こちら - 医療法人社団 大誠会

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運動療法教室開催への取り組みと現状
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当院での透析前運動療法への新たな取り組みと今後の展望
~レジスタンストレーニングの変更を試みて~
援腎会すずきクリニック
社会医療法人天神会 古賀病院21リハビリテーション課 1)、社会医療法人天神会 古賀病院21看護部 2)
○浜田 幸子、鈴木 翔太、本田 周子、鈴木 一裕
社会医療法人天神会 古賀病院21腎臓内科3)、社会医療法人天神会 古賀病院21循環器内4)
社会医療法人天神会 理事長 5)
【目的】当院では「エルゴメーター」を用いた透析中の運
動療法を中心に行ってきた。現在では 1 0 3 名中 4 1 名が
患者には直接参加を促した。運動療法教室中は、講師以
外にスタッフ 2 名も参加し実践と指導を行っている。
行っているが、新たな試みとして今年の 8 月から、月に一
【考察】参加が継続しない患者に理由を聞くと「大体わ
当院では、平成 2 1 年より外来透析患者に対し、透析中の
の RT を実施。各々 2 0 回/ 1セットとし、軽く筋疲労を
度、健康運動指導士を招き透析時間外の運動療法教室を
かったので、
あとは自分でできる」
「
、次の日、
筋肉痛になっ
運動療法を実施している。有酸素運動の継続で運動耐
覚える程度で 1―3 セット実施した。これまでのところ、
始めた。今回はその開催準備と現状について報告する。
て辛かった」
などの声が聞かれた。
容能力は向上するが、必ずしも身体運動能力の改善はみ
透析患者への RT についてのガイドラインはなく、今後
毎月、テーマを決めて行っているが、集団で同一メニュー
られなかった。そこで今回、透析室の一部に訓練スペー
も我々の RT の有効性について検討を進めていきたい。
(7 6㎡)
があり、会議や勉強会、運動療法に使用できる。
を行うため、個々のニーズにそぐわない場合や、負荷量
スを確保し、レジスタンストレーニング ( 以下RT) 実施
よって開催場所は多目的ホールとし、第一水曜の 1 4 時か
が合わなかったためと思われる。今後は個別メニューの
時間を透析中より透析前に変更、チェア上での重錘負荷
ら 1 6 時、一回 1 時間として行った。対象患者は重度の合
実施や筋肉量の評価も取り入れる必要がある。
の RT から訓練スペースでの立位やマシンを中心とした
【方法】当院には 2 0 1 2 年に増設した棟に多目的ホール
併症のない希望者とし、開始前後に血圧、体重の測定を
行い無理のないメニューをこなすこととした。
【結語】今後も生命予後や QOL 向上を目的とした運動療
法の重要性を啓蒙していきたい。
RT へ変更し、RT についての改善・検討を行った。対
象は一部の外来透析患者に対し透析日に 3 回/ 週実施。
【報告】初めにジョイントマットやピラティスボール、ス
下肢筋群に対しマシントレーニング ( レッグプレス ・
) カー
トレッチポールなど必要となる物を準備した。次に参加
フレイズ・ハーフスクワット、上肢筋群に対しハンドグ
者を集うためのポスターを掲示し、特に参加して欲しい
リップ、重錘・セラバンドを用いた肩関節屈曲・内外転
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当院での運動療法の取り組み
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当院における透析運動療法の現状
医療法人 豊水会 みずのクリニック 水広分院1)、医療法人 豊水会 みずのクリニック2)
医療法人 富田クリニック2)、京都橘大学 健康科学部 理学療法学科2)
○樋口 三夏1)、近藤 恭代1)、大西 大1)、小野 正孝1)、菊池 麻里2)
○重久 宏美1)、坂 あゆみ1)、石原 静香1)、池田 友子1)、半田 誠1)、安田 真知子1)
岩瀬 弘明2)、阿波 邦彦2)、一色 啓二1)、富田 耕彬1)
【はじめに】透析患者は高齢化が進み体力の低下などに
【考察】患者の自主性に任せ運動を行っている結果、脱
【目的】ADL 低下や転倒頻度の増加を認めた 2 7 名の患
より、日常生活に悪影響をもたらしている。3年前から
落者も少なく楽しみに待っている患者が多い。運動を始
者に対し、透析中及び透析後に運動を実施している。今
患者は 4 名。ADL 改善が認められ、透析室以外での運
当院の方針として体力の維持を目的とした運動を来院時
め「階段が楽に上れる」「力が付いた」など喜びの声を多
回はその取り組みの現状及び効果を報告する。
動が可能となったため中止した患者は 5 名。
に始めた。今回3年前からの当院の運動療法の取り組み
く聞く。運動する時のスタッフの関わりによりコミュニ
を報告する。
ケーションが多くなり、信頼関係も築けた。
めた、当院透析患者のべ 2 7 名。運動開始年齢は、4 1 ~
けとなった 8 0 歳台の患者を筆頭に、1 6 名
【経過】始めた当初は理学療法士が不在の為、希望者7
患者自身も運動の必要性を自覚し効果を感じることで運
8 6 歳。
が運動機能・ADL について、改善もしくは現状維持を認
名が電動式ペダルを透析開始後10分から始めた。現在
動への意欲の向上、体力の維持につながっていると思う。
期間は、2 0 1 3 年 7 月~ 2 0 1 5 年 1 2 月末まで。
めている。
は理学療法士も介入し患者にあった強度、時間を決め、
今後は運動を維持出来る工夫を考え、現在運動を行って
運動内容として、透析中のエルゴメーターを開始。以後、
【考察・まとめ】患者の体調や透析業務の都合により、
電動式ペダル、自走式ペダル、ゴムバンドなどを実施し
いない体力の落ちている患者にはどのように関わり運動
床上運動、透析後のストレッチ、歩行運動などを加えた。
定期的の機能評価は困難であったが、運動方法の検討、
ている。
を取り入れていくかが課題となる。
運動機能評価は、握力測定、Frail cs- 1 0、TUG の 3 種
追加、変更を行いながら、実施患者の ADL 改善・維持
常時、理学療法士が不在の為、資格のない私達でも行え
類で開始。今年度より下肢筋力測定を追加。
に貢献できている。透析室における運動療法は、ADL
るように透析リハビリテーションマニュアルを作成した。
評価間隔は、運動療法開始時・3 ヶ月後・6 ヶ月後、以降
の維持・向上に繋がる有効な手段であり、今後も個々に
また非透析日には本院の患者と合同で体操教室を月に2
半年に 1 度とした。
応じたプログラムを提案・実施したい。
回開催、全体として10名が参加。
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○藤本 華子1)、小田 愛1)、井口 貴文1)、大川 卓也1)、大野 淑子2)、小林 愛3)、倉富 暁子4)
平松義博 4)、古賀伸彦5)
【対象・方法】対象は、ADL 低下、転倒頻度の増加を認
名、合併疾患や一般状態の悪化から中止した
運動を継続している患者は、当院運動療法開始のきっか
【結果】期間中に転院、死亡により中止となった患者は 4
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