月 例 統 計 報 告 （平成26年11月） 平成26年11月28日 企 画 振 興 部 １ 秋田県の人口（秋田県の人口と世帯（月報）（平成26年11月1日現在）） ・・・・・・・・・・ 1 本県の総人口は、1,036,108人（男 485,629人 女 550,479人） 前月に比べ、753人（0.07%）減少した。 自然動態 710人の減少（出生者 577人 死亡者 1,287人） 社会動態 43人の減少（県内への転入者 909人 県外への転出者 952人） この１年間では、13,489人(1.29%)の減少となる。 ２ 秋田県経済の動き (1) 製造業の生産動向（鉱工業生産指数月報（平成26年9月分）） ・・・・・・・・・・ 2 秋田県鉱工業生産指数（平成22年=100） 季節調整済指数 103.4 ： 原指数 102.7 ： 前月比 3.7％上昇（3か月連続の上昇） 前年同月比 7.7％上昇（13か月連続の上昇） 全国の鉱工業生産指数（平成22年=100） 季節調整済指数 98.0 ： 前月比 2.9％上昇 (2) 雇用･労働情勢（毎月勤労統計調査速報（平成26年9月分）） 賃金､労働時間及び雇用の動き 〔事業所規模5人以上〕 ・・・・・・・・・・・・ 対前年比（前月比）は指数により算出 現金給与総額 226,706円 ： 前月比 6.0％減、前年同月比 5.4％増 総実労働時間 152.1時間 ： 前月比 常用雇用指数 3 2.4％増、前年同月比 2.5％増 95.7 (平成22年=100) ： 前月比 0.1％減 前年同月比 0.9％減 (3) 物価動向（消費者物価指数（平成26年9月分）） ・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ・・・・・・・・・・・・・・・ 5 秋田市消費者物価指数 103.9（平成22年＝100） 前月と同水準、前年同月比3.5％上昇 全国の消費者物価指数 103.9（平成22年＝100） 前月比0.2％上昇、前年同月比3.2％上昇 (4) 景気動向（景気動向指数（平成26年9月分）） 先行指数 100.6 前月を7.3ﾎﾟｲﾝﾄ上回り、3か月振りに上昇 一致指数 110.1 前月を0.7ﾎﾟｲﾝﾄ上回り、6か月振りに上昇 遅行指数 111.4 前月を8.4ﾎﾟｲﾝﾄ下回り、2か月振りに下降 9月の景気動向指数は、「足踏み」を示している。 １ 秋田県の人口（「秋田県の人口と世帯（月報）（平成26年11月1日現在）」） １． 平成26年11月1日現在の本県の総人口は、1,036,108人（男 485,629人 女 550,479人） で、前月に比べ753人（0.07%） 減少した。 自然動態 710人の減少（出生者 577人 死亡者 1,287人） 社会動態 43人の減少（県内への転入者 909人 県外への転出者 952人） ２． この１年間では、13,489人(1.29%)の減少となる。 自然動態 8,919人の減少（出生者 6,057人 死亡者 14,976人） 社会動態 4,570人の減少（県内への転入者 13,327人 県外への転出者 17,897人） ３． 世帯数は393,514世帯で、前月に比べ55世帯増加した。 総人口 世帯数 （千人） 1080 （千世帯） 400 H25.4.1 1,053,652人 H25.10.1 1,050,132人 1060 総 H26.4.1 1,040,764人 H26.10.1 1,036,861人 398 1040 396 1020 394 世 帯 人 数 口 1000 392 980 390 960 0 3880 H24 H25 12月 1月 ４月 ７月 10月 H26 1月 ４月 ７月 10月 ○自然動態と社会動態の推移 年 月 H25.10.1 ～ H26.9.30 Ｈ２５． １１月 １２月 Ｈ２６． １月 ２月 ３月 ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 １０月 累計(過去1年間) 出生 （人） 6,077 471 521 519 401 471 501 513 504 553 496 530 577 自 然 動 態 死亡 自然増減 （人） （人） 14,862 -8,785 1,286 -815 1,283 -762 1,512 -993 1,193 -792 1,406 -935 1,286 -785 1,238 -725 1,176 -672 1,059 -506 1,083 -587 1,167 -637 1,287 -710 転入 （人） 13,440 633 679 639 620 2,438 2,760 810 793 1,089 1,005 952 909 社 会 動 態 人口増減 転出 社会増減 ＝自然増減 ＋社会増減 （人） （人） 17,926 -4,486 -13,271 782 -149 -964 897 -218 -980 799 -160 -1,153 962 -342 -1,134 6,105 -3,667 -4,602 2,096 664 -121 962 -152 -877 919 -126 -798 1,187 -98 -604 1,145 -140 -727 1,091 -139 -776 952 -43 -753 6,057 14,976 -8,919 13,327 17,897 -4,570 -13,489 597 1,173 -576 1,022 981 41 -535 （参考） H25. 10月 一か月間 -1- ２ 秋田県経済の動き (1)製造業の生産動向（「秋田県鉱工業生産指数月報（平成26年9月分）」） 平成26年9月の秋田県鉱工業生産指数は､季節調整済指数が103.4で前月比3.7%上昇し、 3か月連続の上昇となった。また、原指数は102.7で前年同月比7.7%上昇し、13か月連続の上昇 となった。 なお、全国の季節調整済指数は98.0で前月比2.9%の上昇となり、東北は96.7で前月比3.0% の上昇となった。 鉱工業生産指数の推移 （季節調整済指数 平成22年=100.0） 115 110 105 100 95 90 85 80 9 11 1 3 5 7 9 11 23年 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 25年 24年 秋田 東北 9 26年 全国 ○主な増減要因（対前月） 業種名 指数値 前月比(%) 寄与率(%) 主な品目名 □上昇した主な業種 その他工業 202.6 19.2 64.9 パッキン類 食料品工業 132.2 31.4 53.5 清酒、焼酎 金属製品工業 104.8 28.3 24.1 配管工事用附属品、鉄骨 113.9 ▲ 8.4 鉄鋼業 81.9 ▲ 15.4 ▲ 9.2 鋳鋼品特殊鋼、鋳鋼品普通鋼 原油・天然ガス鉱業 80.2 ▲ 11.2 ▲ 4.1 原油、天然ガス □低下した主な業種 はん用・生産用・業務用機械工業 ▲ 35.7 自動改札機・自動入場機、合板機械 ※「寄与率」は、鉱工業総合指数の上昇または低下に対し、各業種のうちどの業種がどれだけ全体に影響を 与えたかを構成比で示したものである。 -2- (2) 雇用･労働情勢（「毎月勤労統計調査地方調査結果速報（平成26年9月分）」） （※賃金､労働時間及び雇用の動き 〔事業所規模5人以上〕 対前年比（前月比）は指数により算出） 平成26年9月の現金給与総額は、226,706円となり､前月比6.0％の減、前年同月と比べ5.4％の増となっ た。また、総実労働時間は152.1時間で、前月比2.4％増、前年同月と比べると、2.5％の増となり、常用雇用指 数は95.7で、前月比0.1％の減、前年同月比0.9％減となった。 現金給与総額、総実労働時間、常用雇用指数の推移（事業所規模５人以上） 現金給与総額 500 400 （指数、時間） （指数：平成22年＝100） （千円） 総実労働時間 常用雇用指数 180.0 152.1 148.4 160.0 140.0 300 215 227 200 100 96.6 95.7 120.0 100.0 80.0 0 9月 25年 10月 11月 12月 1月 26年 2月 ３月 ○産業別動向（事業所規模 5人以上） 1 現金給与総額（±5％以上） 増加した主な産業 金額（円） 前年比（％） 運輸業、郵便業 276,312 18.8 金融業、保険業 328,506 16.8 建設業 246,092 9.1 4月 5月 学術研究、専門・技術サービス業 減少した主な産業 金額（円） 前年比（％） 279,987 ▲ 9.1 3 常用雇用指数（±5％以上） 増加した主な産業 指数 前年比（％） 該当なし 減少した主な産業 情報通信業 学術研究、専門・技術サービス業 宿泊業、飲食サービス業 指数 79.2 93.6 91.0 7月 8月 9月 2 総実労働時間（±5％以上） 増加した主な産業 時間 前年比（％） 金融業、保険業 155.1 7.3 該当なし 減少した主な産業 6月 前年比（％） ▲ 17.4 ▲ 7.1 ▲ 6.6 -3- 時間 前年比（％） (3) 物価動向(｢消費者物価指数（平成26年9月分）｣) 平成26年9月の秋田市消費者物価指数は103.9(平成22年＝100)となり、前月と同水準 前年同月 比は3.5％上昇となった。 