導等は、次の方法
により行う。
[略]
避難所における感染症予防活動
市本部長又は県本部長は、週に1回以上
避難所を巡回し、次の方法により感染症予
防について指導等を行う。
ア
1日1回以上の検病調査を行う。
ア
避難者の健康状態を1日1回以上確
認する。
イ
避難所の自治組織を通じて、防疫につ
いての指導の徹底を図る。
イ
避難所の自治組織を通じて、感染症
予防についての指導の徹底を図る。
ウ
[略]
ウ
[略]
エ
飲料水等については、防疫班又は地方
エ
飲料水等については、消毒班又は地
支部保健環境班において水質検査を実施
方支部保健環境班において水質検査を
し、消毒措置の指導を行う。
実施し、消毒措置の指導を行う。
(10) 市町村が防疫できない場合の措置
(10) 市が感染症予防活動を実施できない場合
の措置
激甚な被害により、市本部長が行うべき
県本部長は、激甚な被害により、市本
防疫業務を実施できず、あるいは実施して
部長が行うべき消毒その他の措置を実施
も完全な防疫ができないと認めた次の事項
できず、あるいは実施しても完全な措置
については、県本部長が実施する。
ができないと認めた次の項目について実
施する。
ア~ウ
[略]
ア~ウ
エ
修正理由
患者の輸送措置
「いわて感染制御支援チーム(ICAT)」の設置に伴う修正等
- 183 -
[略]
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
283
第20節
計
画
修
廃棄物処理・障害物除去計画
第1 基本方針
1・2
3
第20節
第1
[略]
案
廃棄物処理・障害物除去計画
基本方針
1・2
被災住民の日常生活に直接障害となってい
正
3
[略]
被災住民の日常生活に直接障害となってい
る土砂災害及び道路、河川、港湾、空港等の
る障害物又は災害廃棄物(以下、本節中「障
利用の障害となっている障害物を、迅速かつ
害物」という。)及び道路、河川、港湾、空
円滑に除去し、被災者の保護、交通の確保等
港等の利用の障害となっている障害物を、迅
を図る。
速かつ円滑に除去し、被災者の保護、交通の
確保等を図る。
4
廃棄物の処理及び障害物の除去を実施する
機関は、当該処理及び除去を迅速かつ円滑に
実施することができるよう、各機関間の連携
を図る。
第2 実施機関
第2
1 [略]
実施機関
1
[市本部の担当]
部
[略]
[市本部の担当]
班
担当業務
[略]
部
班
担当業務
生活環境部
清掃班
廃棄物及び障害物の処
[略]
生活環境部
清掃班
廃棄物の処理及び清掃
全般
理及び清掃全般
2 [略]
2
[市本部の担当]
部
[略]
[市本部の担当]
班
担当業務
[略]
部
班
都市整備部
土木対
担当業務
[略]
建設部
土木班
[略]
[略]
策班
第3 実施要領
1・2
3
第3
[略]
1・2 [略]
障害物除去
(1)
実施要領
3
処理方法
障害物除去
(1)
処理方法
ア
[略]
ア
[略]
イ
障害物の除去は、次の障害物を優先し
イ
障害物の除去は、次の障害物を優先し
て除去する。
①
て除去する。
災害応急対策の実施の障害となって
①
災害応急対策の障害となっている緊急
いる緊急輸送道路及び輸送拠点施設等
輸送道路並びに防災拠点等及び避難所に
にある障害物
至る道路にある障害物
②
防災拠点等にあり、応急対策の障害と
なっている障害物
②
[略]
③
- 184 -
[略]
287
③
[略]
④
[略]
(2)
[略]
(2)
[略]
(3)
応援の要請
(3)
応援の要請
ア
[略]
ア
[略]
イ
県本部長は、要請を受けた場合は、次
の措置を取る。
①
所管地方支部土木班長に対して応援
を指示し、その有する障害物除去用資
機材及び要員を投入して、障害物の除
去にあたる。
②
所管地方支部土木班だけでは除去で
きない場合は、隣接地方支部長又は他
の市町村長に対して応援を指示し、又
は要請する。
③
県内だけでは、障害物を処理できな
い場合は、岩手県地域防災計画に定め
るところにより、国、都道府県等に障
害物除去用資機材の調達・あっせん若
しくは障害物の広域処理を要請し、又
は、自衛隊の災害派遣を要請する。
イ
[略]
[略]
(4)
[略]
(5)
除去後の障害物の処理
(5)
除去後の障害物の処理
市本部長等は、土砂・がれきについて
5
ア
市本部長等は、土砂・がれきについて
は、汚水の浸透した土砂等の消毒を行い
は、汚水の浸透した土砂等の消毒を行い
、次の場所に埋設し、又は投棄する。
、次の場所に集積する。
①~③
①~③
イ
理由
[略]
(4)
ア
修正
ウ
[略]
市本部長等は、所有者が所有権を放棄
イ
[略]
市本部長等は、所有者が所有権を放棄
し、又は所有者不明の竹木、家具、家財
し、又は所有者不明の竹木、家具、家財
等の可燃物で、加工、修理しても使用で
等の可燃物で、加工、修理しても使用で
きないと認められるものについては、集
きないと認められるものについては、集
積場所等で焼却処理を行う。
積場所等で焼却等適切な処理を行う。
災害救助法を適用した場合の障害物除去
4
災害救助法を適用した場合の障害物除去
1
廃棄物の処理及び障害物の除去について、各機関間の連携を図ることを規定
2
避難所への物資輸送を円滑に行うための避難所までの道路啓開を優先的に行うことを規定
3
除去後の障害物の適切な処理について記載
- 185 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
289
現
第21節
計
画
修
行方不明者の捜索及び遺体の処理・埋葬
計画
第21節
正
案
行方不明者の捜索及び遺体の処理・埋葬
計画
第2 実施機関(責任者)
第2
実施機関(責任者)
実施機関
担当業務
実施機関
担当業務
[略]
[略]
[略]
[略]
陸上自衛隊岩手
[略]
陸上自衛隊岩手
[略]
駐とん部隊
駐屯部隊
日本赤十字社
災害救助法の適応時に
日本赤十字社
災害救助法の適応時に
岩手県支部
おける行方不明者の捜
岩手県支部
おける遺体処理及び埋
索並びに遺体処理及び
葬に関する協力
埋葬に関する協力
(社)岩手県医師会
[略]
(一社)岩手県医師会
(社)岩手県歯科医師
(一社)岩手県歯科医
会
師会
第3 実施要領
第3
1 行方不明者及び遺体の捜索
(1)
1
捜索の手配
[略]
実施要領
行方不明者及び遺体の捜索
(1)
市本部長は、災害により行方不明者が発
捜索の手配
ア
市本部長は、災害により行方不明者が
生した場合は、次の事項を明らかにして、
発生した場合は、正確な情報の収集に努
地方支部警察署班長に捜索の手配を行うと
め、次の事項を明らかにして、地方支部
ともに、手配した内容等を地方支部総務班
警察署班長に捜索の手配を行うととも
長を通じて、県本部長に報告する。
に、手配した内容等を地方支部総務班長
を通じて、県本部長に報告する。
ア
[略]
①
[略]
イ
[略]
②
[略]
イ
行方不明者の捜索のため、自衛隊の災
害派遣を要請する場合の手続きは、第10
節「自衛隊災害派遣要請」に定めるとこ
ろによる。
ウ
市町村本部長は、行方不明者として把
握した者が、他の市町村に住民登録を行
っていることが判明した場合には、当該
登録地の市町村又は県本部長に連絡す
る。
(2)
捜索の実施
(2)
捜索の実施
ア
[略]
ア
[略]
イ
市本部長は、必要に応じて自主防災組
イ
市本部長は、必要に応じて自主防災組
織等の住民ボランティア団体に対して、
織等の及びボランティア団体に対して、
捜索班への協力を要請する。
捜索班への協力を要請する。
- 186 -
290
ウ
〔略〕
エ
捜索班員及び警察官は、行方不明者又
ウ
[略]
エ
捜索班員及び警察官は、行方不明者を発
は遺体を発見した場合は、次の措置をと
見し、その者が生存している場合は、DM
る。
AT又は医療救護班に連絡して、直ちに応
①
発見 時にお いて生 存し ている 場合
急医療を行い、医療機関に搬送する。
は、医療班と協力して、直ちに応急医
療を行い、医療機関に搬送する。
オ
捜索班員及び警察官は、遺体を発見した
場合は、次の措置をとる。
②
遺体を発見し、その状態について、
①
遺体を発見し、その状態について、犯
犯罪に関する疑いがある場合において
罪に関する疑いがある場合においては、
は、速やかに警察官又は海上保安官に
