資料3:高知県の教育の現状について[PDF:4MB]

資料3
高知県の教育の現状について
平成27年4月23日
高知県教育委員会
目
次
高知県教育振興基本計画・重点プランについて .......................................... 1
平成 27 年度教育委員会予算のポイント .................................................... 2
児童生徒の「知」・「徳」・「体」の状況 .......................................................... 3
1 児童⽣徒の学⼒の状況 ................................................................................. 3
2 児童生徒の心の状況 .................................................................................... 7
3 児童⽣徒の体⼒の状況 ................................................................................. 9
学校等の状況 ........................................................................................ 11
1
2
3
4
5
6
児童生徒数、学校数、教職員数の状況 .............................................................11
学校の経営⼒の状況 ....................................................................................13
校内研修、授業改善の状況 ...........................................................................14
キャリア教育、道徳教育、人権教育等の状況 ....................................................15
就学前教育等の状況 ....................................................................................17
特別支援教育の状況 ....................................................................................19
学校・家庭・地域の連携 ........................................................................ 21
1 学校と地域の連携等の状況 ..........................................................................21
2 家庭等の状況 ............................................................................................23
教育環境の整備 ..................................................................................... 26
1 学校施設等の耐震化、防災教育等の状況 .........................................................26
2 教育相談の状況 .........................................................................................27
3 若者サポートステーションの状況 ..................................................................28
生涯学習の状況 ..................................................................................... 29
1
2
3
4
⽣涯学習に関する県⺠の意識 ........................................................................29
社会教育施設(公⺠館)の状況(平成 23 年度) ..............................................29
本県の社会教育⾏政の推進体制の状況 ............................................................30
スポーツの振興 .........................................................................................31
高知県教育振興基本計画・重点プランについて
高知県教育振興基本計画 (H21.9 策定)
ー本県の教育理念と 3 つの視点に基づく 10 の基本方針ー
本県の
教育理念
郷土を愛し世界にはばたく、心豊かでたくましく創造性に満ちた子どもたちの育成
学ぶ目的や意義を⾃覚し、⾃ら学ぶ⼒をもった⼈間の育成
明るい未来を担う人づくり
家庭や地域の教育⼒の向上
教育の質の向上と教育環境の整備
1 心身ともに健やかで「夢」と「希望」
4 教育の原点である家庭の教育⼒を
7 学校で将来の基礎となる⼒を確実
5 乳幼児期における親の役割の重要
8 教職員として日々研さんし、互い
に高め合う取組を進めよう
にあふれた土佐人を育てよう
2 生涯を通し学ぶ喜びに満ちた教育
的な風土づくりを進めよう
3 高知県の強みを生かし、伸ばす取
組を進めよう
に身につけさせよう
高めよう
性を認識し、確かな「⼦育て⼒」を
育成しよう
9 校⻑等のリーダーシップのもと意
欲と活⼒に満ちた組織的な学校づ
くりを進めよう
6 放課後や週末などに積極的に関わ
り、地域全体で教育を支えよう
10 学びの拠点である教育機関を整備・
充実させよう
高知県教育振興基本計画 重点プラン (H24.4〜H28.3)
重点プランの目標
⼩学校の学⼒は全国上位に、中学校の学⼒は全国平均まで引き上げる
全国学⼒・学習状況調査において
小学校:全国平均を 3 ポイント以上上回る
中学校:全国平均まで引き上げる
児童生徒の自尊感情を育むとともに、社会性、規範意識を⾼める
児童⽣徒の問題⾏動等⽣徒指導上の諸問題に関する調査において、不登校、暴⼒⾏為、中途退学の状況を
全国平均まで改善する
全国学⼒・学習状況調査の質問紙調査 3 項目において、平成 22 年度の本県調査結果を 5ポイント以上上回る※
⼩・中学校の体⼒、運動能⼒を全国平均まで引き上げる
全国体⼒・運動能⼒、運動習慣等調査において、⼩・中学校ともに「体⼒合計点」を全国平均まで引き上げる
施策方針と体系
効果的な取組の継続を図るとともに、「問題解決型」の施策を充実させ、課題の抜本的な解決を図る
「学校の⼒」を⾼め、保育・教育の
質を向上させる
「夢」や「志」を喚起し、豊かな人間性
を育む教育を推進する
就学前から高等学校までの「学び」を
つなぐとともに、関係者間の強固な
連携・協働の仕組みをつくる
1. 学校等における経営⼒の向上
1. キャリア教育の推進
1. 校種間の連携強化
2. 教員等の資質・指導⼒の向上
2. 自尊感情や豊かな感性を育む
教育の推進
2. 関係者間の連携強化
1) 児童⽣徒の学習習慣の確⽴に
向けた指導の充実
2) 保育・授業の質の向上
3) 学級経営の充実
4) ライフステージを踏まえた教職
員等の研修体系の構築・拡充
5) 発達障害等のある子どもへの
支援・指導の充実
1) 幼児教育、親育ち支援の充実
2) 道徳教育、人権教育、特別支援
教育等の体系的な推進
3) 子どもの読書活動の推進
1) 放課後対策の充実をはじめと
する学校・家庭・地域の連携
2) 県と市町村教委の連携
3) 教育相談体制の充実
※質問項目「自分にはよいところがある」「将来の夢や目標を持っている」「近所の人に会ったときはあいさつをしている」の肯定群の割合に着目
1
2
推進します。
○体育・健康アドバイザー支援事業
4,809千円
○スポーツトータルサポート事業
・県⽴⻘少年センター体操床等の更新
・高知東高校レスリング場の整備
○スポーツ施設等の整備
○加配保育士の配置拡充 47,337千円
○⼀時預かり利⽤料の減免 1,674千円
○親育ち・特別支援保育コーディネーター
の配置拡充
19,740千円
❏就学前の子どもへの支援の充実
○スクールカウンセラー・心の教育
アドバイザー等の配置拡充
184,911千円
○スクールソーシャルワーカーの
配置拡充・重点配置
100,868千円
❏教育相談体制の充実
◆いじめ防止対策の総合的な推進
○放課後等学習支援員(小中学校)
の配置
57,629千円
○学習支援員(高等学校)の
配置拡充
13,993千円
○放課後学びの場における
学習支援の充実
❏学習支援の充実
◆厳しい環境にある子どもたちへの支援の充実
◆「⾼知家の⼦ども⾒守りプラン」の推進
「高知家の子ども見守りプラン」やいじめ防止対策を着実に推進するとともに、厳しい環境にあり様々
な課題を抱える子どもたちに対して、発達段階に応じた様々な取組を充実・強化することで、貧困の連鎖
を断ち切り、高知県の将来を担う子どもたちの健やかな育ちを支援する。
34,565千円
25,387千円
○スポーツを通じたエリアネットワーク事業 5,701千円
91,925千円
○競技スポーツ選手育成強化事業
7,385千円
5,817 千円
696,576千円
137,326千円
3,008,948千円
15,710千円
8,108千円
○放課後子ども総合プラン
県⽴⾼等学校再編振興計画の推進
41,679千円
599,698千円
○学校支援地域本部等事業
・志育成型学校活性化事業
5,256千円
・未来にかがやく子ども育成型学校連携事業 2,852千円
○高知夢いっぱいプロジェクト推進事業
○地域をつなぐ!子どもが伸びる!ユニバーサルデザインによる
学校はぐくみプロジェクト
8,469千円
ユニバーサルデザインによる授業改善や開発的な生徒指導など
の課題解決型の効果的な取組とともに、地域ぐるみで子どもの育
ちを支援する体制づくりを進め、地域と学校が総ぐるみで子ども
たちを育む取組の定着を図る。
