シールマスク160T アンカーメタル隙間材 シールマスク160T は、熱可塑性エストラマー(ゴムの性質)にワックス等を 高温で混合したホットタイプのアンカーメタル隙間材です。テープ類や溶剤型に 比べ短時間に大量のアンカー部を被覆することができます。 耐薬品性に優れ 金属面に影響を与えず、有害物質を含有していないため、築炉の設計上、もっとも 安全な商品です。 特 徴 1. 従来品より低い温度(160℃)で作業(浸漬)が出来る。 2. 3. 4. 5. 6. 不要な部分は自由に電気カッターでカッティング作業も出来る。 熱溶融浸漬方法で被膜形成が数分で出来、水浴にて乾燥時間を更に短縮可能。 除去被膜を再度溶融して利用することも可能。 無溶剤タイプなので有機溶剤中毒の恐れがなく環境上、安全である 保管について 3 トンまで消防法の規制を受けない。 組成内容 成 分 名 熱可塑性エストラマー(SBR ゴム) ポリプロピレン 粘着付与剤 酸化防止剤 FDA 認可品 使用方法 被服処理工程 アンカー の汚れ落し 160℃に溶融 自然乾燥 水槽で冷却 浸漬(つける) 数秒間 数分間 数秒 被覆完了 性 状 項 目 外 観 比 重 軟 化 点 引 火 点 作業適温度 浸漬時間 乾燥時間 溶融粘度 可 剥 性 引張強さ 伸 び 比 熱 常温: シールマスク160T 白色固体 溶解時: 粘性液状 0.91 90℃ 210℃ クリーブラント開放式 160~170℃ 30~120 秒前後 自然乾燥 放冷 浸漬後水浴にて速乾可能 140℃ 630cps B 型粘度計R2 160℃ 350cps 180℃ 180cps マスク面が剥離できる 160℃ 4.2Kgf/c ㎡ 20% 2.37KJ/kg・k JIS K7123 溶融方法 作業適温度 160±10℃ シールマスクを溶融する際は温度コントロールのついた溶解タンクをお薦め致し ます。溶解タンクの温度指示器を 160℃にセットして未溶解のシールマスクが 完全に溶けるのを待ち(2 時間位、但し容量が大きいと更に溶解時間はかかる) 浸漬(dipping)する前に一度攪拌して下さい。 200℃以上に液温度が上がると引火の危険性が出てきますので作業適温度で使用 して下さい。浸漬時間は物の寸法や形状により異なりますので外側や内側全体に 十分被膜が付くように浸漬して下さい。切って残った隙間材を再度使用する時には 不純物の混入を避け、水分を完全に取って、全体の 1~2 割の量を加えて下さい。 尚、水分が残っているとタンク内の液の中でパチ、パチ水蒸気が激しく音をあげて 火傷の危険を伴いますので注意が必要です。 適用法令による表示 消防法規則 シールマスク160T 指定可燃物類 労働安全衛生法 有機溶剤中毒予防規則 毒物・劇物取締法 PRTP法・RoHs 規制 対象物含有 非該当 非該当 非該当 固体
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