速やかに警察官又は海上保安官に通報す
通報するとともに、遺体及び遺体の発
るとともに、遺体及び遺体の発見場所を
見場所を保存する。
保存する。
③
遺体を発見し、又は住民から発見の
②
遺体を発見し、又は住民から発見の通
通報を受けたときは、警察官、海上保
報を受けたときは、警察官又は海上保安
安官又は遺体処理班に通知し、その後
官に通知する。その際、発見場所、発見
の処理について連絡する。
状況等が分かるよう、可能な限り写真撮
影又は簡易な図面を作成するほか、所持
品等身元確認資料を確実に保全する。
(3)
検視の実施
(3)
ア
[略]
イ
警察官は、多数の遺体が発見され、現
検視の実施
ア
[略]
イ
警察官は、多数の遺体が発見され、現
地での検視が困難である場合は、市本部
地での検視が困難である場合は、市本部
長に通知の上、遺体収容所に搬送し、検
長に通知の上、遺体収容所に搬送し、検
視を行う。
視を行う。この場合において、身元確認
作業等については、必要に応じ歯科医師
の協力を得るものとする。
2
遺体の収容
(1)・(2)
(3)
2
[略]
遺体の収容
(1)・(2)
遺体収容所を設置するときは、次の事項に
(3)
[略]
遺体収容所を設置するときは、次の事項に
留意の上、施設の管理者の合意を得て、可能
留意の上、施設の管理者の合意を得て、可能
な限り施設の確保を図る。
な限り施設の確保を図る。
ア・イ
ア・イ
ウ
[略]
遺体の一時安置、仮埋葬等の作業が容易
ウ
[略]
に行える場所を選定する。
遺体の検視、身元確認が容易に行える場
所を選定する。
エ
遺体の数に相応する施設であること。
オ
できるだけ駐車場があり、かつ、長期
間使用できる施設であること。
3
遺体の処理
3
(1) [略]
遺体の処理
(1)
- 187 -
[略]
290
(2)
(3)
遺体処理用資機材は、従事する医療機関
(2)
遺体処理用資機材を事前に準備できない
関係者(医療機関)の手持品をもって繰替
場合は、従事する医療機関関係者(医療機
使用するものとし、手持品がなく、又は不
関)の資機材を使用するものとし、資機材
足したときは、市において調達する。
が不足したときは、市において調達する。
[略]
(3)
4
[略]
遺体の埋葬
(1)
市本部長は、埋葬用品等の調達ができな
い場合は、地方支部保健医療班長を通じ
て、県本部長に調達又はあっせんを要請す
るものとし、災害の規模により大量の埋葬
用品等を早急に必要とするときは、直接、
県本部長に対し、調達又はあっせんを要請
する。
(2)
県本部長は、要請を受けた場合は、葬祭
業協同組合の協力を得て、調達又はあっせ
んを行う。
5
遺体埋葬の広域調整
市本部長は、遺体の埋葬量が自らの火葬能
力を上回ること等により、自ら火葬できない
場合にあっては、地方支部保健環境班長を通
じて県本部長に広域火葬を要請する。
4
[略]
6
[略]
1
他の市町村に住民登録を行っていることが判明した行方不明者の取扱について追加
2
現場応急医療に係るDMATの追加
修正
3
行方不明者と遺体の発見時について区別して規定
理由
4
遺体発見時の写真撮影をすること及び身元確認のできる資料の保全について明記
5
東日本大震災津波に係る災害対応を踏まえ、埋葬用品等の調達等について追加
6 広域火葬体制の整備及び広域火葬に係る調整について記載
- 188 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
292
第22節
第1・第2
計
画
修
応急対策要員確保計画
第22節
[略]
第1・第2
第3 実施要領
1
第3
要員の確保
案
応急対策要員確保計画
[略]
実施要領
1
要員の確保
災害応急対策の各実施機関における要員の
災害応急対策の各実施機関における要員の
確保は、次の場合に行う。
(1)
正
確保は、次の場合に行う。
所属職員、他の機関からの応援職員、自
(1)
所属職員、他の機関からの応援職員、自
主防災組織等の住民組織及びボランティア
主防災組織等の住民組織及び防災ボランテ
等によっても要員に不足を生じるとき
ィア等によっても要員に不足を生じるとき
(2)
[略]
(2)
[略]
2
[略]
2
[略]
3
要員の従事命令等
3
要員の従事命令等
(1)
従事命令の執行者及び種類
(1)
[略]
執行者
従事命令の執行者及び種類
[略]
対象作業
命令区分
根拠法令
[略]
執行者
対象作業
命令区分
消防作業
[略]
根拠法令
[略]
消 防 吏員 又
消防作業
[略]
消防吏員又
は消防団員
は消防団員
救急隊員
協力命令 消防法第
救急隊員
協力命令
35条の7
[略]
消防法第
35条の10
[略]
(2)
[略]
(2)
[略]
(3)
公用令書の交付
(3)
公用令書の交付
交付者
命令
交付
区分
事由
交付者
根拠法令
命令
交付
区分
事由
災害対策基本法第
市本部長県
本部長指定
81条
本部長指定
81条
(地方)行政
災害救助法第24条
(地方)行政
第1項災害救助法
機関の長
第4項において準
機関の長
第7条第4項にお
市本部長県
(4)・(5)
4
[略]
[略]
根拠法令
災害対策基本法第
用する同法第23条
いて準用する同法
の2第2項
第5条第2項
(4)・(5)
[略]
4
[略]
[略]
[略]
修正
1
防災基本計画の修正に伴い、「ボランティア」を「防災ボランティア」に修正
理由
2
災害救助法の一部改正に伴う所要の修正
- 189 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
295
計
第23節
画
修
文教対策計画
正
第23節
文教対策計画
第1 [略]
第1
[略]
第2 実施機関(責任者)
第2
実施機関(責任者)
[略]
案
[略]
〔市本部の担当〕
部
〔市本部の担当〕
班
担当業務
保健福祉部
[略]
教育部
総務班
[略]
学校教育班
[略]
生涯学習班
1
部
班
担当業務
保健福祉部
[略]
教育部
教育総務班
[略]
生徒児童班
[略]
文化財施設
[略]
社会教育施設の被
害調査及び応急対策の
実施
2
ユニセフ協会との
連絡、調整
文化班
[略]
班
体育班
体育施設の被害調査及
び応急対策の実施
まちづくり
生涯学習施
1
社会教育施設の被
部
設班
害調査及び応急対策の
実施
2
ユニセフ協会との
連絡、調整
体育施設班
体育施設の被害調査及
び応急対策の実施
第3 実施要領
1
第3
学校施設の確保
1
実施要領
学校施設の対策
(1)
学校施設の応急対策
県本部長及び市本部長は、学校施設に
ついて、被害状況の把握に努めるととも
に、必要な対策を講じる。
(1)
応急教育予定場所の設定
(2)
応急教育予定場所の設定
学校が被害を受けた場合においては、そ
学校が被害を受けた場合においては、そ
の状況に応じて、次により応急教育の場所
の状況に応じて、次により応急教育の場
を確保する。
所を確保する。
被害の状況
応急教育予定場所
被害の状況
[略]
被害が相当
応急教育予定場所
[略]
1
[略]
被害が相当
- 190 -
1
[略]
に大きい
2
一斉に授業ができない場合
に 大きい
が、校舎等
は、二部授業を行い、又は地域
が、校舎等
は、二部授業を行い、又は同
の一部が使
の公共施設を使用して、分散授
の一部が使
一市町村内の他の学校の校舎
用可能な場
業を実施する。
用可能な場
若しくは地域の公共施設を使
合
用して、分散授業を実施す
合
2
一斉に授業ができない場合
る。
校舎等が被
同一市町村内の公民館等の公共施
校舎等が被
1
同一市町村内の他の学校の
災により全
設を使用する。
災により全
校舎又は公民館等の公共施設
面的に使用
面的に使用
を使用する。
困難な場合
困難な場合
2
校舎敷地又は近隣に仮設校
舎を設置することが可能な場
合は、これを早急に整備す
る。
特定地域内
他の地域の公民館等の公共施設又
同一市町村
他の市町村の学校の校舎又は公
の教育施設
は校舎等を使用する。
内の教育施
民館等の公共施設等を使用す
の確保が困
設の確保が
る。
難な場合
困難な場合
(2)
他の施設を使用する場合の手続
(3)
他の施設を使用する場合の手続
学校が被災し、授業を行うことが困難で
学校が被災し、授業を行うことが困難
あり、又は不可能である場合においては、
