市大センター病院 から 南区新総合庁舎 へ「電気」を送ります!

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 28 年1 月 29 日
温暖化対策統括本部プロジェクト推進課
政
策
局
大
学
調
整
課
横浜市立大学附属市民総合医療センター総務課
建 築 局 電 気 設 備 課
機 械 設 備 課
市 民 局 地 域 施 設 課
消
防
局
施
設
課
南
区
総
務
課
市大センター病院 から 南区新総合庁舎 へ「電気」を送ります!
~市大センター病院と南区新総合庁舎のエネルギー連携~
1.事業概要
南区総合庁舎の移転再整備事業に合わせ、公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療
センター(市大センター病院)に新たにコージェネレーションシステム(CGS)※1を2
台追加設置します。CGSが発電した「電気」は特定供給※2により南区新総合庁舎へ送電
し、発電する過程で生じた「熱」は市大センター病院で有効に活用します。これらの「エ
ネルギー」を最適に管理するため、ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)※3
を新設しています。
このエネルギー連携は、横浜スマートシティプロジェクト※4で得られた実証成果を実装
する取組の一つとして、防災性・環境性・経済性の向上を目指し、横浜市立大学と横浜市
関係各区局(温暖化対策統括本部、政策局、建築局、市民局、消防局、南区)が横断的に
推進している事業です。
本事業は、許可基準が緩和された特定供給として自治体初の取組となります。
※1
※2
※3
※4
「電気」と「熱」を作る発電システム
ある施設から別の施設へ電気を送ることができる制度
その日の天気や過去のデータを基にエネルギーの使い方を最適にコントロールするシステム
経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証地域」として選定された事業
所 在 地
南区浦舟町2~4丁目
導入設備
CGS 370[kW]×2台、自営線、BEMS
特定供給の開始日 平成 28 年 1 月 29 日(金)
等
裏面あり
2.事業のポイント
(1) 防災性の向上
特別高圧で受電している市大センター病院の電気を、CGSで発電した電気と共に南
区新総合庁舎へ送ることで、電源が多重化されます。
(2) 環境性の向上
加湿、給湯、滅菌、暖房、冷房など市大センター病院では、南区新総合庁舎より多く
の熱が使われます。市大センター病院にCGSを導入することで、南区新総合庁舎に設
置した場合に比べて熱を効率良く運用できます。
効果試算 CO2削減 : 1,000t-CO2/年
(3) 経済性の向上
市大センター病院と南区新総合庁舎の電気や熱の使い方を管理するBEMSを導入し、
CGSなどの機器を自動で最適に動かすことで、電気やガスの使用量が削減されます。
効果試算 コスト削減 : 4,000 万円/年
CGS×2台の全景
3.スケジュール
平成 25 年6月
平成 26 年7月
平成 26 年 12 月
平成 28 年1月
平成 28 年2月
自営線
BEMSの監視装置
エネルギー連携の設計開始
エネルギー連携の工事開始
特定供給の許可(関東経済産業局)
市大センター病院から南区新総合庁舎へ特定供給開始
南区新総合庁舎オープン
横浜市南区
お問合せ先
温暖化対策統括本部プロジェクト推進課長
岡崎
修司
Tel 045-671-2636