大阪府立大学 教員免許状更新講習 講座一覧 (平成28年度) 開 催 日 講 習 の 概 要 受 講 対 象 者 学校コラボレーションⅠ F1 「特別支援教育と学習理論の現在」 (80人) 8月9日(火) 9:30~17:50 学校教育が抱える課題に対して、教育分野のみならず社会福祉分野・心理 分野が協力連携してアプローチする「学校コラボレーション」。その3回 シリーズ講座の第1回として、ADHDやLDなど特別な学習支援の必要 な児童生徒への教育、学習や認知についての最新科学の知見を紹介、さら に、教師の実践的知見をどう若い世代の教師に伝えていくのか等の問題を 語り合います。3回シリーズを通した受講が望ましい。 小・中・高等学校教諭・ 養護教諭 英米の文化と社会 F2 (30人) 8月9日(火) 9:00~16:50 中・高等学校の英語教員を対象に、英米の文化と社会に関するいくつかの テーマについてわかりやすく解説します。各担当者の専門領域についての 研究成果を取り入れつつ、幅広く文化と社会についてみていきます。また 実際に英語の文献を利用することによって、イギリスやアメリカの言語文 化についての理解を深めたいと考えています。 中・高等学校教諭 (英語) コード 講 習 の 名 称 (定員) F3 ヒトの行動から健康教育を考える (50人) 8月10日(水) 9:00~16:50 保健体育の教育目標には、人間が発育発達の過程でさまざまな環境条件に 適応し、健康に生きるための心身の良好な状態を保持し、健やかにはぐく むための身体教育の理論と実践指導が示されています。 中・高等学校教諭 (保健体育) F4 教育の情報化とExcelによるデータ処理 (50人) 8月10日(水) 9:00~16:50 わが国の教育における情報化の現状について講義します。また、広く利用 されている表計算ソフトであるExcelを利用して、データの各種統計処理、 グラフ作成、関数などの基礎的な利用法を解説し、学校現場で有用な成績 処理などを例として、パソコンを用いた実習を行います。 小・中・高等学校教諭 F5 魅力ある英語授業のために (30人) 8月12日(金) 9:00~16:50 中学校・高等学校英語科教員向けに、参加型の授業を通して「魅力ある英 語授業」の実践例を提供します。学生アンケートで高評価を受けている大 学英語教員が数名担当する予定です。講習の後半では、近年注目を集めて いる「通訳訓練法を応用した英語教育」を専門教員が指導します。 中・高等学校教諭 (英語) 8月12日(金) 9:00~16:30 現代社会を支えているものとして、それらを作り上げている物質がありま す。本講習では、様々な物質を対象にして、原子・分子レベルの構造解析 から電気・光学・化学・機械的な性質まで具体的な例を示し、新しい材料 を作り上げるための反応や原理、プロセス、応用例などを紹介します。今 回は、(1)グリーン・イノベーション(2)新規カーボン材料(3)金属材料高性 能化(4)感性と先端材料開発、の話題をとりあげます。 中・高等学校教諭 (理科) 8月17日(水) 9:00~16:50 高等学校や中学校での理科の授業において、受講生の興味を高めるととも に学習意欲の向上につながるような物理学・化学・生物学の各分野におけ るホットな話題をとりあげ、理学系研究科の教員がそれらの背景や注目さ れている点、将来予想される展開などについて平易に解説します。次い で、これまでの経験をふりかえり、今後さらにどのような工夫をし、どの ように授業にとりくんでいこうと考えているかを論述していただきます。 中・高等学校教諭 (理科) 8月18日(木) 9:00~16:50 本講習では,①混同されがちな気候変動/異常気象,地球温暖化/都市温 暖化の違いを改めて明確にするための説明をします。さらに②直近の気候 変動のメカニズムを巡る議論(温暖化脅威論と懐疑論)に関する最新動向に ついて紹介します。最後に③身近かな植物の開花・萌芽といった植物季節 現象を,地域の気温分布や気温の年々変動の評価へと応用することを通し て環境教育に活かす方法を考えてゆきたいと思います。 小・中・高等学校教諭 8月18日(木) 9:00~16:50 エレクトロニクス産業は、材料、デバイス、アプリケーションプラット フォームの三階層から眺めた場合、依然としてわが国の産業の中で占める 割合は大きいのが現状です。