秋 田 県 景 気 動 向 指 数 Akita Indexes of Business Conditions -平成27年11月分- ◇11月の景気動向指数(CI) ・先行指数 91.6 前月を4.1ポイント下回り、2か月振りに下降した。 ・一致指数 105.1 前月を2.4ポイント下回り、4か月振りに下降した。 ・遅行指数 96.9 前月を0.4ポイント上回り、3か月振りに上昇した。 ◇一致指数の基調判断 ・11月の景気動向指数は、「悪化」を示している。 (P16掲載の基調判断基準による) 一致指数のグラフ (平成22年=100) 140 120 100 80 一致指数 60 3か月後方移動平均・一致 7か月後方移動平均・一致 40 H20 21 22 23 24 25 26 平成28年1月29日 秋田県企画振興部調査統計課 27 年 目 次 Ⅰ 秋田県景気動向指数(CI:コンポジット・インデックス)(平成27年11月分) ◎概要 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 ◎図1 CI先行指数の推移 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 ◎表1 先行指数採用系列の寄与度 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 ◎図2 CI一致指数の推移 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 ◎表2 一致指数採用系列の寄与度 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 ◎図3 CI遅行指数の推移 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ◎表3 遅行指数採用系列の寄与度 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ◎図4 CI時系列グラフ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 ◎表4 CI時系列表 Ⅱ 個別系列の概要と数値 ◎個別系列の概要 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 ◎表5 個別系列の数値 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8 Ⅲ 秋田県ディフュージョン・インデックス(DI)(参考) ◎DI概要 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 ◎表6 DI変化方向表 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11 ◎図5 DI時系列グラフ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 12 ◎図6 累積DIグラフ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 12 ◎表7 DI時系列表 13 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 13 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 14 ◎CIを用いた景気の基調判断の基準 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 16 ◎表8 累積DI時系列表 Ⅳ 利用の手引き ◎CI・DI利用の手引き Ⅴ 景気基準日付 ◎表9 景気基準日付(秋田県:全国)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 17 Ⅵ 全国景気動向指数 ◎CI(コンポジット・インデックス)・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 問い合わせ先 〒010-8570 秋田市山王4丁目1-1 秋田県企画振興部 調査統計課 企画・解析班 電 話 018-860-1254 FAX 018-860-1252 E-mail [email protected] 18 Ⅰ 秋田県景気動向指数(CI)(平成27年11月分) ◎概要 1 景気動向指数の動き 11月の景気動向指数(CI:コンポジット・インデックス)は、 先行指数91.6、一致指数105.1、遅行指数96.9となった。 先行指数 前月と比較して4.1ポイント下降した。 3か月後方移動平均は、1.94ポイント下降し、4か月連続で下降した。 7か月後方移動平均は、0.42ポイント下降し、11か月連続で下降した。 一致指数 前月と比較して2.4ポイント下降した。 3か月後方移動平均は、0.04ポイント下降し、2か月振りに下降した。 7か月後方移動平均は、0.44ポイント下降し、2か月振りに下降した。 遅行指数 前月と比較して0.4ポイント上昇した。 3か月後方移動平均は、2.30ポイント下降し、2か月連続で下降した。 7か月後方移動平均は、0.01ポイント下降し、2か月連続で下降した。 2 個別指標の動向 系列 寄与度がプラスの指標 県内銀行貸出残高 0.19 寄与度がマイナスの指標 2か月連続 新設住宅着工戸数 先 行 系 列 雇用保険受給者実人員(逆) 0.12 -1.92 3か月振り 中小企業業況判断DI -0.85 2か月振り 新規求人数 -0.82 2か月振り 新車販売台数 -0.31 3か月連続 消費財生産指数 -0.27 2か月振り -0.73 2か月連続 -0.68 3か月振り 有効求人倍率 -0.33 2か月振り 建築着工床面積 -0.33 2か月振り 鉱工業生産指数 -0.21 2か月振り 投資財生産指数 -0.18 2か月振り 生産財生産指数 -0.05 6か月振り 大口電力使用量 -0.02 3か月振り 2か月振り 所定外労働時間指数 百貨店・スーパー販売額 (旧大型小売店販売額) 一 致 系 列 遅 行 系 列 消費者物価指数 0.53 4か月振り 実質勤労者世帯消費支出 -1.36 2か月振り 鉱工業生産者製品在庫指数 0.50 2か月振り 単位労働コスト -0.10 2か月連続 定期給与指数 0.46 3か月振り 法人事業税収入額 0.28 2か月連続 常用雇用指数 0.14 2か月振り ※ 一部の計数は速報値を用いており、確報の段階で修正するため、前回発表の計数と相違することがある。 ※ 3か月後方移動平均は、当月から2か月前までのCI指数の値を平均したもので、足下の変化を確認する ために用いる。また、7か月後方移動平均は、同様に当月から6か月前までの値を平均したもので、変化の 定着度合いを確認するために用いる。 -1- ◎図1 CI先行指数の推移 (平成22年=100) 140 120 ◇3月の景気動向指数(CI) 100 80 先行指数 3か月後方移動平均・先行 7か月後方移動平均・先行 60 H20 21 22 23 24 25 26 27 年 ◎表1 先行指数採用系列の寄与度 CI先行指数 1 新規求人数 2 新車販売台数 3 消費財生産指数 4 新設住宅着工戸数 5 県内銀行貸出残高 6 中小企業業況判断DI 前月差(ポイント) 前月差 寄与度 前月比伸び率(%) 寄与度 前月比伸び率(%) 寄与度 前月比伸び率(%) 寄与度 前月差 寄与度 前月差 寄与度 平成27年 6月 98.4 -1.2 6.10 0.80 -2.43 -1.02 -2.65 -0.89 9.57 0.62 -0.10 -0.17 -3.80 -0.57 7月 97.7 -0.7 4.20 0.53 -0.10 -0.33 -2.97 -0.92 -12.38 -0.88 0.10 0.05 7.50 1.03 8月 97.4 -0.3 -2.20 -0.24 15.38 1.84 -0.89 -0.20 -9.14 -0.62 -0.40 -0.48 -3.70 -0.54 9月 92.1 -5.3 -6.90 -0.82 -0.98 -0.60 -6.18 -2.05 4.88 0.33 -1.30 -1.37 -5.10 -0.69 10月 95.7 3.6 5.20 0.64 -6.77 -2.08 5.35 1.94 9.88 0.62 0.30 0.30 16.30 2.17 11月 91.6 -4.1 -7.40 -0.82 0.00 -0.31 -1.17 -0.27 -26.72 -1.92 0.20 0.19 -6.20 -0.85 -0.01 -0.10 -0.08 -0.07 -0.04 -0.09 97.50 0.50 97.63 -0.10 98.57 1.07 97.19 -0.44 97.83 -0.74 97.16 -0.03 95.73 -2.10 96.66 -0.50 95.07 -0.66 96.49 -0.17 93.13 -1.94 96.07 -0.42 一致指数トレンド成分 寄与度 3か月後方移動平均 前月差(ポイント) 