地域と学校が総ぐるみで子どもたちを育む取組
○防災教育推進事業
312,550千円
○保育所等の高台移転に伴う施設整備への補助
○保育所・幼稚園の耐震化
○公⽴⼩中学校の耐震化
○県⽴学校施設の耐震化
南海トラフ地震から“子どもたちの命を守り、命をつなぐ”
ため、学校施設等の耐震化や保育所等の高台移転などの対策を
促進するとともに、防災教育を徹底する。
学校等における南海トラフ地震対策
☆子どもたちの“命を守り、命をつなぐ”ための南海トラフ地震対策を
〜2020年オリンピック・パラリンピック
東京⼤会を契機としたスポーツ振興〜
○運動部活動サポート事業
一般会計予算額
H27当初:982億円
【H26当初:939億円】
☆厳しい環境にある子どもたちへの支援の充実を図るとともに、高等学校
再編振興計画の着実な推進や2020年オリンピック・パラリンピック東京大
会を契機としたスポーツ振興など、将来を見据えた取組を進めます。
◆『スポーツ推進プロジェクト』の推進
重点プランの「目標」
(~H27)
厳しい環境にあり様々な課題を抱える子どもたちへの支援
○探究的な授業づくりのための教育課程研究
実践事業
11,510千円
○グローバル教育推進事業
98,068千円
◆探究型学習の推進
○ことばの⼒育成プロジェクト推進事業
66,918千円
○英語教育推進プロジェクト事業 33,166千円
○学⼒向上のための学校経営⼒向上⽀援事業
20,040千円
○算数・数学学⼒向上実践事業
3,339千円
◆⼩中学校の学⼒向上に向けた取組
学⼒・体⼒のさらなる向上に向けた取組
小・中学校の体力、運動能力を全国平均まで引き上げる
児童生徒の自尊感情を育むとともに、社会性、規範意識を高める
小学校の学力は全国上位に、中学校の学力は全国平均まで引き上げる
☆計画の最終年度となる『高知県教育振興基本計画 重点プラン』の
目標達成に向けた取組を推進します。
平成27年度教育委員会予算のポイント
児童生徒の「知」・「徳」
・
「体」の状況
1 児童⽣徒の学⼒の状況
(1)⼩・中学⽣の学⼒の状況
■全国学⼒・学習状況調査結果(H19〜H26 年度)
◇本県と全国の平均正答率の差
小学校(第 6 学年)
中学校(第 3 学年)
8
8
算数 A,B の
全国との差(p) 7
数学 A,B の
全国との差(p) 7
6
6
5
5
4
4
3
3
2
2
H26
H24 1
0
-8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1-1 0
H20
H19
国語 A,B の
全国との差(p)
H25
1
2
3
4
5
6
7
国語 A,B の
全国との差(p)
1
0
-8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1-1 0
8
H22
-2
1
2
3
4
5
6
7
8
-2
-3
-3
H24
H21
-4
-4
H25
-5
H22
-6
H21
H26
-5
-6
-7
-7
H20
-8
-8
H19
-9
-9
-10
-10
◇本県と全国の平均正答率の差(教科、問題別)
小学校(第 6 学年)
中学校(第 3 学年)
4
4
2
2
0
0
-2
-2
-4
-4
-6
-6
-8
-8
-10
-10
-12
-12
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26
国語A
0.0
-0.4
-1.4
-0.5
0.5
2.6
1.5
国語A
-3.5
-3.6
-2.8
-2.5
-2.6
-2.1
-2.2
国語B
-2.0
-2.8
-1.0
0.3
-2.2
0.4
-0.5
国語B
-8.0
-6.1
-4.7
-4.3
-1.7
-2.6
-3.3
算数A
-0.5
0.4
-2.3
1.1
1.4
1.6
1.1
数学A
-9.1
-8.6
-6.2
-5.1
-3.8
-4.4
-4.7
算数B
-2.9
-2.3
-2.7
-1.1
-0.8
-0.5
-0.3
数学B -10.0
-7.7
-7.2
-6.7
-3.9
-6.1
-6.2
理科
理科
-1.3
-3.7
※平成 22・24 年度は抽出調査、平成 23 年度は東日本大震災の影響により全国調査は未実施
小・中学生の学力の状況は、全国学力・学習状況調査が始まった平成19年度からは改善傾向にあるものの、改
善状況がここにきて少し足踏み状態となっています。校種別にみると、小学校は、国語・算数ともに全国平均を超
える結果となっています。中学校についても改善傾向にありますが、依然として全国平均を下回っており、特に数
学Bにおいて厳しい状況にあります。
3
(2)小・中学生の学習の状況
■平日の授業時間以外の学習時間が 30 分未満の児童生徒の割合
※「学校の授業時間以外に、普段(⽉〜⾦曜⽇)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか(学習塾や家庭教師の時間を含む)
」に
対し「30 分未満」
、「全くしない」と回答した児童生徒の割合
小学校(第 6 学年)
(%)
30
中学校(第 3 学年)
(%)
30
25.0
25
25
24.4
21.1
19.4
20
16.6
20
15.2
17.5
15
19.8
18.1
16.1
17.4
14.3
12.2
16.3
12.7
18.6
15
17.9
18.0
16.9
13.7
10
14.7
14.7
14.7
14.5
16.6
10
12.2
10.3
8.6
5
高知
5
全国
0
0
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
全国学力・学習状況調査
■授業の内容がよく分かると回答した児童生徒の割合
※「授業の内容はよく分かりますか」に対し「当てはまる」
、「どちらかといえば当てはまる」と回答した児童生徒の割合
◇国語
小学校(第 6 学年)
(%)
90
82.3
85
83.1
80.0
80
78.0
78.0
76.4
75
79.9
80.3
79.4
80.1
68.8
70
80.9
75
中学校(第 3 学年)
(%)
80
81.6
69.9
71.2
66.8
71.9
72.0
71.4
65.4
65
77.6
65.8
75.3
70
60
65
55
60
50
62.5
66.5
64.9
64.3
62.1
高知
全国
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26(年度)
70.5
71.5
70.3
70.8
◇算数・数学
小学校(第 6 学年)
(%)
90
85
80
75
中学校(第 3 学年)
(%)
80
75
78.4
77.1
78.4
79.2
78.4
78.5
80.8
78.0
79.3
79.6
70
79.1
80.2
65.5
63.6
79.3
64.9
66.1
64.9
65
76.8
65.7
70
60
65
55
60
50
64.1
63.0
61.5
高知
57.9
全国
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
全国学力・学習状況調査
・平日の授業時間以外の学習時間が 30 分未満の児童生徒の割合は減少傾向にあり、平成 26 年度の調査結果では、
小学校は全国平均より 2.4 ポイント低く、中学校では全国平均とほぼ同じとなっています。
・授業の内容がよく分かると回答した児童生徒の割合は、小学校の国語・算数及び中学校の数学は全国平均とほぼ
同じですが、中学校の国語では全国平均との差が大きくなっています。
4
学校教育
児童生徒の「知」
・「徳」
・
「体」の状況
(3)⾼校⽣の学⼒、学習習慣の状況
■平成 26 年度学⼒定着把握検査結果
※県⽴⾼校 36 校(全日制及び昼間部)で実施
※数値は学⼒定着把握検査Ⅰ(30 校)と学⼒定着把握検査Ⅱ
(高1:1・2 回目 6 校、高 2:1回目 5 校、2 回目 4 校)
の結果を合わせたもの
第 1 学年
S 0.2
0.6
※1 回目は 4 月 16 日まで、2 回目は 9 月 18 日までに実施
A
※評価尺度である学習到達ゾーンの内容は下表のとおり
5.4
3.3
B
D3
20.0
進路選択肢
学習到達ゾーン
(GTZ)
19.3
27.9
22.3
進 学
就 職
S1
C
D1+D2
24.5
Sゾーン
24.2
25.0
S2
難関大学合格レベル
(最難関大はS1)
27.3
S3
【1 回目】
A1
【2 回目】
Aゾーン
上場企業などの大手の就職筆記
試験や公務員試験に対応できる
レベル
A2 国立大合格レベル
A3
第 2 学年
S 0.3
B1 公立大学合格レベル(一般入試)
0.1
Bゾーン
A
3.5
4.1
D3
B
22.2
16.4
16.5
15.6
B2 国公立大の推薦入試に合格可能
で、私立大の一般入試では、選択
B3 肢が広がるレベル
C1
C
Cゾーン
22.3
D1+D2
34.8
C2
私大・短大・専門学校の一般入試 就職筆記試験における平均的評
に対応可能なレベル
価レベル
28.8
C3
35.3
D1
【2 回目】
【1 回目】
Dゾーン
就職試験で必要な最低限のライン
上級学校に進学することはできる はクリアしているが、仕事をする上
D2 が、授業についていけず、苦労す で支障が出ることが多い
る学生が多い
筆記試験が課される企業では不
D3
合格になることが多い
■1 日あたりの学習時間(平成 26 年度)
高 1 1 回目 1.9
12.0
16.3
28.5
17.2
5.7
18.4
高
1
高 1 2 回目 1.0 5.2
3時間以上
9.2
21.6
19.3
7.8
35.8
2時間程度
1時間半程度
高 2 1 回目 0.8 3.7 6.0
13.9
16.7
7.3
51.6
1時間程度
高
30分程度
2
高 2 2 回目 1.2 4.4
0%
15分程度
7.2
12.7
14.9
7.3
52.3
ほとんど学習しない
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
※学⼒定着把握検査Ⅰの実施校(30 校)での調査結果
・平成 26 年度の 4 月の学力定着把握検査結果では、第 1 学年の約 28%、第 2 学年の約 22%の生徒が D3 ゾー
ンに位置しています。
・第 1・2 学年ともに、9 月の検査結果では、D3 ゾーンに位置する生徒の割合が減少しています。
・1 日の家庭学習時間について、第 2 学年の 5 割以上が「ほとんど学習しない」と回答しています。
5
(4)⾼校⽣の進路の状況
■公⽴⾼等学校卒業者(全⽇・定時・通信制)の進路状況
(%)
40
35.4
35
31.9
32.2
27.7
28.5
20.9
21.8
