旭山動物園展示館案内等業務に係る公募型プロポーザル実施

旭山動物園展示館案内等業務に係る公募型プロポーザル実施要領
旭山動物園展示館案内等業務に係る公募型プロポーザルの各種手続,要件及び審査等の内容について
は,次のとおりとする。
第1 目的
旭川市旭山動物園の開園期間において,入園者が快適に展示館等を見学できるよう入園者の案内等
及び安全を確保するとともに,質の高い接客を行うことで入園者が気持ちよく楽しんで見学していた
だくことを目的とする。
第2 業務概要
1 業務名 旭山動物園展示館案内等業務
2 業務内容(詳細は別紙「旭山動物園展示館案内等業務説明書」のとおり)
(1)団体入園者の受付等業務
(2)展示館(ちんぱんじー館,オオカミの森,エゾシカの森,おらんうーたん館,てながざる館,両
生類・は虫類舎,きりん舎・かば館)等における案内等業務
3 履行期間
平成28年4月15日から平成29年4月12日まで
4 予算概要等
この業務に係る予算は55,422,360円(消費税及び地方消費税の額を含む。)となってい
ることから,業務委託料の積算にあっては,予算の範囲内とすること。
※平成28年旭川市議会第1回定例会において議決される平成28年度旭川市旭山動物園特別会
計予算の内容によっては,当該委託業務の予算額が減額又は廃止となることによる規模の縮小又
は業務委託が中止となる場合がありますのでご了承ください。
第3 契約担当部課
〒078-8205
旭川市 経済観光部
旭川市東旭川町倉沼11-222
旭山動物園
電話 0166-36-1104
F a x 0166-36-1406
e-mail [email protected]
第4 参加資格要件
公募型プロポーザルに参加を希望する者(以下「参加希望者」という。)は,次のすべての要件を
満たしていること。
(1)旭川市物品購入等競争入札参加資格者名簿において「警備・受付等(営業種目番号:3030)」の
うち「受付,展示物案内・誘導(取扱品目番号:3035)」に登録されている者,または「催事関
係業務(営業種目番号:3270)」のうち「催事企画・運営等(営業種目番号:3271)」に登録し
ている者。
(2)入札参加資格者名簿において等級格付がAである者。
(3) 旭川市内に営業の拠点がある者。(入札参加資格者名簿における「市内業者」又は「準市内業
者」)
(4)公募の日から参加表明書提出日までのいずれの日においても,旭川市競争入札参加資格者指名
停止等措置要領に基づく指名停止を受けていない者であること。
(5)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更生手続開始の申立てがなされている者(会
社更生法にあっては更生手続開始の決定,民事再生法にあっては再生手続開始の決定を受けてい
る者を除く。)でないこと等,経営状態が著しく不健全である者でないこと。
(6)旭川市暴力団排除条例(平成26年旭川市条例第16号)第2条第1号に規定する暴力団,同条
例同条第2号に規定する暴力団員,及び次に示す暴力団関係事業者等ではないこと。
ア 暴力団または暴力団員と密接な関係を有する者
イ
プロポーザルに参加する各法人を代表する者もしくは役員またはこれらの者から市との取引
上の一切の権限を委任された代理人(以下「役員等」という。)に暴力団員または暴力団もし
くは暴力団員と密接な関係を有する者がいる法人
ウ 暴力団もしくは暴力団員と密接な関係を有する者がその経営に実質的に関与している法人
第5 説明会
旭山動物園展示館案内等業務に係る公募型プロポーザルについて,次のとおり説明会を開催する。
参加を希望する場合は「説明会申込書」(様式1)に必要事項を記入のうえ,期日までに持参,
郵送,FAXで提出してください。
(1)説明会の日時及び場所
平成28年 2月10日(水)午後1時00分 旭山動物園東門管理事務所
(2)申込書提出期限
平成28年 2月 8日(月)午後5時まで
第6 参加表明手続