7か月後方移動平均 前月差(ポイント) -2- ◎図2 CI一致指数の推移 (平成22年=100) 140 120 100 80 60 一致指数 3か月後方移動平均・一致 7か月後方移動平均・一致 40 H20 21 22 23 24 25 26 27 年 ◎表2 一致指数採用系列の寄与度 平成27年 6月 106.1 1.6 -0.03 -1.34 3.50 -0.43 0.00 0.01 5.38 1.08 -1.32 -0.32 3.25 0.50 -3.50 -0.55 16.28 1.30 46.05 1.32 9月 105.5 0.3 -0.02 -1.01 -1.20 0.15 10.30 1.13 -2.24 -0.46 7.97 1.31 0.00 0.00 2.10 0.32 -6.58 -0.70 -13.92 -0.48 10月 107.5 2.0 0.02 0.35 1.20 -0.15 -1.04 -0.13 2.92 0.60 1.17 0.27 4.36 0.67 1.70 0.26 0.00 0.00 2.94 0.12 11月 105.1 -2.4 0.00 -0.33 -0.90 0.12 -5.37 -0.73 -1.01 -0.21 -0.02 -0.02 -0.28 -0.05 -4.30 -0.68 -1.71 -0.18 -8.57 -0.33 106.27 105.23 105.47 105.27 -0.06 -1.04 0.24 -0.20 7か月後方移動平均 107.56 107.29 106.31 105.84 前月差(ポイント) 0.05 -0.27 -0.98 -0.47 ※(逆)とは逆サイクルを示し、指数の上昇、下降が景気の動きと反対になることをいう。 106.07 0.80 106.01 0.17 106.03 -0.04 105.57 -0.44 CI一致指数 前月差(ポイント) 前月差 寄与度 2 雇用保険受給者実人員(逆) 前月差 寄与度 3 所定外労働時間指数 前月比伸び率(%) 寄与度 4 鉱工業生産指数 前月比伸び率(%) 寄与度 5 大口電力使用量 前月比伸び率(%) 寄与度 6 生産財生産指数 前月比伸び率(%) 寄与度 7 百貨店・スーパー販売額 前月差 (旧大型小売店販売額) 寄与度 8 投資財生産指数 前月比伸び率(%) 寄与度 9 建築着工床面積 前月比伸び率(%) 寄与度 1 有効求人倍率 3か月後方移動平均 前月差(ポイント) -3- 7月 105.1 -1.0 0.06 1.22 0.20 -0.02 -3.06 -0.40 -3.06 -0.63 13.01 1.33 0.61 0.10 0.70 0.10 -10.00 -1.09 -43.24 -1.52 8月 105.2 0.1 0.01 0.00 2.80 -0.35 -4.12 -0.55 3.37 0.69 -17.63 -1.32 1.92 0.29 -0.50 -0.09 6.14 0.61 25.40 0.78 ◎図3 CI遅行指数の推移 (平成22年=100) 160 140 120 100 80 遅行指数 3か月後方移動平均・遅行 7か月後方移動平均・遅行 60 H20 21 22 23 24 25 26 27 年 ◎表3 遅行指数採用系列の寄与度 CI遅行指数 前月差(ポイント) 前月差 寄与度 2 定期給与指数 前月差 寄与度 3 消費者物価指数 前月差 寄与度 4 実質勤労者世帯消費支出 前月比伸び率(%) 寄与度 5 鉱工業生産者製品在庫指数 前月比伸び率(%) 寄与度 6 単位労働コスト 前月差 寄与度 7 法人事業税収入額 前月比伸び率(%) 寄与度 一致指数トレンド成分 寄与度 1 常用雇用指数 3か月後方移動平均 前月差(ポイント) 7か月後方移動平均 前月差(ポイント) 平成27年 6月 100.5 1.2 0.50 0.66 2.40 1.18 0.20 0.54 -12.70 -1.11 0.00 -0.09 -2.70 -0.42 14.07 0.47 7月 98.7 -1.8 0.90 1.15 -0.80 -0.36 0.00 0.01 -8.88 -0.74 -2.00 -0.95 3.40 0.54 -29.53 -1.41 8月 103.8 5.1 -0.20 -0.25 3.00 1.46 -0.10 -0.26 10.13 0.83 3.55 1.41 -0.30 -0.06 73.19 2.10 9月 102.8 -1.0 0.50 0.66 -1.60 -0.79 -0.10 -0.28 -7.70 -0.66 0.86 0.23 5.20 0.84 -19.82 -0.95 10月 96.5 -6.3 -1.40 -1.77 -1.40 -0.65 -0.20 -0.50 7.72 0.65 -4.75 -2.18 -11.60 -1.83 3.47 0.08 11月 96.9 0.4 0.10 0.14 1.00 0.46 0.20 0.53 -15.99 -1.36 1.43 0.50 -0.80 -0.10 8.59 0.28 -0.02 -0.11 -0.08 -0.07 -0.05 -0.09 98.93 0.46 100.31 -0.45 99.50 0.57 99.80 -0.51 101.00 1.50 99.87 0.07 101.77 0.77 100.17 0.30 101.03 -0.74 99.80 -0.37 98.73 -2.30 99.79 -0.01 -4- ◎図4 CI時系列グラフ (平成22年=100) 1 先行指数 H13.2 H14.2 H20.1 H21.5 H24.5 H25.3 120 100 80 60 H12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 年 2 一致指数 H13.2 H14.2 H20.1 H21.5 H24.5 H25.3 140 120 100 80 60 H12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 年 3 遅行指数 H13.2 H14.2 H20.1 H21.5 H24.5 H25.3 150 130 110 90 H12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 ※シャドウ部分は秋田県の景気基準日付による景気後退局面である。 -5- 26 27 年 ◎表4 CI時系列表 (平成22年=100) 先 行 指 数 一 致 指 数 遅 行 指 数 平成 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 101.1 81.7 78.5 88.7 86.5 87.8 97.6 102.7 96.7 90.0 91.3 99.6 108.3 96.5 108.5 97.6 2月 96.9 82.6 80.0 90.0 85.8 88.0 97.3 104.4 97.2 87.6 94.0 101.9 105.1 99.2 106.2 95.6 3月 92.4 85.1 83.6 87.1 91.9 89.4 93.5 99.8 100.0 88.6 95.1 91.1 112.3 98.6 104.4 96.9 4月 89.5 85.4 89.4 84.5 92.8 88.7 94.7 98.7 100.4 90.2 98.6 95.1 106.2 101.3 99.7 94.5 5月 92.7 86.8 90.6 81.5 92.8 91.9 104.0 97.9 94.3 91.8 97.8 99.7 108.2 97.3 99.3 99.6 6月 94.4 88.0 89.3 83.2 92.3 91.0 105.6 96.3 96.1 90.7 100.3 106.0 104.9 98.0 101.0 98.4 7月 88.8 86.1 89.1 84.6 93.2 90.7 103.1 93.6 96.9 90.7 104.4 113.3 102.1 99.6 101.3 97.7 8月 93.0 86.2 85.8 84.0 90.6 91.0 106.5 95.6 97.3 93.5 106.0 108.2 100.0 102.4 98.9 97.4 9月 92.2 81.1 88.7 86.9 89.4 91.7 102.2 95.6 97.1 97.4 102.4 108.6 97.3 99.8 105.3 92.1 10月 91.0 83.5 87.7 86.4 89.2 90.3 103.0 97.0 94.9 95.2 101.3 107.5 100.7 101.7 100.9 95.7 11月 95.1 79.9 88.8 84.7 90.6 92.6 102.3 97.7 92.8 90.6 106.8 104.8 98.9 106.4 99.1 91.6 12月 89.9 79.6 88.7 87.7 85.0 90.4 101.7 95.5 92.2 89.9 101.9 107.3 96.1 105.3 100.8 平成 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 