4.仕様書(PDF形式:241KB)

長崎市科学館展示室リニューアル設計業務に係る仕様書
1
件
名
長崎市科学館展示室リニューアル設計業務委託
2
履行場所
長崎市科学館(長崎市油木町 7 番 2 号)
3
履行期間
契約締結日~平成 29 年 3 月 17 日(金)まで
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業務内容
長崎市科学館の基本理念及び基本方針に基づき、
「7
本的な考え方」
、「8
展示室リニューアルにあたっての基
特記事項」に従い展示設計業務を行うこと。
5
展示室規模
1,552 ㎡
6
長崎市科学館の基本理念・基本方針
別紙1を参照
7
展示室リニューアルにあたっての基本的な考え方
基本理念・基本方針に基づき、次の考え方と「8
特記事項」により、展示設計を行うこと。
⑴ ふるさと長崎を大切に思う心を育む。
⑵ 科学を身近に感じ、親しむことができるよう、体験を通して楽しく学ぶ。
⑶ 日常生活や社会を豊かにしている科学技術を学ぶ意義や有用性を実感する。
8
特記事項
⑴
⑵
科学館の展示室の在り方について
ア
一部改修のため、既存の展示物の有効活用についても留意すること。
イ
見学するだけでなく、実際に体験する中で考える力を喚起するしかけを講じること。
ウ
学校では実現困難な体験ができる要素を取り入れること。
エ
学習効果を高める仕掛け(クイズ形式等)を取り入れること。
展示室の展示物内容について
ア
長崎で発見された恐竜化石コーナーを充実させること。(例:恐竜模型の設置など)
イ
長崎らしい個性豊かな科学館として、下村脩博士を「長崎ゆかりの科学者たち」のコーナーに追加
すること。また、科学技術の発展に貢献した長崎の基幹製造業である造船・造機の技術や長崎の大学
等における研究成果を学ぶ展示を取り入れること。
ウ
現在第 1 天文台に設置している 70cm天体望遠鏡については、平成 28 年度に機器の更新を行うこ
ととしている。そこで既存天体望遠鏡の鏡筒部のみの展示を検討していることから、展示方法につい
て設計すること。なお、設置場所は、別紙 2 展示装置配置図の※の場所を想定している。
⑶
展示室の機能面の向上について
ア
映像等を使用した展示物は、ソフト更新が可能な機器とすること。
イ
特別展開催時には展示室も会場として使用するため、移動可能な展示物を取り入れ、移動後に使用
1
できるスペースを 200 ㎡程度は確保すること。なお、移動可能な展示物とは、職員 3 名程度が簡単な
作業で移動できるものとする。
ウ
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展示照明にLED照明を使用するなど、省エネルギーを考慮して設計すること。
基本設計・実施設計
⑴
基本設計において、展示室の展示構成、改修などに関する構造、材料、仕上げ並びに設備装置・器具
等の主要事項を決定して配置、平面、立面、断面並びに基本的な仕様、仕上げ構造、及び設備関係のプ
ランを十分に検討し、最終案決定後、実施設計に入ること。
⑵
基本設計の成果品
ア 展示基本設計解説図書
製本
A4
印刷用データ
3部
1式
イ 展示基本設計図
・全体平面図
・動線・ゾーニング図
・各ゾーンの意匠図
(平面、立面、断面)
製本
A3
図面データ
3部
1式
・映像・音響計画図
・照明計画図
・コーナー・スケッチ
・その他、必要な図面
ウ 協議議事録
A4
1部
エ 概算業務費内訳明細書
A4
1部
オ その他必要な図面及び書類
⑶
実施設計の成果品
ア 設計図の作成はコ「実施設計の成果品」による。
イ
設計図書は製作する内容別(造作、什器、グラフィック、模型、映像、音響、電気設備、給排
水設備、換気設備、標本・複製、レプリカ等)に分けること。
ウ 設計図書は、図面、業務費内訳明細書及び特記仕様書を市の書式により作成する。
業務費内訳明細書には、数量積算原稿、特殊なものについては、専門メーカー等の見積書(原