1 参加表明書の提出
参加希望者は,次のとおり参加表明書(様式2)及び誓約書(様式3)を提出しなければならな
い。
なお,期限までに参加表明書及び誓約書を提出しない者又は参加資格要件に該当しないと認めら
れた者は,このプロポーザルに参加することができない。
(1)提出書類
ア 参加表明書
イ 暴力団,暴力団員及び暴力団関係事業者等に該当しないものであることの誓約書
(2)提出期限
平成28年 2月12日(金)午後5時00分
(3)提出場所
第3に同じ。
(4)提出方法
持参によること。(郵送,電子メール又はFAXによるものは受け付けない。)
2 参加資格の確認等
(1)参加資格要件の確認及び企画提案書提出要請
第4に定める参加資格要件に該当するか確認を行い,平成28年2月22日(月)までに次に掲
げる事項を記載した確認結果通知書を通知する。併せて参加資格要件を有する者に,企画提案書の
提出を要請する。
ア 参加資格を有する者にあっては,参加資格がある旨及び企画提案書の提出を要する旨。
イ 参加資格を有しない者にあっては,参加資格がない旨及びその理由並びに所定の期限までに
理由について説明を求めることができる旨。
(2)参加資格を有しないと認めた者は,その理由について,次のとおり書面により市長に対し説明を
求めることができる。
ア 提出期限
通知日の翌日から起算して2日以内の午前9時から午後5時まで
イ 提出場所
第3に同じ
ウ 提出方法
持参によること。
エ 回答方法
文書を受け付けた日から2日以内に文書で回答する。
第7 企画提案書作成要領
企画提案書の提出を要請された者(以下「企画提案者」という。)は,次に定めるところにより
企画提案書を作成し,提出するものとする。
1 提案内容
企画提案は,次の事項について提案すること。
(1)事業要件について
ア) 関連,類似業務の実績(過去5年間)
イ) 人材確保に要する最少日数
・本業務に従事できる人員数(配置可能な最大人数)
・スポット要員の手配に要する最少日数
ウ) 賠償責任保険等の瑕疵担保能力
(2)専門性について
ア) 接遇,接客に関する研修体制
・社内で実施している研修(外部委託を含む)
イ) 本業務を行うにあたって実施を予定している研修
ウ) トラブル処理に対するケーススタディ等
(3)提案内容について
ア) 人員配置及び案内等の具体的方法(図面を利用して配置等を説明)
・平常期,混雑期,最大混雑期におけるそれぞれの人員配置図
・平常期,混雑期,最大混雑期におけるそれぞれの配置時間数
・案内等の方法及びそれらの理由
※
平常期・混雑期・最大混雑期とは,それぞれ以下のような状況について想定するものとする。
平常期:基本的に最低限の人数で対応可能だが,入館待ち列の発生時に限り,一時的に応援
が必要となる時期
混雑期:各展示館等において入館待ち列が度々発生するため,対応する人員を常時配置してお
く必要がある時期
最大混雑期:各展示館において入館待ち列が慢性的に発生するため,混雑期よりも増員して,対応
する人員を常時配置しておく必要がある時期
※ 平成28年度においては,夏期・冬期それぞれの平常期・混雑期・最大混雑期に該当する日数
は以下のとおり想定する。
夏期:平常期~130日(混雑期・最大混雑期以外)
混雑期~42日(7/16~7/18,7/23~8/31(うち夜の動物園期間を除く),9/17~9/19,
10/8~10/10)
最大混雑期~17日(4/29~5/8,8/9~8/15(夜の動物園予定期間))
冬期:平常期~112日(混雑期・最大混雑期以外)
混雑期~26日(1/27~2/28(うちさっぽろ雪まつり期間7日間を除く)
最大混雑期~9日(1/2~1/3,2/6~2/12(さっぽろ雪まつり予想期間)
イ) 業務責任者等配置人員の経歴及び実績等
ウ) 優秀な人材確保の手法等
エ) 従業員のモチベーション向上のための取組・体制づくり等
オ) 提案者が実施する旭山動物園に対する新たな提案等
