月 例 統 計 報 告 (平成28年1月) 平成28年1月29日 企 画 1 秋田県の人口(秋田県の人口と世帯(月報)(平成28年1月1日現在)) 本県の総人口は、1,020,499人(男 478,448人 振 興 部 ・・・・・・・・・・ 1 女 542,051人) 前月に比べ、1,009人(0.10%)減少した。 自然動態 853人の減少(出生者 458人 死亡者 1,311人) 社会動態 156人の減少(県内への転入者 703人 県外への転出者 859人) この1年間では、13,550人(1.31%)の減少となる。 2 秋田県経済の動き (1) 製造業の生産動向(鉱工業生産指数月報(平成27年11月分)) ・・・・・・・・・・ 2 秋田県鉱工業生産指数(平成22年=100) 季節調整済指数 原指数 97.7 : 前月比 1.0%低下(2か月振りの低下) 101.0 : 前年同月比 2.4%上昇(2か月連続の上昇) 全国の鉱工業生産指数(平成22年=100) 季節調整済指数 97.9 : 前月比 0.9%低下 (2) 雇用・労働情勢(毎月勤労統計調査速報(平成27年11月分)) 賃金、労働時間及び雇用の動き 〔事業所規模5人以上〕 ・・・・・・・・・・ 対前年比(前月比)は指数により算出 現金給与総額 223,525円 : 前月比 0.7%増、前年同月比 4.3%減 総実労働時間 147.9時間 : 前月比 1.1%減、前年同月比 1.9%減 常用雇用指数 97.8 (平成22年=100) 1.0%増、前年同月比 1.5%増 : 前月比 3 (3) 物価動向(消費者物価指数(平成27年11月分)) ・・・・・・・・・・ 4 ・・・・・・・・・・ 5 秋田市消費者物価指数 103.1(平成22年=100) 前月比0.3%下落、前年同月と同水準 全国の消費者物価指数 103.5(平成22年=100) 前月比0.3%下落、前年同月比0.3%上昇 (4) 景気動向(景気動向指数(平成27年11月分)) 先行指数 91.6 前月を4.1ポイント下回り、2か月振りに下降 一致指数 105.1 前月を2.4ポイント下回り、4か月振りに下降 遅行指数 96.9 前月を0.4ポイント上回り、3か月振りに上昇 11月の景気動向指数は、「悪化」を示している。 1 秋田県の人口(「秋田県の人口と世帯(月報)(平成28年1月1日現在)」) (1) 平成28年1月1日現在の本県の総人口は、1,020,499人(男 478,448人 女 542,051人) で、前月に比べ1,009人(0.10%) 減少した。 自然動態 853人の減少(出生者 458人 死亡者 1,311人) 社会動態 156人の減少(県内への転入者 703人 県外への転出者 859人) (2) この1年間では、13,550人(1.31%)の減少となる。 自然動態 8,985人の減少(出生者 5,860人 死亡者 14,845人) 社会動態 4,565人の減少(県内への転入者 13,273人 県外への転出者 17,838人) (3) 世帯数は393,436世帯で、前月に比べ177世帯減少した。 ○自然動態と社会動態の推移 年 月 H26.10.1 ~ H27.9.30 H27. 1月 一か月間 2月 〃 3月 〃 4月 〃 5月 〃 6月 〃 7月 〃 8月 〃 9月 〃 10月 〃 11月 〃 12月 〃 過去1年間の累計 出生 (人) 5,988 502 441 494 486 507 515 538 507 489 469 454 458 自 然 動 態 死亡 自然増減 (人) (人) 14,909 -8,921 1,548 -1,046 1,181 -740 1,290 -796 1,217 -731 1,175 -668 1,090 -575 1,113 -575 1,186 -679 1,134 -645 1,347 -878 1,253 -799 1,311 -853 転入 (人) 12,959 644 563 2,528 2,524 836 774 994 1,097 937 1,021 652 703 社 会 動 態 人口増減 転出 社会増減 =自然増減 +社会増減 (人) (人) 17,748 -4,789 -13,710 824 -180 -1,226 908 -345 -1,085 6,379 -3,851 -4,647 1,901 623 -108 951 -115 -783 953 -179 -754 1,040 -46 -621 1,157 -60 -739 1,227 -290 -935 896 125 -753 743 -91 -890 859 -156 -1,009 5,860 14,845 -8,985 13,273 17,838 -4,565 -13,550 501 1,365 -864 606 744 -138 -1,002 (参考) H26.12月 一か月間 -1- 2 秋田県経済の動き (1)製造業の生産動向(「秋田県鉱工業生産指数月報(平成27年11月分)」) 平成27年11月の秋田県鉱工業生産指数は、季節調整済指数が97.7で前月比1.0%低下し、2か月 振りの低下となった。また、原指数は101.0で前年同月比2.4%上昇し、2か月連続の上昇となった。 なお、全国の季節調整済指数は97.9で前月比0.9%の低下となり、東北は94.7で、前月比0.4%の 低下となった。 ○主な増減要因(対前月) 業種名 指数値 前月比(%) 寄与率(%) 主な品目名 □上昇した主な業種 102.9 10.3 輸送機械工業 95.2 4.2 26.4 駆動伝導操縦装置部品 繊維工業 64.4 3.5 14.5 麻綱・合成繊維綱、織物製外衣 金属製品工業 92.0 ▲ 16.3 ▲ 69.0 配管工事用附属品、鉄骨 パルプ・紙・紙加工品工業 95.4 ▲ 11.4 ▲ 45.6 コート紙、段ボール原紙 111.9 ▲ 5.6 はん用・生産用・業務用機械工業 122.0 印刷機械、医療用具 □低下した主な業種 非鉄金属工業 ▲ 27.8 電気金、電気銀 ※「寄与率」は、鉱工業総合指数の上昇または低下に対し、各業種のうちどの業種がどれだけ全体に影響を 与えたかを構成比で示したものである。 -2- (2) 雇用・労働情勢(「毎月勤労統計調査地方調査結果速報(平成27年11月分)」) (※賃金、労働時間及び雇用の動き 〔事業所規模5人以上〕 対前年比(前月比)は指数により算出) 平成27年11月の現金給与総額は、223,525円となり、前月比で0.7%の増、前年同月と比べ4.3%の減となった。 総実労働時間数は147.9時間で、前月比1.1%の減、前年同月比は1.9%の減であった。 常用雇用指数は97.8で、前月比1.0%増、前年同月比1.5%の増となった。 現金給与総額、総実労働時間、常用雇用指数の推移(事業所規模5人以上) (指数:平成22年=100) (千円) 現金給与総額 500 400 総実労働時間 (指数、時間) 常用雇用指数 180.0 150.9 147.9 300 200 100 160.0 140.0 236 224 120.0 97.8 96.4 100.0 0 80.0 11月 26年 12月 1月 27年 2月 3月 4月 5月 ○産業別動向(事業所規模 5人以上) 1 現金給与総額(±5%以上) 増加した主な産業 金額(円) 382,334 27.3 運輸業 ,郵便業 318,570 14.0 生活関連サービス業 ,娯楽業 178,330 7.0 金額(円) 253,989 ▲ 17.1 宿泊業 ,飲食サービス業 97,119 ▲ 10.8 286,140 ▲ 10.5 指数 製造業 学術研究 ,専門•技術サービス業 減少した主な産業 減少した主な産業 前年比(%) 89.4 9.0 105.4 5.8 指数 9月 10月 11月 時間 建設業 3 常用雇用指数(±5%以上) 増加した主な産業 8月 増加した主な産業 前年比(%) 学術研究 ,専門•技術サービス業 教育 ,学習支援業 7月 2 総実労働時間(±5%以上) 前年比(%) 情報通信業 減少した主な産業 6月 前年比(%) 該当なし -3- 前年比(%) 173.3 時間 5.2 前年比(%) 学術研究 ,専門•技術サービス業 139.7 ▲ 16.7 生活関連サービス業 ,娯楽業 138.6 ▲ 7.6 製造業 157.7 ▲ 6.7 (3) 物価動向(「消費者物価指数(平成27年11月分)」) 平成27年11月の秋田市消費者物価指数は103.1(平成22年=100)となり、前月比0.3%下落 前年同月と同水準。 