22.0
11.0
10.5
11.2
※就職については高知県就職対策連絡協議
会調べ、進学については高知県進学協議
会(~H24)、高等学校課(H25)調べによる
※就職率・進学率は、公立高校卒業生全体
に占める割合
32.0
29.9
30
25
20
15
27.8
28.8
21.0
13.8
20.2
26.6
専修・各種学校等進学
4年制大学進学
8.0
10
5
7.6
就職
8.5
7.5
進路未定・その他
8.2
7.0
短期大学進学
0
H21
H22
H23
H24
H25
(年度)
高知県就職対策連絡協議会、高知県進学協議会、高等学校課調査
■平成 25 年度公⽴⾼等学校卒業者(全⽇・定時・通信制)の進路希望と実際の進路
進学未定
3.7%
就職未定
4.1%
進路未定
・その他
5.8%
進路未定
・その他
11.2%
就職
22.7%
専修・各種
学校等
22.9%
就職
22.0%
専修・各種
学校等
32.0%
短期大学
5.2%
4年制⼤学
26.6%
4年制⼤学
35.6%
短期大学
8.2%
【高校 3 年 4 月時点】
※進路希望調査結果をもとに集計
※就職未定:就職希望であるが具体は未定
※進学未定:進学希望であるが具体は未定
【卒業時点】
高知県就職対策連絡協議会、高等学校課調査
■公⽴⾼卒業者(全⽇・定時制)の就職の状況
(人)
■大学進学者数に占める県内大学進学者の割合
(%)
1,400
89.9
92.6
93.8
95.9
97.1
98.1
(%)
100
50
90
45
80
40
70
35
60
30
50
25
40
20
30
15
20
10
10
5
45.7
45.9
45.7
45.8
45.9
41.7
41.2
41.2
41.4
41.0
23.0
21.8
23.0
23.2
15.2
14.8
H24
H25 (年度)
43.7
86.7
1,200
1,000
618
464
426
440
800
55.9
600
58.3
417
387
392
64.4
62.4
62.6
58.5
47.9
400
569
589
596
620
700
650
697
39.8
22.8
20.4
15.7
15.4
15.1
13.2
200
0
H20
就職内定率
H21
H22
県外就職者数
H23
H24
県内就職者数
H25
0
H26 (年度)
0
H20
H21
全国女子
県内就職者の割合
H22
全国男子
H23
高知女子
高知男子
学校基本調査
高知県就職対策連絡協議会、高等学校課調査
・公立高等学校卒業者の進路の割合は、平成 23 年度以降は大きな変動はありません。
・高校 3 年生の 4 月時点の進路の希望と卒業時点の進路の状況を比較すると、就職についてはほぼ一致しています
が、4 年制大学については、実際に進学した割合は希望より 9 ポイント低くなっており、短期大学や専修・各種
学校等に進学した割合が高くなっています。
・公立高等学校卒業者の就職内定率は着実に改善してきています。県内就職者の割合も上昇し、平成 24 年度以降
は 60%を超えています。
・県内大学進学者の割合は、女子は増加傾向にありますが、男子は減少傾向にあります。
6
児童生徒の「知」・「徳」
・
「体」の状況
2 児童生徒の心の状況
(1)生徒指導上の諸問題の状況
■児童⽣徒の問題⾏動等⽣徒指導上の諸問題に関する調査結果(H20〜25 年度)
◇暴⼒⾏為(⼩・中・⾼等学校)
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
7.8
8.6
8.0
7.7
7.5
7.3
高知県
(国公私立)
4.2
4.3
4.3
4.0
4.3
4.1
全国
(国公私立)
※数値は 1,000 人あたりの発生件数
H20
H21
H22
H23
H25 (年度)
H24
◇いじめ(小・中・高・特別支援学校)
16
14.3
13.4
14
12
10
8
6.0
5.5
5.1
6
高知県
(国公私立)
8.7
5.0
6.9
全国
(国公私立)
4
4.8
2
2.6
2.5
H20
H21
3.7
※数値は 1,000 人あたりの認知件数
0
◇不登校
H22
H23
14.2
13.2
22
20.8
21
13.2
12.7
19.5
20
20.0
19
12
11
(年度)
(高等学校)
13.7
13.6
13
H25
(小・中学校)
15
14
H24
11.8
11.5
11.7
11.3
11.2
10
10.9
8
14
H22
H23
H24
15.8
16
15
H21
高知県
(国公私立)
16.7
17
9
H20
17.4
18
14.9
H20
H25 (年度)
16.6
16.8
H22
H23
17.2
16.7
15.5
H21
H24
全国
(国公私立)
H25 (年度)
※数値は 1,000 人あたりの不登校児童生徒数
◇中途退学
3
2.5
2.2
1.8
2
1.5
2.2
2.2
1.7
2.0
1.7
1
高知県
(国公私立)
2.4
1.6
1.6
1.5
全国
(国公私立)
1.7
0.5
0
H20
H21
H22
H23
H24
H25 (年度)
※数値は%
※通信制高校の中途退学を H25 年度から追加
※H25 年度の通信制高校を除いた中途退学率
⇒高知県:2.0
全国:公表なし
平成 25 年度の調査結果では、暴力行為の発生件数や全日制・定時制の高校の中途退学率について一定の改善が
みられるものの、依然として、多くの項目で全国平均を上回る厳しい状況が続いています。
7
(2)児童生徒の意識・⾏動の状況
■全国学⼒・学習状況調査
児童・生徒質問紙調査結果抜粋(H22、H26 年度調査結果の⽐較)
※各質問に対し、
「当てはまる」、
「どちらかといえば、当てはまる」と答えた児童生徒の割合(%)
※質問項目横の( )内数値は、平成 22 年度の本県調査結果との差(H26 高知-H22 高知)
小学校(第 6 学年)
①自分には、よいところがあると思う(+5.1p)
100.0
②将来の夢や目標を持っている(+2.3p)
⑩⼈の役に⽴つ⼈間になりたいと思う
(+2.2p)
94.4
90.0
92.2
80.0
86.4
76.0
84.1
⑨いじめは、どんな理由があっても
いけないことだと思う
97.1 95.7
(+1.4p)
70.0
70.9
94.8
92.9
③ものごとを最後までやりとげて
うれしかったことがある(+1.9p)
60.0
50.0
73.2
77.0
⑧人の気持ちが分かる人間に
なりたいと思う
(+3.7p)
94.6
90.9
④難しいことでも、失敗をおそれない
で挑戦している(+3.8p)
87.7
86.5
⑦近所の人に会ったときは、
あいさつをしている
(H26 は調査なし)
89.6
95.8
⑤学校の規則を守っている
(+1.9p)
96.9
⑥友達との約束を守っている
(+1.1p)
H26 高知
H22 高知
H26 全国(数値省略)
中学校(第 3 学年)
①自分には、よいところがあると思う(+3.4p)
100.0
⑩⼈の役に⽴つ⼈間になりたいと思う
(+2.2p)
92.7
②将来の夢や目標を持っている(+2.2p)
90.0
80.0
90.5
⑨いじめは、どんな理由があっても
いけないことだと思う
93.2
92.1
(+1.1p)
70.0
73.6
66.3
93.3
71.4
60.0
③ものごとを最後までやりとげて
うれしかったことがある(+2.0p)
91.3
62.9
50.0
64.7
68.9
⑧人の気持ちが分かる人間に
なりたいと思う
(+2.9p)
90.8
④難しいことでも、失敗をおそれない
で挑戦している(+4.2p)
93.7
80.4
88.0
90.8
⑦近所の人に会ったときは、
あいさつをしている
(H26 は調査なし)
96.2
96.4
⑥友達との約束を守っている
(+0.2p)
⑤学校の規則を守っている
(+2.8p)
H26 高知
H22 高知
H26 全国(数値省略)
・平成 26 年度の調査結果における、本県と全国との比較では、中学校の⑤「学校の規則を守っている」を除いて、
全国平均とほぼ同じ状況となっています。また、平成 22 年度の本県調査結果と比較すると、小・中学校ともに、
すべての項目で肯定的な回答の割合が増加しています。
・①「自分には、よいところがある」、②「将来の夢や目標を持っている」
、④「難しいことでも、失敗をおそれな
いで挑戦している」の質問で、高知県、全国ともに中学校での大きな落ち込みが見られます。
8
児童生徒の「知」
・「徳」
・
「体」の状況
学校教育
3
児童生徒の体⼒の状況
(1)児童⽣徒の体⼒・運動能⼒の状況
■全国体⼒・運動能⼒、運動習慣等調査結果(H20〜26 年度)
※平成 23 年度は東日本大震災の影響により全国調査は未実施
※数値は T 得点(全国平均=50)
◇体⼒合計点(8種目の実技の総合点)の推移
小学校(第 5 学年)
⼥ 子
男 子
52
52
51
51
50
50
49
49.3
49.4
49.3
48.9
48
48.5
49.7
49.6
H25
H26
49.3
48
47
46
49
48.5
48.2
47
46.9
46
45
47.1
45
H20
H21
H22
H24
H26 (年度)
H25
H20
H21
H22
H24
(年度)
中学校(第 2 学年)
⼥ 子
男 子
52
52
51
51
50
50
49
49
49.4
49.2
48
48.7
48.5
48.2
47
48
48.6
47
47.7
48.0
47.8
47.2
46
46
46.6
45
45
H20
H21
H22
H24
H25
45.8
H26 (年度)
H20
H21
H22
H24
H26 (年度)
H25
◇種目別結果(H26 年度)
小学校(第 5 学年)
中学校(第 2 学年)
52
52
51.3
50.8
51
50.3
50.4
50.1
50.1
50.1
50.4
50
50
49
51.0
50.7
51
50.3
49.9
49.7
49.8 49.9
49.6
49
48.9
48.7
48
48.8
49.5 49.9
49.2
49.2
49.1
48.4
48
49.0
48.8
48.4 48.5
48.2
47.7
47
47
46
46
長
座
体
前
屈
反
復
横
と
び
シ
ャ
ト
ル
ラ
ン
5
0
m
走
立
ち
幅
と
び
握
力
ボ
ル
投
げ
女子
上
体
起
こ
し
長
座
体
前
屈
反
復
横
と
び
持
久
走
シ
ャ
ト
ル
ラ
ン
5
0
m
走
立
ち
幅
と
び
ボ
ー
上
体
起
こ
し
ー
握
力
男子
47.6
46.8
46.3
ル
投
げ
・本県の児童生徒の体力等の状況は、調査が始まった平成 20 年度は全国最低水準にありましたが、その後は着実
