自利と利他が調和した次世代社会の構築

【次世代グループ】基本方針 ver.55
1234567890123456789012345678901234567890
次世代グループ基本方針(案)
自利と利他が調和した次世代社会の構築
次世代グループ担当常任理事
須山
裕史
1
大きな国難のたびに進化を繰り返してきた日本は、世界的に旧来の資本主義が行き詰ま
2
りを見せている一方で、国民一人ひとりが豊かさを感じられる自利と利他の調和という新
3
しい価値観への転換期を迎えています。日本人の心に基づいて行動を起こす我々が、個の
4
スキルを生かし公に貢献する国民とともに、社会的課題解決の推進力となり、世界に先駆
5
けた社会システムから生まれる持続的に発展可能な次世代社会を構築することが必要です。
6
まずは、社会全体が共感により潤う社会を確立するために、ボランタリー経済の活性化
7
により全国に目に見えない資本を生み出し、国民に新たな価値観を浸透させます。そして、
8
良循環が生まれるまちのストーリーを確立するため に、社会貢献活動と経済活動が融合し
9
社会効用の極大化を図れる試行錯誤を行い、社会的課題の解決策を導き出します。さらに、
10
社会構造に起因する国家的課題を解決するために、 経済的な根拠を裏付けとして持つ国内
11
外へ発信できる先進的事例に取り組むことで、世界の手本となるロールモデルを確立しま
12
す。また、持続的に発展可能な社会を確立するために、エネルギーと食糧が相互に自給率
13
を高め合う域内循環を生み出し、旧来のシステムに依存しない新たな仕組みを構築します。
14
そして、目に見えない資本を活かし地域を活性化するために、個の能力や経済を伴う事業
15
活動を通じた社会貢献を学び実践する機会をつくり、人びとの共感を集め社会的課題を解
16
決できる人材を育成します。さらに、地域から日本の未来を輝かせるために、 国や社会で
17
の問題を的確に捉え主体的に活躍するリーダーを育成し、地域の課題を解決します。
18
日本人の持つ心を基軸として行動を起こす我々が、新たな価値観を持ち合わせた国民と
19
ともに、共感でつながる社会へ発展を遂げる一方、未来への道筋を示す解決策で新たな良
20
循環が生まれ、持続的に発展可能な次世代社会を実現し「心」ある国、日本を創造します。