また、全国の消費者物価指数は103.5となり、前月比は0.3%下落、前年同月比0.3%上昇。 (指数:平成22年=100) 110.0 109.0 108.0 107.0 106.0 105.0 104.0 103.0 102.0 101.0 100.0 99.0 98.0 消費者物価指数の推移 秋田市 全 国 103.5 103.2 103.2 11月 26年 103.1 12月 1月 27年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 10大費目指数の動き(平成22年=100):秋田市 食 料 生 鮮食 品を 除 く 総 合 持 ち 家 の帰 属 家 賃を 除 く 総 合 総 合 住 居 光 熱 ・ 家 具 ・ 被服及び 交通・ 保健医療 教 育 教養娯楽 諸 雑 費 水 道 家事用品 履 物 通 信 食料(酒類を 除く )及 び エ 生鮮食品 ネル ギ ーを 除 く 総 合 当月指数 前月 比(%) 103.1 -0.3 103.3 -0.2 104.1 -0.3 102.3 -0.1 104.6 -0.5 99.2 -2.6 99.4 0.1 107.2 -0.5 96.8 -1.6 110.1 1.4 100.9 -0.2 101.6 -0.4 107.3 0.0 100.5 -0.2 109.1 -0.3 前年同月比 (%) 0.0 -0.3 0.0 1.5 2.6 5.4 0.7 -10.6 1.7 2.9 0.3 -3.9 10.1 3.8 -0.2 ○総合指数の前年同月比に寄与した主な内訳 〔上昇〕 10大費目 中分類 前年同月比 寄与度 食 料 生鮮野菜 7.5 0.13 教 養 娯 楽 教養娯楽用耐久財 27.2 0.29 教 育 授業料等 13.8 0.22 〔下落〕 10大費目 中分類 前年同月比 寄与度 光 熱 ・ 水 道 他の光熱 ▲32.1 ▲0.76 交 通 ・ 通 信 自動車等関係費 ▲6.9 ▲0.64 ▲3.2 ▲0.08 諸 雑 費 他の諸雑費 ※寄与度とは、その費目が総合指数の変化率のうち何ポイント寄与したかを示すものである。 -4- (4) 景気動向 (「秋田県景気動向指数(平成27年11月分)」) 先行指数 91.6 前月を4.1ポイント下回り、2か月振りに下降した。 一致指数 105.1 前月を2.4ポイント下回り、4か月振りに下降した。 遅行指数 96.9 前月を0.4ポイント上回り、3か月振りに上昇した。 〈一致指数の基調判断〉 11月の景気動向指数は、「悪化」を示している。 一致指数のグラフ (平成22年=100) ○一致指数採用指標の前月比較 指 標 名 前月 今月 対前月増減 寄与度 有効求人倍率(倍) 1.10 1.10 0.00 -0.33 雇用保険受給者実人員(逆)(%) -8.1 -9.0 -0.90 0.12 所定外労働時間指数(22年=100) 76.3 72.2 -5.37% -0.73 鉱工業生産指数(22年=100) 98.7 97.7 -1.01% -0.21 209,877 209,830 -0.02% -0.02 105.3 105.0 -0.28% -0.05 2.2 -2.1 -4.30 -0.68 93.7 92.1 -1.71% -0.18 70 64 -8.57% -0.33 107.5 105.1 -2.4 大口電力使用量(千kwh) 生産財生産指数(22年=100) 百貨店・スーパー販売額(%) (旧大型小売店販売額) 投資財生産指数(22年=100) 建築着工床面積(千㎡) CI 一致指数(全体値) -5- 景況ダイジェスト(平成28年1月) 対 象 県 内 資料名 公表機関 対象期間等 公表日 県内金融経済概況 日本銀行秋田支店 平成28年1月25日公表 内 容 【概況】県内景気は、生産面に新興国経済の減速の影響が見られるものの、基調としては緩やか な回復を続けている。 体として増加している。個人消費は、全体としては堅調に推移している。 