資料1 総合計画の策定作業の進め方およびスケジュール(案) 1.総合計画とは (1)総合計画の構成と主な内容 総合計画は、将来に向けたまちづくりの基本理念や施策の大綱を定め、総合的かつ計画的な市 政運営を行うための指針となる 市の最上位計画です。 総合計画は、基本構想・基本計画・実施計画の3つの計画で構成されています 今回策定するのは、平成 29 年度を初年度とする「第 2 次胎内市総合計画」の基本構想(計画期間 10 年)と前期基本計画(計画期間 5 年)です 基本構想 (10か年) まちづくりの基本理念と市が目指すべき将来像を明らかにし、これを達成 するための基本的な施策の大綱を定めたものです。 基本計画 (5か年+5か年) 実施計画 (3か年のローリング) 基本構想に定められた市の将来像を実現するため、施策の大綱に基 づき必要諸施策を具体的に体系化し作成するものです。 基本計画で定められた諸施策を実現するための具体的な事業計 画及び財政計画を定めたものです。社会経済情勢や住民ニーズ の変化や財政状況などに対応していくため3年間を計画期間と 定め、ローリング方式による定期的な見直しを行います。 (2)人口ビジョンおよび総合戦略との関係 総合計画 あらゆる世代、分野(生活保障等の “守り”の施策も含む)を扱う計画 基本構想 基本計画 包含される 将来展望の踏襲 (将来人口) 地方創生 主に人口減少対策を中心とした “攻め”の計画 人口ビジョン 目標および 施策の反映 総合戦略 <計画期間の比較> 人口ビジョン(45 か年) 総合戦略(5 か年) 基本構想(10 か年) 基本計画(5 か年) 2017 実施計画(3 か年) 1 2.総合計画の策定体制(案) 検討は、策定審議会と庁内検討会議、そして市民WS(ワークショップ)を中心に検討を進め、 策定審議会 :市長の諮問に応じて、総合計画(基本構想及び基本計画)の内容全般につい て調査及び審議をしていただきます 庁内検討会議 :施策の評価、改善策の検討、計画のとりまとめに必要な庁内の調整等を行い 策定審議会に計画案を提出します 市民 WS :市民の目線から主に分野毎の基本目標と重点的に取り組むべき内容について 検討していただきます 市議会 上程 議決 市長 答申 策定審議会 諮問 意見 意見 原案 市民参加 庁内検討会議 市民WS 全体会議 参加 意見募集 (アンケート、パブコメ) 市 専門部会D (素案作成後に実施) 専門部会C 意見 専門部会B 説明会 情報提供 専門部会A (3グループ程度) 意見 民 <市民 WS の進め方> 分野毎に3グループ程度(新たな施策体系(分野)毎を想定)に分かれて、合計4回(下記、 プログラム参照)の開催を想定します。 ▼開催概要 時間:平日夜間 会場:市役所(または市役所近隣の公共施設等) 対象:以下の条件で最大 30 名の参加希望者募集を実施 胎内市に在住、通勤通学する方、胎内市出身の方又は胎内市にゆかりのある方 ▼プログラム ① 参加者自己紹介(「こんな「まち」になったらいいな」) 胎内市の現状(強みと弱み)の整理 その他、WSの進め方の説明、情報提供(総合計画の概要/アンケート結果の概要/現行計 画の進捗状況)を実施 ② 胎内市の現状に対する取組の方向性の検討 ③ 前回の検討を実現する事業案の検討 ④ 住民提案のまとめ/共通テーマ「行政運営」について 2 3.総合計画の策定スケジュール(案) (1)スケジュール 基本構想、基本計画の順に、概ね以下のようなスケジュールで作業を進めることを想定します。 (2)策定審議会の議事内容等 前項でお示しした通り、策定審議会は本日を含めて5回、各回の実施内容は以下を想定します。 開催時期 議 事 ◎総合計画の策定作業の進め方および策定スケジュールの確認 ◎総合計画の策定方針の検討 -アンケート調査の結果報告等 第5回策定審議会 (上図⑤) 本日 第6回策定審議会 (上図⑥) 3 月頃 ○基本構想(基本理念、将来像、施策の大綱等)の検討 ○その他 -市民 WS の開催状況の報告(途中経過の報告) 5 月頃 ○基本構想(素案)の確認 ●施策の内容に関する検討(その1) -現行計画の行政評価等の報告 -市民 WS の成果の報告 第8回策定審議会 (上図⑧) 8 月頃 ○基本構想(案)の最終確認 -パブリックコメント等の対応について ●施策の内容に関する検討(その2) ●基本計画(素案)の確認 第9回策定審議会 (上図⑨) 11 月頃 ●基本計画(案)の最終確認 -パブリックコメント等の対応について 第7回策定審議会 (上図⑦) ◎:総合計画全体に関する内容、○:基本構想に関する内容、●:基本計画に関する内容 3
© Copyright 2025 ExpyDoc