であり、又は不可能である場合において
次の手続により、他の学校又は公共施設を
は、次の手続により、他の学校又は公共
使用し、応急教育を実施する。
施設を使用し、応急教育を実施する。
ア
ア
市立学校
市立学校
市立学校が、隣接学校その他公共施設
市立学校が、隣接学校その他公共施
を利用して授業を行う場合は、次の手続
設を利用して授業を行う場合は、次の
きにより当該施設管理者の協力を得る。
手続きにより当該施設管理者の協力を
得る。
区分
手続
区分
[略]
他の教育事務
手続
[略]
[略]
他の教育事務
所管内の施設
所管内の施設
を利用する場
を利用する場
合
合
県立学校の施
[略]
①
地方支部教育事務所班長
設を利用する
は、管内の市町村立施設に
場合
利用すべき施設がない場
合、県本部長に対しあっせ
んを要請する。
②
県本部長は、適当な隣接
県立学校の校長に対し、施
設を利用させるよう指示す
- 191 -
る。
296
③
県本部長は、当該地域内
に適当な隣接県立学校がな
いときは、その地域内の適
当な公共施設の利用につい
て、その施設の管理者に協
力を要請する。
イ
県立学校
被災した県立学校の校長は、県本部
長に対し、直接、他の施設利用のあっせ
長に対し、直接、他の施設利用のあっ
んを要請する。
せんを要請する。
[略]
ウ
教職員の確保
(1)
県立学校
被災した県立学校の学校長は、県本部
ウ
2
イ
2
市立学校
ア
[略]
教職員の確保
(1)
市立学校
災害により、教職員に欠員が生じた場
ア
災害により被災した小中学校におい
合において、学校内で調整ができないと
て、教職員の増員が必要と認められた
きは、次により教職員を確保する。
場合は、次により教職員を確保する。
①
①
学校長は、市本部長に対して教職員
の派遣を要請する。
②
イ
校長は、市本部長に対して教職員
の派遣を要請する。
[略]
②
[略]
イ
[略]
[略]
〔被災小中学校に対する教職員の派造及びあっせ
〔被災小中学校に対する教職員の派造及びあっせ
んの流れ〕
んの流れ〕
図内
(2)
市本部長
教育部
学校教育班
図内
県立学校
ア
(2)
市本部長
教育部
生徒児童班
県立学校
災害により県立学校の教職員に欠員が
ア
災害により被災した県立学校におい
生じた場合は、原則として、学校内で調
て、教職員の増員が必要と認められた
整することとするが、学校内で調整でき
場合は、次により教職員を確保する。
ないときは 、次により教職員を確保す
る。
①
学校長は、直接、県本部長に対し、
①
教職員の派遣を要請する。
②
イ
3
職員の派遣を要請する。
[略]
②
[略]
(3)・(4)
イ
[略]
3
[略]
留意する。
[略]
応急教育の留意事項
応急教育の実施に当たっては、次の事項に
(4)
[略]
(3)・(4)
応急教育の留意事項
(1)~(3)
校長は、直接、県本部長に対し、教
応急教育の実施に当たっては、次の事項
に留意する。
[略]
(1)~(3)
災害に伴う交通機関の状況又は他の施設
利用による通学関係等を考慮する。
- 192 -
(4)
[略]
災害に伴う交通機関の状況又は他の施設
利用による通学手段の確保その他の通学に
関する事項を考慮する。
(5)・(6)
298
4
[略]
(5)・(6)
学用品等の給与
4
[略]
学用品等の給与
(1)
[略]
(1)
[略]
(2)
県立学校
(2)
県立学校
・高等学校
学校長は、災害により教科書を失った生
校長は、災害により教科書を失った生徒
徒の状況をとりまとめの上、学用品等をあ
の状況をとりまとめの上、学用品等をあっ
っせんする。
せんする。
(3)・(4)
5
・高等学校
[略]
(3)・(4)
授業料等の減免、育英資金の貸与
5
[略]
授業料等の減免、育英資金の貸与
(1)
[略]
(1)
[略]
(2)
市本部長は、学校長を通じて、生徒の被
(2)
市本部長は、校長を通じて、生徒の被災
(3)
6
災状況を調査の上、授業料が納入困難な者
状況を調査の上、授業料が納入困難な者に
に対し、授業料の納入を減免する。
対し、授業料の納入を減免する。
[略]
(3)
学校給食の応急対策
(1)
(2)
6
給食の実施
[略]
学校給食の応急対策
(1)
給食の実施
市本部長、県立学校長及び私立学校の設
市本部長、県立学校の校長及び私立学
置者(以下、本節中「市町村本部長等」と
校の設置者(以下、本節中「市町村本部
いう。)は、次の事項に留意して、応急給
長等」という。)は、次の事項に留意し
食を実施する。
て、応急給食を実施する。
ア~ウ
ア~ウ
[略]
[略]
(2)
7~9 [略]
7~9
[略]
[略]
[略]
修正
1
応急教育の場所の確保に関し、他の学校の校舎の使用等について規定
理由
2
市立学校が県立学校の施設を利用して授業を行う場合について規定
- 193 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
300
第24節
第1
計
画
修
農畜産物応急対策計画
第24節
[略]
第2 実施機関(責任者)
[略]
正
案
農畜産物応急対策計画
第1
[略]
第2
実施機関(責任者)
[略]
[市本部の担当]
部
[市本部の担当]
班
農林部
担当業務
農林班
部
[略]
班
農林部
[略]
担当業務
農林対策班
[略]
[略]
第3 実施要領
1・2
第3
[略]
実施要領
1・2
3
[略]
その他
上記1から3までのほか必要な対応は、別
に定める「北上市高病原性鳥インフルエンザ
等防疫対応マニュアル」による。
別表(図は省略)
304
第25節
公共土木施設・鉄道施設等応急対策計画
第1 公共土木施設
第1
2 実施機関(責任者)
(3)
第25節
公共土木施設
2
砂防等施設
公共土木施設・鉄道施設等応急対策計画
実施機関(責任者)
(3)
実施機関
担
当
区
分
砂防等施設
実施機関
担
岩手河川国
直轄砂防指定地及び直轄地すべり
岩手河川国
道事務所
防止区域の砂防等施設
道事務所
[略]
[略]
[略]
[市本部の担当]
班
建設部
土木班
担当業務
[略]
分
直轄砂防指定地の砂防等施設
[略]
部
班
都市整備部
3 実施要領
ア
区
[市本部の担当]
部
(1)
当
3
共通事項
[略]
実施要領
(1)
被害状況の把握及び連絡
土木対策班
担当業務
ア
共通事項
被害状況の把握及び連絡
実施機関は、被害の発生状況を把握
実施機関は、被害の発生状況を把握
し、県本部及び防災関係機関に連絡する
し、県本部その他の防災関係機関に連絡
とともに、その後の応急対策の活動状況
するとともに、その後の応急対策の活動
等について、随時、連絡する。
状況等について、随時、連絡する。
イ~エ
(2)・(3)
[略]
イ~エ
[略]
(2)・(3)
- 194 -
[略]
[略]
第2 工業用水道施設
2
第2
実施機関(責任者)
2
工業用水道施設
実施機関(責任者)
実施機関
担当業務
実施機関
担当業務
県、市
[略]
県
[略]
岩 手中 部水
工業用水道施設に係る被害状況
道企業団
調査及び応急対策の実施
[市本部の担当]
部
班
担当業務
上下水
上 水
工業用水道施設に係る被害状
道部
道班
況調査及び応急対策の実施
3
3 実施要領
(1)
(1)
被害状況の把握及び連絡
実施機関は、被害の発生状況を把握し、
県本部及び関係防災機関に連絡するととも
県本部その他関係防災機関に連絡するとと
に、その後の応急対策の活動状況等につい
もに、その後の応急対策の活動状況等につ
て、随時、連絡する。
いて、随時、連絡する。
(2)~(4)
[略]
第3
第3 鉄道施設
[略]
2 実施機関(責任者)
部
班
建設部
3
修正理由
被害状況の把握及び連絡
実施機関は、被害の発生状況を把握し、
(2)~(4)
1
実施要領
土木班
鉄道施設
1
[略]
2
実施機関(責任者)
部
担当業務
都市整備部
[略]
3
[略]
担当業務等に係る所要の修正
- 195 -
[略]
[略]
班
土木対策班
担当業務
[略]
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
308
第26節
計
画
修
ライフライン施設応急対策計画
第1 基本方針
第26節
第1
電力、ガス、上下水道、電気通信施設等の
正
案
ライフライン施設応急対策計画
基本方針