県内経済動向調査結果 [概況]県内経済は、個人消費は基調としては堅調に推移し、製造業は全体として横ばいの動きと 企業活性化・雇用緊急対策本部 なっており、雇用は高水準で推移している。 (産業政策課) 平成27年11月分 製 造 業: 車載向けやスマートフォン関連製品等の生産は堅調に推移しているものの、新興国 平成28年1月12日公表 経済の影響等から一部にやや弱含みの動きも見られ、全体としては横ばいの動きと なっている。 建 設 業: 公共投資は2か月振りに前年同月を上回っている。 小 売 業: 一部で天候による影響が見られるものの、基調としては堅調に推移している。 サービス 業: 一部にやや弱含みの動きが見られるものの、基調としては堅調に推移している。 [全業種]DI値を前月と比較すると、3か月前との業況比較は5.9から▲7.1、現在の資金繰りは ▲5.2から▲9.8、3か月先の業況見通しは、▲20.9から▲14.4となっている。 あきた経済 一般財団法人秋田経済研究所 平成27年11月分 平成28年1月号 【概況】県内経済は、一部に持ち直しの兆しがみられるが、総じて足踏み状態が続いている。 電子部品の生産は前年を下回っているものの、機械金属に持ち直しの兆しが見られるほか、木 材は普通合板で減産の動きが緩和しつつある。また、建築は、公共工事が減少傾向で推移し、住 宅着工も前年を下回った。個人消費は横ばい圏内の動き。一方、雇用情勢は、改善の動きが続い ている。 HOKUTO経済調査レポート 北都銀行 くらしと経営の相談所 平成28年1月,2月合併号 [県内経済概況]緩やかな持ち直し傾向ながら、依然足踏み感が色濃く見られる県内経済 最近の県内経済は、個人消費は一部に持ち直しの動きが見られるものの、依然として回復感に は乏しく、足元の住宅投資や公共投資は減少基調にある。この間、雇用情勢は有効求人倍率が過 去最高水準で推移するなど改善の動きが続いているものの、生産活動は主力の電子部品が高水準 ながら、全体としては一進一退の動きが続くなど、県内経済は緩やかな持ち直し基調ながら、依 然足踏み感が色濃く見られる。 秋田県内の一般職業 紹介状況について 秋田労働局職業安定部 平成27年11月分 平成27年12月25日公表 [概況]平成27年11月の一般職業紹介状況を見ると、有効求人倍率(季節調整値)は1.10倍とな り、前月と同水準となった。(全国平均1.25倍、前月比0.01ポイント上昇) 有効求人数(季節調整値)は前月比0.1%増加、有効求職者数(同)は0.2%増加した。 雇用保険受給者実人員は、前年同月に比べ9.0%減少となり、同比30か月連続で減少した。 県内の雇用失業情勢は、改善の動きが続いている。 ① 新規求人数は7,071人、前年同月比0.8%(56人)増加。同比7か月連続で増加した。 ② 有効求人数は20,946人、前年同月比6.2%(1,226人)増加。同比23か月連続で増加した。 ③ 新規求職者数は4,634人、前年同月比2.5%(118人)減少。同比28か月連続で減少した。 ④ 有効求職者数は17,984人、前年同月比5.7%(1,087人)減少。同比71か月連続で減少した。 (負債額1,000万円以上の企業倒産) 秋田県企業倒産状況 倒産件数 4件 (株)東京商工リサーチ秋田支店 前年同月比 +33.33% 平成27年12月度 前年同月 3件 平成28年1月6日公表 件数は一桁台が続き、負債額も前年同月比で半減となる 負債総額 4億5,800万円 -55.79% 10億3,600万円 情報収集結果 秋田県中小企業団体中央会 平成27年12月分 平成28年1月13日公表 秋田県内の公共工事動向 東日本建設業保証株式会社 秋田支店 平成27年12月分 平成28年1月13日公表 県 内 業界全体 製造業 非製造業 売上高 収益状況 11月分DI -13.7 3.1 -25.0 -23.7 -25.0 12月分DI -18.7 -3.1 -29.2 -21.3 -18.8 比較増減 -5.0 -6.2 -4.2 2.4 6.2 (金額単位:百万円) 対前年度増減率 件数17.1%減、請負金額11.1%増 平成26年12月 平成27年12月 対前年度伸率(%) 発注者 区分 件数 請負金額 件数 請負金額 件数 請負金額 国 5 