このような背景の下、中学校、高等学校での 理科教育の際に重要となるエレクトロニクスの入門、進展についてお話し ます。具体的には、量子力学の基礎、物性理論、IoT社会を支える次世代エ レクトロニクスついてお話しいたします。 中・高等学校教諭 (理科) 8月19日(金) 9:00~16:50 蛋白質や核酸(DNA、RNA)といった生体内の高分子は複雑に折りたたまれ た形をとって機能していますが、その形を明らかにするためには高度な解 析技術が必要です。最近はコンピュータを用いてその形を描画し、予測す ることが可能になってきています。本講習では、実際にコンピュータを操 作しながら解析手法の一端を解説します。また、本講習は中学、高校での コンピュータを使った理科教育素材として活用できると考えられます。 中・高等学校教諭 (理科) 中学・高校の理科・物理で解説する航空宇宙 F11 工学基礎 (30人) 8月22日(月) 9:00~16:30 航空宇宙工学の基礎事項を、中学校の理科、高等学校の物理の知識と数学 で解説します。内容は、航空機・宇宙機の構造と力学、揚力と抗力(空気 力学)、推進、航法・誘導・制御、宇宙環境利用工学について、講義しま す。特に、中学校の理科、高等学校の物理の知識で航空宇宙工学のエッセ ンスを解説し、中学校、高等学校の授業に航空宇宙工学のトピックスを導 入していただくことを目的とします。 中学校教諭 (数学・理科)・ 高等学校教諭 (数学・理科・工学) 学校コラボレーションⅡ F12 「スクールソーシャルワークと学校をとりま く社会」 (80人) 8月23日(火) 9:30~17:50 学校教育が抱える課題に対して、教育分野のみならず心理分野・社会福祉 分野が協力連携してアプローチする「学校コラボレーション」。その3回 シリーズ講座の第2回として、スクールソーシャルワークという学校教育 支援の新たな取り組みを紹介し、現代の学校を取りまく家庭・地域の社会 環境について考えます。3回シリーズを通した受講が望ましい。 小・中・高等学校教諭・ 養護教諭 8月23日(火) 9:00~16:50 現代社会における企業、学校、NPOなどの複雑で大規模な組織の運営におい ては、経営学に関する考え方や知識を適用することは必要不可欠です。本 講習では、大規模な組織の運営および経営について、経営戦略におけるコ ストマネジメント、財務報告とガバナンス、組織におけるリーダの育成、 製造企業におけるものづくり技術の歴史と発展などの観点から概説しま す。 中学校教諭(社会)・ 高等学校教諭 (地理歴史・公民) 学校コラボレーションⅢ F14 「学校カウンセリング・不登校問題と教育の 多様化」 (80人) 8月24日(水) 9:30~17:50 学校教育が抱える課題に対して、教育分野のみならず心理分野・社会福祉 分野が協力連携してアプローチする「学校コラボレーション」。その3回 シリーズ講座の第3回として、不登校問題を一つの切り口に、臨床心理・ 学校カウンセリングの観点、教育と医療の社会学的な観点、フリースクー ル等の多様なオルタナティブ教育の観点から考えます。3回シリーズを通 した受講が望ましい。 小・中・高等学校教諭・ 養護教諭 研究的体験としての理科実験 F15 (20人) 8月24日(水) 9:00~16:50 理科教育において、実験は、生徒の理解を助けるだけでなく、研究的体験 を通して科学的な態度や探求心を養ってくれます。しかし、そのために は、実験への向き合い方を適切に指導していく必要があります。本講習で は、比較的平易な物理実験(単振り子の周期測定等)を実際に行ってもら いながら、生徒の実験指導に役立つよう、研究的体験として実験を行う際 の基本を身に付けてもらいます。 中・高等学校教諭 (理科) F6 現代社会と物質・化学 (50人) 授業で活かす科学トピックス(理科) F7 (30人) F8 気候学の知見を環境教育にどう活かすか (30人) 理科教師のためのエレクトロニクスと物理の F9 講習 (30人) コンピュータで見る体の中の分子 F10 (30人) F13 現代社会における多様な課題に対応する経営 学的アプローチ (30人)
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