1
電力、ガス、上下水道、電気通信施設等の
ライフライン施設の事業者又は管理者は、災
ライフライン施設の事業者又は管理者及び石
害時における活動体制を確立するとともに、
油等燃料の供給事業者は、災害時における活
相互に連携を図りながら、応急対策を実施
動体制を確立するとともに、相互に連携を図
し、ライフラインの確保を図る。
りながら、応急対策を実施し、ライフライン
及び必要な燃料の確保を図る。
2
県本部長は、停電その他の事由によりライ
フライン施設等の稼働の継続や県民の生活の
維持のため燃料の確保が必要な場合は、岩手
県石油商業協同組合その他の業界団体等に対
し、その供給を要請し、必要に応じて、東北
経 済産 業局 長に その確 保を 要請 する 等によ
り、燃料の確保ができるよう調整に努める。
3
電力、ガス、上下水道、電気通信施設等の
ライフライン施設の事業者等は、他都道府県で
発生した災害における応急対策に関し、必要に
応じ、応援を実施することができるよう、広域
的応援体制の整備に努める。
第2 実施機関(責任者)
1・2
3
第2
[略]
1・2
上下水道施設
実施機関
実施機関(責任者)
3
担当業務
[略]
上下水道施設
実施機関
担当業務
岩手中部
1
水道企業
所管する上水道施設に係る被災
団
状況の把握
2
被災した上水道施設に係る応急
措置及び応急復旧の実施
市本部長
1
所管する上下水道施設に係る被
市本部長
1
災状況の把握
所管する下水道施設に係る被災
2
状況の把握
被災した上下水道施設に係る応
急措置及び応急復旧の実施
2
被災した下水道施設に係る応急
措置及び応急復旧の実施
- 196 -
[市本部の担当]
309
部
[市本部の担当]
班
企画部
担当業務
[略]
部
班
企画部
消防防災部
担当業務
[略]
消防防災部
上下水道部
上水道班
1
上水道施設に係る
都市整備部
被害状況の把握
2
被災した上水道施
設に係る応急措置及
び応急復旧の実施
下水道班
4
下水道班
[略]
電気通信
4
部
電気通信
担当業務
東日本電信電話(株)岩手支店
[略]
[略]
部
担当業務
東日本電信電話(株)岩手支店
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーシ
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーシ
ョンズ(株)
ョンズ(株)
[略]
ソフトバンクテレコム(株)
(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ東北
(株)NTTドコモ
KDDI(株)
KDDI(株)
ソフトバンクモバイル(株)
第3 実施要領
1
電力施設
(1)
防災活動体制
ア
第3
実施要領
1
電力施設
(1)
非常災害対策本部の設置
①
防災活動体制
ア
[略]
[資料編3-26-1
非常災害対策本部の設置
①
電力施設状況一覧表]
[略]
[資料編3-26-1
災害時電力復旧に関す
る協定]
[資料編3-26-2
電力工事業者一覧表]
[資料編3-26-2
災害時における電気設
備の応急復旧の応援に関する協定書]
2
イ
〔略〕
イ
〔略〕
ウ
情報連絡活動
ウ
情報連絡活動
①
[略]
①
[略]
②
電力事業者は、上記により収集した被
②
電力事業者は、上記により収集した被
害情報について、第4節「情報の収集・
害情報について、第4節「情報の収集・
伝達計画」に定めるところにより、市本
伝達計画」に定めるところにより、市本
部長及び防災関係機関に対して連絡す
部長その他の防災関係機関に対して連絡
る。
する。
ガス施設
(1)
2
防災活動体制
ガス施設
(1)
防災活動体制
ア
〔略〕
ア
〔略〕
イ
対策要員の確保
イ
対策要員の確保
[略]
[略]
- 197 -
[資料編3-26-3
312
液化石油ガス供給業者
災害時におけるプロパ
一覧表]
ンガス等の供給に関する協定書]
ウ
ウ
情報連絡活動
ガス事業者は、収集した被害情報に
情報連絡活動
つ
ガス事業者は、収集した被害情報に
つ
いて、第4節「情報の収集・伝達計画」に
いて、第4節「情報の収集・伝達計画」に
定めるところにより、市本部長及び防災関
定めるところにより、市本部長その他の防
係機関に対して連絡する。
災関係機関に対して連絡する。
(2)~(4)
3
[資料編3-26-3
[略]
(2)~(4)
上水道施設
(l)
3
防災活動体制
ア
①
上水道施設
(l)
給水災害対策本部の設置
[略]
防災活動体制
ア
市本部長は、災害が発生した場合に
給水災害対策本部の設置
①
岩手中部水道企業団は、災害が発生
おいて、必要な対策を迅速かつ円滑に
した場合において、必要な対策を迅
するため、本部内に「給水対策本部」
速かつ円滑に実施するため、本部内
を設置し、市本部との密接な連携を図
に「給水災害対策本部」を設置し、
りながら、応急対策を実施する。
市本部との密接な連携を図りなが
ら、応急対策を実施する。
②
給水対策本部の編成に当たっては、
②
給水災害対策本部の編成に当たって
夜問、休日等の緊急呼出し及び交通、
は、夜問、休日等の緊急呼出し及び
通信機能の途絶時においても対応でき
交通、通信機能の途絶時においても
るよう、応急対策要員の指名、連絡方
対応できるよう、応急対策要員の指
法、出動方法について検討の上、適切
名、連絡方法、出動方法について検
な活動組織とするよう留意する。
討の上、適切な活動組織とするよう
留意する。
イ
動員体制の確立
①
市本部長は、災害時における飲料水
の確保、復旧及び情報連絡活動に従事
する要員を確保するため、各事業所に
配備体制を確立するものとし、職員を
指名の上、担当業務をあらかじめ指定
する。
②
指名職員は、勤務時間外において、
災害が発生した場合においては、被害
状況に応じて、所属事業所又は最寄り
の事業所に自主参集の上、応急対策に
従事する。
ウ
関係機関及び関係業者との協力体制の
確立
市本部長は、あらかじめ、復旧対策に
必要な人員及び資機材について、請負会
- 198 -
社及び指定水道工事店等と応援協定を締
314
結するなど、協力体制を確立する。
(2)
情報連絡活動
ア
(2)
市本部長は、水道施設の被災時におけ
情報連絡活動
ア
岩手中部水道企業団は、水道施設の被
る情報連絡の手段、時期、内容等につい
災時における情報連絡の手段、時期、内
て、あらかじめ定める。
容等について、あらかじめ定める。
イ
市本部長は、水道施設に被害が発生し
た場合は、第4節「情報の収集・伝達計
画」に定めるところにより、県本部長に
報告する。
① 通信手段
一般加入電話が使用できない場合に
おける給水対策本部内における連絡
は、通信の疎信状況を勘案し、おおむ
ね、次の通信手段を用いて行う。
・
防災行政無線
・
水道業務用無線
② 通信時期、内容等
給水対策本部内における連絡は、緊
急連絡事項を除く、あらかじめ定めた
時問及び内容形式により行う。
(3)
応急対策
(3)
ア 復旧対策用資機材の整備
①
岩手中部水道企業団は、迅速かつ的確に
復旧対策に必要な管、弁水の材料
応急対策を行う。また、水道施設の被害の
は、平常業務との関連において、保
状況により、岩手中部水道企業団と市本部
有しておくことが適当なものについ
が連携し、協力して応急対策を行う。
ては、水道事業者が事前に確認して
ア
おく。
②
水道施設の被災により材料が不足し
た場合においては、メーカー及び他の
水道事業者等から訓達するとともに、
あらかしめ、応扱協定を締結している
関係会社等から調達する。
[資料編3―26-4
③
水道施設工事業者一覧表]
市本部長は、必要な材料を調達でき
ない場合においては、地方支部保健所
班長を通じて、県本部長に対して応援
を要請する。
イ
応急対策
復旧対策用資機材の整備
市本部長は、災害が発生した場合は、
次により水道諂設、工事現場を点検し、
- 199 -
復旧対策用資機材の整備
被害状況を把握する。
315
①
貯水、取水、導水、浄水施設及び給
水所等の被害調査は、各施設ごとに実
施する。
②
管路等については、巡回点検を実施
し、水圧状況及び漏水、道路陥没等
の有無及びその程度のほか、地上構
造物の被害状況の把握に努める。
③
次の管路等については、優先的に点
検する。
・
主要配送水管路