104.8 109.0 81.9 103.8 114.1 111.1 117.7 119.5 118.8 77.6 93.6 100.3 101.3 97.9 107.9 112.0 2月 105.9 109.7 83.8 104.6 112.5 112.7 118.5 116.8 117.5 69.9 95.6 102.4 101.7 97.5 109.7 108.8 3月 104.0 102.9 86.7 105.4 113.6 111.4 117.0 120.2 118.2 68.9 98.5 87.1 105.6 98.5 114.1 106.3 4月 107.6 101.6 89.7 103.5 113.8 114.4 121.4 114.5 114.0 70.5 101.0 95.6 103.7 98.7 111.0 108.2 5月 104.5 97.1 98.5 104.9 115.3 112.0 120.5 117.3 109.4 73.6 99.3 99.4 105.1 99.1 108.8 104.5 6月 108.9 95.8 97.4 103.4 114.7 113.5 119.6 119.2 106.6 75.6 101.7 97.7 101.1 101.3 108.4 106.1 7月 107.2 90.1 98.1 104.7 119.4 114.4 120.5 115.6 107.8 76.8 102.3 98.1 99.0 101.8 108.8 105.1 8月 109.9 90.1 100.2 102.8 118.0 112.1 121.3 119.6 103.9 75.2 101.8 97.0 101.7 102.3 108.5 105.2 9月 110.7 84.7 101.4 109.2 117.8 112.5 119.1 117.3 102.3 80.9 101.9 100.3 100.2 103.5 107.7 105.5 10月 110.3 84.1 100.5 112.3 115.7 112.7 122.8 116.0 101.9 84.2 100.9 101.9 99.2 104.8 106.2 107.5 11月 111.0 83.9 103.1 108.5 111.9 114.6 123.9 118.2 95.2 85.4 99.9 101.9 97.7 107.2 105.8 105.1 12月 110.3 84.2 100.6 112.7 111.0 114.7 125.1 117.7 83.6 87.6 103.6 99.5 99.8 108.8 107.0 平成 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 113.8 112.0 94.2 105.7 115.6 114.2 117.3 114.3 133.1 121.0 96.7 99.5 101.8 93.6 110.4 103.3 2月 109.0 111.9 93.5 106.2 113.9 112.9 118.1 111.4 130.9 116.9 100.7 99.7 102.3 100.0 102.2 100.7 3月 110.2 113.4 93.3 106.8 112.1 110.8 119.9 107.0 132.8 114.4 100.2 98.0 101.1 94.8 108.2 99.1 4月 110.9 109.2 92.8 106.8 112.2 110.1 119.3 112.6 134.3 105.6 103.1 98.4 106.2 95.9 109.4 97.0 5月 113.9 108.2 94.2 108.9 114.5 112.4 121.2 109.3 137.2 101.0 105.6 99.8 104.0 97.2 113.6 99.3 6月 113.1 108.8 96.8 107.9 115.6 110.7 119.2 112.3 135.2 99.8 101.7 99.8 99.7 104.2 112.0 100.5 7月 110.9 114.3 92.0 110.0 115.9 115.7 121.3 115.1 134.9 95.5 98.5 102.9 101.2 101.1 110.8 98.7 8月 108.1 111.0 94.0 110.8 115.8 113.1 120.3 115.5 136.9 98.0 99.6 101.9 100.0 98.8 112.2 103.8 9月 104.8 112.5 98.0 109.9 116.1 112.1 118.2 115.0 136.5 99.8 95.1 102.1 101.5 103.5 105.1 102.8 10月 104.0 111.6 95.6 108.8 116.4 112.4 120.9 117.5 135.4 100.3 98.7 99.5 104.6 100.1 108.7 96.5 11月 105.1 113.4 95.1 112.5 112.1 114.1 117.8 121.8 132.6 97.5 99.8 101.5 97.8 108.4 103.6 96.9 12月 104.3 109.5 104.7 109.8 110.1 117.3 117.2 119.7 131.7 97.4 100.3 102.0 96.0 110.2 102.3 -6- Ⅱ 個別系列の概要と数値 ◎個別系列の概要 系列名 1 2 先 行 系 列 新規求人数 全数 新車販売台数 普通乗用、小型乗用、外車、軽自動車の計 3 消費財生産指数 雇 用 前年同月比 消 費 〃 X-12-ARIMA (011)(011) X-12-ARIMA (011)(011) X-12-ARIMA (011)(011) 投 資 5 県内銀行貸出残高 金 融 前年同月比 企業経営 - 雇 用 X-12-ARIMA 〃 前年同月比 1 有効求人倍率 全数 2 雇用保険受給者実人員(逆) 3 所定外労働時間指数 30人以上、全産業 〃 4 鉱工業生産指数 生 産 5 大口電力使用量 〃 6 生産財生産指数 〃 7 百貨店・スーパー販売額 (旧大型小売店販売額) 消 費 8 投資財生産指数 投 資 9 建築着工床面積 〃 1 2 3 遅 行 系 列 季節調整方法等 (ARIMAモデル) 4 新設住宅着工戸数 6 中小企業業況判断DI 一 致 系 列 部門名 4 5 6 常用雇用指数 30人以上、全産業 定期給与指数 30人以上、製造業 消費者物価指数 秋田市(持家の帰属家賃及び生鮮食品を除く総合) 実質勤労者世帯消費支出 秋田市 勤労者世帯消費支出/消費者物価指数 鉱工業生産者製品在庫指数 東北 単位労働コスト 30人以上、製造業 常用雇用指数×定期給与指数/生産指数 7 法人事業税収入額 X-12-ARIMA (212)(111) X-12-ARIMA (011)(011) X-12-ARIMA (011)(111) X-12-ARIMA (011)(011) 店舗調整済 前年同月比 X-12-ARIMA (011)(011) X-12-ARIMA (211)(211) 作成機関及び資料名 秋田労働局 「労働市場月報」 県自動車販売店協会連合会 県調査統計課 「秋田県鉱工業生産指数」 県建築住宅課 「建築着工統計調査結果速報」 日本銀行秋田支店 「秋田県内主要経済指標」 県中小企業団体中央会 秋田労働局 「労働市場月報」 秋田労働局 「労働市場月報」 県調査統計課 「毎月勤労統計調査」 県調査統計課 「秋田県鉱工業生産指数」 東北電力株式会社秋田支店 県調査統計課 「秋田県鉱工業生産指数」 経済産業省 「商業動態統計」 県調査統計課 「秋田県鉱工業生産指数」 国土交通省 「建築着工統計調査報告」 県調査統計課 「毎月勤労統計調査」 県調査統計課 「毎月勤労統計調査」 県調査統計課 「消費者物価の動き」 総務省統計局「家計調査結果表」 県調査統計課「消費者物価指数」 雇 用 前年同月比 〃 前年同月比 物 価 前年同月比 消 費 X-12-ARIMA (112)(011) 在 庫 X-12-ARIMA 東北経済産業局「東北地域の 鉱工業生産・出荷・在庫指数」 企業経営 前年同月比 県調査統計課 「毎月勤労統計調査」 「秋田県鉱工業生産指数」 〃 X-12-ARIMA (212)(112) 県税務課 ※ (逆)とは逆サイクルを示す。 ※ 季節調整法はセンサス局法X-12-ARIMAを使用。ただし、季節調整済みの値が公表されている系列及び前年 同月比を用いる系列等を除く。 ※ 季節調整された個別系列の数値は、既に他の報告書等で公表されている原数値とは異なる。 -7- ◎表5 個別系列の数値 先行系列 系列名 24年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 25年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 27年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1 2 3 4 5 6 新規 求人数 新車販売 台数 消費財 生産指数 新設住宅 着工戸数 県内銀行 貸出残高 中小企業 業況判断 DI (%) 21.6 4.6 19.3 21.4 25.4 12.4 12.6 4.8 9.0 12.8 3.0 5.1 0.4 0.7 0.3 2.2 -10.6 -4.4 0.9 -6.7 -4.1 -1.6 -1.7 -0.3 18.6 10.4 -0.5 6.8 4.6 13.8 5.7 0.8 14.0 5.4 1.5 19.9 4.9 3.6 15.1 -3.8 1.8 7.9 12.1 9.9 3.0 8.2 0.8 (台) (22年=100) 3,690 86.7 3,720 87.1 3,863 92.3 3,748 85.8 3,870 86.1 3,761 87.5 3,951 82.5 3,835 83.6 3,209 82.3 3,305 82.3 3,380 85.2 3,341 81.4 3,344 81.7 3,423 84.6 3,523 83.9 3,638 82.6 3,461 85.6 3,595 81.2 3,663 81.2 4,029 79.5 3,914 82.0 3,940 81.9 4,125 84.5 4,375 80.2 4,680 80.8 4,453 81.7 4,260 81.9 3,274 80.7 3,339 81.9 3,405 81.0 3,377 82.5 3,353 79.9 3,556 87.0 3,654 78.3 3,676 79.5 3,680 79.2 3,506 79.6 3,767 76.0 4,048 72.9 2,870 77.2 3,009 83.0 2,936 80.8 2,933 78.4 3,384 77.7 3,351 72.9 3,124 76.8 3,124 75.9 -8- (戸) 324 327 361 347 344 318 368 400 328 481 355 317 350 343 382 492 428 420 458 440 407 443 464 387 381 324 310 395 312 341 409 397 357 354 349 384 458 421 410 360 376 412 361 328 344 378 277 (%) 3.5 2.7 2.1 1.1 1.1 0.8 -0.4 -0.5 1.7 1.9 1.2 1.1 2.0 3.0 1.7 1.6 1.6 1.6 1.7 2.0 0.9 1.3 2.6 3.4 3.1 3.8 5.3 4.7 5.0 5.2 5.1 5.1 5.9 4.9 5.1 4.2 3.9 3.2 2.5 2.5 2.5 2.4 2.5 2.1 0.8 1.1 1.3 -33.7 -35.0 -22.5 -26.2 -21.2 -20.0 -28.8 -33.8 -35.4 -37.9 -31.6 -30.0 -32.5 -30.4 -30.0 -23.8 -29.1 -20.2 -19.0 -2.5 -10.0 -3.7 1.3 -1.3 -7.5 -3.7 -6.2 -26.3 -25.3 -27.5 -27.8 -28.8 -31.2 -23.7 -36.2 -35.0 -38.7 -42.5 -38.7 -22.5 -18.7 -22.5 -15.0 -18.7 -23.8 -7.5 -13.7 一致系列 1 系列名 24年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 25年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 27年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 有効求人 倍率 (倍) 0.65 0.63 0.65 0.68 0.70 0.70 0.69 0.70 0.70 0.69 0.69 0.70 0.67 0.68 0.69 0.69 0.69 0.71 0.71 0.72 0.74 0.76 0.79 0.80 0.84 0.85 0.86 0.87 0.89 0.90 0.91 0.92 0.91 0.95 0.97 0.99 1.03 0.99 0.97 1.00 1.06 1.03 1.09 1.10 1.08 1.10 1.10 2 3 4 5 6 7 8 9 百貨店・ 雇用保険 所定外 スーパー 受給者 鉱工業 大口電力 生産財 投資財 建築着工 労働時間 販売額 実人員 生産指数 使用量 生産指数 生産指数 床面積 (旧大型小売店 指数 (逆) 販売額) (%) (22年=100) (22年=100) (千kwh) (22年=100) (%) (22年=100) (千㎡) -11.8 90.4 95.3 214,330 95.8 1.5 97.6 74 -11.3 85.8 99.2 211,608 100.4 0.3 103.2 80 -17.0 87.1 98.8 219,155 98.3 10.7 104.0 87 -13.6 86.9 98.1 215,546 96.5 -0.7 110.1 74 -16.1 88.1 97.3 213,539 93.1 3.4 113.3 81 -19.2 85.6 92.0 214,339 90.8 -0.1 96.1 70 -11.1 82.9 89.5 228,219 88.6 -4.9 96.9 77 -12.9 85.3 94.1 210,268 92.0 0.3 103.7 71 -12.0 82.1 90.3 216,573 87.6 -1.0 100.2 82 -3.5 84.1 90.1 216,437 87.7 -2.3 99.3 91 -3.2 84.3 91.1 212,284 87.4 -1.1 101.6 56 -2.4 82.9 92.2 210,390 87.9 1.3 107.2 82 3.8 86.5 92.9 210,943 93.0 -6.3 98.5 87 5.7 86.8 91.5 211,802 90.6 -5.6 100.2 80 9.7 86.1 93.9 208,056 92.3 4.4 101.9 65 6.9 83.2 93.7 210,376 96.3 -3.9 93.9 117 1.6 83.2 94.9 211,570 95.1 -3.7 100.1 86 -2.3 85.3 94.5 215,195 95.5 0.6 97.5 88 -4.5 87.5 95.3 209,817 96.3 -1.6 102.4 92 -8.7 89.1 94.8 219,002 94.3 -3.3 99.0 83 -6.5 86.5 96.7 208,840 94.7 -0.8 108.4 94 -10.8 86.7 97.5 209,993 99.3 1.0 99.9 90 -14.7 88.6 99.2 214,225 102.3 0.1 98.2 85 -12.0 90.0 99.1 212,144 102.5 8.8 101.4 90 -17.5 89.8 98.9 210,919 98.8 -9.8 109.3 67 -22.4 90.0 97.5 214,847 101.2 -1.0 98.5 72 -24.2 89.7 102.3 212,628 106.2 12.8 102.7 80 -25.8 92.9 97.7 212,834 101.6 -7.4 98.0 81 -19.8 87.1 96.5 214,017 102.4 1.2 88.7 63 -15.8 85.9 97.1 210,881 100.0 -1.4 97.2 72 -16.9 82.9 97.7 206,605 100.7 1.2 99.3 81 -16.4 78.9 97.4 212,659 97.5 1.6 104.1 77 -13.7 84.8 100.6 208,669 102.6 -1.7 101.7 64 -15.7 79.3 96.2 208,696 99.9 -2.4 95.9 69 -11.8 80.7 96.0 204,954 98.7 -1.6 98.3 65 -10.7 83.9 96.9 206,684 101.0 -2.9 97.4 67 -12.3 80.3 99.5 217,761 102.7 0.5 103.0 91 -10.9 78.1 100.5 212,982 107.4 -2.7 99.0 86 -8.7 78.2 102.0 214,208 108.0 -13.4 102.9 67 -13.1 82.2 99.1 206,124 100.9 5.2 108.6 59 -14.6 75.2 92.9 209,192 95.3 1.7 90.3 76 -11.1 75.2 97.9 206,427 98.4 -1.8 105.0 111 -10.9 72.9 94.9 233,276 99.0 -1.1 94.5 63 -8.1 69.9 98.1 192,147 100.9 -1.6 100.3 79 -9.3 77.1 95.9 207,456 100.9 0.5 93.7 68 -8.1 76.3 98.7 209,877 105.3 2.2 93.7 70 -9.0 72.2 97.7 