252 5 243 0.0 -3.6 独立行政法人等 1 2 2 89 100.0 3,205.6 県 56 923 64 1,836 14.3 98.8 市町村 66 1,272 34 558 -48.5 -56.1 地方公社 0 0 0 0 その他※ 1 106 2 114 100.0 7.9 合 計 129 2,557 107 2,842 -17.1 11.1 [業界判断指数]単位:%P ※「その他」発注者:国、独立行政法人等、地方公共団体を除く国土交通大臣が指定する指定公共工事発注者 県内経済情勢報告 財務省東北財務局 秋田財務事務所 平成28年1月28日公表 項 目 総括判断 内容 県内経済は、一部に弱さが残るものの、緩やかな持ち直しの動きが見られる 個人消費 住宅建設 設備投資 公共事業 生産活動 企業収益 秋田県内全国企業短期経済観測調査結果 日本銀行秋田支店 2015年12月調査 平成27年12月14日公表 管内の経済動向 東北経済産業局 平成27年11月分 平成28年1月14日公表 東 北 管内経済情勢報告 財務省東北財務局 平成28年1月28日公表 緩やかな持ち直しの動きが見られる 前年を下回っている 27年度は減少見通し 前年度を下回っている 弱い動きとなっている 27年度は増益見通し 企業の景況感 「下降」超に転じている 雇用情勢 緩やかに改善している 2015年 2015年 単位:%ポイント 9月 12月 0 0 全 産 業 製 造 業 2 -4 非製造業 -1 2 変化幅 0 -6 3 2016年 3月(予測) -4 0 -6 変化幅 -4 4 -8 全体の動向:緩やかな持ち直し傾向にあるものの、一部に弱い動きが見られる。 鉱工業生産:生産は弱含みで推移している。 個人消費:緩やかな持ち直しの動きが見られる。 住宅着工:新設住宅着工戸数は、被災地を中心に復興需要に支えられているものの、前年を下 回った。 公共投資:公共工事請負金額は、引き続き高水準であるものの、前年を下回った。 設備投資:設備投資は、緩やかに持ち直している。 雇用:新規求人倍率、有効求人倍率ともに高い水準となっており、改善の動きが続いている。 企業倒産:倒産件数は、小康状態が続いている。 項 目 総括判断 内容 管内経済は、一部に弱さが見られるものの、回復しつつある 個人消費 住宅建設 設備投資 公共事業 生産活動 企業収益 月例経済報告 内閣府 平成28年1月 平成28年1月20日公表 全 国 企業短期経済観測調査結果 日本銀行調査統計局 10月調査分 平成27年12月14日公表 回復しつつある 前年を下回っている 27年度は増加見通し 高水準となっている 弱含んでいる 27年度は減益見通し 企業の景況感 「下降」超に転じている 雇用情勢 改善している 景気は、このところ一部に弱さも見られるが、緩やかな回復基調が続いている。 ・個人消費は、総じてみれば底堅い動きとなっている。 ・設備投資は、おおむね横ばいとなっている。 ・輸出は、弱含んでいる。 ・生産は、このところ横ばいとなっている。 ・企業収益は、改善している。企業の業況判断は、一部に慎重さが見られるものの、おおむね横 ばいとなっている。 ・雇用情勢は、改善している。 ・消費者物価は、緩やかに上昇している。 先行きについては、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やか な回復に向かうことが期待される。ただし、アメリカの金融政策の正常化が進むなか、中国を始 めとするアジア新興国等の景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクがある。こうし たなかで、金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。 [業況判断DI] 単位:%ポイント 2015 / 9月 2015 / 12月 変化幅 <大企業> 製造業 非製造業 12 25 12 25 0 0 <中小企業> 製造業 非製造業 0 3 0 5 0 2 全規模合計 全産業 8 9 1
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