・
貯水槽及びこれに至る管路
・
河川、鉄道等の横断個所
・
都市機能を維持するための重要施
設である発電所、変電所及び後方
医療機関に至る管路
ウ
応急措置
市本部署は、二次災害発生のおそれが
ある場合又は被害が拡大するおそれがあ
る場合においては、被害水道施設が復旧
するまでの間次の措置をとる。
①
貯水、取水、導水、浄水施設及び給
水所
取水塔、取水堰等の取水施設及び導
水施設に亀裂、崩壊等の被害が生じた
場合においては、必要に応じて取水、
導水の停止又は、減量を行う。
② 送・配水管路
・
漏水により道路陥没等が発生し、
道路交通上、非常に危険であると判
断される個所については、断水処置
をし、道路管理者等との協力を得
て、保安柵等による危険防止措置を
可能な限り実施する。
・
管路の被害による断水区域を最小
限に止めるために、配水調整を行
う。
③ 給水装置
倒壊、焼失し、又は所有者が不明な
家屋に係る給水装置の漏水は、仕切弁
により閉栓する。
- 200 -
(4)
315
ア
復旧対策
(4)
取水・導水施設等の復旧
①
岩手中部水道企業団は、水道事業の関係機
取水・導水施設等の復旧を最優先で
行う。
②
浄水施設の被害のうち、施設の機能
は、速やかに復旧活動を行う。
送・配水管路の復旧
①
復旧に当たっては、随時、配水系統
などの変更を行いながら、あらかじ
め、定めた順位に基づき、被害の程
度、復旧の難易、被害個所の重要度
及び浄水場、給水所の運用状況を考
慮して給水拡大のために最も有効な
管路から順次、復旧対策を実施す
る。
②
復旧に当たっては、災害復旧を原則
とするが、後旧用資機材の調達状況、
復旧体制、復旧緊急度等を勘案し、必
要と認めた場合においては、仮配管、
路上配管等の仮復旧を実施する。
③
送・配水管路の復旧の優先順位は、
次のとおりとする。
優先区分
内
第1次指定
路線
容
送水管及び主要配水幹線として指定された
給水上重要な管路
第2次指定
路線
重要配水管として指定した第1次指定路線
に準ずる管路及び給水拠点へ至る管路
ウ
給水装置の復旧
①
公道内の給水装置の復旧は、配水管
の復旧及び通水と並行して実施する。
②
一般住宅等の給水装置の復旧は、そ
の所有者等からの修繕申し込みがあっ
たものについて実施する。この場合に
おいて、緊急度の高い医療施設、人工
透析治療施設、冷却水を要する変電所
などを優先して実施する。
③
関と協力し、迅速かつ 的確に復旧活動を 行
う。
に重要な影響を及ぼすものについて
イ
復旧対策
配水に支障を及ぼす給水装置の復旧
については、申し込みの有無にかかわ
らず実施する。
[資料 3-26-5 北上市指定給水工事業者一覧表]
- 201 -
[資科編 3-26-6 北上市排水設備業者一覧表]
316
[資料編 3-26-7
管工事業者一覧表]
[資料編 3-26-8
管・資材販売業者一覧表]
(5)
道路管理者等との連携
(5)
道路管理者等との連携
市本部長は、各施設の復旧工事に当たっ
岩手中部水道企業団は、水道施設の復旧
ては、道路管理者等との関係機関と相互に
工事に当たっては、道路管理者等の関係機
連携を図る。
関と相互に連携を図る。
(6)
災害広報
ア
(6)
災害広報
住民等に対する広報は、復旧状況を
岩手中部水道企業団は、迅速かつ的確に
主体として、広報車、報道機関を通して
広報活動を行う。また、水道施設の被害の
行う。
状況により、岩手中部水道企業団と市本部
イ
市本部長は、被災地域における住民等
が連携し、協力して広報活動を行う。
の苦情、相談を受け付けるため、移動相
談所を開設する。
4
下水道施設
4
(1)
[略]
(1)
[略]
(2)
応急対策
(2)
応急対策
ア
災害復旧用資機材の確保
イ
5
ア
[略]
①
[略]
②
県本部長等は、必要に応じて、第 10
②
県本部長等は、必要に応じて、第 10
節「相互応援協力計画」に定めるとこ
節「県、市町村相互応援協力計画」に
ろにより、他の都道府県等に応援を要
定めるところにより、他の都道府県等
請する。
に応援を要請する。
[略]
③
[略]
イ
電気通信施設
(1)
5
災害時の活動体制
ア・イ
ウ
①
[略]
理由
[略]
[略]
電気通信施設
(1)
災害時の活動体制
ア・イ
情報連絡活動
ウ
電気通信事業者は、電気通信施設の被
①
[略]
情報連絡活動
電気通信事業者は、電気通信施設の被
災状況及び応急対策の実施状況につい
災状況及び応急対策の実施状況につい
て、第 4 節「情報の収集・伝達計画」に
て、第 4 節「情報の収集・伝達計画」に
定めるところにより、市本部長及び防災
定めるところにより、市本部長その他の
関係機関に連絡する。
防災関係機関に連絡する。
(2)~(5) [略]
1
災害復旧用資機材の確保
①
③
修正
下水道施設
(2)~(5) [略]
ライフライン及び必要な燃料の確保に関し、施設事業者等及び石油等燃料の供給事業者が相互に連
携し、災害時における活動体制を確立することを規定
2
燃料の確保に関し、業界団体等及び東北経済産業局長に対する要請等について規定
3
ライフライン施設の事業者等における広域的応援体制の整備について追加
- 202 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
320
第27節
第1
計
画
修
危険物施設等応急対策計画
第27節
[略]
第2 石油類等危険物
1 実施機関(責任者)
[略]
第2
石油類等危険物
1
[市本部の担当]
班
担当業務
[略]
部
土木班
[略]
都市整備部
[略]
2
第3 火薬類
実施機関(責任者)
[市本部の担当]
班
担当業務
[略]
部
班
担当業務
[略]
建設部
土木班
[略]
都市整備部
[略]
2
第4 高圧ガス
実施機関(責任者)
[略]
[市本部の担当]
部
[略]
高圧ガス
1
[略]
土木対策班
[略]
第4
1 実施機関(責任者)
[市本部の担当]
班
担当業務
[略]
部
班
担当業務
[略]
建設部
土木班
[略]
都市整備部
[略]
2
第5 毒物・劇物
実施機関(責任者)
[略]
[市本部の担当]
部
[略]
毒物・劇物
1
[略]
土木対策班
[略]
第5
1 実施機関(責任者)
[市本部の担当]
班
担当業務
[略]
部
班
担当業務
[略]
建設部
修正理由
[略]
[略]
[市本部の担当]
部
土木対策班
石油類等危険物
1
[略]
2
担当業務
[略]
第3
1 実施機関(責任者)
2
班
[略]
建設部
2
実施機関(責任者)
[略]
[市本部の担当]
2
案
危険物施設等応急対策計画
第1
[略]
部
正
土木班
[略]
都市整備部
[略]
2
市の組織改編等に伴う所要の修正
- 203 -
[略]
土木対策班
[略]
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
324
第28節
計
画
林野火災応急対策計画
第1 基本方針
1・2
3
〔略〕
市本部長は、消防部隊の応援要請を行う必要が生じた場合においては、「消防相互応援に関す
る協定」及び「岩手県消防広域応援基本計画」に定めるところにより消防相互応援を行う。
4
本計画に定めのないものについては「消防計画」に定めるところによる。
第2 [略]
第3 実施要領
1
通報連絡体制
防災関係機関における通報連絡は、次により行う。
発
見
者
市
本 部
消防
本部
岩
手
県
消
(総合防災室)
防
庁
震災等
応急室
県 関 係 各 課
陸 上 自 衛 隊
岩 手 駐 屯 地
隣 接 市 町 村
(消防本部)
森 林 組 合 等
関 係 地 方
行 政 機 関 等
広域振興局等
総 合 支 局
防 災 航 空
セ ン タ ー
消 防 学 校
(防災センター)
警
2
察
署
警 察 本 部
市本部長の措置
(1)~(4)
(5)
[略]
市町村本部長は、地上からの消防応急活動等によっては対応できないと判断した場合におい
ては、空中消火を実施するため、県本部長に対して、第 32 節「防災ヘリコプター活動計画」に
定める手続により防災ヘリコプターの応援要請を行うほか、広域航空消防応援又は自衛隊によ
るヘリコプターの応援要請を行う。
(6)
[略]
3 [略]
4
県本部長の措置
(1)
岩手県消防広域応援基本計画に基づく応援要請
ア