209,830 105.0 -2.1 92.1 64 -9- 遅行系列 系列名 24年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 25年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 26年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 27年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1 2 3 4 常用雇用 指数 定期給与 指数 消費者 物価指数 実質勤労 者世帯 消費支出 (%) 2.7 2.2 1.6 2.6 1.8 1.4 1.0 1.3 1.6 1.4 1.3 -1.0 -4.6 -2.7 -3.3 -3.1 -2.2 -0.9 -1.3 -2.7 -1.2 -1.8 -0.6 2.0 1.0 -0.8 0.8 0.4 0.0 -1.4 -1.2 0.5 -1.4 -0.5 -1.7 -2.1 -1.2 -0.2 -1.4 -5.9 -2.1 -1.6 -0.7 -0.9 -0.4 -1.8 -1.7 (%) -2.2 -2.0 -3.0 1.2 -1.5 -4.1 -2.1 -3.0 -2.5 -0.2 -1.8 -0.7 -2.1 -1.6 -1.2 -2.5 -3.3 -0.8 -2.4 -2.9 -0.8 -4.7 -1.2 -1.6 -1.3 -1.6 1.8 -0.2 2.8 1.1 1.1 0.8 0.7 3.5 0.3 1.9 3.3 3.8 0.7 0.7 -0.8 1.6 0.8 3.8 2.2 0.8 1.8 (%) -0.3 -0.1 0.3 0.1 -0.6 -0.6 -0.7 -0.7 -0.2 -0.2 -0.6 -0.6 0.0 0.2 -0.3 -0.5 -0.2 0.4 0.7 0.6 0.9 1.6 2.3 2.1 2.0 1.8 1.5 4.4 4.9 4.9 4.7 4.6 4.1 3.8 3.4 3.2 2.1 1.4 1.8 -0.4 -0.3 -0.1 -0.1 -0.2 -0.3 -0.5 -0.3 -10- (円) 323,695 304,602 327,747 298,045 302,350 279,138 293,828 322,940 289,579 339,968 271,724 305,380 294,566 323,053 294,040 331,085 319,558 317,377 294,768 273,686 313,806 295,668 329,112 277,144 336,038 261,938 270,215 261,011 265,397 297,755 280,057 284,247 268,083 258,432 262,879 253,897 247,918 259,546 261,770 316,342 298,255 260,382 237,272 261,319 241,196 259,812 218,274 5 6 7 鉱工業 生産者 単位労働 法人事業 製品在庫 コスト 税収入額 指数 (22年=100) (%) (百万円) 105.4 2.0 1,026 105.8 -4.3 1,760 110.0 -18.8 1,552 113.1 -4.1 1,444 113.8 3.3 1,753 114.1 -1.0 1,403 115.1 -0.8 1,693 113.9 -6.0 1,543 113.0 -0.5 1,629 113.5 2.2 1,849 108.5 -0.9 1,799 110.5 -10.8 1,575 108.7 -13.4 1,698 109.6 2.2 1,640 109.5 -3.7 1,101 109.9 -8.5 1,642 111.4 -10.6 1,535 113.9 -8.3 2,062 114.7 -13.9 1,455 113.6 -12.0 1,707 111.8 -10.7 1,745 113.3 -20.1 1,469 112.1 -10.4 1,778 113.0 -4.3 1,861 109.6 -3.2 2,343 106.3 -9.2 1,873 110.4 -7.5 1,977 113.0 -4.6 1,726 112.8 1.4 1,982 114.7 -3.3 2,096 110.8 -2.5 2,799 110.8 3.1 2,031 110.0 -8.4 1,940 110.3 8.9 1,887 113.5 -1.9 2,013 111.2 -1.3 2,067 112.0 -4.6 2,949 110.3 -6.8 2,000 110.8 -5.5 1,984 112.3 -7.4 1,965 115.1 -4.6 1,805 115.1 -7.3 2,059 112.8 -3.9 1,451 116.8 -4.2 2,513 117.8 1.0 2,015 112.2 -10.6 2,085 113.8 -11.4 2,264 Ⅲ 秋田県ディフュージョン・インデックス(参考) ◎DI概要 11月のDIは、先行指数33.3%、一致指数33.3%、遅行指数28.6%となった。 先行指数は、 2か月振りに50%を下回った。 一致指数は、 2か月振りに50%を下回った。 遅行指数は、 2か月連続で50%を下回った。 ◎表6 DI変化方向表 先行系列 系 列 名 1 2 3 4 5 6 新規求人数 新車販売台数 消費財生産指数 新設住宅着工戸数 県内銀行貸出残高 中小企業業況判断DI 拡 張 系 列 数 採 用 系 列 数 先 行 指 数 1月 + + - + - - 3.0 6 50.0 2月 - + - + - - 2.0 6 33.3 3月 + + - + - - 3.0 6 50.0 4月 - - - + - + 2.0 6 33.3 平成27年 5月 6月 7月 - + + - - - + + + - - - - - - + + + 2.0 3.0 3.0 6 6 6 33.3 50.0 50.0 12月 + - + - + + 1月 + - + + + + 2月 + - - - + + 3月 + - - + + + 4月 + + + + + + 5月 + + - - + - - - - - + + - + + - + - - - 4.0 9 44.4 - + 6.0 9 66.7 - + 4.0 9 44.4 + - 5.0 9 55.6 + - 8.0 9 88.9 - + 5.0 9 55.6 + + 2.5 9 27.8 - - 3.5 9 38.9 - + 3.0 9 33.3 - + 3.5 9 38.9 + - 7.0 9 77.8 - - 3.0 9 33.3 1月 - + - - + - + 3.0 7 42.9 2月 + + - - + + + 5.0 7 71.4 3月 - - - + + - + 3.0 7 42.9 4月 - + - + - - - 2.0 7 28.6 5月 = - - + + - - 2.5 7 35.7 平成27年 6月 7月 - - - - - - + - + + - + - - 2.0 2.0 7 7 28.6 28.6 8月 + + - - + + + 5.0 7 71.4 9月 + + + - + + + 6.0 7 85.7 10月 + + - - - - + 3.0 7 42.9 11月 - + - - - - + 2.0 7 28.6 平成26年 12月 + + - - - - 2.0 6 33.3 8月 - - + - - + 2.0 6 33.3 9月 + + - - - - 2.0 6 33.3 10月 + + - + - + 4.0 6 66.7 11月 - + - - - + 2.0 6 33.3 平成27年 6月 7月 = + - = - - - - - + - - 8月 + - - - - - 9月 + - - - + = 10月 + - + + + + 11月 + - - - + + 一致系列 系 列 名 1 2 3 4 5 6 7 有効求人倍率 雇用保険受給者実人員(逆) 所定外労働時間指数 鉱工業生産指数 大口電力使用量 生産財生産指数 百貨店・スーパー販売額 (旧大型小売店販売額) 8 投資財生産指数 9 建築着工床面積 拡 張 系 列 数 採 用 系 列 数 一 致 指 数 平成26年 遅行系列 系 列 名 1 2 3 4 5 6 7 常用雇用指数 定期給与指数 消費者物価指数 実質勤労者世帯消費支出 鉱工業生産者製品在庫指数 単位労働コスト 法人事業税収入額 拡 張 系 列 数 採 用 系 列 数 遅 行 指 数 平成26年 12月 - + - - + + - 3.0 7 42.9 ※ 個別系列の変化方向(プラス、マイナス、保合い)は、5か月前(平成27年6月) との比較による。 -11- ◎図5 DI時系列グラフ 先行指数 100 50 0 H16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 年 23 24 25 26 27 年 23 24 25 26 27 年 一致指数 100 50 0 H16 17 18 19 20 21 22 遅行指数 100 50 0 H16 17 18 19 20 21 22 ◎図6 累積DIグラフ H13.2 H14.2 H20.1 H21.5 H24.5 H25.3 2000 先行指数 一致指数 遅行指数 1500 1000 500 0 H11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 ※比較のため、先行指数に+1000、遅行指数に+500を加算している。 ※シャドウ部分は秋田県の景気基準日付による景気後退局面である。 -12- 27 年 ◎表7 DI時系列表 先 行 指 数 一 致 指 数 遅 行 指 数 平成21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 16.7 50.0 33.3 50.0 33.3 66.7 50.0 2月 16.7 33.3 66.7 33.3 83.3 66.7 33.3 3月 16.7 50.0 16.7 83.3 50.0 58.3 50.0 4月 33.3 66.7 16.7 66.7 66.7 33.3 33.3 5月 50.0 66.7 16.7 66.7 83.3 50.0 33.3 6月 66.7 66.7 50.0 50.0 50.0 33.3 50.0 7月 66.7 66.7 75.0 66.7 66.7 50.0 50.0 8月 66.7 66.7 83.3 16.7 66.7 33.3 33.3 9月 83.3 33.3 83.3 16.7 33.3 66.7 33.3 10月 50.0 66.7 50.0 33.3 66.7 66.7 66.7 11月 33.3 66.7 41.7 33.3 100.0 33.3 33.3 12月 50.0 66.7 50.0 16.7 50.0 33.3 平成21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 0.0 88.9 33.3 44.4 44.4 66.7 66.7 2月 0.0 88.9 55.6 61.1 38.9 66.7 44.4 3月 11.1 77.8 11.1 66.7 61.1 88.9 55.6 4月 11.1 88.9 22.2 55.6 38.9 33.3 88.9 5月 22.2 88.9 61.1 77.8 55.6 33.3 55.6 6月 55.6 88.9 44.4 33.3 77.8 44.4 27.8 7月 66.7 88.9 33.3 22.2 88.9 55.6 38.9 8月 55.6 66.7 88.9 11.1 77.8 33.3 33.3 9月 88.9 55.6 72.2 33.3 66.7 55.6 38.9 10月 66.7 44.4 33.3 22.2 77.8 33.3 77.8 11月 88.9 33.3 44.4 11.1 66.7 22.2 33.3 12月 88.9 66.7 33.3 61.1 77.8 44.4 平成21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 28.6 28.6 42.9 71.4 42.9 85.7 42.9 2月 14.3 28.6 71.4 71.4 71.4 57.1 71.4 3月 42.9 42.9 42.9 85.7 0.0 57.1 42.9 4月 0.0 57.1 71.4 71.4 42.9 71.4 28.6 5月 0.0 71.4 57.1 57.1 57.1 57.1 35.7 6月 28.6 71.4 42.9 28.6 100.0 42.9 28.6 7月 42.9 42.9 71.4 28.6 42.9 85.7 28.6 8月 28.6 71.4 42.9 35.7 57.1 71.4 71.4 9月 28.6 42.9 57.1 28.6 71.4 42.9 85.7 10月 57.1 14.3 42.9 57.1 42.9 28.6 42.9 11月 57.1 42.9 71.4 50.0 42.9 14.3 28.6 12月 57.1 85.7 42.9 42.9 71.4 42.9 ◎表8 累積DI時系列表 先 行 指 数 一 致 指 数 遅 行 指 数 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 192.3 175.7 259.2 259.3 176.0 359.4 334.3 159.0 159.0 275.9 242.6 209.3 376.1 317.6 125.7 159.0 242.6 275.9 209.3 384.4 317.6 109.0 175.7 209.3 292.6 226.0 367.7 300.9 109.0 192.4 176.0 309.3 259.3 367.7 284.2 125.7 209.1 176.0 309.3 259.3 351.0 284.2 142.4 225.8 201.0 326.0 276.0 351.0 284.2 159.1 242.5 234.3 292.7 292.7 334.3 267.5 192.4 225.8 267.6 259.4 276.0 351.0 250.8 192.4 242.5 267.6 242.7 292.7 367.7 267.5 175.7 259.2 259.3 226.0 342.7 351.0 250.8 175.7 275.9 259.3 192.7 342.7 334.3 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 平成21年 714.5 664.5 625.6 586.7 558.9 564.5 581.2 586.8 625.7 642.4 22年 759.1 798.0 825.8 864.7 903.6 942.5 981.4 998.1 1003.7 998.1 23年 981.4 987.0 948.1 920.3 931.4 925.8 909.1 948.0 970.2 953.5 24年 925.6 936.7 953.4 959.0 986.8 970.1 942.3 903.4 886.7 858.9 25年 825.5 814.4 825.5 814.4 820.0 847.8 886.7 914.5 931.2 959.0 26年 1020.2 1036.9 1075.8 1059.1 1042.4 1036.8 1042.4 1025.7 1031.3 1014.6 27年 997.9 992.3 997.9 1036.8 1042.4 1020.2 1009.1 992.4 981.3 1009.1 11月 12月 平成21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 平成21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 681.3 720.2 981.4 998.1 947.9 931.2 820.0 831.1 975.7 1003.5 986.8 981.2 992.4 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 195.1 -19.1 -4.7 81.0 81.0 166.7 181.0 159.4 -40.5 16.7 102.4 102.4 173.8 202.4 152.3 -47.6 9.6 138.1 52.4 180.9 195.3 102.3 -40.5 31.0 159.5 45.3 202.3 173.9 52.3 -19.1 38.1 166.6 52.4 209.4 159.6 30.9 2.3 31.0 145.2 102.4 202.3 138.2 23.8 -4.8 52.4 123.8 95.3 238.0 116.8 2.4 16.6 45.3 109.5 102.4 259.4 138.2 -19.0 9.5 52.4 88.1 123.8 252.3 173.9 -11.9 -26.2 45.3 95.2 116.7 230.9 166.8 -4.8 -33.3 66.7 95.2 109.6 195.2 145.4 2.3 2.4 59.6 88.1 131.0 188.1 -13- Ⅳ 利用の手引き ◎CI・DI利用の手引き 1 概要 景気動向指数は、様々な経済指標の中での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することに よって、景気の現状把握及び将来予測に資するために作成された指標である。 CI(コンポジット・インデックス)は採用指標の変化率を合成することによって景気の量感を把握し、 DI(ディフュージョン・インデックス)は採用指標のうち改善している指標の割合を算出することにより 景気転換点の判定等に利用することを目的としている。 2 CIの概要と利用の仕方 <目 的> CIは景気に敏感な指標の量的な動きを合成した指標であり、主として景気変動の大きさやテンポ(量 感)を測定することを目的としている。 <利用の仕方> 景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3本の指数があ る。一般的に、先行指数は、一致指数に数ヶ月先行することから景気の動きの予知に、遅行指数は、一致 指数に数ヶ月から半年程度遅行することから景気の転換点や局面の確認に利用する。一致指数が上昇して いる時が景気の拡張局面、低下している時が後退局面であり、一致指数の変化の大きさが景気の拡張また は後退のテンポを表している。 ただし、景気が拡張局面にあるのか、後退局面にあるのか、また景気の転換点がどこかについては、D Iと合わせて判断するのが望ましい。 また、CIは、景気に敏感に反応するという観点から選ばれた指標の変化量を合成したものであり、経 済活動を網羅的に把握したものでないことに留意する必要がある。CIが上昇又は下降していても、その 期間が極めて短い場合は、景気拡張又は後退と考えることは適当でない。また、景気が拡張から後退、ま たはその逆方向に動いたと判断するためには、CIが一定の大きさで変動することが条件となる。ただし、 景気局面の判定は、最終的にDIによって行われる。(景気基準日付の頁を参照のこと) なお、月々のCIの動きについては、極端な外れ値の影響は除かれているものの、不規則な動きも含ま れていることから、足下の変化をつかみやすい3ヶ月後方移動平均や、変化が定着しつつあることを確認 する7か月後方移動平均をとることにより、月々の動きをならしてみることが望ましい。 <DI(ディフュージョン・インデックス)との違い> DIは景気の局面の判定に用いる指数である。DIは採用系列のうち、上昇している指標の割合のこと で、これが 50%を上回れば景気が拡張局面、下回れば景気は後退局面にあると判定する。 これに対し、CIは景気の強弱を定量的に計測しようとするものである。このため、CIは、景気の山 の高さや谷の深さ、拡張や後退の勢いといった景気の「量感」を示す指数と言われる。CIの変化率は採 用系列の変化率を合成したものであり、各採用系列間での変化のばらつきを示すものではないため、景気 変動の経済各部門での相違を把握するには、CIの変化率に対する各採用系列の寄与度やDIをあわせて 利用するのが望ましい。 <作成方法> CIは複数の経済指標の前月と比べた変化量を合成したものである。簡単な例として、CIが指標Aと 指標Bの2つから作成している場合を考える。 ある月に指標Aが仮に、前月比1%増、指標Bが同 0.5%増だったとする。この2指標の伸び率を合成 した後、前月のCIの水準に掛け合わせるという方法で当月のCIを求める。 一度、伸び率に変換するのは、単位や絶対値の異なる指標を同じ基準で扱うためであり、さらに、「基 準化」と呼ぶ作業を施す。これは、指標Aは趨勢的に高めの伸びを示した上に毎月の振れが大きい指標な のに対し、指標Bは横ばい傾向で月々の振れが小さい場合、同じ伸び率でも意味が変わってくるからであ る。このため、トレンド(趨勢)と振幅という2つの要素を考慮して基準化を行う。 指標Aのトレンドが2%、振幅の目安が 0.5%だったとしたら、Aの基準化変化率は (当月の伸び率 1-トレンド 2)/(振幅目安の 0.5)= -2 となる。 -14- 同様に、Bのトレンドが 0、振幅の目安が 0.2 だとしたら、Bの基準化変化率は (当月の伸び率 0.5-トレンド 0)/(振幅目安の 0.2)=2.5 となる。 2つの基準化した伸び率を平均して、「合成した基準化変化率」Z を求める。Z は Z = (-2 + 2.5) / 2 = 0.25 となる。 Z は次元を持たない無名数であるため、改めて、元の経済指標群の変化率に引き戻す処理を施す。 ①合成基準化変化率 Z に振幅目安の合成値σを掛け合わせる ②トレンドの合成値 μを加える ――という2つの処理である。 これが合成された「前月比」Vになる。合成されたVを、前月のCIの水準に掛け合わせて、当月のCI の水準を求める。 個別指標の前月比の計算は、「対称変化率」という計算手法を用いる。これは、通常の前月比の計算で は、分母に前月の水準を用いるところを、前月と当月の平均値(中間値)にしたものである。V からCI を計算する際にも、対称変化率を逆算した形の算式を用いている。 *さらに詳しい作成方法等については、内閣府ホームページをご覧ください。 http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di3.html#2 3 DIの概要と利用の仕方 <目 的> DIは景気に敏感な諸指標を選定し、そのうち上昇(拡張)を示している指標の割合を示すものであり、 ヒストリカルDIを用いて景気転換点(景気の山・谷)を判定する。 <作成方法> 採用系列の各月の値を5か月前の値と比較して、増加した時には+を、保合いの時には=を、減少した 時には-をつける(変化方向表)。その上で、先行、一致、遅行の各系列群ごとに、採用系列数に占める 拡張系列数(+の数)の割合(%)をDIとする。 DI=拡張系列数/採用系列数×100(%) (保合い(=)の場合は 0.5 としてカウントする) また、累積指数(累積DI)は、昭和44年12月を0として、各月のDI指数を次の式により累積し たものである。 (累積DI)t=(累積DI)t-1+(DIt-50) <利用の仕方> DIにも、景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3本 の指数がある。 一般的に、先行指数は、一致指数に数か月先行することから景気の動きの予知に、また、遅行指数は、 一致指数に半年から1年ほど遅行することから、景気の転換点や局面の確認に利用する。 DIは景気局面を景気の「拡張」と「後退」の二局面でとらえる。すなわち、50%を上回っているとき が景気の拡張局面、50%を下回っているときが後退局面にあたり、50%を上方から下方に切るときを「景 気の山」、下方から上方に切るときを「景気の谷」と呼んでいる。 DIの動きから景気局面を判断する場合、次のような点に留意する必要がある。 (1)期間 景気の拡大又は後退の期間が極めて短い場合には、景気の拡大又は後退と考えることは妥当でない。 (2)景気波及の度合い DIは景気の各部門への波及の度合いを表すものであり、景気変動が多くの部門に波及した時が景気の 転換点と考える。 景気がいいか悪いかは一応50%ラインが目安だが、近年、部門間の跛行性も目立ってきているので、景 気局面を判断するにあたっては、大半の部門に景気変動が波及していることを確認することが必要である。 また、累積DIは、グラフ化することにより、その山と谷がそのまま景気の山、谷に対応するので、景 気の局面や転換点を視覚的にとらえる際に便利である。 (3)経済活動の変動の度合い DIは変化率を合成したものではないので、DIの水準自体の変化は、景気変動の大きさや振幅とは直 接的には無関係である。 また、DIの月々の動きはかなりふれるので、基調的な判断は3か月程度の動きをみて行う必要がある。 -15- ◎CIによる景気の基調判断基準 本基調判断については、当月のCI一致指数の前月差が一時的な要因に左右され安定しないため、3か月後方移動 平均と7か月後方移動平均の前月差を中心に用い、当月の変化方向(前月差の符号)も踏まえ、行う。 なお、3か月後方移動平均と7か月後方移動平均は、変化方向(前月差の符号)に加え、過去3か月間の前月差の 累積も用いる。 《基調判断の定義と基準》 基調判断 定 義 基 準 ①改善 景気拡張の可能性が高いことを示す。 ・原則として3か月以上連続して、3か月後方 移動平均が上昇 ・当月の前月差の符号がプラス ②足踏み 景気拡張の動きが足踏み状態になって いる可能性が高いことを示す。 ・3か月後方移動平均(前月差)の符号がマイ ナスに変化し、マイナス幅(1か月、2か月 または3か月の累積)が1標準偏差分以上 ・当月の前月差の符号がマイナス 事後的に判定される景気の谷が、それ 上方への 以前の数か月にあった可能性が高いこ 局面変化 とを示す。 ・7か月後方移動平均(前月差)の符号がプラ スに変化し、プラス幅(1か月、2か月また は3か月の累積)が1標準偏差分以上 ・当月の前月差の符号がプラス 事後的に判定される景気の山が、それ 下方への 以前の数か月にあった可能性が高いこ 局面変化 とを示す。 ・7か月後方移動平均(前月差)の符号がマイ ナスに変化し、マイナス幅(1か月、2か月 または3か月の累積)が1標準偏差分以上 ・当月の前月差の符号がマイナス ④悪化 景気後退の可能性が高いことを示す。 ・原則として3か月以上連続して、3か月後方 移動平均が下降 ・当月の前月差の符号がマイナス ⑤下げ止まり 景気後退の動きが下げ止まっている可 能性が高いことを示す。 ・3か月後方移動平均(前月差)の符号がプラ スに変化し、プラス幅(1か月、2か月また は3か月の累積)が1標準偏差分以上 ・当月の前月差の符号がプラス ③局面変化 上記①~⑤に該当しない場合は、前月の基調判断を踏襲する。 注1) ・「①改善」または「②足踏み」から、「④悪化」または「⑤下げ止まり」に移行する場合は、「③下方への 局面変化」を経る。 