スケートリンクを核とした、豊かな緑と賑わいあふれる公園的

平成28年1月29日
泉佐野市 報道提供資料
タイトル
スケートリンクを核とした、豊かな緑と賑わいあふれる公園的空間の
まちづくりに関する開発運営事業者の選定に係るエントリー募集について
市では、増加する来訪者に対し憩いの空間を提供するとともに、りんくうタウン
のさらなる活性化を図るため、未利用地であるりんくう公園予定地を活用し、スケ
ートリンクを核とした、豊かな緑と賑わいあふれる公園的空間のまちづくりを市が
事業主体となって行うこととしました。
土地の活用にあたっては、当該地は日本の玄関口に位置する「シンボル緑地」と
して、都市計画で定められた緑地であることを十分尊重し、出来る限り緑地や休憩
施設などの公園的機能を確保しつつ、多数の来訪者で賑わうりんくうタウンの活性
化に資するまちづくりを基本的なスタンスとします。
上記の基本的なスタンスとするまちづくりの実現を目指して今回、市が提示する
ゾーン毎に「企画、開発、運営」を担っていただく開発運営事業者(以下、「開発
運営事業者」という。
)を決定するための第一段として進出意欲がある企業の皆様
に応募・登録をしていただく「エントリー募集」を実施することといたしました。
内 容
その後、エントリーいただいた企業から、ヒアリング等を重ね、諸条件を整理のう
え具体的なプレゼンテーション方式による事業提案を求め、最終的に市外部の意見
を聞いた上で、ゾーン毎に開発運営事業者として一社を選定することを予定してい
ます。
なお、本事業は、市が大阪府から土地を有償で借り受けたうえで、開発運営事業
者とともに、PPP(Public Private Partnership)=官民連携により事業推進を図
ることとしております。具体的に当事業計画では、民:事業者サイドは、本事業目
的を十分理解した上で、独立採算により緑地や施設の整備及び維持管理を実施し、
本市である官:行政サイドは、緑地の一部を整備・管理を行うとともに、事業者間
や大阪府をはじめとする関係機関の利害や意見を調整しながら、区域全体が事業目
的に沿ったものになるよう、トータルコーディネートを行います。
※当該事業の概要につきましては、別添資料を参照してください。
問合先
市長公室 成長戦略担当理事:甲田(TEL:072-463-1212 内線 2280)
スケートリンクを核とした、豊かな緑と賑わいあふれる
公園的空間のまちづくりに関する開発運営事業者の選定に係る
エントリー募集の概要
平成 28 年 1 月
泉佐野市
1.概要
泉佐野市(以下「市」という。
)では、増加する来訪者に対し憩いの空間を提供するとともに、りんくうタ
ウンのさらなる活性化を図るため、未利用地であるりんくう公園予定地を活用し、スケートリンクを核とし
た、豊かな緑と賑わいあふれる公園的空間のまちづくりを行うこととしました。
土地の活用にあたっては、当該地は日本の玄関口に
位置する「シンボル緑地」として、都市計画で定めら
≪目的≫
れた緑地であることを十分尊重し、出来る限り緑地や
「公園的空間」
の創出
休憩施設などの公園的機能を確保しつつ、多数の来訪
者で賑わうりんくうタウンの活性化に資するまちづく
りんくう
タウンの
りを基本的なスタンスとします。
上記の基本的なスタンスとするまちづくりをPPP
(Public Private Partnership)=官民連携により実現
さらなる
活性化
日本の玄関口に
ふさわしい
インパクトのある
まちづくり
スケートリンクを核
とした、
豊かな緑と賑わい
あふれるまちづくり
するため、今回、市が提示するゾーン毎に「企画、開
発、運営」を担っていただく開発運営事業者を決定す
るための第一段として進出意欲がある企業の皆様に応
スポーツの振興
募・登録をしていただく「エントリー募集」を実施し
