≪H27≫ 自主防災組織補助金申請の手引き 東松山市 秘書室 危機管理課 1 補助制度の概要 市では、東松山市自主防災組織補助金交付要綱(以下「要綱」)に基づき自治会・行政 区等(以下「自治会等」)を単位として組織した自主防災組織の下記の活動に、定められ た予算(平成27年度306万円)の範囲内で補助を行います。 補助金の交付対象となるのは、補助申請時に自主防災組織が組織済み(自主防災組織 規約があり、年間防災計画が作成されていること)の自治会又は行政区の活動です。 2 補助の内容 (Ⅰ)防災資機材の購入 1) 補助金交付の対象となる資機材 下の表にある資機材を自主防災組織で購入する際に補助金を交付します。 補助申請は、自主防災組織ごとに1年度1回までです。 区 分 初期消火 資機材 避難誘導用 資機材 品 名 消火器、可搬式小型動力ポンプ、可搬式散水装置、大型消火器、 スタンドパイプ、組立型水槽、ホースボックス、活動服一式 (消火活動用)、その他必要な資機材 ハンドマイク、携帯用無線通信機(トランシーバー)、ヘルメット、 その他必要な資機材 バール、ジャッキ、のこぎり、チェーンソー、エンジンカッター、 救助用資機材 救護用資機材 避難生活用 資機材 訓練用資機材 その他 可搬式ウインチ、梯子、救命ロープ、油圧式救助器具、活動服 一式(難燃)、災害救助用ボート、担架、その他必要な資機材 救急医療セット、その他必要な資機材 毛布、簡易ベッド、簡易トイレ、発電機、ランタン、 投光器、 ろ水器、炊飯装置、ストーブ、テント、組立式シャワー、自転車、 車イス、リヤカー、防水シート、防災井戸、揚水機、ラジオ、 パソコン、その他必要な資機材 人命救助訓練用人形、訓練用消火器具、視聴覚機器(ビデオ教材 等)、その他必要な資機材 簡易収納庫、防災倉庫、その他市長が特に必要と認めたもの 1 ※ 資機材購入に関する注意事項 ① 可搬式小型動力ポンプ、スタンドパイプ等の初期消火資機材は、日常的な訓練を 必要とするものがあります。申請前に危機管理課へ確認をしてください。 ② 2以上の自主防災組織で機材を共同購入する場合、各補助金限度額を加算し、共 同で補助金の交付申請を行います。 ③ 防災資機材の購入補助制度は、平成30年3月31日までです。 ④ 購入補助は資機材購入に対するものであり、資機材設置に伴う工事費等は補助の 対象となりません。 ⑤ 倉庫等の建築物を建築する場合、工事着手前に建築基準法に基づく「建築確認 申請」が必要となる場合があります。詳しくは、市開発建築課(21-1424) までお問い合わせください。 ⑥ 防災資機材購入補助金申請書の提出期限は、平成28年1月末目途です。 (平成28年3月15日までに実績報告書を提出してください。) 2) 補助金額 ア 購入初年度(補助実績なし)の場合 防災資機材購入の補助金の交付を初めて受ける年度は、下の表の金額を限度とし て、購入額の3分の2以内の額を限度として交付します。(百円未満切り捨て) 世帯数 イ 補助金限度額 200 世帯未満 100,000 円 200 世帯以上 500 世帯未満 150,000 円 500 世帯以上 1000 世帯未満 200,000 円 1000 世帯以上 250,000 円 前年度以前に補助実績ありの場合 前年度以前に防災資機材購入の補助金の実績がある場合は、下の表の金額を限度 として、購入額の2分の1以内の額を限度として交付します。 (百円未満切り捨て) 世帯数 ※ 補助金限度額 200 世帯未満 50,000 円 200 世帯以上 500 世帯未満 75,000 円 500 世帯以上 1000 世帯未満 100,000 円 1000 世帯以上 125,000 円 世帯数とは、自主防災組織を構成する自治会等の加入世帯数です。 (2以上の自治会で自主防災組織を結成している場合、それぞれの自治会の加入 世帯数を合算してください。) 2 (Ⅱ)防災訓練の実施 1) 訓練の内容 自主防災組織が実施する防災訓練で、次の種目のうち1回の訓練で3種目以上の 訓練を実施した場合、補助金を交付します。ただし、雨天等により、やむを得ず2 種目以下の訓練を実施した場合も交付します。 補助申請は、自主防災組織ごとに1年度1回までです。 ア 情報収集及び伝達訓練 オ 炊き出し訓練 イ 初期消火訓練 カ 給水訓練 ウ エ ※ 救出及び救護訓練 避難誘導訓練 キ その他の訓練 防災訓練実施に関する注意事項 2以上の自主防災組織で防災訓練を共同実施する場合は、自主防災組織ごとに補 助金を交付しますので、補助金の手続は、自主防災組織ごとに行ってください。 2) 補助金額 2万円を限度として、訓練に要した額を交付します。(百円未満切り捨て) なお、交付の対象となる経費は下の表のとおりです。 需用費 消耗品、燃料、食材(炊き出し訓練のための材料費、 当日のお茶代等とします)、印刷、医薬品等 ※ 食材費では、以下のものは認められません。 「弁当」、「菓子類」、「アルコール類」、「おみやげ代」、 「訓練当日以外に使用した食材」 役務費 ※ はがき、切手、電話通信費、訓練に関する保険料等 防災訓練の参加者を対象とした「参加賞」的なものは、対象となりません。 例)参加者に持ち帰ってもらえるよう、ミカンやカップ麺を購入 ← 補助対象外です。 ※ 防災訓練実施の際の防災備蓄物資の支給について 自主防災組織による防災訓練実施の際の防災備蓄物資(アルファ米:1箱50食・ 乾パン:1缶64食・ビスケット:1缶80食)の支給を以下のとおり実施します。 なお、備蓄物資の数量に限りがあるため、他の備蓄物資への変更や数量の調整をお願 いすることがあります。 ① 受給申請の受付は、訓練実施日の2か月前から行います。また、物資の配布は、 訓練実施日の1週間前から行います。 ② 物資の支給は、訓練参加予定人数を基準に下の表のとおりです。 3 支 給 内 容 参加予定人数 アルファ米 乾パン又はビスケット ~100 人 1 箱まで 1 缶まで ~200 人 2 箱まで 2 缶まで ~300 人 3 箱まで 3 缶まで ~400 人 4 箱まで 4 缶まで ~500 人 5 箱まで 5 缶まで ※1 ※2 食数の合計は、参加予定人数まで(又はそれに近い数量)とします。 アルファ米を乾パン又はビスケットとしても差し支えありません。 (乾パン又はビスケットをアルファ米とすることはできません。) ※3 防災備蓄物資受給申請書は、危機管理課にあります。また、市ホームページ (「防災情報」→「自主防災組織への補助制度」)から、様式をダウンロードする こともできます。 (Ⅲ)除雪の実施 1) 補助金交付の対象除雪 自主防災組織が降雪時に重機等※を使用し、生活道路の除雪を行った場合には、 補助金を交付します。ただし、大雪注意報又は大雪警報が発令され積雪が10セン チを上回った場合とします。 2) 補助金額 1回の降雪ごとに、1万円を限度として、除雪に要した額を交付します。 (百円未 満切り捨て)なお、交付の対象となる経費は下の表のとおりです。 対象経費 燃料代、除雪手当等 交付金額 4時間まで 4時間を超えた場合 (1回の降雪ごと) 5,000円 10,000円 ※使用が想定される:フロントローダー、バックホウ、フォークリフト(バケット)、 重機等 トラクター(バケット)など 4 3) 申請手続きについて 1回の降雪ごとにまとめて申請してください。申請には領収書の写しと除雪作業 路線のわかる図面を添付してください。 