な改善傾向を示しています。特に、小学校は男子、女子ともに全国水準に達しており、全国平均との差もごくわ
ずかになっています。
・中学校は、平成 26 年度の調査で女子の結果が大きく向上し、全国平均との差を大幅に縮めています。
9
(2)児童⽣徒の運動に対する意識、運動時間、⽣活習慣の状況
■運動が好きな児童生徒の割合(H26 年度)
(%)
■1 週間の総運動時間が 60 分未満の児童生徒の割合
(H26 年度)
(%)
80
30
73.8 74.4
25.5
70
56.3 55.0
60
61.7
64.2
25
42.6 45.3
50
40
21.8
20
16.4
13.3
15
10.4
30
7.8
10
20
6.9
6.3
高知
5
10
全国
0
0
小学5年男子
小学5年女子
中学2年男子
中学2年女子
小学5年男子
小学5年女子
中学2年男子
中学2年女子
全国体力・運動能力、運動習慣等調査(質問紙調査)
■朝食を毎日食べている児童生徒の割合
※質問「朝食を毎日食べている」に対し「している」と回答した児童生徒の割合
小学校(第 6 学年)
(%)
100
95
90
中学校(第 3 学年)
(%)
100
95
86.3
89.0
88.2
87.4
88.8
88.7
87.1
85
85.2
88.5
88.7
85.6
86.7
88.1
90
87.5
85
80.5
80
80
75
75
70
70
81.1
80.1
82.2
80.0
83.5
81.0
83.9
84.3
82.2
81.9
83.8
80.2
高知(小)
77.9
全国(小)
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
全国学力・学習状況調査
■児童生徒の就寝時刻
※小学校:午後 10 時以降に寝る児童の割合、中学校:午後 11 時以降に寝る⽣徒の割合(H26 は調査なし)
小学校(第 6 学年)
(%)
70
65
60
63.3
63.3
63.1
75
61.3
57.9
58.7
58.5
56.6
中学校(第 3 学年)
(%)
80
70.1
58.7
70.4
70
56.0
68.1
67.5
62.7
61.7
66.0
53.8
55
52.8
62.5
65
63.3
66.0
61.7
59.4
50
60
45
55
40
50
高知(小)
全国(小)
H19
H20
H21
H22
H24
H25 (年度)
H19
H20
H21
H22
H24
H25 (年度)
全国学力・学習状況調査
・運動が好きな児童生徒の割合は、小学校では全国平均とほぼ同じですが、中学校ではやや全国平均を下回ってい
ます。
・1 週間の総運動時間が 60 分未満の児童生徒の割合は、小・中学校ともに全国平均より上回っています。
・朝食を毎日食べている児童生徒の割合は、小学校ではほぼ全国平均と同じですが、中学校では全国平均を下回る
状況が続いています。
・就寝時刻については、小学校では全国平均より遅い子どもの割合が多く、逆に、中学校では遅い子どもの割合が
少なくなっています。
10
学校等の状況
1
児童生徒数、学校数、教職員数の状況
■公⽴小・中・高等学校の児童生徒数の推移
(人)
45,000
42,584 41,794
41,134
40,371
39,767
40,000
(推計値)
38,837
38,039
37,251
36,239
35,479
34,484 34,096
35,000
33,403 33,031 32,472
31,885 31,315
30,000
25,000
20,000
15,000
18,912
18,135 18,178 18,071 17,779 17,506
17,038 16,589
16,151 15,950 15,929
15,474 15,217 14,651 14,174
18,205
17,930
13,926 13,650
17,162
16,480 16,408 16,382 16,351 16,035
15,747
15,077 14,622 14,579
14,434 14,444 14,112
13,703 13,116
10,000
5,000
0
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
H27
H28
H29
中学校
小学校
小・中学校について
※平成 17~26 年度は各年度 5 月 1 日現在の児童生徒数
※平成 27 年度は平成 27 年 1 月 10 日現在の推計値
※平成 28~32 年度は平成 26 年 5 月 1 日現在の推計値
H30
H31
H32 (年度)
高等学校
高等学校について
※数値は全日制、定時制、通信制(併修制含む)の総生徒数
(各年度 5 月 1 日現在の児童生徒数)
※平成 27~32 年度は平成 26 年 5 月 1 日現在の推計値
県小中学校課、県高等学校課調査
■公⽴⼩・中・⾼・特別⽀援学校数の推移
※休校数は除く
(校)
300
265
261
259
254
251
250
231
227
216
208
201
196
200
150
124
122
121
118
118
117
116
114
114
108
108
100
小学校
50
41
41
41
41
40
40
39
38
38
38
37
13
13
13
13
13
12
12
14
14
14
14
中学校
公立高等学校
特別支援学校
0
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
(年度)
県小中学校課、県高等学校課調査
11
■学級規模別学校数、複式学級を有する学校数(H26 年度)
小学校
(校)
中学校
(校)
100
(校)
80
35
30 (9.9)
80
76 (38.8)78 (39.8)
30
58 (53.7)
25 (8.2)
60
60
20
40
29 (26.9)
32 (16.3)
40
20
20
10
11 (10.2)
9 (4.6)
15
10 (9.3)
5 (1.6)
5
1 (0.5)
0
23 (7.6)
25
0
1~5 6~11 12~18 19~24 25~30 (学級数)
0
1~2
3
1~5
東部
6~11 12~18 (学級数)
中部
西部
高知市
※( )内数値は全校数に占める割合
※通常学級数のみで集計
※( )内数値は全校数に占める割合
ブロック別 にみた複式学
級を有する学校数(小・中
学校)
学級規模別学校数(小・中学校)
県小中学校課調査
■県内公⽴学校の教員数※
※校⻑、副校⻑、教頭、主幹教諭、指導教諭、教諭、養護教諭、栄養教諭(実習助⼿、寄宿舎指導員、充て指導主事、再任
用職員含む)
【公⽴⼩・中学校】
0
500
【公⽴高等学校・特別支援学校】
55歳~
40歳~44歳
254
25歳~29歳
240
~24歳
52
372
356
35歳~39歳
327
30歳~34歳
516
40歳~44歳
541
35歳~39歳
372
45歳~49歳
694
324
30歳~34歳
123
25歳~29歳
50 歳以上の割合 54.7%
40 歳未満の割合 18.8%
~24歳
600 (人)
400
50歳~54歳
1,152
45歳~49歳
200
55歳~
1,395
50歳~54歳
0
1500 (人)
1000
68
12
50 歳以上の割合 41.4%
40 歳未満の割合 24.6%
(年齢)
(年齢)
県内公⽴学校の教員総数 6,798 人(H26.5.1 現在)
50 歳以上の割合 50.5%
40 歳未満の割合 20.6%
県教職員・福利課調査
・県内公立小・中学校の児童生徒数は、平成 16 年から 26 年までの 10 年間で約 1 万人(約 17%)減少し、県
内の公立小・中学校の数は、統廃合等により 85 校(約 22%)減少しています。
・県内の公立小・中学校 304 校(県立中、分校を含む)のうち、1 学年1学級未満の学校は小学校で 76 校(小
学校の約 39%)
、中学校で 11 校(中学校の約 10%)となっています。また、複式学級のある学校は 83 校で、
全体の約 27%を占めています。
・県内の公立学校の教員数は 6,798 人で、このうち、50 歳以上が全体の約 51%、40 歳未満が約 21%という
偏った年齢構成になっており、今後 10 年間で約半数の教員が退職するという状況にあります。
12
学校教育
学校等の状況
2
学校の経営⼒の状況
■「学校経営計画」
(小・中学校)、「学校経営構想図」(高等学校)に基づく取組の実践について
「学校経営計画」(小・中学校)
H20
「学校経営構想図」
(高等学校)
全公⽴⼩・中学校に「学校改善プラン」を導⼊
・各校で学⼒向上に向けた単年度計画を策定・実践
H24 知・徳・体の調和のとれた⼒の育成を目指した「学校
改善プラン」として取組を拡充
H24
全県⽴⾼等学校で「学校経営構想図」を作成
・キャリア教育の視点から目標を設定し、教職員が共
通認識をもって各取組を実施
H25
具体的な年間指導計画を策定
・卒業までの中期目標と1年間の短期目標を設定した
うえで、取組内容を整理・実践
H26
年間指導計画に評価・改善項目を追加
・進捗状況と成果の確認を⾏いながら、目標設定や取
組内容を改善
H25 「わが校の特色ある取組」を追加
H26
全公⽴⼩・中学校で中期的な視野(3年間)に⽴った
「学校経営計画」に基づく取組を開始
・学校経営アドバイザー等による学校の経営⼒の向上
への支援を実施
■目標やその達成に向けた方策について、全教職員で共有し取組を進めている学校の割合
※質問「学校の教育目標やその達成に向けた方策について、全教職員の間で共有し、取組にあたっていますか」に対して
「よくしている」と回答した学校の割合(選択肢は「よくしている」、「どちらかといえばしている」、「あまりしていな
い」
、
「まったくしていない」の 4 通り)
※「どちらかといえばしている」と回答した割合を加えると、高知、全国ともに 95%を超えている
小学校
(%)
70
65
65
61.5
60
54.4
55
55.1
56.9
56.5
52.2
55
57.4
50.9
62.6
60
55.7
50
45
中学校
(%)
70
47.7
50
48.0
49.3
45
40
40
H20
H21
H22
H24
H25
51.8
46.2
50.5
50.4
H26 (年度)
43.3
42.0
42.8
H20
H21
45.2
45.6
H22
H24
46.8
46.8
高知(小)
全国(小)
H25
H26 (年度)
全国学力・学習状況調査
■校⻑に占める「管理職育成プログラム」修了者の割合
(%)
100
85.7
80
71.4
88.2
「管理職育成プログラム」は、管理職としての資質・