また、全国の消費者物価指数は103.9となり、前月比0.2％上昇、前年同月比3.2％上昇となった。 （指数：平成22年=100） 110.0 109.0 108.0 107.0 106.0 105.0 104.0 103.0 102.0 101.0 100.0 99.0 98.0 消費者物価指数の推移 秋田市 全 国 103.9 103.9 100.6 100.4 9月 25年 10月 11月 12月 1月 26年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10大費目指数の動き（平成22年=100）：秋田市 食 料 総 合 食 料 及 び 生 鮮 食 品を 帰 属 家 賃を エ ネ ルギ ーを 除 く 総 合除 く 総 合 除 く 総 合 住 居 光 熱 ・ 家 具 ・ 被服及び 交通・ 教養娯 教 育 諸 雑費 保健医療 水 道 家事用品 履 物 通 信 楽 生鮮食 品 当月指数 103.9 103.8 104.9 100.7 103.6 103.9 98.7 121.6 前月 比(%) 0.0 -0.2 0.0 -0.3 1.0 3.4 0.0 前年同月比 (%) 3.5 3.4 4.2 2.5 5.0 5.0 0.1 94.3 104.3 100.8 106.1 -0.3 0.6 3.9 0.2 -1.3 0.0 -2.1 0.4 5.4 6.0 3.2 1.7 2.2 1.7 5.7 3.6 ○総合指数の前年同月比に寄与した主な内訳 〔上昇〕 １０大費目 中分類 前年同月比 寄与度 食 料 外食 5.1 0.26 教 養 娯 楽 教養娯楽サービス 4.4 0.28 光 熱・水 道 他の光熱 9.5 0.22 〔下落〕 な し ※寄与度とは、その費目が総合指数の変化率のうち何ポイント寄与したかを示すものである。 -4- 97.4 98.6 109.3 (4) 景気動向 （「秋田県景気動向指数（平成26年9月分）」） 先行指数 100.6 前月を7.3ﾎﾟｲﾝﾄ上回り、3か月振りに上昇した。 一致指数 110.1 前月を0.7ﾎﾟｲﾝﾄ上回り、6か月振りに上昇した。 遅行指数 111.4 前月を8.4ﾎﾟｲﾝﾄ下回り、2か月振りに下降した。 〈一致指数の基調判断〉 9月の景気動向指数は、「足踏み」を示している。 一致指数のグラフ （平成22年＝100） ○一致指数採用指標の前月比較 指 標 前月 名 有効求人倍率（倍） 今月 対前月増減 寄与度 0.92 0.89 -0.03 -1.30 -16.4 -13.7 2.70 -0.33 所定外労働時間指数（22年＝100） 85.4 92.5 8.31％ 0.77 鉱工業生産指数（22年＝100） 99.7 103.4 3.71％ 0.70 213,951 208,393 -2.60％ -0.65 98.9 106.1 7.28％ 1.07 1.6 -1.7 -3.30 -0.52 投資財生産指数（22年＝100） 106.6 105.0 -1.50％ -0.15 鋼材受注量（ｔ） 4,137 7,077 71.07％ 1.13 109.4 110.1 0.7 雇用保険受給者実人員（逆）（前年同月比・％） 大口電力使用量（千kwh） 生産財生産指数（22年＝100） 大型小売店販売額（前年同月比・％） ＣＩ 一致指数（全体値） -5- 景況ダイジェスト（平成26年11月） 対 象 県 内 資料名 公表機関 対象期間等 公表日 内 容 県内金融経済概況 日本銀行秋田支店 平成26年11月13日公表 【概況】県内景気は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が一部にみられているが、基 調としては緩やかな回復を続けている。先行きについては、消費税率引き上げの影響や、雇用・ 所得環境、海外経済の動向等について、注意深くみていく必要がある。 ・生産は、緩やかに増加している。 ・需要面をみると、公共投資は高水準で推移している。住宅投資は駆け込み需要の反動減が続いてい る。設備投資は、2014年度は、2年連続で増加する計画となっている(2014年9月短観)。個人消費は基調 としては堅調に推移している。 ・雇用・所得環境は、緩やかに改善している。 ・消費者物価指数（生鮮食品を除く総合）は、前年を上回って推移している。 