ファンケルグループ決算説明会 (2015年4月1日~2015年12月31日) 2016/1/28 決算ハイライト 第3四半期(10~12月) 決算サマリー 連結売上高 24,793百万円 (前年比+14.1%) 営業利益 1,266百万円 (前年比△25.7%) ■売上高 15,210百万円(前年比+12.5%) 営業利益 2,288百万円(前年比+3.5%) ブランド別売上高:ファンケル化粧品(前年比+7.7%)、アテニア化粧品(前年比+9.3%) ボウシャを今期から連結化(売上高620百万円の寄与) 化粧品 ・ファンケル 国内(前年比+11.2%) ・・・「無添加アクティブコンディショニング」の発売、「マイルドクレンジングオイル」の プロモーション効果、コンビニ・ドラッグストア向け卸販売の伸長などにより好調に推移 海外(前年比△20.8%) ・・・香港、中国向けの卸販売が振るわず減収 (対象期間:2015年7~9月) ・アテニア ・・・新たな新規獲得商材の投入によりお客様獲得が好調に推移したことに加え、 冬コフレの発売や既存のお客様向けのキャンペーンなどにより好調 栄養 補助食品 その他 ■売上高 7,614百万円(前年比+21.5%) 営業利益△299百万円(前年166百万円の損失) 国内(前年比+23.0%) ・・・機能性表示食品「えんきん」のプロモーション効果によるお客様数の増加などにより大幅な増収 海外(前年比△4.1%) ・・・香港向けの卸販売が振るわず減収 (対象期間:2015年7~9月) ■発芽米:売上高 728百万円(前年比+11.3%) 営業利益 △331百万円(前年59百万円の黒字) ■青 汁:売上高 733百万円(前年比+2.1%) 営業利益 28百万円(前年比△51.0%) ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 3 第3四半期(10~12月)実績 (単位:百万円) 2015年3月期 第3四半期 2016年3月期 第3四半期 前年比 売上高 21,739 24,793 +14.1% 化粧品 13,518 15,210 +12.5% 栄養補助食品 6,267 7,614 +21.5% その他※ 1,952 1,968 +0.8% 営業利益 1,703 1,266 △25.7% 経常利益 1,771 1,311 △26.0% 当期純利益 1,109 793 △28.5% 詳細は「決算参考資料」をご覧ください ※発芽米 : 売上高728百万円(+11.3%) 営業利益△331百万円(前年59百万円の黒字) 青 汁 : 売上高733百万円(+2.1%) 営業利益28百万円(前年比△51.0%) ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 4 第3四半期累計(4~12月)実績 (単位:百万円) 2015年3月期 第3四半期累計 2016年3月期 第3四半期累計 前年比 売上高 58,281 67,986 +16.7% 化粧品 35,577 41,200 +15.8% 栄養補助食品 17,432 21,383 +22.7% その他※ 5,271 5,401 +2.5% 営業利益 2,004 1,382 △31.0% 経常利益 2,191 1,532 △30.1% 当期純利益 1,683 921 △45.3% 詳細は「決算参考資料」をご覧ください ※発芽米 : 売上高1,982百万円(+9.7%) 営業利益△1,133百万円(前年109百万円の黒字) 青 汁 : 売上高2,096百万円(+1.8%) 営業利益△427百万円(前年128百万円の黒字) ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 5 第3四半期(10~12月)営業利益の増減分析 実績 (百万円) +増益要因 2,131 △減益要因 324 変動費 固定費 △2,071 原価率 改善による 粗利増 △526 マーケティング 費用増 1,703 売上増 による 粗利増 △125 その他 変動費増 人件費増 △170 1,266 その他 固定費増 2016年3月期 第3四半期 2015年3月期 第3四半期 ◆原価率 前年比△1.3% (内訳:化粧品△1.8%、サプリ+0.4%、その他△1.4%) ◆マーケティング費用 前年比+2,071百万円 (内訳:化粧品+946、サプリ+814、その他+310) [TVCM] 化粧品 前年1回⇒今年1回(マイルドクレンジングオイル) サプリ 前年1回⇒今年3回(大人のカロリミット、えんきん、ウコン革命(大阪エリア)) その他 前年なし⇒今年1回(発芽米) ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 6 第3四半期累計(4~12月)営業利益の増減分析 実績 (百万円) +増益要因 △減益要因 6,800 364 変動費 固定費 △5,916 原価率 改善による 粗利増 △1,274 マーケティング 費用増 2,004 売上増 による 粗利増 △360 その他 変動費増 人件費増 △235 1,382 その他 固定費増 2016年3月期 第3四半期累計 2015年3月期 第3四半期累計 ◆原価率 前年比△0.5% (内訳:化粧品△0.7%、サプリ+1.0%、その他△2.0%) ◆マーケティング費用 前年比+5,916百万円 (内訳:化粧品+2,047、サプリ+2,320、その他+1,548) [TVCM] 化粧品 前年3回⇒今年4回(マイルドクレンジングオイル、エイジングケア 洗顔クリーム等) サプリ 前年2回⇒今年6回(大人のカロリミット、えんきん、ウコン革命(大阪エリア)) その他 前年なし⇒今年3回(発芽米、青汁) ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 7 広告総括 広告先行戦略は一定の成果を上げているが課題もある 〈成果〉 (1)新規のお客様獲得 化粧品:洗顔系・スキンケア製品、サプリ:機能性表示食品「えんきん」 (2)流通チャネルの拡大 化粧品:一店舗売上の向上、サプリ:導入店舗数の拡大 〈課題〉 (1)機能性表示食品の受理の遅れによる広告スケジュールの後ろ倒し 当 初 ・2015年秋 「カロリミット」機能性表示食品 受理見込み ・2015年12月 機能性表示食品として大規模な広告展開 見 直 し ・2016年第4四半期 「えんきん」へのテレビCMを2回実施 ・機能性表示食品としての「カロリミット」への広告は2017年3月期へ (2)企業スタンスを明確に打ち出した広告展開 ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 8 ビューティ事業 【ファンケル化粧品】 「無添加アクティブコンディショニング」販売状況 ■「無添加アクティブコンディショニング」新発売(9/17) 「無添加」だから叶う自活力 新規のお客様数 +31% 「基礎ケア」と「スペシャルケア」の シンプルな体系に再編 今期 前期 ※9~12月 スキンケア売上 +14% 前期 今期 ※9~12月 ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 10 【ファンケル化粧品】 「マイルドクレンジングオイル」 プロモーション ■「マイルドクレンジングオイル」のTVCMを実施 (11/20~12/6) ドラッグストア・ローソンでの認知・売上拡大、 限定デザインボトル発売などによる売上、 お客様数増を目的にプロモーションを実施 ■プロモーション結果 (11,12月) 1.売上実績 (通販・店舗・流通) 計画比 売上高 「2015年@cosmeベストコスメアワード」受賞 「美的 2015ベストコスメ」受賞 前年比 +11% +20% 2.新規獲得 (通販・店舗) 前年プロモー ション比較 新規お客様数 +22% 11月は単月で過去最高の売上記録 ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 11 【ファンケル化粧品】 スキンケア製品のリニューアル ■「ファンケル メン」新発売 (2/19) シンプルステップで効率スキンケア フェイス ウォッシュ (泡洗顔) オールインワン スキンコンディショナー 男性の皮膚生理研究と行動分析から 生れた男性向け化粧品 1,512円~2,700円(30日分) ■「無添加FDR アクネケアライン」/「スムースクリアAC」新発売 (3/18) 皮膚科専門医監修の 無添加FDR(ファンケルドクター)シリーズに編入 無添加FDRシリーズ アクネケアライン 乾燥敏感肌ケアライン 殺菌剤など肌ストレスとなる成分を含まず 健やかな肌を育む、独自のアクネケア製品 美容食品 「無添加FDR アクネケアライン」 「スムースクリアAC」 1,512~1,944円 1,836円(30日分) ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 12 【アテニア】 ブランド理念の再訴求 ■アテニア宣言 一流ブランドの品質を、1/3価格で提供することに挑戦し続けます。 ■ 新規獲得商材を続々投入 ①プライムルージュ (2015年3月16日発売) 全10色 1,620円 ②アイ エクストラ セラム ③スキンクリア クレンズ オイル (2016年2月17日発売) 大人の肌の“くすみ”の 原因「肌ステイン」に着目 (2015年10月20日発売) エイジングサインにアプローチする 大人の目もと用美容液 スキンクリア クレンズ オイル NEW メイク落とし ④BBクリーム 3,291円(約120回分) 肌ステイン クリア (2016年3月16日発売) 全2色 2,160円 「スキンクリア クレンズ オイル」 1,836円(約2ヵ月分) 戦略的な新規獲得商材として投入し、更なるお客様基盤の拡充を図る ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 13 ヘルス事業 【ヘルスサイエンス】 「えんきん」 プロモーション① ■日本初の機能性表示食品「えんきん」 2回目のTVCMを実施 (11/10~11/23) 通販・店舗の売上、お客様数増、 コンビニなどでの認知・売上拡大 を目的にプロモーションを実施 ■プロモーション結果 (11,12月) 1.売上実績 (通販・店舗・流通) 計画比 売上高 前年比 +30% B社 5.1倍 2.新規獲得 (通販・店舗) 前回プロモー ション比較 新規お客様数 3.アイケア機能性サプリPOS実績 +19% A社 当社シェア 70% ※11月 ドラッグストア5社実績 ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 15 【ヘルスサイエンス】 「えんきん」 プロモーション② これまで弱かった中高年層・男性の獲得に成功 お客様の年齢構成 ご購入者の性別 えんきん えんきん サプリ全体 通常 男性 20% 女性 80% 女性 50% 男性 50% 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 ※えんきん:2015年7~12月の新規のお客様 50代以上が約8割を占める ※えんきん:2015年7~12月の新規のお客様 通常(男性2:女性8)に比べ 男性の割合が高い 第4四半期は2回のTVCMを予定。