指導⼒を育成するために、学校組織マネジメントを中
核に据えて、主幹教諭から校⻑までを対象として⾏う
体系的な研修です。その中核をなすものが 3 年間の教
頭研修です。計 16 日間の集合研修と、校内における 2
年間の課題解決研修によって構成されています。
85.7
73.5
60
47.1
39.8
35.3
40
32.0
28.2
22.9
20
0
16.7
16.7
3.6
0.4
0.0
H20
6.4
0.9
0.0
H21
28.6
14.3
15.5
12.0
3.6
H22
5.6
高等学校
33.8
13.3
特別支援学校
23.6
中学校
小学校
H23
H24
H25
H26 (年度)
県教育センター調査
・
「学校経営計画」、
「学校経営構想図」に基づく取組により、各小・中・高等学校において、具体的な目標を設定し、
その達成に向けて計画的に取組を進めることや、客観的なデータに基づき、取組の成果を検証する仕組みは整っ
ています。
・高等学校や特別支援学校では、8 割以上の校長が教頭研修を修了していますが、小・中学校においてはその割合
がまだまだ低い状況です。
13
3
校内研修、授業改善の状況
■授業研究を伴う校内研修を年間に 9 回以上実施した学校の割合
小学校
(%)
中学校
(%)
70
70
67.2
64.0
60
54.1
55.7
54.3
61.8
59.6
60
50.4
50
44.5
46.0
47.6
45.5
43.6
46.9
50
45.0
50.0
40
43.2
46.3
47.1
40
40.7
31.1
30
30
20
20
27.0
26.1
28.2
32.4
31.3
30.3
高知(小)
25.6
全国(小)
H19
H20
H21
H22
H24
H26 (年度)
H25
H19
H20
H21
H22
H24
H26 (年度)
H25
全国学力・学習状況調査
■授業における目標の提示・振り返り学習活動の状況(H26 年度調査結果)
※学校質問紙、児童・生徒質問紙において下記項目に該当する質問の回答結果をもとに集計
◇授業のはじめに、授業の目標(めあて・ねらい)が示されている
小学校
(%)
80
中学校
(%)
100
100
32.5
39.2
38.5
45.0
31.1
30.9
60
80
37.3
60
38.6
40
40
64.4
55.2
60.6
50.9
49.3
20
20
0
43.7
49.0
生徒
学校
32.9
0
学校
児童
学校
全
高知県
児童
学校
国
生徒
全
高知県
国
◇授業の最後に、学習内容を振り返る活動が⾏われている
小学校
(%)
100
80
80
60
49.3
52.1
60
38.1
37.4
38.7
35.2
42.3
60.6
59.6
40
40
20
中学校
(%)
100
39.4
37.7
20
34.5
26.6
17.4
28.6
15.6
0
0
学校
児童
高知県
学校
全
児童
学校
国
生徒
高知県
よく行った(当てはまる)
学校
全
生徒
国
系列
どちらかといえば行った(どちらかといえば当てはまる)
全国学力・学習状況調査
・小・中学校ともに授業研究を伴う校内研修を多く実施しており、特に中学校は全国平均を大きく上回る実施状況
となっています。
・平成20年度から活用を進めている「授業づくりのスタンダード」の普及により、授業の目標の提示や学習内容
を振り返る活動の実施率は、全国平均と比べても大きな差はない状況にあります。
14
学校等の状況
4 キャリア教育、道徳教育、人権教育等の状況
(1)キャリア教育の推進状況
■小・中学校におけるキャリア教育全体計画・年間指導計画の作成状況
小学校
(%)
100.0 100.0
中学校
(%)
100
100.0 100.0
100
89.4
88.7
90
79.6
80
90
94.4
93.5
80
70.8
71.9
82.4
67.0
63.0
70
70
56.3
60
60
50
60.7
71.3
55.0
50
全体計画
38.0
40
40
46.6
年間指導計画
30
30
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26 (年度)
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26 (年度)
県小中学校課調査
■中学校における職場体験実施率
(%)
100
95.8
97.1
96.5
98.0
98.6
96.9
99.1
94.8
95
96.6
94.5
97.4
95.6
93.5
90
91.5
85
高知
85.5
全国
80
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26 (年度)
※H26 年度の全国平均値は H27.4 月時点で未公表
職場体験・インターンシップ実施状況等調査
■高等学校における生徒の体験活動参加状況・スキルアップ講座への参加状況
(人)
(人)
4000
3000
3517
2772
2466
2608
2977
3000
2633
2169
2066
2323
2000
1429
1714
2000
1000
1000
778
712
H21
H22
610
0
0
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26 (年度)
インターンシップ事業、農林業インターンシップ事業、
担い手人材育成事業(デュアルシステム)の体験者数
H20
H23
H24
H25
H26 (年度)
スキルアップ講座(就職試験対策講座・ビジネス
マナー講座)の参加者数
県高等学校課調査
・小・中学校におけるキャリア教育全体計画・年間指導計画の作成率は年々向上してきており、各学校において組
織的に取り組む仕組みは整えられてきています。
・中学校における職場体験実施率は、平成 19 年度から大幅に伸びています。高等学校におけるキャリア教育の取
組も着実に増加しています。
15
■道徳教育の授業公開の実施状況(小・中学校)
(%)
100
98.7
97.2
100.0 100.0
98.6
小学校
96.5
H26
95.6
94.8
80
中学校
7.7%
100.0 100.0
15.0%
87.7
83.0
60
64.8
92.3%
40
85.0%
小学校
全学級で公開
中学校
34.7
一部の学級で公開
20
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26 (年度)
H26 年度 道徳の授業公開の形態
道徳の授業公開率の推移
県小中学校課調査
■⼈権教育の年間指導計画に7つの⼈権課題のすべてを位置付けている学校の割合(⼩・中学校)
(%)
94.2
100
90.1
現在、同和問題をはじめ、⼥性、⼦ども、⾼齢者、障
害者、HIV 感染者等、外国人などに対する人権侵害の問
題が依然として存在しています。
平成 10 年 4 ⽉に施⾏された「⾼知県⼈権尊重の社会
づくり条例」では、それらの早急な解決を図るため、⼈
権という普遍的な文化の創造を目指し、差別のない、差
別が受け入れられない人権尊重の社会づくりを進めて
いくことを定めています。
94.2
72.1
80
83.3
58.9
60
60.0
40
小学校
31.8
中学校
20
H23
H24
H26 (年度)
H25
県人権教育課調査
■平日に 10 分以上読書を⾏う児童⽣徒の割合
※「家や図書館で、普段(⽉〜⾦曜⽇)、1 日当たりどれくらいの時間、読書をしますか」の質問に対する回答結果をも
とに集計
(%)
70
67.5
65.0
65
62.4
62.8
61.8
61.2
64.7
62.9
60
61.0
58.2
60.5
60.2
59.9
55
51.4
50.3
50
53.0
49.1
51.4
47.9
49.8
49.5
47.9
45
52.7
高知(中)
全国(中)
48.8
高知(小)
全国(小)
40
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
全国学力・学習状況調査
・各学校における道徳の授業公開率が大きく伸び、平成 25 年度以降は 100%になるなど、家庭・地域と連携し
て道徳教育を進める意識が高まっています。
・各学校で、人権教育の年間指導計画の整備が進み、組織的な推進体制が整ってきています。
・平日に家や図書館で 10 分以上読書を行う児童生徒の割合は、第二次高知県子ども読書活動推進計画に沿った取
組などによって増加傾向にあり、小・中学校ともに全国平均を上回っています。特に、中学校の平成 26 年度の
割合は、前年度に比べ大きく増加しています。
16
学校等の状況
5
就学前教育等の状況
■保育所・幼稚園等の施設の状況
【H26 年 4 月現在】
保育所
256
国立幼稚園
【H27 年 4 ⽉⾒込み】
認可外保育施設
1 認定こども園
公立幼稚園
18
私立幼稚園
31
97
保育所
20
国立幼稚園
1
公立幼稚園
12
幼保連携型認定こども園
私立幼稚園
28
幼保連携型外認定こども園
※認定こども園は、保育所、幼稚園、認可外保育施設のいずれか
を兼ねており、重複して算入
251
認可外保育施設
80
地域型保育事業所
14
9
18
※幼保連携型外認定こども園は、保育所、幼稚園、認可外保育施設
のいずれかを兼ねており、重複して算入
■児童の保育所・幼稚園等への利⽤状況(H26 年度)
◇0〜5 歳の利⽤状況
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
80%
90%
4,211 人
(13.0%)
18,828 人
(58.1%)
1
70%
国公⽴:8,881 人(47.2%)
私⽴:9,947 人(52.8%)
100%
1,746 人
(5.4%)
7,601 人
(23.5%)
保育所
幼稚園
認可外保育施設
その他
未入所
その他
国公⽴:1,130 人(26.8%)
私⽴:3,081 人(73.2%)
※平成 26 年 10 月 1 日現在の待機児童数は 180 人
◇3〜5 歳の利⽤状況
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
567 人
(3.4%)
4,211 人
(25.1%)
11,774 人
(70.3%)
206 人
(1.2%)
3 歳:121 人
4 歳:052 人
5 歳:133 人
保育所運営状況等調査、学校基本調査
■保育士、幼稚園教諭の雇用状況(H26 年度)
0%
20%
40%
60%
80%
100%
3,729 人
(87.8%)
正規:1,514 人(40.6%)
保育士
519 人
(12.2%)
臨時:1,490 人(40.0%)
幼稚園教諭
パート:725 人(19.4%)
