報道関係者各位たなべ営業室室長古久保宏幸富山大学地域連携推進機構と田辺市との人材育成の連携に関する覚書締結富山大学地域連携推進機構（機構長：鈴木基史）と田辺市（市長：真砂充敏）では、この度、人材育成の連携に関する覚書を締結いたします。田辺市では、世界遺産登録 10 周年や合併 10 周年など大きな節目を迎えるのを機に、平成 26 年４月より、「交流人口の増加」と「地域経済の活性化」を目指した「価値創造プロジェクト」を推進してまいりました。こうした中で、地域を担う人材育成の重要性を認識し、地域づくりに関する実践的で先進的なノウハウを持つ富山大学地域連携推進機構と人材育成の連携に関する覚書を締結し、地域課題解決の担い手育成、地域イノベーションの創出に向けた取組を展開することとなりました。つきましては、下記のとおり、締結式を執り行うこととなりましたので、報道方よろしくお願いいたします。記名称「富山大学地域連携推進機構と田辺市との人材育成の連携に関する覚書」締結式日時平成 28 年１月 29 日（金）10:00～ ※締結式終了後、共同記者会見並びにプレスリリースを行います。会場富山大学（富山県富山市五福 3190）市側出席者副市長池田正弘企画部長松川靖弘田辺市企画部たなべ営業室担当：古久保、鍋屋〒646-8545 田辺市新屋敷町１番地 TEL0739-33-7714 FAX0739-22-5310 e-mail：[email protected] １．背景田辺市では、富山大学地域連携推進機構教授である金岡省吾氏の助言・指導を仰ぐとともに、価値創造プロジェクト検討委員会委員長として取りまとめ頂く中で、「戦略ビジョン・戦略プラン」を策定してまいりました。（田辺市 10 回、富山県７回、その他２回）こうした策定経過の中で、地域づくりを一過性のものではなく、持続性の高いものとするためには、地域課題をビジネスの手法で解決していくことの重要性を認識し、金岡省吾教授からそのノウハウを学ぶとともに、金岡省吾教授が手掛ける「魚津三太郎塾」や「たかおか共創ビジネス研究所」などを参考にしながら田辺市において人材育成事業の企画立案を行っているところであります。しかし、こうした人材育成事業を実践していくためには、今後も金岡省吾教授からの助言・指導が不可欠であるとともに、富山大学との更なる連携深化が必要であることから、この度、「人材育成の連携に関する覚書」の締結に至りました。２．今後の展開富山大学が展開する地域づくりは、産学官金連携により、地域人材を育成しつつ、地域プロジェクトの立案・稼働を行うことができる地域システムを形成する手法であり、こうした取組を実践するためには、田辺市職員の育成は不可欠であるため、覚書締結後、田辺市職員を富山大学に派遣し（非常勤）、ノウハウを習得させることで、事業推進に向けて共同研究活動を展開いたします。また、金岡省吾教授より、助言・指導を仰ぎながらカリキュラムを構築するとともに、その運営にあたっても、数回にわたり、講義や指導を行うことで、受講生にノウハウを習得させ、最終的に受講生自らがビジネスプランを立案する人材育成事業を実施いたします。