則として3社以上)も併せて提出すること。設計単価及び金額については、受注者独自で記入
提出すること。
エ 設計図書は監督職員の検図を受け、訂正があるときは、速やかに訂正し提出すること。
オ 図面に記入する材料は、一般的呼称を用い、原則として商品名を記入しないこと。
カ 実施設計に当たっては、関係法規を厳守し、事前に関係官庁と協議すること。
なお、事前の協議事項については、協議先の課、係、係員の氏名を明記し提出すること(書式
は任意とする)
。また、綿密な現場調査を行い、事前に科学館の管理者及び電気、ガス、水道等
の供給者とも協議すること。
キ 平面図、詳細図等の完成時には監督職員と協議し、承認を得て次の工程に移ること。
ク
構造計算にあたっては、監督職員及び監督職員の指名した者と協議し、承認を得て次の工程に
移ること。
2
ケ
実施設計にあたっては、意匠、構造、設備、各図書に相違が生じないように係員と綿密な協議
を行うこと。
コ
実施設計の成果品
展示業務費内訳明細書
A4(金入り、なし)
1部
協議議事録
A4
1部
展示実施設計図
A2
2部
・特記仕様書
A3
3部
・数量積算表
・見積書
・見積比較表
・配置図
・仕上表
・全体平面図
1:100
~1:200
・全体断面・展開図
1:100
~1:200
・動線・ゾーニング
1:100
~1:200
・各ゾーンの意匠図
1:30
~1:100
平面図、立面図、断面図
・鳥瞰図(角度等については打合せの上決定のこと。)
・造作詳細図
1:5
~1:30
・グラフィック図
1:5
~1:10
・模型・造形図
1:50
A3
1式
・映像・音響システム図
・演示具姿図
・電気設計図
・配線図、器具配置図
その他必要な図面及び書類
1式
実施工程表
上記の各書類・図面の印刷用データ
1式
⑪ 展示品については、納品後のメンテナンスを考慮し設計すること。
⑫
その他、本仕様書に定めない部分、及び質疑の生じた部分については、監督職員若しくは監督
職員の指名した者と十分協議してこれを定める。
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その他
展示室の現況
⑴ 名称
長崎市科学館展示室
⑵ 内容
長崎ゾーン(14 アイテム)
地球ゾーン(15 アイテム)
宇宙ゾーン(16 アイテム)
おもしろ実験室
⑶ 展示面積
1,552 ㎡
⑷ 開館時期
平成 9 年 4 月(導入後 18 年経過)
3
⑸ 展示装置配置
別紙2を参照
⑹ 展示装置一覧
別紙3を参照
⑺ 設備状況
長崎ゾーン
地球ゾーン
宇宙ゾーン
1
△長崎ゆかりの科学者たち
▲大気と海流
▲太陽・月・地球
2
長崎の森林
▲大陸ジグソーパネル
光で遊ぼう
3
▲ジャンボカマキリ
▲まるごと地球
輝く太陽
4
▲ふしぎな目
地球のつくり
恒星の一生
5
生き物の世界
岩石のでき方と種類
▲惑星の動き
6
長崎の植物
▲川のはたらき
▲まるごと月
7
▲長崎の地形と地質・岩石
プレートテクトニクス
▲大いなる錯覚
8
長崎の地層
しゅう曲-三重海岸
△ツールドコスモス
9
長崎の化石
▲ウェザーステーション
▲宇宙船アドベンチャー号
ながさき
10
長崎の鉱物
▲地球の歴史(サイエンス
宇宙からの手紙
シアター)
11
▲長崎の大昔の動物
△地震体験ステージ
惑星体重計
12
▲長崎の気象(サイエンスシ
▲地震の波
▲宇宙の誕生と進化(ファ
アター)
ンタジーシアター)
13
▲長崎の地震
地震計
▲電波天文台
14
長崎の恐竜化石コーナー
▲地磁気とオーロラ
天体望遠鏡
▲オーロラ(ファンタジー
私たちの銀河系
15
シアター)
16
太陽系の惑星
※上の表は、長崎市案(▲:撤去、△:改修)であるが、これにとらわれる必要はない。
※ 現在の施設状況の確認が必要な場合は事前に担当課へ連絡し、日程調整のうえ行うものとする。
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