保育所運営状況等調査、学校基本調査
■園内研修及びブロック別研修の実施回数の推移と保育者の感想
(回)
160
139
保育者の援助
140
120
98
104
環境構成の在り方
106
100
87.7
87
104
72
80
93.8
幼児理解
84.9
85
51
60
40
48
職員間の連携
29
園内研修
20
80.1
33
33
ブロック別研修
ブロック別研修
25
0
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26(年度)
0
20
40
60
80
100
ブロック別研修支援後に、保育者が向上した
と感じているもの(H26 年度)
園内研修及びブロック別研修の実施回数
県幼保支援課調査
17
■親育ち支援研修(保護者・保育者)の回数の推移と参加者アンケートの結果
(回)
80
【保護者アンケート結果】
71
70
子育てに変化が
ありましたか
63
59
60
55
45.9
46
44
51
52
40
3.5
56
0%
50
50.6
50%
100%
子どもとのかかわりをできるだけもつようにな
った、叱るよりほめる(認める)ことを意識す
るようになった など
52
48
32
【保育者アンケート結果】
30
20
9
9
9
保育や保護者と
のかかわり等で
変化がありまし
たか
12
10
2
5
50.6
0%
0
H21
H22
H23
保護者研修
H24
H25
保育者研修
H26(年度)
その他
48.0
50%
1.4
100%
保護者との信頼関係がより築けるようかかわり
方を意識するようになった、自分の保育の見直
しを図った など
あった
どちらかといえばあった
なかった
研修受講後半年以上経過した参加者への
アンケート調査結果(H26 年度)
親育ち支援研修の実施回数の推移
県幼保支援課調査
■「⾼知県次世代育成⽀援⾏動計画(改訂版)」(H27 年 3 月策定)の目標数値について
指 標
プラン策定時現状(H26年)
H31年度目標数値
延長保育(開所時間が11時間を超える保育所等)
13市町村104箇所(認可保育所のみ)
21市町村149箇所
乳児保育
28市町村
全市町村
休日保育
2市3箇所
2市3箇所
病児・病後児保育
5市町村8箇所
9市町村13箇所
認定こども園
20箇所(H26年4月時点)
37箇所
一時預かり事業(第2種社会福祉事業の届出)
18市町村36箇所
全市町村1箇所以上
県少子対策課
・乳幼児のうち、約 58%は保育所、約 13%は幼稚園を利用しています。保育所を利用している乳幼児のうち、
53%は私立保育所を、また、幼稚園を利用している幼児のうち、73%は私立幼稚園を利用しています。
・3 歳から 5 歳までの幼児のうち、206 人は保育所・幼稚園等を利用していません。
・保育所における雇用形態は、臨時職員とパート職員が全体の約 60%を占めています。
・平成 24 年度より、一年間を通じて支援を行うブロック別研修に重点を置いたことにより、実施園の保育者の
80%以上が、保育実践力の向上を実感しています。
・親育ち支援研修の受講後、半年以上経過し、再び研修へ参加した方の 95%以上が、その後の子育てや保育、保
護者とのかかわり等で変化があったと回答しています。
18
学校等の状況
6
特別支援教育の状況
■公⽴特別支援学校・特別支援学級児童生徒数(H26 年度)
◇特別支援学校
障害種別
(人)
幼稚部
小学部
中学部
高等部
専攻科
重複障害及び発達障害等
を併せ有する者の割合
計
視覚障害
3
6
2
12
6
29
聴覚障害
1
6
6
9
0
22
知的障害
0
104
155
314
0
573
肢体不自由
0
50
39
43
0
132
病弱
0
11
17
11
0
39
4
177
219
389
6
795
計
◇特別支援学級
障害種別
(人)
小学校
中学校
◇特別支援学級児童生徒数の推移
(人)
計
1500
弱視
7
5
12
難聴
18
5
23
知的障害
351
129
480
肢体不自由
38
14
52
病弱・虚弱
35
13
48
言語障害
2
0
2
434
164
598
885
330
1215
1300
1,215
1,123
1,038 1,055
1100
自閉症・情緒障害
計
47.4%
976
925
877
900
832
700
500
H19
H20 H21
H22 H23
H24 H25
H26 (年度)
県特別支援教育課調査
■小・中・高等学校における発達障害等のある児童生徒※の割合
※学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等の診断のある児童生徒及び特別な支援が必要な児童生徒
(%)
9
8.4
7.8
8
6.6
7
6.2
6.4
7.1
6
5.3
6.2
5.0
5
6.9
6.1
4.4
5.1
4.7
4
3
小学校
3.4
2
2.8
2.3
2.5
2.3
1.9
1
1.2
1.2
1.3
1.5
H19
H20
H21
H22
中学校
高等学校
0
H23
H24
H25
H26 (年度)
県特別支援教育課調査
19
■特別⽀援学校教員の特別⽀援学校教諭等の免許状の保有率
(%)
80
75
70
68.3
69.0
69.5
55.4
56.6
70.0
70.3
59.5
59.4
71.3
71.1
65
60
55
60.6
57.7
55.6
50.5
50
45
40
高知
35
全国
30
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26 (年度)
※H26 年度の全国平均値は H27.4 月時点で公表なし
特別支援学校教員の特別支援学校教諭等免許状保有状況等調査
■「個別の指導計画」の作成率(公⽴幼・⼩・中・⾼)
H24 年度
高知県(%)
全国(%)
H25 年度
差
高知県(%)
全国(%)
H26 年度
差
高知県(%)
全国(%)
差
幼稚園
100.0
84.3
15.7
100.0
86.0
14.0
100.0
88.3
11.7
小学校
76.6
79.0
- 2.4
85.6
80.4
5.2
91.7
81.8
9.9
中学校
64.3
62.9
1.4
71.4
64.3
7.1
73.8
65.8
8.0
高等学校
68.0
64.2
3.8
57.7
66.5
- 8.8
81.5
70.9
10.6
※通常の学級に在籍する発達障害を含む障害のある子どもに個別の指導計画を作成している学校の割合
特別支援教育体制整備状況調査
・特別支援教育の対象となる児童生徒は年々増加しています。
・特別支援学校の児童生徒は障害の重複化、多様化の傾向が大きくなっています。
・通常の学級に在籍する発達障害等のある児童生徒が特に増加しています。
・特別支援学校教員の当該障害種免許保有率は、全国平均を下回っています。
・幼稚園、小中高等学校の個別の指導計画の作成率は、平成26年度にすべての学校種において全国平均を上回り、
指導及び支援の充実が図られつつあります。
20
学校・家庭・地域の連携
1
学校と地域の連携等の状況
■放課後子どもプラン推進事業 実施状況及び人材バンクの活用状況
(%)
(件)
92
100
89
88
84
300
300
74
80
332
350
小学校
65
60
36
200
46
41
中学校
※「放課後学びの場」
25
20
168
104
100
登録者数
43
50
0
232
231
207
150
40
279
250
250
46
43
309
マッチング数
6
0
H21
H22
H23
H24
H25
H26 (年度)
小学校区・中学校区における放課後子どもプラン実施率
H21
H22
H23
H24
H26 (年度)
H25
放課後学び場人材バンク登録者数・マッチング数
県生涯学習課調査
■学校支援地域本部事業活動内容別回数
H22 年度 19 市町村 22 支援本部
(回)
62 校
H26 年度 19 市町村 35 支援本部
75 校
4000
3350
3096
3500
3000
2797
2771
2482
2604
2476
2608
2500
2102
1856
1600
2000
H22
H23
1282
1500
1066
820
711
1000
437
500
504 569
423 490
561
238
605
557 414
688
486
H24
H25
410
255
H26
0
学習支援
部活動
環境整備
安全指導
学校行事
その他
県生涯学習課調査
■コミュニティ・スクールに取り組む学校数
(校)
30
コミュニティ・スクールは、保護者・地域・学校・
24
25
教育委員会が⼀体となってより良い学校を作り上げて
20
いくことを目指す、新しい公⽴学校運営の仕組みです。
15
11
指定された学校には「学校運営協議会」が設置され、
18
教育委員会から任命された保護者や地域住⺠が、一定
8
10
5
2
3
3
4
5
0
1
H20
1
H21
2
2
3
H22
H23
H24
の権限と責任を持って、学校運営の基本方針を承認し
11
たり、教育活動について意⾒を述べたりすることを通
6
じて、学校の様々な課題解決に参画します。
H25
H26
H27 (年度)
※H27 は学校運営協議会の設置準備を進めている学校を含む
小学校
中学校
小中学校課調査
・小学校の 92%、中学校の 46%に設置された放課後の安全・安心な居場所で、学習活動や様々な体験・交流活動
が行われています。
・学校支援地域本部等、地域全体で学校教育を支援する取組を行う市町村が増えてきています。また、活動内容で
は「学習支援」が増加しており、学校教育への直接的な支援が徐々に充実してきています。
・コミュニティ・スクールについては、現在の国の目標(10%)は超えています(H27 年度:小学校 12%、中学
校 17%)
。
21
■地域の⾏事に参加している児童⽣徒の割合
※「今住んでいる地域の⾏事に参加していますか」に対し、肯定的な回答をした児童生徒の割合
小学校(第 6 学年)
(%)
68.0
62.4
65
中学校(第 3 学年)
(%)
70
50
63.9
63.2
43.5
45
61.6
41.6
60.0
59.9
40
60
53.9
55
53.5
37.0
37.8
37.7
40.6
34.3
54.0
52.8
39.1
35
51.4
35.0
50
30
45
25
35.3
35.2
31.6
高知(小)
全国(小)
20
40
H20
H21
H22
H24
H25
H20
H26 (年度)
H21
H22
H24
H25
H26
(年度)
全国学力・学習状況調査
■地域の大人との関わりについて(H25 年度)
※数値は肯定的な回答をした児童生徒の割合
◇「地域の大人から褒められたことがありますか」