領収書例:重機による除雪を行った人への手当(謝礼)を自主防災組織が支出 したことがわかる領収書、燃料代の領収書 注)自主防災組織が組織されていない自治会については、自主防災組織が設立される までの間、自治会での申請も可能です。 3 補助申請の流れ ※ 申請窓口は、市役所危機管理課(本庁舎2階北側)です。 市民活動センター等では申請できません。 (1)防災資機材の購入 ・要綱の様式第1号「防災資機材購入補助金交付申請書」 交付申請書の提出 にて交付申請します。申請は、購入前に行います。 ①店舗発行の見積書 ②購入するものの仕様がわかる書類 (カタログのコピー等) ③保管予定場所がわかる図面 を添付してください。 ・市で申請を審査し、 「防災資機材購入補助金交付決定通 交付決定通知書の送付 補助金の請求/振込み ・ 資機材の購入 知書」にて交付決定額を通知します。 (請求書と実績報告書の様式を併せて送付します。) ・交付決定通知を受けたら、様式第5号「自主防災組織 補助金交付請求書」にて補助金を請求します。 ・交付決定後に、資機材を購入します。 5 報告書提出 ・資機材の購入後、様式第6号「防災資機材購入実績報 告書」を市に提出します。 ①領収書の写し (購入品の内訳が確認できるレシート又は納品書) ②購入した資機材の写真 ③資機材の保管場所がわかる図面 を添付してください。 補助金の確定・返還 ・「自主防災組織補助金確定通知書」が送付されます。 なお、交付決定額より実際の購入額が低かった場合、 再計算し、補助金を一部返還していただきます。 ※ 交付決定額より実際の購入額が高かった場合でも、 補助金額は増額されません。 6 (2)防災訓練・除雪の実施 防災訓練の実施 除 雪 の 実 施 ・ 【訓練】定められた項目のうち、1回の訓練で3種目以 上の訓練を実施します。 ・ 【除雪】10センチを上回る積雪があり、重機等を使用 して除雪を行います。 報告書・請求書の提出 ・ 【訓練】様式第2号「防災訓練実施報告書兼補助金交付 申請書」及び様式第5号「自主防災組織補助金交付請 求書」にて補助金を請求します。 ①領収書の写し (購入品の内訳が確認できるレシート又は納品書) ②訓練内容・実施日・場所等がわかる書類 を添付してください。 ・ 【除雪】様式第2号の2「除雪実施報告書兼補助金交付 申請書」及び様式第5号「自主防災組織補助金交付請 求書」にて補助金を請求します。 ①実施場所のわかる図面 ②領収書の写し を添付してください。 補助金の振込み ・市で申請を審査し、 「交付決定通知書」及び「確定通知 書」が送付され、その後に指定の口座に補助金が振り 込まれます。 ※1 防災資機材の購入と防災訓練及び除雪の実施で、下記のように申請の時期が異な りますのでご注意願います。 ・防災資機材の購入 → 購入前に申請(交付決定後に購入してください) ・防災訓練・除雪の実施 → 実施後に申請 ※2 補助の交付申請書など必要な様式は、危機管理課にあります。 また、市ホームページ(「防災情報」→「自主防災組織への補助制度」)から様式を ダウンロードすることもできます。 ※3 その他、ご不明な点がありましたら担当までご連絡ください。 ■担当 東松山市 電 話 FAX Eメール 秘書室 危機管理課(本庁舎2階北側) 0493-21-1405(直通) 0493-22-7799 [email protected] 7 記入例 様式第1号 (第5条関係) 防災資機材購入補助金交付申請書 平成27年 東松山市長 宛て 6 月 1 日 購入前の申請となります。 自主防災組織名 東松山自治会自主防災会 代表者住所 東松山市松葉町1-1-58 代表者氏名 松山 代表者電話番号 0493-××-○○○○ 太郎 印 防災資機材購入補助金の交付を受けたいので、下記のとおり関係書類を添えて申請しま す。 ○補助初年度:合計額の2/3又は 補助金限度額のうち少ないほうの金額 ○2年目以降:合計額の1/2又は 記 補助金限度額のうち少ないほうの金額 1 補助金交付申請額 83,500 2 防災資機材の購入計画 品名 倉庫 防災資機材の品 懐中電灯 円 ※100 円未満は切り捨てです。 規格 数量 ABC-001 1 120,000 120,000 XYZ-999 5 1,065 5,325 名、数量及び金額 単価 金額 (消費税込) 合計額 125,325 交付申請額 3 購入予定日 4 添付書類 (100円未満切り捨て) 平成27年 7 月 10 日 83,500 ※購入初年度(補助実績なし)の場合 125,325 円×2/3=83,550 円 ・仕様書及び見積書 ・保管場所の図面 おおよその予定日で構いません。 添付する見積書と同内容を記載してください。 8 記入例 様式第2号 (第5条・第8条関係) 防災訓練実施報告書兼補助金交付申請書 平成27年 東松山市長 9月10日 訓練後の申請となります。 宛て 自主防災組織名 東松山自治会自主防災会 代表者住所 東松山市松葉町1-1-58 代表者氏名 松山 代表者電話番号 0493-××-○○○○ 太郎 印 防災訓練を下記のとおり実施しましたので報告します。また、防災訓練実施補助金の交 付を受けたいので、関係書類を添えて申請します。 領収書の合計額から 100 円未満を切 り捨てた額になります。 記 ただし、領収書が 20,000 円以上の場 1 補助金交付申請額 2 訓練実施日 3 防災訓練の訓練種目(記号を○をつける) ア 4 平成27年 情報収集・伝達訓練 エ 避難誘導訓練 キ その他の訓練 合は 20,000 円となります 15,800円 イ 9 月 1 日 初期消火訓練 オ 炊き出し訓練 ウ 救出・救護訓練 カ 給水訓練 ※3つ以上の訓練を実施すること 訓練参加者数 150名 領収書の合計額と同じになります。 5 補助金交付申請額の算定基礎 ①防災訓練の実施に要した経費 15,850 円 補助金交付申請額は、①と限度額2万円を比較して少ない方の額とする。 ただし、100 円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てる。 6 添付書類 ・訓練内容、実施日、場所等がわかる書類 ・領収書(写し) ・回覧文書 ・消防署職員派遣依頼文書など ※領収書(写し)には、購入品の内訳が確認できるレシート又は納品書を添えること。 9 記入例 様式第2号の2(第5条・第8条関係) 除雪実施報告書兼補助金交付申請書 平成28年 2月 14日 東松山市長 除雪後の申請となります。 宛て 自主防災組織等の名称 東松山自治会自主防災会 代表者住所 東松山市松葉町1-1-58 代表者氏名 松山 太郎 代表者電話番号 0493-××-○○○○ 印 地域内の除雪を実施したので報告します。また、除雪実施補助金の交付を受けたいので、関係書類を 添えて申請します。 除雪の開始時間と終了時間及び 記 除雪を行った時間数を記入して ください。(途中に休憩時間等が 1. 補助金交付申請額 10,000円 2. 除雪実施日 平成 28 年 ある場合には、その時間も明記願 います。) 3. 除雪実施時間 午前 9時 00分 ~ 午後 4時 00分 ( 6 時間) (昼休憩1時間を除く) 4. 除雪実施者氏名 トウマツ造園 5. 使用重機名 バックホウ 6. 添付書類 2 月 7 日 東松 次郎 ①実施場所のわかる図面、②領収書 重機等を使用して除雪を行 った人及び使用した重機名 を記入してください。 10
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