カ) 制服のデザイン(イラスト・写真等で提示)
(4)価格について
ア) 本業務に係る費用
・予算の範囲内での詳細な積算内訳(人件費,交通費,事務用品費,制服代等)
・当該業務の予定配置人数及び予定配置時間数
2
企画提案書の様式
(1) 企画提案書の提出は,企画提案書(様式4)に次の書類を添付して行うこと。
・展示館案内図面
・その他必要な書類
※ただし,企画提案書については様式4の内容に過不足がない限り,独自に作成しても構わな
い。
(2) 企画提案書及び添付書類は原則としてA4サイズとすること。
3 提出方法等
(1) 提出期限 平成28年 3月3日(木) 午後5時00分
(2) 提出場所 第3に同じ。
(3) 提出方法 持参によること。(郵送,電子メール又はFAXによるものは受け付けない。)
(4) 提出部数 8部
4
企画提案書等の著作権等の取扱い
(1) 企画提案書の著作権は,当該企画提案書等を作成した者に帰属するものとする。
(2) 市は,プロポーザル方式の手続及びこれに係る事務処理において必要があるときは,提出さ
れた企画提案書等の全部または一部の複製等をすることができるものとする。
(3) 市は,企画提案者から提出された企画提案書等について,旭川市情報公開条例(平成17年
旭川市条例第7号)の規定による請求に基づき,第三者に開示することができるものとする。
第8 質疑応答等
(1) 本プロポーザルについて質問がある場合においては,次のとおり質疑応答書により提出する
こと。
ア 提出書類 質疑応答書(様式5)
イ 提出期間 平成28年2月24日(水)までの間で,午前9時から午後5時まで
ウ 提出場所 第3に同じ。
エ 提出方法 電話連絡の上,持参又はFAXにより提出すること。
(2)(1)の質疑応答書は,質問者及び企画提案者全てに対し,FAXにより回答するものとする。
第9 企画提案の審査方法及び評価基準
1 審査会の設置
企画提案書の審査,評価及び受託候補者の特定を行うため,旭山動物園展示館案内等プロポーザ
ル審査会(以下「審査会」という。)を設置する。
2 ヒアリング等の実施
審査会において,提案内容をより理解するため,企画提案書に係るプレゼンテーション及びヒア
リングを次のとおり行う。
(1)実施方法
ア 1者ずつの呼び込み方式とし,1者の持ち時間はプレゼンテーション20分,ヒアリング10
分の計30分とする。
イ プレゼンテーション等は原則として企画提案書及び提出資料を用いて行うこととし,パソコン,
プロジェクタ及びVTR等の使用は禁止とする。
ウ 企画提案追加資料の配布は禁止するが,提出された企画提案書と同一の図案や写真を用いた説
明用パネル等の使用は可能とする。
エ プレゼンテーション等の説明者は,補助者を含めて2名までとする。
オ 欠席をした場合は,企画提案書の審査,評価及び受託候補者の特定から除外する。
(2)実施日時及び場所
第6で示した,企画提案書提出要請時に併せて通知する。
3 審査項目及び評価基準
企画提案書及びプレゼンテーション等により,次の審査項目について,別紙で示す評価基準に基
づき審査及び評価を行う。
(1) 事業要件【25点】
・関連,類似業務の実績等
・人材供給能力,迅速性等
・瑕疵担保能力等
(2) 専門性【30点】
・社内の研修体制や研修実績等
・本業務履行に伴い実施する研修等
・トラブル処理に対するケーススタディ等(ヒアリング時に口頭で実施)
(3) 提案内容【45点】
・人員配置及び誘導方法等
・業務責任者等配置人員の経歴や研修内容及び採用基準は的確であるか
・優秀な人材を確保する方法
・従業員のモチベーションを高める手法・体制づくり等
・提案者が実施する旭山動物園に対する新たな提案等
・制服のデザイン(ヒアリング時に提示)は旭山動物園従事者として相応しいか
(4) 価格評価【10点】
・提示された価格が提案内容(配置時間数等)に対して適正であるか
4
受託候補者の特定
(1) 各審査委員は別紙「審査項目及び評価基準」に基づき,企画提案とプレゼンテーションの採点