小学校(第 6 学年)
(%)
80
中学校(第 3 学年)
(%)
80
60
60
40
40
66.6
70.8
20
50.3
54.8
高知
全国
20
0
0
高知
全国
◇「地域の大人から注意されたことや、友達や他の子どもが注意されているのを⾒たことがありますか」
小学校(第 6 学年)
(%)
80
(%)
80
60
60
40
40
20
40.3
49.3
20
中学校(第 3 学年)
37.9
40.2
高知
全国
0
0
高知
全国
全国学力・学習状況調査
地域の行事に参加していると回答した児童生徒の割合は、小・中学校ともに全国平均より低く、特に小学校でそ
の差が大きくなっています。また、地域の大人(学校や塾、習い事の先生は除く)から褒められたり、注意された
りしたことがあると回答した児童生徒の割合も、小・中学校ともに全国平均より低くなっています。
22
学校・家庭・地域の連携
2
家庭等の状況
■⽣活保護被保護率(⼈⼝千⼈当たり)の推移
■県⺠所得(人口 1 人当たり)の推移
(‰)
(万円)
350
300
292.8 295.7 297.8
30
277.3 269.0 275.5 273.3 275.4
25
250
200
21.82 22.72
20.58 21.13
24.18
全国 3 位
20
237.2 235.7 226.2
220.0 213.7 220.7 222.0 225.2
15
全国 45 位
150
10
100
11.55 11.85 12.08 12.47
13.83
16.75
15.24 16.18
5
50
0
0
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
高知県
H17
H24 (年度)
H18
H19
H20
H21
全 国
H22
H23
全 国
県勢の主要指標
■就学援助率の推移
■⾼等学校等奨学⾦の貸与⼈数・貸与率の推移
(%)
(人)
全国 3 位
30
1600
15.28 15.58 15.64
1200
20
15
14.51
13.24 13.57 13.74 13.93
(%)
1800
24.05 24.38
22.40 23.28
20.18 21.20
18.04 19.11
7.77
1400
7.24
6.69
6.39
6.17
1,328
1,231
1,168
H24
H25
H26
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
1000
800
10
1,584
1,461
600
400
5
200
0
0
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
高知県
H24
(年度)
H22
H23
■離婚率(⼈⼝千⼈当たり)の推移
(年度)
貸与率
貸与人数
全 国
就学援助実施状況調査(文部科学省)
県高等学校課調査
■ひとり親世帯数⽐率の推移
(‰)
2.5
2.4
2.3
2.2
2.1
2
1.9
1.8
1.7
1.6
1.5
H24 (年度)
高知県
県民経済計算報告書
25
28.36
26.09 27.41
(%)
3
2.25
2.08
2.5
2.19
2.04
2.13
2.17
2.02
1.99
2
2.09
1.99
2.01
1.92
1.87
1.87
1.86
1.87
全国 3 位
2.25
2.15
1.59
1.5
1.93
2.00
1.40
1.52
H7
H12
2.28
1.70
1.63
1
0.5
全国 14 位
0
H17
H18
H19
H20
H21
H22
高知県
H23
H24 (年度)
全 国
H2
H17
高知県
県勢の主要指標
H22
(年度)
全 国
国勢調査
家庭の経済状況に関わる様々な指標は、本県の家庭や子どもたちの置かれた厳しい状況を示しています。
23
■保護者の⾏動・考え⽅と⼦どもの学⼒との関係
保護者が下記の⾏動や考え⽅をしている家庭の⼦どもの学⼒が⾼い傾向がみられる
・テレビゲームで遊ぶ時間を限定している ・毎日決まった時間に寝る・起きる
生活習慣に関する働きかけ
・毎日朝食を食べさせている ・携帯電話等の使い方に関するルールや約束を作っ
子どもへ
の接し方
ている(または、テレビゲームや携帯電話を持たせていない)
子どもとのコミュニケーション
・⼦どもと「学校での出来事」
「勉強や成績」
「将来や進路」
「社会の出来事やニュー
ス」について話をしている
学校との
関わり
・授業参観や運動会などの学校⾏事に参加している
学校の活動への参加
している
・ボランティアで学校を支援
・「地域には、ボランティアで学校を支援するなど、地域の子どもた
ちの教育に関わってくれる人が多い」と感じている
「平成 25 年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究」
(国立大学法人お茶の水女子大学)
■家の人と学校での出来事について話をしている児童生徒の割合
※質問「家の人(兄弟姉妹は除く)と学校での出来事について話をしますか」に対し肯定的な回答をした児童生徒の割合
小学校(第 6 学年)
(%)
中学校(第 3 学年)
(%)
85
80
80.4
80
75.9
72.6
75
76.5
74.2
75
70.9
70
68.4
70
76.3
65.7
69.2
73.2
73.2
59.8
70.0
60
57.8
63.9
57.9
66.6
63.7
68.8
65
65
60
66.6
63.7
61.5
64.1
62.3
高知(小)
55
55.4
56.4
H20
H21
全国(小)
53.3
50
55
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
H19
H22
H24
H25
H26 (年度)
全国学力・学習状況調査
■朝食を毎日食べている児童生徒の割合(再掲)
※質問「朝食を毎日食べている」に対し「している」と回答した児童生徒の割合
小学校(第 6 学年)
(%)
100
95
90
中学校(第 3 学年)
(%)
100
95
88.5
86.3
88.7
88.8
87.1
88.2
85
85.2
89.0
88.7
87.4
85.6
86.7
88.1
90
87.5
85
80.5
80
81.1
82.2
83.5
80
80.1
75
75
70
70
80.0
81.0
83.9
84.3
82.2
81.9
83.8
80.2
高知(小)
77.9
全国(小)
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
H19
H20
H21
H22
H24
H25
H26 (年度)
全国学力・学習状況調査
・家の人と学校での出来事について話をする児童生徒の割合は、小・中学校ともに全国平均より少ない状況です。
・朝食を毎日食べている児童生徒の割合は、小学校ではほぼ全国平均と同じですが、中学校では全国平均を下回る
状況が続いています。
24
学校・家庭・地域の連携
■小・中学生の携帯電話・スマートフォンの所持率
小学校(第 6 学年)
(%)
中学校(第 3 学年)
(%)
70
90
60
76.5
80
53.7
68.5
50
70
44.1
61.9
51.1
35.9
40
31.6
30.6
30.1
28.5
30.1
28.0
30
58.2
66.2
60
43.5
56.3
55.7
50
34.6
28.3
20
60.2
59.3
72.3
61.5
52.5
50.8
51.9
高知
40
24.5
全国
30
10
H19
H20
H21
H22
H24
H26 (年度)
H25
H19
H20
H21
H22
H24
H26 (年度)
H25
※高校生の携帯電話・スマートフォンの所持率:91.6%(H24 年度) 人権教育課調査
全国学力・学習状況調査
■小・中学生の携帯電話・スマートフォンの使い方に関する約束について(H25 年度)
※質問「携帯電話やスマートフォンの使い方について、家の人と約束したことを守っていますか」に対する回答結果
高知(小)
64.4
全国(小)
23.4
61.1
2.8
25.4
3.0
9.4
10.4
きちんと守っている
だいたい守っている
高知(中)
39.8
全国(中)
36.1
36.7
0%
10%
6.0
37.1
20%
30%
40%
50%
7.4
60%
70%
80%
18.1
あまり守っていない
守っていない、または、
約束はない
18.8
90%
100%
全国学力・学習状況調査
■小・中学生の携帯電話・スマートフォンの使用時間(H26 年度)
※質問「普段(⽉〜⾦曜⽇)
、1日当たりどれくらいの時間、携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットを
しますか(携帯電話やスマートフォンを使ってゲームをする時間は除く)
」に対する回答結果
高知(小) 4.3 4.7
7.3
11.4
全国(小) 5.0
6.9
11.9
4.3
17.9
54.4
19.4
4時間以上
52.5
3時間以上4時間未満
高知(中)
2時間以上3時間未満
14.9
11.6
17.6
19.7
16.2
20.1
1時間以上2時間未満
30分以上1時間未満
全国(中)
0%
14.4
10%
11.5
20%
16.9
30%
19.7
40%
50%
17.1
60%
70%
20.3
80%
90%
30分未満
100%
全国学力・学習状況調査
・小・中学生の所持率は、全国平均と比べて低いものの、平成 22 年度からは大幅な伸びを示しています。高校生
の所有率は 9 割を超えています。
・小・中学生の携帯電話・スマートフォンの使い方については、本県は全国と比べて約束を守っている割合が高く
なっています。また、使用時間については、小学生は全国と比べて短い傾向にあるものの、中学生は長い傾向に
あります。
25
教育環境の整備
学校教育
1
学校施設等の耐震化、防災教育等の状況
■学校施設等の耐震化の状況
(%)
100
(%)
100
90
90
92.5
88.9
84.8
81.5
75.0
80
68.2
70
76.2
86.8
80
85.0
73.3
76.1
67.0
70
76.7
62.3
70.9
66.5
60
83.4
80.3
69.1
63.9
60.0
91.4
80.3
71.7
60
64.5
61.3
56.5
50
50
54.7
51.6
48.4
40
40
H20.4 H21.4 H22.4 H23.4 H24.4 H25.4 H26.4 H27.4
H20.4 H21.4 H22.4 H23.4 H24.4 H25.4 H26.4 H27.4
保育所・幼稚園の耐震化率の推移
