『津波避難計画策定に資する計画支援モデル

TOP/TOE継続研鑽(CPD)認定プログラム(A01.(5) 8単位)
(一社)交通工学研究会
災害基幹研究
平成27年度
『津波避難計画策定に資する計画支援モデル』に関する勉強会
東日本大震災を受け、各地で地域防災計画の見直しが進められており、とりわけ大陸型地震発生時に津波
の危険性にさらされている地域においては津波避難計画の見直しが必須といえます。また、防災対策推進検
討会議の津波避難対策ワーキングループの検討の中では、やむを得ない場合には自動車の避難も認めた上で
その計画を検討することを促しています。したがって、津波避難に際し、「地震発生時にどこに逃げるのか、
事前に考えておくべきといえます。避難者の自主的な判断が正しいとは限らず、適切な誘導が必要」という
規範論的な考え方と、
「地震発生時の津波避難を考える際には避難者の行動規範を前提にしなければ役に立た
ない」という記述論的な考え方は、いずれも一定の必要性を見いだすことができ、双方の視点に立った研究
が多く進められています。また、
「被災者の行動規範を前提とした最適な避難誘導のあり方検討」といった両
者を統合したようなアプローチもみられます。一方で、これら一連の研究が、実際津波避難計画を策定する
上で非現実的な仮定をもうけているなどの理由で役に立たない可能性も否めません。そのため、本勉強会に
おいては、
(津波)避難計画に携われてきた方からの行政ニーズをお聞きするとともに、津波避難計画策定支
援に関する研究発表を行い、意見交換をすることで、今後の避難計画策定支援ツールの方向性について論じ
ることを目的とし、開催します。
会員をはじめ、交通や防災の計画等に携わる実務者、研究者、学生の方々のご参加をお待ちしております。
◇開催日時 平成28年2月26日(金) 15:00~17:30(受付開始は14時30分より)
◇会 場
ちよだプラットフォームスクエア4階 会議室402
東京都千代田区神田錦町3-21 Tel 03-3233-1511
地下鉄竹橋駅 3b出口より徒歩2分、JR神田駅西口出口出世不動通りより徒歩12分
http://www.yamori.jp/
◇主 催
(一般社団法人)交通工学研究会
◇募集人員 30名程度
◇参 加 費 無料
◇プログラム (プログラム及び講師は変更の場合もございますので予めご了承願います)
15:00-15:05 開会のあいさつ
元田良孝(岩手県立大学)
15:05-15:10 趣旨説明と活動紹介
倉内文孝(岐阜大学)
15:10-16:00 基調報告『津波避難計画策定に関わる行政ニーズの紹介』
津波避難シミュレーションの事例 山本 英幸((株)オリエンタルコンサルタンツ)
津波避難計画の事例
木村美瑛子((株)オリエンタルコンサルタンツ)
16:00-16:10 休憩
16:10-17:20 研究紹介『津波避難計画支援に関わる研究』
避難完了時間最小化を目指した最適津波避難計画モデル
安藤宏恵(岐阜大学)
歩車混合避難にかかわるシミュレーション分析と施策評価
中居楓子(京都大学)
自動車利用と避難開始時間帯を考慮した津波避難計画の評価 嶋本 寛(宮崎大学)
17:20-17:30 総括
倉内文孝(岐阜大学)
◇申込方法
必要事項をご記入の上、タイトルを「基幹研究勉強会」とし、[email protected] 宛
てに送信下さい。E メールもしくは FAX でお申込みください。お申込順に受付し、定員
を超過した場合に限り、ご連絡いたします。申込み締切は、2 月 19 日(金)です。
E-mail [email protected]
FaX
03-6410-8718
参 加 申 込 書
団体(会社)名等:
勤務先所在地: 〒
連絡先電話番号:
参加者氏名
備考欄
FAX:
E-mail:
所属・職名
JSTE 会員種別
正会員 ・ 特別会員
学生会員 ・ 一 般
正会員 ・ 特別会員
学生会員 ・ 一 般
備
◇お問合せ先 一般社団法人 交通工学研究会 TEL: 03-6410-8717 または 050-5507-7153、FAX03-6410-8717