なお、「①改善」または「②足踏み」から、「③下方への局面変化」に移行した時点で、既に景気後退局面 に入った可能性が高いことを暫定的に示している。 ・「④悪化」または「⑤下げ止まり」から、「①改善」または「②足踏み」に移行する場合は、「③上方への 局面変化」を経る。 なお、「④悪化」または「⑤下げ止まり」から、「③上方への局面変化」に移行した時点で、既に景気拡張 局面に入った可能性が高いことを暫定的に示している。 注2)「①改善」または「②足踏み」となった後に「③上方への局面変化」の基準を満たした場合、及び、 「④悪化」または「⑤下げ止まり」となった後に「③下方への局面変化」の基準を満たした場合、 「③局面変化」は適用しない。 注3)特記すべき事項があれば、基調判断に付記する。 注4)定義の欄の「景気拡張」及び「景気後退」については、すべて暫定的なものとする。 注5)正式な景気循環(景気基準日付)については、CI一致指数の各採用系列から作られるヒストリカルDI に基づき、検討等を踏まえた後に設定するものである。 CI一致指数の「振幅」の目安(標準偏差) 3か月後方移動平均 1.73 7か月後方移動平均 1.36 (平成3年1月から平成26年12月まで) 注6)この基準は、内閣府が作成したものを準用している。 ただし、標準偏差は本県数値に基づくものである。 -16- Ⅴ 景気基準日付 景気の転換点である「景気の山」と「景気の谷」を景気基準日付といい、本県では平成26年 8月に国の第15循環に相当する「景気の谷」(暫定)まで設定した。 景気基準日付は、個々の一致CI採用系列ごとに山と谷を設定し、谷から山にいたる期間はす べて上昇(プラス)、山から谷にいたる期間はすべて下降(マイナス)としてDIを算出したヒ ストリカルDIに基づいている。このヒストリカルDIは、個々の系列の月々の不規則な動きを ならして変化方向を決めているため、景気の基調的な動きを反映したものとなり、50%ライン を下から上に切る直前の月が景気の谷、上から下に切る直前の月が景気の山に対応する。 ◎表9 景気基準日付(秋田県:全国) 第7循環 第8循環 第9循環 第10循環 第11循環 第12循環 第13循環 第14循環 第15循環 県 国 差 県 国 差 県 国 差 県 国 差 県 国 差 県 国 差 県 国 差 県 国 差 県 国 差 谷 山 谷 S46年 7月 S48年11月 S46年12月 期間 拡張 後退 全循環 S50年 6月 29か月 19か月 48か月 S48年11月 S50年 3月 23か月 16か月 39か月 -6 ±0 +3 +6 +3 +9 S50年 6月 S51年 8月 S53年 1月 14か月 17か月 31か月 S50年 3月 S52年 1月 S52年10月 22か月 9か月 31か月 +3 -5 +3 -8 +8 ±0 S53年 1月 S54年10月 S58年 7月 21か月 45か月 66か月 S52年10月 S55年 2月 S58年 2月 28か月 36か月 64か月 +3 -4 +5 -7 +9 +2 S58年 7月 S60年 3月 S62年 2月 20か月 23か月 43か月 S58年 2月 S60年 6月 S61年11月 28か月 17か月 45か月 +5 -3 +3 -8 +6 -2 S62年 2月 H 3年 4月 H 6年 2月 50か月 34か月 84か月 S61年11月 H 3年 2月 H 5年10月 51か月 32か月 83か月 +3 +2 +4 -1 +2 +1 H 6年 2月 H 9年 3月 H10年12月 37か月 21か月 58か月 H 5年10月 H 9年 5月 H11年 1月 43か月 20か月 63か月 +4 -2 -1 -6 +1 -5 H10年12月 H13年 2月 H14年 2月 26か月 12か月 38か月 H11年 1月 H12年11月 H14年 1月 22か月 14か月 36か月 -1 +3 +1 +4 -2 +2 H14年 2月 H20年 1月 H21年 5月 71か月 16か月 87か月 H14年 1月 H20年 2月 H21年 3月 73か月 13か月 86か月 +1 -1 +2 -2 +3 +1 H21年 5月 H24年 5月(暫定) H25年 3月(暫定) 36か月(暫定) 10か月(暫定) 46か月(暫定) H21年 3月 H24年 3月 H24年11月 36か月 8か月 44か月 +2 +2 +4 ±0 +2 +2 -17- Ⅵ 全国景気動向指数 平成28年1月公表:内閣府経済社会総合研究所 ◎CI(コンポジット・インデックス) 平成27年11月分の概要(改訂値) 11月のCIは、先行指数103.5、一致指数111.9、遅行指数115.6となった。 基調判断:景気動向指数(CI一致指数)は、足踏みを示している。 CI 時系列表 先 行 指 数 一 致 指 数 遅 行 指 数 (平成22年=100) 10月 11月 12月 94.8 94.1 96.0 99.9 100.6 100.8 101.2 100.7 101.1 98.4 97.9 99.0 110.8 112.1 111.7 103.7 103.7 105.0 104.2 103.5 平成21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 77.2 97.2 101.6 101.8 101.4 112.7 104.4 2月 74.8 96.1 102.5 103.1 104.0 108.3 103.9 3月 76.4 99.7 99.9 103.4 105.6 106.6 104.1 4月 80.3 101.3 97.5 103.0 107.3 105.2 105.6 5月 82.9 100.5 98.7 102.3 109.6 103.6 106.2 6月 86.5 101.2 101.2 100.9 107.6 103.7 106.8 7月 88.2 101.0 103.0 100.1 108.3 104.9 105.3 8月 90.0 101.2 102.7 99.7 107.8 103.8 104.0 9月 92.5 100.5 101.2 98.7 110.1 105.1 102.4 平成21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 85.3 96.7 102.6 106.5 103.9 116.0 114.8 2月 79.8 97.9 103.7 107.3 105.1 114.3 112.7 3月 79.0 98.9 97.1 108.7 106.3 116.2 111.1 4月 80.7 100.0 96.7 107.7 106.7 113.1 113.8 5月 82.4 99.4 98.7 107.2 107.9 113.0 112.0 6月 83.5 100.0 101.2 105.4 108.0 111.7 113.2 7月 84.4 100.4 102.3 104.5 109.3 112.1 112.8 8月 86.0 100.8 103.3 104.2 109.7 111.0 111.9 9月 88.3 100.9 103.6 102.2 111.1 112.3 111.8 10月 90.5 100.2 105.3 102.4 112.3 112.5 113.3 11月 92.1 102.5 104.0 101.8 112.8 111.8 111.9 12月 93.8 102.4 106.5 103.7 113.4 112.8 平成21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 1月 109.8 98.7 102.3 104.3 104.6 110.8 115.2 2月 106.4 98.7 102.8 106.0 103.8 111.3 115.3 3月 104.4 99.1 100.6 106.9 104.6 112.7 115.8 4月 102.6 98.5 101.8 106.9 104.6 113.2 117.0 5月 99.9 99.5 102.2 106.2 105.8 114.4 115.8 6月 99.0 99.8 102.3 106.3 106.3 114.9 115.9 7月 97.3 100.8 102.7 105.5 107.6 115.4 116.2 8月 97.6 100.3 103.5 105.5 107.8 114.8 115.7 9月 97.3 100.4 104.6 105.2 107.7 115.0 115.7 10月 97.0 101.2 103.9 105.8 108.1 115.0 115.5 11月 96.9 101.5 104.3 105.4 108.9 115.2 115.6 12月 97.5 101.6 105.0 105.5 109.6 115.1 -18- 秋田県公式Webサイト「美の国あきたネット」内に 景気動向指数月報、時系列データ、計算方法を掲載しております。 http://www.pref.akita.lg.jp/tokei/
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