38 3年 式の計算 ゲームマジカルチェンジ 1教材のねらい カードを使ったゲームを考えて、仲問と一緒に学ぶことを通して数理的処 理能力を身につける。 2 魅力的な詳題・抜い ・トランプの51.パパ抜き.神経すいじゃく.ポーカーその他各班オリジナルのゲームを作 り、式の計算のまとめをゲームを適してする。 ・式の展開,因数分解を、操作活動を通して学ぶことによって、数学的な考え方の育成が期待 でき、各自が意欲的に取り組むことが可能な教材である。 3 魅力的な価値・意義 (1)興味・関心をもって授業に参加できる 自分でゲームを作るので、数学が苦手な生徒も積極的に参加することができる。 (2)数学をとおして学習集団づくりができる グループ学習を行うことによって、自ら輝き、互いに磨き合える集団を作ることができる。 このゲームを3年生の始めに取り入れることによって、これからの学級づくりがスムーズに行 えるようになる。 (3)因数分解の導入としても役にたつ ゲームを通して、因数分癖を、展開の逆思考として、感覚的に導入することができるので役 にたっ。 4 指導計画 ・単項式、多項式の畢法、除法1時間 ・式の展開 4時間 ・いろいろな式の因数分解 1時問 ・乗法公式の利用 1時間 ・式の計算の利用 ・2時間 ・ゲーム、練習問題 2時間(本時1/2) ・因数分解 3時間 ・素因薮分解 1時間 ・基本問題、練習間接 3時間 5 本 時 案 (1)生娘 ・カードを作り、それを便bたゲームを班で考える こゲームに主体的に取り組む (2) 授業の過程 学習内容及び学習活動 ① 今日の課題を知る 教 師 の 手 だ で 5枚1組のカードを一人2組以上作る ② ゲームを各班ごとに考える カードを作った後、ゲームのやり方と ルールを考える (勤 各班ごとにゲームのやり方とルールを 確認した後に仲良く開始する 5枚1組でカードを作っているので5 枚を基準と考えてゲームをする班が多い と考えられるが、迷っている班があれば アドバイスをする 径)ノートを利用して計算し、記録を残し ながらゲームをする ・今日の感想も含めて自由にノートに記 入するようにアドバイスする ⑤どんなゲームをしたか発表するしながら ゲームをする ・自分の考えた事を発表出来る事、他人の 発表を開いてあげる事の、大切さを指導 する (む 次時の予告をきく. ・家に帰ってから自分でカードを作りゲー ムをするよう呼びかけた後、次時はまと めとして練習間組を解くことを、伝える 8 考 察 例 ポーカーゲーム カードをよくきる 一一人5枚のカードを持ちポーカーの 要領でゲームをする 順番を決め持ち札と交換していく 順位は出来上がった順とし、問適った 式を作って上がったら、負けになる 写真は上がった生徒が班員に見せている様子 その他、生徒が考え出したゲーム ・すべての札を轟にして、2枚のカードが同じになったら取る 数が多い方が勝ち ・すべての札を轟にして、好きなだけ表にして、意味を持つ式にする 数が多い方が勝ち ただし表にするのは5枚以内 ・すべての札を裏にして、次数の高いカードをとった方がカードをもらう 数が多い方が勝ち ・パパ抜きの要領で、同じカードが手持ちになったら、カードが捨てられる 最後まで残ったカードの枚数が少ない方が勝ちとする ・カードを全部見せて、今まで学習した内容、(単項式)×(多項式)など意味を持つ式をい くっ作るかグループ対抗で取り組む 生徒の感想 ・ゲームをするために、カードを作ったのに新鮮さを感じた ・自分でゲームを考えることが楽しかった ・ゲームのルールを決め、授業を自分で作った気がして、受け身の授業から脱出したのが略し かった ・数学的な考え方の良さがわかった ・1つではあるが、自分で正確に計算できるようになった ・文字があったら難しいと思らていたが、わかったので嬉しかった 授業を終えて ・今までの知識を出し切ってミ思考している姿が見られよかった。 ・息考過程が様々な生徒がいる中で、グループで数え合いながら学習する東田気は学級づくり につながった。 今後の課題 ・ゲームのためのカードをどのように作るか問題提示を工夫することが課損である。 ・カード作り、ゲーム作り、数学的な解決をしていく過程を大切にして、2時糊の授業を生徒 の手で進める工夫をしてみても良い。
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