県内経済動向調査結果 [概況]県内経済は、個人消費は基調としては堅調に推移し、製造業は生産の回復が続いており、 企業活性化・雇用緊急対策本部 雇用も高水準で推移している。 （産業政策課） 製 造 業： 一部にやや弱含みの動きが見られるものの、電気機械などを中心に生産回復が続い 平成26年9月分 ている。生産額・受注額はそれぞれ前年同月比4.2％増、6.6％増となった。3か月 先の業況見通しＤＩは、▲1.2から▲2.4となった。 平成26年11月17日公表 建 設 業： 公共投資は前年同月を下回っている。受注額、完工高はそれぞれ前年同月比24.1％ 減、11.1％減となった。3か月先の業況見通しＤＩは、前月に続き▲6.3となった。 小 売 業： 基調としては堅調に推移している。売上高は前年同月比1.0％増となった。3か月先 の業況見通しＤＩは前月に続き▲24.0となった。 ｻｰﾋﾞｽ 業： 一部にやや弱含みの動きがみられるものの、基調としては底堅く推移している。売 上高は前年同月比2.1％減となった。3か月先の業況見通しＤＩは、▲10.3から0.0 となった。 ［全業種］ＤＩ値を前月と比較すると､3か月前との業況比較は前月に続き▲0.6、現在の資金繰 りは▲5.3から▲10.5、3か月先の業況見通しは、▲7.2から▲5.9となっている。 あきた経済 一般財団法人秋田経済研究所 平成26年9月分 平成26年11月号 【概況】県内経済は、緩やかな回復の動きが足踏みしている。 電子部品は高水準の生産が続いているが、機械金属は前年を下回り、木材も普通合板で減産の 動きが続いている。また、建設は、公共工事は堅調に推移しているが、住宅着工は消費増税に伴 う駆け込み需要の反動減が続いている。個人消費は、やや弱い動きとなっている。雇用情勢は、 緩やかな改善が続いている。 HOKUTO経済調査レポート 北都銀行 くらしと経営の相談所 平成26年11月号 [県内経済概況]緩やかな持ち直しの動きが引き続き足踏みする県内経済 最近の県内経済は、公共投資が堅調な水準を維持する一方で、消費税増税の影響は緩和しつつ あるものの、依然として住宅投資の落ち込みや個人消費の弱さが続いています。この間、雇用情 勢が引き続き改善基調ながら、足元の生産活動は主力の電子部品が回復傾向を持続しているもの の、全体としては需要面の弱さを映じて一進一退の状況にあるなど、県内経済は緩やかな持ち直 しの動きが引き続き足踏みしています。 秋田県内の一般職業 紹介状況について 秋田労働局職業安定部 平成26年9月分 平成26年10月31日公表 [概況]平成26年9月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率（季節調整値）は0.89倍とな り、前月を0.03ポイント下回った。（全国平均1.09倍、前月比0.01ポイント低下） 有効求人数（季節調整値）は前月に比べて3.2％減少、有効求職者数（同）は0.3％減少した。 雇用保険受給者実人員は、前年同月に比べ13.7％減少となり、同比16か月連続で減少した。 県内の雇用失業情勢は、厳しさが残るものの、改善の動きが続いている。 ① ② ③ ④ 新規求人数は8,722人、前年同月比14.0％（1,072人）増加。同比6か月連続で増加した。 有効求人数は20,235人、前年同月比8.5％（1,591人）増加。同比9か月連続で増加した。 新規求職者数は5,434人、前年同月比6.0％（344人）減少。同比14か月連続で減少した。 有効求職者数は20,063人、前年同月比11.1％（2,517人）減少。同比57か月連続で減少した。 （負債額1,000万円以上の企業倒産） 秋田県企業倒産状況 倒産件数 3件 (株)東京商工リサーチ秋田支店 ▲50.00％ 前年同月比 平成26年10月度 前年同月 6件 平成26年11月5日発行 件数、負債額共に前年同月比で半減以下となる。 