公⽴⼩・中学校の耐震化率の推移
(%)
100
※H27.4は暫定値
91.0
87.5
90
84.0
79.8
75.2
80
85.4
82.2
70.1
70
66.8
76.8
71.0
65.4
60
61.9
57.9
58.9
高知
50
全国
40
H20.4 H21.4 H22.4 H23.4 H24.4 H25.4 H26.4 H27.4
公⽴⾼・特別⽀援学校の耐震化率の推移
県学校安全対策課調査
■防災学習の実施状況
◇「安全教育プログラム」
(平成 25 年5⽉全教職員配付)を使⽤した防災教育の実施状況(H26 年度)
目 標
防災の授業を年間 3〜6 時間程度(⼩・中学校は年間 5〜6 時間程度)実施
公立
小学校
18.4
公立
中学校
13.3
25.0
49.0
21.9
7.7
54.3
公立
高等学校
0%
10.5
45.9
20%
45.9
40%
3時間未満
0%
3時間未満
20%
40%
3時間以上4時間以下
60%
80%
5時間以上6時間以下
100%
60%
8.1
80%
3時間以上6時間以下
100%
7時間以上
※数値は全学年での実施状況
7時間以上
県学校安全対策課調査
・学校施設等の耐震化は、年々進んできており、文部科学省が目標とする平成 27 年度末までに、県立学校は 100%、
小・中学校は 96.4%、保育所・幼稚園は 92.0%となる予算を措置しています。
・
「安全教育プログラム」を使用した防災教育はすべての学校で実施していますが、全学年で目標とする年間授業時
間数に達している学校の割合は、小学校では 56.7%、中学校では 64.8%、高等学校では 54.0%となっていま
す。
26
教育環境の整備
2
教育相談の状況
■スクールカウンセラー(SC)・心の教育アドバイザー(AD) 配置校数・活動の状況
(校)
120
113
45000
107
40000
102
100
83
80
78
75
83
92
67
35000
82
76
60
30000
49
51
38
40
30
33,576
27,620
31,542
50
30,126
43
25000
22,047
20,852
29
25
20
43,516
26,495
20,132
20000
21,097
19,542
27
20,748
15000
21
0
10000
H20
H21
小学校(SC)
H22
H23
中学校(SC)
H24
H25
H26 (年度)
H23
H24
総時間数
高等学校・特別支援学校(公立)(SC+AD)
SC、AD の配置校数の推移
H25
相談人数
H26 (年度)
相談件数
SC、AD の活動時間、相談人数、相談件数
県人権教育課調査
■スクールソーシャルワーカー(SSW)の配置人数・活動の状況
(人)
(件)
70
65
60
1600
50
1400
45
1703
1800
1399
1195
42
36
40
1095
1200
1006
32
26
30
28
1000
22
800
20
808
754
700
508
600
300
400
0
152
H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 (年度) 200
SSW の配置人数の推移
0
(21.7)
H20
解決好転数とは、活動報告書の支援状況に関す
る下記項目のうち、①②を合わせた数値である
①
②
③
④
(44.3)
416
10
341
(36.3)
(34.8)
206
(29.8)
(31.1)
H22
H23
(25.5)
H21
支援件数(件)
H24
H25
H26 (年度)
解決好転数(件)
※( )は解決好転率(%)
問題が解決
支援中であるが好転
支援中
その他
SSW の⽀援件数、解決好転数及び解決好転率
県人権教育課調査
学校のニーズを踏まえて、SC・AD の配置校数及び市町村への SSW の配置人数を着実に増やしてきました。ま
た、ベテランが指導・助言を行うスーパーバイズ制度を導入し、SC・AD、SSW の専門性や対応力の向上に努め
ています。
27
3
若者サポートステーションの状況
■新規登録者数の推移
(人)
400
319
350
335
300
250
180
200
150
157
124
112
H20
H21
100
50
0
H22
H23
H24
H25
(年度)
■相談のべ件数の推移
(件)
7,000
6044
6,000
4651
5,000
4,000
2742
3,000
2,000
1588
1910
2240
1,000
0
H20
H21
H22
H23
H24
H25
(年度)
■進路決定者数・進路決定率(単年)
(人)
(%)
250
50
40.3
200
40
29.8
150
100
24.9
30.2
27.1
30
216
15.0
20
157
102
50
32
57
10
74
系列
進路決定者数
系列
進路決定率
0
0
H20
H21
H22
H23
H24
H25
(年度)
※進路決定率は、年度ごとの利用者数(前年度からの継続+新規)に占める進路決定者数の割合
県生涯学習課調査
・中学校卒業時及び高校中退時の進路未定者の情報提供等、学校教育から切れ目のない支援を行う仕組みや、関係
機関による対象者の若者サポートステーションへの誘導及び誘導後の協働支援を行う等、他の関係機関と連携し
た取組が機能してきたことに伴い、新規登録者が増加しています。
・利用者への個別相談や各種プログラムによるセミナーや体験活動等の就学や就労に向けた具体的な支援を拡充し
たことにより、進路決定者数も増加しています。
28
生涯学習の状況
1
⽣涯学習に関する県⺠の意識
■⽣涯学習の推進のために、国や県、市町村が⼒を⼊れるべきこと
(%)
0
5
10
15
20
25
30
35
40
公の機関におけるサービスを充実する(講座、開館時間、窓口、
施設間連携)
45
40.3
情報を一元化して提供等、生涯学習に関する情報を得やすくする
25.5
生涯学習を支援する地域人材を育成する
17.8
住民のニーズ、満足度等を把握し、反映していく
16.5
生涯学習に関する専門職員を育成する
16.1
学校をもっと地域に開放する
14.3
労働時間の短縮や、生涯学習のための有給制度などを普及する
12.3
知識・技能を形として表せるよう、資格や検定等を充実する
11.3
各団体等のボランティア活動を活発にさせたり、その活動を支援する
11.2
学校の学習で、地域や社会を支援する活動を取り入れる
10.3
生涯学習での成果や活動に対して社会的評価を促進する
10.1
その他
2.0
特にない
8.6
分からない
8.8
※当てはまるものすべて選択
高知県「平成 25 年度県民世論調査」
2
社会教育施設(公⺠館)の状況(平成 23 年度)
■人口 10 万⼈あたりの公⺠館数
30
■公⺠館 1 館あたりの学級・講座数
30
26.6 ※全国 11 位
25
25
20
20
15
26.7
25.6
高知県
全国平均
15
11.5
10
10
5
5
0
0
高知県
全国平均
■学級・講座 1 講座あたりの受講者数
■1 人あたりの公⺠館年間利⽤回数
40
4
35
27.8
30
3
25
18.4
20
2
1.5
1.5
高知県
全国平均
15
10
1
5
0
0
高知県
全国平均
■公⺠館における学級・講座の開設状況(対象別)
(%)
70
56
60
59
50
40
30
20
10
14
13
12
8
6
13
8
11
高知県
全国
0
青少年
成人一般
女性のみ
高齢者のみ
29
その他
■公⺠館における学級・講座の開設状況(学習内容別)
(%)
60
※H23 年度学級・講座総数
高知県:5,537 講座
48
50
44
40
30
20 18
20
10
5
22
20
7
高知県
7
1
1
3
0
1
1
2
全国
0
社会教育調査
3
本県の社会教育⾏政の推進体制の状況
■市町村教育委員会の社会教育主事数(有資格者数)の推移
(人)
(%)
100
40
34
90
80
29
30
70
24
60
20
20
61.8
50
17
52.9
40
38.2
38.2
10
30
35.3
20
社会教育主事数(有資格者数)
10
有資格者のいる市町村の割合
0
0
H21
H22
H23
H24
H25
(年度)
高知県社会教育関係調査
・生涯学習の振興のために行政が力を入れるべき施策についての県民の意識調査では、「公民館や生涯学習センタ
ー等の公の機関におけるサービスの充実」や「情報を得やすくすること」
、
「生涯学習を支援する地域人材の育成」
などの割合が多くなっています。
・社会教育の中核を担う施設である公民館の数は全国上位にあります。
・平成 25 年度末現在、県内の市町村教育委員会では、社会教育主事の有資格者数は 34 人で、34 市町村中 21
市町村に配置されています。
30
生涯学習の状況
4
スポーツの振興
■成⼈のスポーツ実施率(H21~24 年度平均値)
(%)
80
76
68
70
61 60
60
60
54
54
46
50
48
54 51
42
40
30
20
男
10
女
0
20代
30代
40代
50代
60代
70代
※数値は週に 1 回以上運動やスポーツを実施している人の割合
県スポーツ健康教育課調査
■競技⼒の状況
◇小学生 <児童生徒表彰及び高知県体育協会表彰>
児童生徒表彰
県体協表彰
H24年度
36人/8団体
20人/1団体
H25年度
26人/3団体
19人/2団体
H26年度
32人/8団体
15人/1団体
H24年度
H25年度
H26年度
18位
個人:9 団体:5
12位
個人:9 団体:5
◇中学生 <全国中学校体育大会成績>
総合成績順位
入賞数
17位
個人:12 団体:5
◇高校生 <インターハイ成績>
総合成績順位
入賞数
H24年度
H25年度
45位
個人:5 団体:2
46位
個人:9 団体:3
H26年度
43位
個人:10 団体:3
◇⼀般(成年) <国⺠体育⼤会成年種別成績>
H24年度
総合成績順位
入賞数
47位
個人:13 団体:8
H25年度
42位
個人:9 団体:12
H26年度
47位
個人:15 団体:6
◇障害者スポーツ <全国障害者スポーツ大会成績>
個人メダル獲得順位
団体メダル獲得数
H24年度
48位/67団体中
金:0 銀:0 銅:1
H25年度
45位/67団体中
金:0 銀:0 銅:0
H26年度
66位/67団体中
金:0 銀:0 銅:1
県スポーツ健康教育課調査
・成人のスポーツ実施率、特に働き盛りの年代のスポーツ実施率の向上については、仕事や子育てが中心となる年
代でもあり、全国的に課題となっています。
・競技力の状況については、中学生については全国上位にあるものの、他の年代や障害者スポーツに関しては、競
技成績が低迷しています。
31