を行い評価点とする。評価点の多い応募者から1位,2位と順位を付け,次表「順位―順位点
対照表」により順位点を決める。
提案者ごとに,各審査委員の順位点を合計し,最も合計点の多い提案者を,審査会合意の上,
優先交渉権者とする。
なお,順位点の合計が同点となる者が2者以上あるときは,順位1位の数が多い者を審査会合議
の上,上位とする。1位が同数ある場合は,2位の数が多い者を上位とし,順次3位,4位の数で
決定する。
順位―順位点対照表
順位
1位
2位
3位
4位
5位
順位点
5点
4点
3点
2点
1点
計算例)
審査員X
審査員Y
審査員Z
評価点
順 位
順位点
評価点
順 位
順位点
評価点
順 位
順位点
順位点合計
優先交渉権順位
評価点の平均
A者
65
2
4
60
3
3
80
1
5
12点
2位
68.³点
B者
80
1
5
90
1
5
75
2
4
14点
1位
81.⁷点
C者
50
3
3
65
2
4
60
3
3
10点
3位
58.³点
(2) すべての提案者において,各委員が採点した評価点の平均点が6割に満たない場合については
受託候補者の特定を行わないこととする。
(3) 提案者が一者のみの場合においても各委員が行う採点の平均点が6割に満たない場合は,受託
候補者としない。
5
審査結果の通知
(1) 受託候補者を特定したときは,速やかに企画提案者全者に対し,次の事項を通知するものとす
る。
ア 受託候補者
イ 順位点
ウ 受託候補者にあっては,今後の契約手続の旨
エ 受託候補者とならなかったものにあっては,その理由及び所定の期限までに理由について説明
を求めることができる旨
(2) 受託候補者とならなかったものはその理由について,次のとおり書面(様式は任意)により説
明を求めることができる。
ア 提出期間 (1)の通知があった日の翌日から起算して7日以内の,午前9時から午後5時まで
イ 提出場所 第3に同じ
ウ 提出方法 持参によること。(郵送,電子メール又はFAXによるものは受け付けない。)
エ
回答方法 説明を求めたものに対し,請求を受け付けた日の翌日から起算して7日以内に理由
説明書を通知する。
6
審査結果の公表
受託候補者を特定したときは次の事項を公表するものとする。
(1) 受託候補者
(2) 順位点
第10 契約に関する基本事項
1 契約の締結
受託候補者と本業務について協議を行い、内容について合意の上,本業務仕様書を作成するもの
とし,その仕様書に基づく見積書を徴収し随意契約の方法により契約を締結する。
2 契約保証金
要する。ただし,旭川市契約事務取扱規則第24条の規定に該当する場合は免除する。
3 契約書の作成の要否
要する。
4 支払い条件 毎月後払いとする。
第11 欠格事項
次のいずれかに該当した者は,その者を失格とする。
(1) 提出書類に虚偽の記載があった場合
(2) 実施要領で示された,提出期限,提出場所及び提出方法等の条件に適合しない書類の提出があ
った場合
(3) 選定結果に影響を与えるような不誠実な行為を行った場合
第12 その他
1 手続きにおいて使用する言語及び通貨は,日本語及び日本国通貨に限る。
2 企画提案に係る書類作成及び提出に要する費用は,提出者の負担とする。
3 提出された書類は返還しない。
4 提出された書類は,提出した者に無断で本プロポーザル以外の用に使用しない。
第13 スケジュール
本プロポーザルのスケジュールは,次のとおりである。
日
程
内
容
平成28年2月 5日(金)
公募開始
平成28年2月10日(水)午後1時
説明会
平成28年2月12日(金)午後5時
プロポーザル参加意思表明書提出期限
平成28年2月22日(月)
応募資格確認結果通知・企画提案書提出要請
平成28年3月 3日(木)午後5時
企画提案書提出期限
平成28年3月上旬
プレゼンテーション・企画提案審査
平成28年3月上旬
企画提案審査の結果通知
平成28年4月中旬
契約締結