負債総額 1億7,200万円 ▲80.80％ 8億9,600万円 情報収集結果 秋田県中小企業団体中央会 平成26年10月分 平成26年11月12日公表 秋田県内の公共工事動向 東日本建設業保証株式会社 秋田支店 平成26年10月分 平成26年11月12日公表 県 内 東 北 全 国 業界全体 製造業 非製造業 売上高 収益状況 9月分ＤＩ -31.2 -40.6 -25.0 -26.3 -33.7 -20.8 -17.5 -25.0 10月分ＤＩ -23.7 -28.1 比較増減 7.5 12.5 4.2 8.8 8.7 (金額単位:百万円) 対前年度増減率 件数22.5％減、請負金額30.1％減 平成26年10月 平成25年10月 対前年度伸率(%) 発注者 区分 件数 請負金額 件数 請負金額 件数 請負金額 国 10 795 46 4,123 -78.3 -80.7 独立行政法人等 1 18 2 71 -50.0 -73.7 県 146 4,650 203 5,956 -28.1 -21.9 市町村 132 3,820 121 3,045 9.1 25.5 0 0 0 0 地方公社 0 0 1 90 その他※ 13,286 合 計 289 9,284 373 -22.5 -30.1 [業界判断指数]単位：％Ｐ ※「その他」発注者：国、独立行政法人等、地方公共団体を除く国土交通大臣が指定する指定公共工事発注者 県内経済情勢報告 財務省東北財務局 秋田財務事務所 平成26年7月～9月期 項 目 内容 総括判断 県内経済は、一部に弱さがみられるものの、持ち直している。 平成26年10月公表 個人消費 一部に弱さがみられるものの、持ち直している。 ※四半期公表 住宅建設 設備投資 公共事業 生産活動 企業収益 前年を下回っている 26年度は増加見通し 前年度を上回って推移している 緩やかに持ち直している 26年度は増益見通し 企業の景況感 「上昇」超に転じている 雇用情勢 緩やかに持ち直している 秋田県内企業短期経済観測調査結果 2014年 2014年 2014年 日本銀行秋田支店 単位：％ポイント 6月 9月 変化幅 12月(予測) 変化幅 9月調査分 7 -3 4 0 全 産 業 4 平成26年10月1日公表 製 造 業 0 6 -2 4 4 ※四半期公表 非製造業 8 -3 4 -1 5 管内の経済動向 全体の動向：緩やかな持ち直し傾向にあるものの、一部に弱い動きがみられる。 東北経済産業局 平成26年9月分 鉱工業生産：生産は弱含みで推移している。 平成26年11月12日公表 個人消費：持ち直し傾向にあるものの、一部に弱さがみられる。 住宅着工：新設住宅着工戸数は、復興需要による下支えがあるものの、持家、貸家が減少したことから 前年を下回った。 公共投資：公共工事請負金額は、前年同月を下回ったものの、引き続き高水準で推移している。 設備投資：設備投資は、緩やかに持ち直している。 雇用：新規求人倍率、有効求人倍率ともに高い水準となっており、改善の動きが続いている。 企業倒産：倒産件数は、小康状態が続いている。 管内経済情勢報告 項 目 内容 財務省東北財務局 総括判断 管内経済は、一部に弱さがみられるものの、回復しつつある。 平成26年7月～9月期 平成26年10月公表 個人消費 一部に弱さがみられるものの、回復しつつある ※四半期公表 住宅建設 前年を下回っている 設備投資 26年度は増加見通し 公共事業 前年度を上回る高水準となっている 生産活動 おおむね横ばいとなっている 企業収益 26年度は増益見通し 企業の景況感 「上昇」超に転じている 雇用情勢 改善している 景気は、個人消費などに弱さがみられるが、緩やかな回復基調が続いている。 月例経済報告 ・個人消費は、持ち直しの動きが続いているものの、このところ足踏みがみられる。 内閣府 ・設備投資は、増加傾向にあるものの、このところ弱い動きもみられる。 平成26年11月 ・輸出は、横ばいとなっている。 ・生産は、このところ減少している。 平成26年11月25日公表 ・企業収益は、全体としては改善に足踏みがみられるが、大企業ではこのところ改善の動きもみられ る。企業の業況判断は、大企業製造業ではやや改善しているが、全体としては慎重さがみられる。 ・雇用情勢は、有効求人倍率の上昇には一服感がみられるものの、改善傾向にある。 ・消費者物価は、このところ横ばいとなっている。 先行きについては、当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効 果もあって、緩やかに回復していくことが期待される。ただし、消費者マインドの低下や海外景気の下 振れなど、我が国の景気を下押しするリスクに留意する必要がある。 企業短期経済観測調査結果 日本銀行調査統計局 9月調査分 平成26年10月1日 ※四半期公表 [業況判断ＤＩ] 単位：％ポイント 2014 / 6月 2014 / 9月 変化幅 <大企業> 製造業 非製造業 12 19 13 13 1 -6 <中小企業> 製造業 非製造業 1 2 -1 0 -2 -2 全規模合計 全産業 7 4 -3
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