県本部長は、岩手県消防広域応援基本計画に定めることにより、次の場合においては、代
表消防機関と連絡調整の上、他の市町村長等に対して消防隊の応援要請を行う。
①
林野火災が拡大し、被災市町村の消防力をもってしても、災害の防御が困難と認めら
れ、被害が拡大するおそれがあると判断した場合。
- 204 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
324
第28節
正
案
林野火災応急対策計画
第1 基本方針
1・2
3
〔略〕
市町村は、消防部隊の応援要請を行う必要が生じた場合においては、「消防相互応援に関する協
定」に定めるところにより消防相互応援を行う。
4
本計画に定めのないものについては消防組織法に基づく「消防計画」に定めるところによる。
第2 〔略〕
第3 実施要領
325
1
通報連絡体制
防災関係機関における通報連絡は、次により行う。
発
見
市
者
本 部
消防
本部
岩
手
県
(総合防災室)
消
防
庁
応急
対策室
県 関 係 各 課
関 係 地 方
行 政 機 関 等
陸 上 自 衛 隊
岩 手 駐 屯 地
広域振興局
隣 接 市 町 村
(消防本部)
森 林 組 合 等
防 災 航 空
セ ン タ ー
消 防 学 校
(防災センター)
警
2
署
警 察 本 部
市本部長の措置
(1)~(4)
325
察
(5)
[略]
市町村本部長は、地上からの消防応急活動等によっては対応できないと判断した場合におい
ては、空中消火を実施するため、県本部長に対して、第32節「防災ヘリコプター等活動計画」
に定める手続により防災ヘリコプターの応援要請を行うほか、広域航空消防応援又は自衛隊に
よるヘリコプターの応援要請を行う。
(6)
[略]
3
[略]
4
県本部長の措置
- 205 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
328
②
イ
計
画
被災地の市町村から消防隊の応援要請があった場合。
被災地において、応援消防隊は、被災地の市町村は又はその委任を受けた消防機関の長の
指揮命令に従い、活動する。
(図[略])
(2)
災害活動に対する援助
[略]
(3)
緊急消防援助隊
ア
全国の消防機関相互による迅速な援助体制を確立するために登録された「緊急消防援助隊
岩手県隊」は、次のとおりである。
[略]
(4)
消防防災ヘリコプター等の応援要請
[略]
- 206 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
修
正
案
328
(1)
災害活動に対する援助
[略]
(2)
緊急消防援助隊
ア
県本部長は、大規模林野火災が発生し、市本部長から要請があった場合、又は災害の範囲
が著しく拡大し、県内の市町村の消防力をもって対処できないと認めるときは、消防庁長官
に対し、緊急消防援助隊の派遣について要請するとともに、岩手県緊急消防援助隊受援計画
に基づき緊急消防援助隊が円滑に活動できる体制を整える。
イ
県は、緊急消防援助隊が出動した場合には、消防応援活動調整本部を設置し、消防の応援
等の総合調整を行うものとする。
ウ
(3)
緊急消防援助隊の編成、出動等については、第3章第7節第3のとおり。
消防防災ヘリコプター等の応援要請
[略]
修正
理由
1
計画の説明の修正に伴う所要の整理
2
県の組織改正等による所要の整理
3
地域住民主体による訓練の促進を追加
4
防災基本計画の修正に伴う、複合災害も想定した訓練の実施等について追加
5
「岩手県消防広域応援基本計画」廃止による修正
- 207 -
本編
第3章
災害応急対策計画
頁
現
331
第29節
第1・2
計
画
修
防災ヘリコプター活動計画
[略]
第1・2
第3 実施要領
1
活動体制
(1)
第29節
防災ヘリコプターは、「岩手県防災ヘリ
案
防災ヘリコプター活動計画
[略]
第3
実施要領
1
活動体制
(1)
正
防災ヘリコプターは、「岩手県防災ヘリ
コプター応援協定」、「岩手県防災ヘリコ
コプター応援協定」、「岩手県防災ヘリコ
プター運航管理要綱」、「岩手県防災ヘリ
プター運航管理要綱」及び「岩手県防災ヘ
コプター緊急運航要領」に定めるところに
リコプター緊急運航要領」に定めるところ
より、市本部長又は消防の一部事務組合の
により、市町村本部長又は消防の一部事務
管理者(以下「市本部長等」という。)の
組合の管理者若しくは広域連合長(以下
要請に基づき活動する。
「市町村本部長等」という。)の要請に基
づき活動する。
(2)
2
[略]
(2)
活動要件
2
[略]
[略]
活動要件
[略]
[略]
[略]
非代替性
防災ヘリコプターによる活動が最
非代替性
防災ヘリコプターによる活動が
も有効であること。(既存の資機
有効であること。
材、人員等では、十分な活動が期待
できない、又は活動できない場合)
3
3
活動内容
[略]
[略]
災害応急
活動内容
ア~ウ[略]
対策活動
災害応急
ア~ウ[略]
対策活動
エ
その他特に防災ヘリコプターに
よる活動が有効と認められる場合
消火活動
ア~ウ[略]
消火活動
ア~ウ[略]
エ
その他特に防災ヘリコプターに
よる活動が有効と認められる場合
救助活動
救助活動
ア~ウ[略]
ア~ウ[略]
エ
その他特に防災ヘリコプターに
よる活動が有効と認められる場合
救急活動
救急活動
ア~ウ[略]
ア~ウ[略]
エ
その他特に防災ヘリコプターに
よる活動が有効と認められる場合
4・5
修正
[略]
4・5
防災ヘリコプターの活動内容について整理
理由
- 208 -
[略]
本編
第4章
災害復旧・復興計画
頁
現
401
第1節
計
画
修
公共施設等の災害復旧計画
第1節
第2 災害復旧事業計画
第2
[略]
1
[略]
2
[略]
2
[略]
[略]
案
公共施設等の災害復旧計画
災害復旧事業計画
1
(1)~(5)
正
(2)~(5)
(6)
[略]
事業の実施に当たっては、暴力団排除を
徹底すること。この場合において、県警察
本部長は、暴力団等の動向把握等を行い、
必要に応じ、関係機関・団体等に情報の提
供を行うこと。
3
公共施設等の災害復旧事業は、概ね次のと
おりとする。
(1)
公共土木施設
3
公共施設等の災害復旧事業は、概ね次のと
おりとする。
ア~キ[略]
(1)
公共土木施設
災害復旧公共土
災害復旧公共土
木施設災害復旧
木施設災害復旧
事業計画
事業計画
(2)~(9)
第3・4
[略]
(2)~(9)
[略]
第3・4
第5 緊急融資等の確保
第5
[略]
2
[略]
2
[略]
(1)
[略]
オ
[略]
ア~エ
オ
[略]
感染症の予防及び感染症の患者に対する医
療に関する法律
ケ
国庫負担又は補助
[略]
伝染病の予防及び感染症の患者に対する医
カ~ク
災害復旧事業計画
緊急融資等の確保
1
ア~エ
下水道公共土木施設
[略]
[略]
国庫負担又は補助
ク
[略]
1
(1)
ア~キ[略]
療に関する法律
[略]
カ~ク
都市災害復旧事業国庫補助に関する基本方
ケ
[略]
都市災害復旧事業国庫補助に関する基本方
針及び都市災害復旧事業事務取扱方針につい
針及び都市災害復旧事業事務取扱方針につい
て(昭和39年8月14 日建設省都市局長通達)
て(昭和37年8月14 日建設省都市局長通達)
コ~ス
[略]
コ~ス
セ
セ~ナ
[略]
障がい者総合支援法
ス~ニ
ヌ
公立諸学校建物其他災害復旧費補助金交付
要綱
ニ
ネ
- 209 -
(2)
地方債
(2)
[略]
ア・イ
ウ
ア・イ
単独災害復旧事業債
ウ
[略]
[略]
一般単独災害復旧事業債
エ・オ
[略]
カ
小災害債
カ
小災害復旧事業債
キ
[略]
キ
[略]
(3)
修正
[略]
[略]
エ・オ
地方債
[略]
(3)
県本部担当課等の所要の修正
理由
- 210 -
[略]
本編
第4章
災害復旧・復興計画
頁
現
404
第2節
計
画
修
生活の安定確保計画
第2節
第2 被災者の生活確保
第2
1 生活相談
1
[略]
措
1~3
3
置
事 項
被災者の生活確保
生活相談
県
3
[略]
事
項
[略]
(3)
[略]
市町村その他の防災関係機関
を密にし、相談体制を確立す
と連携を密にし、相談体制を
る。
確立する。
[略]
1・2
[略]
市
県、防災関係機関と連携を密に
4・5
[略]
1・2
[略]
3
し、相談体制を確立する。
4
