ハオチー好吃(美味しい)♪大連東鶏冠山（とうけいかんざん）最初に東鶏冠山へ向かった。ここはロシア軍が卑怯な手で日本軍に痛手を負わせた場所だという。『ロシア軍が卑怯な手を使った』という表現はガイドさんが使った言葉で、私が知っていた知識ではない。日本軍には見えない崖下にトーチカを作り、単なる崖だと信じて突進してきた日本人は皆、撃ち殺されたという。この時代、コンクリートで厚さ１ｍくらいの塹壕をつくったのだからすごい！しかし、後に日本軍が挟み撃ちして攻め、ロシア軍の司令官・コンドラチェンコ少将が戦死したため、志気が落ちたロシア軍は負けたそうだ。ロシア軍のトーチカトーチカとはコンクリート製の防御陣地を表すロシア語だそうだ。右奥から前進してきた日本人がここで待ち伏せされ、撃ち殺されたという。ボコボコになったトーチカの壁背後から挟み撃ちにした日本軍の砲撃痕。この時はロシア兵も日本兵も区別なく標的にされたらしい・・味方に殺された兵士が可哀想・・小高い丘に当時の大砲を復元し、ロシア軍のトーチカへ向けて置いてある。今は葉っぱがないから、いいけど、夏だったら見えないかも！日本軍の大砲カッコよくポーズを決めて「撃て～！」と言ってみたい☆ 実際は落ちないように、へっぴり腰で写真を撮ったけど・・ロシア軍のトーチカ内ロシア軍兵舎は丸太を渡して２段ベッドになっていたそうだ。その上、ロシア人は美意識が高かったそうで、兵舎なのに色付きレンガを使ってデザインしてある☆ ロシア軍兵舎の内部ここは、日露戦争の遺跡なので中国人はあまり興味を持たないらしい。塹壕づくりに駆り出された中国人こそいい迷惑だったハズだ！センスの良いロシア軍の指揮部戦場でも美的センスを忘れないとは、オシャレな国民性だ☆ 我ながらおかしかったのは中国語、英語、ロシア語、日本語（これが日本語？と思うくらい中国語そのままの訳が多い）、韓国語で表記してある説明で、いちばん分かりやすいのが韓国語だったということ！外来語をそのままハングル文字で表すことが多い韓国語なら読めるのだ。説明文上から中国語、英語、ロシア語、日本語、韓国語。日本語が分からないんだけど・・銃弾型ゴミ箱『回収』と『不可回収』・・リサイクルできるものとできないもの？不可の方が大きいのが不思議！海上空子コンドラチェンコ少将戦死の地敵ながらアッパレ！ということだろうか？記念碑を作ったのが日本だからビックリ！