年間売上30億円超(前年比3.5倍)を目指す ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 16 【ヘルスサイエンス】 お客様数の状況 通販サプリメント 既存のお客様数 1. 広告効果の発現 新規のお客様獲得 前年比(4~12月)2倍 2. 定期お届けサービスの登録促進 受注状況 既存のお客様の継続率 +18% 5%up 通常 受注 定期受注 約35% 2014年 12月末 ※2015年12月 サプリメントの定期受注比率 2014年 11月 2015年 11月 2015年 12月末 ※過去4ヵ月以内に2回以上サプリメントを 購入されたお客様数 継続性の高いお客様獲得により、安定的に売上を伸ばせる構造に転換 ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 17 【ヘルスサイエンス】 機能性表示食品 ■「快眠サポート」「快腸サポート」の2製品発売(2/19) 快眠サポート ストレスによる睡眠への不満に! 臨床試験による エビデンス 主成分「L-セリン」 に関する特許 快腸サポート 腸内環境を改善するビフィズス菌が50億個! 2,454円(10日分) 6,997円(30日分) 2,376円(30日分) 生きた菌を胃酸から守る体内効率設計 ■消費者庁による機能性表示食品制度 第二次検討会スタート 現状 ビタミン・ミネラルなどが機能性表示食品の対象外 今後 2016年秋に一定の結論を出し、認められれば2017年4月からスタート 対象製品の拡大により、市場の活性化が期待できる ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 18 店 舗 新店・リニューアル状況 ■旺盛な出店要請により新規3店舗を前倒し出店 ・3Q累計 : 新規出店8店、リニューアル24店 新宿タカシマヤ、横浜タカシマヤなどへ出店 ・4Q : 新規出店5店、リニューアル16店 東武百貨店 池袋店などへ出店 年間 新規出店13店(当初計画比+3店)、 リニューアル40店を実施 東武百貨店 池袋店 ■収益性の高い店舗モデルを構築 ローコスト・ハイブリッドショップ ・既存の什器に塗装等を施し 新品同様に ◆初期投資額が大幅に減少 ・什器位置の変更等により ビューティ、ヘルスの区分けを明確化 ◆減価償却費、特別損失の抑制 パート社員の積極的な活用も進め、店舗を収益の柱にしていく ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 20 インバウンド需要の取り込み ①市中・空港免税店への出店 ・三越銀座店「Japan Duty Free GINZA」に出店 ・成田空港第2ターミナルFaSoLaに出店 4空港7拠点体制へ 成田空港(3拠点) 関西空港(2拠点) 三越銀座店 「Japan Duty Free GINZA」 羽田空港(1拠点) 中部空港(1拠点) ②インバウンド専用サイト開設 これまで取り切れていなかったインバウンド需要の獲得を目指す ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 21 通期見通し 通期見通し (単位:百万円) 2015年3月期 通期 2016年3月期 通期見通し 前年比 売上高 77,632 90,000 +15.9% 化粧品 47,471 54,700 +15.2% 栄養補助食品 23,285 28,300 +21.5% その他※ 6,876 7,000 +1.8% 営業利益 4,001 1,500 △62.5% 経常利益 4,283 1,650 △61.5% 当期純利益 2,301 900 △60.9% 詳細は「決算参考資料」をご覧ください ※発芽米 : 売上高2,580百万円(+8.7%) 営業利益△1,250百万円(前年97百万円の黒字) 青 汁 : 売上高2,720百万円(+1.5%) 営業利益△300百万円(前年166百万円の黒字) ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 23 通期見通し 営業利益の増減分析 計画 +増益要因 8,649 △減益要因 654 △9,481 固定費 変動費 (百万円) 原価率 改善による 粗利増 4,001 売上増 による 粗利増 2015年3月期 通期 △1,617 マーケティング 費用増 △548 その他 変動費増 人件費増 △157 1,500 その他 固定費増 2016年3月期 通期 ◆原価率 前年比△0.7% 売上の増加に伴う生産効率の向上、化粧品・サプリの売上構成比の上昇 ◆マーケティング費用 前年比+9,481百万円(内訳:化粧品+3,667、サプリ+4,293、その他+1,520) [増加要因] 化粧品 洗顔系カテゴリー、スキンケアのプロモーション費用などの増加 サプリ 「大人のカロリミット」、「えんきん」などの重点強化製品のTVCM費用などの増加 その他 発芽米、青汁事業のプロモーション費用の増加 ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 24 (参考)「女性が輝く先進企業」内閣府特命担当大臣賞受賞 賞の概要 ・2014年度に内閣府が創設。女性が活躍できる職場環境の整備を推進する企業を表彰 [内閣総理大臣表彰(2社)、内閣府特命担当大臣表彰(5社)] ・当社は神奈川県から推薦を受け受賞 受賞理由 ①女性の管理職比率(44.4%)が高く、 正社員への登用数も増加 ②情報開示に積極的 ③女性従業員が中核業務を担っている (写真後列左端 代表取締役会長 池森賢二) ©2016 FANCL CORPORATION All Rights Reserved. 25
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