置
[略]
(1)~(2)
市町村、防災関係機関と連携
4・5
3
措
1~3
[略]
(3)
[略]
生活の安定確保計画
機関名
[略]
(1)~(2)
市
案
[略]
機関名
県
正
県その他の防災関係機関と連携
を密にし、相談体制を確立する。
[略]
4
[略]
[略]
2
[略]
[略]
被災者台帳の作成
(1)
市は、必要に応じて、個々の被災者の被
害の状況や配慮を要する事項等を一元的に
集約した被災者台帳を作成する。
(2)
県は、災害救助法に基づき被災者の救助
を行ったときは、被災者台帳を作成する市
の要請に応じて、被災者に関する情報を提
供する。
3
罹災証明の交付
(1)
市は、次項以下に述べる被災者の各種支
援措置を速やかに実施するため、発災後遅
滞なく、罹災証明書を交付する。この場合
において、被災者の利便を図るため、窓口
を設置するとともに、被災者への交付手続
き等についての広報に努める。
(2)
市は、罹災証明書の交付が遅滞なく行わ
れるよう、住宅被害の調査の担当者の育成
等罹災証明書の交付に必要な業務の実施体
制の整備に努める。
(3)
県は、災害時における家屋の被害認定の
迅速化を図るため、市町村等の家屋の被害
- 211 -
認定の担当者のための研修機会の拡充等に
405
-1
努める。
2
災害弔慰金等の支給
4
支
資金名
支給対象
給
災害弔慰金等の支給
額
生 計 維 持
そ の
者
他 の
支
資金名
支給対象
給
生 計 維
そ の
持 者
他 の
者
[略]
額
者
[略]
小
り
災害救
災
災
害
[略]
小
り
災害救助
[略]
助法が適
災
災
法が適川さ
見
川されな
害
見
れない災害
見
舞
い災害に
見
舞
に際し、当
舞
金
際し、当
舞
金
該災害によ
金
市
該災害に
災害救助法適用災害に
金
市
るり災者及
災害救助法適用災
町
よるり災
係る同法第 23 条に規定す
町
びり災住民
害に係る同法第4条
村
者及びり
る援助の種類(第 23 条第
村
の救助を行
第1項に規定する援
見
災住民の
3号、第4号及び第7号
見
った市町村
助の種類(同条第3
舞
救助を行
に規定する救助を除
舞
号、第4号及び第7
金
った市町
く。)と同一の種類の救
金
号に規定する救助を
村
助について、同法第2条
除く。)と同一の種類
に規定する救助の例によ
の救助について、同
って算出した額に被災率
法第2条に規定する
を乗じて得た金額
救助の例によって算
出した額に被災率を
乗じて得た金額
3
被災者生活再建支援制度の活用
(1)・(2)
5
[略]
被災者生活再建支援制度の活用
(1)・(2)
(3)
[略]
市は、申請を迅速かつ的確に処理するた
めの申請書の確認及び県への送付に係る業
務の実施体制の整備等を図る。
(3)
対象となる自然災害は、暴風、豪雨、豪
(4)
対象となる自然災害は、暴風、豪雨、豪
雪、洪水、地震その他の異常な自然現象に
雪、洪水、地震その他の異常な自然現象に
より生じる被害であり、対象となる災害の
より生じる被害であり、対象となる災害の
程度は次のとおりである。
程度は次のとおりである。
ア
ア
災害救助法施行令第1条第1項第1号
災害救助法施行令第1条第1項第1号
又は第2号に該当する被害が発生した市
おける自然災害
町村
イ
又は2号に該当する被害が発生した市に
10世帯以上の住宅が全壊した市町村に
イ
10世帯以上の住宅が全壊した市町村
ウ
100世帯以上の住宅が全壊した都道府県
おける自然災害
ウ
100世帯以上の住宅が全壊した県にお
ける自然災害
- 212 -
エ
5世帯以上の住宅が全壊する被害が発
エ
ア又はイの市町村を含む都道府県で、
405
生し、ア~ウに隣接する市町村(人口10
5世帯以上の住宅全壊被害が発生した市
-1
万人未満のものに限る。)における自然
町村(人口10万人未満に限る。)
災害
オ
世帯主
収入合計
の年齢
等
給
限
度
の住宅全壊被害が発生した市町村(人口
額
複数世帯
単数世帯
300 万円
225 万円
10 万人未満に限る。)
カ ア若しくはイの市町村を含む都道府県
又はウの都道府県が2以上ある場合にお
500 万 円
~
以下~
ける市町村(人口 10 万人未満のものに限
る。)の区域であって、その自然災害に
500 万 円
~
超~
より5(人口5万人未満の市町村にあっ
150 万円
700 万 円
112.5 万円
ては、2)以上の世帯の住宅が全壊する
~
超~
(4)
支
アからウの区域に隣接し、5世帯以上
被害が発生した市町村
支援金の支給対象は、被災者生活再建支援
(5)
支援金の支給対象は、被災者生活再建支
法が適用された自然災害により被災した次
援法が適用された自然災害により被災した
に掲げる世帯
次に掲げる世帯
①
住宅が全壊した世帯、あるいは住宅が
①
住宅が「全壊」した世帯
②
住宅が半壊、又は住宅の敷地に被害が
半壊し、やむなく解体した世帯、長期に
わたり居住不可能な状態が継続すること
が見込まれる世帯など全壊世帯に準ずる
程度の被害を受けたと認められる世帯
②
住宅が半壊し、構造体力上主要な部分
の補修を含む大規模な補修を行なわなけ
生じ、その住宅をやむを得ず解体した世
れば当該住宅に居住することが困難であ
帯
ると認められる世帯(大規模半壊世帯)
合
計
①~④
⑤~⑧
複数世帯
300 万円
100 万円
200 万円
単数世帯
225 万円
75 万円
150 万円
①
通常又は特別な事情により生活に必要
な物品の購人費又は修製費
②
自然災害により負傷し、又は疾病にか
かった者の医療費
③
住居の移転費又は住居移転のための交
通費
④
住宅を賃借する場合の礼金
⑤
民間賃住宅の家賃、仮住まいのための
経費(50 万円が限度)
⑥
住宅の解体(除却)、撤去及び整地費
⑦
住宅の建設、購入又は捕修のための借
入金等の利息
- 213 -
⑧
405
-2
ローン補償料、その他住宅の迚替等に
係る諸経費
(注)大規模半壊世帯は⑤~⑧のみ対象(100万
円が限度)
(注)長期避難世帯の特例として避難指示が解除
された後、従前居住していた市内に居住する
世帯は、更に①、③の経費について合計金額
の範囲内で70万円を限度に支給
(注)他の都道府県へ移転する場合は⑤~⑧それ
ぞれの限度額の1/2
③
災害による危険な状態が継続し、住宅
に居住不能な状態が長時間継続している
世帯
④ 住宅が半壊し、大規模な補修を行わな
ければ居住することが困難な世帯(大規
模半壊世帯)
(5)
支援金は、被災者の自立した生活の開始
に必要な経費として、その使途により、次
のとおり通常経費と特別経費に区分され、
(6)
支援金の支給
≪複数世帯の場合≫
区分
世帯の年収、世帯主の年齢等により異な
住宅の再建
基礎
加算
方法
支援
支援
金
金
る。
通
被災世帯の生活に通常必要となる物品(電
常
気冷蔵庫、電気掃除機、電気
洗濯鷦、電話機、テレビ等〉の購入費又は
費
修理費、住宅の移転費
複数
世帯
支給限度額:100 万円-70 万円限
度
〃
:50 万円-35 万円限
度
単数
世帯
建設・購入
100
200
300
補修
100
100
200
賃借
100
50
150
大規模
建設・購入
50
200
250
半壊世
補修
50
100
150
帯
賃借
50
50
100
全壊世
経
支給限度額:75 万円-55 万円限
帯等
≪複数世帯の場合≫
区分
度
〃
住宅の再建
基礎
加算
方法
支援
支援
金
金
:37.5 万円-27.5 万
円限度
合計
全壊世
合計
建設・購入
75
150
225
補修
75
75
150
賃借
75
37.5
112.5
特
被災世帯の居住する地域又は被災世帯に属
別
する者の特別な事情により生
経
活に必要な物品(ストーブ、電気こたつ
大規模
建設・購入
37.5
150
187.5
費
等)の購入費又は修理費、住宅
半壊世
補修
37.5
75
112.5
帯
賃借
37.5
37.5
75
の移転のための交通費、自然災害により負
傷等した場合の医療費など
複
数
【基礎支援金】 住宅の被害程度に応じて支給する
支給限度額:100 万円-30 万円限度
〃
帯等
:50 万円-15 万円限度
世
支援金
【加算支援金】 住宅の再建方法に応じて支給する
支援金
- 214 -
帯
405
単
-2
数