ます。
2.事業対象地
都市計画緑地「りんくう公園」予定地
104,426.09 平方メートル(約 10.4ha)
事業対象区域(10.4ha)
位置図
3.主な土地利用上の制限
①用途地域等の変更に向け、都市計画審議会への付議などの都市計画法に基づく手続きを行う予定
第一種住居地域(60%/200%)
⇒
近隣商業地域(80%/300%)+ 準防火地域
②都市計画法第 53 条の取扱い
階数制限及び構造制限:許可対象
階数が二以下で、かつ、地階を有しないこと
主要構造部が木造、鉄骨造、コンクリートブロック造
⇒
等
都市計画法第 53 条第 1 項第 3 号に規定する「都市計画事業に準ずる行為」として同条第
1 項に基づく許可申請は、
「不要」として取り扱う(階数制限及び構造制限の不適用)
③都市公園法に基づく用途制限
都市計画緑地「りんくう公園」区域内であることから、都市公園法第 2 条第 2 項に掲げるスポーツ施
設や利用者の便益施設としての宿泊施設、飲食店、駐車場などの用途に限定するとともに、同法の趣旨
に則り、建築物の規模が適切なものになるよう努める必要があります。
4.土地利用ゾーニングと施設整備のコンセプト
①スケートリンクゾーン
➢ナショナルトレーニングセンターとして機能する通年型で国際規格リンク 2 面(30m×60m/面)の整備を目指す
➢NHK杯等の大会開催時に多数の関係者が宿泊できる施設の併設を目指す
②飲食ゾーン
➢主にスケートリンクに訪れる多数の来場者が飲食できる施設とし、併せて訪日外国人に日本の伝統文
化である日本食を発信できるような斬新かつ画期的な施設整備を目指す
③バス駐車場ゾーン
➢NHK杯等の開催時において、交通手段を補完することを主な目的としたバス駐車場の整備を目指す
※緑地ゾーンと各ゾーンのおける緑化
➢一般来場者に開放する緑地ゾーンとして、市において整備予定(別途、議会承認必要)
➢緑地ゾーンとは別に、事業者が各ゾーン内で必要な緑化を行うことにより、事業対象地の50%以上
を緑化し、市がトータルコーディネートすることにより、緑化の連続性を確保
<事業対象地のゾーニングイメージと想定面積>
スケートリンク
バス駐車場
ゾーン
飲食ゾーン
ゾーン
(宿泊施設含む)
約 4.3ha
(約 13,000 坪)
約 3.3ha
(約 9,900 坪)
約 0.7ha
(約 2,200 坪)
緑地ゾーン
計
約 2.1ha
(約 6,500 坪)
約 10.4ha
(約 31,600 坪)
緑地ゾーン
飲食ゾーン
スケートリンクゾーン
(宿泊施設含む)
緑地ゾーン
バス駐車場
ゾーン
≪予定する土地の貸付方法≫
事業用定期借地権設定契約(35 年間を想定)
5.市の支援策
①泉佐野市企業誘致条例・・・一定の条件のもとに、5 年間において固定資産税相当額(最大)を交付
②泉佐野市における滞在の促進及び受入環境の整備に関する条例(おもてなし条例)※12 月議会可決済み
・・・一定の要件を満たす宿泊施設の新設に対して奨励金を交付(上限 1 億円)
等
③平日 15:00~18:00 において、地元小中学生無料開放を市負担(月 10 万円程度)※別途、議会承認必要
6.今後の予定
・エントリー募集要領の公表
平成 28 年 1 月 29 日(金)
・提案書等の提出期限
平成 28 年 2 月 29 日(月)
・審査結果通知及び結果の公表
平成 28 年 3 月 30 日(水)
・・・各ゾーンにおいて3社程度選定
※エントリー登録者とのヒアリング及び諸条件の整理
7 月下旬頃まで
※エントリー登録者からのプレゼンテーション
8 月中旬頃
※市外部の意見を聞いた上で開発運営事業者を決定
8 月下旬頃
但し、スケートリンクゾーンでのエントリー事業者が無ければ、他ゾーンでのエントリーも行わない