支給限度額:75 万円-20 万円限度
〃
世
:37.5 万円-10 万円限
度
帯
(7)
支援金の申請から支給まで
ア
住宅の被害の程度を確認する
イ
住民票を取得する
ウ
申請書を作成する
エ
必要書類を用意する
オ
地元の市役所又は町村役場に申請する
カ
支給金の支給
(8)
支援金の申請期間
区分
基礎支援金
加算支援金
申請
災害のあった日か
災害のあった日か
期間
ら 13 ヶ月の間
ら 37 ヶ月の間
6
住宅資金等の貸付
(1)
県及び市町村は、災害により住居・家財
等に被害を受けた者(個人)が、自力で生
活の再建をするために必要となる資金の融
資が円滑に行われるよう、被災者に対し、
住宅資金等に関する広報活動を実施する。
(6)
住宅資金等の融資を希望する陂災者に対
(2)
して、積極的に相談・指導等を実施する。
住宅資金等の融資を希望する被災者に対
して、積極的に相談・指導等を実施する。
ア
災害復興住宅資金
(災害復興住宅等に対する融資一覧表は、資料
イ
生活資金
編4-2のとおり)
ウ
災害援護資金
[資料編4-2-1
災害復興住宅資金]
[資料編4-2-2
生活福祉資金]
[資料編4-2-3
災害援護資金]
表を削る(省略:資料編へ)
5
7
住宅の再建
住宅の再建
[略]
[略]
6
8
職業のあっせん
職業のあっせん
[略]
[略]
7
9
租税の徴収猶予及び減免等
実施機関
租税の期限の延長、徴収の猶予及び減免の取扱
租税の徴収猶予及び減免等
実施機関
租税の期限の延長、徴収の猶予及び減免の取扱
[略]
[略]
市町村
市町村が賦課する税目に関して、地方税法及び
市
市が賦課する税目に関して、地方税法及び市条
市町村条例に基づき、期限の延長、徴収の猶予
例等に基づき、期限の延長、徴収の猶予及び減
及び減免について、それぞれの事態に対応して
免について、それぞれの事態に対応して随時、
随時、適切な措置を講じる。
適切な措置を講じる。
・
・・
- 215 -
410 第3 中小企業への融資
1
第3
中小企業への融資
市は、被災した中小企業者の施設の復旧に
市は、被災した中小企業者の施設の復旧に
要する資金及び事業資金の融資が円滑に行わ
要する資金及び事業資金の融資が円滑に行わ
れ、早期に経営の安定が図られるよう、次の
れ、早期に経営の安定が図られるよう、次の
措置を講じる。
措置を講じる。
政府系中小企業金融機関(国民生活金融公
1
政府系中小企業金融機関(株式会社日本政
庫、中小企業金融公庫及び商工組合中央金
策金融公庫及び株式会社商工組合中央金庫)
庫)の「災害特別融資枠」の設定を促進する
の「災害特別融資枠」の設定を促進するため
ための関係機関への要請
の関係機関への要請
2~7
[略]
2~7
第4 農林漁業者への融資
第4
[略]
農林漁業者への融資
県及び市町村は、災害により損失を受けた
県及び市町村は、災害により損失を受けた
農林漁業者(以下「被害農林漁業者」とい
農林漁業者(以下「被害農林漁業者」とい
う。)又は農林漁業者の組織する団体(以下
う。)又は農林漁業者の組織する団体(以下
「被害組合」という。)に対し、農林漁業の
「被害組合」という。)に対し、農林漁業の
生産力の維持増進と経営の安定を図るため、
生産力の維持増進と経営の安定を図るため、
次の措置を講じる。
次の措置を講じる。
1・2
3
[略]
1・2
被害農林漁業者に対する農林漁業金融公庫
3
[略]
被害農林漁業者に対する株式会社日本政策
法に基づく災害復旧資金 、経営再建、収入減
金融公庫法に基づく災害復旧資金 、 経営再
補てん資金の融資のあっせん及び既往貸付期
建、収入減補てん資金の融資のあっせん及び
限の延長要請
既往貸付期限の延長要請
4
自作農維持資金融迦法に基づく、経営再
建、収入減補てん資金の融資措置の促進及び
利子補給の実施
5
農業災害補償法に基づく、賤業共済団体の
4
災害補財業務の的確、迅速化の要請
農業災害補償法に基づく、賤業共済団体の
6
災害補財業務の的確、迅速化の要請
林業改善資金助成法に基づく、被害森林整
備資金の融通
7
漁業災害補償法、漁船損害等補償法に基づ
く、災害哺償業務の迅速、適正化の要請
5
漁業災害補償法、漁船損害等補償法に基づ
く、災害哺償業務の迅速、適正化の要請
第5・第6 [略]
第5・第6 [略]
修正 1
国土交通省の組織改編に伴う所要の修正
理由
被災者台帳の作成及び罹災証明書の交付について規定
2
- 216 -
本編
第4章
災害復旧・復興計画
頁
現
413
第3節
第1
計
画
修
復興計画の作成
第3節
[略]
第2 復興方針・計画の作成
1
正
計画策定組織の整備
案
復興計画の作成
第1
[略]
第2
復興方針・計画の作成
1
計画作成組織の整備
学識経験者、産業界、地区住民の代表、公
学識経験者、産業界、地区住民の代表、公
的団体の代表、行政等をメンバーとする、計
的団体の代表、行政等をメンバーとする、計
画策定検討組織を設置する。
画作成検討組織を設置する。この場合におい
て、女性や要配慮者の意見が反映されるよ
う、女性等の参画促進に努める。
2 計画策定の目標
2
計画策定の目標
再度災害の防止により快適な都市環境を目
被害をできるだけ最小化するという「減
指し、住民の安全と環境保全等にも配慮した
災」の考えにより、安全・安心で、かつ、環
防災まちづくりを実施する。
境保全等にも配慮した防災都市・地域づくり
による復興を実現する。
3 復興計画の作成
(1)
3
[略]
(2)
復興計画の作成
(1)
計画の策定に当たっては、建築物や公共
[略]
(2)
計画の作成に当たっては、建築物や公共
施設の耐震、不燃化等を基本的な目標とす
施設の耐震化、不燃化等を基本的な目標と
る。
する。
(3)
計画の作成に当たっては、地域のコミュ
ニティの維持・回復や再構築に十分配慮す
る。
(4)
被災した学校施設の整備については、ま
ちづくりとの連携を推進し、安全な立地の
確保、学校施設の防災対策の強化等を図
る。
(3)
[略]
(5)
[略]
(4)
[略]
(6)
[略]
第3 復興事業の実施
第3
激甚災害に対する特別な財政措置は、次の
激甚災害に対する特別な財政措置は、次の
とおりである。
項
1
とおりである。
目
公共土木
施設災害復
旧事業等に
関する特別
の財政援助
復興事業の実施
事
(1)~(7)
(8)
業
名
項
[略]
1
身体障害者更生援護施設
災害復旧事業
(9)
公共土木
施設災害復
事
(1)~(7)
(8)
旧事業等に
知的障害者援護施設災害
復旧事業
(10) ~(14)
目
関する特別
の財政援助
[略]
業
[略]
身体障害者社会参加支援
施設災害復旧事業
(9)
障害者支援施設等災害復
旧事業
(10) ~(14)
- 217 -
名
[略]
2
農林水産
業に関する
414
(1)~(3)
(4)
特別の助成
[略]
2
農林水産
天災による被害農林漁業
業に関する
者 等に対す る資金 の融通
特別の助成
(1)~(3)
(4)
[略]
天災による被害農林漁業
者等に対する資金の融通に
に 関する 特 別措置 の特例
関する暫定措置の特例(天
( 天災融資 法が発 動され
災融資法が発動された場合
た場合適用)
適用)
(5)
森林組合等の行なう堆積
土砂の排除事業に対する補
助
(6)
土地改良区等の行なう湛
水排除事業に対する補助
(7)
共同利用小型漁船の建造
費の補助
(8)
森林災害復旧事業に対す
る補助
3
中小企業
に関する特
別の助成
(1)・(2)
(3)
3
[略]
中小企業者に対する資金
中小企業
(1)・(2)
[略]
に関する特
の融通に関する特例(政府
別の助成
系金融機関)
4
4
その他の
特別の財政
その他の
(1)
旧事業に対する補助
特別の財政
援助及び助
(1)
[略]
成
(2)
[略]
(3)
(4)
(5)
(2)
[略]
(3)
[略]
[略]
(4)
[略]
[略]
(5)
[略]
援助及び助
成
り災者公営住宅建設事業
(6)
に対する補助の特例
(6)
公立社会教育施設災害復
罹災者公営住宅建設等事
業に対する補助の特例
産業労働者住宅建設事業
に対する補助の特例
(7)・(8)
[略]
(7)・(8)
・
修正
1
県復興基本計画に合わせ、復興計画の目標について修正
理由
2
復興計画策定の際の配慮事項について追加
- 218 -
[略]